★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援と共育(草の根国際交流)活動を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の推進者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回実施程度しています(2020~2022年度はオンラインで実施)。サポーター、スタディーツアー参加者募集中です! お問い合わせください。★世界の子どもたちを元気にしよう!★

Category: 人生


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 特にフィリピンの子どもたちを通して感じることの一つは、親子の絆、家族の絆の強さです。 
 もちろん、いろんなケースはあるでしょうが、エンチャイルド奨学生たちのエッセーを通して、子どもたちの人生の支え、生きる動機の中心に親と家族の存在があることが伝わってきます。

 今の日本社会では、「絆」という言葉はうっとおしい響きを持っているでしょうか。

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 「心の国境を超えた家族愛の絆」。これがエンチャイルドが海外教育支援を行う動機であり、最も大切にしている価値の一つです。

 振り返れば、山歩自身、エンチャイルドの活動に関わるようになって、自分の中の家族愛が刺激されるようになりました。
 奨学金の受給者であるフィリピンのエンチャイルド奨学生たちを通して得たものは少なくないということです。

 彼らは知っています。平和が何であるか、支えるとはどういうことか、助け合うとは何かを。「ギブ・アンド・ギブ(他者のために生きる)」という生き方の本質を、彼らは家庭の中で、生活の中で体験的に知っているのです。頭だけではなく心でダイレクトに感じ取り、すでに自分のものにしているのです。

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 エンチャイルドでの体験は、山歩の人生にも影響を与えました。
 親を慕うこと、家族を大切に思うこと、子どもたちへの愛情…。

 山歩がフィリピンで活動するようになったのは40代に入ってからです。
 中年と呼ばれる年齢になって、改めて自分自身の家族を強く意識し、親子関係を見つめ直すようになりました。自身の親への愛情、妻や子どもたちへの愛情に、明らかに変化が生じたことは間違いありません。
 
 もちろん山歩も、国際協力活動を行う目的、意義として、人道的な側面を持ち合わせています。
 しかしながら、「家族愛」という心の作用が働かなければ、このような活動をこれだけ長く続けられていたかどうか…。
 エンチャイルドの教育支援事業を通し、山歩自身も彼らの成長を、わが子の成長であり、わが弟妹たちの成長だと感じるようになりました。家族愛の力が山歩の心の中にも流れているということです。

 親子の絆、家族の絆は人生の在り方に大きな影響を与えます。
 実の家族はもちろんですが、他人までもわが家族と思えるような人生になったらどうでしょうか。
 人生の風景や、社会の景色が違って見えてくることでしょう。

 心の国境を超えた家族愛の絆。これはエンチャイルドの海外教育支援事業を支えてきた理念の中心にあるものなのです。

 ENCHILD NEWS & REPORT 2023年1月15日号では、エンチャイルド理事長の新年メッセージ集をお届けしています。エンチャイルドが何を目指し、何を取り組んでいるのか。ぜひご覧になってみてください

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年1月15日号


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 歴史と人生は物語(ストーリー)にあふれています。
 私たち一人一人が物語の主人公です。そしてその物語は主人公が存在するかぎり続くことができるのです。エンドレスです。

 NHKの番組に「ファミリーヒストリー」というドキュメンタリーがあります。
 著名人の親や先祖がどのような人生を生き抜いてきたかを関連人物に取材し、VTRとそれを視聴する番組の主役である本人の感想で番組は進行します。

 そこには過去の人々が生き生きと現れてきます。現在から過去をさかのぼって見つめることで、現在に至る過去からの流れ、背景が浮き彫りになります。川の流れを見るように、過去と現在がピタッとつながります。

 過去を通して現在の持つ意味や価値が創出されてくるのです。過去を知ることで現在が照らされ、輝くのです。
 

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 また、「温故知新」という言葉があります。
 「故(ふる)きを温(たず)ね、新しきを知る」。意味は、「過去の事実を研究し、そこから新しい知識や見解をひらくこと」(デジタル大辞泉)です。

 過去を知ることで現在に新たな事実を見いだすことができる、という解釈もできそうです。
 物語は過去と現在、そして現在と未来をつなぎます。
 年寄りの昔話を軽んじてはなりません。

 人は亡くなったからといって物語が終わるわけではありません。
 例えば、命日に家族や親族、知人友人が集まって故人の思い出話をします。
 人によっては自伝や評伝があるという場合もあるでしょうし、アルバムやビデオ映像、今ならSNSやブログも故人の過去の記録です。現在につながる貴重な物語の宝庫です。そういったものを読んだり見たり聞いたりすることで見えてくるもの、伝わってくるものがあります。行間から読み解くことができるようになることもありますし、あるいは新たな文が加えられることもあります。

