★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援と共育(草の根国際交流)活動を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の推進者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回実施程度しています(2020~2022年度はオンラインで実施)。サポーター、スタディーツアー参加者募集中です! お問い合わせください。★世界の子どもたちを元気にしよう!★

 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 今回も、エンチャイルドの目指すものをテーマに、エンチャイルド理事長のコラムを紹介します。

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フィリピン・マニラ首都圏のエンチャイルド奨学生たち

より良い社会を実現するための教育支援&共育活動を

 特定非営利活動法人エンチャルドは、国境を超えた家族愛の実践(「LOVE BEYOND THE BORDER」「LOVE IS THE MOVEMENT(愛は行動だ)」)という視点から、主にフィリピンの貧困児童を対象に教育支援と草の根の国際交流(共育活動)を行ってきました。

 2004年に初めてフィリピンで活動をスタートしてから15年が過ぎました(2016~2017年にはインドネシアでも)。

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インドネシアのスラバヤのスラム街で

 貧困児童を対象とする奨学金支援(延べ360人、2019年度の奨学生数は182人)をはじめ、当該地域の学校やバランガイ(最小の地方自治単位)を対象とした教育支援(教科書・図書・教材、および学習用の機器・備品などの支援)やフィーディングサービス(給食支援)を行ってきました。

 支援地域は、ルソン島マニラ地域の学校とバランガイ、11カ所、ミンダナオ島ブトゥアンおよびマガリャネス地域の学校とバランガイ、9カ所です。

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インドネシアのバリ島の子どもたちと

 日本の支援者の皆さんには、年に数回実施されるスタディーツアーを通して現地に訪問していただき、現地の視察とともにエンチャイルド奨学生たちとの交流を続けてきました。

 現地の子どもたちは、スタディーツアーの参加者(日本の支援者)を、自分たちの成長を見守ってくれる日本の良きお兄さん・お姉さん、家族の一員のように感じて交流してきました。
 もちろん、スタディーツアーに参加した日本の支援者の皆さんたちも。

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フィリピン・マニラの子どもたち

 このような家族愛の絆で結ばれた交流プログラムは、国境を超えて共に生きていこうという意識と心情を芽生えさせています。

 エンチャイルドの奨学生は、小学校を卒業して中学校(ハイスクール)に進学する時、「ピースアドボケイト」(平和の提唱者、推進者)の任命状を授与されます。

 任命状の趣旨を要約すれば、「一生懸命勉学に励み、自立した人間を目指すとともに、他の人々を助け、より良い社会(平和な社会=共生、共助、共感の共立社会)の実現に寄与する人間となることを目指そう」というものです。

小学校を卒業するエンチャイルド奨学生たち
ピースアドボケイト任命式

 ピースアドボケイトでもあるエンチャイルド奨学生たちは、勉学に励むとともに、自らの自立のことだけでなく、自分も誰かの支えになりたい、他者のために生きたい、より良い社会を実現する者になりたいと考えるようになります。

 実際、エンチャイルド奨学生の出身者で、社会人となった後、周囲の貧困児童のために援助を行っている青年や、学校の教師となって貧困児童たちのサポートに尽力しているエンチャイルド卒業生も出てきています。

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支援式典で国歌斉唱をするエンチャイルド奨学生たち

 エンチャイルドは、単なる自立をゴールとした経済的な教育支援ばかりでなく、より良い社会の実現の担い手を育てる社会教育プログラムとしての共育活動(人類の共通の宝である子どもたちを共に育てる活動)に取り組んでいます。

 エンチャイルドは、支援される側から支援する側に転換させることができてこそ、真の教育支援だと考えています。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 今回は、エンチャイルドの目指すものについて、改めて紹介したいと思います。

 エンチャイルドの理事長のコラムからです。


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エンチャイルドのテーマ曲「HAPPY ONE FAMILY♪」
を踊るエンチャイルド奨学生たち


「持続可能な共同体社会実現のための社会教育プログラムに取り組みます」


より良い社会の実現のために
 エンチャイルドの目指すもの、それは「全ての子供たちが夢(希望)と志(大きな目的)をもって生きられる社会の実現」です。子供たちこそが未来を創る主役であり、主人公だからです。子供たちの元気な笑顔が未来の希望の象徴です。

 昨今、「持続可能な社会」ということが論じられていますが、まさに、子供たちが元気であることが持続可能な社会のバロメーターといえるのではないでしょうか。

 「子供たちが元気な社会」と「より良い社会」は同義だと考えます。それ故に、エンチャイルドの教育支援活動は、より良い社会を実現するための社会教育活動へと昇華し、社会教育プログラムの実践の必要性を強調するようになりました。

 エンチャイルドは、「より良い社会」を「共生・共助・共感の社会」と表現してきました。共生・共助・共感の社会は、家族のような関係性によって成り立つ共同体社会です。

 そしてそのような社会を成立させ得る主要な構成要素が「共生」「共助」「共感」です。この三つの要素(エレメント)が満たされるとき、「家族」をつくり出すことができると考えます。


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支援式典でダンスを披露するエンチャイルド奨学生たち


「家族」をつくる八つの視点
 今回は、家族的共同体社会実現のためのエレメントを八つの視点で提示し、エンチャイルドが取り組む社会教育の考え方について説明したいと思います。

 それは、「共生」「共食」「共育」「共立」「共助」「共有」「共感」「共観」の8項目です。
 一つ一つについて簡単に説明してみましょう。

(1)「共生」は文字どおり、共に生きることです。家族は単なる共存(共に存在する)の関係ではなく、共生(共に生きる)の関係です。「一つの家」で共に暮らすのが家族です。「共に生きる」ということが、家族であるということの核心的内容です。

(2)「共食」は共に食べること。食を共にしてこそ家族です。家族的共同体は経済共同体でもあります。一つの食卓を囲む一家団欒の場面は共に生きる家族の象徴です。

(3)「共育」は共に育てること。わが子でなくとも、共同体は子育ての責任を共有しています。子供は共同体の未来そのものだからです。

(4)「共立」は共に立つことです。人は生まれて自立に向かって成長します。自立した者たちによって形成される社会が共立の社会です。人間は社会的存在です。人は一人では生きていませんし、一人では生きられません。共立の関係こそが個と全体の連帯、和合と調和を保ち、持続可能な社会の実現を可能にします。

(5)「共助」は助け合うことです。防災の観点で「自助・共助・公助」という言葉がよく使われます。どれも欠くことができませんが、その中心は共助です。まさに「共助」は共同体社会における基本姿勢であり、喜びの源泉であると言っていいでしょう。

(6)「共有」。対話をしない家族を家族だといえるでしょうか。対話を通して互いの気持ちや事情を共有できます。察することも大切ですが、やはり具体的な双方向のやり取りが成立してこそ、情報とともに思い(情)の共有が可能となります。

(7)「共感」とは互いの感情や思いを理解し合うことです。美しい景色を見ながらその感動を共有することであり、情感が共鳴し合うことです。家族愛の味は共感によって伝わり、広がっていきます。

(8)最後に「共観」です。共に観ること、ビジョンや目標を共有することです。家族は共に同じ山の頂上を目指し、幸福な人生の実現を共に成し遂げていく関係です。


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キャンパスツアーでフィリピン大学を訪問した
エンチャイルド奨学生たちと日本のスタディーツアー参加者


「愛着」「支援」「励まし」「刺激」
 ノーベル経済学賞の受賞者で米国の経済学者、ジェームズ・ジョセフ・ヘッグマン教授は、「貧困の世代間連鎖を断ち切る四つのキーワード」として、「愛着」「支援」「励まし」「刺激」を挙げています。
 エンチャイルドもまた、貧困の世代間連鎖を断ち切ることを課題として掲げて活動する団体です。

 「家族愛」を中心に置き、経済的支援だけでなく精神的支援を大切に考えて活動しています。スタディーツアーなどによる支援者と受益者の実体的な交流やメッセージは、互いを刺激し合うことで課題解決のモチベーションを高めています。

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社会教育プログラムの必要性
 かつて、十数年にわたって日本社会は毎年3万人以上の自殺者を生みだす自殺大国でした。

 ここ数年、自殺者の総数は減少傾向にありますが、若年層に限っていえばそうではありません。若者の自殺率は一向に下がらず、若年層の自殺者は後を絶ちません。
 他人に殺されるよりも家族や親族に殺されるリスクが高く、もっといえば、自ら命を絶ってしまう若者がさらに多いのが日本社会の現実なのです。

 無縁化、孤立化、孤独化が進む現代の日本社会。
 家族愛を刺激し、家族的共同体社会を実現する取り組みは時代の要請だといっても過言ではありません。

 今、より良い社会、共生・共助・共感の社会をつくり出すことのできる、社会教育プログラムの存在が求められているのではないでしょうか。

 エンチャイルドは、これまでと同様、海外教育支援を通じた地球家族社会の実現に挑戦しながらも、教育支援や草の根国際交流(異文化理解)の活動経験を生かして、わが国における地域社会の活性化と持続可能性の追求においても貢献したいと考えています。

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 エンチャイルドのスタディーツアーに参加されたかたの感想を紹介しています。

 今回は、2018年5月18日~22日に行われたスタディーツアーに参加したマンスリーサポーター会員(女性)のかたの体験記をお届けします。

 「姉妹結縁」プログラムは、互いが持つ普遍的な家族愛という人間性を引き出し、国境を超えた家族の絆をつくり出します。

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エンチャイルドのテーマソング「HAPPY ONE FAMILY♩」
の曲とともにを踊るエンチャイルド奨学生たち

「家族愛の絆を目の当たりにして、心が揺さぶられました」

 今回私は、ダヒカン小学校の8歳の女の子と姉妹結縁を結びました。支援式典の会場に着いた時、たくさんの子供たちと保護者、学校関係者の皆さんが私たち支援者を温かく歓迎してくれました。日本の支援者に再会して、泣きながら抱きついてきた女の子の姿に私はもらい泣きしてしまいました。

 そこで感じたのは、その子の姿は、単に「支援者と受益者」という関係ではなく、遠い国から会いに来てくれた愛する存在、お父さんに会えた娘のように見えました。国境を超えた家族愛の絆に結ばれた家族文化の姿を目の当たりにして、心が揺さぶられました。

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 全体で200人ぐらいの人たちが集う中、私は自分の結縁相手の女の子(「妹」といいます)をすぐに見つけることができました。妹も私に気付いていて、式典中はお互いにアイコンタクトや秘密の合図のように手を振り合ったりしました。
 何か見えないものがお互いをつなぎ合わせたという感覚を覚えました。

 多くの人たちと共に食事を楽しみました。英語が十分でない私に対して、一生懸命いろんなことを話してくれる姿にうれしさがこみ上げてきました。食事そっちのけで、写真撮影会が始まり、少しだけ有名人になったみたいに楽しい時間を過ごしました。

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 今回最も考えさせられたことは、家族の在り方です。血がつながっていなくても、言葉が通じなくても、国籍が違い、肌の色が違う人たちがこんなにもお互いを思いやり、涙する関係になるのは、そこに真の愛があるからだと感じました。

(マンスリーサポーター会員 女性)


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 エンチャイルドのスタディーツアーに参加されたかたの感想を紹介しています。

 今回は、2018年5月18日~22日に行われたスタディーツアーに参加したマンスリーサポーター会員(女性)のかたの体験記をお届けします。

【「姉妹結縁」について】
 「姉妹結縁(式)」は支援者と受益者であるエンチャイルド奨学生が国境を超えた家族愛の絆を結ぶためのセレモニーです。
 エンチャイルドのユニークな交流プログラムの一つとして、活動開始以来、主に新規の奨学生を対象に行ってきた取り組みです。
 文化交流や親善を目的とした国際的な自治体間の交流関係を
「姉妹都市」といいますが、それを個人と個人の関係で実践しているような感じです。
 「草の根の国際交流を実践し、友好な関係を築いていきましょう」「互いを尊重し、家族(兄弟・姉妹)のように交流しましょう」といった趣旨で行っています。
 支援者は奨学生たちの将来の夢を応援し、奨学生たちはそれに応えようと勉学に励みます。
 姉妹結縁状に互いに署名をするだけですが、そのことがきっかけで両者の関係はグッと近くなり、国境を超えた家族愛の交流が始まります。

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姉妹結縁状を手にする支援者とエンチャイルド奨学生(左)


「国を超えて一つの家族になれるのだと実感しました」

 私にとってエンチャイルドのフィリピン・スタディーツアーは一生忘れられない思い出となりました。現地の仲間たちと私たちは「一つの家族(Happy One Family)」だということを実感しました。

 私は二人の女の子と姉妹結縁を交わしました。

 一人は、以前からお手紙を通して交流してきたアンドレアです。
 私は結縁式を通してアンドレアと姉妹の仲を深めることができたと感じました。それは、「Happy One Family」のダンスを踊る時に私がアンドレアを探していると、アンドレアの方が私を見つけてくれて、一緒に踊ることができたからです。お互いの思いが通じ合った時、本当にうれしかったです。

 もう一人は、新しく“姉妹”になったブレッシーです。

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 翌日、新しくエンチャイルドの奨学生となったダヒカン小学校(ミンダナオ島マガリャネス)の子供たちとの交流プログラムが行われました。そこでブレッシーと再会しました。ブレッシーはスキンシップで交流してくれて、終始行動を共にしました。

 私はブレッシーやダヒカン小学校の子供たち、他の奨学生、お母さんたちと、とても楽しく幸せな時間を過ごしました。交流を通してフィリピンの皆さんを愛する気持ちが強くなりました。

 スタディーツアーに参加して、私たちは言葉や文化の違いがあったとしても、国を超えて一つの家族になれるのだと実感しました。私の心の中ではフィリピンとの距離がすごく近くなりました。

