★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援と共育(草の根国際交流)活動を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の推進者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回実施程度しています(2020~2022年度はオンラインで実施)。サポーター、スタディーツアー参加者募集中です! お問い合わせください。★世界の子どもたちを元気にしよう!★

2020年02月

 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2月27日(木)、ある高校で行われた「学習成果発表会」(プロジェクト学習発表)を参観してきました。
 「教育と貧困」をテーマにプロジェクト学習を進めていた同校の高校生からエンチャイルドも取材を受けていたからです。

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 時間の関係で一部しか拝見できませんでしたが、しっかりと調べ学習を積み重ねた成果(プレゼンテーション)に触れながら、未来を担う彼らに頼もしさと希望を感じました。

 発表内容も充実していました。
 エンチャイルドに関連した部分でいえば、教育支援による貧困の世代間連鎖問題の解決に取り組んできた立場からも、気付きや発見を与えてくれるものでした。

 エンチャイルドは今までも青年世代の皆さんに支えられて活動を継続してきましたが、改めて、若い世代の視点や発想(アイデア)、感性や感覚が今後のエンチャイルドの活動に必要だと感じました。

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発表する高校生たち

 生徒たちの発表の後、担当の教員のかたが講評の中で「プロジェクト学習」のポイントを四つ挙げていました。

 ①主体性
 ②協調性
 ③アクション
 ④もがくこと

 これらの内容は、実際の国際協力、社会貢献活動の現場にも当てはまることだと思います。
 
 主体性と協調性のバランスを保つことは簡単ではありませんが、活動の内容が社会的であればあるほど、グローバルであればあるほど、この点が重要になってきました。

 プロジェクトを進めることは「もがくこと」と同義語だといっても過言ではないと思います。
 もがきながら話し合いを進める、もがきながら実践を繰り返す…。もがきはプロジェクトには付き物です。これを避けていてはプロジェクトを実行することはできないでしょう。

 学習が学習で終わらず、アクションにつながること。これも本当に大事なことですね。
 学ぶこと、知ることは、新しい課題を見いだすことでもあると思います。課題を見いだすことから、より良い社会を実現していくためのアクションも引き出されていくことでしょう。

 短い時間でしたが、学ぶことの多い機会を得ました。
 高校生の皆さん、担当の先生、ありがとうございました。

 さて、こんなご時世ですが、エンチャイルドは、3月14日(土)にワークショップ実施を予定しています。
 関心のあるかた、お問い合わせください。 info@enchild.org

第2回ワークショップ案内


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドは昨年(2019年)の9月27日~10月2日の日程でエンチャイルド奨学生を対象とした訪日研修ツアーを実施しました。

 今回は、来日したミンダナオ地域のエンチャイルド・プロジェクトリーダー、ジョニー・ボロンガイタ氏の訪日研修ツアー体験記をお届けします。

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グローバルフェスタJAPAN2019のスペシャルステージで
スピーチするジョニー・ボロンガイタさん

「ギブ・アンド・ギブ」という行動原理は、私にたくさんのエネルギーとインスピレーションを与えてくれました

 日本国内最大のイベントの一つであるグローバルフェスタにミンダナオの3人が招待されたことは、私にとって思いもよらない出来事でした。

 活動中の素晴らしい体験は、私に新しい学びをもたらしました。東京にいる間、私は温かい歓迎と思いやりを感じました。
 
 2011年に初めて日本を訪れた時も同じように温かく迎えられましたが、今回はその時以上にさまざまな体験をすることができました。

 2011年の日本訪問の際のハイライトは、多くの人々の前でメッセージを伝え、東京のさまざまなランドマークをツアーし、日本の支援者と会い、駅前の清掃活動にも参加しました。今でも覚えています。


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グローバルフェスタのブースで
エンチャイルド体験を語るボロンガイタさん

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ボロンガイタさんはギター伴奏でも大活躍

 一方で今回の訪日は信じられないほど比類のない体験になりました。まさに「エンチャイルド・ファミリー」を体感しました。成田空港で日本のエンチャイルドのスタッフ、そしてマニラから来日した兄弟の皆さんと再会し、彼らの笑顔に触れながら、これが「エンチャイルド・ファミリー」の縮図であると感じました。

 私は今回の訪日研修ツアーの意義と目的をはっきりと感じることができました。
 グローバルフェスタ初日、日本のエンチャイルドのメンバーと協力しながら一緒にブースで活動する中で、助け合いの化学反応が起こりました。
 
 暑さが厳しい一日でしたが、私はそれほど大変には感じませんでした。その代わりに大きな喜びと幸せを感じました。日本のエンチャイルドの兄弟姉妹の皆さんと共に活動できて私はとても幸せでした。

 フェスティバルに訪れた人たちに声を掛け、私たちのブースに案内することは喜びでした。
 エンチャイルドで私たちが体験してきたことを人々に伝え、抱負を語りながら活動することは、私たちがエンチャイルドのために一生懸命活動するための動機付けになりました。

 私はフィリピンの子供たち、主にエンチャイルド奨学生たちに対するエンチャイルドの支援者の皆さんによる深い愛とケア、そして苦労を感じることができました。
 「ギブ・アンド・ギブ」という行動原理は、私にたくさんのエネルギーとインスピレーションを与えてくれました。

 私たちが体験した活動全てを通じて私が言えることは、エンチャイルドというのはメンバー(受益者)一人一人に真に関心を向ける「本当の家族」だということです。
 つまり、教育を受けたいという情熱を持つ、恵まれない子供たちに希望とより良い未来を与えるために、「ギブ・アンド・ギブ」の行動原理を持った愛情のある家族なのです。

 忘れることのできない類いまれな冒険。それが東京でエンチャイルド・ファミリーと過ごした5日間の歩みでした。
 日本の豊かな文化について学んだ多くのこと。静けさ、他者を尊重する精神、規律を守ること、時間を大切にする姿勢、国を愛すること。私はこれらの価値を学べたことに感謝し、私の国の人々にこれらのベストプラクティスを共有できることを誇りに思います。

ジョニー・ボロンガイタ


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドは昨年(2019年)の9月27日~10月2日の日程でエンチャイルド奨学生を対象とした訪日研修ツアーを実施しました。

 今回は、来日したエンチャイル・フィリピンのスタッフ、キアノ・ロメロ氏の訪日研修ツアー体験記をお届けします。

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グローバルフェスタJAPAN2019の
スペシャルステージでスピーチするキアノ・ロメオさん

「日本の皆さんは困っている人がいれば進んで助けようとする人たちだということを私は実感しました」

 日本で行われた5日間のスタディツアーは思い出深く、私にとって多くの学習の場となりました。

 「グローバルフェスタJAPAN 2019」の2日間のイベントを通じて私は、フィリピンの奨学生たちを継続支援するために奮闘するエンチャイルドのスタッフの皆さんの苦労と努力を理解しました。

 イベントが行われた2日間、彼らはエンチャイルドの目標を達成するために全力を尽くし、真剣に取り組んでいました。私たちフィリピンスタッフもまた、日本のスタッフを助け、さまざまな仕事や責任を果たすために最善を尽くしました。

 2日間のイベントは非常にハードでした。しかし、会場を訪ねた多くの人たちと出会い、一緒に歌を歌ったり楽しんだりしたので疲れを感じることはありませんでした。このイベントの成功は私を飽きさせませんでした。

 特に、日本の支援者の皆さんに私のエンチャイルドの経験を話すことができたことが良かったです。苦労しながらも、私たちと英語でコミュニケーションを取るために最善を尽くしてくれたことがとてもうれしかったです。

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エンチャイルドのブースで体験発表を行うキアノ・ロメオさん

