★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援と共育(草の根国際交流)活動を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の推進者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回実施程度しています(2020~2022年度はオンラインで実施)。サポーター、スタディーツアー参加者募集中です! お問い合わせください。★世界の子どもたちを元気にしよう!★

2020年01月

 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 前回に引き続き、2018年12月8日にフィリピン・ケソン市内の会場でエンチャイルド奨学生を対象に行ったクリスマスイベントにスタッフとしても活躍してくださったエンチャイルドの協力者の一人、ルアン・フォンタニラさんの感想を紹介します。

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成長したエンチャイルド奨学生たち

「立派に成長している子供たちを見て感銘を受けました」

 私はルアン・フォンタニラです。以前、学校の先生をしていましたが、フィリピンでは教師の給料が良くないので、より大きな目的に立って、今は外資系の企業に勤めています。

 エンチャイルドの活動に関わる理由は、フィリピンの子供たちを助けたいからです。そして日本の皆さんを祝福したいからです。私は日本に対してとても親近感を持っています。

 政府間でも協力が見られるように、フィリピンと日本が一緒に協力して仕事をすることはとても良いことです。文化交流や子供たちの成長を応援することのみならず、日本の皆さんには、フィリピンの人々の生活ぶりもよく知ってほしいと私は思っています。そのように協力していけば、お互いの理解が深まり、私たちは一つになれると思います。

 クリスマスイベントに参加していたエンチャイルドの奨学生を見て、私はとても刺激を受けました。子供たちの姿を見れば、彼らが国を支えていこうという夢や志を持った、周囲の子供たちよりも立派な子供に成長していることが皆さんも感じられると思います。

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エンチャイルド奨学生たちは夢を語る


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2018年12月8日、フィリピン・ケソン市内の会場で、エンチャイルド奨学生を対象としたクリスマスイベントが開催され、マニラ地域のエンチャルド奨学生とその保護者、現地コーディネーターおよび関係者、約150人が集まりました。

 クリスマスイベントのテーマは、「I have a Dream!」。イベントは、自らの夢を語り、エンチャイルド奨学生としての歩みを披露する時間となりました。

 ステージでは、奨学生たちが学校あるいはバランガイごとに、さまざまなパフォーマンスを披露してくれました。歌あり、ダンスあり、楽器演奏、演劇
、プレゼンテーションと、多彩で個性溢れるプログラムが続きました。ゲスト出演による男性歌手の歌や大学生によるバンド演奏もあり、イベントは大いに盛り上がりました。

 ここ数年、現地でのエンチャイルド活動への協力者が拡大しています。
 このイベントに参加し、スタッフとしても活躍してくださった協力者の一人、ロサリン・ロペスさんの感想を紹介します。

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マニラ・トンド地区にあるTパエス小学校のエンチャイルド奨学生たち

「フィリピンの子供たちは日本の皆さんに励まされています」

 こんにちは。ロサリン・ロペスといいます。「ロサ」と呼んでください。スペイン人のような名前ですが、フィリピン人です(笑)。

 以前、私は非営利組織で働いていたことがあります。皆さんとのお付き合いは始まったばかりですが、子供たちをサポートするという、素晴らしい仕事のために私ももっと貢献したいと思います。

 エンチャイルドのクリスマスイベントでは、特に、スモーキーマウンテンとパローラのエンチャイルド奨学生が話しているビデオ映像を観ながら、彼らがいかに日本の支援者の皆さんと素晴らしい思い出を一緒に過ごしてきたのかを感じて、私の目は潤みました。

 映像の中で、支援者の皆さんと一緒に写った奨学生たちの幼い頃の写真を見ました。
 皆さんは子供たちが夢を持ち、より良い人生を送れるように彼らを励ましています。子供たちが皆さんを親のように慕って、感謝を表している様子が伝わってきました。

 エンチャイルドの皆さんがこれまでずっとフィリピンの子供たちのために支援してくださっていることに対して、私は心からお礼を申し上げます。

 皆さんは本当に「ファミリー」です。私たちを助けてくださる皆さんの真心に感謝します。
 きっと将来、エンチャイルドの子供たちは、自分たちの目標や志を果たして、周りの子供たちを支援するようになるのはもちろん、日本や他の国の子供たちをも励まし、力を与え、インスパイアするように成長するでしょう。

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エンチャイルドの活動には学校を超えて、地域を超えて、
エンチャイルド奨学生たちが一堂に会します


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回ご紹介するのは、マニラ首都圏地域で長年エンチャイルドの活動を献身的にサポートしてくれているアルマ・デラ・トーレさん(エンチャイルド・フィリピン)のリポート(2016年6月)です。
 私はこのリポートを読んで多くのことを感じ、多くのことを教えられました。

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前列左端が活動中のアルマさん


「日本の皆さん、心配しないでください。私たちがいつも彼らを見守ってまいります」

「彼らは同情を望んでいるのではなく、支援を必要としているのです」

 現在、マニラ首都圏地域では、9つの地域で100人以上の児童・生徒がエンチャイルドの奨学金支援を受けています。従って、彼ら一人一人を訪ねることは容易な事ではありません。
 全員を訪問し終えるには数週間、時には1カ月かかることもあります。しかし、奨学生たちを訪問するたびに、私たちのようなボランティアスタッフの支えや助けが、彼らにとってとても必要とされているのを感じます。

 皆さん(日本の支援者)がマニラのスモ―キーマウンテンを訪ね、数人のエンチャイルド奨学生たちが住んでいる地域の生活環境を体験してこられたことを知り、私はとても心を動かされました。
 そこを訪ねた皆さんは、おそらくその環境を味わうことで胸が張り裂けそうになったのではないかと思います。
 私たちはそこから学ぶことがあると思います。それは、彼らは決して私たちから同情されることを望んでおらず、必要としているのは私たちの支えであるということです。

 支えとは、行動の伴った援助であり、彼らに必要なのは同情以上に私たちが共感することなのです。
 彼らが生活している困難な環境から学ぶべきことは、私たちは自分が今置かれている環境にもっと感謝しなければならないということです。
 私たちがもっと成熟した人間に成長できれば、きっと今より多くの課題に対して解決する力を持つことができるようになると思うからです。

 奨学生たちの家を訪ねるときにいつも感じるのは、父母や保護者の皆さんの希望と喜びです。支援者の皆さんからの支援金を受け取る時、彼らはどれだけ感謝していることでしょうか。
 最も重要なのは、経済的な支援のみならず、エンチャイルドは彼らに希望と励ましを与えていることなのだ、ということを私はこの活動を通じて実感しています。

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マニラ湾のサンセット

 父母や保護者の皆さんに対して、私はいつもこのように話しています。

 「エンチャイルドは、単に経済的な支援にとどまるのではなく、子供たちが最善を尽くし、心構えを変え得るような機会を与えてあげることによって、彼らが明るい未来を描けるようにしているのです」と。

 私は自分からの思いではなく、日本の支援者の皆さん一人一人のインスピレーションを奨学生たちに届けられるように心掛けています。他のスタッフも同様です。
 このような思いから、私たちは日本の皆さんが毎年フィリピンを訪ねてくれるのを楽しみに待っているのです。
 子供たちも、保護者の皆さんも、日本の支援者の皆さんと会うことをとても楽しみにしています。

アルマ・デラ・トーレ

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、フィリピン・カロオカン地域、マルセロ・H・デル・ピラー小学校(当時)のエンチャイルド奨学生、キアン カール・イムバット君のお手紙を紹介します。
 スタディーツアー(2015年)の支援式典および交流会での日本人支援者との出会いの思い出を綴ってくれています。

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マルセロ・H・デル・ピラー小学校のエンチャイルド奨学生たち


「背景の異なる人々が共に集い、家族として過ごした!」

 私はカロオカン市のマルセロ・H・デル・ピラー小学校のエンチャイルド奨学生、キアン カール・イムバットです。

 (2015年)5月25日は、私たちにとってとても素晴らしい一日でした。
 平和な国、日本から来てくれた日本の支援者の皆さん、保護者、奨学生たち、先生がたがケソン市のバランガイ・ホーリースピリットの会場に一堂に会して行われた集会に私も参加しました。
 私たちはそこで素敵なプログラムを一緒に楽しみました。

 全体的にとても楽しいプログラムでした。学生たちだけでなく、そこにいた全ての人たちがイベントに参加していました。交流が目的のプログラムでしたが、背景の異なる人たちが時間を共にし、一緒に楽しみ、いかにお互いが家族になれるかということを体験できた集会でした。

 このプログラムは私にとってとても思い出深いものになりました。それは初めて支援者の皆さんや他校のエンチャイルド奨学生たちと出会えたからです。彼らからも喜びやうれしさが伝わってきました。今後もまたこういう機会を持ってほしいと思います。

 イベントを準備してくださったスタッフの皆さんにもお礼を伝えたいです。
 食事や学用品を与えてくださり、本当にありがとうございます。これらは学校でとても役に立ちます。また皆さんと再会したいです。

 ありがとう、皆さん! ありがとう、エンチャイルド!

キアン カール・イムバット

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、フィリピン・カロオカン地域のエンチャイルド奨学生、マルセロ・H・デル・ピラー小学校(当時)のカトリーナ・ガルシアさんから届いたお手紙を紹介します。
 スタディーツアー(2015年)の支援式典および交流会での日本人支援者との出会いの思い出を綴ってくれています。

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日本の支援者と交流するエンチャイルド奨学生


私は学校に通えなくなっていたかもしれません

 こんにちは、私はエンチャイルド奨学生のカトリーナ・ガルシアです。
 何よりも神様に感謝します。神様の導きなしでは全てのことはなし得ないからです。
 経済的にはもちろん、エンチャイルドによって私は多くのことを助けられています。

 私の両親は仕事を持っていますが、家族全体を養う余裕がありません。私と妹と弟は学校に通わなくてはなりませんが、3人の子供を学校に通わせることは容易なことではありません。

 両親は私たちの学校のプロジェクトでの必要な諸経費を賄わなければなりません。これらをカバーするためのお金の工面は常に課題となっていますので、エンチャイルドの支援がなければやっていけませんし、私は学校に通えなくなっていたかもしれません。エンチャイルドの奨学金支援のおかげで私が学校に通えているのが事実なのです。

 エンチャイルドを通じて、私は今までになかった体験をしています。(2015年)5月25日の集会での歌やダンス、ゲームなど、全てが忘れられない思い出となりました。 

 何か欲しくて言っているのではありません。私は全てに対して感謝すべきだと感じています。

 皆さんとファミリーになれたことを感謝します!
 エンチャイルドを愛しています!
 皆さんの支援に対するお返しとして、私は学業で最善を尽くします。
 重ねてお礼申し上げます。神様の祝福がありますように!

