★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援&共育活動、草の根国際交流、社会教育を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の擁護者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回程度実施しています。コロナ禍の2020~2022年はオンラインでの交流が主な活動となりましたが、2023年6月には4年ぶりのスタディーツアーを実施することができ、成長した子どもたちとの再会を果たしました。2024年でフィリピンでの教育支援開始20周年となりました!

2020年04月


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 K.Fさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。
 ありがとうございます。

 「子どもたちへの励ましメッセージ」第8弾は、K.Fさんのメッセージをご紹介いたします。

   ★皆さまからのメッセージを随時受け付けております(info@enchild.org)★

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 Dear ENCHILD family,

 How are you?
 We spend a lot of time at home now.
 Everyone in the world lives with care.

 It's time to do our best here.
 It's time to look for happiness here.
 It's time to cheer for those who are working hard here.

 We can connect even when we are apart.
 I hope you will always be able to stay healthy.

 K.F


 エンチャイルドの皆さまへ

 お元気ですか?
 今はお家で過ごすことが多いですね。
 世界中が皆、気を付けて生活しています。

 今ここでできることを頑張る時です。
 今ここで幸せを探す時です。
 今ここで頑張っている人を応援する時です。

 私たちは離れていてもつながり合うことができます。
 皆さまがいつも元気で過ごすことができるように祈っています。



ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 エンチャイルド・フィリピンのスタッフの一人、Alma Dela Torreさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。

 ありがとうございます。

 「子どもたちへの励ましメッセージ」第7弾は、Alma Dela Torreさんのメッセージをご紹介いたします。

   ★皆さまからのメッセージを随時受け付けております(info@enchild.org)★

アルマさん


 最愛なるエンチャイルドの友人の皆さん

 この困難な時期、皆さんが今どこにいたとしても、皆さんが安全でご健勝でいらっしゃることを願っています。

 私たちにとってこの瞬間はどれほど貴重なことでしょうか。
 私たちに最悪の事態がもたらされましたが、今回、私たちが人生について多くのことを悟ったと確信しています。

 人生をよく生きることを私たちに気付かせてくれているまたとない機会だと思います。この時は過ぎ行きますが、これが過ぎ去ったあと、皆さんは何をするか考えているでしょうか。

 私は世界を見て、新しい人に会うためにもっと旅行するつもりです。私は愛する人とビーチを頻繁に訪れ、彼らとより多くの思い出をつくります。今までやったことのないことをやってみるつもりです。

 人生は予測できないものなので、私はもっとリスクを負う人になりたいと思います。他者を助け、違いを生み出します。結局、人間はお互いを必要としています。最も重要なこととして、私は自分をもっと愛し、大事にします。

 これらの計画を持って、私は将来皆さんと再会し、皆さんと人生を祝うことができることを願っています。


 To our dearest ENCHILD friends,

 Wherever you are now, I hope you are all safe and sound during this challenging time.

 How precious this very moment for us, right?!
 This brought us the worst but I'm sure this time also made us realize many things about life.

 It's a call that this life is giving us another chance to live it well while we can. We know this time will eventually pass but have you thought of the things you will do after this?

 As for me, I will travel more to see the world and meet new people. I will visit the beach more often with my loved ones and make more memories with them. I will try new things that I have never tried before.

 I guess i will be more risk taker as life is so unpredictable. I will still help other people and make a difference even in a simple way. After all, what we need is each other. Most importantly, i will love and take care of myself more.

 With all these plans, I hope I can meet you again in the future and celebrate life with you.

 Alma Dela Torre

 


ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 Toshiaki Kusaharaさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。
 ありがとうございます。

 「子どもたちへの励ましメッセージ」第6弾は、Toshiaki Kusaharaさんのメッセージをご紹介いたします。

   ★皆さまからのメッセージを随時受け付けております(info@enchild.org)★

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 To the ENCHILD family everyone,
 
 Thank you for sharing a lot of local information about the Philippines.
 I am also struggling with the constraints that I have never experienced in Japan. But I was encouraged to read your reports because you are getting along with positive mind even though in much tougher situation than us.
 Let us show the example role even though we are in the historic and global crisis.

 To the boys!
 If I were a child, I couldn't help going outside to play freely.  But for now, please be patient for a while.
It is likely to last a long time, but it may be one of the most unforgettable times of your life.
 
 Let us spend your time being “cool”.
 I think it is a good idea to keep a record (like diary) how you spend each day.
 I keep supporting you always from Japan. Let us do our best together!

 Toshiaki Kusahara


 エンチャイルドファミリーの皆さま

 たくさんのフィリピン現地情報、ありがとうございました。
 日本も経験したこともない制約の中で苦労していますが、私たちよりはるかに厳しい状況にありながら、前向きに頑張っておられる報告を読み、勇気をもらいました。
 歴史的かつ世界的な危機を、エンチャイルドファミリーが率先して、模範的な行動をして行きましょう。

 男の子たち!
 私が子供だったら外で体を動かしたくてたまらない衝動にかられますが、今はぐっとこらえてください。

 長く続く可能性が高い状況ですが、人生の中で最も忘れられない期間になるかもしれません。
 この期間をかっこよく過ごしていきましょう。
 一日一日、どのように過ごしたかを記録に残しておくのもいいのではないでしょうか。
 日本から応援しています。共に頑張りましょう!




ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 Toshihide Yamanakaさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。
 ありがとうございます。

 「子どもたちへの励ましメッセージ」第5弾は、Toshihide Yamanakaさんのメッセージをご紹介いたします。

   ★皆さまからのメッセージを随時受け付けております(info@enchild.org)★

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 How are you?
 Now my life is also influenced by COVID-19.
 But I will not give up your support.
 So don’t worry, I want you to spend every day.
 I will continue to cheer you.

 Toshihide Yamanaka


 お元気ですか?
 今、私の生活も新型コロナウイルスの影響を受けています。
 しかし私はあなたたちのサポートを辞めません。
 だから心配しないで毎日を過ごしてほしいと思っています。
 これからも応援します。


ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 Chika Yamamotoさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。
 ありがとうございます。

 「子どもたちへの励ましメッセージ」第4弾は、Chika Yamamotoさんのメッセージをご紹介いたします。

   ★皆さまからのメッセージを随時受け付けております(info@enchild.org)★

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 To ENCHILD Family everyone,

 I have heard that the Philippines is in a difficult situation due to corona virus.

 Even in Japan, there are restrictions on going out, so it is not easy to live as usual.

 But, even in such a hard time, looking outside, I can see Spring has come and colorful flowers are blooming, and the greenery of the trees are shining. Nature heals me. Through nature, God is always watching over and guiding us.

 I think I must thank God for our family being with us is not a normal but it is special.

 I want to spend my days hugging with my family.

 I would like to overcome this crisis together while praying with the members of ENCHILD Family.
 
 May you all stay safe!!

 Chika Yamamoto


 エンチャイルドファミリーの皆さん

 フィリピンでもコロナの影響で困難な状況にあることを聞きました。

 日本でも外出規制もあり、思うように生活できない状態です。

 こんな時でも外を見れば、今日本では春を迎え、時を知らせるように色とりどりの花が咲き、木々の緑は新しくなり輝いているのを見るとコロナで疲れ切った心が癒やされています。自然は、神様はどんな時も変わらずに見守ってくれているんですね。

 今一緒にいる家族、一緒にいることが当たり前じゃない、無事にいることが感謝なんだということを忘れず、日々家族とハグして過ごしたいと思います。

 エンチャイルドファミリーの皆さんとともに祈り合いながら、この危機を一緒に乗り越えていきたいです。

 どうか皆さんお元気で!!



ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 Tsutomu Shimadaさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。
 ありがとうございます。

 「子どもたちへの励ましメッセージ」第3弾は、Tsutomu Shimadaさんのメッセージをご紹介いたします。

      ★皆さまからのメッセージを随時受け付けております(info@enchild.org)★

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 I read letters from the ENCHILD family to chairman and supporters in Japan.

 Thank you so much, it was very encouraging messages.
 
 Japan, the Philippines, and even the whole world have been in an unexpected critical situation.

 However, as I read the messages of all the ENCHILD beneficiaries, I was glad to know that you were positively going forward with your best efforts. Particularly, I felt you experienced, learned, and grew a lot during the past year, and I was very excited to read it.

 Since last year, it has been a big year for me. I will do my best in my life as you do.

 The fight against invisible infections is emotionally stressful. That is why the encouragement and exchange with you gives me the energy to live positively.

 This pandemic is likely to continue for a while. May the ENCHILD family in the Philippines have peace of mind and prosperity.

 Best regards,

 Tsutomu Shimada


 理事長さんや支援者の皆さんに対するエンチャイルドファミリーの皆さんからの便りを拝見しました。ありがとうございます。とても励みになる内容でした。

 日本もフィリピンも、全世界も、予想もしなかった大変な事態になってしまいました。

 しかし、エンチャイルド奨学生の皆さんのメッセージを読むにつけ、皆さんが自分のできる努力をしながら前向きに歩んでいるのを知ってうれしくなりました。特に、この一年においてもたくさんのことを経験し、学び、成長している様子を感じ刺激を受けています。

 私も昨年から今年は変化の大きな一年です。皆さんの成長に負けないよう、頑張るつもりです。

 目には見えない感染症との闘いは、精神的にも非常にストレスを与えるものです。だからこそ皆さんとの励ましのやりとりは、前向きに生きる力を与えられています。

 しばらくはまだこちらも今の状況が続きそうです。フィリピンのエンチャイルドファミリーの皆さんに心の安らぎと繁栄がありますようにお祈りしています。


ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 Kenta Masujima さんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。
 ありがとうございます。

 「子どもたちへの励ましメッセージ」第2弾は、Kenta Masujimaさんのメッセージをご紹介いたします。

      ★皆さまからのメッセージを随時受け付けております(info@enchild.org)★

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 Dear ENCHILD scholars in the Philippines, and local staff.
 