 私はこれからも結縁を交わした二人の女の子の成長を見守り、関係をいっそう深めていきたいと思っています。このエンチャイルドの素晴らしい活動を友人・知人にも伝えたいと思っています。

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 そして、決して忘れてはならないのが、フィリピンの貧困問題です。初日に訪れたマニラにおいて、私は非常に衝撃を受けました。路上で生活する人々、路上に捨てられたたくさんのごみ、衛生環境の悪いスラムの家々、車が頻繁に行き来する車道のような危険な所で物乞いをする子供や老人など、悲しい現実を目の当たりにしました。この問題が解決される未来が途方もなく遠いもののように思われました。しかし、このエンチャイルドの活動が確実に明るい未来のために前進しているのだと思いました。

 この体験を忘れず、フィリピンやその他の貧困の人々、あるいは紛争にさらされている地域など、恵まれない環境にいる人々のことを思いながら生活しようと思いました。

(マンスリーサポーター会員 女性)


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 今回は、2018年3月16日~19日に行われたスタディーツアーに参加したマンスリーサポーター会員(男性)のかたの体験記をお届けします。

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スタディーツアー参加者の皆さん、スモーキーマウンテンの頂上で


「“弟・妹たち”と共に過ごせた時間が本当に幸せでした」

 スタディーツアー2日目に訪問したスモーキーマウンテンとユニカセ・レストランが非常に印象的でした。

 スモーキーマウンテンは一昨年のツアー以来、2回目の訪問となりました。2年ぶりのスモーキーマウンテンは新しく電線が通っていたり、新たに家屋が建っていたり、あるいはなくなっていたりと、前回はたくさん集まってきた子供たちが今回いなかったこともあり、2年間で随分雰囲気が変わったなあという印象を受けました。

 ごみ山の近くに不法に家を建てて居住していた人々は、国から格安の住宅を提供されても、仕事がないために生活することができず、結局貧困の連鎖がどこまでも続いていくという現状を改めて目の当たりにして、前回夢を語ってくれた子供たちが今どこで、どのような生活を送っているのか、貧困から抜け出すことができたのかなど、さまざまなことを考えさせられました。

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スモーキーマウンテンを視察するスタディーツアー参加者たち

 貧困の連鎖を断ち切るためには、どのような支援が必要なのか。経済的な支援だけで果たして本当に貧困の連鎖を断ち切ることが可能なのか、疑問ももっていましたが、その一つの答えを示してくれたのが、「ユニカセ・レストラン」でした。

 仕事に対する姿勢や具体的な職業訓練など、長期的な教育支援の環境があって初めて、一人の人間が自立して生きていけるのだと思いました。そして、支援を受ける立場から与える立場になってこそ、貧困の連鎖は支援の連鎖へと変わり、共生・共助・共感のより良い社会を築いていけるのではないかと、改めてエンチャイルドの理念と実践内容に希望を感じました。

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スタディーツアーでは、エンチャイルド奨学生たちのために
フィリピン大学のキャンパスツアーが行われた

 また、マニラの奨学生たちとの交流が印象に残っています。
 自分でも驚いたことに、彼らとの間に壁を全く感じませんでした。それは単に、「国境を超えた家族愛」がエンチャイルドの理念だからとか、英語が通じるからといったものではなく、自分の意識として、どこか懐かしい家族、あるいは共に世界を変えていく心強い弟・妹たちと再会したような気持ちになりました。

 短い時間ではありましたが、とても楽しく濃い時間を共に過ごすことができて、本当に幸せでした。今回のスタディーツアーでマニラのエンチャイルド奨学生たちとも一つの家族のようになれた気がします。

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 奨学生だけでなく、今回はエンチャイルド・フィリピンのスタッフやボランティアの学生たちとも交流できたことが自分にとって大きな財産となりました。彼らのエンチャイルドに対する熱い思いや、その姿にとても感化されました。

 今後ともエンチャイルドの活動に少しでも貢献していけたらと考えています。

(マンスリーサポーター会員 男性)


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 今回は、2018年3月16日~19日に行われたスタディーツアーに参加したマンスリーサポーター会員(女性)のかたの体験記をお届けします。

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「エンチャイルドでの体験はお金に代えられないもの」

 私にとって2年ぶり3回目のスタディーツアー参加でした。
 最近のエンチャイルドの様子など、あまり分からないままのツアープログラムのスタートでしたが、改めて「エンチャイルドの活動は素晴らしい!」と感じました。

 スタディーツアー前のオリエンテーションの時やツアーの要所要所で、ヘッグマン教授(シカゴ大学教授、ノーベル経済学賞受賞者)の「貧困の世代間連鎖を断ち切る四つのキーワード」について理事長が解説してくれました。

 過去のツアーの参加経験から、四つのキーワード、「愛着 attachment」「支援 support」「励まし engagement」「刺激 stimulation」が必要であり、エンチャイルドでも行っていることだなと理解してはいましたが、現地に行って子供たちやスタッフと関わる中で改めてそのことを実感しました。

 現地に行くことで奨学生やその家族、スタッフはもちろん、フィリピンという国にも愛着が持てるようになるし、金銭的な支援は当然ですが、SNSでのやり取りやギフトを渡すことで励ましになり、「頑張ろう!」という刺激を与えることができると感じます。
 
 また、それらは支援する側から一方通行で流れていくものではなくて、逆に私たち日本人や日本に愛着をもってもらえると思うし、私自身彼らと連絡を取り合ったり、彼らの頑張りを聞くことで、「私も頑張ろう!」という仕事などへのモチベーションになっているのも事実です。

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 今回、多くのエンチャイルド・フィリピンのスタッフやボランティアが中心となってプログラムを進めてくれました。空港に到着した時にもらった手作りのレイから始まり、歓迎交流会や図書支援&読み聞かせプログラムなど、「ここに集った人たちみんなにとって良い時間になるように」という彼らの熱い気持ちを感じました。
 このように着実に進歩しているエンチャイルドの活動を今回肌で感じて、自分自身ももっと主体的な意識をもってツアーに臨めたらよかったと反省しました。

 月に一口千円の支援をし、時間とお金を割いて現地を訪問する。ただそれだけを聞けばお金のかかることですが、私がそこから得たものはお金に代えることのできないものばかりです。
 エンチャイルドの活動やツアーを通して出会った人とのつながりや経験が生きていく上での心の支えにもなっています。

 人間関係が希薄になってきている日本において、このように心のつながりを感じることができる人にどれだけ出会えるかというのは、とても貴重なことだと思います。
 国は違っても同じ人間同士、分かり合えないことはないし、「家族なんだなぁ」と感じることもできます。

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 毎回スタディーツアーに参加するたびに、「感じてきたものをそっくりそのまま言葉で表し伝えることができたら、もっと支援者を増やすことができるかもしれないのに」と感じますが、こればかりは一人一人が実際にこの活動に触れて実感してもらうしかありません。

 これからも、エンチャイルドの活動に触れてもらうキッカケをつくるにはどうしたらいいのかについて、日々考えていけたらと思っています。

(マンスリーサポーター会員 女性)


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 エンチャイルドのスタディーツアーに参加されたかたの感想を紹介しています。

 今回は、2019年5月16日~20日に行われたスタディーツアーに参加したマンスリーサポーター会員(男性)のかたの体験記をお届けします。

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ボロンガイタ氏(左)とカロック・アン小学校の児童たち

「エンチャイルドは荒れた地に“種をまく人”のようです」

 今回の現地訪問を通して、ミンダナオ島ブトゥアン、マガリャネス地域のエンチャルド奨学生の教育活動を担当している、ボロンガイタさんとそのご家族の「心からの支援」の大きさを、改めて実感しました。

 ボロンガイタさんは、「8エレメント(エンチャイルドが掲げる社会教育目標:共生、共食、共育、共立、共助、共有、共感、共観)」の内容を深く理解し、その実践者となっています。また、地域におけるエンチャイルドの活動への理解者、協力者を増やそうと努力しています。

 今回のスタディーツアーの期間中に、ボロンガイタさんが今後の取り組みのアイデアとして、「エンチャイルドスクール構想」というものを提案していました。エンチャイルドスクールとは、ピースアドボケイト(共立・共助による共生社会の担い手)の育成を目的とした私塾のような教育施設のイメージでしょうか。とても素晴らしいアイデアで、ぜひ実現したいと思いました。

 どのような活動でも、その根幹には理念や哲学が不可欠です。ボロンガイタさんの姿勢から、私自身も八つのエレメントをより深く理解していかなければならないと反省させられました。

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ミンダナオ島マガリャネス、カロック・アン小学校で
フィーディング・プログラムを管理するボロンガイタ氏

 この国の社会システムのようになってしまったと思える貧困の連鎖という荒野の前では、エンチャイルドの活動は、本当に小さな活動です。しかし、その活動を通じて育った子供たちの中から、やがて貧困の連鎖社会に変革をもたらす人物が出てくると、私は期待し信じています。

 エンチャイルドは荒れた地に「種をまく人」のようです。種が育ち、育った木にやがて実がなって、大地に新たな種を落として芽吹きをもたらしてくれることを信じます。

 活動が新しい段階に入り、より多くの支援が必要とされています。支援の輪の拡大が私に与えられたミッションだと感じています。

(マンスリーサポーター会員、男性)


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 今回から何回かにわたって、エンチャイルドのスタディーツアーに参加されたかたの感想を紹介していきたいと思います。

 まずは、2019年5月16日~20日に行われたスタディーツアーに参加したマンスリーサポーター会員(女性)のかたの体験記をお届けします。

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成長する子どもたち、受益者から支援者へ

 3回目のスタディーツアーの参加でしたので、子どもたちの成長が見られたのがとてもうれしかったです。

 今回、奨学生たちにとってお手本となる3人のお姉さんが立ちました。リンデさんとビビアンさんとジェリンさんです。いずれもエンチャイルドの元奨学生です。

 彼女たちは学生を卒業し、今は社会人となって支援する側に立って周囲の子供たちの教育支援を始めています。

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中央の3人の女性:右からリンデさん、ジェリンさん、ビビアンさん

 理事長が支援式典で「Give and Give」というお話をされましたが、彼女たちの姿を見ながら、後輩の奨学生たちにも、より良い社会の実現のために、自分が受けた愛を自分の次元でとどめるのではなく、他の人々に与えていくことのできる大人に成長していってほしいと思いました。

 まずは、私たち支援者が子供たちをたくさん愛し、教育のサポートをしてあげたいなと改めて感じました。

 ピースアドボケイト(平和の推進者)の実体のモデルが現れてきた今、エンチャイルドの可能性はさらに大きくなったことを感じましたので、私自身もできること(支援の輪の拡大)から始めていきたいと思います。

 子どもたちと過ごした時間が私の日本での生活の活力になります。子どもたちの純粋な心はこんなにも人を感化するんだと、改めて実感しました。

(マンスリーサポーター会員、女性)


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 今回も、昨年行われた訪日研修ツアーに参加した日本人支援者(マンスリーサポーター会員のかた)の感想を紹介します。

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「たくさんの奇跡が重なり、素敵な訪日研修ツアーになりました」

(マンスリーサポーター会員、女性)

 毎年グローバルフェスタには参加していましたか、今年は昨年とは異なり、予想以上の天候に恵まれました。今年はフィリピンの奨学生たちの訪日研修ツアーと重なり、ブースに日本人だけでなくフィリピンメンバーがいたことで、大変盛り上がり、最高に楽しいイベントになりました。

 今回感じたことは、文字どおりの「グローバルファミリー」ということです。来日したフィリピンの皆さんには全く壁がありませんでした。
 
 フィリピンの皆さんは、いつでもどこでも、老若男女、誰にでも声を掛け、笑い合い、会話をしていました。私にはなかなかできないこと…。彼らの姿を通して、人類皆家族の意味を理解した気がします。

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 今回の訪日研修ツアーは、普段は滅多に機会のない英会話の実践の場でもありました。英語が苦手な私も、カタコトながら英会話に挑戦できてよかったと思います。

 彼らにとっても私たちにとっても素晴らしい体験ができた期間でした。お互いに良い思い出ができたと思います。

 今回たくさんの奇跡が重なり、素敵な訪日研修ツアーになりました。
 私も短い時間でしたが一緒に過ごすことができてよかったです。


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 今回も、昨年行われた訪日研修ツアーに参加した日本人支援者(マンスリーサポーター会員のかた)の感想を紹介します。

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エンチャイルド・ブースでは、
来場した皆さんにフィリピンの子どもたち宛ての
メッセージカードを書いていただきました


「フィリピンのメンバーの熱意が伝わってきました」

(マンスリーサポーター会員、男性)

 特にフィリピンの皆さんのスピーチに感動しました。

 「本当にエンチャイルドの活動は未来を創っている、だから自分たちも頑張りたい!」という熱意が伝わってきました。また、日本人とフィリピン人が一つになって歌う姿は感慨深かったです。

 参加させていただき、本当に良かったです。

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「エンチャイルドの活動は面白い!」

(マンスリーサポーター会員、女性)

 私はフィリピンに行ったことはないのですが、フィリピンの皆さんと過ごした数時間でもとても陽気で積極的なフィリピン人の国民性を垣間見ることができました。

 改めて国や文化の違いも感じましたし、「エンチャイルドの活動は面白い!」と思いました。

 エンチャイルドには歴史があり、ブースでの報告会では両国それぞれの関係者がお話をしてくださってとても現実味と信頼性を感じました。

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「子どもたちのスピーチが大変しっかりしていて驚きました」

(マンスリーサポーター会員、男性)
 