 日本の皆さんは、困っている人がいれば進んで助けようとする人たちだということを今回私は実感しました。彼らは親切で他者に敬意を払います。

 このイベントの成功は、日本人スタッフとフィリピン人スタッフの助け合いと団結がもたらした結果です。多くの人々がエンチャイルドの目的を知り、近い将来、支援者になっていくような、エンチャイルドにとって良い足掛かりになったと思います。

 2日間のイベントの成功は、エンチャイルドが今後、より多くの子供たちに対する教育支援を拡大していくことにつながるでしょう。

 より多くの子どもたちが人生の夢を実現できるよう、私もまたエンチャイルドを支える支援者になっていきたいと思います。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、エンチャイルドの実践プログラムを紹介します。

メッセージカード
日本の中学生たちから届いた
メッセージカードを手にするエンチャイルド奨学生たち

 エンチャイルドの主な実践プログラムには現在、以下の5種類があります。

 ①支援者(マンスリーサポーター会員、クラウドファンディングなどへの参加)になる。
 ②支援者になって現地訪問スタディーツアーに参加する。
 ③イベントなどでボランティアスタッフを行う。
 ④メッセージカードを作成し、フィリピンの子どもたちに送って草の根国際交流を実践する。
 ⑤マイ・プロジェクトを企画し、実行する。

 ④⑤を説明します。

 エンチャイルドの活動の一つとして、特にクリスマスシーズンを中心にクリスマスメッセージカード作成イベントを開催して行ってきましたが、今年に入って、クリスマスシーズン以外でもワークショップ(3時間程度)の中でメッセージカードの作成を行うようになりました。

 メッセージカードは対象(どこの誰か)を明確にして作成します。
 ワークショップの前半のプログラムは学びの時間で、支援先の教育事情やエンチャイルドの活動内容について共有します。その上で後半の時間を使ってメッセージカード作成を行います。
 作成したメッセージカードは文具などと一緒に支援先現地に送ります。

 エンチャイルド・ワークショップは、3時間で体験できる国際協力&草の根国際交流プログラムです。近いところでは、3月14日(土)午後1時30分(開場は午後1時)から世田谷区の会場でワークショップの開催を予定しています。

第2回ワークショップ案内

 次に「マイプロジェクト」です。

 これは個人あるいは団体としてオリジナルの海外教育支援プロジェクトを創出することです。

 例えば、「どこどこの子どもたちに文具支援がしたい」「どこどこ小学校の児童たち、あるいは地域の子どもたちのために給食支援をしたい」「どこどこのハイスクールの図書室に本を寄贈したい」「どこどこのハイスクールにPCを寄贈したい、プロジェクタを寄贈したい」など、エンチャイルドのコーディネート、プロデュースで実現していく「私が主体的に取り組むプロジェクト」がマイ・プロジェクトです。

 熱意さえあれば、どなたでも実現可能です。


マイプロジェクト1

マイプロジェクト2

 最近では、ある企業がフィリピンのアンティポロ市(ルソン島)のサン・イシドロ小学校に文具支援をしてくださいました(2019年12月)。また、エンチャイルドの友の会(支援者が自主的に活動してるボランティア団体)がバザーによる収益でミンダナオ島マガリャネスのカロック・アン小学校全児童を対象とするフィーディングプログラムを実行しました(2020年1月)。

 エンチャイルドはどなたでも参加できる社会貢献、国際貢献のプログラムを提供していきたいと考えています。

 お気軽にワークショップなどのイベントに参加してくださり、ぜひマイプロジェクトにも挑戦してみていただければと思います。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドは昨年(2019年)の9月27日~10月2日の日程でエンチャイルド奨学生を対象とした訪日研修ツアーを実施しました。

 今回は、来日したエンチャイルド奨学生のジョンライル・ボロンガイタ君の訪日研修ツアー体験記をお届けします。

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東京アドベンチャー
~「私は日本の人たちの態度から学んだことをフィリピンにいる周囲の学生たちに伝えます」

 訪日研修ツアーは私にとって思いがけない出来事でした。
 日本で行われるグローバルフェスタの参加に招へいされたことを理事長から聞いて、私は非常に感謝しました。私はこの大きなイベントの参加を通じて日本の人たちと交流し、文化を学ぶことができる幸運なエンチャイルド奨学生だと思ったからです。

 グローバルフェスタ初日、エンチャイルドのブースに行ってみると、中にはマニラ地域とミンダナオ地域のエンチャイルド奨学生たちの写真がたくさん掲げられていました。

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 ブースを訪問する人たちに対して私たちは、エンチャイルドの説明や、体験発表を行いました。
 ブースの外ではパンフレットを用いながら、教育を必要とする貧困下にあるフィリピンの子供たちを支援し、彼らがより良い未来を築くことができるようにサポートしているのがエンチャイルドですと人々に説明しました。

 フィリピンの子供たちをサポートすることの価値、そして、心と心のつながりを大切にしながら一つの家族として愛の絆を持つプロジェクトであることを私は強調しました。

 日本の人たちは私たちのプロジェクトのことを聞いて非常に驚いていました。多くの人々がエンチャイルドに関心を持ってくれたことは、フィリピンの子供たちにとって大きな助けになるチャンスだと思いました。

 グローバルフェスタのスペシャルステージで、たくさんの人々の前で私自身の体験やブトゥアンのエンチャイルド奨学生のことを発表できたことも大きな経験になりました。
 そこで私は、現地の子供たちがどのようにエンチャイルドの受益者になり、どのように学び、エンチャイルドの教育支援によって可能性やスキル、知識が高まり、より良い学生になっているのかについて発表しました。

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 グローバルフェスタの2日目は、私たちは歌を披露しながらエンチャイルドを紹介しました。ブースを訪ねてくれる人も増えて、幸せな時間を過ごしました。さらに多くの人たちがエンチャイルドに興味を持ってくれるようになりました。

 日本の人たちはフィリピン人よりもおとなしそうに見えました。しかし、私たちが「カントリーロード」を歌い始めると、皆さんが一緒に楽しんでくれるようになりました。彼らがエンチャイルドを通じて愛や喜び、刺激を感じてくれたからだと思います。

 訪日研修ツアーの後半は、中学校の授業訪問、寺院や東京タワー、ホセ・リサール博士の記念碑、江戸東京博物館などを訪問しました。私はそこで日本の善良な人々や日本の文化に触れて多くのことを学びました。彼らは規律を守り、礼儀正しく、大変親切でした。

 帰国したら、私は日本の人たちの態度から学んだことをフィリピンにいる周囲の学生たちに伝えます。そのように学んでいけば、誰もが親切心を持ち、より良い未来を築く助けになると思います。

 エンチャイルドのプロジェクトがさらに発展し、より良い社会を構築できることを願います。
 ありがとうございました。

ジョンライル・ボロンガイタ


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、昨年行われた訪日研修ツアーに参加した日本人支援者(マンスリーサポーター会員のかた)の感想を紹介します。

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来日したフィリピンの奨学生と現地スタッフ
グローバルフェスタのエンチャイルドのブースで

Work together! 家族として、同志として

(マンスリーサポーター会員、女性)

 訪日研修ツアー期間中、2日間フィリピンのメンバーと共に過ごすことができました。
 その中で「私たちは家族である」ということを再認識するとともに、それ以上に「私たちは同志である」という感覚を強く覚えました。

 これまで参加したスタディーツアーではフィリピンの奨学生との交流が主な内容で、奨学生たちは「かわいい弟、妹」という感覚が強かったです。
 しかし、今回来日したフィリピンの奨学生と現地スタッフは「エンチャイルドの支援者を増やす」「エンチャイルドの活動を広める」という目的を強く持っていました。

