こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 前回に続いて、2017年にマニラ地域のエンチャイルド奨学生を対象に行われたエッセーコンテストの入選作品を紹介します。
 今回紹介するのは、第2位に選ばれたケビン・ジョッシュ・ドラノ君(アンパロ・ハイスクール5年、当時)の作品です。

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マニラ地域ではハイスクールのエンチャイルド奨学生を
対象に毎年「サマーキャンプ」が行われています


「私に変化をもたらしたエンチャイルド」

◆ケビン・ジョッシュ・ドラノ君◆

 エンチャイルドは、私の生活のさまざまな面でとても大きな衝撃を与えてくれています。
 エンチャイルドの奨学金支援プログラムと交流プログラムを通じて私に起こった変化は、勉強に真剣に取り組むようになったことだけでなく、人間関係やコミュニケーションにおける姿勢や責任感にも現れました。

 エンチャイルドからの経済的支援は私にとって大きな助けの一つです。
 支援されたお金は学校でのプロジェクトや課題に掛かる費用に充てています。学校で一日に使うお金が足らない場合に使うときもあります。その他、学校で行われる活動の参加費に充てることもあります。学校のことで生じる緊急な支払いの時に、奨学金はとても助かります。

 エンチャイルドからの支援を受けている私は、同時に大きな責任も背負っています。エンチャイルドの奨学生として、私は自分自身の目指す道を積極的に改善していかなければならないと思っています。
 学業においては最高の成績が取れるよう目指します。それが支援者の皆さんの誇りとなり、皆さんへのギフトになると思っています。それがエンチャイルド奨学生の価値を証しする行動だと思います。責任感をもって、いつか必ず成功する私になることを皆さんに約束します。

 ふさわしい場における正しい振る舞いが人々を引き付けます。私はエンチャイルドの他の奨学生とよく交流し、課題について話し合い、アイデアや考えを共有したいと思います。人前で意見を述べたり話したりする時に不安になることもあります。しかし、他者の模範であるべき私たちは、一つ一つの行動を通じて自己を修養していきたいと思います。

 テクノロジーの発展に伴って、今はワンクリックで全世界とつながれる時代です。インターネットで世界に友達をつくることもできます。エンチャイルドが行っているプログラムや計画について、ネットを通じて情報を得ることもできます。日本の支援者の皆さんとSNSで交流することもできます。インターネットという制約はあるにせよ、少なくとも私は交流を楽しむことができました。

 私たちの人生は、目標を実現しようとすれば、乗り越えるための挑戦や障害がつきものです。
 エンチャイルドのプログラムは私たちに大きなチャンスを与えてくれています。私はこの好機をつかんで前進します。
 よく刺激を受け、人を傷つけるのではなく、人々に刺激を与え、夢を実現します。そして、自らを変革し、品格をもって他者のために生きてまいります。


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