こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、2012年のスタディーツアーにおける支援式典(ミンダナオ島ブトゥアン市)でのビビアン・ジョモクさん(当時、16歳)の卒業生代表スピーチの内容を紹介します。
 この年、14人のエンチャイルド奨学生がハイスクールを卒業しました。

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2019年5月の支援式典でエンチャイルド奨学生のOGとしてあいさつするビビアンさん


「皆さんの高潔な行為は、決して消え去ることはありません」

 尊敬すべき日本の代表団の皆さん、ゲスト、友人、父母の皆さん、紳士淑女の皆さん、こんにちは。

 「ひとりの子どもに ひとつの平和を」を意味するワン・チャイルド・ワン・ピース・プロジェクトのメンバーの一員として、きょうという日は私の人生において大切な一日です。

 それは、何カ月も心待ちにしていた日本の兄弟姉妹の皆さんが再び私たちの国を訪ねてくださり、今、遂に皆さんが私たちの前に姿を現してくださったからです。

 エンチャイルドの奨学金支援プログラムの一員になる機会を与えられた私はとても幸運です。そして、このプログラムに尽力くださっている全ての皆さんに対して、私は深く尽きない感謝の思いをお伝えしたいと思います。

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力強いスピーチを披露するビビアンさん

 まず、親愛なるルースお姉さんとサリーお姉さんに対して心から感謝いたします。私がこのプログラムの一員になることをためらうことなく受け入れてくださり、母親のような立場で私を養い、学業期間、いつも指導し続けてくださいました。

 次に、日本の兄弟姉妹の皆さんに対してお伝えします。
 皆さんの朽ちることのない愛と支援、ありがとうございます。(優秀学生として選ばれた)私の成功の大部分は、皆さんのおかげなのです。

 このプログラムから得た自信と思い出は、私にとってとても大きなもので、言葉では感謝し尽くせません。私心のない、皆さんの高潔な行為は、私たちの思い出の中から決して消え去ることはありません。

 私は、心からのお礼と深い感謝の思いを皆さんにささげます。主なる神様がいつも皆さんに無限なる知恵と恵みのシャワーを降らせてくださいますように。

 最後にもう一度、お礼を申し上げます。
 ありがとうございます!


ENCHILD


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