こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
今日は2022年度の年次総会、そして今年度最初の日比オンライン交流会の二つのイベントが行われる日です。
エンチャイルドにとって一年の中でも大変重要な日程の一つです。
大切な朝を迎えて、一年を振り返ってみましょう。
新型コロナ感染症パンデミック時代の2年目となった2021年度、エンチャイルドはコロナ禍の中でも「オンライン」という新たな方法(道)を与えられ、最大限これを活用して活動を行ってこれた1年であったと考えています。
振り返って、主に三つの成果があっと自己評価しています。
1.オンライン共有ミーティングの実施
フィリピン側の通信環境事情やコストの問題はありましたが、可能な範囲でオンライン交流会を重ねてきました。オンラインであっても交流することが教育支援における最優先事項だと考えたからです。特に奨学生たちから直接話を聞くことが大事だと考えました。
地域単位の小規模で行ったオンライン共有ミーティングを通して、コロナ禍による経済的不安と社会的苦痛に脅かされ、ストレスフルで困難な学習環境の中で苦労しながらも、夢と志を失わずに一歩一歩前進しようと努力する少年少女たちを姿を発見することができました。
2021年9月から2022年3月までに計12回実施することができました。オンライン共有ミーティングは意義ある取り組みであったと思いますし、2022年度も続けていきたいと考えています。
2.動画リポート「ENCHILD NEWS & REPORT」の定期配信
オンライン共有ミーティングと共に、「ENCHILD NEWS & REPORT」のタイトルで月に2回の予定で動画リポートの配信がスタートしました。
10月から制作、配信を始め、オンライン共有ミーティングでの奨学生たちのインタビュースピーチを中心に、現地の奨学生たちのたくさんの生の声を公開することができました。
エンチャイルドは、教育支援事業と共に社会教育事業を行っています。
社会教育事業は、奨学生たちに対する社会教育の取り組みだけではありません。国際協力を行いたいという日本の皆さま、団体さまを対象に、国際協力、国際交流に資する支援プロジェクトのコーディネートやプロデュースをさせていただくのが、エンチャイルドの「マイプロジェクト」の取り組みであり、エンチャイルドの特徴ある社会教育事業です。
この一年の中でも三つの団体と連携・協力しながら、OKOME-Projectなどの四つの国際支援プロジェクトを実施することができました。
以上の3項目が、2021年度のエンチャイルド活動による主な成果であったと言えます。
2022年度も上述の三つの取り組みをさらに進展させるとともに、1年後には実際に支援先現地を訪ね、実体で奨学生たちや関係者と交流するスタディーツアーを実施できるように準備する1年にしたいと考えています。
大学生の奨学生(Global Youth Model)が増えていますので、支援者の輪の拡大を本格的に図る1年にもしなければなりません。すでにサポーター会員になってくださっているかたがたには追加の支援をお願いしたいと思います。
エンチャイルドは子どもたちの元気のために、これからも教育支援と共育交流(社会教育支援)の二つのプログラムを柱に事業の継続に努めてまいります。
また、マイプロジェクト(オーナープロジェクト/スポンサープロジェクト)を推進することを通して、国際協力文化の拡大に寄与していきたいと考えています。
本日、フィリピン側から13人が参加して今年度最初の日比オンライン交流会が行われます。
エンチャイルドの活動に関心のあるかなたら、どなたでも参加できます。
本日午後13時30分まで参加申込を受け付けています。ご一報ください(info@enchild.org)。
2022年度もどうぞよろしくお願いいたします。
2022年度最初の日比オンライン交流会に参加しよう!
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