★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援と共育(草の根国際交流)活動を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピースアドボケイト(平和の推進者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回実施程度しています(2020~2021年度はオンラインで実施)。サポーター、スタディーツアー参加者募集中です! お問い合わせください。★世界の子どもたちを元気にしよう!★


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、5月21日(午後4時~)に行われる予定の「ENCHILD日比オンライン交流会」について、改めてご案内いたします。

 オンライン交流会。
 この2年は、オンライン交流会で始まり、オンライン交流会でつながれた期間であったとも言えます。
 まだしばらくはオンラインによる活動が続きそうですし、新型コロナ感染症パンデミック終息後も、オンラインを活用した活動は継続されるものと考えています。それだけ日常にオンラインによる取り組みが定着した感がありますね。

 さて、同イベントは、環境や手段はオンラインですが、 中身は「国境を超えた人と人との交流」です。

 今回行われる日比オンライン交流会には、フィリピン側からはエンチャイルド奨学生の代表数人(エンチャイルド・ユースのメンバー)と現地のリーダーが参加します。日本側は支援者のかたはもちろん、国際交流に関心のあるかたであれば、どなたでもご参加いただけます。

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3月31日オンライン_220401_10
オンライン交流会、こんな感じです

 予定している時間は1時間ほどですが、延びても90分以内の終了を厳守いたしますので、安心してご参加ください。途中の退出も構いません。

 内容としては、最初に2021年のエンチャイルドの活動をまとめた4分ほどの映像作品(必見です!)の視聴し、日比代表者のあいさつ後、エンチャイルド奨学生たちにスピーチの発表をしてもらいます。

 スピーチのテーマは基本的に自由ですが、例えば「コロナ禍の体験と私たちの未来」といった切り口で話してもらえればと伝えてあります。ぜひ楽しみにしてください。

 日本の参加者の皆さんには、スピーチへの感想や奨学生への激励メッセージなど、お話ししていただければと思っています。

 新年度、最初のオンライン・イベント、奮ってご参加ください。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報いただけるとうれしいです。
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2022年度最初の日比オンライン交流会に参加しよう!

 5月21日(土)午後4時から「ENCHILD日比オンライン交流会」を開催いたします。2022年度最初の日比交流会です。フィリピンのエンチャイルド奨学生、現地スタッフとの交流の時間となります。
 
 どなたでもご参加いただけます。参加ご希望のかたは、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)まで、ご一報ください。

日比オンライン交流会案内

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ENCHILD


  



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日の続きで、成熟した人格について考えてみたいと思います。
 
 皆さんはどんな人間になりたいと考えていらっしゃるでしょうか。
 まあ、それは実際のところそれぞれでしょうけれど、この人間性、最高の人格について追求したのが米国のアブラハム・マズロー(1908~1970)という心理学者です。

 当時、心理学と言えば、精神分析でした。無意識とか過去のトラウマとか…を主に扱っていました。
 それに対抗する心理学として登場したのが行動主義心理学です。行動の予測と統制を研究の目標と考える心理学です。それに対して、マズローが構築した心理学は人間性心理学と呼ばれるものです。人間の内面の魅力を扱う心理学です。

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 マズローは「最高の人格」(自己実現をしている人間)の特徴として15項目を挙げています。
 以前も紹介したことがありますが、マズローの著書『動機付けと人格』(邦訳は『人間性の心理学』)から改めて引用します。

<1>現実をあるがままに認識できる。
<2>自己や他者、自然をあるがままに受容することができる。
<3>自発性、自然な心の動きに従って生きている。
<4>自分にあまり関心がない。問題中心である。我を忘れて大切な何かに取り組んでいる。
<5>孤独とプライバシーを好む。一人になって自分を見つめる時間を必要としている。
<6>自分が属している文化や集団から独立している。常識に染まり切っていない。
<7>毎日が日々新鮮な感覚に富んでいる。
<8>神秘体験や至高体験をしばしば体験している。白い光に包まれたりする神秘体験や、この上ない喜びに包まれる至高体験をほぼ毎日のように体験している。
<9>他者との深い結びつきを持っている。
<10>深い本質的な人とのつながりを持っている。
<11>民主的な人格構造を持っている。
<12>手段のために目的を犠牲にしていない。遠い未来、例えば10年後の目標のために今を犠牲にすることなく、一瞬一瞬を大切に現在充足的な生き方をしている。
<13>敵意のない人を傷つけないようなユーモアをよく使う。
<14>創造性がある。
<15>自分が属している特定の文化を超えている。慣習を超えたところで生きている。


 さらに、晩年の著作『人間性の最高価値』では、次のような13の特徴を挙げています。

(1)正義をもたらすことを喜ぶ。
(2)名声や栄誉を求めない。
(3)他者から愛されることを必要としない。
(4)現実離れしていない。
(5)現実的な成功を求める。
(6)世界をあるがままに愛し、その改善に努める。
(7)人間も自然も社会も改良できると信じている。
(8)子どもが好きである。
(9)子どもの成長に喜んで協力する。
(10)自分が幸運であることに感謝している。
(11)神秘的な体験や未知のものへの挑戦に魅せられている。
(12)すべての人が自分の可能性を最高に伸ばすチャンスを持つべきだと信じている。
(13)若者の自己実現に喜んで力を貸す。


 いかがでしょうか。
 皆さんは、いくつ当てはまりますか。

 どんな大人になりたいのか。
 どんな人間になりたいのか。
 どんな自分を実現したいのか。

 『人間性の最高価値』からマズローの言葉を引用します。

 自己実現しつつある人々は、一人の例外もなく、自分の外にある目標、すなわち自分自身以外の何かに従事している。彼らは何事か(中略)お召し、あるいは天職と言われるものに専念している。彼らは、運命が呼びかけてくるところに従って働き、働くものが愛するものになるので、彼らにおいては労働と喜びの二分法は消滅している。ある人は生涯を法律に捧げている。また、ある人は正義に捧げている。さらにまたある人は、美や真理に捧げている。

★注:青文字部分の引用元は、いずれも『「本当の大人」になるための心理学』(諸富祥彦 著/集英社新書)

 山歩にとっては、「エンチャイルド」が天職(魂のミッション、人生の使命)の一つだと思っています。
 あなたの天職は何ですか?

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2022年度最初の日比オンライン交流会に参加しよう!

 5月21日(土)午後4時から「ENCHILD日比オンライン交流会」を開催いたします。2022年度最初の日比交流会です。フィリピンのエンチャイルド奨学生、現地スタッフとの交流の時間となります。
 
 どなたでもご参加いただけます。参加ご希望のかたは、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)まで、ご一報ください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 皆さんは人生という時計の真ん中、「正午(中年期)」は何歳だと考えますか?

 カール・グスタフ・ユング(1875~1961)というスイスの著名な精神科医であり心理学者の氏によれば、「人生の正午」は40歳前半あたりになるといいます。
 人生80年と考えれば、40歳。90歳と考えれば45歳が中間の折り返し地点、中年期、人生の正午と言っていいかもしれません。もちろん、個人差はあるわけですが…。

 ユングは、中年期の前を人生の午前、中年期の後を人生の午後とし、中年期の前後では生き方の転換がなされなければならないと指摘しています。中年期の前の外的な活動性を中心とした生き方から、中年期の後は内面性に軸を置いた生き方へと変わっていかなければならないと説きます。
 中年期前を成長期(自己実現)、中年期後を成熟期(超自己実現=意味実現、使命実現)と呼んでもいいかもしれません。
 
 山歩には「35歳人生決定説」という持論があります。35歳の頃には人生という山登りの7~8合目、頂上を捉えつつ山頂に向かう尾根に到達して、景色の全体を眺望しているような位置にあると考えます。

 20歳前後は自分の人生を自覚する時でしょう。登山口に立ったようなものです。35歳ぐらいまでは、ひたすら黙々と一歩一歩前に進み体を温め高度を稼ぐ人生です。いろいろなことを経験し、仕事を覚え、スキルアップに努める。人間関係づくりに励み、結婚もし、子育てに忙しい毎日。仕事では責任を持ってがむしゃらに投入する時期でもあるでしょう。頂上という夢の実現に向かって全力投球で生きる道程とも言えます。

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 35歳を過ぎる頃には、自分と自分の家族だけでなく、子どもの学校(PTA)とか地域社会、国家のことにも責任を果たしつつ、世界の動向にも目を向けながら人生を行くことになります。

 35歳から49歳までがユングの言う「人生の正午」を迎えなければならない時期だと山歩は考えます。ですから、遅くとも50歳からは内面性に軸を置いた生き方に変わらなければならないと思います。登山に例えれば、山頂での展望を十分に満喫して、下山する行程が人生の午後です。自分を超えたもののために生き、志を立てて人生を過ごす期間です。

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 『「本当の大人」になるための心理学』(集英社新書)という本の中で、著者の諸富祥彦氏は成熟した大人になるために、すなわち中年期の後の生き方として、「大人が持つべき六つの人生哲学」を紹介しています。以下の6項目です。

①人は分かってくれないものである

②人生は思いどおりにはならないものである

③人は分かり合えないものである

④人間は本来一人である

⑤私は私のことをして、あなたはあなたのことをする

⑥仲間から孤立し一人になってもやっていけないことはない

 皆さん、いかがでしょうか。
 詳しい解説は本で確認していただきたいのですが、六つの見出しを読んだだけでも何かを感じていただけると思います。

 人生を達観した物言いにも聞こえますが、中年期を迎えて人生をどう生きるかという観点で、参考になる内容だと山歩は感じました。

 人生の前半期の生き方、後半期の生き方とでは、健康、体力の面だけでなく、社会的にも自らの人生の在り方においても、質的な変化(深化)が求められると思います。

 子どもたちを元気にすることのできる大人となるためにも、人生の午後の生き方、過ごし方を考えてみる必要がありそうです。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 詩についてはこれぐらいにしますが、次の話題に移る前に文学系のネタとして、小説の話を少しだけさせてください。

 皆さんは、今住んでいる家とは別に、「実家」はありますでしょうか?
 実家には、今も若い頃に使っていた部屋がそのまま残っているよというかたもいらっしゃるでしょうね。

 山歩の故郷の実家にも山歩が高校を卒業するまで使っていた部屋がほぼそのまま残っています。
 そこには10代の頃に読んだ本や聴いていたレコードやカセットテープたちが、使えなくなったプレーヤーとともに置いたままです。当時、受験勉強もそこそこに深夜番組ばかり聴いていたラジオ付きカセットテープレコーダーも。

 携帯電話もスマホも、そしてインターネットもYouTubeも、そもそもタブレットもPCもなかった時代。
 授業と部活以外、帰宅してやることと言えば、テレビを見る、本や漫画を読む、レコードを聴く、ラジオのエアチェックを楽しむことぐらい。

 先日ゴールデンウイークに帰省した折、高校生の私の部屋から小峰元(1921~1994)の文庫本10冊を自宅に持ち帰りました。

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最下段右端は最近購入した復刊版

 青春ミステリー小説の元祖、小峰元氏の小説が出版された時期、山歩は10代でした。小学校の中学年の頃から探偵小説にはまり、江戸川乱歩の少年探偵団、怪人二十面相、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ、モーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンなどを読み漁っていました。

 少年探偵団の小林少年の活躍にワクワクしていた小中時代、小峰氏の学園もの推理小説に夢中になっていたのが中高時代です。

 遅ればせながら、ここ数年は、宮部みゆきや東野圭吾の小説をよく読んでいます。いろんな小説を読んできましたが、やはり山歩は推理小説やミステリー小説が好きなのです。
 小峰元が江戸川乱歩賞を受賞した『アルキメデスは手を汚さない』の復刊版(2006年)の帯に東野圭吾さんのコメントが載っています。
 「この小説との出会いが、本嫌いだったバカ高校生の運命を変えた」

 東野圭吾さんが高校生だった頃、山歩は中学生。東野さんのような後の大作家と同じ時代に同じ本を読んでワクワクしていたと思うと、思わずうれしくなってしまいます。
 そんなこともあって50年近く前に出合った小峰元の本を読み返そうと思ったわけなんですね。

 歴史は繰り返すといいますが、私たちの人生もまた歴史です。
 果たすべき夢、担うべき使命(ミッション)があれば、運命は再びその機会を与えるのかもしれません。
 目の前にビジョンがあるなら、何歳になっても、そこに向かって行動を起こすべきだと考えます。

 小説はエンターテインメントの一つとして楽しめればそれで十分という考え方もありますが、「在るもの」と「ないもの」を鮮明に描き出すことのできる文学や芸術の持つ可能性はそればかりではないでしょう。

 子どもたちの教育や国際協力の分野に文化の力は不可欠です。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 文学や芸術は何をもたらすのか。
 文学や芸術は果たして私たちの生活に必要なものなのでしょうか。
 なくてはならないものなのでしょうか。

 山歩はなくてはならないものだと考えます。
 「在る」ことを、どこまでも肯定してくれるもの、それが文学であり芸術なのかもしれません。

 さて、何事も3回、というわけで、今日も詩を紹介します。
 まど・みちお(1909~2014)の詩です。
 まど・みちおは「やぎさん ゆうびん」の詩で有名ですね。

 リンゴ

 リンゴを ひとつ
 ここに おくと

 リンゴの
 この 大きさは
 この リンゴだけで
 いっぱいだ

 リンゴが ひとつ
 ここに ある
 ほかには
 なんにも ない

 ああ ここで
 あることと
 ないことが
 まぶしいように
 ぴったりだ


 Apple

 I set an apple
 here

 the apple's space
 is filled,
 brimming with just
 this apple

 one apple, itself
 here, singular
 and enough,
 nothing extra
 
 what's here
 and what isn't
 fit together
 so perfectly
 they dazzle

 いかがでしたか?
 皆さんはこの詩を通して何を感じるでしょうか。
 何が見えてきたでしょうか。

 「在る」ことに対する絶対肯定感。
 「在る」ことは、それだけですでに完全であり、完璧であるということ、ですね。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 13日の金曜日。
 昨日に続いて、今日も詩を紹介したいと思います。

 山歩は大学に3度通った経験があります。
 最初の大学生活では文学を学びました。2度目は1年ほど語学留学(海外逃亡?)。3度目は法律や国際政治を勉強しました。

 文学で世界は変えられないとの思いに至って失望のまま途中下車。海外放浪の旅を経て、一時は法律や政治の力ならもしかして社会を変えられるのでは、との考えも巡らせましたが、道半ばで前線を離脱、そして国際協力の道へ…。

 いずれの道のりも中途半端で終わった感は否めませんが、どの分野も改めて学び直したいという思いはあります。山歩は、生涯、学生気分なのかもしれません。

 特に10代の頃に抱いていた文学へのあこがれは強く、山歩の心からついに消えることはありませんでした。今になって再び文学の持つ可能性に懸けてみたい思いを抱くようになりました。


 さて、今日ご紹介する詩のタイトルは「世界がほろびる日に」。作者は、石原吉郎(1915~1977)です。

 随分以前に書かれた詩ですが、2022年の今日を生きる誰もが書きたくなるようなタイトルではありませんか。

 その中身はと言えば、思わず「なるほど、そうだ、そうだ」と、100%共感してしまいます。


 世界がほろびる日に

 世界がほろびる日に
 かぜをひくな
 ビールスに気をつけろ
 ベランダに
 ふとんを干しておけ
 ガスの元栓を忘れるな
 電気釜は
 八時に仕掛けておけ


 On the Day the World Ends

 On the day the world ends
 don't catch cold,
 and watch out for the flu.
 Don't forget to air out
 your bedding on the balcony.
 Make sure the gas is turned off.
 Set the timer on your rice cooker
 for 8:00 a.m.


 ※『日本の名詩、英語でおどる』(アーサー・ビナード/みすず書房)


 世界が滅びる日にも、私は健康のことを気にしているし、寝ること、食べることを忘れていません。
 そうです。世界が滅びようと、私は生きたいのです。生きるべきなのです。

 人間は案外強いもの。しぶとい生き物です。何度滅びてもまだ生きている。

 どうせ生きるのだから、殺すことも、死ぬこともやめようじゃないか、と思いませんか?

旅人

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 高田敏子(1914~1989)の詩、「水のこころ」の引用しましょう。

 水のこころ

 水は つかめません
 水は すくうのです
 指をぴったりつけて
 そおっと 大切に――

 水は つかめません
 水は つつむのです
 二つの手の中に
 そおっと 大切に――

 水のこころ も
 人のこころ も

 
 Water Ways

 You can't snatch water
 Water needs to be scooped
 by fingers held together
 in close accord, uplifting with care.

 You can't snatch water
 Water needs to be enfolded
 by two palms cupped together
 in close accord, uplifting with care.

 Water is that way, and so
 is a person's heart.


 ※『日本の名詩、英語でおどる』(アーサー・ビナード/みすず書房)


 この詩を読んだ皆さんの感想は?
 水を大切にしよう、人の心を大切にしよう、と思いましたか?

