こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 10月21日現在の新型コロナウイルス感染症の状況ですが、フィリピンの累計感染者数は2,735,369で世界では19番目です。死者数は40,977です。

 日本は、クルーズ船を除いて感染者数171,576で97番目あたりといったところのようです。死者数は18,174。これらの数字から見ると、死亡率は日本の方が高いということになるのでしょうか。

 日本は感染者数が減少傾向にあります。フィリピンも減ってきてはいるようですが、まだまだ予断を許さない状況です。

 フィリピンの学校はいまだに対面授業を再開できていない状況です。オンライン授業もほとんど成立せず、モジュール(プリント)学習に苦戦する子どもたちにとって、これほどつらい毎日はないでしょう。

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 現在、エンチャイルド事務局では、少人数のエンチャイルド奨学生とのオンライン・ミーティングを月に2回程度行っています。

 その場は、奨学生たち一人一人の話が中心です。学業のこと、家庭生活のことなど、日頃感じていることを率直に話してもらっています。

 彼らの話を聞いていると、想像以上に子どもたちはコロナ禍の影響を受けていることが伝わってきます。本当に大きなダメージ、強いストレスを受けていることを感じます。

 彼らには内外のサポートが必要です。

 奨学生たちが話してくれている動画は日本語訳のテロップ付きで近日公開を予定しています。

 またブログを通して、彼らの寄稿を順次紹介しておりますので、ぜひ漏れなく最後までお読みいただければ幸いです。

 「奨学生のことは奨学生に聞け」ということですね。
 寄稿を通してでも彼らの様子がストレートに伝わってきます。

 奨学生たちの話は、単に彼らだけの事情ではなく、フィリピンの話だけにとどまるものではないと思っています。
 エンチャイルドの活動や情報発信を通して、私たち自身の人生や生活についても何らかの発見がなされ、気付きが得られると考えます。

 国を超えてこそ、国(自分の国)のことを意識し考えるようになる、これが山歩自身の国際体験を通じて得た知見でもあります。

 近日、今年のクリスマス・プロジェクトについて公開する予定です。

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