 今回はブースの場所も良く、天気は快晴で、これ以上ないほどに恵まれていました。

 どの団体さんよりもフィリピンの子どもたちと近い関係が築けていると感じていましたが、フィリピンスタッフ、奨学生たちがブースにいることで、エンチャイルドの活動の内容を直接的に伝えることができたと感じます。

 フィリピンの皆さんは明るく、熱心に活動していました。子どもたちのスピーチが大変しっかりしていて驚きました。


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 今回も、昨年行われた訪日研修ツアーに参加した日本人支援者(マンスリーサポーター会員のかた)の感想を紹介します。

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「フィリピンの子供たちから多くのことを学んでいます」

(マンスリーサポーター会員、男性)

 エンチャイルドファミリーとして、皆さんと一緒に汗を流し、声を出し合って活動できたことは素晴らしい体験でした。何より天候に恵まれました。暑い日差しもフィリピンを思わせるようでした。

 フィリピンメンバーの明るさ、エネルギーに巻き込まれて、楽しく活動していました。そして彼らのスピーチを聞きながら、改めてエンチャイルドの活動の素晴らしさと可能性を感じました。
 それは私たちが投入したエネルギー以上に、フィリピンの子どもたちは大きな力として受け取ってくれていると感じるからです。

 海を超えて、お互い顔と顔を見合わせて、人と人が出会ってきた歴史が、「支援される人から支援する人に」という、新しいロールモデルを見せてくれています。

 カリルさんから送られて来たメッセージに「私にとって、エンチャイルドの皆さんはロールモデルです」という表現がありました。さらに「私はエンチャイルドの一員として支援をする者となります」と、これからのライフスタイルを描いています。とても感動するメッセージです。

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 「貧困の連鎖」からの脱却を、教育によって実現しようとしてきましたが、個人としての「貧困の連鎖」からの脱却ができても、そこで終わってしまいます。しかし、その地域における「貧困の連鎖」を断ち切るには、その地域で一緒に学び、遊び、暮らした人の中から、地域に手を差し伸べていこうとする人が出てくることが大切です。その人をその地域がロールモデルとして、変化が生まれてくると思います。

 フィリピンの子どもたちから多くのことを学んでいます。私自身もっと成長していきたいと思います。
 
 ありがとうございました。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回も、昨年行われた訪日研修ツアーに参加した日本人支援者(マンスリーサポーター会員のかた)の感想を紹介します。


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 「夢のような時間でした」

(マンスリーサポーター会員、女性)

 本当に奇跡、奇跡の連続で、感動的でした。

 グローバルフェスタでは、フィリピンチームの動員力、壁のないトークで引き寄せる力、突如として始まる歌に、「ここは本当に日本か?」と感じるほどでした。

 フィリピンチームがブースに連れてきて、日本チームが細やかにエンチャイルドについて説明する、その連携が私はとてもうれしく、「助け合い」というものを肌で感じました。

 日本チームがいつも助けるという一方的なものではなく、フィリピンチームによって生かされていることを今回強く感じました。

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 また、日本で見ることのない彼ら、彼女らの姿が今でも信じられず、夢のようです。
 
 月曜の交流夕食会の際、シェアリングで、「他の奨学生からいいなあと言われたけど、自分にはちゃんとすべきことがある」と言って、今回来日したエンチャイルド奨学生たちが自分の立場をわきまえて参加していたことも知り、私が思っていた以上に、フィリピンチームがエンチャイルドに懸ける思いを感じました。

 本当に夢のような時間をありがとうございます。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、【055】に続いて、昨年行われた訪日研修ツアーに参加した日本人支援者(マンスリーサポーター会員のかた)の感想を紹介します。
 
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「子どもたちと共に成長していきたい」

(マンスリーサポーター会員、女性)

 今回、フィリピンから現地のエンチャイルド奨学生とスタッフが来日し、彼らの直接の声を聞き、交流できたことはとても刺激的な体験となりました。

 奨学生やスタッフがグローバルフェスタに集まった人々に積極的に呼び掛ける姿や、スペシャルステージやブースで堂々とスピーチする姿にとても感動しました。

 特に奨学生たちは、スピーチを通して本当に優秀だなと感じましたし、ただ支援を受けて満足するのではなく、エンチャイルドの理事長が伝えてきた「Give and Give」の精神などをしっかりと受け止め、自らがPeace Makerになろうとしている姿が素晴らしいなと思いました。

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 彼らの心に壁がなく、明るく接する姿に、「自分の方が壁があったな」と痛感する期間でもありました。

 個人的には、英語も未熟でコミュニケーションがうまく取れず、彼らの英語の聞き取りも半分もできていなかったと思います。ブース内でできたこともわずかだったと思いますが、フィリピンのメンバーと共に活動し交流できたことは大変良い経験になりました。

 今後も支援活動に関わっていきながら、フィリピンの子どもたちがPeace Makerとなれるように、より良い社会をつくっていけるように、私自身も共に成長していきたいと思います。

 ありがとうございました。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。


 皆さんは、マーク・ガーゾン氏の5段階の「シティズン(市民)」概念をご存じでしょうか。

 私たちは社会に生きる市民の一人であることは間違いありませんが、どんな「市民」かといえば、一つの概念だけで説明できる存在ではありませんね。


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マニラ湾の夕日


 マーク・ガーゾン氏は、価値観における5段階のシティズン(citizen)の概念を提示しています。

 皆さんはどんなシティズンとして社会を生きていますか?


 1.自分という壁を超えられない自己中心主義者


 2.国家には共感しないが、“~人”とか“~主義者”といった、特定のサブグループ(氏族、部族、政党等)のほうには共感を覚える人々


 3.個人やグループとしてのアイデンティティも包含しているが、その枠を超えて社会または国家全体に共感できる人々


 4.ナショナリズムの枠から飛びだす市民、単一の文化だけに属していない人々、言い換えれば、多文化に生きている人々


 5.多文化の世界観を超越して、人類のみならず全ての生命、地球全体を視野に入れて生きる人々


 私は国際協力活動や異文化体験を通して4段階までは理解できるようになったつもりでいましたが、5段階目がなかなか腑に落ちませんでした。

 今回の新型コロナウイルスの件を通じても思うところがあります。

 「人類のみならず全ての生命、地球全体を視野に入れて生きる」生き方を手に入れないと、本当の意味で私たちは解決の道を見いだせないのではないかと…。

 1~4の生き方で右往左往している私たちですが、5段階目のシティズン意識と価値観を持つことで、これからの時代を読み解くことができるのではないかと思う今日この頃です。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2月27日(木)、ある高校で行われた「学習成果発表会」(プロジェクト学習発表)を参観してきました。
 「教育と貧困」をテーマにプロジェクト学習を進めていた同校の高校生からエンチャイルドも取材を受けていたからです。

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 時間の関係で一部しか拝見できませんでしたが、しっかりと調べ学習を積み重ねた成果(プレゼンテーション)に触れながら、未来を担う彼らに頼もしさと希望を感じました。

 発表内容も充実していました。
 エンチャイルドに関連した部分でいえば、教育支援による貧困の世代間連鎖問題の解決に取り組んできた立場からも、気付きや発見を与えてくれるものでした。

 エンチャイルドは今までも青年世代の皆さんに支えられて活動を継続してきましたが、改めて、若い世代の視点や発想(アイデア)、感性や感覚が今後のエンチャイルドの活動に必要だと感じました。

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発表する高校生たち

 生徒たちの発表の後、担当の教員のかたが講評の中で「プロジェクト学習」のポイントを四つ挙げていました。

 ①主体性
 ②協調性
 ③アクション
 ④もがくこと

 これらの内容は、実際の国際協力、社会貢献活動の現場にも当てはまることだと思います。
 
 主体性と協調性のバランスを保つことは簡単ではありませんが、活動の内容が社会的であればあるほど、グローバルであればあるほど、この点が重要になってきました。

 プロジェクトを進めることは「もがくこと」と同義語だといっても過言ではないと思います。
 もがきながら話し合いを進める、もがきながら実践を繰り返す…。もがきはプロジェクトには付き物です。これを避けていてはプロジェクトを実行することはできないでしょう。

 学習が学習で終わらず、アクションにつながること。これも本当に大事なことですね。
 学ぶこと、知ることは、新しい課題を見いだすことでもあると思います。課題を見いだすことから、より良い社会を実現していくためのアクションも引き出されていくことでしょう。

 短い時間でしたが、学ぶことの多い機会を得ました。
 高校生の皆さん、担当の先生、ありがとうございました。

 さて、こんなご時世ですが、エンチャイルドは、3月14日(土)にワークショップ実施を予定しています。
 関心のあるかた、お問い合わせください。 info@enchild.org

第2回ワークショップ案内


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドは昨年(2019年)の9月27日~10月2日の日程でエンチャイルド奨学生を対象とした訪日研修ツアーを実施しました。

 今回は、来日したミンダナオ地域のエンチャイルド・プロジェクトリーダー、ジョニー・ボロンガイタ氏の訪日研修ツアー体験記をお届けします。

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グローバルフェスタJAPAN2019のスペシャルステージで
スピーチするジョニー・ボロンガイタさん

「ギブ・アンド・ギブ」という行動原理は、私にたくさんのエネルギーとインスピレーションを与えてくれました

 日本国内最大のイベントの一つであるグローバルフェスタにミンダナオの3人が招待されたことは、私にとって思いもよらない出来事でした。

 活動中の素晴らしい体験は、私に新しい学びをもたらしました。東京にいる間、私は温かい歓迎と思いやりを感じました。
 
 2011年に初めて日本を訪れた時も同じように温かく迎えられましたが、今回はその時以上にさまざまな体験をすることができました。

 2011年の日本訪問の際のハイライトは、多くの人々の前でメッセージを伝え、東京のさまざまなランドマークをツアーし、日本の支援者と会い、駅前の清掃活動にも参加しました。今でも覚えています。


グロフェス ボロンガイタさん
グローバルフェスタのブースで
エンチャイルド体験を語るボロンガイタさん

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ボロンガイタさんはギター伴奏でも大活躍

 一方で今回の訪日は信じられないほど比類のない体験になりました。まさに「エンチャイルド・ファミリー」を体感しました。成田空港で日本のエンチャイルドのスタッフ、そしてマニラから来日した兄弟の皆さんと再会し、彼らの笑顔に触れながら、これが「エンチャイルド・ファミリー」の縮図であると感じました。

 私は今回の訪日研修ツアーの意義と目的をはっきりと感じることができました。
 グローバルフェスタ初日、日本のエンチャイルドのメンバーと協力しながら一緒にブースで活動する中で、助け合いの化学反応が起こりました。
 
 暑さが厳しい一日でしたが、私はそれほど大変には感じませんでした。その代わりに大きな喜びと幸せを感じました。日本のエンチャイルドの兄弟姉妹の皆さんと共に活動できて私はとても幸せでした。

 フェスティバルに訪れた人たちに声を掛け、私たちのブースに案内することは喜びでした。
 エンチャイルドで私たちが体験してきたことを人々に伝え、抱負を語りながら活動することは、私たちがエンチャイルドのために一生懸命活動するための動機付けになりました。

 私はフィリピンの子供たち、主にエンチャイルド奨学生たちに対するエンチャイルドの支援者の皆さんによる深い愛とケア、そして苦労を感じることができました。
 「ギブ・アンド・ギブ」という行動原理は、私にたくさんのエネルギーとインスピレーションを与えてくれました。

 私たちが体験した活動全てを通じて私が言えることは、エンチャイルドというのはメンバー(受益者)一人一人に真に関心を向ける「本当の家族」だということです。
 つまり、教育を受けたいという情熱を持つ、恵まれない子供たちに希望とより良い未来を与えるために、「ギブ・アンド・ギブ」の行動原理を持った愛情のある家族なのです。

 忘れることのできない類いまれな冒険。それが東京でエンチャイルド・ファミリーと過ごした5日間の歩みでした。
 日本の豊かな文化について学んだ多くのこと。静けさ、他者を尊重する精神、規律を守ること、時間を大切にする姿勢、国を愛すること。私はこれらの価値を学べたことに感謝し、私の国の人々にこれらのベストプラクティスを共有できることを誇りに思います。

ジョニー・ボロンガイタ


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドは昨年(2019年)の9月27日~10月2日の日程でエンチャイルド奨学生を対象とした訪日研修ツアーを実施しました。

 今回は、来日したエンチャイル・フィリピンのスタッフ、キアノ・ロメロ氏の訪日研修ツアー体験記をお届けします。

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グローバルフェスタJAPAN2019の
スペシャルステージでスピーチするキアノ・ロメオさん

「日本の皆さんは困っている人がいれば進んで助けようとする人たちだということを私は実感しました」

 日本で行われた5日間のスタディツアーは思い出深く、私にとって多くの学習の場となりました。

 「グローバルフェスタJAPAN 2019」の2日間のイベントを通じて私は、フィリピンの奨学生たちを継続支援するために奮闘するエンチャイルドのスタッフの皆さんの苦労と努力を理解しました。

 イベントが行われた2日間、彼らはエンチャイルドの目標を達成するために全力を尽くし、真剣に取り組んでいました。私たちフィリピンスタッフもまた、日本のスタッフを助け、さまざまな仕事や責任を果たすために最善を尽くしました。

 2日間のイベントは非常にハードでした。しかし、会場を訪ねた多くの人たちと出会い、一緒に歌を歌ったり楽しんだりしたので疲れを感じることはありませんでした。このイベントの成功は私を飽きさせませんでした。

 特に、日本の支援者の皆さんに私のエンチャイルドの経験を話すことができたことが良かったです。苦労しながらも、私たちと英語でコミュニケーションを取るために最善を尽くしてくれたことがとてもうれしかったです。

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エンチャイルドのブースで体験発表を行うキアノ・ロメオさん