 心を水に例えてみる。
 目に見えない心が見えてきそうです。
 きれいな水、きれいな心。
 水に生かされているように、私たちは人の心に生かされています。
 水はつながっている。こころもつながっている。
 水を大切に。心を大切に。命を大切に。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 私たちは日々目の前で展開する無数の諸現象に対して一喜一憂しながら生きています。
 その感情の揺らぎは、主観と客観の狭間で起こっているものだと見ることができます。

 主観と客観、言い換えれば、解釈と事実です。
 目の前の事実をどう解釈するかによって、泣いたり、笑ったり、悲しんだり、怒ったりするわけです。

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 意志力の話の中で「自己コントロール」という内容をしました。
 これは、自分の欲求、欲望というものをいかに制御するかという話でもありますが、主観と客観の狭間にあって、事実をいかに解釈して自らの意識の器に投入するのかという問題でもあります。

 意識の器の中身が腐って異臭を放つことがないようにすることが肝要です。

 とりわけ大切なのは、人間関係における意識の交換のプロセスで、毒素が発生するような化学反応を避けるべきだということです。

 つまり、事実を正しく認識すること、適切な解釈を行うことがポイントです。
 人と人とのコミュニケーションにおいても同様のことが言えます。事実と解釈を分けて情報交換をしなければなりません。これがうまくいかないと、関係性に混乱が生じたり、壊れたりすることになります。

 人は基本的に自己中心ですから(決して悪い意味ばかりではありません。自分を主体に考えるものだということです)、主観が強くなる、拡大解釈しがちになるのは、人間の性(さが)だといえるでしょう。だからこそ、そんな性質を踏まえて、注意深く慎重に制御を試みる必要があるということです。逆に言えば、客観視すること、事実をしっかりと把握しようとする心構えを持つことが大事だということです。

 そのようにして、自己内の意識の水平バランスを保つように努めるべきでしょう。自分を見失わず、負の感情に振り回されないようにするために…。

 できるだけ事実と解釈を分けて話すこと、伝えること。
 相手の話や周囲の情報に対して事実と解釈をよく聞き分けて認識すること、理解すること。

 メディアリテラシーの考え方にも通じる内容です。

 マスコミ、メディアの情報をうのみにしない。何でもかんでも一緒くたにしない。
 それは事実なのか解釈(感想、意見、願望…)なのか。
 良くも悪くも意図的な情報操作に満ちているのが現代社会の特徴ともいえます。 

 幸せな人生を送るために、私は何に一喜一憂しているのか、冷静に時には冷徹に分析してみる必要があるでしょう。
 私の心を乱し、不安にさせたり、イライラさせたり、恐怖に陥れる正体は一体何なのかを明らかにする努力は、決して無駄でも無価値でもありません。

 さあ、今日の一日を振り返って、私の感情という川の流れをさかのぼりながら、主観と客観、解釈と事実の仕分け作業をしてみましょう。
 そうすれば、必ずや情報の整理は心の整理へとつながり、本当の自分らしさという軸を中心に心穏やかに生きていけるようになることでしょう。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 公開日がだいぶ遅くなってしまいましたが、動画リポート「ENCHILD NEWS & REPORT 2022年4月25日号」がYouTubeにアップロードされましたので、ご案内いたします。

 今回と次回の動画リポートは、ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生たちによる支援者の皆さんへの動画メッセージ集です。2回に分けてお届けします。前半はブトゥアンの奨学生たち、後半はマガリャネスの奨学生たちです。

 この動画は、2022年3月26日~27日、現地コーディネーターのジョニー・ボロンガイタさんがミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生たちを訪ねて、地域ごとのミーティングを持った際に、撮影されたものです。

 ボロンガイタさんの息子さんと娘さんも一緒にエンチャイルドの活動をサポートしてくれました。
 ボロンガイタさんファミリーには、心から感謝申し上げます!
   4月25日号は、ブトゥアンの奨学生30人からの支援者の皆さんへのメッセージです。

 まずはご覧になってみてください。


ENCHILD NEWS & REPORT 2022年4月25日号

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 この日は、午後3時からNPO法人エンチャイルドの2022年度(令和4年度)の年次総会が行われます。議決権を持つ正会員のかたが対象ですが、賛助会員、サポーター会員のかたはオブザーバーとしてご参加いただけますので、総会への参加を希望されるかたは、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)まで、ご一報ください。

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Congratulations Mother's Day
全ての母なる存在に感謝します
Thank you for all Mothers

 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 帰省先から東京に戻ってみると、若者の多さが目に付きます。
 誰もが若者であったし、子どもであったわけですが、帰省するたびごとに地方の少子高齢化を痛感せずにはいられません。

 コロナ禍も一因ではありましたが、昨年の11月に4年ぶりに帰郷し、年老いた両親への親不孝を詫びる思いになりました。自分自身が年を取ったこともあるのでしょうが、日増しに親孝行は生きているうちにせねばとの思いが強くなっております。

 山歩も年男。最終コーナーを回った第三の人生について考える今日この頃です。

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 さて、今日のブログのタイトルは「子どもは育つ」です。
 子育ては人生の大事業の一つだと思います。受験や進学、就職や結婚の陰に隠れがちな子育てですが、実はこの子育て、人類史の未来を懸けた大事業であり、大いなる戦いだと感じるのです。

 だからといって、ガツガツと子どもたちをしっかりと教育しなければならない、さあ、しっかりと管理・監督して…ということではありません。むしろ逆ですね。

 人の成長は個人差がありますので、ひとくくりにしては言えませんが、ある時期までを両手を取って引いてあげる感じですが、ある時期にはそれが片手となり、ある時期には両手を放して、信じて見守ってあげるのがベストな子育てなのかなと。言い方を変えれば、ある時期からは自ら育つ(成長する)子の姿のありのままを受け止めてあげることが「子育て」なのかもしれません。

 その両手を放す時期は、10歳かもしれないし、11歳かもしれません。12歳頃なら早すぎず、遅すぎない平均的で適当な時期かもしれません。どうしても必要なときは手を握ってあげるけれど、できるだけ自分でやる、自分からやることを尊重してあげなければならない時期ですね。

 人は自分の人生を生きています。子どももまた、一日も早くそのことを自覚して、自らの手で自分の人生を描いていかなければならないでしょう。

 山歩は、縁あって、もう15年ほど小学6年生を対象とした作文&スピーチ発表教室の講師をしてきました。学校ではなく、学習塾のようなものです。毎年20人前後を相手に月1回程度のカリキュラムを1年かけて仕上げる学習プログラムです。
 もうそろそろ引退かなと毎年思っているのですが、保護者の皆さんのリクエストがあるならと、今年も引き受けることにしました。

 学習のテーマは「夢と志を持って生きよう」です。座学とワークショップを通じて、自分の将来の夢を語れるようになり、どんな大人になりたいかを自ら考えられるようになろうということです。
 小学校生活を締めくくり中学へと進む、年齢的にも社会的にも人生の一つのターニングポイントを迎えている年齢期に精神的な自立を促すことは、意義あることではないかと思っています。

 定点観測のように、6年生の子どもたちを15年以上も見ていると、時代の変化(というより親御さんたちの価値観の変化?)の影響を感じつつも、一方で不変の「小6」の子の姿、親子の姿もまた見えてくるものです。
 学習の様子は自由に親御さんたちに参観していただけますので、プログラムが終わったあと、保護者のかたの感想や質問をお聞きする時間も持っていますので、小6の親御さんとも15年以上お付き合いしてきたことになります。

 子どもを育てる。
 子どもは育つ。

 このバランスが肝ですね。
 小6の親御さんたちは「子どもを育てる」という意識の方が強いかもしれません。
 山歩は講師(第三者)の立場で、一歩引いて、「子どもは育つ」という意識を3分の2以上とし、子どもたちの主体性、内発的な成長力、自立力、意志力が高まるようアシストすることを心掛けて指導に臨んでいます。

 エンチャイルドの教育支援についても長年の活動を通じて同様のことを感じてきました。
 つまり受益者である奨学生たちを見守ることが大事であるということです。

 経済的に援助するのだから、あとは君たち自身の責任だよ。条件が満たされなければ奨学生としての資格を失うよ、しっかり頑張ってね、というほど心の距離は離れていませんが、親戚のおじさん・おばさんくらいの感覚を持って見守り、必要に応じてアシストする、サポートする、場合によってはヘルプするといった感じでしょうか。
 現地のスタッフにもそのように接してもらっています。

 自助、自律、そして自立です。自主性、自発性をいかに育てるか。自ら育つようにいかに見守るか、ですね。

 子どもたちの成長には、第三者という存在が必要だと思います。ときには試練や負荷を与える存在になるかもしれません。親にはできない助言や気付きを与える存在になるかもしれません。

 エンチャイルドは子どもたちの成長の支えになる第三者的存在でありたいと思っています。
 子どもを育てる < 子どもは育つ
 そのための環境づくり、支援に努めたいと考えます。

 エンチャイルドは「共育」という言葉を好んで使います。
 保護者の皆さんと一緒に近所や親戚のおじさん・おばさんのように子どもたちを共に育てるという「共育」の意味もありますが、子どもたちを見守りながら、子どもたちが育つ姿を通して、大人の私たちも成長する機会、共に育つ貴い機会を与えられていると思うのです。

 家族愛の成長は18歳で止まるものでも20歳で終了するものでもありません。
 死ぬまで、老いてもなお、人として成長し続け、愛を成熟させ、愛の深さや強さを増していくものだと考えます。

 その愛は、他者のためのものであると同時に、その人自身が永遠に失うことなく持ち続けられる最高の財産です。

 子は育つもの。人には自ら育つ力が備わっています。
 さあ、世界の子どもたちの元気のために、彼らを見守り、彼らの成長を共に喜び、そして自らの愛の心を育ててまいりましょう。

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 こんにちは、エンチャイルド広報担当、地球村山歩です。

 意志力の話の続きです。スタンフォード大学の心理学者、ケリー・マクゴニガル教授の研究成果を踏まえながら(同教授監修の『図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室』を参照)、山歩なりの超解釈を加えてみたいと思います。

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 意志力は、

①「やる力(やるべきことをやる力)」
②「やらない力(誘惑に打ち勝つ力)」
③「望む力(目標意識や欲求、夢や志を持つ力)」

 の三つの柱から成り立っていると、前回紹介しました。

 意志力とは、自己の注意力、感情、欲望(欲求)をコントロールする能力、セルフコントロール力といえます。自己コントロール力を強化し高めることで意志力は上がるということです。
 自律なくして自立なし、意志あるところに道あり、ということですね。

 人間の脳は、必要に迫られて以下のような段階を経て進化してきたといいます。

1)自分だけで生きる(自助、自立)
2)共同体で生きるために仲間と協力する(共立=8エレメント)
3)目先の利益より長期的な利益を求める(GIVE and GIVE)
4)自己実現など、より高度な利益を求める(夢と志に生きる)

 こうして見ると、マズローの欲求階層説やアドラーの共同体感覚(自己受容感、他者信頼感、所属感、貢献感)を想起させますね。
 自立・共立、8エレメント、GIVE and GIVE、ピース・アドボケイト精神の考え方とも概ね合致します。
 人間の意志力の成長は、すなわち人の成長過程と同期していると考えて良さそうです。

 ケリー・マクゴニガル教授は、意志力を上げるために以下の四つを挙げています。

【1】ご褒美で自分を甘やかさない
【2】「なぜ」という理由を思い出す
【3】やることを先送りにしない
【4】毎日同じ行動をする

 【1】は、依存的な体質にならないために重要な指摘です。
 【2】は、サイモン・シネック氏が著作『WHYから始めよ!』で述べている主張に通じます。「ゴールデン・サークル」の真ん中にあるのは「WHAT」でもなく「HOW」でもなく、「WHY」(理由、目的、大義、理念)であるということです。
 【3】の「先送りにしない」とは、「すぐやる、すぐ行動する、すぐ実践する」ということでしょう。意志力の天敵である「逃避」や「言い訳」、「責任転嫁」を思考の中から排除しなければなりません。
 【4】は、「継続は力なり」に通じるものであり、『7つの習慣』を引用するまでもなく、良き事もまた、習慣化されなければ、物事を動かすことのできる力を持つには至らないということです。

 「やる力」「やらない力」を向上させる上でキーとなるのが「望む力」です。
 「望む力」を生み出す三つのモチベーションは以下のとおりだといいます。

〈1〉どんないいことがあるか考える
〈2〉誰のためになるか考える
〈3〉だんだん楽になると考える

 イメージする力、思考力ですね。
 まさに、思考は現実化するということです。

 そして重要なのは、「難しい方法を選択し続ける」という指摘です。
 それが自己コントロール力を強化できる秘訣(ひけつ)だというわけです。

 さらに、ケリー・マクゴニガル教授は「モラル・ライセンシング」はNGだと指摘します。
 モラル・ライセンシングとは、良い事をした反動で自分を甘やかしたくなる現象です。あるある、ですね。厳しい内容ですが、「実れば頭を垂れる稲穂かな」です。謙虚な態度、ストイックな精神、自分を甘やかさない姿勢が、意志力の向上と持続には不可欠だということです。

 何事かを成し遂げる人に共通しているものが、結局は意志力の強さだといえます。

 私たちも何事かを成し遂げたいと思うなら、この意志力をゲットしなければ、ですね。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 皆さんは、どんなゴールデンウイーク(GW)を過ごされましたか?
 (まだお休み継続中のかたもいらっしゃいますね)

 皆さんの目に映ったGWの風景はどんな風景だったでしょうか。 

 だいぶ緩んできつつある今日この頃ですが、もし、コロナ禍、パンデミックのないこの2年だったら、どんな2022年の5月の風景になっていただろうと、ふと思ったりします。

 東京オリンピックも予定どおり2020年に行われていたでしょうし、ウクライナ紛争も起こらなかったかもしれません。
 私たちの人生も違っていたかもしれません。

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 あらゆることが誰かによって仕掛けられたもの、計画されたものであるという見方もあるでしょう。
 人は一人で生きているわけではありませんので、100%とは言わないまでも、かなりの割合で不可避的に社会の影響を受けて生きていかざるを得ないでしょう。
 
 しかし「私」という存在は、やはりどうあれ、私です。どんなに周囲の影響を受けていても、他の誰でもなく、「私」として生まれ、「私」として生きています。
 人間は一人では生きていけないし、一人で生きてはいないとしても、それでもやはり、「私」は私として、自らの意思で、そして自らの意志でなんとか生き抜きたいと考える存在ではないかと思います。

 では、自分が自分らしく、自らの意思で、そして自らの意志で生きていくことができるのでしょうか。

 エンチャイルドは、子どもたちに「夢と志に生きよう」と呼びかけています。
 夢を実現し、志を貫こうとすれば、強い意志力が求められます。この力は、「自立する力」と言い換えてもいいかもしれません。

 スタンフォード大学の心理学者、ケリー・マクゴニガル教授は、意志力には「やる力」「やらない力」「望む力」の三つの力があるとし、この三つの力を活用すれば、目標を達成したりトラブルを回避したりすることができ、より良い自分になることができると言います。

 「やる力」は、やるべきことをやる力であり、「やらない力」は、誘惑に打ち勝つ力です。そして「望む力」は、目標意識や欲求に関わることで、夢(こうなりたい)や志(こう生きたい、こうありたい)を持つ力と言ってもいいでしょう。

 経験的にもこの三つは人間の意志力を形成している主要な要素であると合点がいきます。
 皆さんはどう考えますか?

 「意志力」について理解し、それを身に付けられることは、自分自身の人生にとって大変大事なことだと思います。
 意志力について、もう少し具体的な話を次回以降で考察してみたいと思います。(続く)

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GW中の一枚
 
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 5月5日(こどもの日)、今日も活字で読む「ENCHILD NEWS & REPORT」をお届けします。
 活字と動画と両方でお楽しみいただけたらうれしいです。

 今回のテキスト版も昨日に続いて、「ENCHILD NEWS & REPORT 2022年1月15日号」からです。
 同2022年1月15日号では、2021年12月12日に行われたマニラ首都圏カロオカン市のアンパロ・ハイスクール出身のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン共有ミーティングの様子をお届けしました。

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 アンパロ・ハイスクール出身の奨学生たちのテキスト版は昨日と今日の2回に分けてご紹介いたします。ぜひお読みください。

 テキスト版での情報掲載も意義あることと思っています。
 コロナ禍はいずれ終息すると信じていますが、未曽有の今回のパンデミックでの体験を記録することは、エンチャイルドの活動記録という意味だけでなく、社会的にも大変重要だと考えます。


1.
★ロバート・アントニオ・ジュニア君(大学2年生)★
フィリピン大学 コミュニケーション学専攻
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ロバート・アントニオ・ジュニア君

 皆さん、こんにちは。
 まず、学習の状況からお話しします。

 今の状況に慣れるまでだいぶ時間がかかりました。
 フィリピンではこの間、対面の授業が行われてこなかったからです。
 私にとって初めての経験でした。
 自分が取り組む学習について大学が指示してくれる訳でもありません。ですからこの間、自分が成すべきことは何かを自分で考えなければならないと悟りました。

 新型コロナウイルス感染症のパンデミックはメンタルヘルスにも影響を与えています。人との交流が制限されるため、私は不安な中で過ごしてきました。

 以上のようなことが私にとってのチャレンジでした。早く解決できることを願っています。

 気付いたことのもう一つは、この間、常にそばにいてくれたのがエンチャイルドだったということです。学業を続けるためにエンチャイルドから多くのサポートを頂いている私は、目標に向かって努力し続けます。

 個人的な悩みや葛藤はありますが、その一方で私は大学での地域活動にも参加してきました。
 フィリピン大学に「UPコミュニティー・ブロードキャスツ・ソサイエティー」という団体があります。そこに所属しながらメディアについて勉強し、地域のために貢献する活動に取り組んでいます。

 今日、何を報告したらよいか最初は言葉が見つかりませんでしたが、この間を振り返りながら要領を得てきました。

 私からの報告は以上になります。
 お話しする機会を与えてくださりありがとうございます。

2.
★アイビー・ラダランさん(大学1年生)★
カビテ・ステート大学 ジャーナリズム専攻
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アイビー・ラダランさん

 皆さん、こんにちは。
 新型コロナウイルス感染症のパンデミックの中で学校の勉強についていくのは大変難しい状況です。

 私は現在、カビテ・ステート大学でジャーナリズムを専攻しています。
 私はジャーナリズムを通じて人々に真実を伝えられる人になりたいです。
 今、中間試験が行われています。良い点が取れるといいなと思っています。

 今年は大学1年目でとても大変です。しかし時間がたつにつれて物事にうまく適応することができるようになってきました。

 パンデミックの中にあっても、こうしてオンラインで皆さんと集まることができてうれしいです。
 この状況が続く中でも、皆さんが支援し、私たちを励まし続けてくださっていることに感謝します。また皆さんと再会したいです。

3.
★ジェレミー・ビンドルさん(大学2年生)
フィリピン工科大学 財務管理学専攻
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ジェレミー・ビンドルさん(2段目右から2人目)

 皆さん、こんにちは。
 パンデミックの中にありますが、経済的にも精神的にも私の家族が無事であることに感謝しています。

 この間、個人的に大変だった経験は、大学1年生の時、最初の学期で会計学の単位を落としてしまったことです。単位を落とすのは初めての出来事だったので、もう大学を辞めてしまおうとも思いました。

 しかし私はもう一度自分は何を成し遂げたいのか、夢や目標は何なのかを振り返ってみました。
 単位を落としてしまった経験が私にとって勉強を頑張るきっかけになったのです。2年生からは会計から財務に専攻を変更しました。

 幸いにも、今ではストレスなく勉強できるようになりました。
 私の今年の目標は学生会長になることです! その目標を実現するためにも、私は今週から始まる中間試験に頑張ってパスしなければなりません!

