★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援&共育活動、草の根国際交流、社会教育を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の擁護者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回程度実施しています。コロナ禍の2020~2022年はオンラインでの交流が主な活動となりましたが、2023年6月には4年ぶりのスタディーツアーを実施することができ、成長した子どもたちとの再会を果たしました。2024年でフィリピンでの教育支援開始20周年となりました!

2020年05月


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 夢を実現するための技術(方法)の2回目です。

 「5W1H」の夢マップを作成したら、それを語るだけでなく、マップに従って歩き始めなければなりません。 

 地図がなくても歩ける、山に登れるという人ももちろんいらっしゃるでしょう。
 しかし夢の実現ということでいえば、それは少数派だと思います。

 棚ぼたのようなケースを除いては、夢実現のためにはそれ相応の努力を費やすことは避けられません。

 今回は、その努力の費やし方についてのヒントをいくつか挙げてみたいと思います。

 1.「熱意+誠意+創意工夫=夢実現」の公式

 2.PDCAサイクルを回す

 3.継続は力なり~繰り返しの重要性

 4.学習(スキルアップ)の継続

 5.行動時間の確保

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 順に少し解説を加えます。

 1.「熱意+誠意+創意工夫=夢実現」の公式
 
 実現したい夢に対して「夢を実現したい!」という熱情、熱意は不可欠です。
 一部の例外を除いては、強く深い意志があってこそ夢は実現するものだからです。

 「夢」に対する誠実さを持たなければなりません。
 自分の夢に対して自分自身がその実現することを心から信じるということです。
 誠なる意志を貫いてこそ夢はやって来ます。
 誰よりも自分の描いた夢の実現を願いに願う心、その祈りの心が夢実現の起点です。

 以上のように決意の持続が夢実現に当たって不可欠であることはいうまでもありませんが、同じくらい大切なのが創意工夫です。
 精神論とともに科学的な見地が必要だということです。
 奇跡と思えるようなことも、よくよくその結果を分析すればそこにしかるべき原因やプロセス、理由を見いだすこともあります。
 世の中には科学で説明できないこともあるのは事実です。
 しかし夢実現の取り組みのプロセスにおいても、科学的、論理的、検証的であることがポイントです。
 創意工夫はそのような考え方と態度のもとでなされることで可能になります。
 思いつき、ひらめき、インスピレーションを否定するものではありません。
 それらもまた、事前であれ事後であれエビデンスを求める科学的な姿勢が大切であるということです。
 そうすることで取り組みや結果に対する理解があいまいなまま留まることを避け、より良い次の取り組みに(すっきりとした気持ちで)移っていくことができると思うのです。


 …もう3分過ぎてしまいましたかね。一つしか説明できませんでしたが、続きはまた明日…。



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドの社会教育プログラムでは、「夢を持つこと(夢を描くこと)」「志を持つこと(価値ある生き方を目指すこと」を強調します。

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 夢と志を持つことの意義のようなことは、このブログでも以前何度か書きましたので、今回は夢を実現するための技術(方法)について触れてみたいと思います。

 これは登山家の栗城史多さん(故人)がお話ししていたことですが、彼はあるラジオ番組で「夢は10回口にすればかなう」と言っていました。
 「かなう」は「叶う」ですね。「十」回「口」にするのが「叶う」ことだというわけです。

 実際、栗城さんは世界の最高峰を単独無酸素登頂の計画を実現するために、常にスポンサー(資金提供者、協力者)を探すために「夢」を語り続け、「計画」を訴え続ける生活を送ったのだと思います。

 夢の実現は、本人の努力はもちろんですが、内容によって周囲の理解や協力が不可欠です。周囲の人々や関係者の皆さんを説得し、納得させなければならないという状況もあるでしょう。

 夢を自分だけの思いや妄想で終わらせないためには、自分の夢を説明できるようにならなければなりません。

 夢を語るべき第一の相手は自分自身です。
 まず自分自身が「そうだ。私の夢はこのようなものである。必ずや実現しなければならないものだ。ぜひ実現すべきものである」と納得できるものを描かなければなりません。

 そのために、自分が実現したい夢の内容を具体的に書いてみることが大切です。

 「5W1H」の観点でおのおのの項目を書き出してみましょう。

  ■WHO:誰がその夢を実現したいのか?
      誰のためにその夢を実現したいのか?
      夢の実現に当たって関係する人は誰か?

  ■WHAT:実現したい夢の内容は何か?
        何を実現したいのか?

  ■WHY:なぜその夢を実現したいのか?

  ■WHEN:その夢はいつまでに実現したいのか?
        その夢を実現するためのロードマップは?

  ■WHERE:その夢はどこで実現するのか?

  ■HOW:その夢を実現するためには何をどのようにしなければならないのか?

 どうでしたか?
 書き出せましたか?

 最低限、こういった内容を文章やプレゼン資料としてまとめる必要があります。
 ご自分の手帳に夢の実現のためのプランを書き込んでみてください。
 
 こういった内容を書き出せれば、その夢は実現に向かう第一歩を踏み出すことになるでしょう。

 夢の内容が単に個人的な事柄ではなく、社会的(他者との)関わりが伴うものであれば、それを公開(共有)する必要があります。

 エンチャイルドの取り組んできたクラウドファンディングによるプロジェクトも一種の「夢」のようなものです。

 「実現したい事」=「夢」といえるのかもしれません。

 夢を具体的に実現しようとすれば、現実的には難しいこと、面倒くさいことの連続かもしれません。でも夢実現への思いが強ければ強いほど、試練や課題はむしろ刺激やモチベーションとなって実現力を高める要因となっていくことでしょう。

 エンチャイルドの活動そのものが夢の実現のためですが、個々のプロジェクト、クラウドファンディングの取り組みは夢実現のための技術を身に付けることのできる良い機会です。

 「マイプロジェクト」やクラウドファンディングへの関りを通してぜひ夢実現のための技術を高めてくださればと願っております。



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 日本とフィリピンを比較してみましょう。

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 日本とフィリピンは同じ島国ですが、フィリピンの国土面積は約30万㎢(日本の約8割)で7,109の島からなっています。日本は本土5島を除いた数が6,847島です。人口は日本が約1億2600万人でフィリピンが1億700万人です。

 国民の平均年齢(2020年)は、日本が48.4歳(第2位)、フィリピンが24歳(168位)です。世界の平均は30.9歳です。この点はかなり違いますね。

 さて、新型コロナウイルス(COVID‐19)の感染状況はどうでしょうか。

 日本の厚生労働省のウェブサイトからの数字です。

 5月28日12:00現在では

 【日   本】感染者数:16,683人 死亡者数:867人
 【フィリピン】感染者数:15,049人 死亡者数:904人

 となっています。

 数字を見る限りでは、両国は同じような状況であることが分かります。

 エンチャイルドは現在、主にフィリピンを対象に活動を行っています。
 16年もの交流を重ねてきましたが、お互いの国のこと、歴史・文化・社会・生活習慣などなど、もっともっと知って理解を深めていかなければならないと思っています。

 共立の関係を築くために。



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドが推進している取り組みの一つに、「マイ・プロジェクト」 があります。

 「誰でも社会貢献、国際協力活動ができる!」というのがコンセプトです。

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 社会貢献がしたい、国際協力活動をしてみたい、というかたは少なからずいらっしゃると思います。

 エンチャイルドのサポーター会員となっていただければ、教育支援(奨学金支援、スタディーツアーへの参加など)を通して国際協力活動に参加することもできますが、「自分がプロジェクトのオーナーとして活動してみたい!」というかたには「マイ・プロジェクト」という国際協力プロジェクをエンチャイルドはご用意しております。

 エンチャイルドが取り組んできたプロジェクトを参考にしていただきながら、エンチャイルドのコーディネート、プロデュースで行っていただく「あなたのプロジェクト」がマイ・プロジェクトです。

 支援先現地のニーズ調査、プロジェクトの立案、資金調達、プロジェクトの行動計画など、エンチャイルドのスタッフが支援先現地をつないで対応させていただきます。

 エンチャイルドは、教育支援をベースとする国際協力の輪の拡大に努めたいと考えていますし、一人でも多くのかたに国際協力の分野で何らかのミッションを遂行していただけるようにサポートさせていただきたいと考えています。