カトリーナ・ガルシア

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回も、前回に続いてジュナリン・モレスさん(ミンダナオ島アグサン・デル・ノルテ州マガリャネス町教育委員会・価値教育におけるスーパーバイザー)のスピーチを紹介します。
 2016年5月20日にマガリャネスのダヒカン小学校で行われた支援式典で語られた内容です。

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支援式典が行われたマガリャネスのダヒカン小学校
ステージで国歌を斉唱するエンチャイルド奨学生たち

「受益者のままでいるのではなく、友人や周囲の隣人に与える人となってください」(後編)

 受益者の父母の皆さん、それだけでなく、全校の保護者の皆さん。
 私たちは皆、チャレンジしなければならないのではないでしょうか。他者に対して愛を施す上で、言語は私たちの障壁にはなり得ないのだということを自分自身に問わなければなりません。人類の一員として、一つの世界、一つの平和、一つの家族の愛の絆を結ぶことに私は心深く感銘しました。

 ここにいる日本の友人、兄弟姉妹の皆さんはフィリピン人と同じ兄弟姉妹のように見えますし、フィリピン人も日本の兄弟姉妹のようです。そこに違いは感じられませんよね?
 子供たちと抱擁し合っている様子を見ると、日本の支援者の皆さんは子供たちの親のようですし、実の家族のように見えます。
 
私の人生において思い出深い出来事となったきょう一日を、私の祝福として、そしてフィリピンにとっての祝福として記憶したいと思います。

 皆さんがフィリピンの人々だけでなく、全人類にとって祝福をもたらす人々として存在し続けてくださることを願います。

 皆さんの親切な行いは、私に、これまで以上に人を愛そう、人を愛したいという思いに駆り立ててくれました。同時に、これまで以上に自分の子供たちを愛そうという気持ちにさせてくれました。さらに、これまで以上にフィリピンの子供たちを愛そうという気持ちにさせてくれました。そして、フィリピンだけでなく、世界の全ての子供たちを愛そうという気持ちにさせてくれました。

 神様がフィリピンを祝福され、日本を祝福されるよう祈ります。日本の支援者の皆さんが示してくれたこの愛の絆は、永遠に祝福されることでしょう。フィリピン教育省とフィリピン人を代表して、「ありがとう」というお礼の言葉をお送りいたします。

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ジュナリン・モレスさん


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回のエンチャイルド関係者の声は、ジュナリン・モレスさん(ミンダナオ島アグサン・デル・ノルテ州マガリャネス町教育委員会・価値教育におけるスーパーバイザー)のスピーチを紹介します。
 2016年5月20日にマガリャネスのダヒカン小学校で行われた支援式典で語られた内容です。

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スピーチするジュナリン・モレスさん

「受益者のままでいるのではなく、友人や周囲の隣人に与える人となってください」(前編)
 
 一人の母親として、私は家庭における子供の存在はとても大切なものだということを理解するようになりました。
 子供たちの笑顔一つで母親の重荷や苦労は消えてしまうものです。家庭における子供たちの笑い声は、奏でられる音楽のようなものです。子供を育てることを通じて父親、母親の情緒が育ちます。

 支援式典に立ち会いながら、私は多くの感想を持ちました。
 まず、愛、豊かな愛情が感じられました。与えるということなしに愛することはできません。私はフィリピン人として、日本の兄弟姉妹、友人の皆さんがフィリピンに来られて、受益者の奨学生たちに惜しみなく愛を与えてくださっていることを大変光栄に思います。

 日本の支援者の皆さんが惜しみなく与える、その行動によって私たちフィリピン人が感化され、考えさせられます。日本の友人、兄弟姉妹が私たちフィリピン人の子供たちを助けている…。このことを通じて、私自身はどうなのか、フィリピンの隣人を助けているだろうかと考えさせられるのです。

 きょう、このあと家に帰ったら、わが家の3人の子供たちを集めて、この支援の輪を私たちの周りにも広げていけるよう、彼らを励まし、鼓舞したいと思います。

 どうして日本が先進国なのか、なぜ日本は経済的に豊かなのか、日本がなぜアジアでナンバーワンなのか。これは偶然ではありません。

 その理由は、日本の国には愛に溢れた人々がいるからなのです。私の個人的な願いは、いつの日かフィリピンがもっと経済的に豊かな国に変わることです。そのために、フィリピン国民も日本のようになろうとすれば、愛に溢れた寛大な人々にならなければなりません。

 受益者の皆さん、そこにいる子供たち。皆さんはこの奨学金支援プログラムの仲間であることをいつも意識してくださいね。そして皆さんには、周囲の誇りとなってほしいと願います。なぜなら、全校児童がこのプログラムの受益者になることはできず、限られた児童だけが受けることのできる支援だからです。

 何年か後も、皆さんは受益者の立場であると思います。私の願いを伝えるとするならば、将来、皆さんは受益者のままでいるのではなく、友人や皆さんの周囲にいる隣人に何かを与える人になってほしいと思います。(後編に続く)


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2014年6月14日にマガリャネスのブハン小学校(フィリピン・ミンダナオ島アグサン・デル・ノルテ州)で行われた教育支援式典では、マガリャネスのデモステネス・アラバカ町長がスピーチ。 マガリャネス地域の現状、教育事情などに触れながら、日本の教育支援に感謝の意を表しました。

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支援式典でスピーチするマガリャネスのデモステネス・アラバカ町長

「皆さんの支援と訪問を心から歓迎し、感謝します」

 日本から来られた皆さん全員を私は温かく歓迎し、私の心からの感謝を申し上げたいと思います。 

 皆さんは、アグサン・デル・ノルテ州マガリャネス町のブハン小学校において、貧困下にあっても援助するに値する児童たちのための奨学金支援プログラムを開始するために、貴重な時間とお金と努力を払い、はるばる日本からここ マガリャネスを訪ねてくださいました。 

 ブハン小学校の児童の父母や先生、児童たちのみならず、マガリャネス町の人々皆が、支援者の皆さんが寛大にも、この特別で、親切な援助の手を差し伸べてくださることに対して、同じような喜びと感謝の気持ちを共有している ことを私は確信いたします。 

 まず、私たちの町の社会的、経済的背景を紹介しま す。およそ7割から8割の世帯 が以下の三つの加工会社に従事している状況です。 
 三つのうち二つの企業は 大企業ですが、三つ目の企業は小規模で、従業員は300人程度です。ところが、今年2014年になり、最も大きな工場の一つが閉鎖してしまい、他方は部分的に稼働しているという状況になってしまいました。そのため、わが町は深刻な不景気と飢えに苦しんで います。 

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エンチャイルドの日本の支援者から贈られた
手作りの
折り鶴のタペストリーを手にするアラバカ町長

 さらに、2013年度課程が修了してから、われわれの町の FUAMI という私立の高校が、入学者を減らすことを公式的に発表し、学年ごとに1セクションしか運営しないということになりました。その結果、FUAMIに所属していた多くの生徒たちがMNHSという学校に転学せざるを得なくなり ました。つまり、この決定は多くの家庭が経済的理由により、子供を私立学校に送る余裕がなくなったことを意味しました。 

 中等教育の現状を言うと、私立学校から公立学校への転学者数の増大は町の加工企業の閉鎖が起因しているといえますし、その結果、初等学校と中等学校両方における退学率も高くなっています。 

 わが町の深刻な不景気と飢えの問題において、私自身が個人的に尊敬する貴団体にお願いしたいことは、ぜひとも皆さんの奨学金支援プログラムの枠を全ての公立小学校と公立のハイスクールに、そして、可能ならば大学に通う価値を有する学生たちにも広げていただけないかということです。 

 この要請を日本の善良な る人々と日本政府が考慮し、理解してくださることにより、この地域が貧困と無知から解放されることを願います。若者たちには、将来のある人生を生きるだけでなく、より意味のある、実りある人生を生きることを望みます。児童・生徒たちの夢が実現される道が切り開かれ ていくことを願い、お祈りいたします。 

 貧困下にあっても援助するに値する児童たちを支援するために、親切で誠意ある素晴らしい訪問をしてくださった皆さんに対し、改めて感謝いたします。 
 
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アグサン川
(フィリピン・ミンダナオ島東部を流れる川。全長390kmで、同島で最も長い)


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 皆さん、こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回紹介する関係者(ステークホルダー)の声は、2014年6月14日、フィリピン・ミンダナオ島アグサン・デル・ノルテ州マガリャネス町のブハン小学校で行われた教育支援式典で、同校のアナベル・サン校長がスピーチした内容です。 

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マガリャネスのブハン小学校

「私たちはこの支援を永遠に誇り、宝としなければなりません」 

 最初に、ウィリアム・アーサー・ワード(米国の教育者、牧師)の言葉を引用することをお許しください。彼はこのように言っています。

 「寛大であるほど、われわれはより楽しくなります。協力的であるほど、われわれの価値はより深まります。熱心であるほど、われわれはより生産的になります。他者に奉仕するほど、われわれはより繁栄するようになります」 

 (日本語で)おはようございます。 

 ブハン小学校へようこそお越しくださいました。 
 2014年度、ブハン小学校は教員のみならず、父母、児童にとって幸運な年となりました。私たち全てにとって幸運な理由は、素晴らしい機会と天の祝福が訪れたからです。

 私たちの小学校の児童が、アグサン・デル・ノルテ州全体において、日本のNPO法人エンチャイルドの奨学金支援プ ログラムの最初の受益者となりました。したがって、私たちは永遠にこのことを誇り、宝としなければなりません。

 この奨学金プログラムの受益者として選ばれた幸運な奨学生たちと父母の皆さん、どうか、このありがたみを忘れることなく、与えられた立場を今年だけのものとすることなく、奨学生たちが大学まで支援を受けることができるよう、この機会を無駄にしないようにしましょう。エンチャイルドの奨学金支援プログラムによって皆さんの子供たちの将来が明確になり、学業を修められる道が確実に開かれていくことでしょう。

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ブハン小学校のエンチャイルド奨学生たち

 私たちの子供たちを支援するこの奨学金支援プログラムは、父母の皆さんを含めた私たちの協力を必要としています。ですから、父母の皆さんは、特に子供たちの価値観、品行、性格、特性の面が良い方向に向かうよう、導いていくべきです。児童たちが学校に通うための経済的支援が確保されたわけですから、他の側面は皆さんの手に掛かっています。繰り返しますが、子供たちの未来を開くこの素晴らしい機会をぜひ無駄にしないでください。 