 この物語の続きが書き足されるのは、命日の時だけでに限定するものではありません。故人の人生に意識を傾け、故人が残したもに触れることで、私たちの記憶の中から、人々の思い出や証言の中から、いろんなことが分かったり、見えてきたりして、ストーリーは展開していくのです。

 山歩の配偶者は24年前のクリスマスの日に事故で亡くなりました。36歳の時です。
 では、彼女の人生が36歳で終わったのかというとそうではありません。
 36歳のままではあるけれど、生き続けています、物語の中に。
 そして、その物語は新しい物語を創り出しているのです。

 あの時、分からなかったことが分かるようになったりする。探していたものが見つかったり、求めていたものが与えられたり。なかなか解けなかった問題の答えが分かったり。疑問や誤解、真相が解けたり、といった感じです。
 人の人生というのは、ミステリー小説や推理小説のようなものなのかもしれません。

 エンチャイルドも物語にあふれています。
 一人一人の子どもたちの人生が物語です。
 子どもたちだけではありません。全ての人が物語の主人公です。

 温故知新。ファミリーヒストリーのように、過去は現在によみがえることができます。そして現在、今のこの瞬間もまた未来につながっていているといえるでしょう。その意味で物語に時間的な制約はありません。物語は時間を超越した存在です。

 山歩は聖書の中の人々にそれを見いだしますし、日本列島における縄文の人々はそのように日々を暮らしていたのだろうなあと空想します。

 歴史と人生は物語であふれています。
 過去の人々も、私たちも、皆、物語の中で生き続けるのです。


ENCHILD NEWS & REPORT 2022年12月15日号、25日号公開中です。
ミンダナオ北東部地域のエンチャイルド奨学生たちの
クリスマス・メッセージ&パフォーマンスをぜひご視聴ください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2022年12月25日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2022年12月15日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 成長、発展のポイントはいかに循環作用を起こすかにあります。
 インプット(入力)、アウトプット(出力)の相互作用をいかにバランスよく持続させるか、ですね。

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 例えば、読書。

 これはインプットですね。読書が苦手という人もいると思いますが、今は本を読むという形だけでなく、聴いて、見て学べる時代です。読むことが基本であり大切だと山歩は考えますが、他の方法でもインプットの時間はぜひ持つべきです。忍耐強く継続して習慣化できれば、読書は最も手っ取り早いインプットとして生活に定着することでしょう。

 しかしこれだけでは半分です。そう、アウトプットが必要です。
 読書がインプットなら、読書感想文を書いたり発表したりするのがアウトプットです。

 「読書感想文」などと形式ばらなくて構いません。誰かに感想を伝えるのです。あらすじや要点を伝え、そこから得た成果を誰かに伝えるのです。うまく伝わればそれを聞いてくれた本人にとっても何らかのプラスになるでしょうが、一番得するのはアウトプットできた本人です。人に説明する、伝える、教えることで、自分自身の理解が深まり、定着します。

 勉強も人に教えられるインプット中心よりも人に教えるアウトプットを中心に取り組んだ方が効果的です。学生の皆さんにはぜひやってみてほしい学習スタイルです。友達の間で教え合いっこをするのです。楽しくゲーム感覚で集中力が高められれば、その効果は倍増することでしょう。

 そしてこのようなブログ。
 ブログとは覚書や論評、感想などを伝えるもの(公開するもの)です。
 アウトプットは常にインプットを誘発します。インプットしたものをすかさずアウトプットする作業を日常化、習慣化すれば、インプットとアウトプットの循環作用、相互作用が半ば自動的に起こってきます。

 書く(アウトプットする)ためには、見たり、読んだり、聞いたり、調べたりする(インプットする)必要が出てきます。
 体験や出会い、遭遇した出来事もまた、インプットの対象となります。
 生きるということはインプットとアウトプットの繰り返しであり、呼吸のようなものです。呼吸が止まれば、生命活動は停止してしまいます。

 吸うのが先か、吐くのが先か。
 皆さんはどう考えますか。
 重要なことは、吸えば吐き、吐けば吸うということです。
 アウトプットしようとすればインプットしなければなりませんし、インプットしたらそれを必ずアウトプットすると決めるのです。決めたら実行あるのみ!
 インプットとアウトプットはセットです。

 アウトプットとインプットをなぜ行うのか?
 自己成長、自己発展のために。
 答えはシンプルです。

 何事もテイカーからギバーへ。良いテイカーはいずれ良いギバーになります。
 正しいギブ・アンド・テイクはやがてギブ・アンド・ギブへとほぼ自動的に発展、昇華します。

 さあ、今日からブログを読んで(インプットしたら)、感想をコメント(アウトプット)しましょう。遠からず、皆さんがブログの発信者になってくださることを期待しています。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 誰もが偉人として生まれ、偉人になるための人生を生きていると、山歩は考えています。
 人間が夢と志を持って生きる存在であることは、このブログでも何度も書いてきました。
 山歩が考える「偉人」の定義は、「夢と志に生きる人」です。