 すでに「マイ・プロジェクト」を実現されたかたがたもいらっしゃいます。

 エンチャイルドの活動や「マイ・プロジェクト」に関心があるというかたは、お気軽にエンチャイルド事務局までお問い合わせください。

 info@encgild.org



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回のコロナショック、COVID-19のパンデミックによって多くの犠牲と被害がありました。この影響はしばらく続くことでしょう。

 経済的影響は社会的影響を引き起こし、社会的影響は政治的影響を生み出すことになるでしょう。

 国際社会、世界の様子も変わっていきそうです。

 それにしても、最も影響を受けたのは子どもたちではないでしょうか。

 学生たちの進路問題を直撃したでしょうし、子どもたちはこれからの人生そのものに多大な影響を受けたのではないでしょうか(現象としてはもっと後になって出てくることでしょう)。

 遠からず、「コロナ世代」という言葉があらゆる場面で使われることになるでしょう。

 フィリピンのエンチャイルド奨学生たちもロックダウンという厳しい環境の中で苦労の多い、学年末を過ごしたと思います。

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 今、今年ハイスクールを卒業する(した?)奨学生たちに声を掛けて、卒業記念の作文を書いてもらっています。

 どんどん寄せられて来ています。

 彼らがつづってくれたエンチャイルド奨学生としての体験記を読みながら、すごく感動しています。

 彼らの人生にエンチャイルドが少しでも役に立ったなら本当にうれしいと、しみじみ感慨にふけっています。

 「木はその実を見れば分かる」(a tree is known by its fruit )という言葉があります。
 聖書の言葉ですね。
 
 エンチャイルドの活動の成果は、エンチャイルドの奨学生たちの未来を見なければ本当の意味では分かりません。

 エンチャイルドがやってきたことはほんのわずかなことにすぎませんが、少しでも彼らの人生に関わりを持ち、彼らの成長する姿を目にすることができたのは、幸せなことです。

 心から卒業おめでとうと言いたいです。

 そして彼らに心から感謝しています(Thank you very much!)。

 ハイスクール卒業生たちの作文は、ニュースレターや当ブログでも紹介していきたいと思っています。
 


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、「家族愛」について考えてみたいと思います。 

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 まずは、「家族」について。

 デジタル大辞泉には、「夫婦とその血縁関係者を中心に構成され、共同生活の単位となる集団」とあります。

 皆さんなら、「家族」をどう定義しますか?

 結論を先に言ってしまうと、「家族」とは、八つのエレメント(要素/共生・共食・共育・共立・共助・共感・共有・共観)を満たしている共同体であると考えます。

 かれこれ20年になりますが、「エンチャイルド・ファミリー」と言ってくれる関係者が増えています。うれしいことです。

 エンチャイルドは教育支援団体であり、社会教育団体ですが、八つのエレメントを満たすための実践プログラムをひたすら追求してきました。つまり家族的な共同体を創出する取り組みをしてきたということです。

 それが社会教育の目指すものであり、教育支援の意義だと考えたからです。

 そしてそのことによって貧困の世代間連鎖を断ち切りたい、貧困のない社会をつくり上げたいと考えてきました。

 それが、何度か触れてきた「貧困の5大要因(病気、無関心、依存、不正直、無知識)」を取り除くための八つのエレメントの実践です。
 
 
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 さて、家族は血縁集団であるという点においては、家族というのは結婚によって半ば自動的に生成されていくものと考えることができるでしょう。

 「血は水よりも濃い」といいます。血のつながった血縁者の絆は、どんなに深い他人との関係よりも深く強いものであるということのたとえです。

 確かに「血」の力は深く強い。しかしだからといって血縁だけを根拠に家族共同体を営むことができるでしょうか。
 共同体としての「家族」をより良いものとしていくためには、そこに別の力の存在も必要ではないでしょうか。

 それが八つのエレメントによって生じる家族愛の力です。

 「血」を根拠とした家族を否定しているのではありません。現実的な問題として、より良い家族共同体、あるいは家族的共同体をつくろうとすれば、八つのエレメントが必要だと申し上げたいのです。それは家族を成り立たせるために不可欠なものであるといっても言い過ぎではないと思っています。

 エンチャイルドの活動の原動力は「家族愛」です。他者を家族(兄弟・姉妹)のように愛する愛、他人をも家族(兄弟・姉妹)として愛する愛です。

 家族愛というものを生来備えておられるかたももちろんいらっしゃるでしょう。しかしそれを十分に感じていない、表現できていない、実践していないというかたも少なくないのではないでしょうか。実の家族関係においても…。

 エンチャイルドの実践プログラムは、家族愛を発露として行う実践プログラムであると同時に、家族愛を刺激するプログラムでもあります。

 感性豊かな子どもたちは、血はつながっていなくても(私自身は人間というのは結局は皆、先祖が一緒で兄弟みたいなもの、みんな遠い親戚関係なんだよね、ぐらいのマインドで生きていますが…)、家族愛を刺激する八つのエレメント(=GIVE&GIVE)によるプログラムを通して一つの家族になり、一人一人が「ピースアドボケイト」の実体として成長していることを実感しています。

 長くなってしまいました。この辺にしておきましょう。

 鶴瓶さんではありませんが、「家族に乾杯!」「家族愛に乾杯!」ということで、今回のブログを締めたいと思います。



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドは「全ての子どもたちが夢と志を持って生きられる社会の実現」をビジョンにうたっています。
 
 夢と志…。

 夢とは、将来なりたい自分(人物像、職業など)、将来成し遂げたい事、実現させたい事、目標…。
 夢ある人は、きっとワクワクしながら毎日を過ごせることでしょう。

 では、志とは?

 一般的にいわれる「ある方向を目指す気持ち」「心に思い決めた目的や目標」という意味では、<夢>という言葉に近い感じですね。

 <志>には、「心の持ち方」「信念」「志操」という意味もあります。

 エンチャイルドがビジョンでうたっている<志>は、人生をどう生きるのか、といった「生き方」を指しています。

 エンチャイルドは、自らの固有の夢を持ちながら、社会の一員としては他者のために生きるという人生の原理を実践しようとする青少年の育成を目指しているということです。

 そして青少年たちが日々をそのように過ごせるような教育環境をサポートしようというのがエンチャイルドのミッションです。
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 夢を持てることで希望が持てます。希望があれば夢はいっそう膨らむことでしょう。

 志ある生き方ができれば、自分自身の価値をを高め、人生の意義を感じられるでしょう。

 夢を持ち、志を持って生きる人生を実現するためにエンチャイルドは子どもたちを支援し、励ましたいと考えます。

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 エンチャイルドの「エン」は、エンカレッジ(encourage/勇気・元気づける、自身・希望を与える)、エンパワーメント(empower/力を与える)、エンハンス(enhance/価値を高める)の「エン」です。

 
 「世界の子どもたちを元気にしよう」
 子どもたちの夢と志のために。これがエンチャイルドの存在意義です。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 ピースアドボケイトとは、「平和の実践者」の意味ですが、皆さんは「平和」の起源は何だと考えますか?

