こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 新年1月8日。「8」にちなんで「8エレメント」について少しだけお話しさせていただきます。

 エンチャイルドは、より良い社会(共同体)、関係性の実現のための「8エレメント」の必要性を提言してまいりました。

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 エレメント(element)は、物事を成り立たせるための「構成要素」や「成分」を言います。
 より良い社会(共同体、人間関係)実現のための構成要素として挙げていきたのが、8エレメント(共生・共食・共育・共立・共助・共有・共感・共観)です。

 この8エレメントの説明内容を今回少し発展させたいと思います。
 図を使って説明してみましょう。

 下の二つのうちの上の図は、今まで説明してきたエレメント(構成要素)を円形の平面上に並べた8エレメントの図です。

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 下の図は、この8エレメントの平面上に「自立→共立」論の縦軸を垂直に通したイメージの図です。
 以前の「共立」のところには「共創」を差し替えて入れました。「共に育てる」ことは「共に創る」ことにつながると考えていただければと思います。
スライド2

 エンチャイルドの社会教育論では、自立した(自立を目指す)者たちが共立関係(共立社会)を実現し得ると考えます。そして共立社会こそが真の(自由に裏付けられた)共栄社会を生み出す土台、基盤となるという考え方です。自由なくして自立はなく、真の自立なくして共立・共栄はあり得ません。

 エンチャイルドの教育支援の方向性は、「自立」へのサポートであると同時に、「共立社会」の担い手の育成です。ここにエンチャイルドの教育支援事業を社会教育事業と言い換える理由があります。

 エンチャイルド奨学生たちがピースアドボケイト(平和の推進者)となって受益者から支援者を目指すようになるとき、「自立→共立」の縦軸ベクトルが始動し、この軸を中心に8エレメントを造成しながら、より良い社会、すなわち共立・共栄の社会実現の担い手になってくれるのではないかと期待しています。


 1月16日(土)の第4回オンライン・スタディーツアー(ニューイヤー交流イベント)の開催が近づいてきました。日本側参加予定者は現在13人です。引き続き参加者募集中です。

2021年1月16日、オンライン・ニューイヤー交流イベント開催
参加表明のご一報をお待ちしております! 
 
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4th ONLINE STUDY TOUR

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