 Long time no see. I’m Kenta Masujima.
 
 How are you? I live well.
 
 As you can see, just now COVID-19 is prevalent all over the world.
 Please be careful.
 
 I think many scholars can't go to school, but hope you to study hard and help your family at home.
 Then let’s exercise at home to be health! Ex)Squat, push up, dance and so on.
 
 In Japan emergency declaration was issued.Many people don’t go out.
 We forcibly disconnected from people.
 But that’s why I feel grateful for connecting with people.
 I think many people notice real important thing in this chance.LOVE,SYMPATHY,HELP each other.
 So ONE FAMILY will be realized all over the world.
 
 COVID-19 converge safely and I’m looking forward to meet you again as real family.
 Be fine until the day!
 
 God bless you and your family.
 
 Kenta Masujima


 親愛なる奨学生およびスタッフの皆さま
 
 ご無沙汰してます。Kenta Masujimaです。
 お元気ですか?  僕は元気に生活してます。
 
 ご存じのとおり、世界中で新型コロナウイルスが流行しています。
 どうか気を付けてお過ごしください。
 
 多くの奨学生が学校に行けない状況かと思いますが、ぜひ家で勉強したり、家族のお手伝いをしてください。
 それから健康のために運動もしましょう! スクワット、腕立て、ダンスなど。
 
 日本でも緊急事態宣言が発令され、多くの人が外出自粛してます。
 強制的に人とのつながりが断たれています。
 しかし、だからこそ、人とのつながりの有り難みを感じます。
 この機会に多くの人が本当に大切なことに気付くと思います。愛や思いやりや助け合いです。
 故にONE FAMILYは実現します。
 
 コロナウイルスが無事に収まり、また家族としてみんなに会えるのを楽しみにしてます。
 その日までお元気で!
 
 神様の祝福あれ


ENCHILD

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 Yoshihiro Okuhiraさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。ありがとうございます。

 今回は、Yoshihiro Okuhiraさんからフィリピンの子どもたちへの励ましメッセージをご紹介いたします。

 皆さまからのメッセージを随時受け付けております。(info@enchild.org)
 ペンネーム(ハンドルネーム)イニシャルでも構いません。

 ぜひお寄せください。

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 Dear ENCHILD scholars in the Philippines, and local staff, how are you doing?
 I heard that the barangays were closed due to COVID-19 and still you have been able to go out strictly.
 Every day I’m checking about the Philippines on internet, and by watching the international news on TV, I’m thinking of you and hope you can stay safe.

 I know you can't attend school, but hope you to study hard at home. And I recommend you to read any books nearby. Learning is very important.
 I hope you to know that there are various people and surprises on this earth by learning from music, art, literature, history, science, etc.
 Such learning efforts will one day make your dreams come true.

 To staff everyone,
 Thank you for always taking care of the children.
 I can't see them now, but if it is possible, please keep in touch and encourage them.

 I always remember your bright smiles.
 I received joy and courage from your smiles.
 I want to go to see you soon.
 I'm looking forward to the day.

 To scholars everyone.  I'm fine as shown in the picture.
 May God's guidance and protection be on you.

 Yoshihiro Okuhira

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 親愛なるフィリピンの奨学生の皆さん、現地のスタッフの皆さん、お元気ですか?
 COVID-19のためにバランガイが閉鎖され、厳しい外出禁止措置の中にあると聞いています。
 私は毎日インターネットでフィリピンの状況を確認し、テレビの国際ニュースを見ては、皆さんのことを思い、安全であることを祈っております。

 学校に通えなくなっていると思いますが、家の中でもよく勉強してくださいね。そして近くに本があれば読んでください。学ぶことはとても大切です。
 音楽や芸術や文学、歴史、科学などから、この地球上にはさまざまな人々や、さまざまな驚きがあること知ってください。そうした学ぶことの努力がいつかあなたの夢をかなえてくれます。

 スタッフの皆さん
 いつも子どもたちをケアしてくださってありがとうございます。
 子どもたちと会うことができない日々ですが、連絡を取り合って励ましてあげてください。

 奨学生の皆さん
 私は写真のようにとても元気です。

 皆さんの輝く笑顔をいつも思い出しています。
 その笑顔から今も喜びと勇気をもらっています。
 早く、早く会いに行きたいです。
 その日を楽しみにしています。

 神様の導きと守りが皆さまの上にありますように。

 Yoshihiro Okuhira


ENCHILD

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 エンチャイルドのメインの教育支援事業は、エンチャイルド奨学生プログラム(奨学金給付事業)です。同プログラムはマンスリーサポーター会員の皆さまのご支援によって支えられています。

 フィリピンにおいては2004年から17年にわたって継続して行ってきました。

 同時に年に数回、学校や地域単位での教育支援プロジェクトを企画し、主にクラウドファンディングを通じて取り組んできました。
 
 今回は、エンチャイルドが2014年以降に取り組んできた主な教育支援プロジェクトについて紹介します。

カロック・アン小学校‗003
カロック・アン小学校‗004

 プロジェクト名をクリックしていただければ、プロジェクトの詳細をご覧いただけます。(1)~(13)はReadyfor(クラウドファンディング)を通じて、(14)はCAMPFIRE(クラウドファンディング)を通じてプロジェクトを実施しました。


(1)2014年12月5~10日:フィリピンの子供たち149人に栄養価の高い給食を!
 ★フィリピン・アグサン・デル・ノルテ州マガリャネスのサント・ニーニョ小学校の児童に対する給食支援を実施した。

(2)2015年12月7~11日、12月14~18日(10回):クリスマスに貧困地域の子供たちにお腹いっぱい食べさせたい!
 ★フィリピン・アグサン・デル・ノルテ州マガリャネスのダヒカン小学校の児童に対する給食支援を実施した。

(3)2016年5月20日:ミンダナオ島北部の田舎町マガリャネスの小学校に教育支援を!
 ★フィリピン・アグサン・デル・ノルテ州マガリャネス町の3つの小学校に、図書室用本棚、教材・図書、天井扇風機を寄贈した。

(4)2016年12月10日:サンタさんになろう!フィリピンとインドネシアの子供たちに本を!
 ★フィリピン、インドネシアの三つの地域の子供たちに対する図書支援(教科書等)と学習用のパソコンを寄贈した。

(5)2017年2月15日:サンタさんになろう!フィリピンとインドネシアの子供たちに本を!
 ★フィリピン、インドネシアの三つの地域の子供たちに対する図書支援(教科書等)と学習用のパソコンを寄贈した。

(6)2017年3月18~24日:サンタさんになろう!フィリピンとインドネシアの子供たちに本を! 
 ★フィリピン、インドネシアの3つの地域の子供たちに対する図書支援(教科書等)と学習用のパソコンを寄贈した。

(7)2017年12月12日:国境を超えてプレゼント!世界の子供たちのサンタになりませんか?
 ★インドネシア、スラバヤ市のカルタジャヤ校へのパソコンの寄贈および図書支援、給食支援を行った。

(8)2018年1月:国境を超えてプレゼント!世界の子供たちのサンタになりませんか?
 ★フィリピン・アグサン・デル・ノルテ州マガリャネス町バランガイ・サント・ニーニョ地域の子どもたちへの給食支援を行った。

(9)2018年1月27~29日:国境を超えてプレゼント!世界の子供たちのサンタになりませんか?
 ★フィリピン、マニラ市トンド地区Tパエス小学校への教育設備支援を行った。

(10)2018年1月13日:国境を超えてプレゼント!世界の子供たちのサンタになりませんか?
 ★フィリピン・アグサン・デル・ノルテ州マガリャネス町ミラン小学校の全児童への教科書および図書・教材支援を行った。

(11)2018年12/15,16,22の3回にわたり実施:クリスマス!子どもたちに栄養価の高い食事と、本を届けよう!
 ★フィリピン、ミンダナオ島マガリャネスのバランガイ・マルコスの子どもたち342人を対象に給食支援(フィーディングサービス)を実施した。

(12)2018年12月23日:クリスマス!子どもたちに栄養価の高い食事と、本を届けよう!
 ★フィリピン、ミンダナオ島ブトゥアン市およびマガリャネスのエンチャイルド奨学生98人を対象に図書・教材支援を実施した。

(13)2019年1月17日:クリスマス!子どもたちに栄養価の高い食事と、本を届けよう!
 ★フィリピン、ミンダナオ島マガリャネスのカロック・アン小学校で同校の児童480人を対象に図書・教材支援を実施した。

(14)2019年9~10月:フィリピンの貧困児童を日本に招待し、国際舞台で活躍する世界人に育てたい!
 ★貧困児童を日本に招待し、グローバルフェスタJAPANに参加するなど、日本での研修を通して彼らに貴重な体験を提供するプロジェクト。訪日研修ツアー(5泊6日)の予算総額は100万円だが、不足する約50万円を調達する取り組み。

(15)2020年1月:カロック・アン小学校でニューイヤー・フィーディング・プログラム



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◆エンチャイルドの海外教育支援は、ひと月一口1000円から始められます!◆


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 気持ちのいい季節を迎えて地球村を歩き回りたい山歩ですが、なんとも残念な2020年春です。

 さて、昨日、「こどもの日」にちなんで、フィリピンの子どもたちに励ましのメッセージを送りましょうと、皆さんに呼び掛けさせていただきました。 

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こいのぼり


 今、世界には新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックの影響(学校の休校、学校閉鎖)で学校に通えなくなっている子供たちが約15億7600万人もいるそうです(4月7日現在、ユネスコの集計より)。この人数は、全世界の児童・生徒の91.3%に当たるとのこと。なんとも大変な事態です。

 励ましのメッセージの相手はエンチャイルド奨学生たちではありますが、これはもう、世界の16億人の子どもたちへの思いを込めて送るしかないですね。

 世界の子どもたちを元気にしよう!

