★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援と共育(草の根国際交流)活動を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の推進者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回実施程度しています(2020~2022年度はオンラインで実施)。サポーター、スタディーツアー参加者募集中です! お問い合わせください。★世界の子どもたちを元気にしよう!★

Category: 貧困


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 ブログ【1052】で書いた内容ですが、英語圏のかたに共有していただくために英文を加えて再掲いたします。

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マニラ湾の夕日

貧困の5大要因の転換のために!
For Transformation from the Five Major Factors of Poverty! 

 This time, I would like to focus once again on "Five factors of poverty (The Big Five) " by Professor PHIL BARTLE in the U.S.

 It is an analysis of the five main factors when considering poverty as a social problem.
 These are “dishonesty”, “apathy”, “ignorance”, “dependency”, and “disease”.

 As a solution idea, let's simply consider the opposite of this.

 Dishonesty => Honesty
 Apathy => Affection
 Ignorance => Knowledge
 Dependence => Independence
 Disease => Health

 We can hypothesize that these attitudes (attitudes, dispositions, and postures), such as honesty (integrity), having the affection (respect), acquiring of knowledge (attitude of learning), independence (not dependence), and having healthy lifestyle habits, are the key to solving the poverty problem. 

 We will probably never be able to solve the problem of poverty if we understand that it is an economic problem. To solve this problem, we must first consider the problem of each individual's attitudes. If we do not solve this problem, we will not be able to solve the poverty problem.
In short, the issue of the attitude that one should have is neither impotent nor meaningless.

 “Peace advocate education” is education that draws out the person's own strength to break the intergenerational chain of poverty. As I discussed in yesterday's blog(【1051】), "Attachment," "Support," "Engagement," and "stimulation" are also elements that bring out the power of the individual.

 ENCHILD is committed to the “Peace Advocates Social Education Program”, which supports the growth of beneficiaries along with the scholarship support.

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貧困の5大要因の転換のために!

 今回は、米国のフィル・バートル教授の「貧困の5大要因(The Big Five)」を改めて取り上げます。
 社会問題としての貧困を考えるときに、その主な要因が五つあるという分析です。
 「不正直」「無関心」「無知識」「依存」「病気」の五つです。 

 解決の発想として、単純にこの逆を考えてみましょう。

 「不正直」⇒「正直」
 「無関心」⇒「関心」
 「無知識」⇒「知識」
 「依存」⇒「自立」
 「病気」⇒「健康」

 正直である(誠実である)、関心を持つ(リスペクトする)、知識を獲得する(学ぶ姿勢を持つ)、自立心を持つ(依存しない)、健康的な生活習慣を持つ、といったこれらのアティチュード(態度、心構え、姿勢)が貧困問題の解決の鍵になるという仮説を立てることができるのではないでしょうか。

 「貧困問題は経済問題である」という理解では、おそらく貧困問題を解決することはできないでしょう。この問題を解決するために私たちが最初に考えなければならないのは、一人一人のアティチュードの問題です。これを解決しなければ、貧困問題の解決には至らないということです。
 要するに、当事者の持つべきアティチュードという問題は、無力でも無意味でもないということです。

 ピース・アドボケイト教育とは、貧困の世代間連鎖を断ち切るための本人自身の力を引き出す教育です。昨日のブログでも取り上げたように、「愛着」「支援」「励まし」「刺激」もまた、本人の持つ力を引き出すための要素だと言えます。

 エンチャイルドは経済援助、奨学金支援とともに、受益者の成長をサポートする「ピース・アドボケイト社会教育プログラム」に力を注いでいます。

 皆さまの一日100円の経済援助が貧困の世代間連鎖を断ち切る道を開きます。

 ご協力ください。

★ ★ ★ ★ ★

 現在、エンチャイルド奨学生たちを対象とした「クリスマス・プロジェクト企画コンテスト」が進行中です。ピース・アドボケイト社会教育プログラムの一環として行っている取り組みです。

クリスマス・プロジェクト企画コンテスト2

 日本側としては、下記のように、エンチャイルド奨学生たちによるクリスマス・プロジェクト企画を経済的な面から援助してまいります。ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

クリスマス・プロジェクト企画コンテスト
エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


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ボランティア募集中!

