こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
高田敏子(1914~1989)の詩、「水のこころ」の引用しましょう。
水のこころ
水は つかめません
水は すくうのです
指をぴったりつけて
そおっと 大切に――
水は つかめません
水は つつむのです
二つの手の中に
そおっと 大切に――
水のこころ も
人のこころ も
Water Ways
You can't snatch water
Water needs to be scooped
by fingers held together
in close accord, uplifting with care.
You can't snatch water
Water needs to be enfolded
by two palms cupped together
in close accord, uplifting with care.
Water is that way, and so
is a person's heart.
※『日本の名詩、英語でおどる』(アーサー・ビナード/みすず書房)
この詩を読んだ皆さんの感想は?
水を大切にしよう、人の心を大切にしよう、と思いましたか?
心を水に例えてみる。
目に見えない心が見えてきそうです。
きれいな水、きれいな心。
水に生かされているように、私たちは人の心に生かされています。
水はつながっている。こころもつながっている。
水を大切に。心を大切に。命を大切に。
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コメント
コメント一覧 (1)
この詩を読むと、優しい気持ちになりますね。
人の心を、手ですくうように、手で包むように扱っているのかと問えば、恥ずかしくなります。
地球村山歩
が
しました