こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドは、「自立」を強調します。
 もちろん、自立が最終目標ではありません。自立は折り返し地点(中間地点)のようなものです。
  最終目標は「共立」です。

 人と人とが共立し、人と自然が共立している状態をつくり出すのがゴールです。
 共立状態が持続可能な社会の実現を可能にするというのが、エンチャイルドの仮説、「自立・共立~8エレメント」説です。人と人、人と物事が回転運動(循環運動)を半永久的に持続する状態をつくり出そうというのがこの仮説の肝。
 この状態を実現できれば、無駄な力がほとんど不要となることでしょう。ストレスゼロというわけにはいきませんが、かなり軽減させることができるはずです。

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 日本には共立社会を実現できる基礎なる思想があります。
 それが和の精神です。和の精神は日本の底力と言えるものです。
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和の精神の根となる和の思想

 「和する」ことは、妥協して同化することではありません。調和して一つになることです。「同化」は、自らの主体性を見失って他に対して妥協することですが、「和(和合化)」は、互いに自らの主体性を堅持しながら他と協調し合うことです。

 和した関係とは、互いに尊重し合い、おのおのの個性や役割が生かされている関係だといえます。
  

 和の思想、和の精神は、日本の優れた「輸出品」、世界を救う輸出品になると山歩は考えています。
 「和」に対して、静的で受け身(受動的)のイメージを持っているかたが多いかもしれませんが、そのイメージをいったん捨ててみる必要があります。そして、「和」というものには動的な面、能動的な側面があることを知るべきでしょう。「和」は、自主的で自発的で自動的な面も持っているのです。

 陰に対して陽とでも言えばいいでしょうか。
 まさに、「和」の陽の面を私たち日本人は発揮し、表現し、具現化しなければなりません。
 今がその時です。

 バランスが崩れた地球と世界(人類社会)の状態をバランスの取れた状態に戻すためには、和の思想が救世主となると考えます。エンチャイルド流に言えば、「エン」(8エレメント)の力です。

 今年は世界各地で新しい国家リーダーが選ばれる(誕生する)年です。
 彼らには「和の思想」に関心を持ってほしいと思います。国家と国家、国同士が和してこそ世界が一つになれる道が見いだせるのではないでしょうか。

 経済(マネー)の論理だけでグローバリゼーションを進めることは危険です。世界も国家も「バランス」を失ってしまって崩壊してしまいます。
 また一方で自意識が肥大化して「バランス」を失ったナショナリズムの暴走は、他者を傷つけるだけでなく自滅を招来することでしょう。

 共立の前提は自立です。国家のバランスを取り戻してこそ、国際社会のバランスをつくり出すことができることでしょう。

 「エンは世界を救う」。個人の自立、家庭の自立、国家の自立を折り返し地点に設定してこそ、持続可能な共立する人類社会の姿が見えてくるのです。

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