 


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 当ブログ、エンチャイルド広報ブログは、この2年余りの間、たくさんのエンチャイルド奨学生たちの「声」を紹介してきました(まだまだこれからも続きますが…)。
 エッセーとしてつづったもの、大学生としての抱負メッセージとして書かれたもの、オンライン・イベントでのスピーチで語ったものなど、奨学生のさまざまな思いを活字や動画でご紹介してきました。

 お読みいただいて、いかがでしょうか。
 どんな感想をお持ちになったでしょうか。


 昨日、ミンダナオ島北東部地域ブトゥアン市バランガイ・パガッパタンのレクサン・ジェーン・ラサップさんの寄稿を紹介しながら、奨学生たちの置かれた境遇や今日までの歩み、その成長に改めて思いを馳せる機会を得ました。

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前列左から2人目がパガッパタンのマーストレル君、前列右端がレクサンさん(2012年)

 ミンダナオ島北東部地域ブトゥアン市のバランガイ・パガッパタンから最初の奨学生が誕生したのは、フィリピンで教育支援活動を始めて3年目の2006年のことでした。

 活動初年度の2004年はバランガイ・マウグの子どもたちを中心に30人ほどの奨学生が選ばれました、2年目の2005年はバランガイ・ロサンゼルスの子どもたちが中心でした。

 3年目の奨学生募集に当たって、私たちは一つのリクエストを提示しました。
 ブトゥアン市で最も困難な地域の子どもたちを支援させてくださいと。

 そして選ばれた地域がバランガイ・パガッパタンです。
 パガッパタンはアグサン川沿いにあった部落ですが、当時、洪水被害によって壊滅的な影響を受けていた地域でした。

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パガッパタン地域の様子
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 そのパガッパタンの奨学生の一人が、レクサンさんであり、マーストレル君です。この二人は、2011年にエンチャイルド奨学生となりました。
 パガッパタンの子どもたちはその後ハイスクールを卒業した子たちもいますし、残念ながら途中で奨学生資格を失ってしまった子たちもいます。

 その中で、大学進学を果たし、自立・共立への道をしっかりと歩んできたのがマーストレル君であり、レクサンさんです。

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2013年当時のパガッパタンの奨学生たち
前列左から3人目がレクサンさん、4人目がマーストレル君

 支援が必要な子どもたちは世界中にたくさんいます。フィリピンにもたくさんいます。
 エンチャイルドはその中のほんの一握りの子どもたちの支援しかできていません。

 彼らは「貧困」という言葉でひとくくりにされる存在ではありません。
 一人一人が天から与えられた固有の人生を生きています。

 昨日のレクサンさんのエッセーを通してそのことを改めて実感しました。

 エンチャイルドは一人でも多くの奨学生たちに、望む者には大学進学の夢を実現させたいと思っていますし、困難な状況にある子どもたちの一人でも多くの教育支援を実現したいと考えています。

 そのためには支援の輪の拡大が不可欠です。
 皆さん、どうか、貧困下にある子どもたちへの教育支援へのご協力をお願いいたします。

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 ご案内です。

 7月2日(土)午後3時より、オンライン・スタディーツアーの位置付けでの「日比オンライン交流会」を開催いたします。

 とても楽しいオンライン・イベントです。ぜひご参加ください。

 関心のあるかたはお気軽にNPO法人エンチャイルド(info@enchild.org)までお問い合わせください。

 皆さまの参加をお待ちしております。参加ご希望のかたは、6月末までにご一報ください。



 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

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ボランティア募集中!
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ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 先日、フィリピンの貧困問題に関心があるという青年とオンラインで2時間ほど話す機会がありました。
 社会の課題解決に強い関心を持つ彼の姿勢に、緩慢になっていた山歩の社会貢献意識も刺激され、充実した対話の時間を持つことができました。

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フィリピン・マニラのリサール公園

 彼の関心は「フィリピンの貧困問題の現状とその解決の可能性」。エンチャイルドも同様のミッションを掲げて活動をしてきましたが、真摯に問題解決に向き合おうと求める一人の若者の姿勢に感心しました。

 ミーティングを終えた後に感想を送ってもらいましたので、本人の許可を得て、ブログ読者の皆さんとも共有したいと思います。

‐‐‐ 

 本日はお忙しい中、お時間を頂きましてありがとうございました。
 お話しをお伺いする中で、エンチャイルドさんが目指しているもの、行っていること、そしてそれによって前を向いて勉学に励んでいる学生が多くいるということを知りました。

 そんな学生たちが将来、エンチャイルドに戻ってきて活動するようになったり、国を動かすようなリーダーになっていくことで、フィリピン社会に変化がもたらされ、「共立」という文化が生まれていくのかなと感じました。

