こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
今日はカロオカン市のMLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生、ジェシリー・アピンさん(20歳、フィリピン工科大学2年 心理学専攻)の大学生としての抱負メッセージをお届けします。
多くのエンチャイルド奨学生たちが大学進学を目指し、実際に大学生となって勉学に励んでいます。しかし現実には、時に思いどおりにいかないこともありますよね。失敗と挫折を繰り返しながらも、それでも諦めず、彼らは前に進もうと彼らは日々奮闘しています。
皆さん、物心共の応援よろしくお願いいたします。
翻訳は、サポーターの山本さんにご協力いただきました。
山本さん、いつもありがとうございます!
大学1年生を終えたばかりで、まだまだ先は長い状況です。もし私が次の学年を修了することができれば、あと3年で心理学の学士号を取得できます。しかし、修了できなかったとしたら、私は死んでしまうかもしれません。
冗談はさておき、大学とは本当に大変な場所です。新入生時代にも経験しましたが、バケツいっぱいの涙と挫折を伴うのが大学生活であり、多くの努力が必要です。もし、オンライン授業がさらに続くようであれば、大学生活は私が元々想像していたものとは随分異なるものになるでしょう。
多くの人が、高等教育とは教育において重要な段階だと言います。私は高等教育を受けることをとても楽しみにしていました。親からのプレッシャーも、自分への期待も無視して、ただ勉強すればいいと思っていました。
私は、大学で要求されることを取り組んでいけば期待を成し遂げることができると考えていました。
しかし、私には継続して給付してほしい奨学金があること、そしてかなえたい夢もあるという立場を忘れていました。
私は大学生活での目標を立てました。そして私はその目標が達成可能なものであることを確信しました。成績優秀者として表彰されるまでには至らなくとも、2.00以上の成績を取り、落第しないよう努力することにしました。
私は大学生活での目標を立てました。そして私はその目標が達成可能なものであることを確信しました。成績優秀者として表彰されるまでには至らなくとも、2.00以上の成績を取り、落第しないよう努力することにしました。
しかし、大学に入ってから私は自分の学力を疑うようになりました。ゼロに戻ったような感覚でした。1年生の時はどの教科も少ししか分からず、本当に大変で悔しい思いをしました。しかし私は、なんとか生き残ることができました。目標である心理学の学位を得るために、今年を乗り越えていきたいと思います。
正直なところ、自分が大学で心理学を専攻するとは想像もしていませんでした。以前は、会計士、教育学、看護学、犯罪学などが選択肢としてありましたが、結局フィリピン工科大学の大学出願時には、心理学を第一志望として選択しました。おそらくこれは私のために残された選択肢であったのだろうと思います。
従って私は、この心理学の分野での職業を目指します。失敗しないように頑張ります。挫折しないように頑張ります。学生として、奨学生として、子どもとして、どんな形であれ成功することだけに集中し、あらゆる障害を乗り越えたいと思います。そして、私を助けてくれた人たちに私を誇ってもらえるように、私に与えてくださった労力、お金、信頼を無駄にしないように、目標を全うします。
5年後の自分は、自分の人生に喜びを感じ、人生の目標を達成し、自立した生活をし、自分や両親の生活を支えることができる幸せな人間になっていることを思い描いています。
しかし今は、勉強をしっかり取り組みながら、大学生活を楽しみたいと考えています。人生の目標を追求し、心を込めて生きることは私たちを健康にしてくれるからです。
Completed just the first year of college, I still got a long way to go. Three more years and I'll graduate Bachelor of Science in Psychology, that is if I'll pass the next school years but if not, maybe I'll pass away instead?
Kidding aside, college is indeed strenuous. It requires a lot of endeavors with buckets of tears and breakdowns which I experienced even in my freshman life. Especially if the online setup of classes remains, the college will be a lot different than I expected it to be.
When I was younger, I was so excited to attain tertiary education even though many people are telling me that it is the crucial stage of education. I thought I can just study ignoring the pressure from my parents or even set high expectations for myself. I thought I could just accomplish my requirements and go with the flow. But I know I can't know that I have scholarships to maintain and I have ambitions to fulfill. And so, I established my goals for college but I made sure it’s attainable and that I can. I won't aim for Latin honors but I'll strive for grades that are not less than 2.00 good for my scholarship, nonetheless, if I know I can have more than that and that I can do better, definitely won't slip it away.
But upon entering college, I started doubting my capacity in learning. There was a feeling that I am back to zero. I have only a little to no idea at all about the topics in every subject we have which made my freshman year harder and more frustrating. Yet, I survived and I hope so for the next years until I finally reached my objectives and one of these is becoming a Licensed Psychologist.
In all honesty, I never imagined myself taking Psychology as a program in college. Before, my choices are Accountancy, Education, Nursing, and Criminology but there were no slots left during my college application at the Polytechnic University of the Philippines and I remembered selecting a BS in Psychology as my first choice, and I got in, perhaps this is for me.
Thus, I'll pursue this career. I will do my best to avoid failing. I aspire to become a
student who dares to continue learning despite the troubles covering my way. I wanted to overcome all the hindrances and focus merely on achieving success in whatever form it is – as a student, as a scholar, or as a child. I wanted to fulfill my goals so that the people who helped me would be proud, and that their effort, money, and trust bestowed towards me will not be wasted.
Five years from now, I envision myself as someone who is delighted in her life, someone who succeeded in obtaining her life goals, someone that is happy and contented living independently and can provide for her and her parents' necessities. But for now, along with studying very well, I wanted to enjoy college and early adulthood. Living life heartily while pursuing your life aspirations makes us healthier – less fuss, lighter life.
Jeshiley Apin
‐‐‐
以下の内容で、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。奮ってご参加ください。
【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会
【開催日時】2月12日(日)午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
2月19日(日)午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】
【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など
【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)
以下の内容で、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。奮ってご参加ください。
【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会
【開催日時】2月12日(日)午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
2月19日(日)午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】
【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など
【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)
コメント
コメント一覧 (1)
5年後の自分…「自分の人生に喜びを感じ、人生の目標を達成し、自立した生活をし、自分や両親の生活を支え、幸せな人間になっている」
ジェシリーさんもエンチャイルドが大切にしている視点をよく理解し、自立に向かって生きているのが分かります。
応援しています。
地球村山歩
が
しました