 励ましのメッセージは、随時、受け付けています。ご本人に許可を得た上で、当ブログやエンチャイルドの公式FBページを使って配信したいと考えています。

 短くて構いません。メッセージだけでもよろしいですし、画像などがあってもよいと思います。

 お名前は本名でもペンネーム(ハンドルネーム)でも構いません。

 英語で頂けるとうれしいですが、日本語でも構いません。

 5月5日までに55通を目指して取り組んでみたいと思います!

 さあ、皆さん、世界の子どもたちへの思いを乗せたメッセージをお送りください!!


 
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◆エンチャイルドの海外教育支援は、ひと月一口1000円から始められます!◆


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 新型コロナウイルスのパンデミックによって各国各地で多くの問題が生じています。

 問題の解決のために、今すぐ取り組まなければならないこともありますし、終息後に着手しなければならないこと(着手できること)もあるでしょう。

 個人としてもそうですが、エンチャイルドとして何をすべきなのか、何ができるか。日々、考えています。

 例年行われているエンチャイルドの活動は中止や延期を余儀なくされていますが、何とか9月~12月には共育支援プロジェクトを実施したいと考えています。

 その時期渡航が可能な状況であれば、ぜひ支援先現地を訪ねたいと思っています。

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カロオカン市のMLQ(マニュエル・ケソン小学校)のエンチャイルド奨学生たち

 さて、本来この時期、エンチャイルドにおいて大変重要な取り組みが奨学生の更新作業です。
 コロナ禍の故にその作業が遅れています。遅くとも5月までにこの作業を終えなければなりませんが、3月からロックダウンにより外出が制限されており、現地スタッフも動けず、奨学生および保護者の面談もできない状況です。個々の進学や新学期への準備も十分にできていない状況だと思います。

 奨学金支援による教育支援の第一の目的は、奨学生が安心して学業に打ち込めるための内外の要件を整えることです。それが奨学金の給付であり、例年3~6月の時期に行われている支援式典および奨学生たちと日本の支援者、現地スタッフによる交流プログラムです。今年は、この時期に行うべきエンチャイルドのメイン事業であるこのプログラムを実施することができません。

 4月も残すところ10日。
 エンチャイルドサポーターの皆さまには今週末、月刊ニュースレターをお届けします。
 一面では、この春、ハイスクールを卒業したMLQ(マニュエル・ケソン小学校)出身のエンチャイルド奨学生、クリスティン・メイ・バクードさん(18歳)のこの一年の近況報告をお届けします。
 夢と志の実現のために生きるクリスティンさんの頑張りがストレートに伝わってくる素敵なリポートです。

           ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★
 
 ところで皆さん、5月5日は「こどもの日」ですね(ちなみにフィリピンは10月17日です)。
 日本の祝日ではありますが、「こどもの日」を記念してフィリピンの子どもたちに励ましのメッセージを送ってみませんか?

 皆さんの励ましのメッセージをフィリピンの子どもたちに届けます!
 英語でも日本語でも構いません。
 4月30日までにエンチャイルド事務局(info@enchild.org)に送ってくださいませ!

 ぜひ皆さんの「子どもたちを元気にしたい」という思いを言葉にしてみてください!

 皆さんのメッセージをお待ちしています。



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「8エレメント」とは、エンチャイルドが提言する、より良い社会(共同体)を実現するための八つの要素、行動指針(共食・共育・共立・共助・共有・共感・共観・共生)のことです。

 今回は「共生」(3)として、当ブログ【001】の内容と重複しますが、貧困の世代間連鎖をどのようにしたら断ち切ることができるかについて考えてみたいと思います。

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 貧困の5大要因(フィル・バートル教授による)として「病気」「無知識」「無関心」「不正直」「依存」が挙げられます。

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 「病気」は衛生教育・医療支援で、「無知識」は教育支援を持続的に行うことで、解決できる可能性があります。

 しかし「無関心」「不正直」「依存」という人間の内面の課題を解決することは容易ではありません。

 エンチャイルドが強調する自立支援の意義は、特にこの内面の課題解決にフォーカスしています。
 すなわち、自立を目指すということは、無関心や不正直、依存から抜け出すことを意味しているということです。それができてこそ、貧困問題を本質的に解決できる、共立の関係(自立した者同士の協力関係)で成り立つ社会を実現することができると考えます。

 自立にもいくつかの種類が考えられます。
 健康的自立、精神的自立、経済的自立、社会的自立…。
 故に自立支援にもいくつかの種類が必要でしょう。

 健康的自立のための支援、経済的自立のための支援についてはイメージしやすいと思います(実際に行うことはそう簡単なことではありませんが…)。

 「無関心」「不正直」「依存」は、精神的自立や社会的自立の阻害要因となると考えられます。ですから、精神的自立支援、社会的自立支援を通して「無関心」「不正直」「依存」を自ら克服できるように導く必要があるわけです。

 ノーベル経済学賞受賞者のジェームズ・ジョセフ・ヘッグマン教授の「貧困の世代間連鎖を断ち切る四つのキーワード」の指摘は示唆に富んでいます。

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 「愛着」「支援」「励まし」「刺激」の四つは、まさに精神的・社会的自立支援のファクターとなり得るものです。
 「支援」とは、本質的には支援する者の心を指していると理解すべきでしょう。
 「支援」を物資的・現象的・結果的なものとして認識しやすい(受け取りやすい)のが現状ですが、これは認識を変えていかなければならないと思います。

 エンチャイルドの活動を通じても感じることですが、支援を通して支援する側の精神や価値観が伝わることが大切です。なぜならそれが精神的・社会的な自立のための大切な養分、栄養素となるからです。

 「愛着」は思いやり・愛情・誠実さであり、「励まし」は希望を与えることであり、「刺激」は夢を持たせることであるといえます。

 支援を受ける人々に思いやりや愛、誠実さを伝えること、希望を与え、夢を持てるように導くことが貧困の世代間連鎖を断ち切る鍵となるということです。

 エンチャイルドは「自立(自律)心」を育てることが大切であることを強調します。
 それは「共立(Give and Give)」を軸とした共生共栄社会の実現を目指しているからです。


 「共生」について3回に分けてお話ししました。

 今後も8エレメントについて研究し、意見交換を重ねながら、より良い国際協力、教育支援のかたちを模索していきたいと思います。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「8エレメント」とは、エンチャイルドが提言する、より良い社会(共同体)を実現するための八つの要素、行動指針(共食・共育・共立・共助・共有・共感・共観・共生)のことです。

 今回は「共生」(2)について書いてみたいと思います。

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「ピースアドボケイト」の任命状を受け取ったエンチャイルド奨学生たち
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 「共生」は、一緒に生きる、共に生きる、ということです。
 
 似ている言葉に「共存」があります。共に生存する、ということです。

 しかし「共生」は「共存」ではなく、「共存」は「共生」ではありません。

 「共存(きょうぞん)共栄」という言葉もあります。「二つ以上のものが互いに敵対することなく、共に生存して共に栄えること」(参照:三省堂 大辞林 第三版)です。

 これが「共生(きょうせい)共栄」となると、「共に生き、共に栄えること」となります。

 どうですか? このニュアンスの違い、意味の違い…。

 栄えるために助け合う(共存共栄)のか、助け合って栄える(共生共栄)のか…。

 「共生」に関連して出てくるのが、「相利共生(共生の一種。異なった種類の生物が互いに何らかの利益を交換しあう生活)」「相互扶助(互いに助け合うこと、共助)」といったもの(いずれも「三省堂 大辞林 第三版」を参照)。

 ところで、「共生」に対して「相互依存」という言葉を連想するかたも少なくないでしょう。

 「相互依存」は、「お互いに、相手がいなければ物事が成り立たないような状況にあるさま。相互に依存している状況」(三省堂 大辞林 第三版)です。

 8エレメントでは、「共生」に対して「共立」の概念を含ませています。
 ですから、「共生」→「相互依存(Give and Take)」→「共依存」ではなく、「共生」→「共立(Give and Give)」→「共助」→「相互協力」です。
 
 「共立」が入るので、共生社会には「自立(自律)」の要素が必須要件です。

 共に生き、助け合う社会には、「共立(Give and Give)」のフレームワークが不可欠なのです。

 エンチャイルドのモットーである「愛は行動である」「国境を超えた愛」という時、その「愛」は依存心の身代わりではありません。愛が愛らしくあるためには、自立(自主・自律・自発)心を軸として回らなければならないと考えます。

 自立支援は共立社会実現への貢献です。

 エンチャイルドが推進する「ピースアドボケイト」は、共生・共助・共感の共立社会実現の主役(ロールモデル)のことをいいます。
 
 エンチャイルド奨学生たちは、自立支援の受益者であると同時に共立社会実現の担い手を目指す実践者なのです。

(続く)


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「8エレメント」とは、エンチャイルドが提言する、より良い社会(共同体)を実現するための八つの要素、行動指針(共食・共育・共立・共助・共有・共感・共観・共生)のことです。

