こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 元エンチャイルド奨学生のビビアン・ジョモックさんは、大学卒業後、小学校の教師となって頑張っています。エンチャイルドの教育支援を通して得た学びと体験をモチベーションとして、自らも貧困に置かれた子供たちへの教育支援を主体的に実践しようとしています。

 2019年5月18日にブトゥアンで行われた支援式典でのビビアンさんの閉会メッセージ(一部抜粋)をお届けします。

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閉会メッセージを述べるビビアンさん


「エンチャイルドの教育支援の実りであることを誇りに思っています」

 こんにちは!
 私もこの団体、エンチャイルドに育ててもらった実りであることを誇りに思っています。そして、エンチャイルド・ファミリーからインスパイアされた私は、現在務めているイメルダ小学校の児童たちを助けるようになりました。

 きょうは特別な日です。私たちにとって思い出溢れる一日になります。なぜなら、私たちの兄弟姉妹の皆さんが日本からここフィリピンに来てくれているからです。

 想像してみましょう。
 日本はフィリピンから遠く離れた所にあります。にもかかわらず、さまざまな事情を超えて、他でもなく、ここ、バランガイ・ロサンゼルスを訪ねてきてくださったのです。

 日本の兄弟姉妹の皆さんのおかげで、私たちは最高に祝福されています。
 なぜなら、血縁のつながりがないのにもかかわらず、私たちフィリピン人を信頼し、日本の皆さんがずっと支援の手を差し伸べ続けてくれているからです。

 親愛なる日本のエンチャイルド・ファミリーの皆さん、私たちにインスピレーションを与えてくださりありがとうございます。そして、きょう、皆さんが示してくれている行動のように、他者を助けてくださっていることに対して感謝いたします。

 エンチャイルドの奨学生の皆さん、私たちの目の前にいる親愛なる日本の皆さんが行動で見せてくださったように、私たちも、助けが必要な人々に対して喜んで支援やインスピレーションを与えることができるようになりましょう。
 それは、私たちにとって大きなチャレンジです。
 しかし、もし私たちが奉仕する心を持てば、その大きなチャレンジは不可能ではなくなるでしょう。

 日本のエンチャイルド・ファミリーの皆さん、ジョニー・ボロンガイタさん夫妻、保護者の皆さん、各バランガイから集ったエンチャイルド奨学生の皆さん、きょうはここに参加してくださりありがとうございました。
 そして、バランガイ・ロサンゼルスを今年のホスト会場に選んでくださったことにも感謝いたします。

 日本のエンチャイルド・ファミリーの皆さん、皆さんの行いが今年のテーマである「LOVE BEYOND BORDERS」を証明しているのです。

 私はこの団体が神の下の一つの家族として、益々発展することを祈っています。

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