 偉人になる秘訣(ひけつ)は、これもたびたび強調してきたことですが、成長欲求(自己実現欲求、自己超越欲求)を刺激し、成長欲求を主体にして生きることだと考えます。これが自立と共立の生き方です。
 自分を超えて、自分以外のもののために生きようとする、これが偉人の特徴ですね。

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 心が言葉や行動となって現れるわけですが、心はすなわち動機(=欲求)であり、これが行動を起こさせる原動力です。つまり、心の基準は動機の基準であり、動機の基準は欲求の基準であり、それは行動(アティチュード)の基準となるわけです。

 「人はやりたいことをやる存在である」
 「人はやりたくないことはやらない存在である」

 このことも過去のブログで何度か指摘してきました。

 偉人といわれる人たちが語った言葉、残した言葉には力があります。
 これは彼らの心の力であり、動機の力なのです。そしてその発せられ(残された)言葉を通して、私たちは偉人たちの心のエネルギーを受け取るのです。

 言葉は種となって私たちの心にまかれます。私たちの心の畑がその種を発芽させる状態であれば、きっと種を芽吹かせ、実を結ばせ、いずれ花を咲かせることになるでしょう。そして私たちも偉人の種をまく者とならなければなりません。これが行動であり、実践です。

 欠乏欲求を満たしてくれる言葉だけでなく、偉人を目指すなら、成長欲求を刺激する言葉と出合い、そのような言葉で自らを刺激すべきでしょう。

 偉人たちの生きた姿を知り、彼らが残した言葉を学ぶことは、子どもたちの成長に有効だと考えています。これが偉人伝を学ぶことの意義です。

 エンチャイルド奨学生たちもまた、偉人への道を歩いていると信じます。
 ピース・アドボケイトとは、言い換えれば、グレートな人間として生きるという意味でもあります。

 誰もが偉人になれます。偉人になりましょう。
 ギブ・アンド・ギブの生活、それが偉人の生き方です。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回も【1105】に続いて、「成功」について考えてみたいと思います。

 以下のような格言があります。

 「決意とやる気が、成功の度合いを左右する」
 Determination and motivation equal success.


 「決意+やる気=成功」は、アメリカ人がよく口にする言葉だそうです。
 日本においてはひと昔前の熱血サラリーマンのセリフのようでもありますが、この成功の公式、山歩は経験的には納得できるものがあります。

 確かに「決意」や「やる気」だけでは結果が出ないこともあるでしょう。
 決意が空回りしている、なんてこともありますね。

 一方、成功させなければならない理由や根拠が明確に理解できれば、決意ややる気はいっそう高まるものです。

 決意ややる気がなかったり、それが弱かったりするのに成功する、というケースはまれのようです。仮にあっても、そこから得られる喜びや感動は小さいものです。

 「成功」には「喜び」や「感動」が付きものです。喜びや感動の伴わない成功は、本当の意味での成功とは言えないのかもしれません。

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 いずれにせよ、何かを始めよう、何事かを成し遂げようとすれば、「決意」「やる気」は不可欠なのではないでしょうか。
 山歩も、目標やゴール設定をするときには、必ず決意モードへの切り替え、やる気スイッチのオンを必ず行うようにしています。そうしなければ、すぐにゴールを見失ってしまいますし、目標への達成意識を維持することは難しいものです。

 決意や、やる気といった、自分の中に湧いてくる意志の力を楽しむことも大切です。
 目標を持って歩む、ゴールを目指す、夢を持つ…。その実現のために情熱を傾け、誠意を尽くし、創意工夫をする、仲間たちと喜怒哀楽を共にする、それこそが幸福な人生を送る秘訣(ひけつ)なのかもしれません。
 
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 11月23日現在で177,000円(達成率59%)のご寄付を頂いています。ご支援くださった皆さま、心から感謝申し上げます! 残り7日です。目標額まで残り123,000円です。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 成功の秘訣は何だと思いますか?

 米国の思想家で哲学者、作家、詩人、エッセイストのラルフ・ウォルド・エマーソン(Ralph Waldo Emerson, 1803~1882)は、こう言っています。

 成功への第一の秘訣は自分への信頼である。
 Self-trust is the first secret of success.


 どう思いますか?

 成功したいなら、まず自分を信頼しなさい、自分はできるんだと信じなさい、ということですね。

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 では、自分を信頼し、自分はできるんだと信じられる自分になるためにはどうしたらいいのでしょう。

 実力を身に付ける?
 人よりもたくさんトレーニングをする?