 グローバルフェスタのスペシャルステージで「支援を受けるだけでなく、他の生徒の見本になることを私はいつも考えながら生活しています」と堂々と語る姿は本当に説得力があり感心するとともに、エンチャイルドに関わっていることをとても誇らしく思いました。

 私は最終日の交流会でフィリピンのメンバーに「私たち日本のメンバーにもっとこうしてほしいということはありますか?」と質問しました。すると「支援をしてくれていること、フィリピンに来たことなど、あなたがその時にできるベストなことをしてきたと思います。だから私たちから“ああしてほしい、こうしてほしい”ということはありません」と言ってくれました。

 今回、短い時間でしたが訪日研修ツアーの交流会に参加し、彼らが日本に来ることが簡単ではなかったこと、現地スタッフとして今後の活動についての悩みなど、さまざまな本音を共有できたことでフィリピンメンバーをとても近く感じました。

 さらに「Work together」という言葉を何度も耳にし、日本とフィリピンで離れてはいますが「家族」として「同志」として、普段からもっとお互いを意識して何かできることはないか考えていきたいです。

 「今後フィリピンでも支援者をつくっていきたい」とのことで、今回はフィリピンのメンバーがグローバルフェスタを通して多くの人にインパクトを与えたように、またフィリピンに行く機会があれば、今度は私たち日本人がフィリピンの人たちに影響を与えるような何かができればと思いました。



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドは昨年(2019年)の9月27日~10月2日の日程でエンチャイルド奨学生を対象とした訪日研修ツアーを実施しました。

 今回は、来日したエンチャイルド奨学生のアルビン・ビオハン君の訪日研修ツアー体験記をお届けします。

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グローバルフェスタJAPAN2019の
スペシャルステージに出演したエンチャイルド

グローバルフェスタに現れた希望の虹

 日本で行われた「グローバルフェスタJAPAN 2019」にフィリピンのエンチャイルド奨学生を代表して参加できたことは、私にとって祝福された出来事でした。

 グローバルフェスタ1日目。今回の訪日研修における目的をより理解し、素敵な一日となりました。

 「フェスティバルに来た人たちをどのようにエンチャイルドのブースに案内したらよいだろう」。私はワクワクしながらエンチャイルドの出展ブースを準備しました。ボランティアスタッフでミーティングもしました。そこで、私の役割はこれまでエンチャイルドで体験してきたことや、エンチャイルドについて人々に精いっぱい伝えることだということを再認識することができました。

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 英語を話さない来場者もいたので、最初はコミュニケーションが簡単ではありませんでした。そんな時は、通訳を介して話し掛けるようにしました。しかし、言語の違いは私たちにとって障壁にはなりませんでした。
 私たちは勇気とユーモアをもってたくさんの人々に声を掛けました。それだけではありません。「カントリーロード」の歌を歌うことで、多くの人たちが私たちのブースを訪ね、一緒に歌って楽しんでくれました。

 そしていよいよ、私たちがスペシャルステージで発表する時間が来ました。最初、ステージの近くにはあまり観客がいなくて心配になりました。しかし、私たちには歌を歌ってお客さんを呼ぼうという計画がありました。私たちの歌が盛り上がって歌い終える頃には客席も埋まり、そこで私たちはエンチャイルドについて発表しました。

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スペシャルステージでスピーチするアルビン・ビオハン君

 スペシャルステージのプログラムの最後を務めたのがエンチャイルドのグループでしたが、お客さんの反応は良く、拍手喝采でした。それだけでなく、一日を通じて多くの友人ができましたし、日本の皆さんとたくさん会話を楽しむことができました。厳しい暑さの中でしたが、楽しい一日でした。雨の予報もありましたが、天の計らいか、翌日も天候に恵まれまれました。

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 グローバルフェスタ2日目も、私たちは1日目と同じように活動しました。この日、さらに良かったことは、日本人だけではなく、アメリカ人やアフリカ人など、諸外国の人たちが私たちのブースに多く訪ねてくれたことです。
 フィリピンの子供たちのために折り紙を折ってくれたり、クリスマスメッセージを書いてくれた学生たちの姿も目立ちました。

 外国人も日本人も一緒になって私たちと歌いながらセルフィーを撮り、エンチャイルドのことを話しました。彼らはとても楽しんでくれた様子でした。
 
 そして、フェスティバルが終わる頃になって空に虹が現れました。虹は雨上がりに出るものなのに、その日、雨は降っていませんでした。この出来事を通じて私は、2日目も祝福された一日だったのだなと感じました。

 虹が現れた理由を私なりに考えてみました。
 エンチャイルドは、未来を象徴する子供たちが夢と志を持てる世界を実現することを目指しています。虹は「希望」を意味します。だから、あの虹は、子供たちに希望があり、エンチャイルドに希望があるのだということを私に教えてくれたのだと思います。

アルビン・ビオハン


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 エンチャイルドは昨年(2019年)の9月27日~10月2日の日程でエンチャイルド奨学生を対象とした訪日研修ツアーを実施しました。

 訪日研修ツアー2019には、エンチャイルド奨学生3人、現地スタッフ3人の計6人が参加しました。

 訪日研修ツアーの参加者は、「グローバルフェスタJAPAN 2019」(9月28日~29日)に参加し、日本のボランティアスタッフと共に活動しました。

 フィリピンメンバーは1日目のスペシャルステージに(28日)出演し、歌とスピーチを披露しました。

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 今回は、来日したエンチャイルド奨学生のカリル・ダイアンさんの訪日研修ツアー体験記をお届けします。

「私はエンチャイルドの一員として支援をする者となります」

 日本の皆さん、お元気ですか。

 訪日研修ツアーから帰国してから数日がたちました。 
 日本に行けたことが今も信じられません。日本を訪問することは私の人生の最大の夢の一つでした。 

 このことを通して、私は18歳の成人に達する前に大きく飛躍することができたと考えています。
 グローバルフェスタに参加することは大きな特権です。最近、私は多くのことを考えます。私の国と人々への奉仕につながることについてです。

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グローバルフェスタのエンチャイルドのブース
たくさんのかたが立ち寄ってくれました

 日本での5日間の滞在は本当に素晴らしいものでした。私は友人や家族に日本での出来事を全て話しました。私のことを称賛してくれる人もいましたが、これは、私が今後、リーダーになるために必要な最初のステップだと思っています。

 日本で接した先輩がたが、人々を愛し、気に掛けている様子に触れました。私にとって、エンチャイルドの皆さんはロールモデルです。

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グローバルフェスタのスペシャルステージで
スピーチするカリル・ダイアンさん

 訪日研修ツアーの参加者の中で、私は唯一の女子でした。私が今の年齢で日本の皆さんの勤勉さを学べたことは本当に素晴らしいことです。支援者の皆さんのその姿が、フィリピンの多くの子供たちの人生を支えていることが分かりました。

 フィリピン人のメンバーの一人として私を迎えてくれたことに感謝します。私は毎日の生活の中で一緒に共有した楽しい思い出をいつまでも持ち続けます。これらの全てが無駄にならないように生活の中で努力します。皆さんから受けた全てのアドバイスとレッスンを本当に感謝しています。

 小学5年の時にエンチャイルドの奨学生になりましたが、その時の私のように多くの子供たちが教育を受ける機会が得られるよう、私はエンチャイルドの一員として支援をする者となります。

 私はエンチャイルドの大きな支援に心から感謝しています。皆さんが私たちの国でこのような活動を始めてくださったことをとてもうれしく思います。

 日本はとても豊かな文化を持っています。日本と日本の文化についてもっと知りたいです。日本の皆さんとコミュニケーションができるように日本語をもっと勉強します。

 どうもありがとうございました!
 私はこれ以上望むことはありません。一生懸命勉強し、他の人々のために一生懸命働きます。

2019年10月5日
カリル・ダイアン・アママンパンより


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 円の発想、和の精神は、持続可能な社会を実現し得るか、というテーマです。
 
