こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 先日のオンライン・スタディーツアーへの感想をお寄せくださった日本のサポーターの皆さま、そしてフィリピンのエンチャイルド奨学生、関係者の皆さま、ありがとうございます。

 引き続き、参加者の感想をご紹介してまいりますが、今日は私、山歩の感想と今度の展望について述べさせていただきたいと思います。 

20200830
ENCHILD ONLINE STUDY TOUR2

★オンライン・スタディーツアーの感想

 初めての取り組みであったこともあり、プログラムの進行上のミス(特に操作上のミス)が何度かありました。またインターネット回線に起因するストレスを感じた参加者(特に奨学生たち)は少なくなかったようです。
 
 企画・運営者としてお詫びするとともに、次回以降は今回経験したことを元に改善していきたいと考えています。

 ただ、素晴らしかったこと、良かったことは、多くの参加者の皆さんがストレスフルな状況を越えてオンライン・スタディーツアー、ネットを通じた草の根国際交流を楽しんでくださったことです。

 奨学生たちがそれぞれのグループごとにプレゼンテーションや歌やダンスなどのパフォーマンスを準備してオンライン・スタディーツアーに臨んでくれたことも最高でした。

 それぞれの思いを熱意と創意工夫とともに表現し、披露してくれました。
 
 そして司会・進行を担当した日比両事務局長、通訳のアシスタントを見事に務めたインターシップ生のHさんの活躍なくして、今回の草の根国際交流イベントの成功はなかったでしょう。

 改めて運営スタッフの皆さんに感謝したいと思います。

 日本の参加者の皆さんに関して言えば、長くエンチャイルドの活動に関わってこられたかた、実際にスタディーツアーに参加したことのあるかたもおられましたし、今回のイベントがエンチャイルド・デビューというかたもまた多くいらっしゃいました。

 いずれの参加者の皆さんにも共通することは、理事長自身も含め、オンライン・スタディーツアーは初めてだったということです。何しろ、この企画自体が初めてのものでしたから…。

 そのような中で皆さまは参加してくださり、コメントしてくださり、拍手してくださいました。聞きにくかったり、スムーズではない場面も含めて、イベントを楽しんでくださったこと、エンチャイルド奨学生たち(全員ではなく、一部の参加ではありましたが…)に元気を与えてくださったことに心から感謝しています。

 オンライン・スタディーツアーの様子は、ダイジェスト版の動画を制作し、皆さんに改めて楽しんでいただきたいと考えています。今しばらくお待ちください。

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コメント 2020-08-30 215549

★オンライン企画の今後について

 いくつかのオンラインでの今後の活動を考えています。

 一つは、2回目のオンライン・スタディーツアーの開催です。
 奨学生たちの自宅のネット環境には差があり、全員が参加するには解決しなければならない課題がありますが、外出制限の緩和とともに、何人かで通信環境を得て参加してもらうなど、参加の可能性を追求しながら、オンラインでの交流に今後もチャレンジしていきたいと思っています。

 フィリピンはクリスマスシーズンに入る時期です。
 一年の3分の1、極端に言えば、一年の半分はクリスマスムードじゃない?というのがフィリピンという国です。

 このクリスマスシーズン(10~12月)に2、3回オンライン・スタディーツアーを開催することができ、奨学生全員が何らかの形で参加できるように取り組んでみたいと考えています。

 また同時に、私たちには「エンチャイルド・ユース」という構想があります。ここ数年、温めてきたアイデアです。

 エンチャイルドの高校生以上の奨学生と卒業生たちによるグローバルユースモデル・ネットワークです。

 ピースアドボケイトとして、グローバルユースモデルの実践者として互いに切磋琢磨する青年たちのネットワークです。
 いずれ将来、彼らがお兄さん、お姉さんとして、弟・妹である後輩たちの実体モデルとなり、社会の青年リーダーとして成長していく場が「エンチャイルド・ユース」です。

 彼らがおのおのの人生において、社会において、ピースアドボケイトの実体となり、GIVE&GIVE主義、8エレメントの実践者となってくれることを願っています。

 「エンチャイルド・ユース」のオンラインでのカンファレンスやセミナーができたらと考えています。

 オンライン・スタディーツアーに参加したエンチャイルド奨学生の感想にもあったように、地域や学校を超えた奨学生同士の交流はエンチャイルドの特長の一つであり、ユニークな点です。まさに彼らの間には「切磋琢磨」が起こっているのです。

 というわけで、エンチャイルド・ユースの取り組みは、エンチャイルドの今後を考える上で不可欠のものだと感じています。

 近く、オンラインでのエンチャイルド・ユースの活動が始まることでしょう。

 その結果や進捗は、本ブログでもお伝えしていきたいと思います。
 今後とも応援のほど、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。


ENCHILD


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