 エンチャイルドは平和の起源を「家族愛」であると考えます。

 「愛」と「平和」はよくセットで語られますよね。愛こそが「平らかに和する」ために必要な垂直軸だからでしょう。愛ではないものが中心になった時、水平は失われ、平和はその実体を喪失していくのではないでしょうか。
 
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「ピースアドボケイト」任命式

 
エンチャイルドは教育支援を通して平和を実現したいと考えています。
 だからこそ、私たちの海外教育支援活動には国境を超えた「家族愛」が不可欠なのです。
 
 私たちの教育支援活動の成果が平和世界の実現に至るものとなるためには「家族愛」を軸になされなければならないというのが結論です。

 宗教を信じる人であれば、それを「神の愛」とか「仏の慈悲」と言い、「隣人愛」「人類愛」と表現う人もいるでしょう。

 家族愛といってもそこには親子愛があり、夫婦愛があり、祖父母の孫に対する愛もあります。
 エンチャイルドが強調するのは兄弟・姉妹の愛です。
 教育支援を行うプロセスにおいても支援者と受益者が兄姉と弟妹のような関係で支援し、されることを大切にします。これが「姉妹結縁プログラム」を行う理由です。

 そこから生じる家族愛とその成長と拡大がエンチャイルドが最も大切にしている価値の一つです。
 弟・妹たちがやがて兄・姉となって弟・妹たちを支えていくのです。

 エンチャイルドは「人類(地球の全ての生命)は一つの家族である」という理念を標榜してきました。

 それが「家族だから助けたい!」という言葉を繰り返し、家族愛を強調してきた理由です。

 エンチャイルドの教育支援プログラムは、家族愛を中心とするプログラムであり、平和な社会、すなわち共生・共助・共感の共立社会(共同体)を実現のための社会教育活動だといえるのです。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドblogで新田次郎の『アラスカ物語』を紹介したい理由は二つあります。 

 一つは、面白い小説なのでぜひお勧めしたいという単純な理由。これを読んで新田次郎文学の世界が合うなと思われたかたはぜひ他の作品も読んでみてください。新田作品の中には実在の人物をモデルにかかれた名作(『孤高の人』『栄光の岩壁』『銀嶺の人』『芙蓉の人』『孤愁(サウダーデ)』などなど)がたくさんありますよ。

 二つ目の理由は、海外支援や国際交流を実践している人に大きな刺激とたくさんの示唆を与えてくれる作品だと思うからです。

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 主人公、フランク安田(安田恭輔/1868~1958)は宮城県石巻市出身で10代後半に渡米します。
 アメリカの沿岸警備船ベアー号の乗組員となりますが、ある出来事がきっかけで一人下船し、エスキモー(イヌイット)の住む地(バロー村)で暮らすようになります。バロー村の人々は鯨をはじめとする海獣の生肉を主食として極限の地で生きる人々ですが、白人たちによる鯨の乱獲などの原因で食料難に陥り、さらには疫病(麻疹)によって多くの人々が死に、村は存亡の危機に陥っていきます。
 そこからフランク安田のアラスカ物語が始まります。

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新田次郎『アラスカ物語』


 同小説、フランク安田の生き方から学んだことを、エンチャイルド的視点から3点挙げてみましょう。

(1)フランク安田がエスキモーの人々と良い関係を築けたのは、ひとえに彼の誠実な人格と優れた能力によるものですが、私が注目したのは、フランク安田が生肉を食べられたことです。エスキモーの主食である生肉を食べられたことによってフランク安田とエスキモーたちとの心の距離は一気に近くなります。ちなみにインディアンは生肉を食するエスキモーを忌み嫌います。これは8エレメント流の解釈を加えると、「共食」のエレメントを満たしたことで家族の関係をつくり出すことができたと見ることができます。食は文化です。エスキモーにとって生の中心である食(生肉を食する)を共にできたことは、異文化の壁を超えてフランク安田とエスキモーが一つになるための鍵になったと思います。

 海外支援、国際交流においても異文化を超えて互いを理解し、共に何事かを行い、互いが家族のように生きていこうとすれば、食を共にすること、互いの食に敬意を表することは思いのほか大切なことであるといえます。その国の人々と共に生きていこうとすれば、彼らの食文化を愛することが不可欠なのです。

(2)フランク安田はごく普通の日本人のように見えますが、強靭な精神力の持ち主です。その強い意志力と深い知恵によって大自然の中で次々と遭遇する試練を乗り越えていきます。フランク安田は海を越え、氷原を越え、山を越えていきます。極寒の地には気候の試練が常にやって来ます。そして動植物との関係もまた生きていく上で避けて通ることができません。現代人には想像もできませんが、大自然の中で生きていくということは人間以外の生命と共生・共存していくことだということです。

 海外での活動では、その国の文化や風習、生活習慣への理解だけでなく、その国の気候や風土、生態系とうまく付き合わなければなりません。異国で暮らすということは、人間社会との関わりだけでなく、大自然の影響が受けながら生きていくということなのです。

(3)フランク安田と妻ネビロ(エスキモー)は、存亡の危機に瀕したバロー村の人々ら数百人を荒れ野の800キロもの行程を経て、新天地(ビーバー村を建設)に導きます。これが「ジャパニーズ モーゼ」と呼ばれるゆえん。フランク安田はそこでエスキモーとインディアンと白人が共に暮らせる共同体をつくり上げます。
 フランク安田には異文化を超えて人を動かす力があります。人と人とをつなぐ力があります。エスキモーとインディアンが共に生きる道を開きます。エスキモーとインディアンの男女を結婚にも導きました。
 妻ネビロと共に徹底して他者のために生きたフランク安田でした(これが「アラスカのサンタクロース」と呼ばれたゆえん)。彼の人生に貫かれたその志の強さは海外支援活動を上で不可欠の要素です。何のために生きるか、どのように生きるのか、誰のために生きるのか…。生きることの根本原理に貫かれたフランク安田の生涯でした。

 『アラスカ物語』全体を通して、フランク安田が8エレメント(共生、共食、共育、共立、共助、共有、共感、共観)を満たす実践と行動の伴う生き方をしたのだと分かります。
 
 8エレメントの教科書のような生き方をフランク安田の生涯から学ぶことができます。



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 わが国における「緊急事態宣言」は間もなく全都道府県で解かれることになると思います。

 しかし、「長い付き合い」「コロナとの闘いはマラソン」といわれるように、コロナ禍の影響はまだまだ続くことでしょう。

 今回の新型コロナウイルスが終息したとしても、これからの社会は常に感染症の拡大防止のための対策とともに回っていくことでしょう。

 2020年という年がこのような年になるとは誰が予測できたでしょうか…。

 一年前の今頃(5月16~20日)、私たちはフィリピンを訪ね、ミンダナオ島のブトゥアン、マガリャネスを中心にエンチャイルドの教育支援活動を行っていました。

 エンチャイルド奨学生たちの再会と交流できたことの喜びは今も胸に刻まれていますし、レストランで食事を囲みながらボロンガイタさんのギター伴奏で「カントリーロード♪」を皆で歌ったことが忘れられません。

 今年のスタディーツアーの予定はまだ見えてきませんが、一年前の現地での写真を見ながら、エンチャイルドの活動の原点に立ち返り、2020年の下半期に目を向けていきたいと考えています。

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 ところで、先ほど(5月22日夜)エンチャイルドのサポーター6人によるWeb交流会を50分ほどの時間で行いました。

 初めての取り組みでしたが有意義な時間を過ごせたと思います。やはり皆さん、エンチャイルド奨学生たちとの交流を望んでおられましたので、今後は国内のサポーター同士のWeb交流会に加えて、フィリピンとのONLINE交流会も企画してみたいと思います。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、ちょっと個人の趣味について書きたいと思います。

 山歩は、名前のとおり、ちょっと山歩きを趣味にここ数十年過ごしてきましたが、最近は登山の回数も随分減ってきました。今年は1回しか山に行っていません(涙)。

 他の趣味と言えば、

 ・散歩(ウォーキング)
 ・読書
 ・映画鑑賞
 ・音楽鑑賞
 ・歴史探訪(特に縄文時代にハマっています)

 …と、まあ、ふつーの趣味の持ち主です。

 ウォーキングは週に5回くらいは2駅分の往復ほどの距離を歩きながら、一日平均8000~1万歩を目安にしています。

 さて、読書について言えば、いろんな分野の本を読みますが、やはり“趣味”というなら小説です。

 小説は面白く読めれば(=集中モードに入れれば)ストレス解消になります。

 一種の現実逃避ですかね?