 私たちブハン小学校の教員一同は、この学校をエンチ ャイルドの奨学金支援プログラムの支援先として選んでくださったことに大変感謝しています。このプログラムに関わる全てのかたがたに対してお礼を申し上げます。

 紳士、淑女の皆さん、エンチャイルド の奨学金支援プログラムの式典に立ち会った日本とフィリ ピンの全ての皆さんを歓迎い たします。 

(日本語で)ようこそ、ありがとうございます。 

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支援式典でスピーチするブハン小学校のアナベル・サン校長

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 さて、フィリピン・カロオカン市のマニュエル・ケソン小学校は、2013年度からエンチャイルドの教育支援先の一つとなりました。

 今回紹介する関係者の声は、2013年7月8日に行われた同校での支援式典におけるドゥルス・ノタリオ校長の祝辞です。

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マニュエル・ケソン小学校のエンチャイルド奨学生たち


「私たちはいつでも皆さまを歓迎いたします」

 私たちのマニュエル・ケソン小学校から15人の奨学生が支援を受けることができるようになりました。
 日本の支援者の皆さんに心から感謝いたします。私たちの学校を支援先として選んでくださり、そして、ここを訪ね、見学してくださって、ありがとうございます。また、この学校が素晴らしい公立学校だとおっしゃってくださり、とてもうれしく思います。

 神様が皆さんをさらに祝福し、マニュエル・ケソン小学校のみならず、フィリピンにおける最も貧困な児童たちを支援してくださるようお祈りします。重ね重ね皆さんに感謝いたします。
 皆さんを愛していますし、この学校はいつでも皆さまを歓迎いたします。

 マニュエル・ケソン小学校の児童の父母の皆さん。
 日本の支援者の皆さんが子供たちをサポートしてくださいますが、皆さん自身もこの支援を続けてもらえるように、子供たちをよく養育し、卒業できるようにサポートしてくださることを願います。

 もう一度、感謝の言葉を贈るとともに、神様がいつも皆さんに祝福を与えてくださるよう願います。そして、私たちもいつも皆さんのことをお祈りいたします。

 ありがとうございます。

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祝辞を述べるドゥルス・ノタリオ校長
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学校関係者とエンチャイルド理事長(右から二人目)


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 今回も、フィリピン・カロオカン市のマニュエル・ケソン小学校のエンチャイルド奨学生から届いたお便りを紹介します。
 ジェシレイ・アピンさん(現在、ハイスクール生)から支援者宛てに送られてきたお手紙の内容です。

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マニュエル・ケソン小学校

「『貧困は成功の障害とはならない』という言葉を人生のモットーに希望を持って生きたい」

 最初に、NPO法人エンチャイルドの奨学生の一人として選ばれたことを神様に感謝したいと思います。
 
 このプログラムで支援を受けることができるようになって、私はとても幸せです。私の家族は私が奨学生に選ばれたことを聞いてとても驚きました。お母さんは予期せぬ出来事に涙していました。どうして泣くのか尋ねると、お母さんは「うれしくて泣いているのよ」と言っていました。

 私はマニュエル・ケソン小学校の5年生のセクション1の生徒です。私はクラスで委員をしています。ガールスカウトと赤十字のメンバーでもあります。金曜日はフラッグセレモニーのリーダーをしています。他にも学校の活動にはいくつか参加しています。

 お父さんは近所のトライシクルの運転手をしていて学校の行き帰りには私を乗せてくれます。お母さんはスリッパを販売しています。売れないときには収入がありません。お母さんがかわいそうなので、私は少しでもお金を貯金しようと思います。もっとお金を貯められるなら、貯金箱のお金を銀行に預けようと考えています。

 支援者の皆さんと会えて、とてもうれしかったです。Hさん(日本の支援者)は親切でとてもいい人でした。Sさんは、お兄さんだと思って接してほしいと言ってくれました。彼は学用品や靴、傘に靴下、ハンカチやタオルなど、たくさんのプレゼントを下さいました。

 歓迎プログラムの後、SMモールを散策し、とても興奮しました。ストーリーランドに行き、コインをたくさん買って支援者のお兄さんと遊びました。ゲームに勝ってチケットもたくさん獲得し、お菓子と交換しました。別れ際にお兄さんはネームカードとお土産を私に手渡し、メールアドレスも教えてくれました。

 奨学金は学校でのプロジェクトやその他の経費に役立てています。
 私は最善を尽くして頑張ります。奨学生として支援を継続していただけるよう、勉強に励みます。そして、家族を助けます。人生の目標を実現したいです。いつか私は会計士になり、成功したいと思っています。

 私の家族には経済的余裕はありませんが、「貧困は成功の障害とはならない」という言葉を人生のモットーとして、希望を持って生きたいと思います。

 支援者のSさんに心からの感謝を伝えたいと思います。
 コーディネーターのルーカスさんやマルセリーノさん、そして、支援者全ての皆さんに感謝いたします。ありがとうございます。

 God bless you all.

ジェシレイ・アピン

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 今回も奨学生の声をお届けします。
 子どもたちの手紙を通して、彼らの置かれた状況や事情を感じ取っていただけると思います。

 今回紹介するのは、フィリピン・カロオカン市のマニュエル・ケソン小学校のプリンセス・クルールダド・ルティーヴァさん(現在、ハイスクール生)からのお便りです。

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授業を受けるマニュエル・ケソン小学校の児童たち
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マニュエル・ケソン小学校のエンチャイルド奨学生の皆さん

「皆さんの支援のおかげで学業の道が開かれました」

 日本の支援者の皆さんが私たちの教室にやって来た日、私はちょっと緊張気味でしたが、喜びとともに興奮していました。
 親切な日本の兄弟姉妹の皆さんに支援される15人の奨学生の一人として選ばれ、私はとてもうれしかったですし、祝福された思いでした。

 授業の後、日本の皆さんと支援式典の場で再び会いました。私は夢を見ているのではないかと思うほどでしたが、それは現実の出来事でした。

 お母さんは私に、「素晴らしい祝福がもたらされるよう真剣に祈ったんだよ」と話してくれました。
 両親は私を大学まで行かせる経済的余裕がないと心配していたのです。支援者の皆さんの親切のおかげで大学までの学業の道への可能性が開かれました。
 少ない収入ですが、お父さんも私たちが学校に通えるように一生懸命働いてくれています。そんな両親を愛していますし、将来は私が両親を助けてあげたいと思います。

 支援者のSさん(日本の支援者)と出会い、とてもうれしいです。彼女のことが好きですし、お姉さんのような感じがします。彼女はかわいくて、私は彼女の笑顔が好きです。外出して一緒に遊んだ時には、最初の緊張はどこかに飛んで行ってしまい、彼女と楽しく過ごしました。

 彼女は私に力を与えてくれます。私も最善を尽くして勉強に励みます。
 学校で行われる活動にも私は参加しています。ジャーナリズム活動もその一つです。地域コンテストレベルのメンバーにも入りました。コピーリーディングと見出し付けで何と2位になりました。算数も得意です。算数のコンテストにも出場しました。

 奨学金を受け取って、最初に学用品を買いました。支援をしてくださって本当にありがとうございました。いつか家族を助けることができるよう、卒業することが目標です。家族が住む家を建てることを夢見ています。

 Watashi ai suru anata.
 (I Love You)!

プリンセス・クルールダド・ルティーヴァ

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 エンチャイルドは交流プログラム(顔の見える支援)に取り組んでいます。
 日本の支援者がスタディーツアーなどで現地を訪問し、受益者であるエンチャイルド奨学生と直接交流したり、手紙を通して交流したり、最近ではメッセンジャーで交流するケースも増えています。

 今回もエンチャイルド奨学生の支援者宛てのお手紙を紹介します。
 
 今回紹介するのは、フィリピン・カロオカン市のマニュエル・ケソン小学校のクリスティン・ジョイ・ソルソナさん(現在、ハイスクール生)からのお便りです。

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マニュエル・ケソン小学校の授業風景


「いつか建築家になって自分の家を建てたい」

 こんにちは! 私を奨学生に選んでくださったことを私と私の家族はとても感謝しています。
 皆さんの支援によって、「私はいつか建築家になる」という夢が可能になったと信じています。

 この職業に就けば、将来、家族が住む家を建てることができます。今は川辺に住んでいて、家を建てる場所がありません。
 実情を言うと、今住んでいる場所はあまり安全ではないのです。川の水が上昇し、洪水になると流されてしまうかもしれないからです。学校で一番になりたい理由の一つはそこにあって、それでいつか夢を実現できるようになりたいのです。だから、毎日学校で一生懸命勉強しています。

 学校の活動にも積極的に参加しています。授業は休みません。病気になったときも、3日間、自分を押し出して学校に通いました。今後は、スタースカウトに入ろうと計画しています。スタースカウトはガールスカウトのミニバージョンで、いろんなことが学べると期待しています。

 先生にはできると言われましたが、MTAPやMATH(算数の上級プログラム)には入れませんでした。算数の成績が上がると思っていましたが、残念でした。今は授業で習ったことを一生懸命復習して最善を尽くしています。

 きょうは台風で大雨でした。川の水位が上がり、両親はとても心配していました。水位がわが家を支えている柱にまで達してしまったので、家を守るためにキャンディーの販売をストップせざるを得ませんでした。私のお母さんはキャンディーとミネラルウオーターの販売をしていて、お父さんは乗合ジープやバスにお客さんを集める仕事をしています。それで生計を立てているのです。両親はお金を貯めて、洪水の心配のない家を建て直したいと考えています。

 両親は皆さんの支援に対してお礼を伝えたいと言っています。奨学金を得る機会を与えられたことによって、学校に掛かる費用を一度に支払うことができるようになり、とても感謝しています。これからも支援を続けてくださるようお願いします。

クリスティン・ジョイ・ソルソナ


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドの海外教育支援事業の特徴の一つに、支援者と受益者である奨学生との交流プログラム(顔の見える支援)があります。かく言う山歩も何人かの奨学生と交流しています。

 今回は、山歩の交流相手の二人の奨学生、ミンダナオ島マガリャネス在住のニクソン・オロモン君(現在、ハイスクール生)とマニラ市トンド地区スモーキーマウンテン在住のジェーン パトリシア・ナラグさん(現在、ハイスクール生)のお手紙を紹介します。