 今回は「共生」(1)について書いてみたいと思います。

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 8エレメントの中心にあるのが「共生」ですが、これが簡単ではありません。

 「共に生きる…」。シンプルで美しい響きを持っている言葉ですが、これを実践することは相当の覚悟がなくてはできるものではありません。

 「永遠に共に生きる」などと言おうものなら、めまいがするほどです。

 私が国際協力、海外教育支援活動を始めて間もない頃、大学教授で国際協力の専門家であるT先生にいろいろと相談に乗っていただいたことがあります。T先生は外務省に勤務していた経験もあり、海外教育支援のフィールドワークの体験も豊富にお持ちのかたでした。


 今でも覚えているT先生の言葉があります。

 海外教育支援への思いを語る私にT先生はこう問われました。

 「海外教育支援、本気でやるの? 彼らの人生に責任が持てるの? 覚悟はあるの?」

 当時の私は、この言葉の意味をよく分かっていなかったと思います。

 あれから20年ほどの年月が過ぎました。

 教育支援とは共に生きていくこと…。共生の実践としての教育支援。

 「覚悟」を問われ続けてきた20年だったように思います。



 (続く)




 
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 4月15日にエンチャルドの理事長によるエンチャイルド奨学生およびエンチャイルド・ファミリー宛てのレターを紹介しましたが、早速、そのメッセージに対する返信が寄せられました。

 返信してくださったのは、エンチャイルド奨学生(フィリピン・ルソン島アンティポロ市、サン・イシドロ小学校)の保護者および関係者の皆さんです。

 お便りを頂き、うれしいです。心から感謝します。
 

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サン・イシドロ小学校でのエンチャイルド活動(2019年3月)


 息子や家族に向けて手紙をくださりありがとうございます。
 今、自治体からの食料と経済援助が来るのを待っているところです。COVID-19のためにロックダウンになって以来、私たちは家で過ごしています。今のところ、必要なお米や食料を買うお金もない状況です。皆さんが子どものことを心配し、支援してくださり感謝しています。皆さんに神様の祝福がありますように。

ジョン・アーマン・パラドの母親より

---

 エンチャイルド理事長とエンチャイルド・ファミリーの皆さんへ
 私たちは、皆さんが私たちフィリピン人のことを心配してくださっていることに感動しています。
 私たちが直面しているパンデミックのジレンマは容易ではありませんが、私たちは明るい側面を見ようとしています。毎日、健康で目覚めることができることは感謝すべき素晴らしい祝福です。
 このパンデミックが間もなく終わり、再び皆さんと一つの家族として集まることができるよう祈り続けます。
 安全に過ごしてください。神様の祝福がありますように。

コーディネーター、マロー・ベルメスより

---

 エンチャイルド理事長、そしてエンチャイルド・ファミリーの皆さん
 あなたの言葉に私たちは励まされています。
 私たち保護者は肉体的にも精神的にも疲れています。収入源もなく、救援物資や全てを待っている状況で私たちは日常生活を心配しています。危機の中にありますが、家族が皆無事であることがありがたいです。
 このパンデミックが終わり、いつもの日常に戻ることができるよう、心からお祈りしています。神様の祝福がありますように。安全にお過ごしください。

シャネル・ミカエラ・メノールの保護者より

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 エンチャイルド理事長、エンチャイルド・ファミリーの皆さんへ
 危機の時にあっても家族のように接してくださり、私たちの家族は幸せです。
 危機に直面していますが、家族が安全で健康であることを主に感謝します。この危機が早く終息することを願い、祈ります。
 ありがとうございます。神様の祝福がありますように。

プリンセス・メイ・マグラサンの保護者より

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 エンチャイルド理事長とエンチャイルド・ファミリーの皆さん、皆さんの親切と心配に対して誠に感謝しています。
 私の家族は元気です。パンデミックの中ですが、そこから早く回復できるように、そして早く通常の生活が戻るように私たちは日々祈っています。困難な状況にあっても感謝の思いを持って過ごします。神様の祝福がありますように!

ジャン・レブロン・ジェイコブ・ペドラゴザの母親より

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 エンチャイルド理事長とエンチャイルド・ファミリーの皆さん
 危機に瀕する中でも、いつも私たちを大事にしてくれることをうれしく思っています。私の家族は安全で健康です。神様に感謝いたします。
 この危機が早く終わることを願っています。ありがとうございます。神様の祝福がありますように。

エライザ・フランチェスカ・アウレリオの保護者より

---

 エンチャイルド理事長、そしてエンチャイルド・ファミリーの皆さんへ
 私と私の家族は、皆さんが私たちのことを心配してくださっていることを大変うれしく思っています。今、私たちはCOVID-19のパンデミックに直面しています。
 神様が私たちを祝福し、私たちが日常生活に立ち向かう力を与えてくださいますように。
 ありがとうございます。

ベア・フランチェスカ・ソミドの保護者より


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、エンチャイルド理事長からエンチャイルド奨学生宛てに出されたメッセージを紹介します。

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To ENCHILD scholars and ENCHILD Family,

Thank you for sharing your recent situation to us. I was glad to know about what you are doing now. I have introduced your letters in ENCHILD newsletter and the blog.

I am always thinking of you.

I wonder if you are getting tired both physically and mentally due to being forced to spend extraordinary days in a lockdown or community quarantine.

Now, people all over the world are facing unexpected life in every day that they have never experienced.

The time that you overcome this trial will surely come, and someday, we will share this experience as a memory with each together. But now we are in the midst of this ordeal.

This disaster increases the distance between people. We have to keep distance physically to prevent the spread of infection. That is why I want to make our mind distance closer one another. I am full of desire to deepen our bond of family love beyond the border.

I believe that we can do this by exchanging letters and praying with each other.

I am updating my message on the ENCHILD blog every day with all my heart to overcome this difficult situation as soon as possible.

I am always anxious and concerned about you. By caring for each other and exchanging our updates, we will be able to support and encourage one another.

I would like to support you continuously through sharing photos and my messages.

We can contact with each other through the internet without meeting directly. Your updates will be introduced to Japanese sponsors and people those who are interested in ENCHILD. We want to share what you feel and thoughts through your experiences. Because we want to overcome this ordeal together.

The world and society will change drastically through this global trial. In order to change better than before, we must win to acquire the “Heart of Oneness” through this ordeal.

Let us become a “Peace advocate” and “Peace maker” to create a good society (community) together. I am sincerely counting on each every one of you will grow and become such a leader.

Trials train people. Now is the good opportunity for you to grow.

I pray that you can maintain your health physically and mentally.

I continuously do my best today for everything by looking forward to the day of the meeting with you again soon.

April 15, 2020
Takanori Todate

---

エンチャイルドの奨学生、エンチャイルドのファミリーの皆さんへ

 近況を報告してくれた皆さんに感謝します。皆さんの様子を知ることができてうれしかったです。皆さんのお便りはエンチャイルドのニュースレターやブログで紹介させてもらいました。

 いつも皆さんのことを思っています。

ロックダウン(都市封鎖)、あるいは外出自粛の中で非日常的な生活を強いられ、心身共に疲れてはいませんか。

 今、世界中の人々が、経験したことのないような毎日を過ごしています。

 この試練を乗り越えて、いつかこの体験を思い起こしながら共に語り合う時が必ず来るでしょう。しかし今は、私たちは試練のただ中にいます。

 この災禍は人と人との距離を遠ざけるものです。感染拡大を阻止するために物理的には距離を置いて私たちは過ごしていかなければなりませんが、だからこそ心の距離は近くあって、私たちが結んだ国境を超えた家族愛の絆を深めたい思いでいっぱいなのです。

 こうして手紙のやり取りをすることで、互いに祈り合うことができると信じています。
 私はこの難しい状況を一日も早く乗り越えていきたいという思いを込めて、毎日エンチャイルドのブログを発信しています。

 皆さんのことをいつも気にかけ、心配しています。互いに思いやり、近況を交換することで、支え合い、励まし合うことができるでしょう。

 私はこれからも画像やメッセージを通して皆さんの支えになりたいと思っています。

 直接交流できずともインターネットを通して私たちはつながることができます。皆さんの近況報告は日本の支援者、エンチャイルドに関心のある人たちに伝えます。私たちは皆さんの考えや体験を通して感じたことを共有したいと考えています。共にこの試練を乗り越えていきたいからです。

 世界的な試練を越えて、世界と社会は大きく変わっていくでしょう。良く変えていくために、私たちはこの試練を通して「一つになった心」を勝ち取っていかなければなりません。

 共に良い社会をつくり出すピースアドボケイト、ピースメーカーになっていきましょう。皆さん一人一人がそのようなリーダーに成長してくださることを心から期待しています。

 試練は人を鍛えます。今が成長のチャンスです。

 心身の健康が維持できるよう祈ります。

 再会の日を楽しみにしながら、今日も前向いて頑張ります。

2020年4月15日




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 「8エレメント」とは、エンチャイルドが提言する、より良い社会(共同体)を実現するための八つの要素、行動指針(共食・共育・共立・共助・共有・共感・共観・共生)のことです。

 今回は「共観」について書いてみたいと思います。

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 「共観」という言葉は一般的にはあまり使われていない言葉だと思います。