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 いろんな作家の小説を読んできましたが、数でいうなら新田次郎の作品が一番多いと思います。30冊以上は読みました。

 最近読んだのは、名作『アラスカ物語』。アラスカのイヌイットの村を救い、「ジャパニーズ・モーゼ」と呼ばれた、実在の人物、フランク安田(安田恭輔/1868~1958)がモデルの小説です。

 山歩も、エンチャイルドを通して小さな異文化体験をしたり、山歩きで少しばかりの自然体験を積み重ねたりしてきましたが、異文化を超え、大自然を超えて人々のために生きたフランク安田の生き方には大いに刺激を受けました。

 江戸末期から明治初期に生まれた日本人の中には、海を越えて偉業を成し遂げた人物が少なくありません。フランク安田もその一人に挙げていいでしょう。

            ★「フランク安田」について(YouTube動画)★

 『アラスカ物語』の感想は次の機会に…。


 

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 やっとコロナ禍トンネルの出口が見えてきましたね。
 皆さんにはどんな景色が見えてきていますか?
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 でもまだまだ心配もありますよね。
 第2波、第3波は?
 また流行がやって来て、もっと毒性の強いコロナが猛威を振るうんじゃないか。
 治療薬は? ワクチンは?
 そして何より、ボディブローのように長く引きずるであろうこの経済的打撃からどうやって抜け出せるのか…。

 ところで忘れてならないのは、社会的打撃からの回復です。
 回復を図るというよりは、新しい道を模索しなければならなくなった、というべきでしょうか。
 100年に一度の社会的パラダイムシフトが始まっているといっていいでしょう。

 「新しい生活様式」という言葉は、日常生活の在り方、人間関係、働き方が変わっていくことを指していますが、それはすなわち習慣や文化も変化していくことを意味しています。

 政府が打ち出した「新しい生活様式」の内容はウイルスの感染防止に特化したものです。
 しかしながら「危機」や「脅威」はウイルスや細菌ばかりではありません。

 自然災害の脅威は常にありますし、戦争が起こる可能性もゼロではありません。
 私たちは無数の危機と脅威に囲まれて生きています。

 どんな事が起きても前を向いて生きていくことができる本物の「新しい生活様式」をつくり出す必要があります。

 それは人間自体が、そして人間がつくり出した社会そのものが最も脅威的存在であるのだということを自覚することから始めなければならないのかもしれません。

 そして「新しい生活様式」を要因として生じてくる新たな危機や脅威があることも見通しながら…。

 



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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  エンチャイルドの提唱する社会教育と社会教育モデルとしての「ピースアドボケイト」についてお話ししています。

 平和な社会を論じる上で、まずは「平和」について考えてみましょう。

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 「平和」とは何か? どのような状態を指して「平和」というのか。またその「平和」はどのようにしたら実現できるのか、ということについて。

 デジタル大辞泉には、

 1 戦争や紛争がなく、世の中がおだやかな状態にあること。また、そのさま。「世界の平和を守る」
 2 心配やもめごとがなく、おだやかなこと。また、そのさま。「平和な暮らし」
 
 と記されています。

 ですが、これで「平和」の概念を十分に説明しているとはいえません。

 「平和」は「平らかに和すること」。水平な関係性が維持されている状態です。

 人が二人以上集まれば、そこに平和な状態か平和ではない状態が生じます。水平な関係が維持できれば平和ですが、そこに傾きが生じれば平和な状態は失われていきます。

 以前、「和の思想」について触れたことがあります。

 
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 自らの主体性を堅持しながら互いに調和できる関係。すなわち水平な関係はどのようにしたら築けるのでしょうか。

 水平という概念は垂直を前提としています。この垂直軸が「自立心」「自律心」です。自立心や自律心が弱くなると水平基準が乱れ始めます。

 水平基準を最も不安定にするのは依存心です。だから子どもは支配を受けやすいのです。

 平和を実現できるかどうかは、平和に生きることのできる人間を育成できるかどうかにかかっています。水平基準をつくり出せる垂直軸を持った人間をいかに育成するかが平和な社会を実現する鍵なのです。

 子どもは大人によるある種の支配(管理、指導…)を受けながら成長していきます。しかし子どもはこの支配からできるだけ早く解かれなければなりません。一日も早く支配を必要としない自分とならなければなりません。これが成長の意味であり、教育の意義です。

 他律から自律へ。

 ですから教育は支配をやめることに向かって行われなければならないのです。

 エンチャイルドは、平和な社会を共立の社会であると表現しています。
 共立の社会は、一人一人の自立を尊重し、一人一人の個性や役割を大切に考える社会です。

 教育は、自律心を育み、自立を支援するものであるべきです。

 共立こそが真の共生・共助・共感を導きます。これが平和な社会、調和の社会を実現し得るマスターキーです。

【調和】
 デジタル大辞泉には、「全体がほどよくつりあって、矛盾や衝突などがなく、まとまっていること。また、そのつりあい」と記されてます。

 共立の原理、「共」の原理が平和や調和を生み出す仕組みです。


 長くなってしまいました。

 次回は、共立の社会を実現するための教育プログラムについてお話ししてみたいと思います。





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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 エンチャイルドは社会教育に資する活動を目指す団体でもあります。

 今回は「教育」について考えてみたいと思います。


 教育は何のために行うのでしょう。教育の目的は何でしょう。

 日本の教育基本法の「教育の目的」の項には、「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない」とあります。

 意外と複雑な構造の文章ですね。
 
 教育は、

 ・人格の完成のため
 ・心身ともに健康な国民の育成のため

 ということでしょうか。

 そして「心身ともに健康な国民」とは、平和で民主的な国家および社会の形成者として必要な資質を備えている国民であるということです。

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 エンチャイルドの教育観は、「ピースアドボケイト」という言葉に集約されます。

 平和の提唱者にして実践者を意味するのが「ピースアドボケイト」です。

 平和な社会の形成者としての必要な資質を備える心身ともに健康な“社会人”の育成を目指す、のがエンチャイルドの提唱する社会教育の目的です。

 「ピースアドボケイト」はエンチャイルド奨学生だけが目指すものではありません。エンチャイルドの関係者全体が目指しているのが「ピースアドボケイト」です。

 では、「平和」とは何でしょう? どのような状態を指して「平和」というのでしょうか。

 またその「平和」はどのようにして実現できるのでしょうか。

 
 …続きは、明日。




ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今までの活動を通して子どもたちの教育支援において欠くことのできない存在が「母親」だと感じてきました。

 私たちエンチャイルドは家族愛による教育支援、共育プログラムを標榜して活動してきましたが、その「家族愛」の中心に、子を思う母親の無条件の愛が流れていることを実感してきました。 

 父親の愛情も欠くことはできませんし、兄弟・姉妹としても愛情ももちろんです。

 しかし母親の存在なくして、母の心情なくしては家族愛は一つにまとまりません。

 5月14日にエンチャイルド・フィリピン(マニラ首都圏)のお母さんのような存在であったネオ教授が逝去されたことで、今回彼女のことを少し紹介することになりましたが、ここでもう一人、ミンダナオ島ブトゥアンの母、ルース・コルテス婦人のことも記しておかなければなりません。

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ルース・コルテスさん(左)

 ルース・コルテスさんとは2005年に初めてお会いしました。もしかすると私が初めてフィリピンを訪問した2004年の時にお会いしていたかもしれませんが、初めてお話をしたのは2005年だったと記憶しています。

 コルテスさんはブトゥアンのバランガイ・ロサンゼルスのかたでキンバリーさんというエンチャイルド奨学生の母親でもありました。

 同バランガイのエンチャイルド奨学生の保護者を代表し、また同バランガイを代表して、バランガイリーダーや学校の先生たちとともに現地でのエンチャイルド活動に尽力してくださいました。

 コルテスさんはお会いするたびに涙を流しながら私たちの活動に対して感謝の意を表してくださいました。

 そのコルテスさんが病気で亡くなったのは2015年8月19日のことでした。48歳の若さでした。

 子どもたちと日本の支援者をいつも温かく見守り、支え、愛してくださいました。

 今も懐かしいコルテスさんです。

 インタビュー映像がありますので、ぜひご覧になってください。

              ★ルース・コルテスさんインタビュー
                  (2010年5月28日)





ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 Yoshihiro Okuhiraさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。
 ありがとうございます。

 「子どもたちへの励ましメッセージ」第23弾は、Yoshihiro Okuhiraさんの2度目のメッセージをご紹介いたします。

 みんなで励ましメッセージの輪を広げていきましょう! 

   ★皆さまからのメッセージを随時受け付けております(info@enchild.org)★

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 To my dearest,

 COVID-19 banned us from going out and quarantined us, so we couldn't meet with friends and even laugh together!
 I think that some of you may feel gratitude of ordinary life because we cannot do this during this time.

 Let us use our "imagination" when we are in our home or in a limited space.

 Imagination can go beyond time and space.
 Let us imagine playing on the clouds or walking along the Rainbow Bridge.