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エンチャイルドは毎年、支援先現地を訪問して
児童たちとの交流するスタディーツアーを企画している

「いつかあなたの国を訪ねてみたいと思っています」

 貧困の子供たちが学業を続けられるようにサポートをしてくれるエンチャイルドの存在をとてもありがたく思っています。

 どうか心配しないでください。あなたの援助によって、僕は夢に向かって一生懸命勉強を頑張ります。僕のような子供たちへの支援を続けてくださいますよう、そして多くの子供たちに支援が広がるよう願っています。 

 学校を卒業したら、早く親を支えられるようになりたいと思います。そしていつか、あなたの国を訪ねてみたいと思っています。

 神様があなたを祝福し、さらなる力が与えられますように。

 ニクソン・オロモン

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マガリャネスの奨学生たち


「さらに多くのフィリピンの子供たちにこの支援が広がることを願っています」

 まず初めに、これまで私にしてくださった全ての親切に対してお礼を申し上げます。

 私はエンチャイルドの奨学生としていろんなことを学び、小学校を卒業することができました。私は年間を通じて頑張っています。クラスの成績はトップ12人の中に入りました。課外授業にも積極的に参加しています。

 たくさんの子供たちを支援してくださり、本当にありがとうございます。さらに多くのフィリピンの子供たちにこの支援が広がることを願っています。

 あなたとあなたの家族に神様の祝福がありますように。心を込めて。

 パトリシア・ナラグ

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回も、エンチャイルド奨学生の卒業生である、リンデ・カリぺスさん(2004年度からエンチャイルドの奨学金支援を受けてハイスクールを卒業)の体験発表を紹介します。
 2016年5月19日にフィリピン・ミンダナオ島ブトゥアン市で行われた支援式典で奨学生たちに対してリンデさんが語ったスピーチの内容です。

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支援式典でダンスを披露するエンチャイルド奨学生たち


「私はエンチャイルドの奨学生であったことを誇りに思います」(後編)

 私はエンチャイルド奨学生の卒業生を代表して、日本の支援者の皆さん、そして現地のスタッフの皆さんに心から感謝を申し上げます。
 皆さんが準備してくださったプログラムを通じて、私たちはいかに自立した人になるか、いかに良き指導者になるかということを学びました。
 このような経験は、私が「将来どんな人間になりたいのか」ということを考える上で強い影響を与えたのです。
  
 「成功とは、皆さんの日々の生活において、自分のために何かを成し遂げたこととは関係がなく、他者のために何を成し遂げたかに関係するものである」という言葉を私は最初に引用しました。
 この言葉の意味をかみしめながら、私は改めて日本の支援者の皆さんの素晴らしい行いに対して敬意を払い、皆さんに拍手を送りたいと思います。(拍手) 
 
 また、13年という期間をかけてこの支援を続けてくださっている皆さんであることを知るべきこの機会でもあると感じています。

 日本の皆さんは、恵まれない状況下にある人々を助けています。私たちは同じ目的を持って集っているので、このプロジェクトが今後も続いていくようお互いに協力し合いましょう。皆さんの前に立っている私もその一人です。

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スピーチするリンデ・カリぺスさん

 奨学金支援プログラムが始まった当初から、オリエンテーションその他の場でも、私はエンチャイルドの皆さんから奨学金返還を義務付けられたことは一度もありません。
 しかし支援者の皆さんが払ってくださった努力を、しっかりと私のものにすることが大切だと思います。皆さんの親切、愛、小さな子供たちが教育を受けられるように助けること…これらの行いは、私に皆さんと同じように生きることを動機付けてくれたのです。

 皆さんの前に誇れることは、今、私が8人の小学生と5人のハイスクール生、計13人の子供たちへの支援をしていることです。

 私が受益者の皆さんに奨励したいことは、ぜひ頑張って勉強してほしいということです。
 皆さんが神を中心に生き、心に固く決意を持って進む限り、志は必ず成し遂げられるでしょう。そして支援者の皆さんやバランガイの協力者の皆さん、先輩たち、一緒に学ぶ奨学生たちとの関係を深め、大切にしてほしいと思います。また、海岸の清掃活動や地域への奉仕プログラムにも積極的に参加してみてください。

 受益者の皆さんは遅かれ早かれ成長し、大人になります。しっかりと目標を定めて、私や日本の支援者の皆さんよりももっと素晴らしい人になってくださることを願います。

 引き続きインスピレーションが与えられ、他者を幸せにすることができるように、皆で一緒に「私はエンチャイルドの奨学生であることを誇りに思います」と唱和しましょう!

 ありがとうございました。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、エンチャイルド奨学生の卒業生である、リンデ・カリぺスさん(2004年度からエンチャイルドの奨学金支援を受けてハイスクールを卒業)の体験発表を紹介します。
 2016年5月19日にフィリピン・ミンダナオ島ブトゥアン市で行われた支援式典で奨学生たちに対してリンデさんが語ったスピーチの内容です。
 
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「私はエンチャイルドの奨学生であったことを誇りに思います」(前編)

 皆さん、こんにちは。
 エンチャイルド(ワン・チャイルド・ワン・ピース)の受益者として支援を受けていた頃、私は病気がちで体調が優れず大変だったことを思い出します。
 
 現在、公務員として地域のために仕事をしていること以外に、私は人生で大きな成功を収めたとは決して思っていません。
 しかし、ここ数日間、「なぜ私がエンチャイルド奨学生の卒業生として皆さんの前でメッセージを伝える立場に立つのだろう?」と考えながら過ごしていた時、このような言葉と出合ったので皆さんにご紹介したいと思います。

 「成功とは、皆さんの日々の生活において、自分のために何かを成し遂げたこととは関係がなく、他者のために何を成し遂げたかに関係するものである」

 私は今25歳ですが、皆さんの年齢においての成功の意味合いとはどのようなものでしょうか。
 自分の家を持つこと、自分の車を持つこと、修士号や博士号などの学位をもらうことでしょうか。それも成功かもしれませんが、大事なことは、他者のために何をしたのかということです。

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スピーチするリンデ・カリぺスさん

 私もエンチャイルド奨学生として、今、皆さんが座っている席に同じように座っていました。2004年、ハイスクール1年生の時に私はエンチャイルドの支援を受け始めました。
 私はその最初の年の奨学生でした。当時、バランガイ(フィリピンの最小の地方自治単位)のスタッフをしていたルース・コルテス婦人から私の母親に奨学生を募集しているという話が来ました。私なら奨学生になれるでしょうということで、申込書を提出したところ、晴れて奨学生に選ばれました。

 支援を受けた期間、私はとても幸せでした。なぜなら私の学業に使うお金を節約できたことによって両親を助けることができたからです。さらに幸せなことは、この奨学金プログラムがあることによって、親たちが子供を大学まで進学させられる可能性が広がったことです。

 エンチャイルドの奨学生であることは、名誉なことであり、特権を持ちます。皆さんはそのことを感じていますか? 皆さんの持っている特権は、「平和の大使」として選ばれたことです。
 皆さんはその年齢の立場で他者に感化を与え、奨学生として成長する各自の責任を全うしなければなりません。そのようになれば、このプログラムは周囲を圧倒するほどに素晴らしいものになっていくでしょう。(後編に続く)


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 前回に続いて、2019年5月18日にフィリピン・ミンダナオ島ブトゥアン市のロサンゼルス高校を会場に行われた2019年度のエンチャルドの支援式典で、エンチャイルド奨学生を代表して語ってくれたマーストレル・カブサオさん(大学1年生)のメッセージの後半を紹介します。

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フィリピン・ミンダナオ島北東部地域、
ブトゥアン市およびマガリャネス町のエンチャイルド奨学生たち

エンチャイルドの支援は経済的、道徳的、人格的教育支援(後編)

 ◆マーストレル・カブサオさん◆

 現在、私はブトゥアン市のカラガステート大学の1年生で、ソーシャルワークを専攻しています。

 ところで、「ソーシャルワーク」とは何でしょうか。
 ソーシャルワークとは、社会と社会に生きる人々の関係性の向上を促し、社会変革をもたらすことを目的とする職業や学術分野です。

 ソーシャルワークは、人間の行動や社会のシステムに関する理論を活用して、人々が環境と影響し合う接点に介入するものです。人権や社会正義の原理がソーシャルワークのよりどころとなります。

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「ソーシャルワーカーになって支援者の皆さんに恩返ししたい」

 私がこの分野を勉強しようと思った理由を話します。
 ソーシャルワークに関心を持つようになったのは、私は小さな頃から奉仕活動が好きだったからです。
 教会や地域のコミュニティーの行事に関わりながら成長するにつれて、ソーシャルワーカーになりたいという志が強くなりました。なぜなら、私の周りの小さな地域の奉仕活動だけでは飽き足らなくなったためです。 

 私の人生に影響を与えたさまざまな人物のように、そして、私を感化した変革の推進者のようになりたいのです。生き方を変え、人生の質を高めるためです。

 ソーシャルワークは人々を支えながら、人々の人生を豊かにする実践です。ソーシャルワーカーになることは、まさに私に与えられた運命を受け入れる選択なのです。

 ソーシャルワーカーは仕事の目的のためには苦労もいとわず、むしろ職務の大変さを楽しめるぐらいでなければなりません。そして、コミュニティーに対する情熱、誠実さ、愛といったものが必要とされる職業です。

 また、支えを必要とする個人に対しても、愛とコミットメント、奉仕の精神を持たなければなりません。なぜなら、どんなに状況が大変であっても、奉仕の精神と責任感を持った仕事をする人がソーシャルワーカーであるからです。

 ソーシャルワーカーについては、まだ詳しく知られていないかもしれませんが、私の目指す職業はこれに決めました。誇り高き職業であり、公益をもたらす仕事です。金銭的報酬を目的とするだけでは決して良い仕事は成就できません。

 ソーシャルワーカーになれたら、私はとても幸福を感じることでしょう。なぜなら、その仕事を通じて、日本の支援者の皆さんがこれまで支払ってくれた苦労に対して恩返しができると思うからです。
 
 私は、助けを必要としている人々の人生を、私という道具を用いて、変えてあげられるようになりたいのです。

 では奨学生の皆さん、一緒に起立して、日本の支援者の皆さんに愛の言葉を贈りましょう。

 「皆さん、愛をありがとうございます!」

 ありがとうございました。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2019年5月18日にフィリピン・ミンダナオ島ブトゥアン市のロサンゼルス高校を会場に行われた2019年度のエンチャルドの支援式典で、エンチャイルド奨学生を代表して大学1年生となったマーストレル・カブサオさんがメッセージを述べました。