 「共観」には、「共に一つもの(同じものを)見る、掲げる」という意味を込めました。

 「ビジョンを共有する」と理解していただいてもよいと思います。

 もっと言えば、「観を共にする」、すなわち「物の見方・考え方を共にする、同じくする」という意味があります。

 山登りに例えれば、「同じ頂上を目指す」、これが「共観」という意味です。

 登山者といっても、複数いればそれぞれ性格も体力も技術も違います。しかし彼らが共に同じ頂上を目指そうとパーティーを組めば、そこから一つのチームとなります。

 山のワンチームは、一緒に歩き、食料を共有し、運命を共にします。
 全員が無事に頂上に到達し、無事に下山する、その目的と計画に従って共に同じ時間を共有しながら行動します。

 チームやコミュニティーにおいても、同じものを見る、同じものが見えているということは大事なことです。

 国難、世界難ともいえる、この事態においても同様です。
 あらゆる場面において、観を一つにし、共観の力で最大の成果を上げていかなければなりません。

 共立、共有、共感の力が、共観の力をより強固なものにします。
 心と体と頭を一致させ、共観の力で未知の試練を乗り越えていきましょう。



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 「8エレメント」とは、エンチャイルドが提言する、より良い社会(共同体)を実現するための八つの要素、行動指針(共食・共育・共立・共助・共有・共感・共観・共生)のことです。

 今回は「共感」について書いてみたいと思います。

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 三省堂の「大辞林 第三版」は、「共感」を以下のように解説しています。

 ①他人の考え・行動に、全くそのとおりだと感ずること。同感。
  「 -を覚える」 「彼の人生観に-する」
 ② 〘心〙 〔sympathy〕 他人の体験する感情を自分のもののように感じとること。
 ③ 〘心〙 〔empathy〕 ⇒ 感情移入

 「日本大百科全書」には、「他人が喜ぶのをみるとともに喜び、他人が悲しむのをみるとともに悲しむというように、他人と同じ感情をもつことをいう」とあります。

 8エレメント的に表現すれは、「共感」は「心情的距離を近付け、心と心の絆を結ぶ要素」となります。平たくいえば、「喜怒哀楽(苦楽)を共にする」ということになりますね。互いを思いやる心を育む要素が「共感」です。

 例えば、エンチャイルドは海外教育支援活動を通じて、支援者とエンチャイルド奨学生ら受益者との間に「家族愛」の絆を結ぶこと、すなわち家族愛の情を共有する体験を大切にしています。

 「世界には助けが必要な弟・妹たちがいる」「家族だから助けたい!」「家族愛は国境を超えて」といった言葉の中には、そのような精神が流れています。

 家族愛によるエンチャイルドの支援は、「共感による支援」と言い換えることができるかもしれません。
 国境を超えた家族愛の共感の輪によって国際協力、海外教育支援を推進していこうというのがエンチャイルドの考え方の一つといえるわけです。


 さて、「新型コロナウイルス禍と8エレメント」という視点で「共感」について考えてみましょう。

 新型コロナウイルス感染拡大の猛威は単に人間の健康(生命)だけでなく、人類の社会活動全体を破壊する勢いです。人類が団結して事に当たるには、あまりにも政治的・経済的・社会的面において複雑な事情が絡み合っています。

 複雑であるが故に団結できない(一つになれない)。団結できないから解決できない…。解決が進まないのでますます複雑になる。これは負の連鎖、悪循環です。

 では、人はどうやったら団結できるのか(一つになれるのか)。

 今の日本社会なら、「ワンチームで!」といえば、一つになろうとする共感の心が生まれてくるかもしれません。それも一つでしょう。

 エンチャイルドでは、家族愛の力が人間の真の自立心(→共立心)を伸ばすと考えています。

 この国難、世界難ともいうべき人類的危機を克服するためには、一人一人の自助努力を前提としながら、社会全体としての問題解決の成果を導き出すベクトルを持つ必要があります。

 そのベクトルは、家族のように助け合い、支え合い、共に生きたいと願う心です。自助と共助、自律と他律、自立と共立、個と全体を結ぶ家族愛の心情のベクトルです。

 あらゆる主義や制度の見直しが必要な時代を迎えています。社会の在り方そのものへの問いかけが発せられているといっても過言ではないのではないでしょうか。くしくも新型コロナウイルス禍がその導火線に火を付けた格好です。

 子どもたちの未来、これから先の社会がより良いものとなることを中心に考えてみる、親が子を思う心情の世界を起点として全てを見直してみる、ということです。

 このような家族を思う心への共感の輪の拡大が必要です。

 ソーシャル・ディスタンシング(Social distancing)は物理的な距離を保つことですが、直面するこの問題に対する本質的な解決の鍵は、心情的な距離を近付け、心の絆を強くするところにあるのではないでしょうか。


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 「8エレメント」とは、エンチャイルドが提言する、より良い社会(共同体)を実現するための八つの要素、行動指針(共食・共育・共立・共助・共有・共感・共観・共生)のことです。

 今回は「共有」について。

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 「共有」とは、共同で所有することです。
 
 ここでは主に情報の「共有」について考えたいと思います。
 
 情報を共有することは基本的に大切なことです。もちろん、例外的に「共有しない方がよい」という場合もありますが、いずれにせよ大事なことは、共有は共有すること自体が最終目的ではないということです。共有する、共有すべき目的があって共有をすべきです。

 共助のために情報を共有する、共育のために情報を共有する、共立するために情報を共有する、といった感じですね。

 8エレメントの一つ一つは個々に独立したものではありません。「要素」ですから、それぞれがそろったり、組み合わさったりすることで効果を発揮します。

 共有にはコミュニケーションが伴います。情報を一方的に伝えたからといって「共有」できるとは限りません。ある程度のルールや方法が伴ってより良い共有がなされます。

 何らかの情報を共有することによって意識や意志、判断が生じます。連携、連係、連帯しようとすれば、情報の共有は不可欠です。

 情報も共有についていくつかの注意点があります。五つだけ挙げます。

 1.情報を一方的に受け取らない(鵜呑みにしない)。受け身にならず、依存的にならないこと。思考停止状態で情報を受け取ってはいけません。
 
 2.情報を求める。問題意識や責任意識、当事者意識をもって生活することで主体的に情報を求めるようになる。

 3.質問をする。質問は情報共有には不可欠です。不明な点、曖昧な点など、確認すべき事柄はなるべく早いタイミングでもれなく質問し、確認しましょう。勘違いや誤読を避けなければなりません。「意味」が合っているか、同じ理解に立っているかも確認すべきでしょう。「読解力」「聞く力」「調べる力」「編集・整理する力(まとめる力)もより良い情報共有に必要な力です。

 4.情報共有の際、情報のソース、出所、出典を明示する、あるいは確認することが肝要です。5W1H(いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのように)といった基本情報を押さえましょう。

 5.情報共有ツールを活用しましょう。自分にとって情報共有の質と量を両立させるツールを選びましょう。情報はある程度の量が必要ですが、より重要なのは情報の質です。

 他にもありますが、今回はこれくらいにします。

 新型コロナウイルスを巡っても膨大な量の情報が私たちの生活の中で行き来しています。
 そのような情報を、家族で、あるいは職場や所属するコミュニティーでどのような情報をどの程度共有するのか。テレビや新聞、ネットなどで伝えられる政府からの情報に対しても、受け身で依存的な姿勢ではなく、問題意識、責任意識、当事者意識を持って主体的に求めるべきです。

 新型コロナウイルス関連の情報に関していえば、医療や健康面だけの情報ばかりではありませんね。いたずらに不安になったり、頭の中が混乱しないように、経済的な情報、政治的な情報、文化的な情報、社会的な情報、国際的な情報など、いくつかのカテゴリーに分けて情報を整理して理解する必要があります。
 
 ある意味では人類の歴史は情報戦の連続でした。

 聖書の創世記を見れば、最初の男性アダムと女性エバ(イブ)が神の言葉(情報)とヘビの言葉(情報)を巡って善悪の判断を誤っていく過程が描かれています。

 情報(の共有)によって意識や自覚、比較や判断(選択)が生じます。
 とりわけ現代人は膨大な情報の大海を泳ぎながら目的地に到達していかなければならないような立場です。

 「共有」には目的があります。

 情報もモノもマネーも特権も、何のためのものなのかという目的観念を失ってしまうと、果てしない独占欲に振り回され、所有観念の泥沼から抜け出せなくなってしまうでしょう。

 正しい共有がなされなければあらゆる関係性において支障をきたすことになるかもしれません。

 


     

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 「8エレメント」とは、エンチャイルドが提言する、より良い社会(共同体)を実現するための八つの要素、行動指針(共食・共育・共立・共助・共有・共感・共観・共生)のことです。

 今回は「共助」について。
 
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 「共助」という言葉は「自助」や「公助」の言葉とともに使われることが多いですね。

 被災時における「自助」「共助」「公助」の必要性についてはよく聞くところです。

 今回の新型コロナウイルス禍においても、この三つの「助」をバランスよく同時進行で回していく必要があります。

 「緊急事態宣言」の発出の後、「公助(政府による助け)」だけを当てにしてはいけません。
 「自助(解決に向かうための自身による自主的・自発的で主体的な行動と努力、創意工夫)」と「共助(家族、職場、知人・友人、地域社会における構成メンバーの助け合い)」を合わせた「助」の3点セットで考え、行動することが肝要です。

 この三つの「助」がうまく回る(連携・連携する)ためには、調整役としてのリーダーが不可欠です。リーダーたちは活動の目的、目標、計画、スケジュールなどを示し、関係者の情報の共有がなされるように最大限の努力と工夫をすべきです。

 「共助」の形として身近なのは、家族や職場、隣近所の助け合い、ボランティアやNPO(非営利組織)による活動などがあります。

 しかし今回の新型コロナウイルス禍においては、複数の人々が直接協力し合う「共助」の活動を行うことは難しいですね。
 自らが感染せず、感染者とならないように「自助」の努力と工夫がまず求められています。