 「根拠なき自信」がある人っていますよね。山歩もその一人、かもしれませんが…。
 自己肯定感の高い人ほど自信がみなぎっている感じがします。では、自己肯定感はどこから来るのでしょうか。その出発点は、自尊心や自己愛かもしれません。

 皆さんは自分のことが好きですか? 自分自身を誇りに思えていますか?
 親がわが子を「あなたは私の誇りだ」と言ったり、仲間に対して「あなたは私たちの誇りだ」と尊敬心を寄せたりするように、自分のことを誇りに思えるかということです。

 自尊心や自己愛は、自立心と密接に関係があると山歩は思っています。
 自分が自分を好きになる、自分が自分を褒める、自分が自分を誇る、なんていうのは、自分を客観的に捉えられている(=自立している)ということではないでしょうか。

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 自分が自分であることを自分自身がしっかりと認めること、それこそが自立への第一歩、大人への第一歩だといえます。

 人が人に成る。大人になることを「成人」と言いますね。
 人は成長するために生まれました。人は大人になるために生きているのではないでしょうか。

 大人とは、大きくなった人のことですが、何が大きくなったのでしょうか。
 それは「他者への愛」です。

 人が成長するというのは、自己を超えて、他者を意識するようになることです。
 自己を超えるためには、自己を確立しなければなりません。これが自立です。

 マズロー流に言えば、自己成長とは欠乏欲求(生理的欲求、安全欲求、愛と所属の欲求、承認欲求)を超えて、成長欲求(自己実現欲求、自己超越欲求)を中心に(主体に)生きるようになること、となるでしょう。自分を中心とする生き方から他者(対象)を中心とする生き方への転換ですね。

 利己から利他へ
 自己愛から共愛(共助、共生)へ
 自立から共立へ

 
 社会(共同体)で生きるということは、地球(自己)が自転しながら太陽(他者)の周りを公転しているようなイメージでしょうか。

 「成功への第一の秘訣は自分への信頼である」

 成功の秘訣は、自分を信じるように人を信じること、自分を愛するように人を愛すること、すなわち自立と共立に生きること。

 これが「ピース・アドボケイトでもあります。


 エンチャイルド動画リポート「ENCHILD NEWS & REPORT」もぜひご視聴ください。

ENCHILD NEWS & REPORT2022年11月15日号
ENCHILD NEWS & REPORT2022年10月15日・25日合併号
ENCHILD NEWS & REPORT2022年9月15日・25日合併号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 半年ほど毎日続けているのが、ウォーキング、歩くことです。
 一日10,000~12,000歩を目安に、平日は1時間ちょっと、休日は1時間半ほどウォーキングをします。

 われながらよく続いていると思います。
 始めた動機は「健康でありたい(I want to be healthy)」でした。
 運動不足解消、健康のため…。それは今も変わりませんが、毎日歩いていて感じるウォーキング、散歩の効能があることも続けられている要因になっています。

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 どんな効能か。
 心と体と頭の活性化(刺激:stimulation)です。

【体の活性化】 
 歩くことが健康に良いことはよく知られていることです。
 毎日歩く中で、体の中の循環作用が活性化されることを実感しています。
 よくいわれるように、ウォーキングを続けられれば健康(体力)を保ち、生活習慣病の予防になります。

【心の活性化】
 毎日いろんなことがあって心の空模様は毎日快晴とはいきませんよね。
 歩くことはストレス解消になります。前向きな(外に向かう)自分を取り戻すことができます。気分転換にもなり、心のリフレッシュができるのも歩くことの効能の一つです。
 大きな公園など、樹木や草花の多いコースを歩けば、自然界の循環作用に触れることができ、気分転換やリフレッシュの度合いが高まります。自然との触れ合いは、人間の心の健康に不可欠なものだと感じます。

【頭の活性化】
 これは心と体の相互作用(心身統一)があってこそもたらされるものかもしれませんが、歩くことで思考の回転率を高めることができると感じています。
 思わぬアイデアが浮かんできたり、前向きな発想が得られたりします。さまざまな出会い(出合い)や発見があることも、散歩やウォーキングの楽しみです。頭の活性化が得られることは、「歩くことは時間の浪費ではないか」という邪念を排除してくれます。

 歩くことは楽しい、のです。

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 心と体と頭の活性化(刺激:stimulation)は、生きる上で不可欠のものだと思います。
 「健康でありたい」という欲求は、「幸せでありたい」という欲求でもあります。
 自己が健康で、幸せであって(幸せを感じていて)こそ、他者を助け、幸せ(幸福感)を分かち合えるのではないかと思います。

 健康で前向きであってこそ、エンチャイルドの活動にも心と体と頭を投じることができます。

 今日も、歩く。そして、明日も。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 人の死ほど、不思議なものはありません。

 病気による死であれ、事故や事件に巻き込まれて命を失う場合であれです。

 エンチャイルドに関係するかたの中にもこの世を去った人々がいます。
 
 エンチャイルドの女子奨学生が二人、ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスの現地コーディネーターだったルース・コルテスさん、エンチャイルド・フィリピンの役員のネオ教授…、いずれも病死です。奨学生の家族で亡くなったかたも少なくありません。私がよく知っている女子奨学生はここ数年の中で両親を病気で亡くしています。新型コロナウイルス感染症で命を落としたかたがたもいらっしゃいます。