 Let us imagine that you are studying something at university. Imagine yourself doing your favorite job. Imagination gives you massive energy.

 I got energy by imagining "I'll do my best to see you soon!".

 Let us imagine a good future and walk together!
 See you again!

 Yoshihiro Okuhira


 大切なフィリピンの皆さんへ

 COVID-19により外出禁止や、隔離が行われて、友達とも会って一緒に笑い合うことができなくなりましたね! 
 普通のことができなくなって、普通の事の有り難さを実感していると思います。

 家の中や限られた空間にいる時には「想像する力」を発揮しましょう。

 想像する力は時間も空間も超えて行くことができます。
 雲の上で遊んだり、虹の橋を歩いたりするのを想像してみましょう。

 大学で何かを研究している自分。好きな仕事をしている自分を想像してみましょう。
 想像する力はとてもエネルギーかあります。

 私も近いうちに、皆さんと会える日を想像しては、「よし、頑張ろう」と元気をもらっています。

 共に良き未来を想像して、そこに向かって歩いていきましょう!
 そして本当にまた会いましょう!



ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 悲しいお知らせです。

 エンチャイルド・フィリピンの役員の一人、テス・ネオ教授(Tess Neo/University of the East )が昨日(5月14日)午後、逝去されました。

 突然の訃報に触れ、驚きを禁じえません。

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ネオ教授(右)


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2019年3月のスタディーツアーで(後列中央がネオ教授)

 ネオ教授は、多くの学生たちに慕われていた教育者であると同時に、学生や若者たちにとってお母さんのような存在でした。

 エンチャイルドにおいても奨学生たちへの教育プログラムの面で多大なる貢献をしてくださったかたです。

 スタディーツアーでお会いしたという日本の支援者のかたも多くいらっしゃると思います。

 続報が入り次第、お知らせいたします。

 ネオ教授のご冥福を心よりお祈りいたします。



ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、エンチャイルド奨学生のラッセル・カロイさんから届いた「励ましメッセージ」を紹介します。

 奨学生たちからのメッセージ、うれしいですね。

 コロナ禍の終息の時を早めるために、みんなで励ましメッセージの輪を広げていきましょう! 

   ★皆さまからのメッセージを随時受け付けております(info@enchild.org)★

Russel Calooyさん


 Hi! ENCHILD Family

 How are you? I hope you are all fine in your respective homes.

 I write letter to inspire all of you ENCHILD family that even we've faced this kind of pandemic we have this called LOVE and HAPPINESS.

 That no matter what happen we always spread love towards each other and always smile to washout the negative thoughts in our mind.

 Please stay at home and stay safe everyone. And also, to our Japanese sponsors please take good care of yourselves. Spread love to everyone and always stay positive.

 GOD BLESS everyone!

 Russel Calooy


 エンチャイルド・ファミリーの皆さん、こんにちは!
 
 お元気ですか? 私はあなたがそれぞれの家において元気に過ごしておられることを願っています。

 私はこのパンデミックに直面した今において、エンチャイルド・ファミリーの皆さんに愛と幸福インスピレーションを与えるためにこのメッセージを手紙を書いています。

 何が起こっても、私たちは常にお互いへの愛を広げ、笑顔で否定的な心や考えを洗い流しましょう。

 家にいて、皆さん、安全を守ってください。
 日本の支援者の皆さん、ご自愛ください
 人々に愛を広め、常に前向きであり続けましょう。

 皆さんに神様の祝福がありますように!

 ラッセル・カロイ


ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 Shoko Nittaさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。
 ありがとうございます。

 「子どもたちへの励ましメッセージ」第21弾は、Shoko Nittaさんのメッセージをご紹介いたします。

 みんなで励ましメッセージの輪を広げていきましょう! 

   ★皆さまからのメッセージを随時受け付けております(info@enchild.org)★

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 Dear our family in the Philippines,

 Hello!

 The whole world is full of news about corona, isn't it? How are you doing?
 Is it tough that you cannot go out easily?
 Many people in Japan have died or are suffering, and it hurts my heart.
 Even so, my eight family members are all doing well.
 Now, I feel very happy that my family can spend every day doing well and that things are natural.
 I'm looking forward to the day when I can overcome this difficult time and see you again with a smile!

 Shoko Nitta


 フィリピンファミリーの皆さま
 
 こんにちは!

 世界中はコロナのニュースでもちきりですね。皆さん元気に過ごせていますか?
 なかなか外に出かけられなくて大変ですか?
 日本でもたくさんのかたが亡くなったり苦しんでいて心が痛みます。
 そんな中でも私の8人の家族はみんな元気にしています。
 今は家族が毎日を元気に過ごせる、当たり前のようなことがとっても幸せなんだと感じます。
 この大変な時を乗り越えて、いつかまた笑顔で再会できる日を楽しみにしています!



ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、ジョンライル・C・ボロンガイタ君から届いた「励ましメッセージ」を紹介します。

 ジョンライル君はフィリピン・ミンダナオ島マガリャネス在住のエンチャイルド奨学生です。

 2019年にはエンチャイルド奨学生を対象とした訪日研修ツアーで来日し、グローバルフェスタJAPAN2019では日本の支援者の皆さんと一緒に活動もしました。

 コロナ禍の終息の時を早めるために、みんなで励ましメッセージの輪を広げていきましょう!

   ★皆さまからのメッセージを随時受け付けております(info@enchild.org)★

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 Dear Enchild Family,

 Good Day!

 Are you all okay in Japan? We are now experiencing Pandemic all over the World.
 I am Enchild Scholar from Mindanao, Philippines.
 
 Our government is doing their work helping our people who is very affected by this pandemic.
 Let us follow our government protocols to prevent the virus from spreading and always observe Social Distancing.

 Let’s make this time to stay in our house and also discover new talents/skills by Reading Books, doing Arts, Play Music Instruments, help our parents clean the house, and also Do Daily Exercise and eat healthy foods so that our body is fit and healthy.

 I really do hope that this Pandemic will be over and also looking forward to see all Japanese Sponsors if they come to the Philippines and Enchild Scholars here in Mindanao really missis their sponsors.

 They miss the fun and love they felt together with their sponsors as a Family. They will never forget the experience in their life with their Japanese Family.

 I pray for the good health of all people in the world and always be safe.

 John Rylle C. Bolongaita


 親愛なるエンチャイルド・ファミリーの皆さんへ

 こんにちは!

 日本にいる皆さんは大丈夫でしょうか? 現在、世界中でパンデミックが発生しています。
 私はフィリピンのミンダナオ出身のエンチャイルド奨学生です。フィリピン政府は、このパンデミックで影響を受けている人々を助けるために仕事をしています。

 政府の取り決めに従ってウイルスの拡散を防ぎ、ソーシャルディスタンスを守りましょう。
 自宅で過ごすこの期間は、本を読んだり、芸術に取り組んだり、楽器を演奏したり、家の掃除を手伝ったり、健康を保つために運動をしたり、健康的に食事を取って過ごしましょう。

 このパンデミックが終息することを願い、フィリピンのミンダナオのエンチャイルド奨学生に日本の支援者の皆さんが再び会いにきてくださることを楽しみにしています。

 エンチャイルド奨学生たちは、皆さんの家族として一緒に感じた楽しさと愛をまた味わいたいと感じています。そして、日本の家族の皆さんと過ごした体験を決して忘れません。

 私は、世界中の全ての人々の健康と安全をいつも祈っています。

 ジョンライル・C・ボロンガイタ



ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、ジェリン・L・レスペシアさんから届いた「励ましメッセージ」を紹介します。

 ジェリンさんはエンチャイルド奨学生として大学を卒業し、現在、本格的に学校の教員として勤務する前の海外(クェート)研修中です。

 「励ましメッセージ」のバトンも19回までつながってきました。コロナ禍の終息の時を早めるために、みんなで励ましメッセージの輪を広げていきましょう! 

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ジェリンさん(中央)



 To our beloved ENCHILD FAMILY,

 Shalom!
 (ヘブライ語で)こんにちは!

 How have you been?

 Amidst of this pandemic crisis that give us hardships and sufferings. Still I'm thankful to the Almighty God for the guidance, security and safety for all of us.