 日本列島人が持つ底力、縄文時代という1万年以上の時間をかけて醸成された文化の力が源になっているのは間違いないと思います。

 私はこの文化の力を「“エン”の文化力」と呼んでいます。
 サミュエル・ハンティントン氏のいう「日本文明」の基底に流れている文化の力が、まさに“エン”の文化力なのではないかと思っています。
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 ニッポンの底力、ニッポンの強み、“エン”の文化力の属性を具体的に挙げてみましょう。

 ・受容性
 ・柔軟性
 ・共生性
 ・共感性
 ・循環性
 ・協調性(調和性)
 ・融合性(和合性)
 ・誠実性
 ・互助性(共助性)

 ・忍耐心
 ・冷静さ
 ・技術力
 ・平準化する力
 
 といったところでしょうか。

 私は、国際協力体験や社会教育活動、「縄文」のインスピレーションなどを通して得た知見から、「より良い社会を実現するための八つのエレメント(8 elements/要素)」という考え方を提唱しています。

 8エレメントは、人間が人間らしく生きる行動原理であり、より良い社会をつくりだすための実践プログラムです。

 その八つの要素とは、

 共生
 共食
 共育
 共立
 共助
 共有
 共感
 共観

 です。

 この八つのエレメントを実践することで、より良い社会(共同体)を実現できるというアイデアです。


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 “エン”の文化力は今の世界、そしてこれからの世界に必要なものだと私は考えています。
 そして何より、現代日本の社会にこそ必要なものがこの“エン”の文化力だと感じています。

 単に道徳の話をしているわけではありません。
 政治にも経済にも、そして科学の分野にも適応できる内容ですし、身近な人間関係、家族、共同体、地域・社会全体に関わる内容です。
 世界の諸問題を解決し、持続可能な社会を実現するためのキーになるものだと考えています。

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 縄文の話から随分飛躍してしまったなと思われるかたもいらっしゃるかもしれません。
 縄文自体の話が現実離れと感じるかたにとっては、このようなお話の展開は都市伝説のように聞こえてしまうかもしれません。

 「3・11」から和の精神、そして縄文時代の話にまで及びましたが、極東の小さな列島で長い年月をかけて育まれた「“エン”の文化力」を宝として、日本から世界へ、そして日本から日本へ、エンチャイルドはその歩みを進めていきたいと思います。



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 氷河期が終り、地球は温暖化します。
 世界史の表現でいえば、旧石器時代から新石器時代と移り変わっていく時期です。
 縄文時代は新石器時代に当たる時代で、この温暖な気候の中で1万年以上の時を重ねていきます。
 
 新石器時代は、人類が農耕による定着を実現し、定住生活を営んだ時代です。
 縄文時代は、農耕による定着ではなく、狩猟・漁労・採集による定着を実現しました。

 日本列島からは世界最古(1万6500年前)の土器が発掘されています。
 1万3000年前の人の形をした土偶が発掘されていますし、1万2500年前にはすでに漆が使われていたことも分かっています。

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土器を作る縄文人の女性(模型)

 世界に目を向けると、紀元前3000年前後(5000年前ごろ)に大河流域に文明が誕生します。
 中国文明(黄河、長江)、インダス文明(インダス川)、メソポタミア文明(ティグリス川、ユーフラテス川)、エジプト文明(ナイル川)などです。

 三内丸山遺跡は縄文前期から中期、5500年~4000年前の遺跡ですから、三内丸山にあった縄文大集落は世界の大河文明が形成された時期と時を同じくしています。

「縄文」から見えてくる持続可能な社会を実現するために不可欠な要素とは

 大河文明は農業(農耕、牧畜)の発展によって集団が巨大化したものです。
 余剰食料の社会化とともに分業が始まります。神官などの非農業従事者やスペシャリストが誕生、階級が出現し、国家が形成されていきます。都市が誕生し、文字が発明されました。

 文明の歴史は過酷な自然との闘い、克服の歴史でもあります。道路を造り、運河を開き、灌漑施設を建設します。
 森の破壊、自然の破壊が進みます。
 戦争が起こり、城壁が造られていきます。

 縄文人はどのような歴史を歩んだのでしょうか。
 自然環境に恵まれた日本列島では、大規模な建造物を人工的に造る必要がなかったのでしょう。
 縄文人たちは自然と共生する文化、壁のない文化、平和(争わない)の文化を形成していきました。

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三内丸山遺跡

 縄文文化の最大の特徴は、受容性と循環性だったのではないでしょうか。
 ここに円の発想、和の精神の原点があると私は考えています。

 縄文時代の日本列島人は、自然との共生、自然現象(四季の変化、自然災害)を受容する道を歩みました。そして弥生時代~江戸時代に生きた人々は、中国文明(文化)を受け入れ、明治以降の日本人はヨーロッパ文明(文化)、アメリカ文明(文化)を受け入れていきます。

 しかしそれは妥協や依存の産物でも同化でもなく、自らの主体性を堅持しながら他と協調することによってなされてきたのです。

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 サミュエル・ハンティントン(『文明の衝突』の著者/1998年出版)をして「日本文明」といわしめた日本のオリジナリティ、独自性の源流は、縄文時代にあるのではないか……。

 持続可能な社会に不可欠な要素とは何でしょうか。
 それはやはり、受容性と循環性、和合(平和)と共生の原理なのではないか。

 エンチャイルドは、より良い社会の実現に寄与したいと考えています。

 「良い社会」をどう定義するのか……。

 これに答えるのは簡単ではありませんが、昨今、強調されている「持続可能な社会」という概念も、“良い社会”の一側面を表現したものだといっていいでしょう。

 縄文時代を源流とする円の発想、和の精神は、果たして持続可能な社会を実現できるのでしょうか。

 この辺については、次回、述べてみたいと思います。

 
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 「和の源流は縄文時代にある」。今回はここから歴史探求の旅を始めてみましょう。

スライド10

 まずは日本列島の歴史をざっと概観してみましょう。

 下記の図は、文化の視点から15000年の日本列島の歴史を大きく三つに区分して図に表したものです。

 明治維新から現在までの約150年。この150年の日本は「欧米化された日本」と表現できます。

 次に弥生時代から江戸時代までの2900年を見てみると、中国大陸や朝鮮半島との関わりで形成されてきた「農耕アジア的な日本」の姿が浮き彫りになります。

 そして弥生時代以前、すなわち1万年以上(12000年)続いた縄文時代は「農耕アジア以前の時代に由来する日本」とくくることができるでしょう。
 まさに1万年以上もの年月とともに日本の基層文化形成の苗床となっているのが「縄文日本文化」といえるのです。

スライド11

 ところで、昨今「持続可能」という言葉をよく耳にしませんか?
 持続可能な開発目標(SDGs)、持続可能な社会、持続可能な~といった表現です。

 2015年11月8日にNHKで、「NHKスペシャル <アジア巨大遺跡> 第4集 『縄文 奇跡の大集落~1万年 持続の秘密~』」という番組が放送されました。

 タイトルに「持続」という言葉がありますね。
 狩猟・採取の生活を基盤としながら、1万年以上もの長期にわたって持続可能な社会をつくり上げていた、それはなぜか、というのがこの番組のテーマでした。