 日本の皆さんは、困っている人がいれば進んで助けようとする人たちだということを今回私は実感しました。彼らは親切で他者に敬意を払います。

 このイベントの成功は、日本人スタッフとフィリピン人スタッフの助け合いと団結がもたらした結果です。多くの人々がエンチャイルドの目的を知り、近い将来、支援者になっていくような、エンチャイルドにとって良い足掛かりになったと思います。

 2日間のイベントの成功は、エンチャイルドが今後、より多くの子供たちに対する教育支援を拡大していくことにつながるでしょう。

 より多くの子どもたちが人生の夢を実現できるよう、私もまたエンチャイルドを支える支援者になっていきたいと思います。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、エンチャイルドの実践プログラムを紹介します。

メッセージカード
日本の中学生たちから届いた
メッセージカードを手にするエンチャイルド奨学生たち

 エンチャイルドの主な実践プログラムには現在、以下の5種類があります。

 ①支援者(マンスリーサポーター会員、クラウドファンディングなどへの参加)になる。
 ②支援者になって現地訪問スタディーツアーに参加する。
 ③イベントなどでボランティアスタッフを行う。
 ④メッセージカードを作成し、フィリピンの子どもたちに送って草の根国際交流を実践する。
 ⑤マイ・プロジェクトを企画し、実行する。

 ④⑤を説明します。

 エンチャイルドの活動の一つとして、特にクリスマスシーズンを中心にクリスマスメッセージカード作成イベントを開催して行ってきましたが、今年に入って、クリスマスシーズン以外でもワークショップ(3時間程度)の中でメッセージカードの作成を行うようになりました。

 メッセージカードは対象(どこの誰か)を明確にして作成します。
 ワークショップの前半のプログラムは学びの時間で、支援先の教育事情やエンチャイルドの活動内容について共有します。その上で後半の時間を使ってメッセージカード作成を行います。
 作成したメッセージカードは文具などと一緒に支援先現地に送ります。

 エンチャイルド・ワークショップは、3時間で体験できる国際協力&草の根国際交流プログラムです。近いところでは、3月14日(土)午後1時30分(開場は午後1時)から世田谷区の会場でワークショップの開催を予定しています。

第2回ワークショップ案内

 次に「マイプロジェクト」です。

 これは個人あるいは団体としてオリジナルの海外教育支援プロジェクトを創出することです。

 例えば、「どこどこの子どもたちに文具支援がしたい」「どこどこ小学校の児童たち、あるいは地域の子どもたちのために給食支援をしたい」「どこどこのハイスクールの図書室に本を寄贈したい」「どこどこのハイスクールにPCを寄贈したい、プロジェクタを寄贈したい」など、エンチャイルドのコーディネート、プロデュースで実現していく「私が主体的に取り組むプロジェクト」がマイ・プロジェクトです。

 熱意さえあれば、どなたでも実現可能です。


マイプロジェクト1

マイプロジェクト2

 最近では、ある企業がフィリピンのアンティポロ市(ルソン島)のサン・イシドロ小学校に文具支援をしてくださいました(2019年12月)。また、エンチャイルドの友の会(支援者が自主的に活動してるボランティア団体)がバザーによる収益でミンダナオ島マガリャネスのカロック・アン小学校全児童を対象とするフィーディングプログラムを実行しました(2020年1月)。

 エンチャイルドはどなたでも参加できる社会貢献、国際貢献のプログラムを提供していきたいと考えています。

 お気軽にワークショップなどのイベントに参加してくださり、ぜひマイプロジェクトにも挑戦してみていただければと思います。


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 エンチャイルドは昨年(2019年)の9月27日~10月2日の日程でエンチャイルド奨学生を対象とした訪日研修ツアーを実施しました。

 今回は、来日したエンチャイルド奨学生のジョンライル・ボロンガイタ君の訪日研修ツアー体験記をお届けします。

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東京アドベンチャー
~「私は日本の人たちの態度から学んだことをフィリピンにいる周囲の学生たちに伝えます」

 訪日研修ツアーは私にとって思いがけない出来事でした。
 日本で行われるグローバルフェスタの参加に招へいされたことを理事長から聞いて、私は非常に感謝しました。私はこの大きなイベントの参加を通じて日本の人たちと交流し、文化を学ぶことができる幸運なエンチャイルド奨学生だと思ったからです。

 グローバルフェスタ初日、エンチャイルドのブースに行ってみると、中にはマニラ地域とミンダナオ地域のエンチャイルド奨学生たちの写真がたくさん掲げられていました。

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 ブースを訪問する人たちに対して私たちは、エンチャイルドの説明や、体験発表を行いました。
 ブースの外ではパンフレットを用いながら、教育を必要とする貧困下にあるフィリピンの子供たちを支援し、彼らがより良い未来を築くことができるようにサポートしているのがエンチャイルドですと人々に説明しました。

 フィリピンの子供たちをサポートすることの価値、そして、心と心のつながりを大切にしながら一つの家族として愛の絆を持つプロジェクトであることを私は強調しました。

 日本の人たちは私たちのプロジェクトのことを聞いて非常に驚いていました。多くの人々がエンチャイルドに関心を持ってくれたことは、フィリピンの子供たちにとって大きな助けになるチャンスだと思いました。

 グローバルフェスタのスペシャルステージで、たくさんの人々の前で私自身の体験やブトゥアンのエンチャイルド奨学生のことを発表できたことも大きな経験になりました。
 そこで私は、現地の子供たちがどのようにエンチャイルドの受益者になり、どのように学び、エンチャイルドの教育支援によって可能性やスキル、知識が高まり、より良い学生になっているのかについて発表しました。

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 グローバルフェスタの2日目は、私たちは歌を披露しながらエンチャイルドを紹介しました。ブースを訪ねてくれる人も増えて、幸せな時間を過ごしました。さらに多くの人たちがエンチャイルドに興味を持ってくれるようになりました。

 日本の人たちはフィリピン人よりもおとなしそうに見えました。しかし、私たちが「カントリーロード」を歌い始めると、皆さんが一緒に楽しんでくれるようになりました。彼らがエンチャイルドを通じて愛や喜び、刺激を感じてくれたからだと思います。

 訪日研修ツアーの後半は、中学校の授業訪問、寺院や東京タワー、ホセ・リサール博士の記念碑、江戸東京博物館などを訪問しました。私はそこで日本の善良な人々や日本の文化に触れて多くのことを学びました。彼らは規律を守り、礼儀正しく、大変親切でした。

 帰国したら、私は日本の人たちの態度から学んだことをフィリピンにいる周囲の学生たちに伝えます。そのように学んでいけば、誰もが親切心を持ち、より良い未来を築く助けになると思います。

 エンチャイルドのプロジェクトがさらに発展し、より良い社会を構築できることを願います。
 ありがとうございました。

ジョンライル・ボロンガイタ


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来日したフィリピンの奨学生と現地スタッフ
グローバルフェスタのエンチャイルドのブースで

Work together! 家族として、同志として

(マンスリーサポーター会員、女性)

 訪日研修ツアー期間中、2日間フィリピンのメンバーと共に過ごすことができました。
 その中で「私たちは家族である」ということを再認識するとともに、それ以上に「私たちは同志である」という感覚を強く覚えました。

 これまで参加したスタディーツアーではフィリピンの奨学生との交流が主な内容で、奨学生たちは「かわいい弟、妹」という感覚が強かったです。
 しかし、今回来日したフィリピンの奨学生と現地スタッフは「エンチャイルドの支援者を増やす」「エンチャイルドの活動を広める」という目的を強く持っていました。

 グローバルフェスタのスペシャルステージで「支援を受けるだけでなく、他の生徒の見本になることを私はいつも考えながら生活しています」と堂々と語る姿は本当に説得力があり感心するとともに、エンチャイルドに関わっていることをとても誇らしく思いました。

 私は最終日の交流会でフィリピンのメンバーに「私たち日本のメンバーにもっとこうしてほしいということはありますか?」と質問しました。すると「支援をしてくれていること、フィリピンに来たことなど、あなたがその時にできるベストなことをしてきたと思います。だから私たちから“ああしてほしい、こうしてほしい”ということはありません」と言ってくれました。

 今回、短い時間でしたが訪日研修ツアーの交流会に参加し、彼らが日本に来ることが簡単ではなかったこと、現地スタッフとして今後の活動についての悩みなど、さまざまな本音を共有できたことでフィリピンメンバーをとても近く感じました。

 さらに「Work together」という言葉を何度も耳にし、日本とフィリピンで離れてはいますが「家族」として「同志」として、普段からもっとお互いを意識して何かできることはないか考えていきたいです。

 「今後フィリピンでも支援者をつくっていきたい」とのことで、今回はフィリピンのメンバーがグローバルフェスタを通して多くの人にインパクトを与えたように、またフィリピンに行く機会があれば、今度は私たち日本人がフィリピンの人たちに影響を与えるような何かができればと思いました。



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 エンチャイルドは昨年(2019年)の9月27日~10月2日の日程でエンチャイルド奨学生を対象とした訪日研修ツアーを実施しました。

 今回は、来日したエンチャイルド奨学生のアルビン・ビオハン君の訪日研修ツアー体験記をお届けします。

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グローバルフェスタJAPAN2019の
スペシャルステージに出演したエンチャイルド

グローバルフェスタに現れた希望の虹

 日本で行われた「グローバルフェスタJAPAN 2019」にフィリピンのエンチャイルド奨学生を代表して参加できたことは、私にとって祝福された出来事でした。

 グローバルフェスタ1日目。今回の訪日研修における目的をより理解し、素敵な一日となりました。

 「フェスティバルに来た人たちをどのようにエンチャイルドのブースに案内したらよいだろう」。私はワクワクしながらエンチャイルドの出展ブースを準備しました。ボランティアスタッフでミーティングもしました。そこで、私の役割はこれまでエンチャイルドで体験してきたことや、エンチャイルドについて人々に精いっぱい伝えることだということを再認識することができました。

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 英語を話さない来場者もいたので、最初はコミュニケーションが簡単ではありませんでした。そんな時は、通訳を介して話し掛けるようにしました。しかし、言語の違いは私たちにとって障壁にはなりませんでした。
 私たちは勇気とユーモアをもってたくさんの人々に声を掛けました。それだけではありません。「カントリーロード」の歌を歌うことで、多くの人たちが私たちのブースを訪ね、一緒に歌って楽しんでくれました。

 そしていよいよ、私たちがスペシャルステージで発表する時間が来ました。最初、ステージの近くにはあまり観客がいなくて心配になりました。しかし、私たちには歌を歌ってお客さんを呼ぼうという計画がありました。私たちの歌が盛り上がって歌い終える頃には客席も埋まり、そこで私たちはエンチャイルドについて発表しました。

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スペシャルステージでスピーチするアルビン・ビオハン君

 スペシャルステージのプログラムの最後を務めたのがエンチャイルドのグループでしたが、お客さんの反応は良く、拍手喝采でした。それだけでなく、一日を通じて多くの友人ができましたし、日本の皆さんとたくさん会話を楽しむことができました。厳しい暑さの中でしたが、楽しい一日でした。雨の予報もありましたが、天の計らいか、翌日も天候に恵まれまれました。

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 グローバルフェスタ2日目も、私たちは1日目と同じように活動しました。この日、さらに良かったことは、日本人だけではなく、アメリカ人やアフリカ人など、諸外国の人たちが私たちのブースに多く訪ねてくれたことです。
 フィリピンの子供たちのために折り紙を折ってくれたり、クリスマスメッセージを書いてくれた学生たちの姿も目立ちました。

 外国人も日本人も一緒になって私たちと歌いながらセルフィーを撮り、エンチャイルドのことを話しました。彼らはとても楽しんでくれた様子でした。
 
 そして、フェスティバルが終わる頃になって空に虹が現れました。虹は雨上がりに出るものなのに、その日、雨は降っていませんでした。この出来事を通じて私は、2日目も祝福された一日だったのだなと感じました。

 虹が現れた理由を私なりに考えてみました。
 エンチャイルドは、未来を象徴する子供たちが夢と志を持てる世界を実現することを目指しています。虹は「希望」を意味します。だから、あの虹は、子供たちに希望があり、エンチャイルドに希望があるのだということを私に教えてくれたのだと思います。

アルビン・ビオハン


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 エンチャイルドは昨年(2019年)の9月27日~10月2日の日程でエンチャイルド奨学生を対象とした訪日研修ツアーを実施しました。

 訪日研修ツアー2019には、エンチャイルド奨学生3人、現地スタッフ3人の計6人が参加しました。

 訪日研修ツアーの参加者は、「グローバルフェスタJAPAN 2019」(9月28日~29日)に参加し、日本のボランティアスタッフと共に活動しました。

 フィリピンメンバーは1日目のスペシャルステージに(28日)出演し、歌とスピーチを披露しました。

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 今回は、来日したエンチャイルド奨学生のカリル・ダイアンさんの訪日研修ツアー体験記をお届けします。

「私はエンチャイルドの一員として支援をする者となります」

 日本の皆さん、お元気ですか。

 訪日研修ツアーから帰国してから数日がたちました。 
 日本に行けたことが今も信じられません。日本を訪問することは私の人生の最大の夢の一つでした。 

 このことを通して、私は18歳の成人に達する前に大きく飛躍することができたと考えています。
 グローバルフェスタに参加することは大きな特権です。最近、私は多くのことを考えます。私の国と人々への奉仕につながることについてです。

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グローバルフェスタのエンチャイルドのブース
たくさんのかたが立ち寄ってくれました

 日本での5日間の滞在は本当に素晴らしいものでした。私は友人や家族に日本での出来事を全て話しました。私のことを称賛してくれる人もいましたが、これは、私が今後、リーダーになるために必要な最初のステップだと思っています。

