こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 皆さんは、どんなゴールデンウイーク(GW)を過ごされましたか?
 (まだお休み継続中のかたもいらっしゃいますね)

 皆さんの目に映ったGWの風景はどんな風景だったでしょうか。 

 だいぶ緩んできつつある今日この頃ですが、もし、コロナ禍、パンデミックのないこの2年だったら、どんな2022年の5月の風景になっていただろうと、ふと思ったりします。

 東京オリンピックも予定どおり2020年に行われていたでしょうし、ウクライナ紛争も起こらなかったかもしれません。
 私たちの人生も違っていたかもしれません。

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 あらゆることが誰かによって仕掛けられたもの、計画されたものであるという見方もあるでしょう。
 人は一人で生きているわけではありませんので、100%とは言わないまでも、かなりの割合で不可避的に社会の影響を受けて生きていかざるを得ないでしょう。
 
 しかし「私」という存在は、やはりどうあれ、私です。どんなに周囲の影響を受けていても、他の誰でもなく、「私」として生まれ、「私」として生きています。
 人間は一人では生きていけないし、一人で生きてはいないとしても、それでもやはり、「私」は私として、自らの意思で、そして自らの意志でなんとか生き抜きたいと考える存在ではないかと思います。

 では、自分が自分らしく、自らの意思で、そして自らの意志で生きていくことができるのでしょうか。

 エンチャイルドは、子どもたちに「夢と志に生きよう」と呼びかけています。
 夢を実現し、志を貫こうとすれば、強い意志力が求められます。この力は、「自立する力」と言い換えてもいいかもしれません。

 スタンフォード大学の心理学者、ケリー・マクゴニガル教授は、意志力には「やる力」「やらない力」「望む力」の三つの力があるとし、この三つの力を活用すれば、目標を達成したりトラブルを回避したりすることができ、より良い自分になることができると言います。

 「やる力」は、やるべきことをやる力であり、「やらない力」は、誘惑に打ち勝つ力です。そして「望む力」は、目標意識や欲求に関わることで、夢(こうなりたい)や志(こう生きたい、こうありたい)を持つ力と言ってもいいでしょう。

 経験的にもこの三つは人間の意志力を形成している主要な要素であると合点がいきます。
 皆さんはどう考えますか?

 「意志力」について理解し、それを身に付けられることは、自分自身の人生にとって大変大事なことだと思います。
 意志力について、もう少し具体的な話を次回以降で考察してみたいと思います。(続く)

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GW中の一枚
 
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