こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
きょうは山歩のひとり語りにお付き合いください。
苦節22年、山歩は1999年以来、「国際協力」という分野に片足を突っ込んで生きてきましたが、この分野の広報をすることはつくづく難しいものだと感じています。
とはいえ、海外教育支援事業が継続できているのは、長期にわたって応援してくださっているかたがいらっしゃるからこそであり、支援者の皆さまには感謝の思いしかありません。ありがとうございます!
実際のところ、支援者数はある時期をピークに年々減少しています。
減少を食い止め、願わくは右肩上がりの「支援の輪」拡大といきたいところですが、現実は甘くないのです。
多くのかたに関心を持っていただくために、あの手この手で広報PRに努めてきましたが、力量不足、センスの問題もあるのでしょう。広報担当、地球村山歩、万事休すか…。ここに来て、発想の大転換をしなければならないと切実に考えさせられております。
それは「文化戦略」。
歌手のさだまさしさんの名曲に『風に立つライオン』という歌があります。
ご存じのかたも多いことと思います。
さだまさしさんの歌はストーリー性のある曲が多いですね。一曲聴けば、一つの物語を聞いたのと同じ感覚になります。
『風に立つライオン』も同様、一人の医師が身を投じてアフリカの人々のために生きる姿を描いた、聴く者の魂を揺さぶる楽曲となっています。
『風に立つライオン』は後にさだまさしさん本人によって小説化されました。さらに映画にもなりました。
『風に立つライオン』は歌でも小説でも映画でも、多くの人々に影響を与えました。この歌を聴いて、この小説を読んで、この映画を観て、国際医療やへき地医療を行う医者や看護師を目指したという人も少なくないのです。実際に、作品の主人公(登場人物)のような生き方を選択をした人々もいます。
『風に立つライオン』は一つの社会的なムーブメントを起こした作品だといえます。
山歩もこの歌を何度も聴き、小説を読み、映画も観ました。
歌や小説、映画の持つ伝達力、影響力は決して小さいものではありません。
人の生き方を変えてしまう力を持っていますし、社会を動かす大きなエネルギーを秘めています。
そこで山歩は考えました。
エンチャイルドの経験をテーマに歌を作ろう、小説を書こう、映画を制作しよう!と。
何を寝言を言っているのか、という声が聞こえてきそうですが、故人で登山家の栗城史多氏はこう語っています。
「できるか、できないかではなく、やりたいか、やりたくないか」
彼はあるインタビューに答えて、「夢が叶(かな)う」の「叶」という文字は10回口に出していう意味だ、とにかく実現したい夢を何度も口にすることだ、と語っています。
秘めたる思いも、語ることで、宣言することで、実現の可能性が高まるということは腑(ふ)に落ちます。
この指とまれ!です。大きな夢であればあるほど仲間が集まってくるかもしれません。類は友を呼ぶのです。声を上げなければなりません。アウトプット(情報発信)しなければなりません。
少なくとも自分自身に対して言い続けなければ、夢や志などというものは生まれようもないということです。
人はやりたいことをやる、やりたくないことは決してやらない、というのが山歩の人生の悟りの一つでもあります。
心(動機)の成長と人生の価値は相関関係にあると思っています。
というわけで、自らの心の成長を止めず、夢と志を持って生きる人生を諦めなければ、必ずそれは叶う、実現すると信じます。
2022年を山歩の創作活動元年にするぞ~!
☆台風22号被災者支援プロジェクト2022実施中(1月31日まで)☆
ご協力いただけるかたはinfo@enchild.orgまでお知らせください
振込先情報は以下のとおりです
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② 他金融機関からの振込先
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コメント
コメント一覧 (3)
きっと夢が叶うように応援しています。
夢をありありと描く事で、夢が叶いやすくなるようですね。良い縁に恵まれて、協力して下さる方が現れますように。
地球村山歩
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地球村山歩
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いま、『風に立つライオン』を聞きながら書いています。
確かにこの歌、情景が浮かび、想像力がかきたてられる歌でイイですね!
そして、創作意欲に湧き立つ山歩さんの宣言、すばらしいと思います。だからエンチャイルドの数百人の子どもたちにもインスピレーションを与え続けることができるのだと思います。
地球村山歩
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