 We all go through seasons in our life, seasons of joy and seasons of sadness and trials. Like the prayer of the Psalmist (90:12) "Lord, teach us to number our days.” All of us are troubled by the circumstances around us and, as the Psalmist reminds us, we too need perspective.

 The pressure of unusual circumstances and sudden changes in our daily routines require reflection and the faithful (re)alignment of our thinking and work toward both the realities around us and the purposes of the God we serve.

 Life is unpredictable. Things go out of hand and beyond of our control many times. But I am telling you that "Hope" helps us keep the fight on and improves the chances of making our life better. I know it’s very hard keeping up with the inner faith during the most critical times, but those who never leave hope, actually make it till the end. Just always encourage yourself that there are lots of good things we can focus on. Like develop a healthy habit to live a healthy life, connect with others and put efforts to improve your relationships with your loved ones, know more about your personality and attitude and most especially take time on reflecting that life here on earth is temporary and there is better place that awaits for us.

 So, I would like you to declare this over your life: "God is on my side. I will not fear." Know this also that it is in this season that we can learn a lot about ourselves that we never perhaps even knew before so make use of every opportunity.

 Let's see each other soon God Speed! 

 Jelyn L. Respecia


 私たちの愛するエンチャイルド・ファミリーの皆さん

 (ヘブライ語で)こんにちは!

 私たちに困難と苦痛を与えるこのパンデミック危機の中で、皆さんお元気でしょうか?

 そのような中にあっても、私たちを守り、導いてくださる全能の神に感謝します。

 私たちは皆、人生を通じて喜び、悲しみと試練の季節を経験します。それは、詩篇(第90章12節)における作者(ダビデ)の祈り「生涯の日を正しく数えるように教えてください」のようです。私たちは皆、周りの状況に悩まされていますが、詩篇の作者が私たちに思い出させてくれるように、私たちにも展望が必要です。

 日常の突然の変化からくるプレッシャーによって、私たちの周囲の現実と、私たちが仕える神様の目的の両方に対して、私たちは自分自身の思考や仕事を改めて振り返ってみる必要に迫られています。

 人生は予測不可能です。私たちがコントロールできる範囲を超越し、私たちの手に負えないことも何度も訪れます。しかし私は、「希望」を持つことこそが私たちが戦い続けることを助け、私たちの生活をより良くする可能性を高めると皆さんにお伝えしたいです。大変な時に内なる信仰を持ち続けることは非常に難しいですが、希望を決して捨てない人は、最後までやり遂げることができます。私たちが焦点を当てるべき良いことはたくさんあるのだと常に自分自身を励ましてください。健康的な生活を送るための習慣を身に付け、他者とのつながり、愛する人との関係を改善し、自分の性格と心の姿勢について深く理解しましょう。特に、この地上の人生は一時的なものであり、私たちを待つ、より良い次の世界があることを知り、自分自身を振り返る時間を取りましょう。

 私は皆さんにこのことを皆さんの人生において宣言してほしいのです。「神様はいつも私の味方です。私は恐れることはありません」と。今シーズンは、今まで知らなかった自分についてたくさん学ぶことができる時だと思ってこの機会を活用しましょう。

 神様スピードで再会しましょう!

 ジェリン・L・レスペシア



ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、Kazue OchiaiさんとTakashi Yakabeさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」を紹介します。

 フィリピンの子どもたちからのメッセージもどんどん届いています。

 みんなで励ましメッセージの輪を広げていきましょう! 

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Study tour 2019 in March


 Dear Enchild family

 How are you doing?
 
 The world is in a difficult situation right now, but I hope you all have a safe time.

 I pray that you and your family will be healthy and that you and your family will be able to live with a smile in full of energy.

 Let's overcome the current difficult situation together.

 God bless you and your family

 From Kazue Ochiai


 Enchildの皆さんへ

 皆さん、お元気に過ごしていますか?

 今、世界が大変な状況にありますが、皆さんが無事に過ごされますよう、願っています。

 皆さんと皆さんのご家族が健康で、笑顔で元気いっぱいに生活することができるよう、お祈りしています。

 共に今の大変な状況を乗り越えていきましょう。

 皆さんと皆さんのご家族に神様のご加護がありますように。

---

 As long as the NPO ENCHILD continues for a long time, both children and supporters can proceed as a family. Let's do our best with hope!

 Takashi Yakabe


 エンチャイルドが長く続く限り、子どもたちも私たち(支援者)も家族となって進んでいける。希望を持って頑張って行きましょう!



ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、フィリピン・マニラ市トンド地区スモーキーマウンテンのエンチャイルド奨学生のチェリーローズ B.ラミロさんから届いた「励ましメッセージ」を紹介します。

 みんなで励ましメッセージの輪を広げていきましょう! 

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 Greetings!

 I am Cherry Rose from Smokey Mountain. I knew you all heard about the news, Covid-19 where our world was struggling to.

 I together with my family pray that all the sponsors, Mr. Todate, Sir Ryan, and also the coordinators and staff are safe.

 This virus is indeed powerful because it scattered faster. It was discovered in Wuhan, China but as you can see, all the countries including Philippines are affected too. Here in the Philippines, we are totally lacked of equipment, medicines and even infrastructure because the cases were getting higher each day.

 For now, we have 500+ patients who have Covid-19. Thankfully, there were some people who recovered and I pray it will continue.

 President Duterte, announced that we should obey his command which is Community Quarantine, where all the people should stay at home to prevent the virus in crowded places.

 Is it really okay?
 Because I always thought how about the homeless, street children?  I can't offer them some food nor shelter, all I can do for them is prayer which is the most powerful weapon I know to reach God.

 I can't say that we are okay, because some of my family members were struggling in food like my brothers; they were separated from us because they have their own family. I look pity to them especially my nephews, because they haven't enough food, but God is really merciful, because He use the Barangay Chairman to distribute and give some groceries to each family in their community. Here in our community, we didn't receive any yet maybe tomorrow? I hope so.

 We don't attend to school so my duty as a child is to do the household chores, washing all the plates, cleaning the house, do laundry and after I do that, I will make my devotion, where I can talk with God by reading Bible. This is my daily routine.

 I really hope that all of you are okay.
 I believe that we can overcome this.
 Let's pray for the world, because it's a serious thing.
 All we can do for now is to pray!
 God bless you all and please take care

 Smokey Mountain
 Cherry Rose B. Ramilo


 こんにちは!

 スモーキーマウンテンのチェリーローズです。世界が苦戦しているニュース、COVID-19に皆さんも直面していることを知っています。

 私は家族と一緒に、全ての支援者の皆さん、理事長さん、ライアンさん、コーディネーターの皆さんとスタッフの皆さんが安全であることを祈っています。

 このウイルスは速く拡散するため、強力です。中国の武漢で発見されましたが、フィリピンを含む全ての国が影響を受けています。フィリピンでは、症例数が毎日増加しているために、医療設備や医薬品、インフラが不足しています。

 現在、COVID-19の患者は500人以上います。ありがたいことに、回復した人もいます。

 ドゥテルテ大統領は、私たちがコミュニティー隔離に従うべきであると発表しました。コミュニティー隔離では、混雑した場所でのウイルスまん延を防ぐために全ての人々が自宅で過ごす必要があります。

 しかしそれで本当に大丈夫なのでしょうか?
 私はいつも、ホームレスの人たちはどうなのだろうと思います。ストリートチルドレンもどうなのでしょうか。私は彼らに食べ物や避難する場所を提供することができません。私が彼らのためにできることは祈りだけです。祈りは私が知っている最も強力な武器です。

 私たちの家族全員が大丈夫であるとは言えません。例えば、独立して自分の家族を持っている私の兄弟のように食べ物で苦労している家族もいるからです。特においたちに同情しますが、神様は本当に慈悲深いかたです。神様はバランガイの責任者を通じて、兄の住んでいる地域の各家庭に食料品を配布してくれました。私たちの地域にはまだ配布されていません。明日には配布されるといいのですが。

 私たちは学校が休みなので、私の仕事は皿洗いや家の掃除、洗濯などの家事をすることです。その仕事を終えた後、私は聖書を読むことに専念しています。これが私の日課です。

 皆さんが安全であることを心から願っています。
 私たちはこれを克服できると信じています。
 大変な中にありますが、世界のために祈りましょう。
 今私たちにできることは祈ることです!
 神様の導きがありますように。皆さんご自愛ください。

 スモーキーマウンテン
 チェリーローズ B.ラミロ



ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 Momotaroさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。
 ありがとうございます。

 「子どもたちへの励ましメッセージ」第16弾は、Momotaroさんのメッセージをご紹介いたします。

 みんなで励ましメッセージの輪を広げていきましょう! 