 日本で接した先輩がたが、人々を愛し、気に掛けている様子に触れました。私にとって、エンチャイルドの皆さんはロールモデルです。

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グローバルフェスタのスペシャルステージで
スピーチするカリル・ダイアンさん

 訪日研修ツアーの参加者の中で、私は唯一の女子でした。私が今の年齢で日本の皆さんの勤勉さを学べたことは本当に素晴らしいことです。支援者の皆さんのその姿が、フィリピンの多くの子供たちの人生を支えていることが分かりました。

 フィリピン人のメンバーの一人として私を迎えてくれたことに感謝します。私は毎日の生活の中で一緒に共有した楽しい思い出をいつまでも持ち続けます。これらの全てが無駄にならないように生活の中で努力します。皆さんから受けた全てのアドバイスとレッスンを本当に感謝しています。

 小学5年の時にエンチャイルドの奨学生になりましたが、その時の私のように多くの子供たちが教育を受ける機会が得られるよう、私はエンチャイルドの一員として支援をする者となります。

 私はエンチャイルドの大きな支援に心から感謝しています。皆さんが私たちの国でこのような活動を始めてくださったことをとてもうれしく思います。

 日本はとても豊かな文化を持っています。日本と日本の文化についてもっと知りたいです。日本の皆さんとコミュニケーションができるように日本語をもっと勉強します。

 どうもありがとうございました!
 私はこれ以上望むことはありません。一生懸命勉強し、他の人々のために一生懸命働きます。

2019年10月5日
カリル・ダイアン・アママンパンより


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 円の発想、和の精神は、持続可能な社会を実現し得るか、というテーマです。
 
 日本列島人が持つ底力、縄文時代という1万年以上の時間をかけて醸成された文化の力が源になっているのは間違いないと思います。

 私はこの文化の力を「“エン”の文化力」と呼んでいます。
 サミュエル・ハンティントン氏のいう「日本文明」の基底に流れている文化の力が、まさに“エン”の文化力なのではないかと思っています。
スライド18
 ニッポンの底力、ニッポンの強み、“エン”の文化力の属性を具体的に挙げてみましょう。

 ・受容性
 ・柔軟性
 ・共生性
 ・共感性
 ・循環性
 ・協調性(調和性)
 ・融合性(和合性)
 ・誠実性
 ・互助性(共助性)

 ・忍耐心
 ・冷静さ
 ・技術力
 ・平準化する力
 
 といったところでしょうか。

 私は、国際協力体験や社会教育活動、「縄文」のインスピレーションなどを通して得た知見から、「より良い社会を実現するための八つのエレメント(8 elements/要素)」という考え方を提唱しています。

 8エレメントは、人間が人間らしく生きる行動原理であり、より良い社会をつくりだすための実践プログラムです。

 その八つの要素とは、

 共生
 共食
 共育
 共立
 共助
 共有
 共感
 共観

 です。

 この八つのエレメントを実践することで、より良い社会(共同体)を実現できるというアイデアです。


スライド16

 “エン”の文化力は今の世界、そしてこれからの世界に必要なものだと私は考えています。
 そして何より、現代日本の社会にこそ必要なものがこの“エン”の文化力だと感じています。

 単に道徳の話をしているわけではありません。
 政治にも経済にも、そして科学の分野にも適応できる内容ですし、身近な人間関係、家族、共同体、地域・社会全体に関わる内容です。
 世界の諸問題を解決し、持続可能な社会を実現するためのキーになるものだと考えています。

スライド17

 縄文の話から随分飛躍してしまったなと思われるかたもいらっしゃるかもしれません。
 縄文自体の話が現実離れと感じるかたにとっては、このようなお話の展開は都市伝説のように聞こえてしまうかもしれません。

 「3・11」から和の精神、そして縄文時代の話にまで及びましたが、極東の小さな列島で長い年月をかけて育まれた「“エン”の文化力」を宝として、日本から世界へ、そして日本から日本へ、エンチャイルドはその歩みを進めていきたいと思います。



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 氷河期が終り、地球は温暖化します。
 世界史の表現でいえば、旧石器時代から新石器時代と移り変わっていく時期です。
 縄文時代は新石器時代に当たる時代で、この温暖な気候の中で1万年以上の時を重ねていきます。
 
 新石器時代は、人類が農耕による定着を実現し、定住生活を営んだ時代です。
 縄文時代は、農耕による定着ではなく、狩猟・漁労・採集による定着を実現しました。

 日本列島からは世界最古(1万6500年前)の土器が発掘されています。
 1万3000年前の人の形をした土偶が発掘されていますし、1万2500年前にはすでに漆が使われていたことも分かっています。

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土器を作る縄文人の女性(模型)

 世界に目を向けると、紀元前3000年前後(5000年前ごろ)に大河流域に文明が誕生します。
 中国文明(黄河、長江)、インダス文明(インダス川)、メソポタミア文明(ティグリス川、ユーフラテス川)、エジプト文明(ナイル川)などです。

 三内丸山遺跡は縄文前期から中期、5500年~4000年前の遺跡ですから、三内丸山にあった縄文大集落は世界の大河文明が形成された時期と時を同じくしています。

「縄文」から見えてくる持続可能な社会を実現するために不可欠な要素とは

 大河文明は農業(農耕、牧畜)の発展によって集団が巨大化したものです。
 余剰食料の社会化とともに分業が始まります。神官などの非農業従事者やスペシャリストが誕生、階級が出現し、国家が形成されていきます。都市が誕生し、文字が発明されました。

 文明の歴史は過酷な自然との闘い、克服の歴史でもあります。道路を造り、運河を開き、灌漑施設を建設します。
 森の破壊、自然の破壊が進みます。
 戦争が起こり、城壁が造られていきます。

 縄文人はどのような歴史を歩んだのでしょうか。
 自然環境に恵まれた日本列島では、大規模な建造物を人工的に造る必要がなかったのでしょう。
 縄文人たちは自然と共生する文化、壁のない文化、平和(争わない)の文化を形成していきました。

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三内丸山遺跡

 縄文文化の最大の特徴は、受容性と循環性だったのではないでしょうか。
 ここに円の発想、和の精神の原点があると私は考えています。

 縄文時代の日本列島人は、自然との共生、自然現象(四季の変化、自然災害)を受容する道を歩みました。そして弥生時代~江戸時代に生きた人々は、中国文明(文化)を受け入れ、明治以降の日本人はヨーロッパ文明(文化)、アメリカ文明(文化)を受け入れていきます。

 しかしそれは妥協や依存の産物でも同化でもなく、自らの主体性を堅持しながら他と協調することによってなされてきたのです。

スライド11


 サミュエル・ハンティントン(『文明の衝突』の著者/1998年出版)をして「日本文明」といわしめた日本のオリジナリティ、独自性の源流は、縄文時代にあるのではないか……。

 持続可能な社会に不可欠な要素とは何でしょうか。
 それはやはり、受容性と循環性、和合(平和)と共生の原理なのではないか。

 エンチャイルドは、より良い社会の実現に寄与したいと考えています。

 「良い社会」をどう定義するのか……。

 これに答えるのは簡単ではありませんが、昨今、強調されている「持続可能な社会」という概念も、“良い社会”の一側面を表現したものだといっていいでしょう。

 縄文時代を源流とする円の発想、和の精神は、果たして持続可能な社会を実現できるのでしょうか。

 この辺については、次回、述べてみたいと思います。

 
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「和の源流は縄文時代にある」。今回はここから歴史探求の旅を始めてみましょう。

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 まずは日本列島の歴史をざっと概観してみましょう。

 下記の図は、文化の視点から15000年の日本列島の歴史を大きく三つに区分して図に表したものです。

 明治維新から現在までの約150年。この150年の日本は「欧米化された日本」と表現できます。

 次に弥生時代から江戸時代までの2900年を見てみると、中国大陸や朝鮮半島との関わりで形成されてきた「農耕アジア的な日本」の姿が浮き彫りになります。

 そして弥生時代以前、すなわち1万年以上(12000年)続いた縄文時代は「農耕アジア以前の時代に由来する日本」とくくることができるでしょう。
 まさに1万年以上もの年月とともに日本の基層文化形成の苗床となっているのが「縄文日本文化」といえるのです。

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 ところで、昨今「持続可能」という言葉をよく耳にしませんか?
 持続可能な開発目標(SDGs)、持続可能な社会、持続可能な~といった表現です。

 2015年11月8日にNHKで、「NHKスペシャル <アジア巨大遺跡> 第4集 『縄文 奇跡の大集落~1万年 持続の秘密~』」という番組が放送されました。

 タイトルに「持続」という言葉がありますね。
 狩猟・採取の生活を基盤としながら、1万年以上もの長期にわたって持続可能な社会をつくり上げていた、それはなぜか、というのがこの番組のテーマでした。

 番組の主な舞台となっているのは青森県青森市の特別史跡三内丸山遺跡
 2017年8月、実は私も家族と一緒に訪ねたことがあります。

三内丸山遺跡2
▲縄文人とともに

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▲三内丸山遺跡のジオラマ

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▲三内丸山遺跡で発掘された土器の数々

 三内丸山遺跡は縄文前期から中期(約5500年前~4000年前)のもので、1500年にもわたって定住生活が営まれていた大集落の跡です。最盛期には500人を超す人々が生活していたとみられています。
 竪穴住居、大型竪穴住居、大人の墓、子供の墓、大型の堀立柱、建物跡、貯蔵穴、粘土採掘杭、捨て場、道路跡などが発掘されていて、膨大な量の縄文土器、石器、土偶、土・石の装身具が見つかっています。

 縄文時代に長期にわたってその大集落を維持し、「持続可能な社会」の典型例としてNスぺで紹介された三内丸山遺跡。
 
 では、「持続の秘密」とはいったいどんな秘密なのでしょうか。

 次回は、その辺について考察してみたいと思います。(続く)

三内丸山遺跡

 
 最後に動画を紹介します。
 RMCAチャンネルで縄文についてお話をさせていただいた時のものです。
 あまりうまくしゃべれていませんが、ご容赦ください。
 ご覧いただけたらうれしいです。
 
 【新シリーズ『縄文時代と日本人の危機管理』第1回】

 (1)縄文時代とはどんな時代だったのか?~四つの誤解を解く~(8:40)
 https://www.youtube.com/watch?v=-FXrZgqOzJw

 (2)誤解その1 縄文時代は安定した食料が得られず、食生活は貧しかった?(17:14)
 https://www.youtube.com/watch?v=abDZvHlxv2k&t=15s

 (3)誤解その2 縄文人は未開で原始的で野蛮? 文化など存在しなかった?(12:46)
 https://www.youtube.com/watch?v=_de4CdqzPgo&t=47s

 (4)誤解その3 縄文時代のコミュニティの規模は小さく、行動範囲は狭かった?(14:45)
 https://www.youtube.com/watch?v=WMLZcPd1fuk&t=8s



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 「3・11」を通して見えてきた日本の底力=和の精神。「和」はいったいどこから来たのでしょうか。

 今回は和の源流について探っていきたいと思います。
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 「和の精神」と聞いてまず思い浮かべるのは、聖徳太子(厩戸皇子)が定めたといわれる十七条の憲法の第一条ではないでしょうか。

 あの有名な「和を以て貴しと為す」という一節です。

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 聖徳太子は、仏教や儒教への造詣も深く、中国の文化や思想にも通じていた、当時の日本におけるトップエリートでした。
 聖徳太子は中国の文化・制度を学び、冠位十二階や十七条憲法を定めるなど、大王(天皇)や王族を中心とした中央集権国家体制の確立を図りました。

 では、聖徳太子の考え方、中国の思想や儒教、あるいは仏教が和の源流なのでしょうか。

 以前なら、ここで儒教や仏教の教えの中に答えを求めていたのかもしれません。でも「3・11」をきっかけに始まった私の「和」への探求心は、半島でも大陸でもなく、日本列島のさらなる昔の歴史に向かいました。

 日本の歴史学者で明治学院大学の武光誠教授は、縄文時代の日本列島に住んでいた人々は「『円の発想』と呼ぶべき独特の考えをもって生きていた」と著作で述べています。
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 また、日本の地理学者、環境考古学者で立命館大学環太平洋文明研究センター長の安田喜憲教授は、『森と文明の物語―環境考古学は語る』(ちくま新書)の中で、「縄文人が平和で安定した社会を一万年以上にわたって維持しえたのは、自然との共生と平等主義に立脚した社会システムを持っていたからにほかならない。共生と循環、そして平等主義こそが森の文化の根本原理なのである」と指摘しています。

 安田教授のいう「共生と循環、平等主義の原理」は、武光教授が表現する「円の発想」と通じるものであると思います。

 ここで、「和」とは何か、「和する」とはどういうことか、和した関係とはどのようなものかについて考えてみましょう。

エンが世界を救う2


 いかがでしょうか。

 和の思想の中に「円の発想」や「共生と循環の原理」が見えてこないでしょうか。

 「和の源流は縄文時代にある」と私は考えるようになりました。日本の底力は1万年以上続いたといわれる縄文の歴史の中で育まれたものに違いないと考えたのです。
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 本当に「和の源流は縄文時代にある」のか。

 次回から、「縄文」について考察しながら、日本の底力=和の精神の源流を探求する旅に出掛けてみたいと思います。(続く)


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 今回から、しばらく「エンが世界を救う」というテーマでブログを書いてみたいと思います。
エンが世界を救う
 今から9年前、2011年月3月11日、東北地方太平洋沖地震およびこれに伴う福島第一原子力発電所事故による災害が発生しました。これが東日本大震災です。