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マニラのアメリカン・セメタリー & メモリアル

 山歩も愛する家族を失った当時者の一人です。
 「なぜ?」という問いに対する答えを得ないまま、23年と6カ月が過ぎました。

 このたびの安倍元首相の死去に対してもまた、「なぜ?」という問いかけは続くことでしょう。

 人の死に対しては、100人いれば100通りの捉え方が存在するのではないかと思います。

 年老いたから死について考えるようになったというかたも多いでしょうし、それが普通なのかもしれません。しかし愛する人を失った者は、若年であったとしても、その死について問い続けるようになるでしょうし、その死と共に生きていくことになるのです。

 「死」という言葉を発することは、縁起でもない、とよく言われますし、「死」という文字は忌み嫌われる言葉の代表のようなものですね。

 しかし一方で「死」は、生きることへの本質的な意味を問いかけるものでもあります。
 時に「死」は、絶大な影響を歴史と社会にもたらすことがあるのです。

 イエス・キリストの言葉です。

 「一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる」(ヨハネによる福音書より)

 これもまた、一つの「死」に対する捉え方であり、人生の解釈です。
 死んで他を生かすことで、死を超えるということなのでしょう。人は誰でも死にますが、人生に生き方というものが存在するように、人の人生には死に方というものも存在するということです。

 人の死は、私に新しい生き方をもたらします。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日の続きで、成熟した人格について考えてみたいと思います。
 
 皆さんはどんな人間になりたいと考えていらっしゃるでしょうか。
 まあ、それは実際のところそれぞれでしょうけれど、この人間性、最高の人格について追求したのが米国のアブラハム・マズロー(1908~1970)という心理学者です。

 当時、心理学と言えば、精神分析でした。無意識とか過去のトラウマとか…を主に扱っていました。
 それに対抗する心理学として登場したのが行動主義心理学です。行動の予測と統制を研究の目標と考える心理学です。それに対して、マズローが構築した心理学は人間性心理学と呼ばれるものです。人間の内面の魅力を扱う心理学です。

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 マズローは「最高の人格」(自己実現をしている人間)の特徴として15項目を挙げています。
 以前も紹介したことがありますが、マズローの著書『動機付けと人格』(邦訳は『人間性の心理学』)から改めて引用します。

<1>現実をあるがままに認識できる。
<2>自己や他者、自然をあるがままに受容することができる。
<3>自発性、自然な心の動きに従って生きている。
<4>自分にあまり関心がない。問題中心である。我を忘れて大切な何かに取り組んでいる。
<5>孤独とプライバシーを好む。一人になって自分を見つめる時間を必要としている。
<6>自分が属している文化や集団から独立している。常識に染まり切っていない。
<7>毎日が日々新鮮な感覚に富んでいる。
<8>神秘体験や至高体験をしばしば体験している。白い光に包まれたりする神秘体験や、この上ない喜びに包まれる至高体験をほぼ毎日のように体験している。
<9>他者との深い結びつきを持っている。
<10>深い本質的な人とのつながりを持っている。
<11>民主的な人格構造を持っている。
<12>手段のために目的を犠牲にしていない。遠い未来、例えば10年後の目標のために今を犠牲にすることなく、一瞬一瞬を大切に現在充足的な生き方をしている。
<13>敵意のない人を傷つけないようなユーモアをよく使う。
<14>創造性がある。
<15>自分が属している特定の文化を超えている。慣習を超えたところで生きている。


 さらに、晩年の著作『人間性の最高価値』では、次のような13の特徴を挙げています。

(1)正義をもたらすことを喜ぶ。
(2)名声や栄誉を求めない。
(3)他者から愛されることを必要としない。
(4)現実離れしていない。
(5)現実的な成功を求める。
(6)世界をあるがままに愛し、その改善に努める。
(7)人間も自然も社会も改良できると信じている。
(8)子どもが好きである。
(9)子どもの成長に喜んで協力する。
(10)自分が幸運であることに感謝している。
(11)神秘的な体験や未知のものへの挑戦に魅せられている。
(12)すべての人が自分の可能性を最高に伸ばすチャンスを持つべきだと信じている。
(13)若者の自己実現に喜んで力を貸す。


 いかがでしょうか。
 皆さんは、いくつ当てはまりますか。

 どんな大人になりたいのか。
 どんな人間になりたいのか。
 どんな自分を実現したいのか。

 『人間性の最高価値』からマズローの言葉を引用します。

 自己実現しつつある人々は、一人の例外もなく、自分の外にある目標、すなわち自分自身以外の何かに従事している。彼らは何事か(中略)お召し、あるいは天職と言われるものに専念している。彼らは、運命が呼びかけてくるところに従って働き、働くものが愛するものになるので、彼らにおいては労働と喜びの二分法は消滅している。ある人は生涯を法律に捧げている。また、ある人は正義に捧げている。さらにまたある人は、美や真理に捧げている。

★注:青文字部分の引用元は、いずれも『「本当の大人」になるための心理学』(諸富祥彦 著/集英社新書)

 山歩にとっては、「エンチャイルド」が天職(魂のミッション、人生の使命)の一つだと思っています。
 あなたの天職は何ですか?

