他者への認識、自己への自覚は、年月とともに深まります。
このことは、マズローの欲求論の表現を借りれば、自己実現欲求と自己超越欲求が刺激されていることを意味しています。
エンチャイルドが推進する「ピース・アドボケイト」「エンチャイルド・ユース」のステートメントは、まさに自己と他者の関係性に対していかに主体的にコミットするかが記されています。
プロジェクト企画コンテストもまた、同様の目的で行われます。
プロジェクトを企画・創出し、実践する過程において自己と他者の関係性は高まっていきます。すなわち、自立心と共立心が育まれていくということです。「ギブ&ギブ精神」と「より良い共同体形成のための8エレメント」の考え方、価値観を共有していれば、自立心と共立心の成長の度合いはいっそう強くなることでしょう。
自立心と共立心を育むということは、言い換えれば、夢と志を持って生きる人間として育つということを意味しています。
自立心と共立心の成長は、必ずや貧困の世代間連鎖を断ち切る力をもたらすことでしょう。のみならず、より良い社会実現の担い手(リーダー)となっていくに違いありません。
「エンチャイルドはなぜ奨学生たちのプロジェクト企画コンテストを行うのか?」
エンチャイルド奨学生たちがこの取り組みに挑戦すれば、企画の段階から、自立心と共立心、夢と志の成長スイッチが入ることでしょう。これが、ピース・アドボケイト社会教育プログラムを行う意義でもあります。
このような教育支援の取り組みについて、皆さんはどのように考えますか。
日本側としては、エンチャイルド奨学生たちのクリスマス・プロジェクトを経済面で応援したいと思っております。30万円を目標にファンドレイジングに取り組んでおりますので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします!
【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。