 当時、アメリカにいた知人がテレビニュースで被災した日本の様子を見ながら「日本が沈没する!」と思ったと言っていました。それくらい世界に衝撃を与えた大災害でした。(警察庁の発表:2019年12月10日時点で、死者1万5899人、重軽傷者6157人、警察に届出があった行方不明者2529人)

 私自身も、千年に一度ともいわれる大災害を目の当たりにして、連日、テレビや新聞、ネットの情報から目を離すことができませんでした。

 まさに終末の様相を呈する大災害でしたが、私はこの「3・11」に遭遇した日本の人々の姿を通して“日本の底力”を見た思いがしました。

 多くの犠牲者が生じてしまったこと、愛する人、家族を失ったかたがたの悲しみには言葉もありませんが、「3・11」を振り返ることでこれからの日本、ひいては世界の未来に必要な内容を見いだすことができると考えますので、このようなテーマで論じることをご容赦くださいますようお願いします。

 さて、当時の海外メディアの報道内容を振り返ってみましょう。


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 日本人の感覚では特別なことだと思わないかもしれませんが、海外、世界の常識(災害発生時に起る混乱やパニック状態、暴動、商店の略奪など)から見れば、未曾有の大災害の中で見せた日本人の行動は驚きと称賛をもって受け止められたのです。

 では、世界の人々は日本人のどんな行動に共感したのでしょうか。

スライド3

 実はこのような点は、日本人にとっても改めて気付かされた内容だったといえるかもしれません。多くの日本人が「日本人」であることを再自覚した瞬間だったのです。

 このような、秩序を守り、協調し、助け合う姿に私たちは「和の精神」を再発見することになります。

 「3・11」をきっかけに和の精神、和の文化が見直され、再びクローズアップされるようになりました。同時にそれは日本人のアイデンティティーが刺激される契機となったことを意味していました。

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 日本人が見せた日本の底力、そこに「和の精神」の血流を見いだすことができるのですが、そもそも和の精神はどこから生じたのでしょうか。それはどのようにして形成されてきたのでしょうか。

 次回は、和の精神の源流について考えてみたいと思います。(続く)

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 こんにちは、エンチャルドの広報担当、地球村山歩です。

 前回、クラウドファンディングのことを少し書きました。

 クラウドファンディングを取り組むに当たって、重要なのが広報PR活動です。「広報PR」は単なる宣伝ではありません。ステークホルダーに対してはもちろん、広く社会との間に信頼関係を築くための行為です。

 クラウドファンディングであれ何であれ、ファンドレイジングの取り組みで最も大事なことの一つは、まさにこの「広報PR」=「信頼関係を築く」という点です。

 それからクラウドファンディングには「説明責任(アカウンタビリティー)」を果たすことが問われます。

 説明責任を果たすということは簡単なことではありませんが、社会的活動(ソーシャルサービス)としてエンチャイルドの事業を進めている限り、このことを避けて通ることはできません。

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 今や、ウェブサイトやSNSを通して説明責任を果たす時代になりました。

 ここ数年、特にクラウドファンディングを取り組むようになってからは、エンチャイルドに関する情報をウェブサイトやSNS、YouTubeなどの動画サイトを通じて発信する必要性が高まっています。

 ここで、動画で行ったREADYFORを通じて取り組んだ「1000人の子供たちのサンタになろう!」プロジェクトの結果報告(←こちらをクリック)を紹介したいと思います。



 お時間のあるかたはご覧になってみてください。

 文章と写真でも結果報告はしていますが、映像で行うことで、より多くのかたへの「説明責任」が可能になるのではないかと思っています。

 一人でも多くのかたにエンチャイルドの活動を理解し、参加・参画していただくために、今後も広報PR活動に力を入れ、説明責任を果たせるよう努力していきたいと考えています。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 今回は、プロジェクト(事業)とファンドレイジング(資金調達)の関係について、特にクラウドファンディングについて書いてみたいと思います。

 プロジェクトを推進しようとすれば、資金が必要です。
 プロジェクトとファンドレイジングは表裏一体のものです。
 もちろん、資金を必要とせず、「ボランティア」の範囲で行えるプロジェクトの存在もあるでしょう。
 しかしながら、私の経験の範囲でいえば、やはりプロジェクトには資金調達が不可欠だといわざるを得ません。

 エンチャイルドのメインプロジェクトである奨学金給付を中心とする教育支援は、主に継続支援者(サポーター会員)の皆さまの寄付や会費によって行われていますが、奨学金支援以外の教育支援は、別途資金調達を行って取り組んでいます。

 今まで行ってきたプロジェクトは、学校や地域を対象とした給食支援(フィーディングプログラム)、図書支援(教科書、教材など)、教育設備支援(PC、プロジェクター、テレビモニター、DVDプレイヤーなど)、そして文具支援です。

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フィーディングプログラム

 プロジェクトを実行しようとすれば、購入資金や材料費、物資配送料などが必要になります。
 今まで、これらのプロジェクト実施のための資金は、主にクラウドファンディングによって調達してきました。

【クラウドファンディング(crowdfunding)】
 不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語。(Wikipediaより)


 私たちは2014年以来、主にReadyforを利用してクラウドファンディングに取り組んできましたが、昨年は初めてCAMPFIREを利用してプロジェクトに取り組みました。

 エンチャイルドのクラウドファンディングの取り組みの足跡は、エンチャイルドによる海外教育支援プロジェクトの履歴そのものでもあります。

 下記URLから、今までエンチャイルドがクラウドファンディングを通じて取り組んできたプロジェクトについてぜひ閲覧してみてください。

 エンチャイルドがどのような海外教育支援を行ってきたかについて、詳細に知ることができるでしょう。

★READYFOR★

①フィリピンの子供たち149人に栄養価の高い給食を!
https://readyfor.jp/projects/ENCHILD

②クリスマスに貧困地域の子供たちにお腹いっぱい食べさせたい!

③ミンダナオ島北部の田舎町マガリャネスの小学校に教育支援を!

④サンタさんになろう!フィリピンとインドネシアの子供たちに本を!
⑤国境を超えてプレゼント!世界の子供たちのサンタになりませんか?
⑥クリスマス!子どもたちに栄養価の高い食事と、本を届けよう!

★CAMPFIRE★ 2019年~

⑦フィリピンの貧困児童を日本に招待し、国際舞台で活躍する世界人に育てたい!



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 長らくエンチャイルド・ワークショップ参加者の感想を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

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▲フィリピンの小学校のグループ学習の様子


 
社会教育活動の一環として、エンチャイルドは学校の学習活動をサポートします!

 ところで、2019年度入学の高校1年生から「探究」という名前の科目に取り組むことになったのだそうです。
 
 その流れでしょうか。
 現在、3校の生徒さんが「探究」「社会貢献学習」「プロジェクト学習」といった課題を取り組む中でエンチャイルドと関わりを持ってくれています。

 文部科学省のウェブサイトを見てみると、以下のような内容がありました。

 総合的な学習の時間は,学校が地域や学校,児童生徒の実態等に応じて,教科・科目等の枠を超えた横断的・総合的な学習とすることと同時に,探究的な学習や協働的な学習とすることが重要であるとしてきた。特に,探究的な学習を実現するため,「①課題の設定 →②情報の収集→③整理・分析→④まとめ・表現」の探究のプロセスを明示し,学習活動を発展的に繰り返していくことを重視してきた。

 「②情報の収集」のプロセスでエンチャイルドの活動に関心を持ってくれるようになったのだと思います。

 生徒さんたちがエンチャイルドを知ったきっかけは、

 (1)グローバルフェスタ(エンチャイルドは2017年から毎年ブースを出展しています)
 (2)JICA関連イベント(イベントで活動を紹介させていただきました)
 (3)Readyforサイト(クラウドファンディングの取り組みでは、6個のプロジェクトを成立させました)

 でした。

 インタビューやワークショップへの参加などを通じて、より詳しくエンチャイルドについて知っていただけたと思います。

 学習活動をきっかけにエンチャイルドの活動(草の根国際交流、文具支援など)の実践に関わる生徒さんもいます。
 
 この2月には、学習を進めてきた生徒さんの発表会が予定されています。
 一部ではありますが関わった立場で、生徒さんたちの学習成果の発表をしっかりと見届けてきたいと思います。

 今後も、社会教育活動の一環としてこのような学校の学習活動をサポートするかたちで関わっていければと考えています。

 エンチャイルドでは、3月14日にワークショップを開催する予定です。

 ★関心のあるかたは以下のアドレスにお問い合わせください★

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 2月1日に行われたワークショップ参加者の感想の紹介です。
 今回は、スタッフの感想です。

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フィリピン・ミンダナオ島マガリャネスのエンチャイルド奨学生たち

世代を超え、多様な立場の人々が互いに学べる「共育プログラム」

 スタッフとして2月1日に行われたエンチャイルド・ワークショップに参加しました。

 初めにワークショップに参加する目的や意義を考える時間があり、私自身は参加した6人の中学生と同じ目線でレクチャーを受けようと考えました。

 参加した生徒さんからは前もってエンチャイルドの活動に対する質問が寄せられていて、最初のエンチャイルドに関するプレゼンテーションは、その質問に対して理事長が丁寧に一つ一つ回答する形で進められました。

 もともと国際交流とか社会貢献などに対する意識が高い生徒さんかもしれませんが、中学生の皆さんの理解度の高いことに驚きました。

 「より良い社会を実現する」というミッションについてこんなに具体的に学ぶことができるエンチャイルド・ワークショップ。貴重な社会教育プログラムだと思いました。

 まさに世代を超え、多様な立場の人々が互いに学べる「共育プログラム」だと感じました。

 メッセージカードを作成した生徒さんたちとフィリピンの子どもたちの交流も始まっていくことでしょう。

 今回のワークショップは、新しいプロジェクトの誕生だと思いました。



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 2月1日に行われたエンチャイルド・ワークショップに参加した中学生の感想です。

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2018年の支援式典の会場となった
フィリピン・ミンダナオ島ブトゥアン市のロサンゼルス・ハイスクール


「世界のみんなが家族であり、家族だから愛をもって助ける」


 ワークショップを受ける前より、もっと世界には今の私たちからは考えられないような所で生活している子供たちがいることについて考え、学ぶことができました。

 またフィリピンにいる子どもたちについて興味を持つことができました。

 「貧しいから、かわいそうだから助けてあげる」のではなく、「世界のみんなが家族であり、家族だから愛をもって助ける」を忘れないようにしたいと思います。

 貴重な機会をありがとうございました。


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支援式典に参加したエンチャイルド奨学生たち(ミンダナオ島)


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 2月1日に行われたエンチャイルド・ワークショップに参加した中学生の感想です。

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ミンダナオ島のアグサン川を航行する「ボート」(客船)


「社会の役に立てるようなことができるよう、いろいろなことを学んでいきたい」

 エンチャイルドについて深く知ることができました。

 ただ経済的支援をするだけでなく、現地の子どもたちに対して家族と同じような愛を持って関わり合っていくというところや、支援を通してその子どもたちが次の世代の社会に役立てるよう、心や精神の教育などをしていると知り、とても感動しました。

 自分も将来の目標を持ち、何か社会の役に立てるようなことができるように、勉強し、いろいろなことを学ばなくてはならないなと思いました。

 今日一日ありがとうございました。

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支援式典で国歌を斉唱するエンチャイルド奨学生たち

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 2月1日に行われたエンチャイルド・ワークショップに参加した中学生の感想です。

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フィリピン・ミンダナオ島のアグサン川

「世界の子どもたちを自分の家族だと捉えて支援するという考えにとても感動しました」

 初めてワークショップに参加して、現地の子どもたちの夢を応援したいと思いました。

 また、将来の夢を聞かれたフィリピンのある子が「成人するまで生きていること」と答えたと聞いて、自分がどれほど恵まれた生活をしているのか、夢が持てるということがいかに素晴らしいことなのかが分かりました。

 そして同年代の人がそのような夢を持つことができる世界に変えたいと思いました。

 世界の子どもたちを自分の家族だと捉えて支援するという考えにとても感動しました。

 ビデオ(エンチャイルドの紹介映像)で見た、エンチャイルド奨学生の女の子のスピーチにも感動しました。

 今日、このような機会を設けてくださり、ありがとうございました。

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 2月1日に行われたエンチャイルド・ワークショップに参加した中学生の感想です。

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フィリピン・ミンダナオ島ブトゥアン市の市内から見える夕暮れの山並み


「Give&Giveができるような人になりたいと思いました」

 エンチャイルドについてグローバルフェスタで知った時は、フィリピンで子どもたちのために活動しているくらいのことしか分からなかったけど、今回、私たちが事前に伝えた質問についてとても詳しく説明してくださり、たくさんのことを学ぶことができました。

 特に、現地に行って実際に子どもたちと触れ合ったり、たくさんのことを経験することはとても貴重で大切な体験になることが分かりました。

 私はまだ将来について詳しいところまでは決めていませんが、いろいろなことに取り組んでみたり、積極的に参加してみたりして、Give&Giveができるような人になりたいと思いました。


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ミンダナオ島マガリャネスのブハン小学校のエンチャイルド奨学生たち

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 エンチャイルド・ワークショップに参加した中学生の感想を紹介します。

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ミンダナオ島のアグサン川のブトゥアンの船着き場
日本の支援者とエンチャイルド奨学生が同じ船に乗ってマガリャネスに移動します
船で交流のひと時も貴重な時間です


「もっとエンチャイルドや世界の状況について勉強したいなと思いました」

 私たちが事前にお伝えさせていただいた質問に分かりやすく丁寧に答えてくださり、とても分かりやすく、面白かったです。
 
 フィリピンの子どもたちのこと、中国やその他の国のことについてもよく知ることができて良かったです!