 今回は、そのメッセージを2回に分けて紹介します。

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フィリピン・ミンダナオ島北東部地域、
ブトゥアン市およびマガリャネス町のエンチャイルド奨学生たち



エンチャイルドの支援は経済的、道徳的、人格的教育支援(前編)

◆マーストレル・カブサオさん◆

 親愛なる日本の支援者の皆さん、エンチャイルド奨学生、保護者、ご参席の皆さん、おはようございます。

 アンナ・テイラー(ニュージーランドの作家)の言葉です。

 「全ての人を救うことはあなたの仕事ではありません。助けられる準備ができていない人もいるのです。あなたができる最善の奉仕がいつ、別の形で誰かの助けになり、人々を導くことになるかが分かるよう、賢明で謙虚であることにフォーカスしなさい」

 私はNPO法人エンチャイルドの一員であるという、幸運な人間の一人です。
 
 なぜなら、エンチャイルドはブトゥアンとマガリャネスの各地域における経済的、道徳的、人格的教育支援を奨学生たちに行っているからです。
 その意味でここにいる皆さんも、この素晴らしいグループに支援されているとても幸運な人たちなのです。

 私がこれまでエンチャイルドに関わった7年間、エンチャイルドは私の人生の「教育」の側面において多大な貢献をしてくれています。

 この団体を通じて、私は家族や友人、そして助けを必要としている人たちを見つけることができました。私たちはとても幸運です。なぜなら、日本という他国の、とても純粋な心を持った支援者の皆さんに支えられ、導かれているからです。

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 「LOVE BEYOND BORDERS」という、きょうのテーマ、これは、国境や限界、国籍というものを超えた愛を意味するものです。

 このテーマは日本の支援者の皆さんによってささげられた純粋な愛とサポートを表しています。
 支援者の皆さんの変わらない愛とサポートを受けたエンチャイルドの奨学生たちは感謝しなければなりません。

 なぜなら、学生の中でもエンチャイルドの奨学生に選ばれる人は限られているからです。
 ですから、その恩返しとして、私たちは学業に励み、高いモラルを持ち、自己修養し、責任感を持って生きましょう。
 エンチャイルドの奨学生は夢や志を信じ、それを実現するために挑戦心を持つべきです。人生どんなに大変であっても、いつも一生懸命に行い、成し遂げる勇気とモチベーションがあれば、なりたい自分になることができます。

 エンチャイルドのおかげで、私は今も勉強と道徳的なサポートを受けていることをうれしく思っています。(後編に続く)


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、2017年にマニラ地域のエンチャイルド奨学生を対象に行われたエッセーコンテストで第1位に選ばれた作品を紹介します。
 堂々の第1位は、プリンセス・ルティバさん(マニュエル・ケソン・ハイスクール4年、当時)の作品でした。

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マニラ地域ではハイスクールのエンチャイルド奨学生を
対象に毎年「サマーキャンプ」を行っています


プロセスにおける変化-進歩、成長
「体験すること以上に学べるものはない」

◆プリンセス・ルティバさん◆

 現在15歳の彼女(本人のこと)が小学6年生だった頃、エンチャイルドの奨学生になりました。
 彼女は成長し、自分自身に対して自信を持つようになり、さらに勉強し、技術も習得しました。学校生活で彼女は他者に対して好意的であること、試練に対しても前向きに取り組むことを学びました。
 ミスや失敗をすることもありました。負けることもありましたが、彼女は諦めませんでした。直面する試練の全ては、人生においてチャレンジする課題の一つ一つだと考えました。また、詩や作文など、彼女の隠れた能力も成長してきました。

 今やその彼女はハイスクール4年生となり、生徒会に入りました。生徒たちの信頼を得て、生徒会では書記という重責を担っていますが、彼女にとってそれは大きな飛躍的な出来事です。今、彼女が直面する新しい課題は学業と生徒会の活動をどうバランス良く進めていくかということです。

 一塁ベースにとどまっていては二塁に盗塁できないように、進歩や発展にはいつもリスクが伴います。彼女が前進するために取ったリスクは、周囲から注目される生徒会に入ることで、他の生徒たちの良き模範となろうというチャレンジでした。

 準備と機会が交差する場所に成功は訪れます。誰もが成功したいと願いますが、成功するために、そして、発展するためには行動しなければなりません。成功するために必要不可欠な鍵が「行動」です。恐れ、心配しているだけでは、どんなに自分が偉大な可能性を持っているかを知らないまま、死んでしまうことになるかもしれません。

 エンチャイルドの受益者の一人として、彼女は自分が周囲の模範でなければならないことを悟りました。彼女の進歩が人生を変えるにつれて、彼女は輝きを放ち、彼女の姿勢が周りに良い影響を与えています。光の拡散には二種類あるといわれます。一つはろうそくのように自ら光を放ち、もう一つはその炎を反射する鏡となって光を放つことです。

 彼女は今、人生におけるたくさんの変化を経験しています。その変化が彼女の成長を助けています。つまり、その変化こそが進歩であり、成長なのです。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 前回に続いて、2017年にマニラ地域のエンチャイルド奨学生を対象に行われたエッセーコンテストの入選作品を紹介します。
 今回紹介するのは、第2位に選ばれたケビン・ジョッシュ・ドラノ君(アンパロ・ハイスクール5年、当時)の作品です。

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マニラ地域ではハイスクールのエンチャイルド奨学生を
対象に毎年「サマーキャンプ」が行われています


「私に変化をもたらしたエンチャイルド」

◆ケビン・ジョッシュ・ドラノ君◆

 エンチャイルドは、私の生活のさまざまな面でとても大きな衝撃を与えてくれています。
 エンチャイルドの奨学金支援プログラムと交流プログラムを通じて私に起こった変化は、勉強に真剣に取り組むようになったことだけでなく、人間関係やコミュニケーションにおける姿勢や責任感にも現れました。

 エンチャイルドからの経済的支援は私にとって大きな助けの一つです。
 支援されたお金は学校でのプロジェクトや課題に掛かる費用に充てています。学校で一日に使うお金が足らない場合に使うときもあります。その他、学校で行われる活動の参加費に充てることもあります。学校のことで生じる緊急な支払いの時に、奨学金はとても助かります。

 エンチャイルドからの支援を受けている私は、同時に大きな責任も背負っています。エンチャイルドの奨学生として、私は自分自身の目指す道を積極的に改善していかなければならないと思っています。
 学業においては最高の成績が取れるよう目指します。それが支援者の皆さんの誇りとなり、皆さんへのギフトになると思っています。それがエンチャイルド奨学生の価値を証しする行動だと思います。責任感をもって、いつか必ず成功する私になることを皆さんに約束します。

 ふさわしい場における正しい振る舞いが人々を引き付けます。私はエンチャイルドの他の奨学生とよく交流し、課題について話し合い、アイデアや考えを共有したいと思います。人前で意見を述べたり話したりする時に不安になることもあります。しかし、他者の模範であるべき私たちは、一つ一つの行動を通じて自己を修養していきたいと思います。

 テクノロジーの発展に伴って、今はワンクリックで全世界とつながれる時代です。インターネットで世界に友達をつくることもできます。エンチャイルドが行っているプログラムや計画について、ネットを通じて情報を得ることもできます。日本の支援者の皆さんとSNSで交流することもできます。インターネットという制約はあるにせよ、少なくとも私は交流を楽しむことができました。

 私たちの人生は、目標を実現しようとすれば、乗り越えるための挑戦や障害がつきものです。
 エンチャイルドのプログラムは私たちに大きなチャンスを与えてくれています。私はこの好機をつかんで前進します。
 よく刺激を受け、人を傷つけるのではなく、人々に刺激を与え、夢を実現します。そして、自らを変革し、品格をもって他者のために生きてまいります。


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 さて、今回から3回に分けて、2017年にマニラ地域(マニラ市、ケソン市、カロオカン市)のエンチャイルド奨学生を対象に実施されたエッセーコンテスト(エンチャイルド主催)の入選作品を紹介します。

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マニラ地域の奨学生たち(フィリピン大学で)

 まずは第3位に入選した、フランセス・アン・パレデスさん(カロオカン市のマルセロ・H・デル・ピラー小学校6年、当時)の作品です。


「エンチャイルドの奨学金支援と交流プログラムが私を変えてくれました」

◆フランセス・アン・パレデスさん◆

 親であれば誰でも自分の子供たちに願いを託します。その期待が子供たちに誇りと豊かさを持たせます。その願いによって子供たちは勉強に励み、クラスで一番になろうと努力するようになります。その願いが子供たちの心に届けば、子供たちの人生に変化を与えます。なぜなら子供たちも大学を卒業したい、良い仕事に就きたい、より良い人生を送りたいという夢や志を持っているからです。

 「教育は成功するための鍵である。だから一生懸命勉強すれば、どんな夢も達成不可能なものはない」と年配の人たちはいいます。

 では、いかにすればその夢は実現できるのでしょうか? フィリピンでは貧困のために多くの人たちが中等教育までしか受けていません。子供たちの授業料を賄う余裕がないために、多くの親たちは子供たちを大学に通わせることができないでいます。

 しかし、エンチャイルドの奨学金支援プログラムと交流プログラムによって、フィリピンの多くの子供たちはその夢に近づくことができるようになりました。

 エンチャイルドの奨学金支援プログラムは私の夢と私の家族の夢を叶える機会を与えてくれています。この奨学金支援と交流プログラムは私の人生を変えてくれる大きなチャンスなのです。


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 1月10日、ミンダナオ島マガリャネスのカロック・アン小学校で、フィーディング・プログラムが行われました。

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 以下は、現地のエンチャイルドのリーダー、ジョニー・ボロンガイタ氏のリポートです。

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児童たちにメッセージを語るジョニー・ボロンガイタ氏


栄養価の高い食事で子どもたちが笑顔に


 2020年1月10にカロック・アン小学校で行われたエンチャイルドのフィーディング・プログラムは大成功でした。
 
 全校児童、父母、そして校長をはじめとする全教職員が参加しました。そこで振る舞われた食事によって、参加していた児童たちは皆、満足していました。そして、彼らはフィーディング・プログラムのスポンサーであるエンチャイルドとハロハロ・パミリアに大変感謝していました。

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カロック・アン小学校の児童たち
カロック・アン小学校‗002
「SALAMAT」はタガログ語で「ありがとう」を意味します



 彼らはエンチャイルドが将来、再びこの活動を行ってくれることを望んでいます。
 フィーディング・プログラムが終わった後は全員が笑顔になりました。

カロック・アン小学校‗003


 以下は、英語の原文です。

ENCHILD NEW YEAR FEEDING PRORAM FOR CALOC-AN ELEMENTARY SCHOOL
( Brief Report ) 
  JOHNNIE BOLONGAITA

 The Enchild Feeding Program initiated at Caloc-an Elementary School last January 10,2020 was very successful.
 It was attended by all the pupils, parents and all the Teachers and the Principal. 
 All the pupils and everyone who were there were satisfied by the food they’ve shared. 
 And they were very thankful to Enchild and HaloHalo Pamilya who sponsored the feeding program. 
 They’re hoping that this activity by Enchild will happen again. Everybody was having a smiling face after the feeding.