 「共助」「公助」の活動は主に経済的・物質的支援に重点が置かれることでしょう。最前線で闘う医療従事者の皆さん、医療部門への支援です。特に今回のような未知の感染症においては、問題解決の生命線となる医療部門にフォーカスすることがポイントです。

 「共助」ということでは、クラウドファンディングによる資金調達が有効な手段となるでしょう。すでに日本のプロ野球選手会とNPO法人ベースボール・レジェンド・ファウンデーション(BLF)によるクラウドファンディングが立ち上がっていますね。他にも手作りのマスク配布の活動やさまざまな「共助」の活動が各所で始まっています。

 「共助」の活動は、問題・課題の解決だけでなく、より良い社会を実現していくために大きな役割を果たしてくれることでしょう。

 日本人は「公助」への依頼心以上に、「自助」「共助」へのコミットメントを強く持っていると思っています。

 今こそ、日本から「自助」「共助」のモデルケースを示していきましょう。そうしてこそ、「公助」をより良い方向へ導くことができることでしょう。

 エンチャイルドにおいても「共助」プログラムを準備しています。



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日4月10日は、9年前(2011年)、エンチャイルドの設立総会が開催された日です。

 特定非営利活動法人として東京都の認証を受けたのが同年8月12日、法務局に登記されたのが8月25日です。ですから、NPO法人エンチャイルド(特定非営利活動法人エンチャイルド)の正式な設立日は8月25日となります。

 9年前の4月は、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴う福島第一原子力発電所事故による災害で日本が国難に直面しているさなかでした。


 この年のスタディーツアーは5月に実施しました。
 今回は、その時の支援式典でエンチャイルド奨学生が語ってくれたメッセージを紹介します。

 7年間エンチャイルドの奨学金支援を受けて2011年にハイスクールを卒業したラケル・カブエニェスさんが、卒業生を代表してフィリピン・ミンダナオ島ブトゥアンを訪れた日本の支援者に語ってくれたメッセージです。


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卒業生を代表してあいさつするラケル・カブエニェスさん


「私は決して忘れません」

 まず、日本の支援者の皆さんに、継続して私たちを支援し続けてくださっていることに感謝します。

 皆さんの支援がなければ、学校に通えなかった児童もいますし、学校で何をすべきか見いだせなかった児童もいます。
 私たちは皆、なぜ学校に行けないかを知っています。それは経済的な理由があるからです。

 日本の支援者の皆さん、皆さんは私たち支援児童の人生の一部となっています。そして皆さんは私たちに感化を与える存在です。私たちは皆さんを尊敬しています。

 3月に起こった地震と津波による災害はとても大変だったと思います。
 日本の経済にも打撃を与えたことでしょう。私はその時、奨学金支援がストップしてしまうのではないかと思いました。

 しかし、それは余計な心配でした。大きな災害が遭ったにもかかわらず、皆さんは支援を継続してくださっています。それは、日本の兄弟姉妹の皆さんが本当に愛の心で子供たちに支援をしてくださっていることの証しですし、本当に私たちを手助けしたいと思ってくれているということです。

 そのことを私たちは神様に感謝します。資金をつくるということは簡単な仕事ではないことを知っていますが、今後も日本の支援者の皆さんがフィリピンの子供たちの学業を手助けしてくださるよう願っています。

 皆さんが貢献してくださった支援のことを私は決して忘れることはないでしょう。私は皆さんを決して忘れません。支援者の皆さんが私にもたらしてくれたことをいつも思い出すことでしょう。



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドblogの投稿も今回が記念すべき100通目となります。

 ブログを始めた時には、2020年という年がまさかこのような事になるとは想像もしませんでした。

 ただ、日本においても世界的にも大きな節目の年になるだろうなという予感は昨年からありました。東京オリンピック・パラリンピックの開催だけではなく、何か国際情勢の大きな動きに対してです。

 こういう話は後出しジャンケンになってしまいますので、これぐらいにしておきます。

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 最近ご無沙汰の山歩き。「地球村山歩」の名が廃る!そうだ、山へ行こう!


 さて、緊急事態宣言発令後、2日目はいかがだったでしょうか?

 山歩も在宅での業務が多くなっていきそうです。それは私だけでなく、わが家の会社勤めをしている3人の子どもたちも同様です。3人のうち2人は今週の月曜日から在宅での業務を行っています。

 在宅の始まった二人は、普段でも会社で遅くまで仕事をしている方ですが、在宅でも結構遅くまで仕事をしています。

 「在宅勤務により、働く時間を効率化できるという期待がある一方で、ワーカーからは『仕事のON/OFFが切り替えづらい』『長時間労働になりやすい』という声も聞かれています」という指摘がネットに上がっていましたが、確かにセルフコントロール力、8エレメント流に表現すれば、「自立(自律)」の力が求められるのが在宅勤務だと思います。

 この新型コロナウイルス禍によって世界の在り方も私たちのライフスタイルも変わっていくのだろうなという気がします。

 アメリカのトランプ大統領の登場以来、自国(ファースト)主義とグローバル主義が対比して論じられるようになりました。新しいようで古くからある議論ですが、このテーマに対する議論をさらに深く掘り下げるきっかけになったのが今回の新型コロナ問題(事件といってもいいかもしれません)でしょう。

 「ウイルス」をきっかけに今、根本的な問題を見つめ、その解決のために動き出さなければならない待ったなしの年が「2020年」である、というのが歴史的意義なのかもしれません。

 過度な相互依存、共依存に陥ったためにうまくドライブできなくなった社会を、いかに調和の働く共立社会に変えていくかが解決の鍵となるように思います。

 続きはまた…。



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「緊急事態宣言」発令後の一日目が過ぎようとしています。

 安倍首相のお話、尾身会長のお話を聞きながら、ウイルスとの戦いに勝つことのできる最大の武器(方法)は、結局は一人一人の覚悟と行動であると理解しました。

 作戦は実施されなければならず、かつ精度の高い実践が伴わなければ勝利を手中に収めることはできないでしょう。

 これは本気でやらないといけないと思いました。

 見物人ではいけないと思いました。

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  フィリピン・ミンダナオ島アグサン川 

 3月後半ごろから、意識、自覚、判断、意欲、行動、実践、連携、連係が必要だと考えるようになりました。まさに覚悟と行動です。8エレメント流に表現すれば、自立と共立でしょうか。

 個人の責任と全体の責任、自助と共助と公助がバランスよく回っていかないといけませんね。この取り組みは総力戦だからです。全員が、一人一人がリーダーです。チームプレーでもあり個人プレーでもあります。

 目に見えない存在との戦いであるだけに、一人一人の意識と自覚と判断が問われるのであり、意欲と行動と実践と連携と連係が大事なのだと思います。

 2週間~3週間後、4月の下旬には感染者が減少に向かっていかなければなりません。

 犠牲は伴うでしょう。経済の損失です。

 厳しい時間を耐えなければならないと思います。


 困難な戦いを乗り越えたら、苦痛を癒やし、経済を回復させ、より良い社会を実現していくために8エレメント(共生、共食、共育、共立、共助、共有、共感、共観)の実践が不可欠だと考えます。

 今後、具体的な8エレメントのアクションプランを提案していきたいと思っています。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 本日(4月7日)、安倍首相が「緊急事態宣言」を行いました。
 日本における新型コロナ禍との戦い(国家としての取り組み)が次の段階に入ったということですね。

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                        首都東京

 昨年11月頃、中国から始まったこの波はあっという間に世界をのみ込みました。
 
 いまだ正体のよく分かっていないことが、得体の知れない不安となって社会を覆い尽くしています。

 はっきりしていることは、私たちはこの問題に正面から向き合い、一つとなって戦っていく(問題解決のためのアクションを起こす)ということです。

 外出しないというアクション、ソーシャルディスタンシングというアクション、マスク装着・手洗いというアクション…。

 そして直面する経済問題、心身の健康問題…。

 ウイルスの問題は常に再発の恐れがあります。
 一時的にしのいでも本質的な解決にはならないでしょう。

 「現在」の問題を解決すると同時に、「未来」の問題をも解決するという意識と覚悟、決断が必要だと思います。

 「未来」とは、若い世代を指します。
 若い世代がこの問題を自分の問題としてしっかり受け止め、解決のために力を尽くすことが勝敗を分けるポイントだと考えます。

 政府だけでなく国民自身が、大人たちだけでなく若い世代が問題の本質を見いだし、同じことを繰り返さないための問題解決に取り組むべきだということです。


 ブログでは、コロナ禍による封鎖状態にあるフィリピン・マニラ首都圏のエンチャイルド奨学生たちの近況報告を紹介してきました。

 報告を通して、彼らの現状を知るとともに、彼らの前向きな問題意識にも触れることができました。

 このような全地球的、全人類的災禍を目の当たりにしながら、世代の違いを超え、国籍の違いを超えて一つの心で解決していくことが大切であると、エンチャイルド奨学生たちの報告を読んで感じました。

 この試練を乗り越えてより良い社会を実現する国民、そして地球市民となるために、今日、4月7日を新たな決意と覚悟をもってスタートする日(した日)として記憶したいと思います。



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、アンパロハイスクールのエンチャイルド奨学生、マーク・ティモシー・エバドネ君(19歳)の近況報告を紹介します。長文ですが、ぜひ最後までお読みいただけるとうれしいです。