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 Youth in the Philippines, how are you doing?

 As the world strives to prevent coronavirus infection, children who is representing the future will feel lonely because they cannot study, meet friends, or play outside.

 I also have two children, and my eldest daughter was planning to enter a kindergarten, but she was unable to attend.
 She was very much looking forward to the kindergarten life, but both of us are sorry for that.
 Even so, I try to make my family enjoy the time.

 What are you doing to enjoy your life?
 While enjoying Internet is good, reading books enriches your mind.
 It may also be a good opportunity to face yourself and think about your dreams and plans for the future. It is also good to think with your family.

 Our family, for example, challenges handstands in the house, practices reading and writing Japanese, crafts with the materials at home, and observes ants on the porch.
 Also, since we cannot meet relatives who live far away, I am looking forward to seeing them again while keeping in touch with us on a videophone every day.

 On Sundays, we have time to pray to God while worshiping with my family. I sincerely pray for the people of the world and for those who suffer more than ourselves.
 I feel once again that negative feelings can be overcome by prayer.
 We sincerely hope that you are physically and mentally healthy.
 And let us all work together to encourage us to overcome this difficult time.

 Please always smile.
 I think that delighting a dear family means delighting God.
 Hoping for a day when the world is full of smiles.
 From Momotaro

 
 フィリピンの青少年の皆さま、お元気ですか?

 世界がコロナウィルス感染予防のために努力している中、未来を生きる子どもたちは、お勉強はもちろん、友だちと会ったり、外で遊ぶこともできなくて、寂しい気持ちでいることでしょう。

 私にも二人の子どもがおり、長女は幼稚園に入園する予定でしたが、登園できなくなりました。
 とても楽しみにしていた幼稚園生活でしたが、親子で残念に思っています。
 それでも、家族で過ごす時間を楽しめるように工夫しています。

 皆さんは、どのような工夫をして楽しんでいますか?
 インターネットの世界を楽しむのも良いですが、読書は心の世界を豊かにしてくれます。
 また、自分と向き合い、将来の夢や計画を膨らませる良い機会かもしれません。
 家族と一緒に考えるのも良いでしょう。

 私たちは、家で逆立ちに挑戦したり、日本語の読み書きを練習したり、家にある材料を使って工作したり、ベランダのアリを観察したり、遠くに住む親戚に会えないからこそ、テレビ電話で毎日のように連絡をとりながら、また会える日を楽しみにして過ごしています。

 また、日曜日には夫を中心に家族で神様に祈る時間を持ちます。心を込めて世界の人たちのために祈り、自分たち以上にもっと苦しむ人々のために祈ります。
 マイナスな気持ちは、祈る時間を持つことで打ち克つことができることを、改めて実感しています。
 私たちは、皆さんが心身ともに、健康であることを、心から祈っています。
 そして、みんなでこの困難な時期を克服できるよう、心を一つにして励まし合いましょう。

 どうか、いつも笑顔でいてください。
 愛する家族を喜ばせることは、神様を喜ばせることだと思います。
 世界が笑顔に溢れる日を願いながら。

 ももたろうより



ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 Satoko Sugawaraさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。
 ありがとうございます。

 「子どもたちへの励ましメッセージ」第15弾は、Satoko Sugawaraさんのメッセージをご紹介いたします。

 みんなで励ましメッセージの輪を広げていきましょう! 

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 Dear ENCHILD family everyone,

 How are you?
 I have heard that the Philippines is also Variously affected by coronavirus. I think that you are in fears and anxiety, which is different from the past.

 Let us find hope and overcome the difficulty with the spirit of living together for the sake of others!
 I will do my best to find what I can do.
 We are "One family"!
 I pray for you from Japan, believing that I can see you again with smile.

Satoko Sugawara


 親愛なる、エンチャイルドファミリーの皆さん

 お元気ですか?
 フィリピンでも、さまざまな影響を受けていることを聞いています。今までとは違う、心配や不安の中で生活していることと思います。

 こんな時こそ、お互いが思い合う、為に生き合う精神で、この状況でできることを見つけて乗り越えていきましょう!
 私もできることを見つけて頑張ります。
 私たちは「One family」です!

 また笑顔でお会いできることを信じて、日本から皆さんのことを祈っています。


ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 Sho Yoshidaさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。
 ありがとうございます。

 「子どもたちへの励ましメッセージ」第14弾は、Sho Yoshidaさんのメッセージをご紹介いたします。

 みんなで励ましメッセージの輪を広げていきましょう! 

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 Hello, ENCHILD scholars,

 How are you?
 I guess you are suffering from not being able to go out because of Corona Virus.
 But I've been encouraged to hear that even in such a situation, you are doing your best by studying and helping housework.

 Though I'm in Japan, far from Philippines, I pray for you overcoming this situation with good health and energy.
 I think we are not so strong if we are alone.

 However, we have family and friends around us.
 We all have to get over this difficult situation by doing our best, and I believe in the future we have stronger relationship than now.
 Also, I think this situation is meaningful because it tells us the importance of the people close to you.

 Let's overcome this situation keeping your enthusiasm to future dream with gratitude and joy.
 I believe you can make your dreams come true.
 Let's go for it!
 Best regards,

Sho Yoshida


 エンチャイルド奨学生の皆さん

 日々元気に過ごしていますか?
 今はコロナウイルスの影響で外出もできない状況なので、皆さん苦労しているかと思います。
 そんな中でも、勉強や家事の手伝いを頑張っているという話を聞いて、とても勇気をもらっています。

 私は遠く離れた日本の地にいますが、皆さんが健康で元気にこの状況を乗りきってくれることを願っています。
 私たちは一人では弱い存在かもしれません。ですが、私たちの周りには支えてくれる家族や友人がいます。

 今の困難な環境は、皆が努力して乗り越えていくしかありませんが、これを越えた先の未来にはきっと、今まで以上に固い絆によって結ばれた関係性ができているのではないでしょうか?
 身近な人たちのありがたさを教えてくれる今の状況は、決して無駄な時ではないと思います。

 将来の夢に向かう気持ちを絶やさずに、感謝と喜びの気持ちをもって、今の状況を乗り越えていきましょう!
 皆さんならきっと夢をかなえられると信じています。
 頑張りましょう!



ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 きょうは日本では「こどもの日」ですね。

 当初「励ましメッセージ」を5月5日までとお伝えしましたが、今後もメッセージが寄せられる限り、ブログへの掲載を続けたいと思います。

 今回は、フィリピン・ミンダナオ島のエンチャイルド奨学生のカリル・ダイアン・アママンパンさんから届いた「励ましメッセージ」を紹介します。

 みんなで励ましメッセージの輪を広げていきましょう! 


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 Dear ENCHILD FAMILY,

 Good day!

 How are you all doing? We are all going through a pandemic crisis.

 As for here in Mindanao, Philippines we are in quarantine to prevent the spread of the virus.

 Let us make this opportunity to interact with our family members and seize the day doing activities that you haven't tried before. You can read books, do gardening, cook, learn an instrument and many more.

 May we not perceive this as a burden in our shoulders and a hindrance towards our goal and purpose.

 Let's try to shape up our mental health to avoid loneliness and emptiness of the situation we are currently in.

 Minimize the digital world and carefully look around us that we are still and always blessed of what the God Father Almighty bestowed upon us. 

 I always pray for your safety Philippines and Japan members. Together let's stand and fight in our own little way.

 May we see each other again soon. GOD BLESS!

Karyll Dianne Amamangpang


 親愛なるエンチャイルド・ファミリーの皆さん

 こんにちは!