 奨学生として育った人々が今どのように過ごしているのか、社会でどのように生きているのかなど、よく知ることができました。

 理事長さんのお話は熱量がすごくて、聞いていて心を動かされるようなお話や今までの体験談、どのようなことを考えてエンチャイルドを立ち上げようと思ったのかなどが聞けて、もっとエンチャイルドや世界の状況について勉強したいなと思いました。

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ミンダナオ島マガリャネスのブハン小学校のエンチャイルド奨学生たち

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 2月1日に行われたエンチャイルド・ワークショップ参加者の感想を紹介しています。

 今回から、中学生の参加者の皆さんの感想を紹介します。

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支援式典でエンチャイルドのテーマソング「Happy One Family♪」を
踊るエンチャイルド奨学生たち(ミンダナオ島ブトゥアン市)


「私も将来、国際社会に貢献できる人になりたいと思いました」

 昨年、グローバルフェスタに行った時にエンチャイルドに興味を持ち、今日、お話を聞くことを楽しみにしていました。

 「貧しいから助けたい」ではなく、「家族だから助けたい」という考えでフィリピンの子どもたちを本当の妹弟のように支援しているというお話を聞き、私も一人でも多くの子どもたちを支援したいと思いました。

 実際に、奨学金支援を受けてきた子どもたちが大きくなって、今度は自分たちが支援していく側になっていくというつながりはすごいことだと思いました。

 今日のワークショップでたくさんのことを吸収できました。
 
 私も将来、国際社会に貢献できる人になりたいと思いました。


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エンチャイルド奨学生たちはジプニーなどの乗り合いバスで各地から集まります


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 今回もワークショップ参加者の感想を紹介します。

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日本の支援者と交流するマニラ首都圏地域のエンチャイルド奨学生たち


「同世代の日本の学生たちがエンチャイルドに注目し始めている」
 
 今回、スタッフとして参加しました。

 中学生6人を対象とするワークショップでしたが、中学生も大人も共に学べるエンチャイルドらしいプログラムでした。

 昨年から「エンチャイルドのことを知りたい、学びたい」という中高生からのエンチャイルドへのアクセスが増えています。

 これは、エンチャイルドがミッションとして掲げてきた「社会教育」の取り組みに対して、社会のニーズ・要請が高まりつつある現象であると感じます。

 参加した中学生たちは、昨年のグローバルフェスタでエンチャイルドのブースを訪ねてきてくれた学生たちでした。
 今回のワークショップ参加に当たっても、事前にエンチャイルドについて自分たちで調べてきていましたし、理事長によるレクチャー、その後、自分たちで作業するメッセージカード作りにも真剣に取り組んでいました。エンチャイルド奨学生に対するお便り作成も時間内で完成し、達成感もあったと思います。

 エンチャイルドの奨学生たちと同世代の日本の学生たちがエンチャイルドに注目し始めていることは、グッドニュースであると思います。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回から何回かに分けて、2月1日に行われたエンチャイルド・ワークショップに参加した皆さんの感想を紹介します。

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一堂に会したフィリピン・ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生たち


「『Give and Give』の関係性を通して子どもたちの自立心が育まれる」

 今回のワークショップには、スタッフとしての参加でしたが、エンチャイルドに対する理解、自分自身がこの活動に参加していることの意味や動機を改めて深める時間になったと思います。


 経済的支援だけをするのではなく、「Give and Give」の関係性を通して子どもたちの自立心が育まれ、他者のために生きる人格が形成されていくよう、精神面での支援をしていくことが大事であると感じました。そのような取り組みがエンチャイルドの特徴でもあると思います。


 参加した中学生の皆さんもよく聞いていたと思います。ちょっとしたきっかけで少しでも多くの人がエンチャイルドの活動に関わってもらえたらと思います。

 


「多くの若者たちに国際協力の分野に関わってほしいと思いました」

 最初に「なぜ自分がここにいるのか」を考える時間が与えられて、自分自身がエンチャイルドに出会った時のことを思い出し、良き時間となりました。


 今回参加した中学生の皆さんのように、若い子たちがもっとこのような活動に関心を持ち、エンチャイルドのみならず、国際協力の分野に関わっていってほしいと思いました。

 

 

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2月1日(土)、都内の会場でエンチャイルド・ワークショップ(体験型講座)を実施しました。
 
 プレゼンテーションと共育支援の実践で構成されたエンチャイルド・ワークショップ。今回は、都内の中学生6人が参加して行われました(全体で11人)。


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プレゼンテーションを熱心に聞く参加者の皆さん

学びと実践で国際協力と草の根国際交流を体験

 参加者の自己紹介、続いてエンチャイルドの紹介映像を全体で視聴した後、事前に提出されていた7項目の質問に答えるかたちでNPO法人エンチャイルドの理事長がプレゼンテーションを行いました。

 プレゼンの後は実践の時間となり、日本の中学生一人一人がフィリピンの子どもたち(エンチャイルド奨学生)へのメッセージカードを作成しました。

 今回のメッセージカードを受け取るのは、ワークショップに参加した日本の中学生たちと同学年の子どもたち。プレゼンを通して、現地の状況やエンチャイルド奨学生たちの様子をある程度理解した上でのメッセージカード作りは、中学生たちにとって初体験ながらも大変充実した時間となったようです。

 自己紹介やフィリピンの子どもたちへの励ましのメッセージをタガログ語や英語で書いたり、イラストやスタンプでメッセージカードをカラフルにデコレーションしたりしながら、6人の中学生たちは集中した時間を過ごしていました。

 メッセージカードは約1時間15分ほどの時間をかけて完成。日本の中学生たちのエンチャイルド奨学生たちへの思いが形になって海を越えます。
 
 メッセージカードは文具とともに、2月中旬にはフィリピンの子どもたちのもとに届けられる予定です。

 次回からワークショップ参加者の感想をお伝えします。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2019年5月18日に行われた支援式典でのリンデ・カリペスさん(元エンチャイルド奨学生)のスピーチを一部抜粋して紹介します。

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エンチャイルド奨学生たちを激励するリンデさん


「Give and Give」、そして「国境を超えた愛」

 私は彼らのことを「訪問者」とは呼ばず「ファミリー」と呼ぶことにします。なぜなら、何年もの間、私はこのエンチャイルドのプログラムに彼らと、そして皆さんと一緒に関わっているからであり、わが家のように感じるからです。16年間という長い期間を共にしているので、家族のような関係です。

 私はエンチャイルドのかつての奨学生です。そして今、私が支援している奨学生の前に立ってお話ができることを誇らしく思います。

 私は4年前から奨学金支援を始めました。そして、私が今、行っている全てのことに対して神様が私に強さと愛、情熱、励ましを与え続けてくださることをいつも祈ってきました。もちろん、私だけではなく、父親や母親といった協力的な家族の支えがあってできることです。

 私は、エンチャイルドの受益者である皆さんには、皆さんができることとして、皆さんの特技や才能を生かして、どのような活動においても積極的、協力的であるよう激励いたします。

 そして、勉強を一生懸命するのも、単に自分のため、支援者のためだけでなく、皆さんの家族や助けを必要としている他者のために一生懸命にするのです。

 私はこのプログラムの長所が分かりました。だから、私にできる小さな行動を通じて再現しようとしているのです。

 たとえ私たちは血縁のつながりはなかったとしても、「フィリピンの子供たちの教育の手助けをする」という、この良い行いを通じて、一つの大きな幸せな家族として喜びを共にしてきました。

 大切なことはエンチャイルドの理事長が教えてくれた「Give and Give」、そして、このTシャツにも記されているように、「LOVE BEYOND BORDERS(国境を超えた愛)」です。

 奨学生を代表し、私たちにこれまでしてくださった全てのことに心から感謝いたします。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 元エンチャイルド奨学生のビビアン・ジョモックさんは、大学卒業後、小学校の教師となって頑張っています。エンチャイルドの教育支援を通して得た学びと体験をモチベーションとして、自らも貧困に置かれた子供たちへの教育支援を主体的に実践しようとしています。

 2019年5月18日にブトゥアンで行われた支援式典でのビビアンさんの閉会メッセージ(一部抜粋)をお届けします。

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閉会メッセージを述べるビビアンさん


「エンチャイルドの教育支援の実りであることを誇りに思っています」

 こんにちは!
 私もこの団体、エンチャイルドに育ててもらった実りであることを誇りに思っています。そして、エンチャイルド・ファミリーからインスパイアされた私は、現在務めているイメルダ小学校の児童たちを助けるようになりました。

 きょうは特別な日です。私たちにとって思い出溢れる一日になります。なぜなら、私たちの兄弟姉妹の皆さんが日本からここフィリピンに来てくれているからです。

 想像してみましょう。
 日本はフィリピンから遠く離れた所にあります。にもかかわらず、さまざまな事情を超えて、他でもなく、ここ、バランガイ・ロサンゼルスを訪ねてきてくださったのです。

 日本の兄弟姉妹の皆さんのおかげで、私たちは最高に祝福されています。
 なぜなら、血縁のつながりがないのにもかかわらず、私たちフィリピン人を信頼し、日本の皆さんがずっと支援の手を差し伸べ続けてくれているからです。

 親愛なる日本のエンチャイルド・ファミリーの皆さん、私たちにインスピレーションを与えてくださりありがとうございます。そして、きょう、皆さんが示してくれている行動のように、他者を助けてくださっていることに対して感謝いたします。

 エンチャイルドの奨学生の皆さん、私たちの目の前にいる親愛なる日本の皆さんが行動で見せてくださったように、私たちも、助けが必要な人々に対して喜んで支援やインスピレーションを与えることができるようになりましょう。
 それは、私たちにとって大きなチャレンジです。
 しかし、もし私たちが奉仕する心を持てば、その大きなチャレンジは不可能ではなくなるでしょう。

 日本のエンチャイルド・ファミリーの皆さん、ジョニー・ボロンガイタさん夫妻、保護者の皆さん、各バランガイから集ったエンチャイルド奨学生の皆さん、きょうはここに参加してくださりありがとうございました。
 そして、バランガイ・ロサンゼルスを今年のホスト会場に選んでくださったことにも感謝いたします。

 日本のエンチャイルド・ファミリーの皆さん、皆さんの行いが今年のテーマである「LOVE BEYOND BORDERS」を証明しているのです。

 私はこの団体が神の下の一つの家族として、益々発展することを祈っています。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、フィリピンでのエンチャイルド奨学生の第1期生、リンデ・カリぺスさんからのメッセージをお届けします。

 このメッセージは、2018年5月に行われたスタディーツアー(現地訪問ツアー)の際に現地を訪問した日本の支援者宛てに送られたメッセージカードに書かれていたものです。

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ミンダナオ島のアグサン川


「私も皆さんと同じような生き方をするようになりました」

親愛なる支援者の皆さまへ

 フィリピンの子供たちの教育をサポートしてくださり、ありがとうございます。また、皆さんが、全ての子供たちが夢と志をもって共に生きられる社会を実現しようとされていることに感謝いたします。

 私が夢と志をもって生きることができるようになったのは、日本のNPO法人エンチャイルドのおかげであり、私はその生きた証し人です。

 ハイスクール時代、皆さんから支援を受けたことは感謝に堪えません。
 皆さんが私に施してくれた教育支援、尽きることのない指導、価値観と原理原則は、私が今日まで、より良い人間になるために大きな支えとなりました。そして、その教えは今もなお、私の心の中に深く刻まれています。

 皆さんの親切心に対する私の小さなお礼として、私は今、地域の子供たちが学校に通えるよう、彼らを支援しています。

 皆さんの気高い行動によって私は感化され、私は皆さんと同じような生き方をするようになったのです。
 私もまた、恵まれない他者に愛を示し、広げていく一人の推進者(アドボケイト)になりました。

 私は永遠に、この素晴らしい「Happy One Family」の一員です。エンチャイルドのフィリピン支援15年をお祝いするとともに、多くのフィリピンの子供たちを元気にする支援が続くことを祈念いたします。

 神様が祝福し、さらなる力が与えられますように。

元エンチャイルド奨学生、受益者
リンデ・カリぺス(フィリピン)



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 前回に引き続き、2018年12月8日にフィリピン・ケソン市内の会場でエンチャイルド奨学生を対象に行ったクリスマスイベントにスタッフとしても活躍してくださったエンチャイルドの協力者の一人、ルアン・フォンタニラさんの感想を紹介します。

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成長したエンチャイルド奨学生たち

「立派に成長している子供たちを見て感銘を受けました」

 私はルアン・フォンタニラです。以前、学校の先生をしていましたが、フィリピンでは教師の給料が良くないので、より大きな目的に立って、今は外資系の企業に勤めています。

 エンチャイルドの活動に関わる理由は、フィリピンの子供たちを助けたいからです。そして日本の皆さんを祝福したいからです。私は日本に対してとても親近感を持っています。

 政府間でも協力が見られるように、フィリピンと日本が一緒に協力して仕事をすることはとても良いことです。文化交流や子供たちの成長を応援することのみならず、日本の皆さんには、フィリピンの人々の生活ぶりもよく知ってほしいと私は思っています。そのように協力していけば、お互いの理解が深まり、私たちは一つになれると思います。

 クリスマスイベントに参加していたエンチャイルドの奨学生を見て、私はとても刺激を受けました。子供たちの姿を見れば、彼らが国を支えていこうという夢や志を持った、周囲の子供たちよりも立派な子供に成長していることが皆さんも感じられると思います。

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エンチャイルド奨学生たちは夢を語る


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2018年12月8日、フィリピン・ケソン市内の会場で、エンチャイルド奨学生を対象としたクリスマスイベントが開催され、マニラ地域のエンチャルド奨学生とその保護者、現地コーディネーターおよび関係者、約150人が集まりました。