 そんな私のモチベーションを高めてくれる存在の一つがエンチャイルドです。エンチャイルドは経済的な支援をしてくれているだけではありません。私は皆さんから励ましの力をもらっています。皆さんに感謝しています。

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 ぜひ動画でもご覧ください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2022年1月15日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 5月4日(みどりの日)、今日も活字で読む「ENCHILD NEWS & REPORT」をお届けします。
 活字と動画と両方でお楽しみいただけたらうれしいです。

 テキスト版での情報掲載も意義あることと思います。
 コロナ禍はいずれ終息すると信じていますが、未曽有の今回のパンデミックでの体験を記録することは、エンチャイルドの活動記録という意味だけでなく、社会的にも大変重要だと考えています。

 今回紹介するテキスト版は、「ENCHILD NEWS & REPORT 2022年1月15日号」からです。
 同2022年1月15日号では、2021年12月12日に行われたマニラ首都圏カロオカン市のアンパロ・ハイスクール出身のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン共有ミーティングの様子をお届けしました。
 
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 アンパロ・ハイスクール出身の奨学生たちのオンライン共有ミーティング・テキスト版は今日と明日の2回に分けてご紹介いたします。ぜひお読みください。

1.
★クリスチャン・フェタリノ君(大学2年生)★
フィリピン工科大学 電気工学専攻
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クリスチャン・フェタリノ君

 パンデミックになって以来、大学ではオンラインでの授業が続いています。
 私たち学生にとって今の状況はとても大変です。なぜなら、コンピューターの有無や技能の課題、そしてインターネット接続が安定しないことや接続にかかる経費の課題を解決しなければならないからです。

 私は今、大学2年生で、マニラにあるPUP(フィリピン工科大学)で電気工学を専攻しています。

 パンデミックの厳しい環境の中にあって、困難に直面することばかりです。しかし私はきっとそれらの課題を乗り越えられると信じています。それは、エンチャイルドが経済的な面だけではなく愛をもって私たちをサポートしてくれているからです。

 その意味で私はキアノ事務局長、日本の外舘理事長をはじめ、私たちを支えてくださっている皆さん一人一人に対して心から感謝しています。

2.
★リョウ・オマール・ニコラフ・タタロ君(大学2年生)★
フィリピン工科大学サン・ユアン校 心理学専攻
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リョウ・オマール・ニコラフ・タタロ君

 皆さん、こんにちは。

 コロナ禍によって私は本当に大変な経験をしました。
 2021年の5月、私は新型コロナウイルスに感染してしまったからです。同じ月には親類が新型コロナウイルス感染症で亡くなりました。

 そのような状況だったので、学業にも影響が出てしまいました。
 幸いなことに、教授の皆さんが私の状況をよく理解してくれて休暇を与えてくれました。

 私は、物事とは容易にはいかないものだという教訓を得ました。
 これから人生を生きていく上で、厳しい局面も通過しなければならないということを学びました。
 私の成し遂げたい道を行くに当たって、今回のつらい経験は将来役立つものになると思います。

 将来私は法律の専門職に就きたいと思っています。
 目標に向かって勉強する私たちを、いつもそばで支えてくださっているエンチャイルドの皆さんに心から感謝しています。

 長い期間、このように私がエンチャイルドのファミリーの一員であることをうれしく思っています。ずっとファミリーでいたいと思っています。

3.
★ロネス・ナーシソさん(大学3年生)★
フィリピン大学ロス・バニョス校 哲学専攻
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ロネス・ナーシソさん(3段目左)

 新型コロナウイルス感染症のパンデミックが始まって以来、オンラインでの学習は経済的にも物理的にも精神的にも私の葛藤の原因になっています。

 フィリピンはインターネット環境が非常に脆弱ですし、学習ツールとしてのガジェット(PCなどのデバイス)を皆が持っている訳ではありません。本来、学習者にとっては当然必要な環境ですが、パンデミックの中、学習環境が整っているのは優遇された人であり、そこが悲しい現実です。

 周囲を見渡せば、顧みられず、瀕死の状態の人や飢えに苦しむ人を見かけます。
 パンデミック以前の日常が普通の状態だったと考える人でなければ、以前の状態に戻ることはかなり難しいだろうと思います(それほど世の中が変化してしまいました)。

 幸いにも、私はパンデミック以前よりも成績が上がりました。
 しかし最近はやる気が下がってしまっています。理由は、私も家族も新型コロナウイルス感染症の影響を受けてしまっているためです。父親がコロナに感染してしまったのです。

 そのため、私たちは経済的にも精神的にも大きな打撃を受け、疲弊してしまっています。トンネルの出口が見えない状態です。
 しかし私はめげることなく勉強を頑張ります。今私は、フィリピン大学ロス・バニョス校の3年生で哲学を専攻しています。将来は法律の専門職に就きたいと思っています。

 大学卒業後、法律家の道に進むためにも、もっとスキルを上げたいと願っています。
 さまざまな課題を抱えている私は、友人や仲間のサポートを必要としています。

 エンチャイルドがサポートしてくれていることに対して、私は心から感謝しています。エンチャイルドは私が成功できるように支え、やる気を与えてくれています。エンチャイルド・ファミリーの一員であることが、今の私にとって非常に支えとなっているのです。

 私が皆さんにお伝えしたいことは以上です。

---

 動画もぜひご覧ください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2022年1月15日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 5月3日(憲法記念日)、今日も活字で読む「ENCHILD NEWS & REPORT」をお届けします。
 活字と動画と両方でお楽しみいただけたらうれしいです。

 今回紹介するテキスト版は、「ENCHILD NEWS & REPORT 2021年12月25日号」からです。
 同2021年12月15日号では、2021年11月28日に行われたミンダナオ島マガリャネス、ダヒカン小学校出身のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン共有ミーティングの様子をお届けしました。

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 テキスト版では、二人の奨学生と現地コーディネーターのジョニー・ボロンガイタさんのまとめコメントをご紹介いたします。

1.
★グリーザ・メイ・オロンガンさん(グレード10 )★
マガリャネス・ナショナル・ハイスクール
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グリーザ・メイ・オロンガンさん

 こんにちは、グリーザ・メイ・オロンガンです。
 マガリャネス・ナショナル・ハイスクールの学生で、現在グレード10です。

 新型コロナウイルス感染症のパンデミックの中で経験してきたことをお話しします。

 新型のウイルスが発生したことをニュースで知った私は、フィリピンでは感染拡大しないことを願いましたが、大きな影響を受けてしまい、学校も休校になってしまいました。

 瞬く間に世の中が変わってしまいました。子どもたちの姿は街角や公園からなくなってしまいました。

 自宅で行うモジュール式の学習ではなく、学校に通って授業を受けたいです。
しかし、新型コロナウイルス感染症の脅威のために対面授業の実施はまだ禁止されています。

 このウイルスは中国から始まり、全世界に広がりました。

 私がグレード9の時から対面式の授業がなくなり、オンラインとモジュール学習がずっと続いているので精神的に大変です。

 オンラインやモジュール形式の学習は対面授業に比べて大変です。なぜかというとプリント学習だけでは理解できない点もありますし、その場合はインターネットで調べなければならないからです。

 自宅にはWi-Fiやインターネットの接続環境がありません。だからインターネットのつながるコンピューターショップに行って、分からない点を調べる必要があるのです。

 新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、私の父の仕事もなくなってしまいました。

 困難な状況にありますが、前向きに頑張りたいと思います。
 このパンデミックが早く終わるように共に祈りましょう。

2.
★クリス・ジョン・バイル・バルセロナ君(グレード7)★
マガリャネス・ナショナル・ハイスクール
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クリス・ジョン・バイル・バルセロナ君

 皆さん、こんにちは。

 新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの中なので、僕は自宅で学習しなければなりません。でも、家で勉強する上では課題もあります。

 それは、近所でカラオケの音がうるさいので勉強に集中できないことです。

 それでも日中、学校から出された宿題を理解しようと頑張っています。

 学校から出された課題は難しくてなかなか理解することができません。

 両親も困っています。仕事がなくなってしまい、僕たち兄弟を育てるためにとても苦労しています。だから、早くこのパンデミックが終息し、以前の日常が戻ってくることを神に祈っています。

 ありがとうございます。以上です。

3.
★ジョニー・ボロンガイタさんのまとめコメント★
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 現在行われているモジュール学習(プリント学習)によって、学生たちは困難に直面しています。

 とにかく、学生たちにとって課題を理解することが難しい状況にあります。なぜなら、モジュール教育システムでは先生から直接教えられる場がなく、課題のみが出され、それを独力で解いて提出しなければならないからです。

 分からない箇所はインターネットで調べなければなりませんが、それに掛かる経費が捻出できずに困っている子どもたちもいます。

 デバイスやネット環境が自宅にある学生もいますが、これに掛かる経費が大きな課題になっています。

 学生たちの困難はそれだけではありません。新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって未成年は特に外出が制限されています。従って、自由に動くことができないのです。

 教育の面におけるもう一つの困難はインターネット接続の課題です。自宅にネット環境がない学生たちはコンピューターショップ(日本のネットカフェ)に行って調べ物をしなければなりません。これに掛かる経費の問題もあります。

 パンデミックによって保護者の仕事(収入)がなくなり、困難に直面している家庭もあります。例えば、インターネットに掛かる経費、教育費や食費が賄えずに困っているケースもあります。

 全てのエンチャイルド奨学生ではありませんが、彼らの学習に必要なパソコンやタブレット、スマートフォンなどの機器がない学生たちはかなり大変です。
 その意味でも早く対面での授業再開し、子どもたちが直接先生から授業を受ける日が待ち望まれています。

 以上お伝えしたとおり、教育システム面における困難、家庭の経済的な面の困難があります。

 しかし、このようなパンデミックの中でもサポートを続けてくれているエンチャイルド・ファミリー(日本の支援者の皆さん)に対して、ダヒカン地域の奨学生たちは心から感謝しています。

 子どもたちの置かれた状況を共有し、交流し、理解してくださるミーティングを日本のエンチャイルドの皆さんが企画してくださったことを私はありがたく思います。

---

 動画でもぜひご覧になってください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2021年12月25日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 5月2日、今日も活字で読む「ENCHILD NEWS & REPORT」をお届けします。
 活字と動画と両方でお楽しみいただけたらうれしいです。

 今回紹介するテキスト版は、「ENCHILD NEWS & REPORT 2021年12月15日号」からです。
 同2021年12月15日号では、2021年9月18日に行われたオンライン共有ミーティングでの奨学生たち(ブトゥアン市バランガイ・マウグ、バランガイ・ロサンゼルス)の様子などをお届けしました。

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 ここでは、その中から二人の奨学生のメッセージを活字でご紹介いたします。

1.
★ララ・カーミナ・ナパイさんさん(グレード12 、17歳)さん★
ブトゥアン市バランガイ・マウグ
マウグ
バランガイ・マウグの奨学生たち
左から3人目がララ・カーミナ・ナパイさん
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バランガイ・マウグの奨学生たち
右端がララ・カーミナ・ナパイさん

 皆さん、こんにちは。
 私はアグサン・ナショナル・ハイスクール、グレード12のララ・カーミナ・ナパイです。

 私たちは今も、以前から続いているモジュール形式で学習しています。つまり、登校することができず、学校から出されるプリントの課題を自宅で学習し、提出しなければなりません。

 来年は大学に進学を希望しているので、それに向けての準備もしなければならないため、緊張した毎日を過ごしています。

 本当は直接学校に通って授業を受けたいと思っています。その方が学生たちも皆、もっと学べるし、受験勉強ができるからです。
 しかしブトゥアン市では新型コロナウイルスの陽性者が増えているため、対面式の授業を行うことができない状況です。

 こうした状況の中にありますが、私は学校の提出課題にしっかりと取り組み、大学進学に向けて準備していきたいと思います。

2.
★ケネス・アンジェロ・ベロス君(カラガ・ステート大学1年)★
ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルス
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バランガイ・ロサンゼルスの奨学生たち
左から2人目がケネス・アンジェロ・べロス君
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オンライン・ミーティングで報告する
ケネス・アンジェロ・べロス君

 私はケネス・アンジェロ・ベロスです。
 カラガ・ステート大学で情報工学を専攻しています。大学1年生です。

 まず、今日一緒に参加しているエンチャイルド奨学生、そして外舘さん、島田さん、後藤さん、ボロンガイタさんにごあいさつしたいと思います。こんにちは。

 2週間前から大学の授業が始まりました。この間の様子を報告したいと思います。

 まず、高校までとは違って大学の授業はレベルが高く、ついていくのが大変です。

 同級生たちの中で良い成績を維持することや、モジュール学習の課題提出など、大学生活で求められる全てのことで私は緊張感がずっと続いています。

 オンライン授業が始まり1週間がたった頃、体がついていかず、私は3日間ほど体調を崩してしまいました。

 オンライン授業を受けるに当たって出費も発生するため、私は経済的な面で困難を経験しています。家計が大変だからです。親類や友人、エンチャイルド・ファミリーの皆さんがいつも私を支えてくれていることに感謝しています。

 ボロンガイタさんには改めてお礼申し上げます。なぜなら先日ボロンガイタさんから連絡を頂き、バランガイ・ロサンゼルスの奨学生たちの様子を聞いてくれたからです。

 大学生活の大変さをボロンガイタさんに報告できたことで私のストレスが和らぎました。

 それによって私のネガティブな気持ちも消え去りました。課題や悩みを抱えていましたが、数日前からこのように笑顔を取り戻すことができました。自分自身を立て直す機会を与えてくれた神と家族に感謝します。

 正直に言って、私はIT(専攻分野)には強くないかもしれませんが、神が私の将来の職業のためにこの学科を与えられたのには意味があると思っています。

 この学科を卒業することは簡単ではないと思いますが、私は一生懸命勉強して克服します。小学校やハイスクール時代は、単に楽しく過ごしてやって来れました。しかし、大学生活は全く違いました。非常に大変です。

 このように、最近の私は大丈夫ではありませんでした。しかし「大丈夫じゃないことは悪いことではない」という言葉もあります。悲しいこともあり、うまくいかないこともあります。しかし後になってみれば喜びになるかもしれません。大学を卒業できるように導いてくださる神を私は信じます。

 外舘理事長、島田事務局長がこのような心のつながる共有ミーティングの場を持ってくださったことに私は感謝します。この場を通じて皆さんにフィリピンの事情を伝え、対話することは私たち学生にとって非常に助けになります。

 困難や大変なことはありますが、皆さんがミーティングの場を設けてくださったことで、私たちは学業を続けていくための希望や励ましを得ています。

 エンチャイルド・ファミリーの皆さんの励ましの力はとても強力です。
 エンチャイルド・ファミリーは私たちが競争を勝ち抜くために頑張る力を与えてくれているのです。

 成功への道のりは楽ではありませんが、私は夢を実現するために最善を尽くします。

 以上です。
 「(日本語で)ありがとうございました!」

ENCHILD NEWS & REPORT 2021年12月15日号

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ENCHILD






 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 GOOD MORNING, MAY!
 5月を迎えました。今年も残り8カ月。
 今月もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、今日も活字で読む「ENCHILD NEWS & REPORT」をお届けします。
 活字と動画と両方でお楽しみいただけたらうれしいです。

 今回紹介するのは、「ENCHILD NEWS & REPORT 2021年11月25日号」からです。
 同2021年11月25日号では、2021年11月13日に行われたオンライン共有ミーティングの様子、そこでの現地リーダー・ボロンガイタ氏のまとめ、そして現地コーディネーター、保護者の皆さんの生の声をお届けしました。
 今回のテキスト版は、クリスティー・タナサス先生(マガリャネス北小学校)のコメントと、ボロンガイタさんのまとめコメントを掲載いたします。

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 この日のオンライン共有ミーティングには、サント・ニーニョ小学校とマガリャネス北小学校出身のの奨学生たちが集まってくれました。
 日本側事務局から3人、現地リーダーのジョニー・ボロンガイタさん、奨学生15人、現地コーディネーターを務める学校の先生1人、計20人をつないで行いました。

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サント・ニーニョ小学校出身の奨学生たち
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マガリャネス北小学校出身の奨学生たち

1.
★クリスティー・タナサス先生(マガリャネス北小学校)★
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クリスティー・タナサス先生

 皆さん、こんにちは。
 外舘さん、島田さん、後藤さん、ボロンガイタさん、支援者の皆さん、こんにちは。

 私たちは子どもたちのことでとても多くの課題に直面しています。
 しかし私たち保護者も今日こうして子どもたちをサポートすることができてうれしいです。

 皆さん、子どもたちを支援してくださりありがとうございます。

2.
★現地コーディネーター、ジョニー・ボロンガイタさんのまとめ★
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現地コーディネーター、ジョニー・ボロンガイタさん

 エンチャイルド奨学生の皆さん、以前のようにお互いに会うのがなかなか難しい状況になりました。
 しかし私たちはそういう中にあっても今日、エンチャイルドの父親的存在である外舘理事長、そして島田事務局長、後藤理事とオンラインを通じて再会することができました。

 ミーティングを始める前に上映されたビデオ(奨学生たちが映った過去のスタディーツアーの映像)を見たと思います。あの頃が本当に懐かしいですね。

 エンチャイルド奨学生の皆さんの今日の発表をまとめてみたいと思います。

 この間、エンチャイルドの奨学生たちが直面している課題がいくつかありました。

 まず、学校の教育を受けるのに必要な電子機器(PCやタブレット、スマホなど)を皆が持っているわけではないということが課題の一つです。

 それから、私も含めてそうですが、こちらはインターネットの通信状況が常に不安定である点です。また、インターネットのデータ通信料が高く、一日に約90ペソ(2021年11月13日現在で約206円)掛かります。それ故、通信料を支払う余裕がない家庭もあります。

 経済面での課題があります。両親が定職に就けていない家庭が多くあり、彼らは経済的困難に直面しています。

 教育システムの課題もあります。現在行われているモジュール(プリント)学習の課題です。子どもたちは先生から直接教えてもられる機会が十分になく、学校から課される課題(モジュール)を独力で取り組まなければならない状況にあります。

 学校から出される課題(プリント)の山を限られた時間でこなし、提出しなければなりません。Wi-Fiを契約していなければ、インターネットで調べることもできません。

 友人とのコミュニケーションが取れないことを挙げていた奨学生もいました。他者との交流はとても大切です。パンデミックによる外出禁止措置の中でオンラインでのコミュニケーションも多くなりました。しかし、人間関係の基本はオンラインではなく、直接対面でのコミュニケーションが重要です。

 エンチャイルド奨学生の皆さん、私が今から言うことをぜひ心に留めておいてください。

 引き続き、一生懸命、学業を頑張ってください。コロナ禍になる前より一層頑張るのです。なぜ私がそのように言うのかというと、エンチャイルド・ファミリーの皆さんがいつも皆さんの側に立って支えてくれているからです。奨学生の皆さんが最善を尽くせるように、日本の支援者の皆さんも最善を尽くしているのです。

