こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
大学生奨学生(Global Youth Model)の大学生としての抱負メッセージの紹介は今日はお休みにして、今回はコーヒーブレイク・タイムにしたいと思います。
11月6日(土)、本日JICA地球ひろばを会場に行われた「第6回 国際協力・ソーシャルビジネス アジアカンファレンス2021」(主催:NPO法人ユニカセ・ジャパン)にエンチャイルドの事務局メンバー3人で参加してきました。
オンライン・オフライン同時開催のイベントでしたが、オンライン参加ではなく、久しぶりのオフラインでのイベント参加となりました。
いつも学びの多い同カンファレンスですが、山歩について言えば、やはり主催者の中村八千代さん(NPO法人ユニカセ・ジャパン理事長)のお話をお聞きするのを楽しみに参加しているという感じです。若い、大学生の皆さんの発表も素晴らしかったです。
中村さんはフィリピンをフィールドに活動していらっしゃる点でエンチャイルドとの共通点があります。フィリピン・マニラのユニカセ・レストランにも何度も訪問させていただきましたし、そのたびに中村さんのプレゼンをお聞きしました。ユニカセ・レストランでは現地の青年スタッフの皆さん、インターンシップの日本人大学生の皆さんとも触れる機会も持たせていただきました。
今回の中村さんのお話の中で印象に残ったのは、「COLLECTIVE IMPACT(個性の強みを共有することで「共創の未来を拓く」)という内容でした。エンチャイルドの自立―共立論の考え方にも通じると思いました。また「主観的に感じ、客観的に判断する」ことのバランスが大事、というお話も共感しました。
短い時間ではありましたが、久しぶりにエンチャイルド以外の国際協力団体さんの活動に接して、刺激も受けましたし、いろいろとヒントを頂く時間となりました。
主催者の皆さま、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
ところで、突然ですが、「縄文」の話を少し。
山歩が縄文マニアであることはご存じだと思います。
ではなぜ、たびたびエンチャイルドの文脈で縄文の話をするのか?
それは、「国境を超えた家族愛」で生きていた元祖のような存在が「縄文人」だと考えるからです。
縄文について知れば知るほど、彼らは「家族共同体」という価値を大切にしていたということを感じますし、彼らは想像以上に実際的に「グローバル」に生きていたということが分かってきます。
当時の彼らにはもちろん「国境」という概念も「グローバル」という概念もなかったことでしょう。ですから、あくまで現代的な感覚での解釈になるわけですが、縄文人はピース・アドボケイトであり、グローバル・(ユース)・モデルであり、8エレメントに生きていた、と言えるのです。
NPO法人エンチャイルド設立当時から、山歩は「“エン”が世界を救う」というタイトルでたびたびミニ講演を行い、縄文への考察をお話しさせていただきました。10年が過ぎた今も、縄文から学ぶことは多く、またそれは現代(社会)的に意義のあることだと考えています。
今後も時々、エンチャイルドの文脈の中で「縄文」について話題にしてみたいと思っています。あしからず。
★ただ今、クリスマス・プロジェクト取り組み中です。よろしくお願いいたします★
コメント
コメント一覧 (4)
やりがい、生きがい、大事ですよね。
「やりたいからやる」。これに尽きるかなと…。
そうなるまでには結構悩んだり、葛藤したり、するんですけどね。
いずれにせよ、日々是勉強、日々是鍛錬、ですね。
地球村山歩
がしました
「可視化」いいですね。
国境を超えた家族愛の絆をぜひ可視化していきましょう!
地球村山歩
がしました
コロナ禍でユニカセが取り組んでいる再生への挑戦は力強いです。
エンチャイルドも長年フィリピンを直接訪ねてきた実績と記録、最近のオンラインの共有交流会の試みに改めて意義を確認しました。歩みを可視化していけるよう努めたいと思います。
地球村山歩
がしました
私も大変刺激を受けました。
中村さんのプレゼンの中で、ユニカセの強みは「現場を知っている」ところですといった内容がありましたが、エンチャイルドの強みもまさにそこ(支援先フィリピンの子どもたちの教育事情など)だなと思いました。
コロナ禍の中、挑戦し続けるユニカセさんに刺激を受け、自分もこうした海外協力、社会教育事業に対してのやりがいを再確認しました。
地球村山歩
がしました