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マニラ湾のサンセット 

 忍耐と希望。これら二つの言葉は、わが国が困難な状況に直面している今、私たちフィリピン人が今も続けていることです。

 先月(2月)、タール火山が噴火し、バタンガスの私たちの兄弟に大きな影響を及ぼしました。そして今、新型コロナウイルスのパンデミック。

 国は現在、二つの戦争を戦っています。
 病気に対する戦争と人的資源に対する戦争です。
 
 病気との戦いの先頭に立つのは医療従事者です。コロナ危機の中、仲間のフィリピン人を病気から守り、家族を養うのに苦労し、人的資源に対する戦争が続いています。

 この危機のただ中で立ち往生しているのは、わが国の傷を感じている私のような若者です。
 このような状況における私の役割は何でしょうか。
 この戦いに参加するにはどうすればよいのでしょうか。

 新世代の一人として、私はシナリオの中で私が踏み出す一歩がこの国の運命を決定するのだということを意識しています。そして私たち若者に必要とされる一歩は、愛するこの国を支援したいのであれば、強く大胆でなければならないということです。
 
 学生として私たちは学校で与えられたタスクを実行し、達成することが期待されています。家族の一員として、皆さんは家事や家事の手伝いもすることが願われています。


 以下は私の毎日の日課です。

 朝早く起きて、学校に行く準備をし、食事をして、いつもの通学路を通います。
 運良く道路の混雑がなければ、学校に到着するまで1時間ほどかかります。運悪く授業に間に合うことができなかった場合は、奉仕活動として学校の廊下や中庭を掃除しなければなりません。

 時間どおりに学校に行くこと自体がすでに戦いですが、教室の中には別の獣もいます。

 サイエンスハイスクールに通っているので、先生が話すことを全て吸収しなければなりません。最初の授業から学校が終わるまで、集中力を鮮明に維持する必要があります。そうしないと、勉強したことが洗い流されてしまいます。

 私は、平均的な学力の人間です。特定の科目をよく理解するためには、より多くの努力、より多くの質問、そしてより多くのことをしなければなりません。

 他のクラスメイトにとって、物理やその他の問題を解くことは、なめらかな風の中を航海するようなものです。彼らにとっては難しいものではありません。

 私は常に苦労しています。海の中で回転する渦に引っ張られているようなものです。私は上達しないまま、周りに頼り続け、常に苦労するだろうと思っていました。ハイスクール1年生からこれまで苦労が続きました。

 しかし一生懸命に努力し始めてから変わりました。そのためには、まず自信をつける必要がありました。
 自分が設定した目標を達成することを通じて自信が得られるようになりました。難しい物理を克服することで、残りの科目を取り組むのに必要な士気が得られるようになったのです。

 次のハードルとなる「研究論文」が私の前に現れるまでは、穏やかで平和な日々でした。
 しかしサイエンスを専攻するの学生にとっては笑い事ではありません。これは学生としての私の運命を決定する可能性がある科目です。

 グループで協力して行い、私の知識を組み合わせ、研究論文で良い結果を生み出すために全力を尽くします。研究論文は私たちに多くのプレッシャーをもたらしました。

 もし、これがうまくいかなければ、それは死、すなわち終わりを意味します。だから必死に取り組みました。そして私たちの頭脳と忍耐力を限界まで発揮することでこれを達成することができました。紅海が切り開かれたようでした。きっとこれで卒業できる!と思いました。


 高校生活最後となる数カ月前、新しい病気のニュースがテレビで取り上げられ始めました。
 1月30日、WHO(世界保健機関)が新しいウイルスによる世界的な緊急事態であると宣言しました。

 当時はあまり注意を払わず学生生活を続け、ニュースには悩まされずにプロジェクトや学業に忙しくしていました。それが私たちの平和を破壊する出来事になろうとは思いもしませんでした。

 政府が一週間の休校を発表したのは3月8日でした。1週間後、ロックダウン(封鎖措置)が発表されました。これは、もう授業が行われないことを意味していました。卒業式も待たなければならなくなりました。

 私は複雑な感情でした。しかし、間違いなく、これは現在起こっている深刻な出来事であることを感じました。

 今、私はこのコロナウイルスを撲滅するために最善を尽くしています。室内にとどまり、健康を保ちながら、良好な衛生状態を実現しています。今は、衛生と清潔さを実行する最良の期間です。私は家にいる間、これらを守るために最善を尽くします。

 しかし恵まれない人々はどうか、貧困層の人々はどうしているのだろうかということを考えます。彼らが最も脆弱な環境下にあるからです。

 コロナウイルスの危機により、健康だけでなく経済にも影響が出ています。供給は不足しており、特定の地域の封鎖のために、食料や供給の調達は困難になっています。この状況に直面して、現時点で私が使用できる武器は信仰と服従だけです。

 私たちにできることは、私たちの安全のために政府が定めた条例を守ることです。ウイルスのまん延を阻止するために命を危険にさらしている医師や最前線で働く人たちを絶えず信じ、全てを導かれる神様に私たちの信仰を傾けましょう。

 今が困難な時期であるということは控えめな表現です。現在最も困難な影響を受けている人々のことを思えばその人たちの絶望を感じることができます。
 世界は危険な敵に直面しています。これを克服することは困難かもしれません。しかし今こそ私たちは、この共通の敵と戦うために団結するべき時です。

 否定的にならず、私たちは前向きな出来事を見失ってはいけません。国々は互いに助け合っており、人々は健康をよくケアし、幸福に生きることを意識しています。そして最も重要なことは、私たちの信仰はかつてないほど強くなっているということです。

 新しい世代が成長し、希望の器となり、世界を再建するチャンスがこのような時です。
 私たちの国を助け、奉仕することへの情熱を持つ個人となり、私たち自身がモデル市民になりましょう。

 私たちフィリピン人は最も脆弱な状態にありますが、私たちの粘り強さと笑顔は強みであることが知られています。

 私たちは耐え忍びます。私たちは困難に直面していますが、再び地平線に日が昇り、良いことが起こるでしょう。なぜなら私たちは希望を見失わないフィリピン人だからです。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、アンパロハイスクールのエンチャイルド奨学生、ザイラ・ジョアンヌ・ホジラさんの近況報告を紹介します。奨学生たちの様子、彼らの置かれている状況が伝わってきますので、ぜひお読みください。

      支援式典(奨学生の出し物001)
 

エンチャイルド・ファミリーに私の気持ちの全てを共有したいと思います

 エンチャイルドの支援者の皆さまへ

 皆さん、お元気ですか。私たちはお互いにしばらくの間お会いできていませんが、皆さんがどこにいても、元気で健康であることを願っています。

 私にとってこの一年間は困難もありましたが、エキサイティングな一年でした。多くの学びとモチベーションが与えられました。
 
 学校や家の中でのやるべきことがたくさんあって、時間の管理に苦労しました。そのせいで泣いてしまったり、十分な睡眠と食事が取れず、時々学校に遅刻してしまったりしました。

 私は日中に自分自身を調整しなければなりませんでした。しかし、必要な単位を取得することができたので、全てが報われました。進学できたことは、私が将来のためにコミットしていることに反映しています。

 一年間の歩みの中で、さまざまな人々に会うことができました。また、以前はなかなかできなかった、自信を持って人々と交流できるようになるという目標も達成できました。

 高校生活最後の年、私は大学進学を希望しました。いくつかの大学を受験したので、もし一校でも合格できれば進学することを願っていました。しかし残念ながら、先月、母親からは高校を卒業したら働いてほしい、大学には行かないでほしいと言われました。
 私は母親の意見には従いたくありません。進学することを諦めた場合、どうやって私の目標を達成することができるでしょうか。私に対する皆さんのサポートは無駄になってしまうからです。

 今私は、母親に私が夢を実現するのをサポートしてくれるよう説得の方法を考えています。私はエンチャイルド・ファミリーの皆さんが私を導くために常にそこにいてくださることを願っています。

 私の旅はここでとどまることはありません。

 もっと探求し、まだ知らないことを私は学びたいと思っています。私はエンチャイルド・ファミリーに私の気持ちの全てを共有したいと思います。

 世界的なパンデミックの中、フィリピンも災禍の状態にあり、私たちは病気の発生を防ぐために外出が許可されないコミュニティー隔離下にあります。
 すでに学校、職場は休みとなり、友人、同僚と会うことも控えられており、このパンデミックが続くと、卒業式も行うことができなくなります。しかし私は、この状況が間もなく終息することを期待しています。

 皆さんがウイルスに感染せず、健康、安全であることを願っています。この危機が過ぎ去り、全てが正常に戻ることを願って祈りましょう。

 またお会いできるのを楽しみにしています。ファイト!