 ですから皆さんは勉強を辞めてはいけません。諦めてはいけません。(コロナ禍で起きている課題に)落胆してはなりません。

 熱意を持ちましょう。両親から刺激を受け、友達から刺激を受け、自分自身を刺激し、無理だと考えずとにかく打ち込むことです。エンチャイルド・ファミリーと共に取り組めば皆さんは成し遂げられるのです。

 今日は皆さん、それぞれ発表をよく頑張ってくれました。参加してくれた全員に感謝いたします。

ENCHILD NEWS & REPORT 2021年11月25日号

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ENCHILD





 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 GW、大型連休に入りましたね。
 今日は2日目、皆さん、いかがお過ごしですか?
 昨日は、台風を思わせるような天候でした。
 北の方では雪も降ったとか…。

 さて、今日も活字で読む「ENCHILD NEWS & REPORT」をお届けします。
 活字と動画と両方でお楽しみいただけるとうれしいです。

 今回紹介するのは、「ENCHILD NEWS & REPORT 2021年11月15日号」からです。
 同2021年11月15日号では、2021年10月30日土曜日、日本時間午後3時(フィリピン午後2時)からミンダナオ島マガリャネス・ブハン小学校出身のエンチャルド奨学生(16人中14人が参加)を対象としたオンライン共有ミーティングの様子をダイジェストで伝えたものです。

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 それでは、動画の登場順にスピーチの内容とテキストでご紹介いたします。

1.
★アービー・ジョイ・アルカラさん(グレード11、17歳)★
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アービー・ジョイ・アルカラさん

 新型コロナウイルス感染症のパンデミックの中、私が経験してきたことについてお話ししたいと思います。
 昨年から続いている新しい教育システムに、私はまだ慣れることができていない状況です。
 モジュール学習(プリント)で出される課題はとても難しいです。
 2週間で20種類の課題を提出しなければならないので大変です。
 コロナ禍で両親の仕事が安定しなくなってしまい、経済的に大変なことも勉強を続ける上での課題になっています。
 全ての出来事には天の計らいがあるといわれます。
 だから私は今の困難も必ず乗り越えられると思います。
 以上です。


2.
★マリアン・ケイ・アポストルさん(グレード11、16歳)★
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マリアン・ケイ・アポストルさん

 この間、私が経験した葛藤、困難についてお話しします。
 新しい学習システムについていけるように私たちは今も奮闘中です。
 正直に言うと、私はこの学習の方法にプレッシャーを感じています。
 モジュラー学習に毎日私は苦労しています。学習内容を理解するのが難しいことと、課題がたくさんあるためです。
 しかし、より良い将来の夢に向けてプレッシャーに負けないように頑張ります。
 今は人生における克服すべき試練の時です。
 希望を失うことなく、目標を高く持って進みます! ファイト!

3.
★ブリジェード・ビラルビアさん(グレード11、17歳)★
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ブリジェード・ビラルビアさん

 皆さん、こんにちは。
 新型コロナウイルス感染症パンデミックの中での困難は、「新しい日常」の下での学習形式に対応することです。
 先生たちから教室で直接教えてもらうことができないため、今の学習形式に合わせるのには高いハードルがあります。
 (家で学習しなければならないので)環境的に気が散ってしまうことも多く、私にとって時間の管理が大きな課題です。
 今もなお、学習が上手くいくように模索中です。早く元どおりの学習形式に戻れることを願っています。
 以上です。
 ありがとうございます。

4.
★現地コーディネーター、ジョニー・ボロンガイタさんのまとめ★
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ジョニー・ボロンガイタさん

 ミーティングを通じて私たちが理解したことは、ほとんどのエンチャイルド奨学生たちが今の教育システムに対応することに大変苦労しているということです。
 (学校から与えられた課題のプリントに家で取り組む)モジュール学習について言うと、議論が完全に尽くされ得ないまま学生たちにこの教育が施されているところがあり、それ故、学生たちは困難を強いられているということです。
 提出物の期限に十分な時間がないことで、奨学生たちがストレスが受けていることも事実です。
 しかし将来成功を収めようとすれば、皆さんは諦めることなく力強くあらねばなりません。
 勉強を辞める必要はありません。一生懸命取り組むべきです。

 奨学生たちが直面しているもう一つの課題は、コロナ禍で保護者が失業したり、収入が減ったりしていることから生じている経済的な困難です。
 そのような状況下にあっても、将来の夢に向かってエンチャイルド奨学生たちは奮闘し、一生懸命学習に取り組んでいます。
 しかし、この経済的な問題は重大です。
 モジュール学習の提出課題を理解するのに時間が掛かり、睡眠不足になっている学生もいました。
 難しい状況ではありますが、エンチャイルド奨学生たちは前向きな姿勢で忍耐力を持って取り組んでいます。

 コロナ禍での学習の妨げてしまっている要因の一つとして、インターネット接続の課題があります。
 オンライン環境に必要な機器や環境がない場合、学習が非常に困難です。
 接続機器がある場合でも、ノイズや遅延などが生じることで学習が進まない場合もあります。
 これも彼らが直面している課題です。

 このような状況が続いていますが、皆が同じように困難な状況にあるのです。
 私が皆さんを信じて言いたいことは、「Determination(熱意)」「Motivation(刺激)」 「Inspiration(感化)」の模範になりましょうということです。
 刺激してくれる人、感化してくれる人が誰もいなければ、皆さん自身が自分を刺激するのです。
 結果として全ては皆さん自身のためになるということをどうか忘れないでください。

 お話ししたいことがもう一点あります。
 先ほど皆さんは以前のスタディーツアーのビデオを見ましたね。
 私たちが交流を通じて幸せな時を過ごした時の思い出深い映像でした。
 
 思い出してみてください、そこで皆さんが刺激を受けたことを。
 エンチャイルド・ファミリーはいつも共にあるのです。
 眠ることなく、留まることなく、いつも共に…。
 ですから私は、今日この瞬間も、皆さんが一緒に参加してくれていることに感謝します。

 間もなく、お互いに直接会うことができる素晴らしい時がやってくるでしょう。
 この間、皆さんは随分成長しましたが、次に対面する時にはもっと成長していることでしょう。
 その時には、日本にいるエンチャイルドのお父さん(理事長)と兄弟姉妹の皆さんとの再会もかなうでしょう。
 ぜひ、(ビデオを見て思い出し)刺激を受けてください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2021年11月15日号

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ENCHILD





 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 山歩のコラムが続いて、食傷気味のかたもいらっしゃるかもしれません。
 そろそろエンチャイルド奨学生たちの声が聞きたいですよね。

 今回は、2021年10月25日号のENCHILD NEWS & REPORTでお届けした奨学生たちの声を活字でも紹介したいと思います。

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 読んでよし、視聴してもよし、ですね。
 動画の中の登場順でご紹介します。

1.
★カリル・ダイアン・アママンパンさん(大学2年生)★
ブトゥアン市バランガイ・アンバゴ
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カリル・ダイアン・アママンパンさん

 皆さん、こんにちは。
 お元気ですか?
 フィリピンでは夏期休暇も終わり、新学期が始まりました。
 私たちの学習様式は、依然としてモジュール授業またはオンラインで行われています。
 まさに今、「このパンデミックの中、私はいかにより良い学生、人間、娘、息子、兄弟あるいは姉妹になれるか」ということを自分自身に問う時だと思います。
 変化に対応する自分になることも大切です。
 しかし私たちは、「できない」と思い込み、消極的になるべきではありません。
 既に私たちが持っている資源や能力を生かすことが大切です。
 エンチャイルド・ユースのリーダーとして私は皆さんに呼び掛けます。
 私たちは一つになってエンチャイルド・ユースのビジョン、ミッション、コアバリューを実践しましょう。
 私たちエンチャイルド・ユースは素晴らしい可能性を持っています。
 未来ある一人一人が協力し、目的志向で行動していきましょう!

 エンチャイルド・ユースの皆さん!
 私はここで「Sa Tanom Ko, Makatabang Ako Project」という名前の活動を立ち上げたいと思います。
 「私は植えることで助けます」という意味です。
 白菜やモリンガ、ネギ、トウガラシといった野菜類は庭の隅に植えて育てることができますよね?
 そのようにして自宅で栽培・収穫できるようにすれば、私たちの父母が外で購入しなくても済みます。
 野菜を植えた1日目から、成長した様子を写真に撮って私に送ってください。
 皆さんから送ってもらった画像や収穫の過程を私がまとめます。
 この活動を通じて、私が最初に掲げた「私はいかにより良い学生、人間、娘、息子、兄弟あるいは姉妹になれるか」という問いに応えることができます。
 この活動が、私たちが違いを世の中に発信できる出発点になると思います。
 エンチャイルドの理事長さんがおっしゃるように、私たちは依存的にならないようにしましょう。
 代わりに私たちは、責任感と思慮深さのあるエンチャイルドのメンバーとして、主導的な習慣性を持つようになるでしょう。
 エンチャイルド・ユースのメンバーとして、今こそ最善を尽くす時です。
 以上です。ありがとうございます。
 神が私たちエンチャイルドを祝福しますように。

 ※カリルさんのスピーチの後、マニラ首都圏カロオカン市のMLQ小学校出身の奨学生、クリスティン・ジョイ・ソルソナさん(グレード11/絵)とフラシーヌ・ミカエラ・バルモレスさん(グレード11/詩)によるお絵描きパフォーマンス動画も収録されています。こちらもぜひご覧ください。

2.
★オーブレイ・マイルズ・ブクエさん(大学1年生)★
ブトゥアン市バランガイ・アンバゴ
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オーブレイ・マイルズ・ブクエさん

 皆さん、こんにちは。
 現在私は大学1年生として学んでいますが、(コロナ禍における)新しい授業システムに対応するのに苦労しています。
 しかしそのような葛藤があっても私は落胆したくありません。
 困難があったとしても、私は夢を実現するために最善を尽くしていこうと決意しています。
 ありがとうございます。

3.
★ウェンデリン・マノロさん(グレード12)★
ブトゥアン市バランガイ・マサオ
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ウェンデリン・マノロさんは
日本のアニメソングを日本語で披露してくれました


 学校の課題が大変なのと、インターネット接続の課題があります。
 そのことで大変になってしまう時には、私自身を強く保とうと努力しています。
 勉強で息が詰まった時には、全てを忘れるためにアニメを描いて休憩し、再びモジュール(プリント)学習に戻ります。

(話を続けようとしますが言葉が見つからず、日本語で)本当にすいません。

 経済面での課題もあります。学校の活動やインターネット接続に必要な費用を捻出しなければなりません。
 ですから私は毎日、バナナキュー(フィリピンで食されるスナック菓子)や花を売ってやり繰りしています。
 母親が今、熱を出していて調子が良くないこともあり、家族を支えるために私も頑張らないといけない状況です。
 以上です。今日のミーティングの時間を取ってくださりありがとうございます。

(日本語で)気を付けて皆さん! ありがとうございます。

4.
★ケネス・レイ・モンティラ君(大学1年生)★
ブトゥアン市バランガイ・マサオ
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ケネス・レイ・モンティラ君

 皆さん、こんにちは。
 私は元気でやっています。
 インターネットは接続できています。
 しかしインターネットを使うのに、毎週100ペソかかります。
 接続料が非常に高価です。その費用を捻出するのが私の悩みです。
 カラガ・ステート大学の1学年としての私の学校生活としては、事実大変です。
 現在一般教養課程ですが、特に数学系を含めた工学系の科目に対して努力が必要です。
 それで、クラスメイトの力を借りたり、YouTube動画で学んだりしながらそれらの科目の強化を図っています。

5.
★フレッシュニー・イラ・タンデュヤンさん(大学1年生)★
ブトゥアン市バランガイ・マサオ
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フレッシュニー・イラ・タンデュヤンさんも
歌を披露してくれました

 こんにちは、皆さん。
 私は現在、ブトゥアン・ドクターズ・カレッジでメディカル・ラボラトリー・サイエンスを専攻している大学1年生です。
 まだ続いているオンライン授業に対応するのが大変です。
 しかし、徐々にこの学習システムにも慣れてきました。
 大学生活は容易ではありません。
 難しく、戦場のようです。
 スケジュールがたくさんあって十分な睡眠を取れません。
 薬学を専攻しているため、課題や暗記しなくてはならないことも多くあります。
 しかし、今のコースを修了した後には医者になりたいという夢を持つようになりました。
 最善を尽くして生き抜きたいと思っています。
 そして私のような大学生の仲間たちに伝えたいことがあります。
 それは良いことが将来必ず待っているので精いっぱい努力しましょう、そして他者を助ける夢を持って生きていきましょうということです。
 ありがとうございました。

---

 映像でもぜひご覧になってください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2021年10月25日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  4月も終わろうとしています。

 主に新入生や新入社員の皆さんが、ゴールデンウイークが終わった頃に起こすメンタル不調を「5月病」といいますね。身体的な症状も出るようです。

 せっかく意気揚々とスタートした新年度なのに、最初の1カ月を過ぎて心の道迷いになってしまうのは嫌ですよね。
 そこで今回は、人生の迷子にならないためのスッキリ人生のつくり方について考えてみたいと思います。

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 まずは、自分の人生を七つに分けて考えてみましょう。

 ピラミッドの下から順番に、

 ①物
 ②お金
 ③時間
 ④健康
 ⑤人間関係
 ⑥パートナー
 ⑦自分自身


 の七つです。

 一番上にあるのが「自分自身」。この七つが積み重なって私の人生があるのです。

 この七つの人生要素をスッキリさせる(整理整頓する)ことで、メンタル不調を回避し、自己のベストを発揮できる人生にしようというわけです。

 これに取り組もうとすれば、まとまった時間が必要です。長い人生、一年に一度は人生の棚卸しと思って、ライフ・メンテナンスの時間を確保しましょう。5月病にならないためにも、ゴールデンウイークなどの長めの休暇をその時間に当ててみてはいかがでしょうか。

①物
 自分の持ち物全てを指します。自宅の物だけでなく、仕事場で使う物も該当します。衣類に家具類に食器類、かばんに筆記用具に本に書類に電子機器の数々、スマホの中身やパソコンの中の無数のファイルも「物」です。
 私たちの人生を複雑にしているこの物たちを、まず整理整頓しましょう。不要な物は処分しましょう。スッキリ空間をつくり出しましょう。

②お金
 お金にも、過去のお金、現在のお金、未来のお金がありますよね。
 過去のお金というのは、貯金や貸付金、借金やローンといったところでしょうか。現在のお金は家賃や光熱費、食費などの今を生きるために必要なお金ですね。習い事や趣味、交際費も含まれるでしょう。未来のお金というのは、これからの収入の見込みです。
 これらのお金を「数字」として整理してしっかりと把握しましょう。

③時間
 24時間の使い方の見直しをしましょう。1週間の使い方、1カ月の使い方、1年の使い方を見直しましょう。特に自分が自由に使える時間を少しでも多く確保することがポイントです。
 何もせず、じっくりものを考えたり、ゆったりと過ごせる時間を持ちましょう。自分を振り返る時間を持ち、自分の行動を仕分けすることで自分の時間を整理整頓できるはずです。

④健康
 自分の心と体と頭をじっくり自己観察してみましょう。健康診断や信頼できる第三者(メンター)との対話を通して外からも観察しましょう。内側から、外側から、自分の心身の健康状態を把握しましょう。そして自分に合った健康管理の方法や食事、睡眠を確保しましょう。

⑤人間関係
 人生の悩みの80%は人間関係の悩みといわれるほど、私たちの人生は人間関係による影響を受けています。私たちは想像以上に受け身の人生を生きています。もちろん選べない人間関係というのは確かにありますが、それが全てではありません。お互いを高め合うことのできる人間関係を積極的につくり出すことが大切です。誰と付き合うのか、誰と付き合わないのか。良き友を得ることは人生の宝ですね。良き出会い、大切な人間関係づくりを、人任せ、運任せにしないようにしましょう。

⑥パートナー
 パートナー(夫、妻)との関係は最優先事項でしょう。パートナーとの信頼関係を失わず、それを維持するための時間を大切に、その時間(クオリティータイム)の過ごし方を常に創意工夫しながら、質の高いパートナーシップを築きましょう。パートナーとの関係をスッキリと保つこと、これが幸せな人生を実現するための秘訣(ひけつ)と言っても過言ではないでしょう。

⑦自分自身
 やはり自分の人生を生きている主役は自分自身です。そして自分の人生の責任者、マネジャーは自分自身以外にいないのだと自覚しましょう。
 人生の目的、日々の生活の目標、これを明確にして自分の人生を生きていきましょう。自分の人生のミッションやビジョン、大切にしたい価値、夢と志を持って生きることが自分をスッキリさせるために不可欠なものです。

 長くなりました。
 一つ一つの具体的なお話はまたの機会に。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 間もなく、日本はGW(ゴールデンウイーク)に入ります。10連休というかたもいらっしゃるでしょう(うらやましい)。
 皆さんはどのようなGWを過ごされる予定ですか。

 さて、今日はアドラー心理学の内容を題材に「人生の三つの課題」について考えてみたいと思います。
 
 アドラーは、人は誰でも人生において三つの課題に対処しなければならないと言っています。
 「共同体生活(交友あるいは社会との関係)」「仕事」「愛(パートナーとの愛、結婚)」の三つです。

 いかがでしょう?
 確かにそうだなあと思いませんか。
 このことの意味を分かりやすくするために、「課題」を「悩み」という言葉に置き換えてみましょう。

 ①共同体生活(所属集団や人間関係)の悩み
 ②仕事の悩み
 ③愛(夫婦、結婚)の悩み 

 これにもう一つ加えるとしたら、健康の悩み、でしょうか。

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 人類は集団で生きることで他の存在との生存競争に打ち勝ってきたといわれています。

 京都大学前総長の山極寿一氏は、「人類は共同の子育ての必要性と、食を共にすることによって生まれた分かち合いの精神によって、家族と共同体という二つの集団の両立を成功させた」と著書(『「サル化」する人間社会』集英社インターナショナル)に記しています。

 ここに、8エレメントである「共育」「共食」「共有」「共感」「共助」「共生」といった概念を見いだすことができないでしょうか。
 
 上述の三つの課題もこのような人類の歴史の中で必然的に生じてきたものだと見ることができるでしょう。この三つの課題と向き合いながら、人間は社会的存在として成長してきたし、社会(共同体)を発展させてきたと言えるのです。