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 5月21日(土)午後4時から「ENCHILD日比オンライン交流会」を開催いたします。2022年度最初の日比交流会です。フィリピンのエンチャイルド奨学生、現地スタッフとの交流の時間となります。
 
 どなたでもご参加いただけます。参加ご希望のかたは、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)まで、ご一報ください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 詩についてはこれぐらいにしますが、次の話題に移る前に文学系のネタとして、小説の話を少しだけさせてください。

 皆さんは、今住んでいる家とは別に、「実家」はありますでしょうか?
 実家には、今も若い頃に使っていた部屋がそのまま残っているよというかたもいらっしゃるでしょうね。

 山歩の故郷の実家にも山歩が高校を卒業するまで使っていた部屋がほぼそのまま残っています。
 そこには10代の頃に読んだ本や聴いていたレコードやカセットテープたちが、使えなくなったプレーヤーとともに置いたままです。当時、受験勉強もそこそこに深夜番組ばかり聴いていたラジオ付きカセットテープレコーダーも。

 携帯電話もスマホも、そしてインターネットもYouTubeも、そもそもタブレットもPCもなかった時代。
 授業と部活以外、帰宅してやることと言えば、テレビを見る、本や漫画を読む、レコードを聴く、ラジオのエアチェックを楽しむことぐらい。

 先日ゴールデンウイークに帰省した折、高校生の私の部屋から小峰元(1921~1994)の文庫本10冊を自宅に持ち帰りました。

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最下段右端は最近購入した復刊版

 青春ミステリー小説の元祖、小峰元氏の小説が出版された時期、山歩は10代でした。小学校の中学年の頃から探偵小説にはまり、江戸川乱歩の少年探偵団、怪人二十面相、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ、モーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンなどを読み漁っていました。

 少年探偵団の小林少年の活躍にワクワクしていた小中時代、小峰氏の学園もの推理小説に夢中になっていたのが中高時代です。

 遅ればせながら、ここ数年は、宮部みゆきや東野圭吾の小説をよく読んでいます。いろんな小説を読んできましたが、やはり山歩は推理小説やミステリー小説が好きなのです。
 小峰元が江戸川乱歩賞を受賞した『アルキメデスは手を汚さない』の復刊版(2006年)の帯に東野圭吾さんのコメントが載っています。
 「この小説との出会いが、本嫌いだったバカ高校生の運命を変えた」

 東野圭吾さんが高校生だった頃、山歩は中学生。東野さんのような後の大作家と同じ時代に同じ本を読んでワクワクしていたと思うと、思わずうれしくなってしまいます。
 そんなこともあって50年近く前に出合った小峰元の本を読み返そうと思ったわけなんですね。

 歴史は繰り返すといいますが、私たちの人生もまた歴史です。
 果たすべき夢、担うべき使命(ミッション)があれば、運命は再びその機会を与えるのかもしれません。
 目の前にビジョンがあるなら、何歳になっても、そこに向かって行動を起こすべきだと考えます。

 小説はエンターテインメントの一つとして楽しめればそれで十分という考え方もありますが、「在るもの」と「ないもの」を鮮明に描き出すことのできる文学や芸術の持つ可能性はそればかりではないでしょう。

 子どもたちの教育や国際協力の分野に文化の力は不可欠です。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 文学や芸術は何をもたらすのか。
 文学や芸術は果たして私たちの生活に必要なものなのでしょうか。
 なくてはならないものなのでしょうか。

 山歩はなくてはならないものだと考えます。
 「在る」ことを、どこまでも肯定してくれるもの、それが文学であり芸術なのかもしれません。

 さて、何事も3回、というわけで、今日も詩を紹介します。
 まど・みちお(1909~2014)の詩です。
 まど・みちおは「やぎさん ゆうびん」の詩で有名ですね。

 リンゴ

 リンゴを ひとつ
 ここに おくと

 リンゴの
 この 大きさは
 この リンゴだけで
 いっぱいだ

 リンゴが ひとつ
 ここに ある
 ほかには
 なんにも ない

 ああ ここで
 あることと
 ないことが
 まぶしいように
 ぴったりだ


 Apple

 I set an apple
 here

 the apple's space
 is filled,
 brimming with just
 this apple

 one apple, itself
 here, singular
 and enough,
 nothing extra
 
 what's here
 and what isn't
 fit together
 so perfectly
 they dazzle

 いかがでしたか?
 皆さんはこの詩を通して何を感じるでしょうか。
 何が見えてきたでしょうか。

 「在る」ことに対する絶対肯定感。
 「在る」ことは、それだけですでに完全であり、完璧であるということ、ですね。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 13日の金曜日。
 昨日に続いて、今日も詩を紹介したいと思います。

