こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
今日は「読書」について話してみたいと思います。
「読書」は、食事と一緒だと思います。
食べたいから食べるように、本は読みたいから読み、おいしいから食べるように、楽しいから読むのが読書であってほしいと思っています。
実際、おいしくない物は食べたくないように、「面白くない」と読まないですよね。
「読書」は、人と人のコミュニケーションと一緒だと思います。
本と仲良くなれないと読書はなかなか進みません。
本との友情を感じるような読書、本との出合いは人生の貴重な財産となるでしょう。
本は人なり。本は人が作ります。
「読書」は、社会貢献と一緒だと思います。
本を読むことは誰かを助けること、誰かを支援することだと思います。言い換えれば、誰かを助けるために、誰かをサポートするために本を読むのです。
読書というインプット、読書で得られたもの(知識や知恵)を行動を通してアウトプットしましょう。
フィリピンの学校を訪問した時、図書室に本が少なかったという記憶が今でも強く残っています。
子どもたちのたくさんの本と触れ合ってほしいな、本を好きになってほしいな、たくさんのおいしい本と出合ってほしいなと思います。
いつかフィリピンの子どもたちに本をプレゼントするプロジェクトがしたいなと思っています。
読書が苦手という人は、読書会に参加してみるのいいかもしれません。
読書会といっても難しいものではありません。
それぞれが読んだ本の感想を共有する読書会もありますし、同じ本を読んで(あるいはその場で朗読会をして)感想を共有するという読書会もあります。
一人で読むもよし、何人かで集まって読書をするもよし、です。
電車やバスの中で本を読む、トイレの中で読む(長くなって他の人の迷惑にならないようにご注意を)、待ち合わせの時間に読む、休憩時間に読む、寝る前に読む、仕事に読書を組み込む、などなど。いろんな状況の中での読書があります。常に2、3冊携帯して、読みたいなと思う本を取り出して、ページをめくってみましょう。
読書はまず本を選ぶところから、そして表紙を眺めながらページを開く。本のタイトルをじっくりと読んでみましょう。目次があれば、目次も読んでみましょう。作者のプロフィールを読んでみましょう。帯の推薦文も読みましょう。
線を引きながら読むもよし、声を出して読むもよし、読書ノートを付けるもよし、そしてプレゼントで本を贈るもよし、です。
おいしい本と楽しく付き合いながら、人生を豊かで楽しいものにしましょう。
3月もよろしくお願いいたします。
【ENCHILD INFORMATION】
エンチャイルド事務局プロデュースで、3月中旬ごろからパイロット版「エンチャイルド日本語教室プロジェクト」を実施する予定です。生徒は、エンチャイルド・フィリピンのキアノ・ロメロ事務局長(フィリピン人、男性)です。いずれエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン日本語教室を開講したいと考えています。
日本語のできる現地(フィリピン側)エンチャイルド関係者が増えることは教育支援事業を進める上で大変プラスとなります。
つきましては、日本語を教えてくださるかた、「日本語の先生」を募集いたします。
★募集期間【2月13日~3月13日】★
コメント
コメント一覧 (1)
かばんの中に持ち歩いている本がなかなか進みません。まだ親しい友達になれていないのかもしれません。
「誰かをサポートするために読む」「常に2、3冊携帯してみる」
自分にはなかった読書の視点を学びました。
地球村山歩
がしました