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カロック・アン小学校‗007


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 こんにちは、地球村山歩です。
 エンチャイルド奨学生の声をお届けしています。
 
 4人目となるのは、ミンダナオ島のブトゥアン市のユリシス・ケイン君。交流している日本の支援者に宛てた手紙の内容をご紹介いたします。久しぶりに届いた支援者からの手紙に返信したものです。

ニュースレター2019年7月
学校で奉仕活動をするエンチャイルド奨学生たち(右端がユリシス君)


「尽きない愛と努力とサポートに感謝しています」

 親愛なるあなたへ

 お便り受け取りました。ありがとうございます。
 手紙の中の写真には、あなたの家族が一緒に写っていて驚きました。長い間、あなたやあなたの家族とお会いできずにいましたが、手紙を受け取り、私の祈りに神様が応えてくださったようでうれしいです。

 私のことを忘れないでいてくれたのですから、謝る必要などありません。大事なことは、あなたとあなたの家族やお子さんがいつも健康で幸せでいてくれることです。お送りしたギフトは、私があなたに対する感謝を決して忘れていないことの印です。

 2014年にあなたから頂いた手紙は、私の本に挟んでなくさないようにしています。皆さんから受けたものは全て、私にとって価値あるものなので大切にしています。

 きっといつか、お互いに再会できる日が来るでしょう。そのことを心から願っています。あなたとご主人とお子さんが一緒に写った写真を大切にします。

 あなたの尽きない愛と努力とサポートに対して、とても感謝しています。いつの日か、それらは大きな実りを結びます。全能なる天の父の導きとともに、私の持てる力の全てをもってそのことを証明したいと思います。

 今年、私はGrade 11(高校2年生)になり、人文科学コースを専攻しています。

 平均94%の成績を修めることができ、学校では常にトップクラスに入っています。実社会に対してもっと知識や経験を深めたいと思い、人文科学コースを選択しました。私にとっては新たな挑戦です。

 両親とあなたと天の父の愛と導きによって、私はいつも祝福されていると感じています。
 皆さんと私たちがいつも健康で、神様がさらに強さと幸福と喜びを与えてくださるよう祈っています。
 そして、何年後になったとしても、あなたの家族と会える日が来ることを願っています。

 私はこちらで家族と一緒に元気に過ごしています。私はこれからも、将来のために、そして、私を必要としてくれる人々を助けることができるようになるために、もっと学業に励みます。

 人生にとって大切なものは、「幸福」と「愛」だと私は思います。それは、家庭においても同じです。試練や困難の全てを、私は笑顔で乗り越えていきます。

 愛をもって、幸せであってください。いつも笑顔で幸せに過ごしてください。
 あなたに神様の祝福がありますように。
 
 ユリシス・ケイン

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 こんにちは、地球村山歩です。
 今回も、エンチャイルド奨学生の声を紹介します。

 今回紹介するのは、ケネス・アンジェロ・ベロス君です。
 彼はフィリピン・ミンダナオ島ブトゥアン市在住のハイスクール生(現在、高校2年生男子)で、現地を訪問した日本のエンチャイルド・スタディーツアー参加者のかたにはおなじみの、ちょっとした有名奨学生の一人です。

 それでは、ケネス君からの手紙を紹介します。
 手紙の文面から、日々成長しているエンチャイルド奨学生たちの様子の一端を知ることができると思います。

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チームをリードするケネス君(左端)

「エンチャイルドと出会って人生が変わりました」
 
 親愛なる支援者の皆さまへ
 最初に、国籍や血縁を超えて私たちのことを信じ、サポートし、真の家族として扱ってくださることをありがたく思います。
 
 バランガイ・ロサンゼルスの困難な環境下にある子供たちの中からエンチャイルドの受益者として選ばれたこと、そしてピースアドボケイト(平和の推進者)になれたことをとても感謝しています。

 私の日々の生活は、家族、教会、学校の環境に囲まれています。読書をしたり、ギターを弾いて歌ったり、ダンスをしたり、アートを楽しんだり、聖歌隊やリーダーシップ・トレーニングなど、多くのことに取り組んでいます。

 以前の私は、どこか孤独に感じている人間でした。しかし、エンチャイルドに出会ってからは考え方が変わりました。個人的な夢を実現するだけではなく、社会に奉仕し、人々を助け、人々に愛を与え、「Give and Give」に生きることをあなたがたは教えてくれました。

 2012年、まだ小さかったあの頃、私はルース・コルテス婦人から、エンチャイルドガ奨学生を募集していることを知りました。

 その知らせを聞いた私は、苦労する両親を助け、日本の研修ツアーに行ってみたいと思い、コルテス婦人の家を訪ねて、奨学生になりたいと申し出ました。

 思い起こせばあの時、コルテス婦人に会いに行き、そんなことを申し出た自分が信じられませんが、今、そんな私が高校の生徒会で副会長となり、ブトゥアン市全体のPOPDEV(Population and Development Integration)の副会長になりました。

 今年の4月、私はブトゥアン市から優秀学生・リーダーの一人として表彰され、メダルを授与されました。

 私は、「これは全てエンチャイルドのおかげだ」と思いました。なぜなら、あなたがたがいなければ、今日の私はなかったからです。

 あなたがたは私に、世界の平和のために立つこと、兄弟姉妹という考え方、共に愛し、助け合うということ、さらには「Give and Give」に生きることを教えてくれました。

 エンチャイルドは、これまでの私の人生にとって最大の祝福であり、エンチャイルドによって、私の大きなお姉さんであるSさん(日本の支援者)にも会えました。

 貴団体が国境を超え、さらに発展することを願っています。そして、エンチャイルドにさらなる力が与えられ、神の祝福が降り注がれることを願っています。

2019年5月19日
ケネス・アンジェロ・ベロス

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 こんにちは、地球村山歩です。
 
 今回は、エンチャイルド奨学生、フィリピン・ミンダナオ島ブトゥアン市のレクサン・ジェーン・ラサップさんのお手紙(2018年のクリスマス時期に届いたもの)を紹介します。

 レクサンさん(当時、ハイスクール Grade12)からのお手紙には、総合評価95.5、オールAの成績表のコピーが同封されていました。


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ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生たち


「皆さんの支えによって、私はここまで来ることができました」

 
 日本の全ての兄弟、姉妹の皆さんへ
 
 また皆さんとお会いすることを私は心待ちにしています。

 きょうという良き日、私は支援者の皆さんに心からの感謝の思いをお伝えしたいと思います。
 皆さんが素晴らしいクリスマスと新年を迎えることができますように。

 皆さんの長きにわたる支えと苦労によって、私はここまで来ることができました。本当にありがとうございます。
 皆さんのような人たちに支援していただいている私はとても幸運です。

 成績はクラスの中で1番を取り続けています。

 パソコンや携帯電話などの情報ツールがないため、学業において困難もありますが、最善を尽くして、目標や夢をできるだけ早く果たせるように頑張ります。

 皆さんの成功と幸せを祈ります。
 このクリスマスを通じて皆さんの希望と夢が果たされますように。
 皆さんが再びフィリピンを訪ねてくださることを願っています。

 お金が十分にないので高価なものが買えず、細やかですがこの手紙と一緒にギフトを送ります。
 もう一度、メリークリスマス。

 皆さんのレクサン・ジェーン・ラサップより



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◆エンチャイルドの海外教育支援は、ひと月一口1000円から始められます!◆
info@enchild.org


 こんにちは、地球村山歩です。

 教育支援の受益者であるエンチャイルド奨学生のメッセージを紹介します。
 今回紹介するのは、ブルセルアン・カサロさんのメッセージです。
 2015年5月24日、フィリピン・ケソン市バランガイ・ホーリースピリットの会場で行われた支援式典で、日本の支援者・後輩の奨学生たちらを前に、ハイスクールの卒業生を代表してスピーチしてくれた時のものです。
 ブルセルアンさんはハイスクール卒業後、大学に進学。大学を卒業し、現在は社会人として頑張っています。

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「成功の背後にある人々の支援を忘れません」
 
 奨学生の仲間の皆さん、保護者、コーディネーター、スタッフ、そして親愛なる日本の支援者の皆さん、こんにちは。私は今年、ホーリースピリット・ナショナルハイスクールを卒業したエンチャイルドの奨学生、ブレセル アン・カサロです。今年、フィリピン工芸大学に入学しました。
 
 父は大工をしており、母はいくつかのパートを掛け持ちして働いています。私には兄弟姉妹が6人いて、私が年長者なので、両親の期待と責任を一心に背負っている立場です。
 裕福な家庭ではありませんが、頑張って父と母の誇りになれるよう努力しています。

 人生における数々の試練を私は弱みと考えません。むしろ、私たちが人生の目標を実現できるよう、絶えず支援し続けてくださっている日本の皆さんの厚意を私の強みと考えます。いつも私たちを導いてくださっているエンチャイルドの関係者の皆さんに心から感謝いたします。
 本当にありがとうございます。
 私が成し得た栄光は全て支援者の皆さんにおささげします。

 退学することなく卒業することは簡単ではありません。私たちがすべきことは、神に対する信仰を持ち、自分自身を信じ、自らの愛すること・好きなことを楽しみ、自信をかき立て、特性を生かして才能のショーケースとなり、成功の背後にある人々の支えを忘れず、人生の夢と目標を成し遂げることです。

 奨学生の皆さん、私が今語ったことをどうか忘れないでいてください。なぜなら、私たちは皆、今日多くのティーンエージャーが貧困を理由に退学せざるを得ない状況があることをよく知っているからです。目の前に起こる問題は自分の弱みではなく、むしろそれは自分に対する激励であると捉えることが大事なのです。