 番組の主な舞台となっているのは青森県青森市の特別史跡三内丸山遺跡
 2017年8月、実は私も家族と一緒に訪ねたことがあります。

三内丸山遺跡2
▲縄文人とともに

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▲三内丸山遺跡のジオラマ

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▲三内丸山遺跡で発掘された土器の数々

 三内丸山遺跡は縄文前期から中期(約5500年前~4000年前)のもので、1500年にもわたって定住生活が営まれていた大集落の跡です。最盛期には500人を超す人々が生活していたとみられています。
 竪穴住居、大型竪穴住居、大人の墓、子供の墓、大型の堀立柱、建物跡、貯蔵穴、粘土採掘杭、捨て場、道路跡などが発掘されていて、膨大な量の縄文土器、石器、土偶、土・石の装身具が見つかっています。

 縄文時代に長期にわたってその大集落を維持し、「持続可能な社会」の典型例としてNスぺで紹介された三内丸山遺跡。
 
 では、「持続の秘密」とはいったいどんな秘密なのでしょうか。

 次回は、その辺について考察してみたいと思います。(続く)

三内丸山遺跡

 
 最後に動画を紹介します。
 RMCAチャンネルで縄文についてお話をさせていただいた時のものです。
 あまりうまくしゃべれていませんが、ご容赦ください。
 ご覧いただけたらうれしいです。
 
 【新シリーズ『縄文時代と日本人の危機管理』第1回】

 (1)縄文時代とはどんな時代だったのか?~四つの誤解を解く~(8:40)
 https://www.youtube.com/watch?v=-FXrZgqOzJw

 (2)誤解その1 縄文時代は安定した食料が得られず、食生活は貧しかった?(17:14)
 https://www.youtube.com/watch?v=abDZvHlxv2k&t=15s

 (3)誤解その2 縄文人は未開で原始的で野蛮? 文化など存在しなかった?(12:46)
 https://www.youtube.com/watch?v=_de4CdqzPgo&t=47s

 (4)誤解その3 縄文時代のコミュニティの規模は小さく、行動範囲は狭かった?(14:45)
 https://www.youtube.com/watch?v=WMLZcPd1fuk&t=8s



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「3・11」を通して見えてきた日本の底力=和の精神。「和」はいったいどこから来たのでしょうか。

 今回は和の源流について探っていきたいと思います。
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 「和の精神」と聞いてまず思い浮かべるのは、聖徳太子(厩戸皇子)が定めたといわれる十七条の憲法の第一条ではないでしょうか。

 あの有名な「和を以て貴しと為す」という一節です。

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 聖徳太子は、仏教や儒教への造詣も深く、中国の文化や思想にも通じていた、当時の日本におけるトップエリートでした。
 聖徳太子は中国の文化・制度を学び、冠位十二階や十七条憲法を定めるなど、大王(天皇)や王族を中心とした中央集権国家体制の確立を図りました。

 では、聖徳太子の考え方、中国の思想や儒教、あるいは仏教が和の源流なのでしょうか。

 以前なら、ここで儒教や仏教の教えの中に答えを求めていたのかもしれません。でも「3・11」をきっかけに始まった私の「和」への探求心は、半島でも大陸でもなく、日本列島のさらなる昔の歴史に向かいました。

 日本の歴史学者で明治学院大学の武光誠教授は、縄文時代の日本列島に住んでいた人々は「『円の発想』と呼ぶべき独特の考えをもって生きていた」と著作で述べています。
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 また、日本の地理学者、環境考古学者で立命館大学環太平洋文明研究センター長の安田喜憲教授は、『森と文明の物語―環境考古学は語る』(ちくま新書)の中で、「縄文人が平和で安定した社会を一万年以上にわたって維持しえたのは、自然との共生と平等主義に立脚した社会システムを持っていたからにほかならない。共生と循環、そして平等主義こそが森の文化の根本原理なのである」と指摘しています。

 安田教授のいう「共生と循環、平等主義の原理」は、武光教授が表現する「円の発想」と通じるものであると思います。

 ここで、「和」とは何か、「和する」とはどういうことか、和した関係とはどのようなものかについて考えてみましょう。

エンが世界を救う2


 いかがでしょうか。

 和の思想の中に「円の発想」や「共生と循環の原理」が見えてこないでしょうか。

 「和の源流は縄文時代にある」と私は考えるようになりました。日本の底力は1万年以上続いたといわれる縄文の歴史の中で育まれたものに違いないと考えたのです。
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 本当に「和の源流は縄文時代にある」のか。

 次回から、「縄文」について考察しながら、日本の底力=和の精神の源流を探求する旅に出掛けてみたいと思います。(続く)


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回から、しばらく「エンが世界を救う」というテーマでブログを書いてみたいと思います。
エンが世界を救う
 今から9年前、2011年月3月11日、東北地方太平洋沖地震およびこれに伴う福島第一原子力発電所事故による災害が発生しました。これが東日本大震災です。

 当時、アメリカにいた知人がテレビニュースで被災した日本の様子を見ながら「日本が沈没する!」と思ったと言っていました。それくらい世界に衝撃を与えた大災害でした。(警察庁の発表:2019年12月10日時点で、死者1万5899人、重軽傷者6157人、警察に届出があった行方不明者2529人)

 私自身も、千年に一度ともいわれる大災害を目の当たりにして、連日、テレビや新聞、ネットの情報から目を離すことができませんでした。

 まさに終末の様相を呈する大災害でしたが、私はこの「3・11」に遭遇した日本の人々の姿を通して“日本の底力”を見た思いがしました。

 多くの犠牲者が生じてしまったこと、愛する人、家族を失ったかたがたの悲しみには言葉もありませんが、「3・11」を振り返ることでこれからの日本、ひいては世界の未来に必要な内容を見いだすことができると考えますので、このようなテーマで論じることをご容赦くださいますようお願いします。

 さて、当時の海外メディアの報道内容を振り返ってみましょう。


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 日本人の感覚では特別なことだと思わないかもしれませんが、海外、世界の常識(災害発生時に起る混乱やパニック状態、暴動、商店の略奪など)から見れば、未曾有の大災害の中で見せた日本人の行動は驚きと称賛をもって受け止められたのです。

 では、世界の人々は日本人のどんな行動に共感したのでしょうか。

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 実はこのような点は、日本人にとっても改めて気付かされた内容だったといえるかもしれません。多くの日本人が「日本人」であることを再自覚した瞬間だったのです。

 このような、秩序を守り、協調し、助け合う姿に私たちは「和の精神」を再発見することになります。

 「3・11」をきっかけに和の精神、和の文化が見直され、再びクローズアップされるようになりました。同時にそれは日本人のアイデンティティーが刺激される契機となったことを意味していました。

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 日本人が見せた日本の底力、そこに「和の精神」の血流を見いだすことができるのですが、そもそも和の精神はどこから生じたのでしょうか。それはどのようにして形成されてきたのでしょうか。

 次回は、和の精神の源流について考えてみたいと思います。(続く)

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 こんにちは、エンチャルドの広報担当、地球村山歩です。

 前回、クラウドファンディングのことを少し書きました。

 クラウドファンディングを取り組むに当たって、重要なのが広報PR活動です。「広報PR」は単なる宣伝ではありません。ステークホルダーに対してはもちろん、広く社会との間に信頼関係を築くための行為です。

 クラウドファンディングであれ何であれ、ファンドレイジングの取り組みで最も大事なことの一つは、まさにこの「広報PR」=「信頼関係を築く」という点です。

 それからクラウドファンディングには「説明責任(アカウンタビリティー)」を果たすことが問われます。

 説明責任を果たすということは簡単なことではありませんが、社会的活動(ソーシャルサービス)としてエンチャイルドの事業を進めている限り、このことを避けて通ることはできません。

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 今や、ウェブサイトやSNSを通して説明責任を果たす時代になりました。

 ここ数年、特にクラウドファンディングを取り組むようになってからは、エンチャイルドに関する情報をウェブサイトやSNS、YouTubeなどの動画サイトを通じて発信する必要性が高まっています。

