こんにちは、エンチャイルド広報担当、地球村山歩です。
 
 昨日のブログの延長線上で、「自由」について書いてみたいと思います。
 「自立」と「自由」は表裏のような関係にある概念、つまり「自立」と「自由」はセットだと山歩は考えています。

 自由と言えば、「自由気まま」とか「自由奔放」というイメージで捉える人も少なくないと思いますが、ここではその意味では使いません。自由は放縦の意味ではありません。

 自由意志と自由行動の「自由」のことです。
 自らの責任において意志を持つことであり、自らの判断において行動することです。

 意志の自由、行動の自由は誰もが望むことでしょう。
 しかしその自由の結果が良きものとなるかあしきものとなるかは自由を行使する主体次第です。
 言い換えれば、自由をなんのために使うかによって結果は変わってくるということです。

door

 意志と行動もまた表裏一体のもの、セットと考えれば、昨日のブログに書いた「行動目標」もまた、「意志目標」とセットといえます。

 意志目標? 聞いたことのない言葉ですね。
 デジタル大辞泉には、意志は「目的や計画を選択し、それを実現しようとする精神の働き」、目標は「行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準」と、その意味を記しています。

 心と頭と体が一つとなってこそ、人間は自由になれるということ。

 「意志のあるところに道は開ける(Where there is a will, there is a way)」という西洋のことわざもありますね。山歩が好きな言葉の一つです。

 つまり、意志のあるところには必ず目標という扉(ドア)が現れ、私たちはそのドアを開けてドアの向こうの世界に進んでいくのだということになります。

 ここで思わず、ドラえもんの「どこでもドア」を思い浮かべました。

 私たちの人生は無数のドアをつくり出してはそのドアを開けてドアの向こうに進んでいうという行為の連続のような気がします。

 重要な事は私たちが自由意志によってどんなドア(=行動目標)をつくり出すのかということです。
 
 このブログを読んでくださったかたが一人でも多く、「エンチャイルド」というドアを自由意志で開いてくださり、そしてそのドアの向こうに進んでくださることを山歩は願っています。


【ENCHILD INFORMATION】

 エンチャイルド事務局プロデュースで、3月中旬ごろからパイロット版「エンチャイルド日本語教室プロジェクト」を実施する予定です。生徒は、エンチャイルド・フィリピンのキアノ・ロメロ事務局長(フィリピン人、男性)です。いずれエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン日本語教室を開講したいと考えています。

 日本語のできる現地(フィリピン側)エンチャイルド関係者が増えることは教育支援事業を進める上で大変プラスとなります。

 つきましては、日本語を教えてくださるかた、日本語の先生」を募集いたします。
 
 ★募集期間【2月13日~3月13日】★

 応募先着順優先でご相談させていただきます。

 関心のあるかたは、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお知らせください。

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