ザイラ・ジョアンヌ・ホジラより





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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 今回は、アンパロハイスクール出身のエンチャイルド奨学生、エドリック・ジョン・バルダド君(21歳/大学3年生)の近況報告を紹介します。

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                アンパロハイスクールのエンチャイルド奨学生たち
 
 今年、建築学科で学ぶ2年目の私は、学生生活を大変楽しんでいます。
 深夜までプレートを作ったり、さまざまな美しい建造物を見たり、テキストを読んだり、スケッチを練習したりすることは、私の日課の一部です。

 建築学科の学生生活はハードです。私は、プレートのセットを仕上げるために眠れないこともありますし、入浴や朝食をせずに学校に行くこともあります。

 建築の道具や材料は大きいので、バスやジープニーでそれらを運ぶのは難しいことがあります。
 また、次のテーマに必要な材料を購入するために、食費を犠牲にすることもありました。
 大変な時もありますが、これらの犠牲はいつか建築家になって成功するという私の目標に到達するためのステップだと思っています。

 神様が私を導き、私の家族が私を支えてくれていることを知っています。
 今月はエンチャイルドの奨学生と支援者の皆さんが集まることができませんが、皆、大丈夫だと思います。

 私たちの地域はまだ隔離中ですが、私は元気にやっています。皆さんも元気で過ごされていることを願っています。

 私たちはパンデミックに直面しています。
 私たちにできることは、神様を信頼し、病気に冒されている全ての人たちが迅速に回復されるよう祈ることです。

 全能なる神様が私たちの国を祝福してくださいますように。
 私たちが今直面している状況は、私たちが一つの大きな家族であることの障害にはならないことを常に心に留めて乗り越えていきたいと思います。

エドリック・ジョン・バルダドより



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 こんにちは、エンチャイルド広報担当、地球村山歩です。

 サポーターの皆さまの日頃の変わらぬご支援に対して心より感謝申し上げます。

 月刊ニュースレターの通巻第102号(2020年3月25日号)が発行されましたので、昨日郵送いたしました。PDF版のかたには、3月31日ないしは4月1日にご登録のメールアドレス宛てにお送りいたしました。

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支援式典でダンスを披露するマニラ首都圏のエンチャイルド奨学生たち

 今月号の主なコンテンツは、マニラ首都圏の奨学生たちから届いた近況報告の一部を抜粋してお届けしています。
 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの中でも、フィリピンのエンチャイルド奨学生たちは頑張っています。

★Message from the Philippines★
 「皆さんと再会し、絆を深める時間が待ちきれません」

★Message from the Philippines★
 「遠く離れていても、私たちはいつも心でつながっています」

 今後ともプロジェクトへのご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 ニュースレターに関するご意見、ご感想など頂ければ幸甚に存じます。

ニュースレター

【エンチャイルド紹介パンフレット、ご活用ください!】
 ニュースレター郵送受け取りのかたには、エンチャイルド紹介パンフレットを同封いたしました。支援の輪の拡大にご協力ください。
 またパンフレットをご希望のかたはエンチャイルド事務局(info@enchild.org)までご一報下さい。



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、フィリピン・カロオカン市のMLQ出身のエンチャイルド奨学生、プリンセス・ルティーバさん(18歳)、ラニー・ムニョス・ロベルトさん(18歳)、クリスティン・メイ・バクードさん(18歳)の3人の近況報告を紹介します。

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MLQ出身のエンチャイルド奨学生たち(2018年12月)

一生懸命勉強し、皆さんのサポートに大きな価値があることを証明するために私は最善を尽くします

 こんにちは、理事長さん。
 皆さまからの絶え間ないご支援に心より感謝申し上げます。

 現在、フィリピンは依然として世界的に広がり続けているパンデミックに直面していますが、フィリピンや他の国の回復が遠からず訪れることを楽しみにしています。あなたや日本の支援者の皆さんが皆、元気で過ごしておられることを願います。

 先日私たちは、リーダーシッププログラムに参加しました。このプログラムは、わが国にも突如として起こった今回の問題に対して理解を深めるためのもので、たくさんの情報を得ることができました。

 また私は、今年度のトップクラスの生徒に選ばれました。これはエンチャイルドのサポートのおかげです。奨学生に対する皆さんのサポートによって私たちは刺激を受け、励まされています。

 皆さんの親切心のおかげで私は幸せです。いつもあなたと支援者の皆さんの健康を祈っています。

 一生懸命勉強し、皆さんのサポートに大きな価値があることを証明するために私は最善を尽くします。

プリンセス・ルティーバより


本を読むことは、心を落ち着かせる活動の一つだと実感しています

 親愛なる理事長さん、
 こんにちは! あなたの家族とエンチャイルドの皆さんが健康であることを願っています。

 フィリピンで「強化されたコミュニティー隔離措置」が実施されたため、学校の授業が中断されました。ウイルスが伝染する可能性を避けるために、社会的または肉体的な距離を保つよう、自宅で過ごすことが勧められています。

 伝染病を心配しながら日常生活を送るのは大変ですが、ウイルスの感染を回避するためのガイドラインに従って、私たちは地方自治体との連携に全力で取り組んでいます。

 私たちの家族は、手洗いとアルコール消毒を実践しています。また、必要のない場合は外出を控えています。政府のガイドラインに従うよう最善を尽くしています。

 姉妹と私はこの間、以下のような活動をしています。

 私たちは読書し、読んだ内容についての洞察を共有します。家で過ごしているこの数週間、私はさまざまな作家の本を合計8冊読みながら、好奇心を満たしています。本を読むことは、心を落ち着かせる活動の一つだと実感しています。

 今、全世界が危機に直面しています。

 人々の安全を確保するためにさまざまな国で対策が講じられているニュースを見ながら、私は憂鬱と歓喜を同時に感じてきました。

 感染者を助けるための最前線(医療従事者や公務員など)で戦う人たちは、自分自身を傷つけながら、家族と一緒に家に帰ることができなくなる可能性があります。しかし、それでもなお仲間を助けようとする彼らの意欲は、私に彼らへの敬意を高めます。国籍や習慣は異なっても、これは「共助」の生きた証しだと私は思います。

 ルーツが異なるにもかかわらず、仲間の皆さんの思いやりを目の当たりにできてうれしいです。全世界が苦しんでいる危機が過ぎ去り、私たちの国だけでなく他の国々が「私たちはCOVID-19から解放された」と言えるようになることを願っています。

 心を込めて。

ラニー・ムニョス・ロベルトより


COVID-19に対して私たちの国の迅速な回復を私は期待しています

 今回のような疫病は本当に悲惨です。私の父は国が発表した条例に従い、仕事を辞めざるを得なくなりました。

 これまでのところ、私と家族の健康状態は良好です

 ウイルスと戦うための最良の方法として、私たちは常に適切な栄養状態にあることが大切です。アルコールや消毒剤の在庫もあります。

 私たちの地方自治体は、検疫証(1家庭に付き一人だけが外出し、私たちの毎日の必要な物を購入することを許可する証明書)を発行して群衆を減らすための命令を発表しました。

 ウイルスの蔓延を防ぐために外に出ることも禁止されています。COVID-19に対して私たちの国の迅速な回復を期待しています。

クリスティン・メイ・バクードより


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 今回は、フィリピン・カロオカン市のMH・デル・ピラー小学校出身のエンチャイルド奨学生、ファーリン・ジョイス・リベラさん(17歳)とグレア・ガミスさん(17歳)の近況報告を紹介します。

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MH・デル・ピラー小学校出身のエンチャイルド奨学生
 


 こんにちは! 私は支援者の皆さんが元気であることを願っています。

 私たちはこの危機が全世界で起こっていることを知っています。フィリピンではドゥテルテ大統領が、COVID-19の感染が広がっているルソン島全体の封鎖を宣言しました。

 私たちの地域では、バランガイの責任者や役人、ボランティアの人々が、私たちに必要な食品や薬を昨日の朝から配布してくれています。バランガイの警官は毎晩、私たち全員が家の中にいることを確認するために巡回しています。また、2日ごとにバランガイ全体を消毒します。
 
 私たちが経験している危機は容易に回復することが難しそうです。そのため、家族は私が思っている以上に安全に気を使っています。

 少なくとも3週間はほぼ封鎖されるので、時間がある時に私が最初にやったことは安全のために家を掃除することでした。2番目に受験勉強をしました。
 
 外に出るよりも家の中にいる方が安全なので、たとえ家の中にいることに飽きても、ルールを守って暮らしています。それが今の私たちの生活です。

 私たちは皆さんが安全であることを心から願っています。皆さんと一緒になって、ウイルスの恐れが過ぎ去り、全世界が安全になることを祈ります。ありがとうございます。

ファーリン・ジョイス・リベラより

フィリピン大学キャンパスツアー004
マニラ首都圏のエンチャイルド奨学生たち(2018年3月)

 こんにちは。

 今学期は学校、友達、家族との間で多くの経験をしました。学校では昨年、三つの賞を受賞しました。とても光栄です。私は多くのコンテストに参加しましたが、賞状やトロフィーをたくさん受賞することができました。

 課外活動も活発に参加しました。昨年12月、私たちはバラソアイン教会、クラークエアフィールド、ズーコビアなど、多くの場所に行きました。ハイスクール1年として、さまざまな活動に参加し、たくさんの思い出をつくりました。

 教会では、セミナー、ユースキャンプ、チームビルディングに参加しました。たくさんの友達もでき、多くの知識を学べたことが幸せでした。

 この休暇の期間においては、ユースキャンプ、ユースコングレス、休養など、私たちの教会で行われる多くのイベントがCOVID-19の影響でキャンセルになりました。

 昨年、私は友達と山に行きました。Balagbagでのハイキングは初めてでした。すごく疲れました。
 昨年のクリスマスと新年は、家族と一緒に家で祝いました。近所の人たちともお祝いし、絆を結ぶことができてうれしかったです。学校では一人で食べますが、クリスマスの時は一緒に食事ができたからです。

 私と私のクラスメイトは、隔離が早く収束するようお祈りしています。私も家族もこのウイルスを恐れています。なぜなら、近隣の1人がCOVID-19で陽性だったからです。

 私たちの家族が仕事をすることができず、経済的な面でも心配です。
 世界中で多くの人々が苦しんでいるのですごく悲しいです。

 よく祈り、神様を強く信じてください。私たちが経験している全ての問題はいずれ終わるでしょう。
 最前線で働く人々、エンチャイルドの支援者の皆さん、そしてスタッフの皆さん、お元気でお過ごしください。お祈りしています。

 神様の祝福がありますように。

グレア・ガミスより



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