 ここで、動画で行ったREADYFORを通じて取り組んだ「1000人の子供たちのサンタになろう!」プロジェクトの結果報告(←こちらをクリック)を紹介したいと思います。



 お時間のあるかたはご覧になってみてください。

 文章と写真でも結果報告はしていますが、映像で行うことで、より多くのかたへの「説明責任」が可能になるのではないかと思っています。

 一人でも多くのかたにエンチャイルドの活動を理解し、参加・参画していただくために、今後も広報PR活動に力を入れ、説明責任を果たせるよう努力していきたいと考えています。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 今回は、プロジェクト(事業)とファンドレイジング(資金調達)の関係について、特にクラウドファンディングについて書いてみたいと思います。

 プロジェクトを推進しようとすれば、資金が必要です。
 プロジェクトとファンドレイジングは表裏一体のものです。
 もちろん、資金を必要とせず、「ボランティア」の範囲で行えるプロジェクトの存在もあるでしょう。
 しかしながら、私の経験の範囲でいえば、やはりプロジェクトには資金調達が不可欠だといわざるを得ません。

 エンチャイルドのメインプロジェクトである奨学金給付を中心とする教育支援は、主に継続支援者(サポーター会員)の皆さまの寄付や会費によって行われていますが、奨学金支援以外の教育支援は、別途資金調達を行って取り組んでいます。

 今まで行ってきたプロジェクトは、学校や地域を対象とした給食支援(フィーディングプログラム)、図書支援(教科書、教材など)、教育設備支援(PC、プロジェクター、テレビモニター、DVDプレイヤーなど)、そして文具支援です。

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フィーディングプログラム

 プロジェクトを実行しようとすれば、購入資金や材料費、物資配送料などが必要になります。
 今まで、これらのプロジェクト実施のための資金は、主にクラウドファンディングによって調達してきました。

【クラウドファンディング(crowdfunding)】
 不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語。(Wikipediaより)


 私たちは2014年以来、主にReadyforを利用してクラウドファンディングに取り組んできましたが、昨年は初めてCAMPFIREを利用してプロジェクトに取り組みました。

 エンチャイルドのクラウドファンディングの取り組みの足跡は、エンチャイルドによる海外教育支援プロジェクトの履歴そのものでもあります。

 下記URLから、今までエンチャイルドがクラウドファンディングを通じて取り組んできたプロジェクトについてぜひ閲覧してみてください。

 エンチャイルドがどのような海外教育支援を行ってきたかについて、詳細に知ることができるでしょう。

★READYFOR★

①フィリピンの子供たち149人に栄養価の高い給食を!
https://readyfor.jp/projects/ENCHILD

②クリスマスに貧困地域の子供たちにお腹いっぱい食べさせたい!

③ミンダナオ島北部の田舎町マガリャネスの小学校に教育支援を!

④サンタさんになろう!フィリピンとインドネシアの子供たちに本を!
⑤国境を超えてプレゼント!世界の子供たちのサンタになりませんか?
⑥クリスマス!子どもたちに栄養価の高い食事と、本を届けよう!

★CAMPFIRE★ 2019年~

⑦フィリピンの貧困児童を日本に招待し、国際舞台で活躍する世界人に育てたい!



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 長らくエンチャイルド・ワークショップ参加者の感想を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

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▲フィリピンの小学校のグループ学習の様子


 
社会教育活動の一環として、エンチャイルドは学校の学習活動をサポートします!

 ところで、2019年度入学の高校1年生から「探究」という名前の科目に取り組むことになったのだそうです。
 
 その流れでしょうか。
 現在、3校の生徒さんが「探究」「社会貢献学習」「プロジェクト学習」といった課題を取り組む中でエンチャイルドと関わりを持ってくれています。

 文部科学省のウェブサイトを見てみると、以下のような内容がありました。

 総合的な学習の時間は,学校が地域や学校,児童生徒の実態等に応じて,教科・科目等の枠を超えた横断的・総合的な学習とすることと同時に,探究的な学習や協働的な学習とすることが重要であるとしてきた。特に,探究的な学習を実現するため,「①課題の設定 →②情報の収集→③整理・分析→④まとめ・表現」の探究のプロセスを明示し,学習活動を発展的に繰り返していくことを重視してきた。

 「②情報の収集」のプロセスでエンチャイルドの活動に関心を持ってくれるようになったのだと思います。

 生徒さんたちがエンチャイルドを知ったきっかけは、

 (1)グローバルフェスタ(エンチャイルドは2017年から毎年ブースを出展しています)
 (2)JICA関連イベント(イベントで活動を紹介させていただきました)
 (3)Readyforサイト(クラウドファンディングの取り組みでは、6個のプロジェクトを成立させました)

 でした。

 インタビューやワークショップへの参加などを通じて、より詳しくエンチャイルドについて知っていただけたと思います。

 学習活動をきっかけにエンチャイルドの活動(草の根国際交流、文具支援など)の実践に関わる生徒さんもいます。
 
 この2月には、学習を進めてきた生徒さんの発表会が予定されています。
 一部ではありますが関わった立場で、生徒さんたちの学習成果の発表をしっかりと見届けてきたいと思います。

 今後も、社会教育活動の一環としてこのような学校の学習活動をサポートするかたちで関わっていければと考えています。

 エンチャイルドでは、3月14日にワークショップを開催する予定です。

 ★関心のあるかたは以下のアドレスにお問い合わせください★

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 2月1日に行われたワークショップ参加者の感想の紹介です。
 今回は、スタッフの感想です。

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フィリピン・ミンダナオ島マガリャネスのエンチャイルド奨学生たち

世代を超え、多様な立場の人々が互いに学べる「共育プログラム」

 スタッフとして2月1日に行われたエンチャイルド・ワークショップに参加しました。

 初めにワークショップに参加する目的や意義を考える時間があり、私自身は参加した6人の中学生と同じ目線でレクチャーを受けようと考えました。

 参加した生徒さんからは前もってエンチャイルドの活動に対する質問が寄せられていて、最初のエンチャイルドに関するプレゼンテーションは、その質問に対して理事長が丁寧に一つ一つ回答する形で進められました。

 もともと国際交流とか社会貢献などに対する意識が高い生徒さんかもしれませんが、中学生の皆さんの理解度の高いことに驚きました。

 「より良い社会を実現する」というミッションについてこんなに具体的に学ぶことができるエンチャイルド・ワークショップ。貴重な社会教育プログラムだと思いました。

 まさに世代を超え、多様な立場の人々が互いに学べる「共育プログラム」だと感じました。

 メッセージカードを作成した生徒さんたちとフィリピンの子どもたちの交流も始まっていくことでしょう。

 今回のワークショップは、新しいプロジェクトの誕生だと思いました。



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 2月1日に行われたエンチャイルド・ワークショップに参加した中学生の感想です。

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2018年の支援式典の会場となった
フィリピン・ミンダナオ島ブトゥアン市のロサンゼルス・ハイスクール


「世界のみんなが家族であり、家族だから愛をもって助ける」


 ワークショップを受ける前より、もっと世界には今の私たちからは考えられないような所で生活している子供たちがいることについて考え、学ぶことができました。

 またフィリピンにいる子どもたちについて興味を持つことができました。

 「貧しいから、かわいそうだから助けてあげる」のではなく、「世界のみんなが家族であり、家族だから愛をもって助ける」を忘れないようにしたいと思います。

 貴重な機会をありがとうございました。


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支援式典に参加したエンチャイルド奨学生たち(ミンダナオ島)


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 2月1日に行われたエンチャイルド・ワークショップに参加した中学生の感想です。