 またフィリピン社会の実態や、貧困、スラムでの生活など僕自身がまだまだ知らなかったことを知ることができて、より自分のビジョンややりたい事業への解像度が上がりました。
 日本社会よりも問題が複雑で簡単には解決できないことの方が多いかもしれませんが、自分に何ができるのか、ということをこれからも考え、向き合い、取り組んでいきたいと思います。

 改めて、お忙しい中、貴重なお時間を頂きまして、ありがとうございました。
 ぜひこれからもエンチャイルドさんの活動を応援しておりますし、機会がございましたら参加させていただきたいです。
 今後ともよろしくお願いいたします。

‐‐‐

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かつてマニラの「貧困」の象徴だったスモーキーマウンテン
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マニラ市トンド地区のスモーキーマウンテンの丘に立つスタディーツアー参加者
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トンド地区の子どもたち
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帰宅途中のトンド地区の児童

 一人の青年との対話を通して、初心に帰る思いがしました。
 彼はたくさん質問してくれましたし、ミーティング後もいくつかの問いを投げ掛けてくれました。

 山歩にとっても改めてエンチャイルドがやって来たことを振り返る時間となりましたし、新たな課題や宿題を突き付けられた格好の出会いともなりました。

 初志貫徹、登れない山はない。
 まだまだ道半ばであることを覚醒させてくれた青年に感謝したいと思います。

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エンチャイルドはトンド地区の子どもたちの教育支援も行っています

【ENCHILD INFORMATION】

 エンチャイルド事務局プロデュースで、3月中旬ごろからパイロット版「エンチャイルド日本語教室プロジェクト」を実施する予定です。生徒は、エンチャイルド・フィリピンのキアノ・ロメロ事務局長(フィリピン人、男性)です。いずれエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン日本語教室を開講したいと考えています。

 日本語のできる現地(フィリピン側)エンチャイルド関係者が増えることは教育支援事業を進める上で大変プラスとなります。

 つきましては、日本語を教えてくださるかた、日本語の先生」を募集いたします。
 
 ★募集期間【2月13日~3月13日】★

 応募先着順優先でご相談させていただきます。

 関心のあるかたは、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお知らせください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 NPO法人エンチャイルドは昨年、設立から10周年を迎えました。10年を一つの区切りと考えれば、2022年を迎えてエンチャイルドは、次の10年に向かって新たな出発をしたと見ることもできます。

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 十数年前、エンチャイルドはシンプルな目的も掲げて出発しました。

 「世界の子どもたちを元気にしよう」「子どもたちを支えよう」「子どもたちを救おう」…というものです。

 現在も進行形のコロナ禍ですが、この2年を通して、より複雑な社会状況の中で苦しむ子どもたちを見ることとなりました。

 2022年を迎えて、倫理学者、ピーター・シンガー博士の著作、『あなたが救える命~世界の貧困を終わらせるために今すぐできること(THE LIFE YOU CAN SAVE~How to Do Your Part to End World Poverty)』を手に取りました。

 ピーター・シンガー博士の思想に全て同意し、共感しているわけではありませんが、貧困の撲滅に対する考え方については啓発されるものがあります。

 以下は、第1章「子どもを救う」の最後の段落です。

 溺れている子どもをためらわずに助け、しかも自分がかなりの犠牲を払うことになってもそうするだろうということについては、私たちのほとんどが絶対確実だと考えている。ところが、毎日何千人もの子どもが死んでいるにもかかわらず、私たちは当たり前のように買うけれども、なくてもほとんど気付かないようなものにお金を使っている。これは間違ってはいないか。もし間違っているのだとすれば、私たちは貧しい人々に対してどのくらいの義務を背負っているのだろうか?

 動画資料もあります。ご覧になってみてください。

ピーター・シンガー:効果的な利他主義者になる方法(TED)

 「効率的な利他主義」という考え方に異論のある人もいるでしょう。
 しかし私たちはこのような考え方が、他者に目を向け、社会的な問題を他人事と捉えず、自分事として考えるきっかけになればと思います。

 エンチャイルドは、NPO(非営利組織)、NGO(非政府組織)として、2022年も、貧困の問題、特に貧困の世代間連鎖を断ち切るために子どもたちをどのように支援していったらよいのかについて考え、行動してまいります。

 皆さまのご意見をお聞かせください(info@enchild.org)。

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