こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 昨日はオンライン授業に関連するNHKのニュースを紹介しましたが、きょうは最近のマニラ首都圏の様子が分かる新聞記事がありましたので引用して紹介します。

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マニラの街並み

オンライン授業でカラオケ禁止

 コロナ禍による学校での対面授業の禁止に伴い、オンライン授業が10月から開始されたが、初の試みにトラブルが相次ぎ、マニラ首都圏の各地自治体は問題解決に神経を尖らせている。

 フィリピン社会は騒音にかなり寛容で、家の庭や軒先でパーティーを開催し、カラオケを熱唱する光景が普通に見られたが、それもコロナ禍で一変しつつある。

 マニラ市では近所からのカラオケの騒音でオンライン授業が妨害されたとの苦情が相次ぎ、モレノ市長が月曜から土曜日までの昼間にカラオケなどの音響機器による騒音を禁止する条例を制定した。違反者には罰金が科せられる。

 ケソン市でも騒音問題などを取り締まる風紀監視員が組織され、オンライン授業中のカラオケや騒音を巻き散らすバイクなどの監視に力を入れている。

 オンライン授業をめぐるもう一つの問題はインターネット環境だ。フィリピンはただでさえ東南アジアで最悪のインターネット環境と言われており、生徒たちが一斉にオンライン授業を受けることで接続が不安定になり、学習に支障を来すケースも頻発。

 これを受けケソン市のベルモンテ市長は、オンライン授業の時間帯にゲームや動画鑑賞など不要不急のネット利用を自粛するよう市民に呼び掛けた。

 コロナ禍によりこれまで無視されがちだった社会の問題点や、インフラの脆弱さが改めて浮き彫りになっている。

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