 エンチャイルド流の課題解決方法を示してみると、こんな感じです。

 ①の共同体生活の課題(悩み)は、他者との良好な共立関係を築くために8エレメントを満たす思考と行動をすることで解決できる。

 ②の仕事の課題(悩み)は、仕事を単なる生計のための手段と考えず、平和の推進(他者への貢献)の実践者であるピース・アドボケイトのミッションであるという姿勢で従事することで解決できる。

 アドラーは、共同体における仕事は分業であり、共同体に奉仕することであり、他者への貢献であると言っています。
 
 ③愛の課題(悩み)、「人はなぜ異性を愛するか」「人はなぜ結婚するのか」という問いの答えを、あなたならどう導き出しますか? ①②と同様の文脈の中で捉えることが肝要です。

 答えはシンプルです。愛も結婚も相手のため、お互いの幸せの実現のために結婚するのです。愛は惜しみなく奪うものではなく、惜しみなく与え合うもの、分かち合うものということですね。そうしてこそ、一組の夫婦とそこから生じる家族が幸せで豊かになれるということです。
 
 そうしてこれが拡大すれば、家族のような共同体、家族のような社会をつくり出すことができるというわけです。

 とはいえ、これは頭の中の「考え」や「願望」であって、その「実体のモデル」はどこにいるのか、ということになりますね。

 それをみんなで目指しましょう、子どもたちの教育支援を中心にそんな社会をつくり出してきましょう、というのがエンチャイルドの活動の目的なのです。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 先日(日曜日の午後)、小雨の降る中、久しぶりに美術館に行って絵画鑑賞をしてきました。

 国立新美術館で5月30日まで開催中の「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」です。

 まずは、国立新美術館のサイトの掲載情報を参照しながら、同展覧会の趣旨をお伝えします。

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メトロポリタン美術館展の案内版

 メトロポリタン美術館は、1870年に創立された米国・ニューヨークのマンハッタンにある世界最大級の美術館。「先史時代から現代まで、5000年以上にわたる世界各地の文化遺産を包括的に所蔵」する美術館です。今回の日本での展覧会には、「西洋絵画の500年」のテーマのもと、「ヨーロッパ絵画部門に属する約2500点の所蔵品から、選りすぐられた珠玉の名画65点(うち46点は日本初公開)」が出展されています。

 「15世紀の初期ルネサンスの絵画から19世紀のポスト印象派まで、西洋絵画の500年の歴史を彩った巨匠たちの傑作」が時代順に3章構成(①信仰とルネサンス ②絶対主義と啓蒙主義の時代 ③革命と人々のための芸術)で展示されています。

国立新美術館
国立新美術館(正門から)

 娘と一緒に、音声ガイドを聞きながらじっくりと回りました(展覧会というのは、結構歩数を稼げますね)。
 一通り回った後は、互いに印象に残った作品や気に入った絵画について話しました。

 回り終えた後は、ミュージアムショップ。鉄は熱いうちに、ということなのでしょう。ここを通らなければ会場の外に出ることはできません。鑑賞を終えたら、何か記念に残したくなるのが人情。私は二枚のポストカードとしおりを購入しました。しおりは娘のおすすめ。

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 結局、そのグッズに使われた絵が私の気に入った作品、印象に残った絵画ということになるのでしょうね。
 2枚のポストカードは、ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの『女占い師』(制作はおそらく1630年代、油彩/カンヴァス、101.9×123.5cm)とポール・セザンヌの『リンゴと洋ナシのある静物』(制作は1891~92年ごろ、油彩/カンヴァス)。しおりはセザンヌの同作品を使ったもの。
 セザンヌのポストカードは以前も購入したことがあることを考えると、山歩にはセザンヌの世界が合うんでしょうね。

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メトロポリタン美術館展の案内版
作品は、『女占い師』

 自分でも意外だったのは、『女占い師』を選んだこと。最初にウェブサイトや案内板で見た時にはそれほど引かれるものはなかったのですが、実際の作品を見て、引き付けられてしまいました。案内板やパンフレット、チラシやチケットに使われているくらいですから、人気のある作品であることは間違いないのでしょうが、まさか自分がポストカードを買うほど気に入る絵になるとは…。

 やはり実物を直接鑑賞し、解説も聞いてみると、作品への理解や愛着が深まるものですね。
 500年という時間の流れとともに、絵画を通してヨーロッパの歴史をたどることができたと感じます。もちろん、部分的であり、断片的な触れ合い方ではあったと思いますが、それでも、このような美術鑑賞ができたことは山歩の創作意欲を適度に刺激してくれるいい機会になりました。

 一つ、改めて思ったことは、絵を描く下地の素材によって絵の雰囲気が変わるのだなあということ。同じ油彩でも古い時代は板に、時代が進むとカンヴァスを下地に描かれていますが、やはり伝わってくる印象、肌触りというか目触りが違うことを感じます。紙の場合も、その材質や描かれた時の湿度など環境的な影響や絵の具の質によっても変わってきますね。それも含めての画家たちの技量であり、画風なのだと思いますが、モチーフに対する思いや構想、構図など、一つ一つの作品から作者の息遣いが伝わってくるようで、大変興味深く、楽しい時間を過ごすことができました。

 毎月とはいきませんが、季節(四半期)に一度は美術館を訪ねたいなと思いました。
 読書に映画鑑賞、そして美術の展覧会。コンサートや演劇もいいなあ。それからスポーツ観戦も。山も歩かなくては…。ああ、なんだか忙しくなってきたぞ。

カフェにて
鑑賞後のコーヒータイム

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、自立心や自立力の育成とアウトプットについてお話ししてみたいと思います。

 まず、大事なことは「インプット(入力)」と「アウトプット(出力)」はセットだということです。
 セットいうのは、インプットはアウトプットを前提とするものであり、アウトプットはインプットを前提として行われるという意味です。

 例えば、知識の獲得(入力)も経験(出力)が伴う方がずっと効果的です。
 漢字を覚えるのも、ただ読んでいるだけ、見るだけよりも、その漢字を書いてみる、実際に使ってみることを同時に行った方が「自分のもの」になりやすいということです。

 あるテーマについて学ぼうとするときも、関連する本や文章を読むだけでなく、そのテーマに関して自分で書いてみると、思考や理解において格段の差異が生じることを感じられるでしょう。

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 インプットももちろんエネルギーを使いますが、アウトプットはそれ以上です。しかしこのインプットとアウトプット、アウトプットとインプットの繰り返しは、自立心、自立力の育成に不可欠なものです。ですから、エネルギーを投じることを惜しまず、面倒と思われず、ぜひ生活習慣レベルに落とし込んで実践してほしいと思います。

 実践しやすい身近な取り組みとしては、本を読み、その本の感想文を書くことをお勧めします。
 もちろん自分だけの楽しみのための読書として、読むだけ、見るだけで完結することも、それはそれで意味のあることです。
 しかしせっかく「読みたい」「読む必要がある」「読まなければならない」というのなら、その時間が一過性のものとして終わるのではなく、知り得た内容が自分のものとなり、再現性を持って使える、生かせるものになることは損よりは得の方が多いのではないかと思います。

 読書感想文を書くというのは、文字どおり、読んで知り得たこと、感動したこと(感じたこと)、考えさせられたことなどを言葉で表現し、発表することです。
 インプットは自分に対する情報発信ですが、アウトプットは誰かに対する情報発信です。
 ですから、感想文は誰かに読んでもらったり、聞いてもらったりすべきです。また感想に対するコメントをもらえれば、さらにアウトプットとインプットの連鎖反応が起こり、相乗効果を生むことができることでしょう。

 読書会などが有益であるのも、ただ自分が読んだり、朗読を聞いたりするだけでなく、感想を交換し、意見を交わすことで得るものがいっそう大きくなるからです。

 まさにこのインプットとアウトプットを繰り返すプロセスの中に、自立心、自立力を育成する要素があふれています
 「自分で調べる」「自分で考える」「自分で判断する」「自分で表現する」「自分で伝える」「自分で発信する」など、これらのアクションが自立できる自分をつくり出していくものとなるのです。

 実際、優れた企業すなわち自立力の高い企業は、企業内でのインプットとアウトプットの回転作用がうまくできています。

 アウトプットは相手の「得」のためでもありますが、自分自身が「得」をするものでもあります。これが「ギブ・アンド・ギブ(Give and Give)」の世界かもしれません。

 奇麗だと感じて撮影した写真を共有する(発信する)のもインプット&アプトプットです。面白かった映画や小説の内容を家族や友人に話してあげるのもそうでしょう。専門書やビズネス書で得た知識を職場の仲間と共有することもそうです。仕事をしながらより良い技術や方法を見いだしたときにそれを上司や同僚と共有することもそうだと思います。

 今は、情報技術が目まぐるしく発展し、情報発信の文化が拡大しています。
 インプット&アプトプット時代です。これを「自立・共立」社会の実現に生かさないわけにはいきませんね。

 学校教育プログラムもアウトプットの効果を生かしたものとなるべきだと思いますし、自立・共立の具現化につながるよう、アウトプット効果ある社会教育プログラムを実践していくべきでしょう。
 エンチャイルドも自立のための成長期(少年期:6~15歳 青年期:16~25歳/厚生労働省)の子どもたちのための社会プログラムを開発し、実践したいと思います。

 ぜひ皆さんも、ご自身の自立度を高めたり、お子さんたちの自立心を育むために、アウトプットを実践してみてください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 怒りもまたエネルギーです。行動を起こす原動力となり得ます。
 しかし怒りをエネルギーとした行動は、決して幸福な状況をもたらすことにはならないと思いませんか。

 映画や小説の世界では時に「怒り」を主人公にしてハッピーエンド、といったストーリーもありますが、現実はどうでしょう?
 怒りによる結末は、やはりもろ手を上げてハッピーというわけにはいかないでしょう。

 自立・共立を実現するという観点でも、怒りはプラス(正)よりは明らかにマイナス(負)、阻害要因と言わざるを得ません。

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 では、怒りやイライラをどのようにコントロールしたらいいのでしょうか。
 まず、心構えやものの見方、考え方を変えてみることです。そして冷静さ、平常心を取り戻さなければなりません。

 具体的な心構えやものの見方、考え方を挙げてみましょう。

1.他者との価値観の違いをいったん受け入れる
2.主観的な解釈と客観的事実を区別する
3.「人生は自分の思いどおりにはいかないもの」と捉える
4.「他人は変えられるものではない」と考える
5.不平不満の心を持たない~「大丈夫、大丈夫」「問題ない、問題ない」「ありがたい、ありがたい」と心で唱える

 
 ポイントは、「怒る」という選択をしないこと、「怒らない」と覚悟を決めることです。私たちは自分の感情を自分で決めることができるのです。だから、感情(心)をコントロールすることもできるのです。
 心構えやものの見方、考え方を変えることで姿勢や態度、行動を変えることは可能なのです。

 前回のブログ【886】でセルフコントロール、セルフモチベーションについてお話ししました。
 感情のコントロールは、心のコントロールです。「マインドコントロール」というとうさんくさいですが、セルフマインドコントロールです。外から、他者から心を変えさせられるのではありません。自分が自分の心を決めるのです。

 自分の心のコントロール、自分の怒りイライラをいかにコントロールできるか、それが自立への一丁目一番地(最優先事項)なのです。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  「若きウェルテルの悩み」ではありませんが、若いということと悩むということは同義語のようです。
 しかし悩みは若い時だけの専売特許かというとそうでもありません。
 生きることは悩むこととイコールではないかと思うほど、人生には次々と悩みというものが湧いてきますね。

 しかし若い頃にあれほど悩んでいたことが年を取ったら全く気にならなくなったということもよくある話です。年齢や性別、生活環境の違いによって悩みの種類も違ってくるものです。

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 時代や文化によっても違いがあります。

 例えば、海外で暮らすようになって解消される悩みと新たに生じてくる悩みがあったりします。日本で生活しているときはひどく悩んでいたことが別の国(異文化環境)で暮らすようになったら全く気にならなくなったとか、またその逆もあるでしょう。

 悩みを欲求論の観点で考えてみると、人は欲求が満たされないとき、それを悩みとして抱くようになるということです。

 例えば、自分を受け入れてくれる仲間が欲しいという欲求、愛と所属の欲求が満たされないと、そのことが悩みになります。お金や地位があって生活することには何の不自由もないけれど、愛してくれる人がいないことが悩みになったり、所属するコミュニティー(仲間)がないことが悩みになるのです。

 欠乏欲求は不足が満たされるまで湧いてくるので、悩みもまた消えることはありません。

 正しく悩み、正しく悩みを解消するためには、正しく欲求を満たす必要があります。
 私は何を悩んでいるのか、何を欲しているのか、何が欠乏しているのか、です。
 何を悩んでいるかが正しく認識できれば、悩みは解消に向かいます。何を欲しているのか、何が欠乏しているのかが分かれば、これから自分が何をすべきか、どうすればいいのかも見えてくるでしょう。

 欲求は外からの刺激も受けますが、欲求そのものは内発的なものです。
 我慢したり、一時的な対処法で抑えようとしても、満たされない限り、欠乏感からは免れることはありません。つまり悩みが消えることはないということです。

 自立・共立の観点で言えば、自立とは自分の欲求を自分でコントロールできるようになるということです。

 悩みや欲求自体は悪いものではありません。「みんな悩んで大きくなった」(昭和世代のかたはご存じのフレーズですね?)ではありませんが、人は欲求があってこそ成長できますし、悩みや苦労をバネに強くたくましくなっていくものです。

 悩みや欲求の欠乏をいたずらに恐れず、ある意味では自分自身を客観視し、何が悩みなのか、どのような欲求が欠乏しているのかを正確に把握し、解決すべき課題として設定することがポイントです。

 ウイルスや細菌のように見えない存在は恐ろしいものです。
 正体が分かってくれば、接し方や付き合い方、克服方法や解決の手段も見えてきます。

 自立は自律という要素も含みます。文字どおり「汝自身を知れ」です。

 自立のポイントは、セルフコントロールとセルフモチベーションにあるということを申し上げておきたいと思います。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 自立のための教育支援、自立は折り返し地点(中間地点)、自立は共立社会の担い手(ピース・アドボケイト)になるため、などなど、説明してきました。

 では、自立した人とはどのような人なのでしょうか。

 自立には、身体的自立、精神的自立、経済的自立、社会的自立の4種類があるといわれています。
 ここでは、主に「精神的自立」「社会的自立(共立)」について考えてみます。

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 自立した人は次のような特徴があるようです。

1.約束を守る(自分の言動に責任を持てる)
2.うそをつかない(誠実であろうとする)
3.すべきことをする、してはいけないことはしない(自分で判断できる/自分のことは自分でできる、自分でしようとする)
4.利他的である(=共立的である/他者共存〇 他者依存✖)
5.人生の目的を持っている(アイデンティティ―が確立している)

 いかがでしょう?
 自立への第一歩は、約束を守ることから…。
 皆さんはどのようにお考えになるでしょうか?

 言い換えれば、自立した人とは自分自身としっかりと向き合える人だといえます。
 モチベーションという観点でいえば、外側からの刺激で動機付けされる生き方でなく、内側から湧き出るセルフ・モチベーション(成長欲求)を中心に生きていける人(外発的<内発的)です。

 次の機会には、心理学や精神科学の観点から「自立」について考えてみたいと思います。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドは、「自立」を強調します。
 もちろん、自立が最終目標ではありません。自立は折り返し地点(中間地点)のようなものです。
  最終目標は「共立」です。

 人と人とが共立し、人と自然が共立している状態をつくり出すのがゴールです。
 共立状態が持続可能な社会の実現を可能にするというのが、エンチャイルドの仮説、「自立・共立~8エレメント」説です。人と人、人と物事が回転運動(循環運動)を半永久的に持続する状態をつくり出そうというのがこの仮説の肝。
 この状態を実現できれば、無駄な力がほとんど不要となることでしょう。ストレスゼロというわけにはいきませんが、かなり軽減させることができるはずです。

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 日本には共立社会を実現できる基礎なる思想があります。
 それが和の精神です。和の精神は日本の底力と言えるものです。
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和の精神の根となる和の思想

 「和する」ことは、妥協して同化することではありません。調和して一つになることです。「同化」は、自らの主体性を見失って他に対して妥協することですが、「和(和合化)」は、互いに自らの主体性を堅持しながら他と協調し合うことです。

 和した関係とは、互いに尊重し合い、おのおのの個性や役割が生かされている関係だといえます。
  

 和の思想、和の精神は、日本の優れた「輸出品」、世界を救う輸出品になると山歩は考えています。
 「和」に対して、静的で受け身(受動的)のイメージを持っているかたが多いかもしれませんが、そのイメージをいったん捨ててみる必要があります。そして、「和」というものには動的な面、能動的な側面があることを知るべきでしょう。「和」は、自主的で自発的で自動的な面も持っているのです。

 陰に対して陽とでも言えばいいでしょうか。
 まさに、「和」の陽の面を私たち日本人は発揮し、表現し、具現化しなければなりません。
 今がその時です。

 バランスが崩れた地球と世界(人類社会)の状態をバランスの取れた状態に戻すためには、和の思想が救世主となると考えます。エンチャイルド流に言えば、「エン」(8エレメント)の力です。

 今年は世界各地で新しい国家リーダーが選ばれる(誕生する)年です。
 彼らには「和の思想」に関心を持ってほしいと思います。国家と国家、国同士が和してこそ世界が一つになれる道が見いだせるのではないでしょうか。

 経済(マネー)の論理だけでグローバリゼーションを進めることは危険です。世界も国家も「バランス」を失ってしまって崩壊してしまいます。
 また一方で自意識が肥大化して「バランス」を失ったナショナリズムの暴走は、他者を傷つけるだけでなく自滅を招来することでしょう。

 共立の前提は自立です。国家のバランスを取り戻してこそ、国際社会のバランスをつくり出すことができることでしょう。

 「エンは世界を救う」。個人の自立、家庭の自立、国家の自立を折り返し地点に設定してこそ、持続可能な共立する人類社会の姿が見えてくるのです。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「人は一人では生きていけない」といわれますが、無人島でのサバイバル体験は例外としても、現実にはほとんどの人々が他者との関わりの中で生きていきます。

 言い方を換えれば、人は望む望まざるとにかかわらず、ある種の集団や組織というものに所属して生きているということです。

 あなたの所属集団は何ですか?
 所属したいと思っている集団(社会学では「規範的準拠集団」というそうです)はありますか?

