こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
昨日は、フィリピンの郵便事情について少し書きました。
今日は、フィリピン人のお名前について書いてみたいと思います。
日本人は基本的にミドルネームを持ちませんが、フィリピン人にはミドルネーム(中間名)があります。
ミドルネームを付ける習慣は古代ローマに由来するようですが、ミドルネームを使用する国々では、「キリスト教の洗礼名」「先祖(祖父など)の名前」「旧姓(既婚女性の場合)」「母方の姓」「聖人や尊敬する人の名前」などを付けることが多いようです。
ミドルネームを付ける習慣は古代ローマに由来するようですが、ミドルネームを使用する国々では、「キリスト教の洗礼名」「先祖(祖父など)の名前」「旧姓(既婚女性の場合)」「母方の姓」「聖人や尊敬する人の名前」などを付けることが多いようです。
A:名(First name)+ ミドルネーム(Middle name)+ 姓(Family name または Sur name、Last name)
となるようで、Facebookのアカウント名などはこの順序のようです。
ところが、行政機関などで記名する際は、
B:姓(Family name またはSur name、Last name)+ 名(First name)+ ミドルネーム( Middle name)
の順で書くようです。
エンチャイルド奨学生のリスト管理は事務局の重要な業務ですが、上記のように名前の順序が二通り(以上)ありますし、ミドルネームもあったりなかったり、アルファベットだけの表記であったりと、慣れるまでは本当に大変でした。というか、いまだに名前の管理では苦労しています。
エンチャイルド奨学生のリスト管理は事務局の重要な業務ですが、上記のように名前の順序が二通り(以上)ありますし、ミドルネームもあったりなかったり、アルファベットだけの表記であったりと、慣れるまでは本当に大変でした。というか、いまだに名前の管理では苦労しています。
さらに厄介なのは、ニックネーム(≒通り名)も使われることがあるということです。
ニックネームがファーストネームから想定できるようもの、短縮したものならまだいいのですが、全く語感的に違い過ぎるものだと目が点になることも…。
呼び慣れた名前が、書類では別なものだったなんてことも。Facebookで名前を検索しても見つからないこともしばしば…。
以下、ウェブからの参考情報ですが、フィリピンでよくある個人名(First name)のトップ10を引用して紹介します。
以下、ウェブからの参考情報ですが、フィリピンでよくある個人名(First name)のトップ10を引用して紹介します。
【男性】
1位:Joshua/ジョシュア
2位:John Paul/ジョーン・ポール
3位:Christian/クリスチャン
4位:Justine/ジャスティン
5位:John Mark/ジョーン・マーク
6位:John Lloyd/ジョーン・ロイド
7位:Jerome/ジェローム
8位:Adrian/エイドリアン
9位:John Michael/ジョーン・ミカエル
10位:Angelo/アンジェロ
【女性】
1位:Angel/エンジェル
2位:Angelica/アンジェリカ
3位:Nicole/ニコール
4位:Angela/アンジェラ
5位:Mary Joy/マリー・ジョイ
6位:Mariel/マリエル
7位:Jasmine/ジャスミン
8位:Mary Grace/マリー・グレイス
9位:Kimberly/キンバリー
10位:Stephanie/ステファニー
男性だとDaniel、James、Mark。女性だとJenny、Christineも多いですね。
名字のランキングも引用します。
1位:Santos/サントス
2位:Reyes/レイエス
3位:Cruz/クルース
4位:Bautista/バウティスタ
5位:Ocampo/オカンポ
6位:Garcia/ガルシア
7位:Mendoza/メンドーサ
8位:Torres/トーレス
9位:Tomas/トーマス
10位:Andrada/アンドラダ
韓国では、実の家族、兄弟姉妹関係でなくとも、「ヒョン(お兄さん:男性が男性を呼ぶとき)」とか「オッパ(お兄さん:女性が男性を呼ぶとき」、「ヌナ(お姉さん:男性が女性を呼ぶとき)」「オンニ(お姉さん:女性が女性を呼ぶとき)と呼ぶことが多いですね。弟分、妹分に対しては「トンセン」といいますね。
フィリピンも同様に、相手が男性の場合、少しでも年上であれば「kuya / クヤ/ お兄さん」、相手が女性の場合、少しでも年上であれば「ate /アテ/ お姉さん」と呼びます。「クヤ・名前」「アテ・名前」という感じです。韓国のような呼ぶ側の男女の区別による違いはないようです。
例えば、エンチャイルド・フィリピンのスタッフのキアノ事務局長を年下の子が呼ぶときは、「クヤ・キアノ」、女性スタッフのアルマさんを年下の子が呼ぶときは、「アテ・アルマ」という感じです。
日本でも「お兄さん」「お姉さん」という呼び掛けはありますが、最近はシチュエーションが限定的になっている感じがします。
さて、いかがでしたでしょうか。
支援者の皆さんも交流相手の奨学生をどのように表記したらいいの?とか、Facebookで友達申請しようとするときに、聞いていた名前そのもや順序が違っていた、なんて経験があるかもしれません。
フィリピン人の名前を巡って経験したことなど、コメント欄に書き込んでくださるとうれしいです。
では、また。
例えば、エンチャイルド・フィリピンのスタッフのキアノ事務局長を年下の子が呼ぶときは、「クヤ・キアノ」、女性スタッフのアルマさんを年下の子が呼ぶときは、「アテ・アルマ」という感じです。
日本でも「お兄さん」「お姉さん」という呼び掛けはありますが、最近はシチュエーションが限定的になっている感じがします。
さて、いかがでしたでしょうか。
支援者の皆さんも交流相手の奨学生をどのように表記したらいいの?とか、Facebookで友達申請しようとするときに、聞いていた名前そのもや順序が違っていた、なんて経験があるかもしれません。
フィリピン人の名前を巡って経験したことなど、コメント欄に書き込んでくださるとうれしいです。
では、また。
コメント