こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
12月22日、今日は「冬至」です。
北半球では一年のうちで昼が一番短い、つまり夜が一番長い日です。
明日からまた少しずつ、昼が長くなって一年が流れていくんですね。
さて、クリスマスの日まで、今日から数えてあと3日となりました。
ご存じのとおり、フィリピンはキリスト教の国です。カトリックとプロテスタントを合わせれば、国民の90%がキリスト教徒です。
エンチャイルド奨学生たちもほぼ100%がクリスチャンです。
ブログの寄稿やニュースレターで掲載された文章を読んでいただいてもお分かりのとおり、彼らは敬虔かつ熱心なクリスチャンです。
クリスマスはフィリピンの人々にとって一年の中で最大のイベントです。9月から年明けまでそのムードは続きます。「世界で一番クリスマスが長い国」がフィリピンです。
昨年のクリスマスの時期と比べれば、コロナ禍の影響は小さくなっているかもしれませんが、台風被害もありましたし、長期にわたる外出規制や在宅学習中心の生活の中で、子どもたちは内外の試練にまみれた一年を過ごしてきました。
エンチャイルドは長年、国際協力活動を行う民間団体として、フィリピンの子どもたちのために教育支援を行ってきました。
私たちは、経済的支援、交流を通じた共育支援(精神的支援)の両輪による教育支援として、できることの精いっぱいをやってきたつもりです。
しかし同時に、受益者である彼らの背後には、そして彼らの心の中にはいつも神が共にあり、イエス・キリストへの信仰心によって与えられた霊的恩恵、霊的支援があるということを感じてきました。
とりわけ今回の未曽有のパンデミックによる試練は、霊的な支援なしには超えられないのではないかと思うほどです。
そのことは、奨学生たちの寄稿文を読んでいただければ、誰もが感じることでしょう。
祈りの力を信じたいと思います。霊的な支援を受け入れたいと思います。
このクリスマスの時期に、改めて世界の子どもたちが試練を乗り越えて、より強く健やかに成長できるよう、祈りたいと思います。
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