 お元気ですか? 私たちは皆、パンデミック危機を経験しています。

 ここフィリピンのミンダナオでは、ウイルスのまん延を防ぐために隔離中です。

 この機会に家族と交流し、これまで試したことのない活動をする機会にしましょう。本を読んだり、ガーデニングをしたり、料理をしたり、楽器を習ったり、いろいろできます。

 私たちは今回のことを重荷と捉えるべきではありません。私たちの目標と目的への妨げだと認識するべきではありません。

 現在の状況において、孤独や虚しさを避けるために、私たちのメンタルヘルスを大切にしましょう。

 デジタルの世界を最小限に抑えながら、全能なる天の父が常に私たちに祝福を与えてくださっていることに思いを向けてみてください。

 フィリピンと日本の皆さんの安全をいつも祈っています。一緒に立ち上がり、それぞれができることで戦いましょう。

 またお会いしましょう。神様の祝福がありますように!

 カリル・ダイアン・アママンパン




ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 Hitomi Kuwaharaさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。
 ありがとうございます。

 「子どもたちへの励ましメッセージ」第12弾は、Hitomi Kuwaharaさんのメッセージをご紹介いたします。

 みんなで励ましメッセージの輪を広げていきましょう! 

   ★皆さまからのメッセージを随時受け付けております(info@enchild.org)★

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 Dear ENCHILD family everyone,

 How are you doing? This is Hitomi Kuwahara.

 At present, the world is confused by the coronavirus.
 I never expected such a situation to happen.
 We are worried about everyone in the Philippines and people of the world.

 Recently, I received a message from some ENCHILD scholars through messenger that they worried  about me and prayed my safety.
 When I received it, I was really happy and satisfied.
 I don't think there is a lie in the idea of “We want to help because we are family,” or in the name of “ENCHILD family”.

 All my wish is the quick end of the coronavirus.
 Like the ENCHILD family care someone, I want to do whatever I can do for others who are my family,  my friends, healthcare professionals.

 I wish your safety and health. I will stay at home today.
 I am looking forward to seeing you soon again in good spirits

Hitomi Kuwahara


 エンチャイルドファミリーの皆さん、

 こんにちは、Hitomi Kuwaharaです。

 今コロナウイルスで世界が混乱しています。
 私もまさかこんな事態になるとは思いもよりませんでした。
 日本ももちろん、フィリピンのみんな、世界の人々を心配しています。

 この期間、何人かの奨学生からメッセンジャーで「あなたは大丈夫? あなたの安全を祈ってます」というような内容が送られてきました。
 受け取ったとき本当にうれしく、心が満たされました。
 家族だから助けたいという理念や、エンチャイルドファミリーの名にうそはないと思いました。

 早い終息が何よりもの願いですが、私たちエンチャイルドファミリーのように相手を思いやり、私と家族、私と友人、私と医療従事者といったように、私に今できることをしていきたいです。

 私は皆さんの安全と健康を願い、今日も家でおとなしくしていようと思います。
 また元気な姿で皆さんと会える日を心待ちにしています。



ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 Kaori Hirakawaさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。
 ありがとうございます。

 「子どもたちへの励ましメッセージ」第11弾は、Kaori Hirakawaさんのメッセージをご紹介いたします。

 みんなで励ましメッセージの輪を広げていきましょう! 

   ★皆さまからのメッセージを随時受け付けております(info@enchild.org)★

20180524093039

 Hello everyone.

 How are you doing?

 The world is now in the midst of unimagined difficulties.

 As I look at this situation, I feel it important to be considerate of each other.

 I think there is a lot of anxiety and stress about not being able to see the future.

 But because it times like these, let's work on what we want to do, keep healthy, have fun, and get through this situation.

 I'm looking forward to we will meet again when the coronavirus is over.

 See you!

Kaori Hirakawa


 エンチャイルドファミリーの皆さん、こんにちは。

 世界は今、想像を絶する困難の中にいます。

 このような状況を見ていると、お互いを思いやる心が大切だと感じます。

 先が見えないことに不安やストレスを感じることも多いと思います。

 しかしこのような時だからこそやりたいことに取り組み、健康を保ち、楽しく過ごしてこの状況を乗り越えましょう!

 新型コロナウイルスが終息し、再び皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。

 それでは!



ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 ルアン・フォンタニラさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。
 ありがとうございます。

 「子どもたちへの励ましメッセージ」第10弾は、ルアン・フォンタニラさんのメッセージをご紹介いたします。

   ★皆さまからのメッセージを随時受け付けております(info@enchild.org)★

Luanne Ma. Jacinta Fontanilla


 To our beloved ENCHILD Family and Friends,

 I hope that all of you are well and safe with your families at this time, it doesn’t matter where you are because near or far we are all one at heart. Indeed, this global pandemic has caused so much anxiety and fear in the hearts of people but this should not stop us from living our lives.

 Let us see this opportunity to spend time with our families and catch up on the times we have lost with them when we were too busy with our jobs and personal lives, let us see each moment as a gift that we are alive and cherish each moment.

 I often look outside the window I live in and see a quiet place outside but it doesn’t stop me from dreaming that one day all will be back to normal and I want you to never stop dreaming and in those dreams we pray that this will be over for us to see the world we have never seen before. When all this is over, I want to go back to the places and people I love the most and visit places I have never been to learn of cultures I have never heard of. But most of all I long to see the smiles from all of you saying that we have survived the worst times and we live to share that story to everyone around us and to the next generation after us.

 Never lose hope that all will be well and that we will one day see each other again and spend more moments together and in each moment more memories to be treasured are created. The One who created us has never forgotten us and you are loved. Never forget that you are not alone in this fight we are all together in this, Stay safe and see you all soon! 

Luanne Ma. Jacinta Fontanilla
ENCHILD Voluntee


 愛するエンチャイルド・ファミリーの皆さま

 今、皆さんがご家族と一緒に元気で安全であることを願っています。私たちは心を一つにしているので、近くにいても遠くにいても、それが問題ではありません。確かにこの世界的なパンデミックは人々の心に多くの不安と恐怖をもたらしましたが、これによって私たちの人生が止まるべきではありません。
 
 この期間、家族と過ごす良い機会にしてみましょう。仕事や私生活で忙しく失っていた、家族との時間をつくりましょう。私たちが生きている一瞬一瞬は与えられたギフトであり、大切な瞬間を過ごしていることに気付きましょう。

 私はしばしば、家の窓の外から静かな場所を眺めますが、いつか全てが正常に戻ることを夢見ています。そして私は、事態が早く終息し、今まで見たことのない良い世界が来るという夢を皆さんが決して諦めないように願っています。(コロナウイルス禍が)全て終わったら、好きな場所や会いたい人がいる場所に戻りたいです。そして、今まで学んだことのない文化や場所を訪ねてみたいです。しかし何よりも、私は最悪の時代を乗り越え、その話を私たちの周りの全ての人や次世代の子供たちと共有するために生きている皆さんの笑顔と再会できることを楽しみにしています。

 全てが元気になり、いつかお互いに再会し、一緒にもっと多くの瞬間を過ごすこと、そして、大切な多くの思い出をつくることができる期待を失わないでください。私たちをおつくりになられたかたは私たちのことを決して忘れず、皆さんは愛されています。この戦いにおいてあなたは一人ではないことを忘れないでください。私たちは一緒にいます。安全にお過ごしください。皆さん、またお会いしましょう!

エンチャイルドのボランティア
ルアン・フォンタニラ




ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 atsumiさんから「子どもたちへの励ましメッセージ」が届きました。
 ありがとうございます。

 「子どもたちへの励ましメッセージ」第9弾は、atsumiさんのメッセージをご紹介いたします。

   ★皆さまからのメッセージを随時受け付けております(info@enchild.org)★

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 Hello, everyone in the Philippines!

 Are you doing well every day?
 The world is full of anxiety right now.
 I wish everyone's safety from Japan, specially children, who are smiling? .
 I enjoy what I can do now by looking forward to seeing you again.
 
 With love

 atsumi


 フィリピンの皆さま、こんにちは!

 毎日元気に過ごされていますか?
 今、世界中が不安でいっぱいですね。
 フィリピンの子どもたちはみんな笑顔で過ごせているかな?と日本から皆さまの無事を願っています。
 また皆さまとお会いできる日を心待ちにしながら、今しかできないことを大切に楽しみます。

 愛を込めて


ENCHILD


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