 「家族」も所属集団ですね。
 職場(会社など)もそうですし、学校や学校のサークルもそうでしょうね。
 地域社会の中に家族や学校、職場以外の所属集団を持っている人も少なくないと思います。
 
 集団には、大きく分けると、自然発生的に起こった共同体集団と何らかの目的を持ってつくられた機能体集団があります。前者の代表的な集団は家族でしょうし、後者を代表するのは企業やプロジェクトチームが分かりやすい例だと思います。

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 エンチャイルドはどのような集団(組織)なのでしょうか。

 非営利組織ですが、事業体組織であるという点は機能体集団です。定款、規約によって成り立っている目的を持った組織です。
 一方で、その設立の理念によれば、エンチャイルドが「共同体集団」であろうとしているは明らかです。
 国際協力、教育支援事業を行う中でも、「家族愛」というキーワードを軸に存在しようとしていることがその証しですね。
 ステークホルダーたちの間で「エンチャイルドファミリー」というネーミングが自然発生的に共有されていること自体がエンチャイルドの組織としての性格を表しています。
 
 エンチャイルドは、明らかにミッションを遂行するための数々のプロジェクトを運営している機能的集団です。同時に、ビジョンを中心として見れば、国境を超えた家族愛の絆による共同体集団づくりを目指しているという二面性を持った組織体であるといえるのです。そして、多くの皆さんの「規範的準拠集団」になりたいと考えています。

 エンチャイルドのニュースレターの紙面の柱となっている「エンチャイルドは、共生・共育・共助による共立社会の実現を目指します」という文言が、この集団の性質を端的に表しています。

 その根底に流れている思いを、チャーリー・チャップリンが代弁してくれています。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、エンチャイルド奨学生の寄稿をお届けします。
 ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・マサオの歌姫、フレッシュニー・タンデュヤンさん(19歳、Butuan Doctors College 1年)のすてきな取れたてエッセーです。早めにお読みください。

フレッシュニーさんのエッセーの添付画像

与えることは成長すること

 こんにちは、フレッシュニーです。

 この写真は私の一番下の弟のミニ文房具で、私も幼い頃そうでしたが、弟も色鉛筆やミニノート、工作用紙など、アートに役立つものを集めるのが大好きなのです。

 これらの文具のほとんどがエンチャイルド・ファミリーから頂いたギフトです。
 私は今、大学生活が忙しいことと、弟には工作の趣味を深めてほしいと思っているので、頂いた文具を全て弟に譲ることにしたのです。

 私は弟の将来については明るい展望を持っており、彼には趣味の美術や工芸を追求してほしいと思っています。

 子どもたちには私たちが望むことを無理強いするのではなく、子どもたちが自身のスキルや能力を探求し、なりたい自分になるようにしてあげましょう。

 私は姉として、弟たちが彼ら自身の生きる目的を探求する機会をサポートしていきたいと思います。

2022年4月15日
フレッシュニー・タンデュヤン

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フレッシュニー・タンデュヤンさん

GIVING, AT THE SAME TIME GROWING

 Hi it's Freshny, in the photo is my youngest brother's mini stationary and just like me when I was a little girl he also loves to collect color pencils, mini notes and crafting papers, anything that can help him so his arts. Most of these materials are the gifts that I received from my ENCHILD family, yes, I decided to give them all to my brother since I am now busy at my college life and also I want him to pursue his hobby in arts and crafting, I have this bright perspective about his future I believe that his talent and interest in arts and to his other interests will bring him the fullest life to live.

 Instead of forcing the children to do what we want them to do, let them explore their skills and capabilities so that they can be who they want to be. I know that we all want what are best for them, as an elder sister I let my younger siblings do what they want for that, I believe they can have the chance to know themselves and their purpose, besides we as the elders are the ones that must guide them and support them.

April 15, 2022
Freshny Tanduyan

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フレッシュニーさんの浜辺の作品

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 幸福であろうとすることがいかに大変なことか。
 平和に生きることがなんと難しいことか。

 ウクライナの人々だけの話ではありません。

 誰もが幸福に生きたいと望んでいながらもその確実な保証というものが存在しないのと同じように、誰もが平和な社会を実現したいと願いながらもそれを約束してくれる証明書や契約書を発行してくれる場所はないということです。

 幸福や平和というものが、じっと座って待っていれば向こうからやって来るものとも思えません。
 仮に向こうからやって来たとしても、本当にそれで私たちは幸福になったり、平和になれたりするのでしょうか。

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 以下の図は、「貧困の5大要因」(フィル・バートル教授による)として示されたものですが、この五つ要因は、いずれも他の社会問題を引き起こす因子ではないかという仮説で論を展開してみましょう。

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 「無関心」「依存」「不正直」「無知識」「病気」は、幸福の阻害要因にもなりますし、平和の阻害要因にもなり得ると考えられます。

 どうでしょう?

 そのように考えると、「正直であること」「健康であること」「関心を持つこと」「知識を獲得すること」「自立すること」に取り組むことは、幸福になるためのアプローチになり得そうですし、平和を実現するための方策としても有効なように思えます。

 皆さんはどう考えるでしょうか。

 これを国家レベルのお話に置き換えるのは、すぐには無理がありそうですが、個人の生活や身近な共同体のレベルにおいてなら、問題の解決策となり得る端緒を見いだせそうな気がしませんか?

 このアイデアは、幸福な人生、共同体の平和な状態をつくり出すのに役に立ちそうです。

正直であること…自分に正直に生きる。互いに正直であろうとする。
健康であること…心身の健康を保つための努力をする。
関心を持つこと…自分自身に関心を持つ。互いに関心を持つ。
知識を獲得すること…個人の生活に必要な知識を獲得する。共同体の維持と持続的な発展に必要な知識を獲得する。
自立すること…安易に他者に依存しない。自分でできることは自分でする(自助)。その上で互いを尊重し、助け合う(共助)。

 といった感じです。 

 例えば、こういったアティチュード(生活態度、生きる姿勢)を持って毎日を誠実に生きたとしましょう。
 そう考えたとき、皆さんには、どんな未来が見えてきますか?

 エンチャイルドが目指す「子どもたちが夢と希望、志を持って生きられる社会」の実現もまた、この五つのアティチュードを持って生きることによってその理想に近づけそうです。

 幸福や平和を遠ざけてしまう因子を一つ一つ取り除いていく、これを生活の中で実践し、身近な関係性の中で実現していくのです。

 対立や葛藤、闘争状態の解決もまた、このシンプルな行動を積み重ねることで成し遂げられるのかもしれません。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 当ブログ【877】でミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド・リーダー、ジョニー・ボロンガイタさんのことを書きました。

 今日は、マニラ首都圏のキアノ・ロメロ事務局長(エンチャイルド・フィリピン)を紹介したいと思います。

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グローバルフェスタJAPAN2019のステージで
スピーチするキアノ事務局長

 キアノ君は1996年生まれ、もうすぐ満26歳になる青年です。ボロンガイタさん同様、コロナ禍の中のこの2年、難しい社会状況の中で献身的に頑張ってくれています。

 若きリーダーです。山歩の娘とちょうど同じ世代ですから、山歩にとっては「息子」といってもいい年代です。

 彼がエンチャイルドと関わりを持つようになったのは2013年、大学1年の時です。
 エンチャイルドのことはほとんど理解してなかったようですが、エンチャイルド、フィリピンの代表、ライアン・チュパス氏に誘われてボランティア・スタッフに加わわったそうです。

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OKOME-Projectの最前線をリードする
キアノ事務局長(左)

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エンチャイルド・ユースの奨学生たちと
台風被災者支援活動を行うキアノ事務局長(右手前)

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台風被災地の支援物資を集めるエンチャイルド・ユース
の奨学生たち(左がキアノ事務局長)


 当時は17歳。今は学校制度が変わってハイスクールはジュニアハイスクール4年、シニアハイスクール2年で6年制になり、大学進学は18歳からとなりますが、制度変更前に大学生になったキアノ君は17歳で大学1年になったのです。マニラ首都圏にある工科大学で産業工学を学んだそうです。

 2013年といえば、カロオカン市のMLQ小学校び児童を対象に奨学金支援を始めた年です。翌2014年には同じくカロオカン市のMHデル・ピラー小学校で支援が始まっています。奨学生たちは年齢の近かった、当時ティーンエージャーのボランティア・スタッフであったキアノ君の存在が印象的だったようです。

 カロオカンの奨学生の数人は、最近行われたオンライン共有ミーティングで「自分たちはクヤ・キアノ(キアノお兄さん)と一緒に成長してきました」と語っていました。

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MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生たちを
対象としたオンライン共有ミーティング


 最初はエンチャイルドについてよく分かっていなかったというキアノ君も、今日まで約9年間活動に関わり、エンチャイルドの最前線で活躍してきてくれました。3年ほど前からはエンチャイルド・フィリピンの事務局長として、重責を担ってくれています。

 奨学生たちを直接訪問し、個別のケアをしてきてくれました。奨学生たちの置かれた厳しい現実にも触れそうです。そういう中で、奨学生たちのエンチャイルドの支援に対する熱い感謝の思いをダイレクトに感じ取ったといいます。

 2019年には訪日研修ツアーで来日し、グローバルフェスタJAPAN2019で日本の支援者たちと一緒に活動しました。

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グローバルフェスタJAPAN2019のエンチャイルドの
ブースで体験報告をするキアノ事務局長

 ボロンガイタさんとキアノ君に共通しているのは、エンチャイルドに対するコミットメントはもちろんですが、いずれも奨学生たちからの信頼が厚いということです。

 奨学生たちの多くがハイスクールや大学生であることを考えると、進路問題などで、お兄さん、あるいは少し年上の先輩の立場で相談に乗ってくれるスタッフが身近にいることは、彼らにとってかけがえのない助けとなっているのだと思います。

 エンチャイルドは、現地のスタッフの皆さんの献身的な歩みによって支えられています。
 簡単なことを一つもありませんが、一人一人の最善をつないで連携し、これからもミッション遂行のために力を尽くしていきたいと思っています。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドのYouTubeチャンネルの更新情報です。

  フィリピン・カロオカン市のMLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン共有ミーティングの第2回の様子(後編)を収録した動画リポート「ENCHILD NEWS & REPORT」2022年4月15日号が公開されました。

 ぜひご視聴ください。

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 MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン共有ミーティングの第1回の様子、第2回の前編も併せてご覧ください。チャンネル登録がまだのかた、ぜひご登録ください。


「ENCHILD NEWS & REPORT」2022年4月15日号

「ENCHILD NEWS & REPORT」2022年3月25日号

「ENCHILD NEWS & REPORT」2022年3月15日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、エンチャイルド奨学生の「大学生としての抱負」を紹介します。
 フィリピン・カロオカン市のアンパロ・ハイスクール出身の大学2年生、クリスチャン・D・フェタリノ君(フィリピン工科大学 電気工学専攻)のエッセーです。
 昨年の執筆によるものですが、奨学生としての率直な思いが表現されていますね。

 翻訳は、サポーターの江口さんにご協力いただきました。
 江口さん、ありがとうございます!

 フィリピン国内の感染者の数はかなり減少していますが、とりわけ子どもたちの受けた社会的経済的なダメージは大きく、彼らがまだまだ大変な状況に置かれていることに変わりはありません。

 これからも必要なサポート、応援を続けたいと思います。

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祝福にあふれた一年

 困難、苦難、挑戦すべき壁に直面していますが、私たちの人生の旅の中にエンチャイルドが存在していることは幸せなことです。
 パンデミックが始まってから、これまで普通だったことができなくなり、そのことに対応するのは実に大変です。しかし周りの人たちに助けられながら、私たちは自分自身を成長させることができています。今年も大変な中にあり、私たちは皆さんの応援が必要です。

 学業のための経済的なサポートもそうですが、皆さんの精神的な支えが私たちには必要です。良い成績を維持するのは簡単なことではありませんし、誰も知り得ない苦労があります。しかし励ましてくれる皆さんがいることで、私たちはそれに打ち勝つことができるのです。

 エンチャイルドは私たちを経済的にサポートしてくれるだけではありませんでした。エンチャイルドを通じて苦しい時に相談できる友人もできました。エンチャイルドのおかげで、私たちに違いはあっても家族になることができることを理解できました。

 今年は祝福にあふれた年であると言える理由は、人々の人生を支え、より良い人生に変えていくというビジョンを持った人たちがいるからです。

2021年10月3日
クリスチャン・D・フェタリノ

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ハイスクール(中学生)の頃のクリスチャン君(右/2016年5月22日)

Year Full of Blessings

 Although we are facing difficulties, hardships, trials, and challenges we are blessed to have EnChild in our journey. Since when the pandemic starts, it is really hard to cope with all the things that we are not usually or regularly doing but we learn to develop ourselves through the help of those people surrounding and supporting us. This year is hard as before but still we need the support. 

 Aside from having financial assistance for our academic purposes, we need a support mentally and emotionally. Having a good grades isn’t easy and people don’t know the struggles we go through. Sometimes people drag us down and even ourselves drag us down but we can conquer this if there are people who will encourage us. 

EnChild doesn’t just support me financially also I found friends that I will talk to when life become tough. This organization help me to understand that we are family despite of our differences. 

This year is full of blessings because there is a person that has a vision to help and change the lives of every person. 

October 3, 2021
Fetalino, Christian D.

 クリスチャン君のスピーチを動画でもご覧いただけます。アンポロ・ハイスクール出身のエンチャイルド奨学生たちのオンライン共有ミーティングの様子です。ぜひご視聴ください。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日のブログ【876】で、ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド現地責任者、ジョニー・ボロンガイタさんの現地リポートを紹介しました。今回のブログでは、ボロンガイタさんのことについて書いてみたいと思います。

 このブログの読者、特にエンチャイルドの支援者の皆さまの中には、ボロンガイタさんのことをよく知っているというかたもいらっしゃることでしょう。

 スタディーツアーに参加して交流も持ったかたもいらっしゃるでしょうし、来日した際に交流したことがあるというかたもいらっしゃることでしょう。

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訪日研修ツアーで来日し、グローバルフェスタJAPAN2019の
ステージでスピーチするボロンガイタさん

 ボロンガイタさんと会って交流した人の多くは、その人柄に触れて彼のファンになります。ボロンガイタさんだけでなく、ボロンガイタさん一家のやさしさと愛情あふれる振る舞いに多くの日本の支援者は尊敬心と慕わしい気持ちを持ったことでしょう。

 エンチャイルドは多くのすてきなフィリピンの仲間たちに支えられていますが、とりわけボロンガイタさんは特別な存在です。「エンチャイルド」の精神を体現した人だと言っても言い過ぎにはならないでしょう。

 実際、ボロンガイタさんファミリーのエンチャイルド活動への貢献は計り知れません。

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グローバルフェスタJAPAN2019のエンチャイルドの
ブースでギターを弾くボロンガイタさん(右端)

 山歩がボロンガイタさんと初めて会ったのは、2004年のことです。運命的な出会いでした。
 山歩が初めてフィリピンを訪ね、ミンダナオ島ブトゥアン市で教育支援に取り組んだ最初の活動でボロンガイタさんと出会いました。地元の有識者の一人として私たちに協力してくださり、現地の活動においても支援式や奨学生たちとの交流プログラムでMCを務めるなど、重要な役割を果たしてくれました。 

 ボロンガイタさんと山歩が生まれ年も誕生月も同じだったのも、二人の絆を深める要因になったと思います。互いに音楽が大好きで、言葉を超えた交流を深めてくれたのもまさに音楽でした。たくさん一緒に歌いました(言葉が十分に通じないので歌うしかなかったとも言えますが…)。

 ボロンガイタさんは大学教授です。哲学と英語を教える先生です。そして音楽の才能にあふれた人です。
 ボロンガイタさんの夫人は、ご自分の夫のことを「学生には厳しい先生なんですよ」と話してくれたことがあります。
 実際、彼は明るくフランクな人柄であると同時に、誠実で責任感の強い人間です。「アティチュード(態度や心構え)」を大切にする人です。

 私自身、ボロンガイタさんを通して多くのことを学びました。

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OKOME-Projectの最前線でも汗を流してくれました
(左がボロンガイタさん)

 ボロンガイタさんにミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド現地責任者になっていただいたのは、2014年のことでした。そのいきさつは、いつかお話しする機会があると思います。
 
 以来、日本のエンチャイルドとボロンガイタさんファミリーは二人三脚で活動を行うようになり、ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルドは教育支援の新たなステージを目指すこととなったのです。

 ボロンガイタさん夫妻には一男一女のお子さんがいらっしゃいます。二人のお子さんたちもまた、エンチャイルドと共に成長してきたといっても過言ではないでしょう。

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左端がボロンガイタさんの息子さん、右端手前が娘さん

 今日は思いつくままにボロンガイタさんのことについて書いてみました。
 彼は山歩にとってエンチャイルドの同志であり、パートナーであるとともに、親友であり兄弟です。

 山歩にとって、ボロンガイタさんファミリーは国境を超えた家族愛の絆を結び育んだ、まさに「家族」なのです。

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スタディーツアー(ミンダナオ島ブトゥアン市マサオ・ビーチ)
右端がサングラス姿のボロンガイタさん

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 一昨晩(4月11日)、フィリピン・ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド責任者、ジョニー・ボロンガイタさんと情報共有の時間を持ちました。

 フィリピンでは台風1号(マラカス)に続いて、2号(マギー)が発生し、本土に上陸しています。
 インターネットの接続状態も悪く、オンラインでの交流もいつ中断するか分かりません。
 今回は1時間ほど交流しましたが、後半はやはり接続状態があまり良くありませんでした。

 ボロンガイタさんは大学の教授職ある人物であり、真の教育者です。
 エンチャイルドの活動においてもその真価を大いに発揮し、エンチャイルド奨学生たちをより良い方向へと導いてくださっています。

 コロナ禍の中での奨学生たちを訪問する活動は簡単ではありません。
 そのような中で、定期的に奨学生たちの集会を企画し、彼らを励まし、日本の支援者と奨学生たちをつないでくださっていることに心から感謝したいと思います。

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ジョニー・ボロンガイタさん

ジョニー・ボロンガイタさんの報告より

 3月26日(土)と3月27日(日)の両日を使って、ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生たちを訪ねて、地域ごとのミーティングを持ちました。

 奨学生たちの地域を訪問するときはいつも、彼らにレクチャーを行います。レクチャーを通して私はエンチャイルドの基本的な考え方を繰り返し教えています。

 なぜなら、エンチャイルド奨学生たちのような若者たちは社会から影響を多く受けやすい世代であるからです。良いものばかりであればいいですが、悪い影響も当然受けやすいということです。