 クリスマスイベントのテーマは、「I have a Dream!」。イベントは、自らの夢を語り、エンチャイルド奨学生としての歩みを披露する時間となりました。

 ステージでは、奨学生たちが学校あるいはバランガイごとに、さまざまなパフォーマンスを披露してくれました。歌あり、ダンスあり、楽器演奏、演劇
、プレゼンテーションと、多彩で個性溢れるプログラムが続きました。ゲスト出演による男性歌手の歌や大学生によるバンド演奏もあり、イベントは大いに盛り上がりました。

 ここ数年、現地でのエンチャイルド活動への協力者が拡大しています。
 このイベントに参加し、スタッフとしても活躍してくださった協力者の一人、ロサリン・ロペスさんの感想を紹介します。

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マニラ・トンド地区にあるTパエス小学校のエンチャイルド奨学生たち

「フィリピンの子供たちは日本の皆さんに励まされています」

 こんにちは。ロサリン・ロペスといいます。「ロサ」と呼んでください。スペイン人のような名前ですが、フィリピン人です(笑)。

 以前、私は非営利組織で働いていたことがあります。皆さんとのお付き合いは始まったばかりですが、子供たちをサポートするという、素晴らしい仕事のために私ももっと貢献したいと思います。

 エンチャイルドのクリスマスイベントでは、特に、スモーキーマウンテンとパローラのエンチャイルド奨学生が話しているビデオ映像を観ながら、彼らがいかに日本の支援者の皆さんと素晴らしい思い出を一緒に過ごしてきたのかを感じて、私の目は潤みました。

 映像の中で、支援者の皆さんと一緒に写った奨学生たちの幼い頃の写真を見ました。
 皆さんは子供たちが夢を持ち、より良い人生を送れるように彼らを励ましています。子供たちが皆さんを親のように慕って、感謝を表している様子が伝わってきました。

 エンチャイルドの皆さんがこれまでずっとフィリピンの子供たちのために支援してくださっていることに対して、私は心からお礼を申し上げます。

 皆さんは本当に「ファミリー」です。私たちを助けてくださる皆さんの真心に感謝します。
 きっと将来、エンチャイルドの子供たちは、自分たちの目標や志を果たして、周りの子供たちを支援するようになるのはもちろん、日本や他の国の子供たちをも励まし、力を与え、インスパイアするように成長するでしょう。

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エンチャイルドの活動には学校を超えて、地域を超えて、
エンチャイルド奨学生たちが一堂に会します


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回ご紹介するのは、マニラ首都圏地域で長年エンチャイルドの活動を献身的にサポートしてくれているアルマ・デラ・トーレさん(エンチャイルド・フィリピン)のリポート(2016年6月)です。
 私はこのリポートを読んで多くのことを感じ、多くのことを教えられました。

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前列左端が活動中のアルマさん


「日本の皆さん、心配しないでください。私たちがいつも彼らを見守ってまいります」

「彼らは同情を望んでいるのではなく、支援を必要としているのです」

 現在、マニラ首都圏地域では、9つの地域で100人以上の児童・生徒がエンチャイルドの奨学金支援を受けています。従って、彼ら一人一人を訪ねることは容易な事ではありません。
 全員を訪問し終えるには数週間、時には1カ月かかることもあります。しかし、奨学生たちを訪問するたびに、私たちのようなボランティアスタッフの支えや助けが、彼らにとってとても必要とされているのを感じます。

 皆さん(日本の支援者)がマニラのスモ―キーマウンテンを訪ね、数人のエンチャイルド奨学生たちが住んでいる地域の生活環境を体験してこられたことを知り、私はとても心を動かされました。
 そこを訪ねた皆さんは、おそらくその環境を味わうことで胸が張り裂けそうになったのではないかと思います。
 私たちはそこから学ぶことがあると思います。それは、彼らは決して私たちから同情されることを望んでおらず、必要としているのは私たちの支えであるということです。

 支えとは、行動の伴った援助であり、彼らに必要なのは同情以上に私たちが共感することなのです。
 彼らが生活している困難な環境から学ぶべきことは、私たちは自分が今置かれている環境にもっと感謝しなければならないということです。
 私たちがもっと成熟した人間に成長できれば、きっと今より多くの課題に対して解決する力を持つことができるようになると思うからです。

 奨学生たちの家を訪ねるときにいつも感じるのは、父母や保護者の皆さんの希望と喜びです。支援者の皆さんからの支援金を受け取る時、彼らはどれだけ感謝していることでしょうか。
 最も重要なのは、経済的な支援のみならず、エンチャイルドは彼らに希望と励ましを与えていることなのだ、ということを私はこの活動を通じて実感しています。

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マニラ湾のサンセット

 父母や保護者の皆さんに対して、私はいつもこのように話しています。

 「エンチャイルドは、単に経済的な支援にとどまるのではなく、子供たちが最善を尽くし、心構えを変え得るような機会を与えてあげることによって、彼らが明るい未来を描けるようにしているのです」と。

 私は自分からの思いではなく、日本の支援者の皆さん一人一人のインスピレーションを奨学生たちに届けられるように心掛けています。他のスタッフも同様です。
 このような思いから、私たちは日本の皆さんが毎年フィリピンを訪ねてくれるのを楽しみに待っているのです。
 子供たちも、保護者の皆さんも、日本の支援者の皆さんと会うことをとても楽しみにしています。

アルマ・デラ・トーレ

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、フィリピン・カロオカン地域、マルセロ・H・デル・ピラー小学校(当時)のエンチャイルド奨学生、キアン カール・イムバット君のお手紙を紹介します。
 スタディーツアー(2015年)の支援式典および交流会での日本人支援者との出会いの思い出を綴ってくれています。

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マルセロ・H・デル・ピラー小学校のエンチャイルド奨学生たち


「背景の異なる人々が共に集い、家族として過ごした!」

 私はカロオカン市のマルセロ・H・デル・ピラー小学校のエンチャイルド奨学生、キアン カール・イムバットです。

 (2015年)5月25日は、私たちにとってとても素晴らしい一日でした。
 平和な国、日本から来てくれた日本の支援者の皆さん、保護者、奨学生たち、先生がたがケソン市のバランガイ・ホーリースピリットの会場に一堂に会して行われた集会に私も参加しました。
 私たちはそこで素敵なプログラムを一緒に楽しみました。

 全体的にとても楽しいプログラムでした。学生たちだけでなく、そこにいた全ての人たちがイベントに参加していました。交流が目的のプログラムでしたが、背景の異なる人たちが時間を共にし、一緒に楽しみ、いかにお互いが家族になれるかということを体験できた集会でした。

 このプログラムは私にとってとても思い出深いものになりました。それは初めて支援者の皆さんや他校のエンチャイルド奨学生たちと出会えたからです。彼らからも喜びやうれしさが伝わってきました。今後もまたこういう機会を持ってほしいと思います。

 イベントを準備してくださったスタッフの皆さんにもお礼を伝えたいです。
 食事や学用品を与えてくださり、本当にありがとうございます。これらは学校でとても役に立ちます。また皆さんと再会したいです。

 ありがとう、皆さん! ありがとう、エンチャイルド!

キアン カール・イムバット

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 今回は、フィリピン・カロオカン地域のエンチャイルド奨学生、マルセロ・H・デル・ピラー小学校(当時)のカトリーナ・ガルシアさんから届いたお手紙を紹介します。
 スタディーツアー(2015年)の支援式典および交流会での日本人支援者との出会いの思い出を綴ってくれています。

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日本の支援者と交流するエンチャイルド奨学生


私は学校に通えなくなっていたかもしれません

 こんにちは、私はエンチャイルド奨学生のカトリーナ・ガルシアです。
 何よりも神様に感謝します。神様の導きなしでは全てのことはなし得ないからです。
 経済的にはもちろん、エンチャイルドによって私は多くのことを助けられています。

 私の両親は仕事を持っていますが、家族全体を養う余裕がありません。私と妹と弟は学校に通わなくてはなりませんが、3人の子供を学校に通わせることは容易なことではありません。

 両親は私たちの学校のプロジェクトでの必要な諸経費を賄わなければなりません。これらをカバーするためのお金の工面は常に課題となっていますので、エンチャイルドの支援がなければやっていけませんし、私は学校に通えなくなっていたかもしれません。エンチャイルドの奨学金支援のおかげで私が学校に通えているのが事実なのです。

 エンチャイルドを通じて、私は今までになかった体験をしています。(2015年)5月25日の集会での歌やダンス、ゲームなど、全てが忘れられない思い出となりました。 

 何か欲しくて言っているのではありません。私は全てに対して感謝すべきだと感じています。

 皆さんとファミリーになれたことを感謝します!
 エンチャイルドを愛しています!
 皆さんの支援に対するお返しとして、私は学業で最善を尽くします。
 重ねてお礼申し上げます。神様の祝福がありますように!

カトリーナ・ガルシア

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回も、前回に続いてジュナリン・モレスさん(ミンダナオ島アグサン・デル・ノルテ州マガリャネス町教育委員会・価値教育におけるスーパーバイザー)のスピーチを紹介します。
 2016年5月20日にマガリャネスのダヒカン小学校で行われた支援式典で語られた内容です。

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支援式典が行われたマガリャネスのダヒカン小学校
ステージで国歌を斉唱するエンチャイルド奨学生たち

「受益者のままでいるのではなく、友人や周囲の隣人に与える人となってください」(後編)

 受益者の父母の皆さん、それだけでなく、全校の保護者の皆さん。
 私たちは皆、チャレンジしなければならないのではないでしょうか。他者に対して愛を施す上で、言語は私たちの障壁にはなり得ないのだということを自分自身に問わなければなりません。人類の一員として、一つの世界、一つの平和、一つの家族の愛の絆を結ぶことに私は心深く感銘しました。

 ここにいる日本の友人、兄弟姉妹の皆さんはフィリピン人と同じ兄弟姉妹のように見えますし、フィリピン人も日本の兄弟姉妹のようです。そこに違いは感じられませんよね?
 子供たちと抱擁し合っている様子を見ると、日本の支援者の皆さんは子供たちの親のようですし、実の家族のように見えます。
 
私の人生において思い出深い出来事となったきょう一日を、私の祝福として、そしてフィリピンにとっての祝福として記憶したいと思います。

 皆さんがフィリピンの人々だけでなく、全人類にとって祝福をもたらす人々として存在し続けてくださることを願います。

 皆さんの親切な行いは、私に、これまで以上に人を愛そう、人を愛したいという思いに駆り立ててくれました。同時に、これまで以上に自分の子供たちを愛そうという気持ちにさせてくれました。さらに、これまで以上にフィリピンの子供たちを愛そうという気持ちにさせてくれました。そして、フィリピンだけでなく、世界の全ての子供たちを愛そうという気持ちにさせてくれました。

 神様がフィリピンを祝福され、日本を祝福されるよう祈ります。日本の支援者の皆さんが示してくれたこの愛の絆は、永遠に祝福されることでしょう。フィリピン教育省とフィリピン人を代表して、「ありがとう」というお礼の言葉をお送りいたします。

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ジュナリン・モレスさん


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 今回のエンチャイルド関係者の声は、ジュナリン・モレスさん(ミンダナオ島アグサン・デル・ノルテ州マガリャネス町教育委員会・価値教育におけるスーパーバイザー)のスピーチを紹介します。
 2016年5月20日にマガリャネスのダヒカン小学校で行われた支援式典で語られた内容です。

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スピーチするジュナリン・モレスさん

「受益者のままでいるのではなく、友人や周囲の隣人に与える人となってください」(前編)
 
 一人の母親として、私は家庭における子供の存在はとても大切なものだということを理解するようになりました。
 子供たちの笑顔一つで母親の重荷や苦労は消えてしまうものです。家庭における子供たちの笑い声は、奏でられる音楽のようなものです。子供を育てることを通じて父親、母親の情緒が育ちます。

 支援式典に立ち会いながら、私は多くの感想を持ちました。
 まず、愛、豊かな愛情が感じられました。与えるということなしに愛することはできません。私はフィリピン人として、日本の兄弟姉妹、友人の皆さんがフィリピンに来られて、受益者の奨学生たちに惜しみなく愛を与えてくださっていることを大変光栄に思います。

 日本の支援者の皆さんが惜しみなく与える、その行動によって私たちフィリピン人が感化され、考えさせられます。日本の友人、兄弟姉妹が私たちフィリピン人の子供たちを助けている…。このことを通じて、私自身はどうなのか、フィリピンの隣人を助けているだろうかと考えさせられるのです。

 きょう、このあと家に帰ったら、わが家の3人の子供たちを集めて、この支援の輪を私たちの周りにも広げていけるよう、彼らを励まし、鼓舞したいと思います。

 どうして日本が先進国なのか、なぜ日本は経済的に豊かなのか、日本がなぜアジアでナンバーワンなのか。これは偶然ではありません。

 その理由は、日本の国には愛に溢れた人々がいるからなのです。私の個人的な願いは、いつの日かフィリピンがもっと経済的に豊かな国に変わることです。そのために、フィリピン国民も日本のようになろうとすれば、愛に溢れた寛大な人々にならなければなりません。

 受益者の皆さん、そこにいる子供たち。皆さんはこの奨学金支援プログラムの仲間であることをいつも意識してくださいね。そして皆さんには、周囲の誇りとなってほしいと願います。なぜなら、全校児童がこのプログラムの受益者になることはできず、限られた児童だけが受けることのできる支援だからです。

 何年か後も、皆さんは受益者の立場であると思います。私の願いを伝えるとするならば、将来、皆さんは受益者のままでいるのではなく、友人や皆さんの周囲にいる隣人に何かを与える人になってほしいと思います。(後編に続く)


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