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ミンダナオ島のアグサン川を航行する「ボート」(客船)


「社会の役に立てるようなことができるよう、いろいろなことを学んでいきたい」

 エンチャイルドについて深く知ることができました。

 ただ経済的支援をするだけでなく、現地の子どもたちに対して家族と同じような愛を持って関わり合っていくというところや、支援を通してその子どもたちが次の世代の社会に役立てるよう、心や精神の教育などをしていると知り、とても感動しました。

 自分も将来の目標を持ち、何か社会の役に立てるようなことができるように、勉強し、いろいろなことを学ばなくてはならないなと思いました。

 今日一日ありがとうございました。

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支援式典で国歌を斉唱するエンチャイルド奨学生たち

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 2月1日に行われたエンチャイルド・ワークショップに参加した中学生の感想です。

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フィリピン・ミンダナオ島のアグサン川

「世界の子どもたちを自分の家族だと捉えて支援するという考えにとても感動しました」

 初めてワークショップに参加して、現地の子どもたちの夢を応援したいと思いました。

 また、将来の夢を聞かれたフィリピンのある子が「成人するまで生きていること」と答えたと聞いて、自分がどれほど恵まれた生活をしているのか、夢が持てるということがいかに素晴らしいことなのかが分かりました。

 そして同年代の人がそのような夢を持つことができる世界に変えたいと思いました。

 世界の子どもたちを自分の家族だと捉えて支援するという考えにとても感動しました。

 ビデオ(エンチャイルドの紹介映像)で見た、エンチャイルド奨学生の女の子のスピーチにも感動しました。

 今日、このような機会を設けてくださり、ありがとうございました。

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 2月1日に行われたエンチャイルド・ワークショップに参加した中学生の感想です。

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フィリピン・ミンダナオ島ブトゥアン市の市内から見える夕暮れの山並み


「Give&Giveができるような人になりたいと思いました」

 エンチャイルドについてグローバルフェスタで知った時は、フィリピンで子どもたちのために活動しているくらいのことしか分からなかったけど、今回、私たちが事前に伝えた質問についてとても詳しく説明してくださり、たくさんのことを学ぶことができました。

 特に、現地に行って実際に子どもたちと触れ合ったり、たくさんのことを経験することはとても貴重で大切な体験になることが分かりました。

 私はまだ将来について詳しいところまでは決めていませんが、いろいろなことに取り組んでみたり、積極的に参加してみたりして、Give&Giveができるような人になりたいと思いました。


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ミンダナオ島マガリャネスのブハン小学校のエンチャイルド奨学生たち

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 エンチャイルド・ワークショップに参加した中学生の感想を紹介します。

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ミンダナオ島のアグサン川のブトゥアンの船着き場
日本の支援者とエンチャイルド奨学生が同じ船に乗ってマガリャネスに移動します
船で交流のひと時も貴重な時間です


「もっとエンチャイルドや世界の状況について勉強したいなと思いました」

 私たちが事前にお伝えさせていただいた質問に分かりやすく丁寧に答えてくださり、とても分かりやすく、面白かったです。
 
 フィリピンの子どもたちのこと、中国やその他の国のことについてもよく知ることができて良かったです!

 奨学生として育った人々が今どのように過ごしているのか、社会でどのように生きているのかなど、よく知ることができました。

 理事長さんのお話は熱量がすごくて、聞いていて心を動かされるようなお話や今までの体験談、どのようなことを考えてエンチャイルドを立ち上げようと思ったのかなどが聞けて、もっとエンチャイルドや世界の状況について勉強したいなと思いました。

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ミンダナオ島マガリャネスのブハン小学校のエンチャイルド奨学生たち

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 2月1日に行われたエンチャイルド・ワークショップ参加者の感想を紹介しています。

 今回から、中学生の参加者の皆さんの感想を紹介します。

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支援式典でエンチャイルドのテーマソング「Happy One Family♪」を
踊るエンチャイルド奨学生たち(ミンダナオ島ブトゥアン市)


「私も将来、国際社会に貢献できる人になりたいと思いました」

 昨年、グローバルフェスタに行った時にエンチャイルドに興味を持ち、今日、お話を聞くことを楽しみにしていました。

 「貧しいから助けたい」ではなく、「家族だから助けたい」という考えでフィリピンの子どもたちを本当の妹弟のように支援しているというお話を聞き、私も一人でも多くの子どもたちを支援したいと思いました。

 実際に、奨学金支援を受けてきた子どもたちが大きくなって、今度は自分たちが支援していく側になっていくというつながりはすごいことだと思いました。

 今日のワークショップでたくさんのことを吸収できました。
 
 私も将来、国際社会に貢献できる人になりたいと思いました。


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エンチャイルド奨学生たちはジプニーなどの乗り合いバスで各地から集まります


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 今回もワークショップ参加者の感想を紹介します。

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日本の支援者と交流するマニラ首都圏地域のエンチャイルド奨学生たち


「同世代の日本の学生たちがエンチャイルドに注目し始めている」
 
 今回、スタッフとして参加しました。

 中学生6人を対象とするワークショップでしたが、中学生も大人も共に学べるエンチャイルドらしいプログラムでした。

 昨年から「エンチャイルドのことを知りたい、学びたい」という中高生からのエンチャイルドへのアクセスが増えています。

 これは、エンチャイルドがミッションとして掲げてきた「社会教育」の取り組みに対して、社会のニーズ・要請が高まりつつある現象であると感じます。

 参加した中学生たちは、昨年のグローバルフェスタでエンチャイルドのブースを訪ねてきてくれた学生たちでした。
 今回のワークショップ参加に当たっても、事前にエンチャイルドについて自分たちで調べてきていましたし、理事長によるレクチャー、その後、自分たちで作業するメッセージカード作りにも真剣に取り組んでいました。エンチャイルド奨学生に対するお便り作成も時間内で完成し、達成感もあったと思います。

 エンチャイルドの奨学生たちと同世代の日本の学生たちがエンチャイルドに注目し始めていることは、グッドニュースであると思います。


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 今回から何回かに分けて、2月1日に行われたエンチャイルド・ワークショップに参加した皆さんの感想を紹介します。

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一堂に会したフィリピン・ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生たち


「『Give and Give』の関係性を通して子どもたちの自立心が育まれる」

 今回のワークショップには、スタッフとしての参加でしたが、エンチャイルドに対する理解、自分自身がこの活動に参加していることの意味や動機を改めて深める時間になったと思います。


 経済的支援だけをするのではなく、「Give and Give」の関係性を通して子どもたちの自立心が育まれ、他者のために生きる人格が形成されていくよう、精神面での支援をしていくことが大事であると感じました。そのような取り組みがエンチャイルドの特徴でもあると思います。


 参加した中学生の皆さんもよく聞いていたと思います。ちょっとしたきっかけで少しでも多くの人がエンチャイルドの活動に関わってもらえたらと思います。

 


「多くの若者たちに国際協力の分野に関わってほしいと思いました」

 最初に「なぜ自分がここにいるのか」を考える時間が与えられて、自分自身がエンチャイルドに出会った時のことを思い出し、良き時間となりました。


 今回参加した中学生の皆さんのように、若い子たちがもっとこのような活動に関心を持ち、エンチャイルドのみならず、国際協力の分野に関わっていってほしいと思いました。

 

 

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 2月1日(土)、都内の会場でエンチャイルド・ワークショップ(体験型講座)を実施しました。
 
 プレゼンテーションと共育支援の実践で構成されたエンチャイルド・ワークショップ。今回は、都内の中学生6人が参加して行われました(全体で11人)。


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プレゼンテーションを熱心に聞く参加者の皆さん

学びと実践で国際協力と草の根国際交流を体験

 参加者の自己紹介、続いてエンチャイルドの紹介映像を全体で視聴した後、事前に提出されていた7項目の質問に答えるかたちでNPO法人エンチャイルドの理事長がプレゼンテーションを行いました。

