こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドの関係者はここ数年、毎年、NPO法人ユニカセ・ジャパン主催の国際協力・ソーシャルビジネス アジアカンファレンスに参加してきました。

 今年も同カンファレンスが行われ、エンチャイルドの理事、事務局長ら3人が参加しました。

 以下、事務局長によるリポートです。

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  11月7日(土)、東京・市ヶ谷のJICAひろばで開催された第5回「国際協力・ソーシャルビジネス アジアカンファレンス」(NPO法人ユニカセ・ジャパン主催)に参加してきました。

 カンファレンスは主に第1部【基調講演】、第2部の「社会起業家によるパネルディスカッション」、第3部【大学生によるトークセッション】というプログラムで行われました。

 例年この時期に開催されていますが、今年はコロナ禍のため、会場には入場制限が設けられ、オンラインで参加するかたも多かったようです。
 
 昨年はエンチャイルドの活動紹介ブースを出展する機会もありましたが、今年は上記のような講演やパネルディスカッション、オンラインによるトークセッションなど、発表が中心となる形式で行われました。

アジアカンファレンス紹介画像

 基調講演では一般財団法人あしなが育英会の理事が、ウガンダ(アフリカ)での奨学金支援、教育支援活動をはじめとする国内外での20年以上の歩みを通じて大切にしてきたことについて語りました。

 パネルディスカッションではユニカセの中村理事長をはじめ3人の社会起業家の皆さんがソーシャルビジネスを運営する上で感じてきたエキスを披露するトークが展開されました。

 講演やパネルディスカッションを通じて、社会起業家として第一線で活躍している皆さんに共通しているポイントが三つありました。

 第1点は、派遣先や赴任先として縁を持ったにせよ、自身が望んで訪ねていったにせよ、情熱(パッション)を持って現在の仕事や活動に臨んでいるということです。

 2点目は、その仕事を自分の「使命(ミッション)」として受け入れ、自らが行動を起こす人になっているという点。

 そして三つ目はどんなことがあっても「継続」し続けているということでした。

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 10月25日、エンチャイルドは第2回「オンライン・スタディーツアー」を実施し、ENCHILD-Youthが発足し、ビジョン、ミッション、バリューを奨学生たち、支援者、関係者が共有しました。

 そこでは、「私はどのような生き方をするのか」ということを改めて認識して出発したわけですが、きょうのカンファレンスに登壇した社会起業家の皆さんが貫いてきた「ブレない生き方」には、エンチャイルドが大事にしているものに共通するものが多くあったように思います。

 学生(特に大学生)たちも多く参加していましたが、発表者の皆さんのようなロールモデルに触れて、刺激を受けている様子でした。

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