こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
フィリピンの多くの子どもたちがオンラインによる授業を受けている状況ですが、そこにも教育格差、経済格差の影響が出ています。
エンチャイルド奨学生たちは貧困事情を抱えているため、オンライン授業への対応は大変苦労しているのが実情です。
以下の内容は、一昨晩やりとりしたミンダナオ島ブトゥアン市の奨学生のメッセンジャーの内容です。
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Covid-19のために学校で(先生や同級生たちと)顔を合わせることができません。
私はオンラインクラスに所属しています。サイトを開いたり、学校での授業について検索したりするためのインターネット接続がないため、私にとっては非常に困難です。
ラップトップやその他のオンラインクラス用の機器などのガジェットを購入するのに十分なお金がありません。
私はオンラインクラスに参加するためだけに古い携帯電話を使用しています。
でも、私は絶対に諦めません(ローマ字表記の日本語で)。
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このような状況は、エンチャイルド関係者においてもしばしば共有されていて、検討の議題に上がっています。
通信環境の問題、PCやタブレット、教材資料印刷用のプリンター、紙の問題などなど…。私たちがサポートしている子どもたちの多くは、オンライン授業に十分対応できない環境に置かれています。
今後エンチャイルドは、「プリンタープロジェクト」「オンライン授業サポートプロジェクト」といった取り組みを行っていきたいと考えています。
また皆さんに相談させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
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12月20日のオンライン・クリスマス交流イベントへの参加表明のご一報をお待ちしております。
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