 プレゼンの後は実践の時間となり、日本の中学生一人一人がフィリピンの子どもたち(エンチャイルド奨学生)へのメッセージカードを作成しました。

 今回のメッセージカードを受け取るのは、ワークショップに参加した日本の中学生たちと同学年の子どもたち。プレゼンを通して、現地の状況やエンチャイルド奨学生たちの様子をある程度理解した上でのメッセージカード作りは、中学生たちにとって初体験ながらも大変充実した時間となったようです。

 自己紹介やフィリピンの子どもたちへの励ましのメッセージをタガログ語や英語で書いたり、イラストやスタンプでメッセージカードをカラフルにデコレーションしたりしながら、6人の中学生たちは集中した時間を過ごしていました。

 メッセージカードは約1時間15分ほどの時間をかけて完成。日本の中学生たちのエンチャイルド奨学生たちへの思いが形になって海を越えます。
 
 メッセージカードは文具とともに、2月中旬にはフィリピンの子どもたちのもとに届けられる予定です。

 次回からワークショップ参加者の感想をお伝えします。


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 2019年5月18日に行われた支援式典でのリンデ・カリペスさん(元エンチャイルド奨学生)のスピーチを一部抜粋して紹介します。

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エンチャイルド奨学生たちを激励するリンデさん


「Give and Give」、そして「国境を超えた愛」

 私は彼らのことを「訪問者」とは呼ばず「ファミリー」と呼ぶことにします。なぜなら、何年もの間、私はこのエンチャイルドのプログラムに彼らと、そして皆さんと一緒に関わっているからであり、わが家のように感じるからです。16年間という長い期間を共にしているので、家族のような関係です。

 私はエンチャイルドのかつての奨学生です。そして今、私が支援している奨学生の前に立ってお話ができることを誇らしく思います。

 私は4年前から奨学金支援を始めました。そして、私が今、行っている全てのことに対して神様が私に強さと愛、情熱、励ましを与え続けてくださることをいつも祈ってきました。もちろん、私だけではなく、父親や母親といった協力的な家族の支えがあってできることです。

 私は、エンチャイルドの受益者である皆さんには、皆さんができることとして、皆さんの特技や才能を生かして、どのような活動においても積極的、協力的であるよう激励いたします。

 そして、勉強を一生懸命するのも、単に自分のため、支援者のためだけでなく、皆さんの家族や助けを必要としている他者のために一生懸命にするのです。

 私はこのプログラムの長所が分かりました。だから、私にできる小さな行動を通じて再現しようとしているのです。

 たとえ私たちは血縁のつながりはなかったとしても、「フィリピンの子供たちの教育の手助けをする」という、この良い行いを通じて、一つの大きな幸せな家族として喜びを共にしてきました。

 大切なことはエンチャイルドの理事長が教えてくれた「Give and Give」、そして、このTシャツにも記されているように、「LOVE BEYOND BORDERS(国境を超えた愛)」です。

 奨学生を代表し、私たちにこれまでしてくださった全てのことに心から感謝いたします。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 元エンチャイルド奨学生のビビアン・ジョモックさんは、大学卒業後、小学校の教師となって頑張っています。エンチャイルドの教育支援を通して得た学びと体験をモチベーションとして、自らも貧困に置かれた子供たちへの教育支援を主体的に実践しようとしています。

 2019年5月18日にブトゥアンで行われた支援式典でのビビアンさんの閉会メッセージ(一部抜粋)をお届けします。

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閉会メッセージを述べるビビアンさん


「エンチャイルドの教育支援の実りであることを誇りに思っています」

 こんにちは!
 私もこの団体、エンチャイルドに育ててもらった実りであることを誇りに思っています。そして、エンチャイルド・ファミリーからインスパイアされた私は、現在務めているイメルダ小学校の児童たちを助けるようになりました。

 きょうは特別な日です。私たちにとって思い出溢れる一日になります。なぜなら、私たちの兄弟姉妹の皆さんが日本からここフィリピンに来てくれているからです。

 想像してみましょう。
 日本はフィリピンから遠く離れた所にあります。にもかかわらず、さまざまな事情を超えて、他でもなく、ここ、バランガイ・ロサンゼルスを訪ねてきてくださったのです。

 日本の兄弟姉妹の皆さんのおかげで、私たちは最高に祝福されています。
 なぜなら、血縁のつながりがないのにもかかわらず、私たちフィリピン人を信頼し、日本の皆さんがずっと支援の手を差し伸べ続けてくれているからです。

 親愛なる日本のエンチャイルド・ファミリーの皆さん、私たちにインスピレーションを与えてくださりありがとうございます。そして、きょう、皆さんが示してくれている行動のように、他者を助けてくださっていることに対して感謝いたします。

 エンチャイルドの奨学生の皆さん、私たちの目の前にいる親愛なる日本の皆さんが行動で見せてくださったように、私たちも、助けが必要な人々に対して喜んで支援やインスピレーションを与えることができるようになりましょう。
 それは、私たちにとって大きなチャレンジです。
 しかし、もし私たちが奉仕する心を持てば、その大きなチャレンジは不可能ではなくなるでしょう。

 日本のエンチャイルド・ファミリーの皆さん、ジョニー・ボロンガイタさん夫妻、保護者の皆さん、各バランガイから集ったエンチャイルド奨学生の皆さん、きょうはここに参加してくださりありがとうございました。
 そして、バランガイ・ロサンゼルスを今年のホスト会場に選んでくださったことにも感謝いたします。

 日本のエンチャイルド・ファミリーの皆さん、皆さんの行いが今年のテーマである「LOVE BEYOND BORDERS」を証明しているのです。

 私はこの団体が神の下の一つの家族として、益々発展することを祈っています。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、フィリピンでのエンチャイルド奨学生の第1期生、リンデ・カリぺスさんからのメッセージをお届けします。

 このメッセージは、2018年5月に行われたスタディーツアー(現地訪問ツアー)の際に現地を訪問した日本の支援者宛てに送られたメッセージカードに書かれていたものです。

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ミンダナオ島のアグサン川


「私も皆さんと同じような生き方をするようになりました」

親愛なる支援者の皆さまへ

 フィリピンの子供たちの教育をサポートしてくださり、ありがとうございます。また、皆さんが、全ての子供たちが夢と志をもって共に生きられる社会を実現しようとされていることに感謝いたします。

 私が夢と志をもって生きることができるようになったのは、日本のNPO法人エンチャイルドのおかげであり、私はその生きた証し人です。

 ハイスクール時代、皆さんから支援を受けたことは感謝に堪えません。
 皆さんが私に施してくれた教育支援、尽きることのない指導、価値観と原理原則は、私が今日まで、より良い人間になるために大きな支えとなりました。そして、その教えは今もなお、私の心の中に深く刻まれています。

 皆さんの親切心に対する私の小さなお礼として、私は今、地域の子供たちが学校に通えるよう、彼らを支援しています。

 皆さんの気高い行動によって私は感化され、私は皆さんと同じような生き方をするようになったのです。
 私もまた、恵まれない他者に愛を示し、広げていく一人の推進者(アドボケイト)になりました。

 私は永遠に、この素晴らしい「Happy One Family」の一員です。エンチャイルドのフィリピン支援15年をお祝いするとともに、多くのフィリピンの子供たちを元気にする支援が続くことを祈念いたします。

 神様が祝福し、さらなる力が与えられますように。

元エンチャイルド奨学生、受益者
リンデ・カリぺス(フィリピン)



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