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 ですからエンチャイルドとして、彼らに対していつも夢や志を持つことの大切さを伝え、刺激しているのです。エンチャイルドは奨学生たちの成長した未来に期待し、サポートし続けているのだということを何度も彼らに話しています。

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 集会のたびにレクチャーでエンチャイルドの考え方についての話を聞く奨学生たちは、その場がこれまでの自分たちの歩みを振り返る機会となります。そして彼らは、これからの学業や生活に対してやる気を新たにしています。

サント・ニーニョ

 今回訪問した私の所感を報告します。
 彼らに会って、学習に対する意欲や生活態度に接してみて、エンチャイルドの奨学生たちは皆、忙しい中、前向きに学習に取り組み奮闘している様子を感じることができました。

 そして、日本の支援者の皆さんがこれまで継続して彼らをサポートしてくださっていることを、奨学生たちは一様に感謝していました。
 支援者の皆さまには改めて感謝申し上げます。

マウグ

 こちらの地域の授業形態の近況を報告します。
 大学においては、対面で授業が行われるケースは限定的で、実験室を使用する化学の授業などに限られており、まだほとんどがオンラインで行われています。

 一方、小学校やハイスクールでは今、今週一週間は対面授業、次の週はモジュール授業で自宅学習、その次の週は対面授業といった隔週での対面授業が計画されています。

 しかし、この様式にすぐに慣れるのはまだ難しいでしょう。なぜなら、実際の教育現場では、先生や児童・生徒たちが対応したり、調整したりしなければならない課題が多く生じてくることが予想されるからです。

 以上です。

オンラインミーティング4月11日(ボロンガイタさん)_220412_6

 「ENCHILD NEWS & REPORT」の最新号(2022年3月25日号)が公開されています。
 ぜひご覧ください。

「ENCHILD NEWS & REPORT」2022年3月25日号

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ENCHILD

    


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 遅れてしまいましたが、「ENCHILD NEWS & REPORT」2022年3月25日号をお届けします♪

2022_3月25日号

 内容は、2月19日に行われたMLQ(マニュエル・L・ケソン)小学校出身のエンチャイルド奨学生たちを対象としたオンライン共有ミーティングの前半です。後半は、4月15日号でお届けする予定です。

 3月15日号では、2月12日に行われたMLQ小学校出身の奨学生たちのオンライン共有ミーティングの様子をお届けしています。併せてご覧ください。

 「ENCHILD NEWS & REPORT」は映像を通して、エンチャイルドをお伝えする情報メディアです。
 2021年10月25日号を第1回として、毎月2回、エンチャイルド奨学生の声を中心にお届けしています。
 エンチャイルドのYouTubeチャンネルにご登録いただき、他のコンテンツも併せてぜひご覧になってください。

 「ENCHILD NEWS & REPORT」2022年3月25日号では、ニュースレター3月25日号で掲載したフランシーヌ・ミカエラ・バルモレスさん(グレード11/高校2年生)のスピーチ「何年にもわたり私を励ましてくださったことに感謝しています」もご視聴いただけます。活字と映像の両方でぜひお楽しみください。

 フランシーヌ・ミカエラ・バルモレスさんの記事はブログ(800~802)でもご覧いただけます。

NEWS & REPORT 2022_3月25日号
フランシーヌ・ミカエラ・バルモレスさん

 では、最新号「ENCHILD NEWS & REPORT」2022年3月25日号をご覧ください。

「ENCHILD NEWS & REPORT」2022年3月25日号
「ENCHILD NEWS & REPORT」2022年3月15日号

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ENCHILD

    



 


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、最新のエンチャイルド奨学生たちの様子を写真でお届けします。
 3月に現地リーダーのジョニー・ボロンガイタさんが各地域を巡回して奨学生の集会を行った時の写真です。奨学生たちのコメント動画も届いています。「NEWS & REPORT」4月25日号で紹介する予定です。

 本日夜には、ボロンガイタさんとオンラインで情報共有ミーティングを行う予定です。
 集会の様子について共有することになっていますので、その結果は後ほど、当ブログでも紹介したいと思います。お楽しみに!

 写真からも子どもたちの元気な様子が伝わってきますね。
 フィリピンは感染拡大が抑えられており、学校の対面授業も再開し始めているようですので、子どもたちの表情にも明るさが戻ってきているように感じます。

マウグ
バランガイ・マウグの奨学生たち
ロサンゼルス
バランガイ・ロサンゼルスの奨学生たち
アンバゴ パガッパタン
バランガイ・アンバゴ、バランガイ・パガッパタンの奨学生たち
マサオ
バランガイ・マサオの奨学生たち
ブハン
ブハン小学校出身の奨学生たち
ダヒカン
ダヒカン小学校出身の奨学生たち
マガリャネス北
マガリャネス北小学校出身の奨学生たち
サント・ニーニョ
サント・ニーニョ小学校出身の奨学生たち

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ENCHILD

    






 


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日4月10日は、11年前の2011年にNPOエンチャイルドの設立総会が開かれた日です。
 東京都の認証は同年8月12日、8月25日に特定非営利活動法人(NPO法人)として正式に登記されました。

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 「世界の子どもたちを元気にしたい」。この思いが「エンチャイルド」という名前になりました。

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 「エン」+「チャイルド」。
 子どもたちの価値を高め、彼らに成長をもたらし、彼らの夢と志を共に支えていこうというわけです。

 さて、設立から10年という節目を迎えた時、世界は新型コロナウイルス感染症のパンデミックに覆われました。
 2年を経ても「アフターコロナ」とはいかず、「ウィズコロナ」を選択せざるを得ない3年目に突入しています。

 見えない存在、正体がよく分からない、はっきりと解明されていないことが多いのが「新型コロナ」です。
 このような存在が健康問題でなく、社会的脅威となることを誰もが実感したのがこの2年でした。

 エンチャイルドは、以下のミッションを掲げて10年を歩んできました。

 ◆教育インフラの不備や貧困などの理由によって学校に通うことのできない、あるいは、通うことができなくなってしまう可能性のある途上国の子どもたちに対して、奨学金や交流プログラムの実施などの支援事業を行います。

 ◆子どもたちが十分に教育を受けられる社会の実現を目指します。

 ◆草の根レベルにおける日本と支援対象国の友好関係の深化に貢献します。

 しかしいまだこれらのミッションは完遂には至らず、道半ばという状況です。

 ミッションは、2段構えになっています。

 第1段階が「貧困の世代間連鎖を断ち切る」こと(自立支援)であり、第2段階は「『受益者』を『支援者』にする」こと(共立支援)です。

 教育支援にとどまらず、受益者であるエンチャイルド奨学生たちをピース・アドボケイト(平和の推進者=支援者)として育成することがエンチャイルドのミッションなのです。

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 ノーベル賞学者、米国のジェームズ・ジョセフ・ヘッグマン教授は、貧困の世代間連鎖を断ち切る四つのキーワードを示しています。

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 「愛着(Attachment)」「支援(Support)」「励まし(Engagement)」「刺激(Stimulation)」の四つは、エンチャイルドが大切にする価値とも一致しています。

エンチャイルドへの参加方法

 11年目を迎えたNPO法人エンチャイルドは、5月21日(土)の年次総会をもって本格的に2022年度をスタートしてまいります。

 総会の第2部として、フィリピン関係者を招待してのオンライン交流会を予定しています。

 正式なご案内はこれからですが、5月21日の午後4時ごろを予定しておりますので、ぜひ今から皆さまの予定に入れておいてくだされば幸いです。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドの海外教育支援事業は、支援者皆さまお一人お一人のまごころで 成り立っている事業です。

 2022年度も支援者の皆さまと共に、コロナ禍、新型コロナウイルス感染症パンデミックで疲弊した子どもたちを助け、応援すべく、教育支援事業に尽力してまいります。

 未来を創る子どもたちへの教育支援に関心があるよ、という皆さま、ぜひエンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお問い合わせください。

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 以下、エンチャイルドの海外教育支援活動のメインプログラム「エンチャイルド奨学金支援プログラム」についてご案内です。

★エンチャイルドの「奨学金支援プログラム」について★

◆エンチャイルド(ENCHILD)マンスリーサポーター会員とは◆

 特定非営利活動法人エンチャイルドは、グローバル教育支援プロジェクトの一環としてエンチャイルド奨学金支援プログラムを行っています。同プログラムへの参加は、ひと月千円(一口)の支援金から始められます。

 エンチャイルド奨学金支援プログラムへの参加者を「エンチャイルド(ENCHILD)マンスリーサポーター会員」と呼びます。

 現在、エンチャイルドは、貧困などの理由で学校に通うことのできない、あるいは通うことができなくなってしまう可能性のある子どもたちを対象に、二つの奨学金プログラムを柱とする教育支援を実施しています。

 一つが、小学校の児童やハイスクールの生徒を対象とする奨学金支援プログラム、「ENCHILD SCHOLARSHIP PROGRAM-OCOP(ONE CHILD ONE PEACE)」であり、もう一つが、大学生を対象とした奨学金支援プログラム、「ENCHILD SCHOLARSHIP PROGRAM-GYM(GLOBAL YOUTH MODEL)」です。
 現在は、主にフィリピンの子どもたちを対象に支援を行っています。

 サポーターの皆さまには、毎月月末に「ニュースレター」を、郵送またはメール(PDF版添付)でお届けいたします。

★大学生のエンチャイルド奨学生(GLOBAL YOUTH MODEL)の増員に伴い、すでにサポーター会員になってくださっている皆さまには、支援口数の追加をお願いしています。ご検討いただければ幸いです★

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◆支援金について◆

 申込み支援は一口千円からお願いしています。二口、三口、複数口大歓迎です。
 支援の方法として、「ゆうちょ銀行の口座振替による自動引落し」「ゆうちょ銀行からの払込取扱票によるお振込」をご用意しています。

 支援金の払込方法例:
 ご希望の払込方法でご支援いただけます。

 ◇ゆうちょ銀行自動払込
 (◎一年払い12,000円 ◎半年払い6,000円 ◎毎月払い1,000円)
  
 ◇ゆうちょ銀行から、払込票による払込
 (◎一年払い12,000円 ◎半年払い6,000円 ◎毎月払い1,000円)

 ご希望の払込方向に従って、自動振替用の申込み用紙や払込取扱票をお送りいたします。

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☆NPO法人エンチャイルドの設立趣旨☆

 今日、教育インフラの不備や貧困などの原因で、学校に通うことのできない児童が世界で7,200万人いると言われている(2010年のUNESCOの推計)。
 教育を受ける機会がなければ、成人になっても単純作業労働の仕事にしか就くことができず、貧困から抜け出すことが難しい場合が多い。社会にとっても、その発展と調和に不可欠な人材の育成がなされていないのは大きな損失である。
 私たちは、「人類は一つの家族」という観点から、未来を担う可能性を持ったこのような児童に、国を超えて教育支援を行う必要があると考え、2001年から約10年にわたって奨学金支援の活動を行ってきた。
 また、単に奨学金を渡すだけでなく、日本の支援者が現地を訪問したり、奨学生を日本に招待したりして交流を深めるプログラムも実施してきた。教育支援の活動を通して、国を超えた家族のような関係を草の根レベルで作っていくことは国同士の友好関係の構築や、ひいては世界平和につながるのである。
 このような活動をより広く市民に公開するとともに、説明責任を果たしていくため、ここに特定非営利活動法人を設立する。(「設立趣旨書/2011年4月10日付け」より抜粋)

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【 特定非営利活動法人エンチャイルド 】

〒158-0097 東京都世田谷区用賀4-9-7-102
TEL:03-6325-3420
E-Mail:info@enchild.org
郵便振替:口座番号00180-8-13392 口座名称 NPO法人エンチャイルド
Webサイト:http://enchild.org

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 4月8日、今日が何の日かご存じですか?

 花祭りの日(お釈迦様の誕生日)…、でもありますが、実は「忠犬ハチ公の日」でもあるのです。

 忠犬ハチ公というのは、あの渋谷のハチ公銅像で有名な、あの秋田犬です。

 「忠犬ハチ公の日」は、忠犬ハチ公銅像及び秋田犬群像維持会が制定したもので、1936年から、4月8日(ハチ公の命日は3月8日)に慰霊祭が行われてきたそうです。

 ハチ公についてウィキペディアの説明はこうです。

 忠犬ハチ公(ちゅうけんハチこう)は、日本の忠犬。東京・渋谷駅まで飼い主の帰りを出迎えに行き、飼い主の死去後も約10年にわたって通い続けたという犬である。犬種は秋田犬(あきたいぬ)で、性別はオス。名前はハチ。ハチ公の愛称でも呼ばれている。
 ハチが飼い主を待ち続けた渋谷駅の出入り口(「ハチ公口」)の前にはハチの銅像が設置されており、この「忠犬ハチ公像」は渋谷のシンボルともなっている。世界的にも観光名所として有名で、休日にはハチの銅像周辺に外国人を含む群衆が出来るほどである。

 写真は、2019年に実施したエンチャイルド奨学生を対象とした訪日研修ツアーの一場面です。
 渋谷ハチ公銅像の前とスクランブル交差点で撮影したものです。

 「渋谷のスクランブル交差点を歩いてみたい」というフィリピンの若者たち共通のリクエストに応えて、何度も交差点を往復しました。
 世界の渋谷スクランブル交差点、世界の「忠犬ハチ公像」を実感した瞬間でもありました。

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「忠犬ハチ公像」前で

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渋谷のスクランブル交差点をバックに

 2019年9月30日、世界が新型コロナウイルス感染症のパンデミックに突入する半年ほど前のことでした。

 今度、エンチャイルド奨学生たちを日本研修に招待できるのはいつになるでしょうか。

 今年のクリスマスの時期には視察を行い、来年の春(フィリピンの夏)には、4年ぶりとなるスタディーツアーを実施したいと考えています。

 成長した子どもたちとの再会を今から楽しみにしたいと思います。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 今回は、エンチャイルドの教育支援(エンチャイルド奨学生制度)の特徴について、改めて紹介したいと思います。

 サポーター会員募集中です!
 詳細は、info@enchild.org までお問い合わせください。


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【 月刊ニュースレター2021年11月25日号より 】

受益者から支援者へ~子どもたちの成長が教育支援のゴール

1.継続的な支援
 エンチャイルド奨学生本人とその保護者が望む限り、一定の条件を満たせば、ハイスクールあるいは大学卒業までの奨学金給付が継続されます。
 このことは本人と保護者にとって大きな意味を持っています。「継続的な支援が得られる」という保証(安心感)は、貧困下にある奨学生たちが学校生活を送る上で大きな心の支えとなります。

2.心の支援
 心の支援(精神的支援)は、子どもたちにとって不可欠なものです。なぜなら、心(精神)の自立なくして、頭(思考)の自立も体(健康、経済)の自立もなし得ないからです。
 エンチャイルドは、メンター(助言者)として奨学生たちをサポートする立場に立っています。日本の支援者の皆さまの存在がメンターであり、日比両国のスタッフたちもまた、そのような自覚に立って教育支援活動に携わっています。
 心の支援の一環として行っている取り組みに「共育交流プログラム」があります。具体的には、日本の支援者が現地を直接訪問して受益者と交流するスタディーツアーがその一つであり(コロナ禍の現在は、オンラインで行っています)、年に数回行われる奨学生(時には保護者も)を対象としたミーティング(交流会)やワークショップもその一環です。
 共育交流プログラムを通して、奨学生たちの自立心を育み、他者のために生きる、共立(共生・共助・共感)の精神を喚起します。

3.受益者から支援者へ
 「受益者から支援者へ」。これがエンチャイルドの教育支援のゴールです。
 自立と共立(ギブ・アンド・ギブ)に生きる青少年を育成するために、エンチャイルドでは小学校卒業時に「ピース・アドボケイト」(平和の推進者)のタイトルを奨学生たちに付与し、シニアハイスクール以上の奨学生たちは「エンチャイルド・ユース」(2020年10月に設立)のメンバーとして、夢と志に生きるピース・アドボケイトの実体となるための実践と体験にチャレンジしています。

ピース・アドボケイトの実体を目指す奨学生たち

 このように、エンチャイルドは奨学生たちを経済的にサポートするだけでなく、彼らの心の成長の支えになりたいと考えて教育支援を行っています。
 受益者であった子どもたちが成長して誰かの支援者となり、より良い社会実現の担い手(ピース・アドボケイト)となる、これがエンチャイルドの目指す教育支援です。

 現在、大学生のエンチャイルド奨学生(Global Youth Model)が増えています。彼らは遠からず、自らの力によって貧困の連鎖を断ち切るモデルとなることでしょう。
 地域社会や国家、さらには国境を超えて世界を舞台に活躍する人材となり、真の平和をつくり出すピースメーカーとなっていくことでしょう。

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 日本の支援者の皆さまには、子どもたちの成長のために、今後ともさらなる応援とご支援の継続をお願い申し上げます。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日は、モチベーションの話題から、なぜか宮沢賢治の「雨にも負けず」の詩を紹介することになりました。
 今日になってふと思い出したのが、高村光太郎の「道程」という詩。
 
 高村光太郎は、1945年5月、岩手県花巻町(現在の花巻市)に疎開しています。その疎開先は、宮沢清六という人物の家。宮沢清六は宮沢賢治の弟で、その家は賢治の実家だったそうです。

 宮沢賢治に呼ばれて高村光太郎を思い出してしまったのかもしれません。

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 「道程」については、「雨にも負けず」と同様、ご存じのかたも多いことでしょう。 

 以下のような短い詩です。


 「道程」
 高村光太郎

 僕の前に道はない
 僕の後ろに道はできる
 ああ、自然よ
 父よ
 僕を一人立ちにさせた廣大(こうだい)な父よ
 僕から目を離さないで守る事をせよ
 常に父の気魄(きはく)を僕に充たせよ
 この遠い道程のため
 この遠い道程のため


 光太郎の「道程」は、人間の世代間のつながりと自立をテーマに書かれた詩であると思います。

 人は親から生まれ、いずれその親から離れて、道なき道を自らの力で進んでいかなければなりません。

 父からの独立。独立は自立なくしてはできません。
 親の責任と子の責任。自立への責任です。
 この両者の責任が共になされなければ自立への道はありません。

 「ああ、自然よ」という一節は、日本人の魂には響きますね。

 英訳は、『日本の名詩、英語でおどる』(作者:アーサー・ビナード 出版社:みすず書房)中から引用させていただきます。

 Journey

 No path lies before me.
 As I press on, behind me a path appears.
 Nature, my father, you
 who made me walk on my own,
 boundless father,
 don't turn away, but keep watch over me.
 Fill me always with your strength
 for the long jorney ahead,
 for the long jorney ahead.