 山歩は大学に3度通った経験があります。
 最初の大学生活では文学を学びました。2度目は1年ほど語学留学(海外逃亡?)。3度目は法律や国際政治を勉強しました。

 文学で世界は変えられないとの思いに至って失望のまま途中下車。海外放浪の旅を経て、一時は法律や政治の力ならもしかして社会を変えられるのでは、との考えも巡らせましたが、道半ばで前線を離脱、そして国際協力の道へ…。

 いずれの道のりも中途半端で終わった感は否めませんが、どの分野も改めて学び直したいという思いはあります。山歩は、生涯、学生気分なのかもしれません。

 特に10代の頃に抱いていた文学へのあこがれは強く、山歩の心からついに消えることはありませんでした。今になって再び文学の持つ可能性に懸けてみたい思いを抱くようになりました。


 さて、今日ご紹介する詩のタイトルは「世界がほろびる日に」。作者は、石原吉郎(1915~1977)です。

 随分以前に書かれた詩ですが、2022年の今日を生きる誰もが書きたくなるようなタイトルではありませんか。

 その中身はと言えば、思わず「なるほど、そうだ、そうだ」と、100%共感してしまいます。


 世界がほろびる日に

 世界がほろびる日に
 かぜをひくな
 ビールスに気をつけろ
 ベランダに
 ふとんを干しておけ
 ガスの元栓を忘れるな
 電気釜は
 八時に仕掛けておけ


 On the Day the World Ends

 On the day the world ends
 don't catch cold,
 and watch out for the flu.
 Don't forget to air out
 your bedding on the balcony.
 Make sure the gas is turned off.
 Set the timer on your rice cooker
 for 8:00 a.m.


 ※『日本の名詩、英語でおどる』(アーサー・ビナード/みすず書房)


 世界が滅びる日にも、私は健康のことを気にしているし、寝ること、食べることを忘れていません。
 そうです。世界が滅びようと、私は生きたいのです。生きるべきなのです。

 人間は案外強いもの。しぶとい生き物です。何度滅びてもまだ生きている。

 どうせ生きるのだから、殺すことも、死ぬこともやめようじゃないか、と思いませんか?

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 高田敏子(1914~1989)の詩、「水のこころ」の引用しましょう。

 水のこころ

 水は つかめません
 水は すくうのです
 指をぴったりつけて
 そおっと 大切に――

 水は つかめません
 水は つつむのです
 二つの手の中に
 そおっと 大切に――

 水のこころ も
 人のこころ も

 
 Water Ways

 You can't snatch water
 Water needs to be scooped
 by fingers held together
 in close accord, uplifting with care.

 You can't snatch water
 Water needs to be enfolded
 by two palms cupped together
 in close accord, uplifting with care.

 Water is that way, and so
 is a person's heart.


 ※『日本の名詩、英語でおどる』(アーサー・ビナード/みすず書房)


 この詩を読んだ皆さんの感想は?
 水を大切にしよう、人の心を大切にしよう、と思いましたか?

 心を水に例えてみる。
 目に見えない心が見えてきそうです。
 きれいな水、きれいな心。
 水に生かされているように、私たちは人の心に生かされています。
 水はつながっている。こころもつながっている。
 水を大切に。心を大切に。命を大切に。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日は、モチベーションの話題から、なぜか宮沢賢治の「雨にも負けず」の詩を紹介することになりました。
 今日になってふと思い出したのが、高村光太郎の「道程」という詩。
 
 高村光太郎は、1945年5月、岩手県花巻町(現在の花巻市)に疎開しています。その疎開先は、宮沢清六という人物の家。宮沢清六は宮沢賢治の弟で、その家は賢治の実家だったそうです。

 宮沢賢治に呼ばれて高村光太郎を思い出してしまったのかもしれません。

旅人

 「道程」については、「雨にも負けず」と同様、ご存じのかたも多いことでしょう。 

 以下のような短い詩です。


 「道程」
 高村光太郎

 僕の前に道はない
 僕の後ろに道はできる
 ああ、自然よ
 父よ
 僕を一人立ちにさせた廣大(こうだい)な父よ
 僕から目を離さないで守る事をせよ
 常に父の気魄(きはく)を僕に充たせよ
 この遠い道程のため
 この遠い道程のため


 光太郎の「道程」は、人間の世代間のつながりと自立をテーマに書かれた詩であると思います。

 人は親から生まれ、いずれその親から離れて、道なき道を自らの力で進んでいかなければなりません。

 父からの独立。独立は自立なくしてはできません。
 親の責任と子の責任。自立への責任です。
 この両者の責任が共になされなければ自立への道はありません。

 「ああ、自然よ」という一節は、日本人の魂には響きますね。

 英訳は、『日本の名詩、英語でおどる』(作者:アーサー・ビナード 出版社:みすず書房)中から引用させていただきます。

 Journey

 No path lies before me.
 As I press on, behind me a path appears.
 Nature, my father, you
 who made me walk on my own,
 boundless father,
 don't turn away, but keep watch over me.
 Fill me always with your strength
 for the long jorney ahead,
 for the long jorney ahead.