 皆さんにとって少しでも参考となれば幸いです。
 良き一日を過ごしてください。
 神の祝福がありますように。


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◆エンチャイルドの海外教育支援は、ひと月一口1000円から始められます!◆
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 こんにちは、地球村山歩です。

 NPO法人エンチャイルドは、「ひとりの子どもにひとつの平和を」を合言葉に、ひと月一口1000円から始められる海外教育支援を行っています。

 エンチャイルドは、皆さまからのご支援とご協力によって、以下の活動を行っています。

(1)奨学金支援
 マンスリーサポーターの皆さまからの継続したご支援(ひと月一口1000円~)によってエンチャイルド奨学生の教育支援を行っています。毎年200人前後の児童・生徒を対象に奨学金を給付しています。最近は大学生の奨学生も増えています。

 エンチャイルド奨学生の一人、フランセス・アン・パレデスさんの声を紹介します。

「エンチャイルドのプログラムが私を変えてくれました」
 フィリピンでは貧困のために多くの子どもたちが中等教育までしか受けていません。家庭に子どもたちの教育費を賄う余裕がないために、多くの親たちは子どもたちを大学に通わせることができないでいます。
 しかし、エンチャイルドの奨学金支援プログラムと交流プログラムによって、フィリピンの多くの子どもたちはその夢に近づくことができるようになりました。
 エンチャイルドの奨学金支援プログラムは私の夢と私の家族の夢をかなえる機会を与えてくれています。この奨学金支援プログラムと交流プログラムは私の人生を変えてくれる大きなチャンスなのです。

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(2)教育設備・図書支援
 教育環境の充実は子どもたちに学習と成長のチャンスを与えます。図書やパソコンなどの支援は、彼らの潜在力を引き出し、彼の夢を実現する力となります。

(3)給食支援(フィーディングサービス)
 まずは食べられること。子どもたちの学校生活や学業を阻害する最大の要因が空腹であり、栄養不足です。フィーディングサービスは最も必要な教育支援の一つです。

 ※(2)(3)は主にクラウドファンディングによる資金を元に実施しています。


◆子どもたちの笑顔のためにあなたの支援を届けます!
 エンチャイルドの教育支援と共育活動は、サポーターの皆さまの温かいご支援によって支えられています。
 人類は一つの家族です。世界の子どもたちを元気にするため、地球の未来を夢と希望に満ちたものとするために、エンチャイルドはこれからも皆さまの国境を超えた家族愛の思いとともに歩んでまいります。

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 こんにちは、地球村山歩です。
 まだまだ知られていない「エンチャイルド」の教育支援事業。
 エンチャイルドは何を目指し、誰のために、何を行っているのか?
 改めて説明させていただきます!
 
◆国境を超えた家族愛の実践

 NPO法人は、国境を超えた家族愛の実践(「LOVE BEYOND THE BORDER(国境を超えた愛)」「LOVE IS THE MOVEMENT(愛は行動だ)」)という視点から、主にフィリピンの貧困児童を対象に教育支援と草の根の国際交流(共育活動)を行ってきました。
 2004年に初めてフィリピンで活動をスタートしてから15年が過ぎました。

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 貧困児童を対象とする奨学金支援(延べ357人、2019年度の奨学生数は179人)をはじめ、当該地域の学校やバランガイ(最小の地方自治単位)を対象とした教育支援(教科書・図書・教材、および学習用の機器・備品などの支援)やフィーディングサービス(給食支援)を行ってきました。
 支援地域は、ルソン島マニラ地域の学校とバランガイ11カ所、ミンダナオ島ブトゥアンおよびマガリャネス地域の学校とバランガイ9カ所です。

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フィーディングサービス(給食支援)


◆家族愛の絆で結ばれた交流プログラム

 日本の支援者の皆さんには、年に数回実施されるスタディーツアーを通して現地に訪問していただき、現地の視察とともにエンチャイルド奨学生たちとの交流を続けてきました。
 現地の子どもたちは、スタディーツアーの参加者(日本の支援者)を、自分たちの成長を見守ってくれる日本の良きお兄さん・お姉さん、家族の一員のように感じて交流してきました。
 もちろん、スタディーツアーに参加した日本の支援者の皆さんたちも。
 このような家族愛の絆で結ばれた交流プログラムは、国境を超えて共に生きていこうという意識と心情を芽生えさせています。

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フィリピン・マニラ地域のエンチャイルド奨学生たち


◆「ピースアドボケイト(平和の推進者)」を目指すエンチャイルド奨学生たち

 エンチャイルドの奨学生は、小学校を卒業して中学校(ハイスクール)に進学する時、「ピースアドボケイト」(平和の提唱者、推進者)の任命状を授与されます。
 任命状の趣旨を要約すれば、「一生懸命勉学に励み、自立した人間を目指すとともに、他の人々を助け、より良い社会(平和な社会=共生、共助、共感の共立社会)の実現に寄与する人間となることを目指そう」というものです。
 ピースアドボケイトでもあるエンチャイルド奨学生たちは、勉学に励むとともに、自らの自立のことだけでなく、自分も誰かの支えになりたい、他者のために生きたい、より良い社会を実現する者になりたいと考えるようになります。
 実際、エンチャイルド奨学生の出身者で、社会人となった後、周囲の貧困児童のために援助を行っている青年や、学校の教師となって貧困児童たちのサポートに尽力しているエンチャイルド卒業生も出てきています。

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ブックギビングProject(マニラ市トンド地区Tパエス小学校)


◆支援される側から支援する側へ

 エンチャイルドは、単なる自立をゴールとした経済的な教育支援ばかりでなく、より良い社会の実現の担い手を育てる社会教育プログラムとしての共育活動(人類の共通の宝である子どもたちを共に育てる活動)に取り組んでいます。
 支援される側から支援する側に転換させることができてこそ、真の教育支援だと考えています。



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 こんにちは、地球村山歩です。
 今回は、私たちが支援先の一つである、フィリピン・マニラ市トンド地区バルットにあるTパエス小学校のブルラン・カリダド先生のリポート(2017年10月)を紹介します。

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Tパエス小学校で教育支援活動を行うエンチャイルド

 現場の教員の生の声を通して、貧困状況に置かれた子どもたちの様子の一部を知ることができると思います。

◆ブルラン・カリダド先生による現地のリポートは、映像(YouTube)でもご覧いただけます。


 Tパエス小学校はマニラ市トンド地区バルットにあり、4000人以上の児童、100人余りの教員を抱えるトンド地区で有数のマンモス校です。

 この学校の児童のほとんどがマニラ市トンド地区にあるスモーキーマウンテンの団地に住んでいます。生活は大変ではあるものの、以前の生活ぶりと比較すれば、最近は向上してきていると思います。

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 スモーキーマウンテンの団地は外観が同じなので人々の暮らしは一律に等しく見えます。しかし私が一軒一軒家庭訪問をしてみると、皆さんが想像できないほど生活は苦しそうでした。実際に訪ねてみて、そこで暮らしている人たちと話してみなければ、多くの人たちが貧困にあえいでいることが分からないのです。どれほど大変なのかを、私たちはそこを訪ねて知ってみることが必要です。

 私は団地の2階に住んでいますが、そこでも、食事に困り、生きていくのがやっとの人々がいます。
 学校に通ってくる子供たちの中には、制服は汚れ、白い襟は茶色になり、白い靴下が変色してしまっている子供も多く見かけます。昼休み、昼食を買うお金を持っていない子供たちがたくさんいます。

 私は教員として、時々彼らに食事を与えています。パンが6ペソ(約13円)、スープが4ペソ(約9円)です。このお金で一人の児童の十分な昼食が賄えます。

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 子供たちの保護者のほとんどが、マニラ全域のごみの投棄場であるスモーキーマウンテンで、ごみのリサイクル商人をしています。リサイクルできるものを拾い、売っているのです。スモーキーマウンテンでごみを拾うことが現在では違法になったため、保護者の多くが一日50ペソ(約111円)で自転車バイクをレンタルし、リサイクル品を探しに出かけます。

 父親は食費を稼ぐために24時間、夜も働かなければなりません。警察から怪しまれないようにするために、父親は子供を連れていきます。哀れな子供たちはそれゆえに夜中もずっと起きていなければなりません。

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 子供たちは、翌朝は授業があるので学校に行かなければなりませんし、よく眠れないためにいつも疲れています。ごみを一日中回収している父親は身なりがきれいではありませんし、不審者に見られやすいのです。しかし子供を連れていることで警察からどろぼうや不審者だと見られずに仕事ができるというわけです。つまり、子供も親を助けるためにハードワークが強いられるという状況に置かれています。

 子供が自転車に付いている荷台の中で眠ってしまっているのを見かけますが、これは、団地ではなくそこが子供たちの小さな「家」になってしまっていることを示しています。団地に入居できたことは良いのですが、いったんは団地に住んだとしても、光熱費や家賃の支払いができず、元のごみ山に戻ってしまった人たちも多くいるのです。

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 スモーキーマウンテンに住む人々の収入はとても低く、一日わずか100ペソ(約222円)です。つまり、きょうの仕事がなければ、明日の食費がないという状況です。体調が悪くても日銭を稼ぐために出かけなければならないのです。これがスモーキーマウンテンに生きる人々の生活システムになってしまっています。

 彼らのほとんどが小学校も卒業できていません。十分な教育が受けられていないのです。最低でもハイスクールを卒業しなければ普通の職業に就くことができませんから、子供たちの保護者は仕事を掛け持ちしています。例えば、ニンニクの皮むきの仕事をして一日50ペソ(約111円)を稼ぎながらやりくりしているという家庭もあります。

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 スモーキーマウンテンの団地ができたことで人々の暮らしは良くなったと見られがちですが、実際はほとんどが貧しいままです。あなたが一軒一軒家庭を訪ねてみることで、どこの家庭がどの程度大変なのかという実情が分かってくるでしょう。経済的な援助が十分でないために、学校に通って来れなくなってしまう子供たちの数が増えています。

 保護者たちが十分な教育を受けていないために、家庭の中での子供たちに対する精神的な教育がおろそかになりがちです。それゆえ、ドラッグや窃盗に走ってしまう子供も少なくないのです。親がごみを回収する間、子供たちを同伴させていたために、「友達と一緒に遊ぶ時間が奪われた」と、保護者を恨んでしまう子供たちもいます。