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  4月、ご入学の皆さま、おめでとうございます。

 やる気満々で、希望と大志を抱いて新しい出発をされたかたも多くいらっしゃることでしょうし、不安と心配を抱えながらのスタートをされたというかたもいらっしゃるでしょう。

 いずれにせよ、新年度の幕は切って落とされました。

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 さて、今日は「やる気」について少しお話ししてみたいと思います。
 「やる気」を「モチベーション」と言い換えてもいいかもしれません。

 モチベーションをいかにコントロールできるかどうかが、私たちの行動の在り方を左右するものとなります。

 この1年の目標や計画を立てたかたも多いことでしょう。
 その目標を達成できるかどうかに対しても大きな影響を与えるのがモチベーションの問題です。

 デジタル大辞泉ではこう記しています。

モチベーション(motivation)
1 動機を与えること。動機づけ。
2 物事を行うにあたっての、意欲・やる気。または、動因・刺激。

 モチベーションもまた、外発的なものと内発的なものがあります。

 外発的なモチベーションとは、外から与えられ、外からの刺激を受けて生じてくるやる気や意欲です。
 内発的なモチベーションとは、内側から湧いてくるもの、自ら主体的に獲得したやる気や意欲です。

 外発的なものだけに頼っている(依存している)と、それがなくなったとたんにやる気はあっという間に失せてしまいますし、意欲も減退していきます。

 内発的なものは一種の自家発電ですから、外からの影響に左右されず、光り続け、動き続けることができます。
 
 とはいえ、現実には、両面が必要ですね。

 しかしながら、外発的なものは補足的なものであり、主体は内発的なものであるという位置付けは重要な視点です。

 成長するということ、大人になるということは、内発的なモチベーションを自ら維持し続けられる人間になるということだと考えるからです。

 私たちが精神的に(=心が)自立した状態を目指そうとすれば、持続可能な内発的なモチベーションを獲得しなければなりません。

 評価されなくても、無視されても、自発的であり続けられる、ある意味で強靭(きょうじん)な精神をいかに持てるかが人生の目標とすべきことではないか、ということです。

 山歩はその極意を、宮澤賢治の、あの有名な詩の一編に見いだします。

---

「雨にも負けず」(現代語訳)

宮澤賢治

 雨にも負けず
 風にも負けず
 雪にも夏の暑さにも負けぬ
 丈夫な体を持ち
 欲は無く
 決して怒らず
 いつも静かに笑っている

 一日に玄米四合と
 味噌と少しの野菜を食べ
 あらゆることを
 自分を勘定に入れずに
 よく見聞きし分かり
 そして忘れず

 野原の松の林の陰の
 小さな萱(かや)ぶきの小屋にいて
 東に病気の子どもあれば
 行って看病してやり
 西に疲れた母あれば
 行ってその稲の束を負い
 南に死にそうな人あれば
 行って怖がらなくてもいいと言い
 北に喧嘩(けんか)や訴訟があれば
 つまらないからやめろと言い

 日照りの時は涙を流し
 寒さの夏はおろおろ歩き
 みんなにでくのぼーと呼ばれ
 褒められもせず
 苦にもされず

 そういう者に
 私はなりたい

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Ame ni mo makezu 
(雨ニモマケズ, 'Be not Defeated by the Rain')

by Kenji Miyazawa


Unbeaten by the rain
Unbeaten by the wind
Bested by neither snow nor summer heat
Strong of body
Free of desire
Never angry
Always smiling quietly

Dining daily on four cups of brown rice
Some miso and a few vegetables
Observing all things
With dispassion
But remembering well

Living in a small, thatched-roof house
In the meadow beneath a canopy of pines
Going east to nurse the sick child
Going west to bear sheaves of rice for the weary mother
Going south to tell the dying man there is no cause for fear
Going north to tell those who fight to put aside their trifles

Shedding tears in time of drought
Wandering at a loss during the cold summer
Called useless by all
Neither praised
Nor a bother

Such is the person
I wish to be


From Wikipedia, the free encyclopedia
  (Redirected from Ame ni mo Makezu)


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 4月3日日曜日の夕方、マニラ首都圏の地域(学校)コーディネーターの皆さんとオンラインで交流の場を持ちました。

 今回は、マニラ首都圏の5地域(サン・イシドロ小学校、MLQ小学校、MHデル・ピラー小学校、バランガイ・タタロン、バランガイ・ホーリースピリット)から6人のコーディネーターの皆さんが参加してくれました。

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 フィリピンは感染拡大がかなり抑えられています(一日の感染者は400人以下に減少)。外出規制も解かれ、警戒レベルも1になっているということです。

 対面式授業が始まっている学校もあるようですが、まだまだ準備段階の学校も多いという印象でした。

 今後、リバウンド、感染再拡大がないとはいえませんが、社会環境はこれから徐々にコロナ禍以前の状態に移行していくのだろうと思います。

 エンチャイルドの活動という点でいえば、今年度は地域(学校)コーディネーターのますますの活躍を期待しています。

 奨学生たちへの声かけ、状況把握など、より密に行っていただきたいとお願いしました。
 地域(学校)コーディネーターの皆さんとのオンライン共有ミーティングも3カ月に1回程度実施できればと考えています。またそこには、卒業生(エンチャイルドのOB・OG)たちの参加も呼びかけ、卒業生による奨学生のケアの充実を図りたいと思います。

 シニアハイスクール以上の奨学生が増えています。
 この時期は進路選択について悩み多い時でもあります。
 彼らには進路指導の面でも「メンター」としての支援者が必要とされています。

 日本の支援者の皆さんによる言葉を超えた励ましは、奨学生たちにとって大きな力となります。
 支援者の皆さまには、これからも奨学生たちへのサポートをよろしくお願いします。

 オンライン・スタディーツアーへの参加、クリスマス応援メッセージなど、子どもたちの励ましになります。当ブログの記事をお読みいただくことやブログへの寄稿もエンチャイルド活動の推進力を高めるものとなります。
 エンチャイルドのYouTubeチャンネルの登録、ブログの読者登録もお願いいたします。

 今年度もブログやウェブサイト、メルマガ、ニュースレター、YouTubeチャンネルを通じて広報活動を促進・強化してまいります。

 今後ともよろしくお願いいたします。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 3月31日にオンライン報告会を行いました。
 今回の報告会にはフィリピンから3人の関係者が参加しましたが、その一人がエンチャイルド奨学生のカリル・ダイアン・アママンパンさん(大学2年生)。今日のブログでは、報告会でのカリルさんのスピーチをご紹介いたします。

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対面式授業が再開した大学に通学するカリル・ダイアン・アママンパンさん

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オンライン報告会に参加したカリルさん(上段右)

 こんばんは、皆さん!(日本語で)

 私はフィリピンのミンダナオ島(ブトゥアン市)アンバゴに住むエンチャイルドの受益者、カリル・ダイアン・アママンパンです。

 新型コロナウイルス感染症によるパンデミックが私たちの生活を襲って以来、状況は大きく変わりました。私たちは自分たちの中に閉じこもり、お互いに物理的な交流を控えなければなりません。私の生活は、パンデミックのために劇的に変化しました。

 外出には多くの制約があり、動きも非常に制限されます。しかし、このパンデミックが教えてくれることの一つに、私たちは健康に細心の注意を払わなければならないということがあります。私たちは自分の命を大切にしなければなりません。決して今までどおりのことを今までのようにしていい状況ではないのです。

 単なる咳や風邪が、もしかしたら新型コロナウイルスに感染しているかもしれないのですから、決して健康に対する注意をおろそかにしてはいけないのです。
 一方で、こうした逆境とどう折り合いをつけていくかということも学びました。私は生きる理由ともいうべき「生きがい」を持つことを学びました。

 私は日本人が幸せに長生きするための秘訣(ひけつ)として大事にしている「生きがい」(日本語で)という本に出合いました。しかし私にとっては、これは決して未知のものではありません。なぜなら、この本は、私たちがどのようなライフスタイルを選択すべきか、私たちがなぜ生きているのか、そして、情熱的な目的を見つけることに言及しているからです。

 というのも、最近の私たちは、忙しいスケジュール、仕事の山、出席しなければならない会議、そして、先週私が初めて対面式の授業を受けたように、徐々に通常の生活に戻りつつあるからです。

 私たちが歩んでいる道では迷うこともあり、人生の旅の一部でもあり、時には疲れることもあります。不安やいら立ち、目の前にある責任に対応しきれないことで消耗してしまいます。

 でも、心配いりません。私たちは人間であり、さまざまな感情を抱くようにできているのですから。
 私は、情熱は自分の道を照らす火であり、目的はそれを再燃させるものだと自分に言い聞かせています。

 パンデミック、地震、台風など、どんな悲劇があっても、私たちはそれを乗り越えていけると信じています。季節の移り変わりと同じように、いずれは訪れるものです。
 私は人生のさまざまな季節を経験しましたが、そのたびに、エンチャイルド・ファミリーと神の愛という最高のサポート・システムを手に入れることができました。ありがとうございました。

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通学するカリルさん

Kombanwa minna-san!
 I am Karyll Dianne Amamangpang, an Enchild beneficiary from Ambago, Mindanao Philippines. Things are quite different since pandemic hit our lives. We have to lock in ourselves and refrain from physically interacting with one another. My life drastically changed because of covid pandemic. 
 There are many constraints when going out and we are very limited in our movement. Yet, one thing this pandemic teaches us is that we need to take extra careful of our health. We must value our lives and never take it for granted. 
 We never know a simple cough and colds could be covid and it’s not something we should neglect. On the other hand, I learned how to dwell with these adversities. I am learning my “ikigai” or what we should call the reason why we get up in the morning.
 I came across with this book Ikigai which is a Japanese secret to a long and happy life. Well, for me, it’s basically not a secret because it’s referring to how we should choose our lifestyle, build reason of why we are living, and finding our purpose passionately. 
 I am sharing this to all of you because we are being feed up with a busy schedules nowadays, piles of work, meetings to attend to, and especially that we are slowly going back to normal just like what I had last week, I had my first face to face classes.
 We could be lost along the road that we are taking and its part of our journey like me, sometimes I get tired. I get anxious, frustrated and drained that I could not cope up with the responsibilities that I have in front me. 
 It’s okay. We are human beings and we are designed to feel different emotions. But as for me, I keep on reminding myself that my passion is that fire that lights up my way and my purpose is what rekindles it. 
 Any tragedies like pandemic, earthquake, and typhoon I know that we will get through it. Just like seasons, it will come to pass and I know that as I went through different seasons in my life I have the best support system that I could ever ask and that is my Enchild family and the love of God. Thank you!

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 一昨日、3月31日に2021年度を締めくくるオンライン報告会を行いました。 
 夜遅い時間帯でしたが、20人が集ってくださっての報告会となりました。

 いくつか感想コメントが届いていますので、ご紹介します。

 「10年前から皆さんの思いが全くブレることなく、活動もどんどんパワーアップし、輪が広がっていくことを一緒に体験できて、エンチャイルドに出合えて本当によかった!と感じています」

 「本日は久し振りにフィリピンのパワーを感じる楽しい時間をご一緒させていただき、ありがとうございました。パンデミックを忘れるくらいのエネルギーでしたね。スカラー(奨学生)の子たちがしっかりと想いや学びを言葉にしていたことが印象的です」

 「本日は、すてきなお時間をありがとうございました。このような状況下でも、多くの奨学生の皆さんが一生懸命学びを続けていらっしゃることが、大きな刺激になりました。私もまた気を引き締めて、学びを深めていこうと思います」

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 報告会のプログラムは以下のとおりです。

1.開会のあいさつ
2.動画・Happy One Family 2020
3.理事長歓迎のあいさつ
4.最新の動画リポート「ENCHILD NEWS&REPORT 3月15日号」視聴
5.フィリピン現地関係者の報告
  *キアノ・ロメロ事務局長(エンチャイルド・フィリピン)
  *ジョニー・ボロンガイタさん(ミンダナオ島北東部地域エンチャイルド責任者)
  *カリル・ダイアン・アママンパンさん(エンチャイルド奨学生)
6.記念撮影
7.参加者感想コメント
8.理事長まとめ
9.動画・Happy One Family 10周年

 オンライン報告会で上映したビデオを二つ紹介します。ぜひご覧になってください。


動画・Happy One Family 2020


最新の動画リポート「ENCHILD NEWS&REPORT 3月15日号

 オンライン報告会終了後、カリル・ダイアン・アママンパンさんから感想メールが届きましたので、共有します。

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 こんばんは、山歩さん!
 今晩お会いできてとてもうれしかったです。動画を見ながら懐かしくなります。今年会えることを祈っています。新型コロナウイルス感染症のパンデミックはゆっくりと治まってきています。
 本当にありがとうございます。皆さんは私の人生の柱の一つであり、私の生きがいを見つけるための指針となっています。

 Good evening Mr. Sanpo!
 I am so happy to see you all this evening. I feel nostalgic as I saw the videos. I pray that we could see each other again this year and Covid pandemic will slowly subside.
 Thank you very much for your effort. You are one of the pillars of my life and my guidance in finding my ikigai.

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 仕事が人生の全てではないと思っていますが、それでも仕事はできないよりはできた方がいいですし、勉強して、ちょっと努力して身に付けられる仕事術があるなら、それを覚えることは結果的に人生を豊かにしてくれるものにつながるのかもしれません。

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 さて、4月になりました。新年度の始まりです。
 第6波感染拡大のピークアウトを見ながらも、花粉症真っただ中で苦しんでいらっしゃるかたも少なくないかもしれません。かく言う、山歩もその一人。

 山歩は努力するのが苦手で、勉強もなかなか続かない(始められない?)のですが、本を読むのはまあまあ好きな方です。

 最近読んだ本に、『仕事の教科書 きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた』(北野唯我・著)という一冊があります。
 とても読みやすく、文章量も少ないので、2時間もあれば、完読できる本です。

 その中に、「リーダーシップの条件」という内容があり、それは「ご機嫌であること」と言い切ってありました。妙に腑(ふ)に落ちて、そうだそうだと得心しました。

 筆者はその流れで『リーダーシップの旅』(野田智義、金井壽宏・著)から以下の内容を引用していました。大変印象に残ったので、孫引きさせていただきます。

 ①リード・ザ・セルフ:まず、自分を率い、目標を達成する
 ②リード・ザ・ピープル:次は、仲間を率い、目標を達成する
 ③リード・ザ・ソサエティ:その次に、社会を率い、目標を達成する


 著者はこの内容を「人生そのもの」だと言い、自分で自分の感情をリーダーできるようになることがポイントであること指摘します。具体的には、「アンガー(怒り)マネジメント」と「ダウン(悲しみ)マネジメント」の二つが大切だと。

 「セルフコントロール(克己、自制)」という言葉も連想しました。

 新たな年度をスタートするに当たっても、このような内容をよく分かって物事に対していくことが大事だなと思いました。

 「リード・ザ・セルフ」「リード・ザ・ピープル」「リード・ザ・ソサエティ」。
 エンチャイルドの活動に携わる中でも日々感じている事柄ばかりです。

 今年度も、まずは自分を磨くところから始めたいと思っています。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・マサオのエンチャイルド奨学生、レナ・メイ・グムボックさん(19歳、カラガ・ステート大学1年)の寄稿を紹介します。

 フィリピンの若者たちも、5年に一度の大きな選挙を間近に控えて、さまざまなことを感じ、考えているようですね。
 
 日本は成人年齢が20歳から18歳になりました。そのことによる社会的・生活的な変化も生じてきています。選挙権も18歳からとなりました。

 日本の若者たちも、遅くとも高校生の時期には社会の一員として物事を考え、社会に目を向けるようにならなければなりませんね。
 社会倫理のこと、法律のこと、大人としての自覚などなど、その意味でも学校教育と社会教育の接点は早い時期に持つことが大事だと考えます。

 お金や技術的な教育に加えて、早い時期から(小学校5年生くらいから?)学校教育や家庭教育に社会教育の視点を盛り込むべきではないかと感じています。
 
レナ・メイ・グムボックさん
レナ・メイ・グムボックさん

選挙運動で思うこと

 選挙が間近に迫ってきました(5月9日投開票)。

 政治家は集会や選挙運動で頭がいっぱいです。
 彼らは選挙活動を行うためにさまざまな場所に足を運びます。私は、政治キャンペーンに利用されている教会も存在することに気が付きました。それを良しとする神父さまがいらっしゃることは、クリスチャンとして悲しいことです。

 教会は政治運動のための場所ではないことを忘れてはなりません。
 私は、人々が彼らの不適切な行為に気付くことを願い、祈っています。それは許されることではないので、やめるべきです。

 選挙運動で神や神の神殿について言及することは避けましょう。

2022年3月7日
レナ・メイ・グムボック

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マサオ・バランガイのエンチャイルド奨学生たち

 The election is quickly approaching. Politicians are occupied with rallies and campaigns. They travel to various locations to carry out their campaign. However, I've noticed that some churches are currently being used for political campaigns. It saddens me as a Christian that some priests are okay with it. Let us never forget that churches are not places for political campaigning. I'm hoping and praying that people will notice their inappropriate behavior. They should stop because it is not acceptable. Let us avoid mentioning God or His temple in our campaigns.

Rhena Mae Gumboc

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 「今年度を締めくくる」ENCHILDオンライン報告会、3月31日(木)午後8時45分から開会いたします。
 エンチャイルドの目指すもの、この1年の海外教育支援活動の成果、エンチャイルド奨学生たちの声など、この1年の歩みをまとめてご紹介する予定です。
ぜひご参加ください。

 フィリピンの現地リーダーの皆さん(ボロンガイタ氏、キアノ氏)、そしてエンチャイルド奨学生の代表も参加して現地リポートをしてくれる予定です。お楽しみに!

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。初めてのかたもウエルカムです。
 アクセス情報をご案内いたします。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 たびたびのご案内ですが、今年度(2021年度)を締めくくる、ENCHILDオンライン報告会が3月31日(木)午後8時45分から開会いたします。

 フィリピンの現地リーダー(ジョニー・ボロンガイタ氏、キアノ・ロメロ氏)も参加し、最新の現地リポートをしてくれる予定です。

 2021年度最終報告会として、エンチャイルドの目指すもの、この1年の海外教育支援活動の成果、エンチャイルド奨学生たちの声など、この1年の歩みをまとめてご紹介する予定です。

 お気軽にご参加ください。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。初めてのかたもウエルカムです。
 アクセス情報をご案内いたします。


【コロナ禍を超えて!】

オンライン報告会20220331

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