こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
エンチャイルドは利他主義の立場を取っていますが、利他的であることを道徳的に押し付けるつもりはありません。
人は誰でも生まれたばかりの時は自己中心であり、利己的です。欲求論から見ても、人間は基本的に自己を維持し、自己を守ることを優先します。
人間の成長とは何なのでしょうか。
昨日のブログで取り上げた「共依存者」に関する説明を借りれば、子どももまた、「自己と他者との区別が曖昧な世界観のもとで暮らしている」し、「他人の感情と自分の感情とをはっきり区別することができないという自己中心性」で生きています。だから親(特にお母さん)の愛情を巡って「嫉妬深い」し、「他人への支配欲を強める」傾向があるというわけです。
しかし子どもたちがそのままの状態で大人になってしまうと大変です。社会は共依存者だらけになってしまい、偽の親密性による共同体を形成してしまうのです。それでは真の幸福も真の平和も得ることはできないでしょう。
人間は、自己中心の存在から他者中心の存在に「成長」していかなければなりません。つまり、自己と他者との区別ができ、他人の感情と自分の感情とをはっきり区別することができるような「自立心」を持つようにならなければならないということです。そのように「成人」した人々の関係性が「共立」です。
「子ども」は自己中心的で、利己的です。欠乏欲求が中心です。
しかし人は成長しなければなりません。自己と他者との区別ができるようになり、他者の感情を理解することができる自己超越的で利他的な存在にならなければなりません。これが人格的に成長する、人に成るということの意味です。
しかし子どもたちがそのままの状態で大人になってしまうと大変です。社会は共依存者だらけになってしまい、偽の親密性による共同体を形成してしまうのです。それでは真の幸福も真の平和も得ることはできないでしょう。
人間は、自己中心の存在から他者中心の存在に「成長」していかなければなりません。つまり、自己と他者との区別ができ、他人の感情と自分の感情とをはっきり区別することができるような「自立心」を持つようにならなければならないということです。そのように「成人」した人々の関係性が「共立」です。
「子ども」は自己中心的で、利己的です。欠乏欲求が中心です。
しかし人は成長しなければなりません。自己と他者との区別ができるようになり、他者の感情を理解することができる自己超越的で利他的な存在にならなければなりません。これが人格的に成長する、人に成るということの意味です。
社会教育の目的は、社会的存在(共立的存在)としての人間を育成することです。
それ故、エンチャイルドは欠乏欲求よりも成長欲求(存在欲求)を刺激する(引き出す)社会教育プログラムとしてのピース・アドボケイト(平和の提唱者、推進者)教育を推進し、利己的な生き方から利他的な生き方への転換を目指すのです。
現在取り組んでいる、エンチャイルド奨学生たちの「クリスマス・プロジェクト企画コンテスト」もまた、ピース・アドボケイト教育の一環として行われているものです。
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エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?
エンチャイルド奨学生たちによる企画プレゼン発表会の第2弾が11月6日(日)午後3時より開催されます。オンラインでの開催です。マニラ首都圏地域からエントリーしている4チームが発表予定です。エンチャイルド奨学生たちの夢と志を応援してください! 皆さまのご参加、お待ちしております。
参加ご希望のかたは、info@enchild.org までお問い合わせください
日本側としては、エンチャイルド奨学生たちのクリスマス・プロジェクトを経済面で応援したいと思っております。30万円を目標にファンドレイジングに取り組んでおります(期間延長:2022年11月24日まで)ので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします!
11月4日現在で134,000円(達成率45%)のご寄付を頂いています。ご支援くださった皆さま、心から感謝申し上げます!
11月4日現在で134,000円(達成率45%)のご寄付を頂いています。ご支援くださった皆さま、心から感謝申し上げます!
★ご寄付はコチラからお願いいたします★
【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
口座名称 NPO法人エンチャイルド
※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。
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現在、エンチャイルド奨学生たちを対象とした「クリスマス・プロジェクト企画コンテスト」が進行中です。ピース・アドボケイト社会教育プログラムの一環として行っている取り組みです。
日本側としては、下記のように、エンチャイルド奨学生たちによるクリスマス・プロジェクト企画を経済的な面から援助してまいります。ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
コメント
コメント一覧 (3)
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自己と他者との区別ができ、他人の感情と自分の感情とをはっきり区別することができるような「自立心」を持つようにならなければならないということです。
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さりげなく書かれているのですが、区別できるようになり、さらに自分の気持ちも認めるし、相手の気持ちも認め、違っていても、認める。
そこから同じ目標やビジョンに向かっていけるスタートラインにたてるんだなとしみじみ感じました。意外とこの「自分と他者を区別する」ことも大切だし、さらに「違っていても相手のありのままを受け止める」ことがさらに現実難しい時があったりして…
あらためてこうして言葉にしていただいて、う~ん深いなぁと思いました。
地球村山歩
がしました
自立の意味をより一歩掘り下げて理解できたような気がします。ありがとうございます!
地球村山歩
がしました
エンチャイルドが取り組んでいることの「社会的意義」がよく見えてきます。
地球村山歩
がしました