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ENCHILD

  


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  4月、ご入学の皆さま、おめでとうございます。

 やる気満々で、希望と大志を抱いて新しい出発をされたかたも多くいらっしゃることでしょうし、不安と心配を抱えながらのスタートをされたというかたもいらっしゃるでしょう。

 いずれにせよ、新年度の幕は切って落とされました。

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 さて、今日は「やる気」について少しお話ししてみたいと思います。
 「やる気」を「モチベーション」と言い換えてもいいかもしれません。

 モチベーションをいかにコントロールできるかどうかが、私たちの行動の在り方を左右するものとなります。

 この1年の目標や計画を立てたかたも多いことでしょう。
 その目標を達成できるかどうかに対しても大きな影響を与えるのがモチベーションの問題です。

 デジタル大辞泉ではこう記しています。

モチベーション(motivation)
1 動機を与えること。動機づけ。
2 物事を行うにあたっての、意欲・やる気。または、動因・刺激。

 モチベーションもまた、外発的なものと内発的なものがあります。

 外発的なモチベーションとは、外から与えられ、外からの刺激を受けて生じてくるやる気や意欲です。
 内発的なモチベーションとは、内側から湧いてくるもの、自ら主体的に獲得したやる気や意欲です。

 外発的なものだけに頼っている(依存している)と、それがなくなったとたんにやる気はあっという間に失せてしまいますし、意欲も減退していきます。

 内発的なものは一種の自家発電ですから、外からの影響に左右されず、光り続け、動き続けることができます。
 
 とはいえ、現実には、両面が必要ですね。

 しかしながら、外発的なものは補足的なものであり、主体は内発的なものであるという位置付けは重要な視点です。

 成長するということ、大人になるということは、内発的なモチベーションを自ら維持し続けられる人間になるということだと考えるからです。

 私たちが精神的に(=心が)自立した状態を目指そうとすれば、持続可能な内発的なモチベーションを獲得しなければなりません。

 評価されなくても、無視されても、自発的であり続けられる、ある意味で強靭(きょうじん)な精神をいかに持てるかが人生の目標とすべきことではないか、ということです。

 山歩はその極意を、宮澤賢治の、あの有名な詩の一編に見いだします。

---

「雨にも負けず」(現代語訳)

宮澤賢治

 雨にも負けず
 風にも負けず
 雪にも夏の暑さにも負けぬ
 丈夫な体を持ち
 欲は無く
 決して怒らず
 いつも静かに笑っている

 一日に玄米四合と
 味噌と少しの野菜を食べ
 あらゆることを
 自分を勘定に入れずに
 よく見聞きし分かり
 そして忘れず

 野原の松の林の陰の
 小さな萱(かや)ぶきの小屋にいて
 東に病気の子どもあれば
 行って看病してやり
 西に疲れた母あれば
 行ってその稲の束を負い
 南に死にそうな人あれば
 行って怖がらなくてもいいと言い
 北に喧嘩(けんか)や訴訟があれば
 つまらないからやめろと言い

 日照りの時は涙を流し
 寒さの夏はおろおろ歩き
 みんなにでくのぼーと呼ばれ
 褒められもせず
 苦にもされず

 そういう者に
 私はなりたい

---

Ame ni mo makezu 
(雨ニモマケズ, 'Be not Defeated by the Rain')

by Kenji Miyazawa


Unbeaten by the rain
Unbeaten by the wind
Bested by neither snow nor summer heat
Strong of body
Free of desire
Never angry
Always smiling quietly

Dining daily on four cups of brown rice
Some miso and a few vegetables
Observing all things
With dispassion
But remembering well

Living in a small, thatched-roof house
In the meadow beneath a canopy of pines
Going east to nurse the sick child
Going west to bear sheaves of rice for the weary mother
Going south to tell the dying man there is no cause for fear
Going north to tell those who fight to put aside their trifles

Shedding tears in time of drought
Wandering at a loss during the cold summer
Called useless by all
Neither praised
Nor a bother

Such is the person
I wish to be


From Wikipedia, the free encyclopedia
  (Redirected from Ame ni mo Makezu)


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ENCHILD

  

 
 

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