こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は3月11日。2011年3月11日発生した東日本大震災から12周年を迎えました。犠牲者の皆さまへの追悼の祈りをささげます。

 年度末3月が慌ただしく過ぎています。WBCも見ないといけないし…。
 花粉症に苦しめられながら、年度の締めくくりと、新しい年度の出発に向けて何かと忙しい毎日を過ごしております。

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 本日は「問題意識」をテーマにブログをお届けします。

 ところで、受験勉強や資格試験の勉強のコツは何だと考えますか?

 そう。過去問から始めることです。
 これは物事を「ゴール」から見るということを意味します。

 漠然と教科書や参考書を眺めて、自分なりに大事そうだと思う所をチェックしながらひたすら暗記に励むのではなく、試験問題というゴールで何が問われるのか、何を答えなければならないのか、その傾向を知った上で、教科書や参考書を逆引きで学習し、対策しようというのが、過去問から始めることの意味です。

 OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)においても、どんな業務ができるようにならなければならないかというゴールをイメージできて研修を受けるのとそうでないのとでは、研修の成果にかなりの差が生じます。

 人生においても、ビジョン(夢や志、達成したい目標)を持って生活している人とそうでない人には大きな差が生じます。問題意識の違いが差をつくり出します。

 問題意識とは、理想(在るべき姿)と現実のギャップを埋めようとする思考を促す意識です。問題意識は問題解決思考を生じさせます。問題意識は「思考の母」なのです。

 問題意識が高まることで、①責任意識(誠意/当事者意識) ②主人公意識(熱意/主体性)③創造性(創意工夫)が向上します。これが問題解決のための原動力となります。

 責任者であるとか、リーダーであるとかは関係ありません。チームの一員、メンバーとして、ビジョンとミッション、ゴールを中心に誰もが主人公なのです。脇役、大いに結構、ということです。

 誰であっても主体性を持って臨めば物語の「主人公」です。そしてその主人公を中心に展開するストーリーが必ずありますし、間違いなく「私」はいつでも自分の人生の主人公であり続けるのです。

 人生、仕事、社会活動…、何事においても、問題意識はかくも大切なものだということです。

 では、問題意識はどのようにしたら持てるのでしょうか。

 山歩はこう考えます。

 ❶関心を持つ
 ❷観察する
 ❸疑問を持つ
 ❹想像する
 ❺仮説を立てる

 問題意識と問題発見は表裏一体です。
 「問題を意識した」ということは、「問題を発見した」ということです。
 ここから全ては始まります。

 物事に対して関心を向け、しっかりと観察し、まずは客観的な事実を把握しましょう。
 「なぜだろう?」という疑問を持つことが重要です。これが問題意識の種、問題発見のきっかけとなります。そしてそれがなぜなのかを想像してみましょう。なぜそうなのかを想像しながら、仮説を思い巡らせてみましょう。

 結局、人は自分を自分で動かすしかないのです。
 一時的に人の手を借りたり、受け身や依存心で始めたとしても持続しませんし、本当の意味での満足感も達成感も得られません。
 自分が自分を動かすのです。これが主体性です。自助、自立が自分の人生の軸、基本にならなければなりません。

 今日のブログの結論です。
 目的意識を持つ、目標を立てることで、問題意識はおのずと生じてくることでしょう。 

 寝る前に翌日の目標を立てる(確認する)、朝起きたらその日の目標を確認する(立てる)、1日の、1週間の、1カ月の、1年の目標を明確にするところから始めましょう。

 間もなく新年度が始まります。年度末3月は重要な月ですね。
 目標を明確にして生活する、これが成功の秘訣(ひけつ)です。


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