こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
ほとんどの人はそれほど広くない範囲、つまり家庭、職場、地域でほとんどの時間を費やして生活していることでしょう。現象面だけ見れば、単純な繰り返しの中で日々を過ごしているようにも見えます。
しかし私たちを取り巻く「社会」は日に日に“複雑怪奇”な状態に陥っているように感じているのは山歩だけでしょうか。
人は一人では生きられない。
だからこそ、複雑怪奇な社会でより良く生き抜くために、まず「一人で」生きる力を身に付けることを目指すべきではないか。つまりいかに自分を見失わずに生きるかが大事な時代ではないか、ということです。
エンチャイルドの社会教育に対する考え方においては、「共立」という社会関係を前提として「自立」の重要性を強調します。
共立というのは、自立した者(自主・自助・自立の姿勢を持って生きる人)同士がより良い社会の実現のために共助・共創する関係性を指しているからです。
現実の「社会」という複雑怪奇な世界で生きる秘訣(ひけつ)は何でしょうか。
それは自己と他者を分離して考えることです。これが共立の前提条件です。
自分ができること、自分がすべきことを自覚することから自助・自立の道は始まります。
自助・自立する自己となるためには、自己成長をいかに成し遂げるかがポイントです。
マズローの心理学を借りれば、「自立の動機=自己実現の欲求」と「共立の動機=自己超越の欲求」をいかに刺激するということになります。エンチャイルドは、これを「夢欲求」「志欲求」とも表現しています。
アージリスは人間の成長過程を、「適応(adjusted:個人の内面バランスが取れた状態)→順応(adapted:個人と外部環境のバランスが取れた状態)⇒統合(integration:個人がそれぞれの環境に適応・順応した状態)⇒成長」の流れで説明しています。これが「未成熟・成熟理論(マチュリティ理論)=人間は誰でも成長への欲求を持っている」です。
個人の人格は未成熟から成熟に向かおうとする欲求により変化するとアージリスは述べています。
【未成熟】 【成熟】
・受動的行動 → ・能動的行動
・依存的 → ・自律的/独立
・単純な行動 → ・多様な行動
・浅い関心 → ・深い関心
・短期的展望 → ・長期的展望
・従属的地位 → ・同等/優位的地位
・自意識の欠如 → ・自意識/自己統制
急がば回れです。
複雑怪奇な世界で自分らしく生き抜くために、そして一人一人が共に自分らしく生きられる社会を実現するために、まず自助・自立の自己成長を成し遂げることです。その結果、半ば自動的に共助・共立の関係性をつくり出すことができるのです。
自己成長(自立)の延長線上に、円満な人間関係、持続可能な循環型社会(共立)の実現が可能になると考えます。
みんなが幸せな社会とは、当たり前のことですが、一人一人が幸せな社会であるはずです。
自立と共立、ギブ・アンド・テイクではなく、ギブ・アンド・ギブな世界であってこそ、一人一人の幸せは実現するのではないでしょうか。
それは自己と他者を分離して考えることです。これが共立の前提条件です。
自分ができること、自分がすべきことを自覚することから自助・自立の道は始まります。
自助・自立する自己となるためには、自己成長をいかに成し遂げるかがポイントです。
マズローの心理学を借りれば、「自立の動機=自己実現の欲求」と「共立の動機=自己超越の欲求」をいかに刺激するということになります。エンチャイルドは、これを「夢欲求」「志欲求」とも表現しています。
アージリスは人間の成長過程を、「適応(adjusted:個人の内面バランスが取れた状態)→順応(adapted:個人と外部環境のバランスが取れた状態)⇒統合(integration:個人がそれぞれの環境に適応・順応した状態)⇒成長」の流れで説明しています。これが「未成熟・成熟理論(マチュリティ理論)=人間は誰でも成長への欲求を持っている」です。
個人の人格は未成熟から成熟に向かおうとする欲求により変化するとアージリスは述べています。
【未成熟】 【成熟】
・受動的行動 → ・能動的行動
・依存的 → ・自律的/独立
・単純な行動 → ・多様な行動
・浅い関心 → ・深い関心
・短期的展望 → ・長期的展望
・従属的地位 → ・同等/優位的地位
・自意識の欠如 → ・自意識/自己統制
急がば回れです。
複雑怪奇な世界で自分らしく生き抜くために、そして一人一人が共に自分らしく生きられる社会を実現するために、まず自助・自立の自己成長を成し遂げることです。その結果、半ば自動的に共助・共立の関係性をつくり出すことができるのです。
自己成長(自立)の延長線上に、円満な人間関係、持続可能な循環型社会(共立)の実現が可能になると考えます。
みんなが幸せな社会とは、当たり前のことですが、一人一人が幸せな社会であるはずです。
自立と共立、ギブ・アンド・テイクではなく、ギブ・アンド・ギブな世界であってこそ、一人一人の幸せは実現するのではないでしょうか。
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