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 私が教員として見たときに、小学校1年で入学してくる児童が100人だとすると、その児童たちが2年生になると70人に減ってしまいます。教育が優先されていないというのが実情です。今日、ほとんどの奨学金制度の受給資格には優秀な成績や生活態度・学習態度が模範的であることが求められています。しかし、それらの評価が高くない子供たちはどうでしょうか?
 人間の知能は遺伝的要素が影響することを科学は明らかにしていますが、私は食生活が子供たちの心の成長に大きな役割を果たしていることを確信しています。

 スモーキーマウンテンの子供たちの食生活は、しょう油かけごはんや麺類がほとんどです。必要なビタミンをどこで取ることができるのでしょうか?
 子供たちの精神を養う一つの要素は食事から摂る栄養素です。もしあなたが学校で空腹だとしたら、授業中、先生の話を集中して聞くことができません。空腹は最も苦痛なものです。

 スモーキーマウンテンの地域の保護者たちは、貧困ゆえに子づくりにおいても計画性があまりありません。子だくさんになれば、その分、養わなければならない家族が増えます。生きていくために子供たちの教育が二の次になってしまうのです。私の家庭も父が半身不随になってしまい働けなくなりました。それからは母親が父親に代わって、昼夜を問わず、私たちを卒業させるために一生懸命働いてくれました。

◆ブルラン・カリダド先生による現地のリポートは、映像(YouTube)でもご覧いただけます。





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 こんにちは。地球村山歩です。

 エンチャイルドblog始まりましたが、もう少し、「エンチャイルド」について紹介させてください。


◆より良い社会の実現のために

 エンチャイルドの目指すもの、それは「全ての子どもたちが夢(希望)と志をもって生きられる社会の実現」です。子どもたちこそが未来を創る主役であり、主人公だからです。子供たちの元気な笑顔が未来の希望の象徴です。

 昨今、「持続可能な社会」ということが論じられていますが、まさに、子供たちが元気であることが持続可能な社会のバロメーターといえるのです。

 「子どもたちが元気な社会」と「より良い社会」はイコールだと考えます。それ故に、エンチャイルドの教育支援活動は、より良い社会を実現するための社会教育活動へと昇華し、社会教育プログラムの実践の必要性を強調するようになりました。

 エンチャイルドは、「より良い社会」を「共生・共助・共感の社会」と表現します。共生・共助・共感の社会は、家族のような関係性によって成り立つ共同体社会です。そのような社会を成立させ得る主要な構成要素が「共生」「共助」「共感」です。この三つの要素(エレメント)が満たされるとき、「家族」をつくり出すことができると考えます。

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◆「家族」をつくる八つの視点

 今回は、家族的共同体社会実現のためのエレメント(要素)を八つの視点で提示し、エンチャイルドが取り組む社会教育の考え方について説明したいと思います。
 それは、「共生」「共食」「共育」「共立」「共助」「共有」「共感」「共観」の8項目です。

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 一つ一つについて簡単に説明してみましょう。


(1)「共生」は文字どおり、共に生きることです。家族は単なる共存(共に存在する)の関係ではなく、共生の関係です。「一つの家」で共に暮らすのが家族です。「共に生きる」ということが、家族であるということの核心的内容です。


(2)「共食」は共に食べること。食を共にしてこそ家族です。家族的共同体は経済共同体でもあります。一つの食卓を囲む一家団欒の場面は共に生きる家族の象徴です。


(3)「共育」は共に育てること。わが子でなくとも、共同体は子育ての責任を共有しています。子供は共同体の未来そのものだからです。


(4)「共立」は共に立つことです。人は生まれて自立に向かって成長します。自立した者たちによって形成される社会が共立の社会です。人間は社会的存在です。人は一人では生きていませんし、一人では生きられません。共立の関係こそが個と全体の連帯、和合と調和を保ち、持続可能な社会の実現を可能にします。


(5)「共助」は助け合うことです。防災の観点で「自助・共助・公助」という言葉がよく使われます。どれも欠くことができませんが、その中心は共助です。まさに「共助」は共同体社会における基本姿勢であり、喜びの源泉であるといっていいでしょう。


(6)「共有」。対話をしない家族を家族だと言えるでしょうか。対話を通して互いの気持ちや事情を共有できます。察することも大切ですが、やはり具体的な双方向のやり取りが成立してこそ、情報とともに思い(情)の共有が可能となります。


(7)「共感」とは互いの感情や思いを理解し合うことです。美しい景色を見ながらその感動を共有することであり、情感が共鳴し合うことです。家族愛の味は共感によって伝わり、広がっていきます。


(8)最後に「共観」です。共に観ること、ビジョンや目標を共有することです。家族は共に同じ山の頂上を目指し、幸福な人生の実現を共に成し遂げていく関係です。

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◆「愛着」「支援」「励まし」「刺激」

 ノーベル経済学賞の受賞者で米国の経済学者、ジェームズ・ジョセフ・ヘッグマン教授は、「貧困の世代間連鎖を断ち切る四つのキーワード」として、「愛着」「支援」「励まし」「刺激」を挙げています。


 エンチャイルドもまた、貧困の世代間連鎖を断ち切ることを課題として掲げて活動する団体です。「家族愛」を中心に置き、経済的支援だけでなく精神的支援を大切に考えて活動しています。スタディーツアーなどによる支援者と受益者の実体的な交流やメッセージは、互いを刺激し合うことで課題解決のモチベーションを高めています。

 

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◆社会教育プログラムの必要性

 かつて、十数年にわたって日本社会は毎年3万人以上の自殺者を生みだす自殺大国でした。
 ここ数年、自殺者の総数は減少傾向にありますが、若年層に限って言えばそうではありません。若者の自殺率は一向に下がらず、若年層の自殺者は後を絶ちません。他人に殺されるよりも家族や親族に殺されるリスクが高く、もっと言えば、自ら命を絶ってしまう若者がさらに多いのが日本社会の現実なのです。

 無縁化、孤立化、孤独化が進む現代の日本社会。家族愛を刺激し、家族的共同体社会を実現する取り組みは時代の要請だといっても過言ではありません。今、より良い社会、共生・共助・共感の社会をつくり出すことのできる、社会教育プログラムの存在が求められているのではないでしょうか。

 エンチャイルドは、これまでと同様、教育支援を通じた地球家族社会の実現に挑戦しながらも、わが国における地域社会の活性化と持続可能性の追求においても貢献したいと考えています。


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 こんにちは。地球村山歩と申します。
 私は、NPO法人エンチャイルドの広報担当を務めています。
 このブログでは、本名ではなく「ちきゅうむら・さんぽ」の名前で情報を発信してまいります。

 発信する情報は、主にエンチャイルドに関連するものとなりますが、時には私の趣味の話や読んだ本の感想、日常生活での印象的な体験、社会に対する考察や提案などもお届けできたらと思っています。

 さて、早速ですが、「エンチャイルド」って何?というかたのために、今回はエンチャイルドについて簡単に説明をさせていただきます。

 エンチャイルドは、貧困問題(貧困の世代間連鎖)の解決をミッションに掲げ、主にフィリピンの子どもたちを対象に教育支援を行っているNPO(特定非営利活動法人)です。現在、奨学金給付を中心に、教育設備の支援、図書支援、給食支援などの活動を行っています。

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 エンチャイルドは、全ての子どもたちが夢と志を持って生きられる社会の実現を目指しています。「エンチャイルド(ENCHILD)」という団体名は造語です。「子供たちを元気にしたい」という思いを込めて名付けました。

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 エンチャイルドの目指すものとは何でしょう。

(1)共育(共に育てる)
 エンチャイルドは、単に経済的物質的な支援にとどまることなく、子どもたちへの精神的サポートを行いたいと考えています。「精神的サポート」の意味は、支援を受ける子どもたちを自分の弟・妹、家族だと考えて接するということです。世界には助けが必要な弟、妹たちがいます。地球は一つの家、人類は一つの家族です。人類共通の宝である子どもたちを社会の一員として共に育てよう、というわけです。
 毎年、子どもたちを訪ねるスタディーツアーを企画し、支援者と受益者である子どもたちが家族のように再会し、交流するプログラムを実施しています。

(2)共立(共に生き、助け合う)
 エンチャイルドは、成長した子どもたちがより良い社会を実現する担い手となってほしいと願っています。
 エンチャイルド奨学生たちは、小学校を卒業してハイスクールに進む段階で、「ピースアドボケイト(平和の推進者)」に任命されます。エンチャイルドは、自分自身の自立を目指すことはもちろん、その先の生き方として、積極的に他者を助ける人間となること、より良い社会実現の担い手となることを奨励します。

 貧困の5大要因として「病気」「無知識」「無関心」「不正直」「依存」が挙げられますが、特に「無関心」「不正直」「依存」という内面の課題を解決するために、ピースアドボケイト教育を推進し、「自らの自立をゴールとするのではなく、共に生き、支え合う、共立社会の担い手となろう」と、子どもたちと関係者に呼び掛けています。
 自立するということは、無関心や不正直、依存から抜け出すことを意味しています。それができてこそ、貧困問題を本質的に解決できる、共立の関係(自立した者同士の協力関係)で成り立つ社会を実現することができると考えます。


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(3)支援を受ける立場から支援をする立場へ
 私たちのミッションは貧困世代間連鎖を断ち切ることです。支援先現地が私たちの支援を必要としなくなることが私たちのゴールです。現地の課題は現地の人々自身が自ら解決していけるようにならなければなりません。

 ピースアドボケイトとして成長した奨学生たちは、自分たちが支援されたように、他者に対して支援したいと考えるようになることでしょう。共に生き、支え合う、共立社会のリーダーになりたいと考えるようにことでしょう。実際に、ハイスクールや大学を卒業して、そのような価値観を自ら実践するエンチャイルド奨学生出身の青年が出てきています。私たちはそのような彼らの行動をサポートしていきたいと考えています。
 
 
  「Love is the Movement(愛は行動だ)」「Show the Love」「Love beyond the Border(国境を超えた愛)」 といった、エンチャイルド活動における合言葉は、現地のスタッフや子どもたちから生まれてきた言葉です。
 エンチャイルドが大切にしている価値観は、「ギブ・アンド・ギブ(共助)」の精神です。
 「ギブ・アンド・テイク」「ギブ・アンド・レシーブ」の世界から「ギブ・アンド・ギブ」の世界へ。
 「ギブ・アンド・ギブ」の価値観を持った子どもたちこそが、希望ある新しい未来を創り出すピースアドボケイト、そしてピースメーカー(平和をつくり出す人)になると信じています。


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