★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援&共育活動、草の根国際交流、社会教育を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の擁護者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回程度実施しています。コロナ禍の2020~2022年はオンラインでの交流が主な活動となりましたが、2023年6月には4年ぶりのスタディーツアーを実施することができ、成長した子どもたちとの再会を果たしました。2024年でフィリピンでの教育支援開始20周年となりました!

2021年04月


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 LAS-Projectの目標が達成され、4月17日、フィリピン・カロオカン市のマルセロ・H・デル・ピラー小学校にプリント2台一式とコピー用紙、そして文具が無事に届けられました。

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 この動画では、同校の校長先生、プロジェクトの担当の先生がたが LAS-Project(プリント学習支援プロジェクト)に関する報告と共に、日本の支援者の皆さんへの謝意を述べているものです。

 ぜひご視聴ください。

 

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★エンチャイルド・イベント情報★

 第3回「エンチャイルドムービー・オンライン上映会」は、5月12日(水)の午後9時からの開催(午後8時45分からは入れます)を予定します。
 2018年、2019年の映像を中心に上映会を構成する予定です。未公開映像も用意しております。お楽しみに!

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エンチャイルドオンラインイベント案内
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ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨晩は、大変意義深い第2回「エンチャイルドムービー・オンライン上映会」を行うことができました。

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スタディーツアーで折り紙を楽しむエンチャイルド奨学生たち

 8本の映像を観ながら、「木はどれでも、その実によってわかるもの」というような内容の言葉がありますが(確か新約聖書の中の言葉だったと思います…)、エンチャイルドという木もまた、その実であるエンチャイルド奨学生たちの姿を通して理解していただけるのではないかと思いました。

 最近、ご縁を持ったかたにも参加していただき、以下のような感想を頂戴し、大変うれしく思いました。

 いつもお声を掛けていただきありがとうございます😊
 このようにワクワクする催しもの!
 できる限り参加できるよう努めてまいります。
 どうぞ宜しくお願いします🤲
 ありがとうございました。

 また、常連のかたからも感想を頂きました。

 第1回、第2回とエンチャイルドムービー・オンライン上映会に参加しましたが、それぞれに特徴のあるイベントでした。特に第2回では、8本の作品を通じて、フィリピン側で関わってきた人たちがどのようにエンチャイルドのことを感じ、評価しているのかが分かりやすく描かれていたと思います。満足度の高い上映会でした。

 参加してくださった皆さん、ありがとうございます。

 毎回、フィリピン側スタッフにも参加してもらっていますので、現地の生の声を聞くこともできます。次回は、5月12日(水)午後9時から(午後8時45分から入れます)を予定しています。

 2018年、2019年の映像を中心に、未公開映像も準備しています。お楽しみに!

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エンチャイルドオンラインイベント案内
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ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 NPO法人エンチャイルド設立10周年記念企画としての 第2回「エンチャイルドムービー・オンライン上映会」が開催されました。今回の参加者は18人。
 参加してくださった皆さまに心から感謝申し上げます。

 参加してくださり、ありがとうございます。

 ご感想、ご意見など、お寄せいただければうれしく思います。(info@enchild.orgまで)

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 さて、今回ご紹介した映像は以下のとおりです。

 ◆設立5周年記念ビデオメッセージ【オープニング】
 ◆2014年のスタディーツアーのリポート映像(短縮版)
 ◆マガリャネス町長、アラバカ氏の支援式でのスピーチ(2014年5月14日)
 ◆エンチャイルド奨学生のOG、リンデ・カリぺスさん最初のスピーチ(2016年5月19日)
 ◆ブレセルアン・カサロさんのハイスクール卒業時の代表スピーチ(2015年5月25日)
 ◆地元教育委員会スーパーバイザー、ジュナリン・モレスさんのスピーチ(2016年5月20日)
 ◆あなたにとってエンチャイルドとは?~エンチャイルド奨学生インタビュー映像(2017年)
 ◆HAPPY ONE FAMILY 2020 【エンディング】

 90分のイベントでしたが、映像の一つ一つを通してエンチャイルド奨学生たちが成長していく様子や現地の人々とエンチャイルドとのかかわり、エンチャイルドの教育支援の成果がよく伝わったのではないかと思います。

 初めてエンチャイルドのイベントに参加されたかたから、今日まで長く支援をしてくださっているかたまで、多くのかたに関心をもっていただき感謝しております。

 第3回は、5月12日(水)の同じ時間帯での開催を予定します。次回は、2018年、2019年の映像を中心に上映会を構成する予定です。未公開映像も用意しております。お楽しみに!

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エンチャイルドオンラインイベント案内
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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドは設立10周年記念企画の一つとして、「エンチャイルドムービー・オンライン上映会」を開催しています。

 4月21日(水)に開催した第1回では、懐かしい10年前(2010年と2011年)の映像を中心に上映しました。エンチャイルドの「国境を超えた家族愛の絆」の世界を存分に感じていただけた上映会になったと思っています。

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 第1回で上映した映像は以下のとおりです。

◆ボロンガイタさんのスタディーツアー(2015年)のミーティングの時のスピーチ映像
◆キアノ事務局長の2019年来日時のグローバルフェスタJAPANにおける報告会でのスピーチ映像
◆2010年のスタディーツアーの様子を中心に構成されたOCOP紹介映像
◆2011年のスタディーツアーの様子を中心に構成されたエンチャイルド紹介映像
◆FM局J-WAVEの番組(ジョン・カビラさんがパーソナリティーの番組)にNPO法人エンチャイルドの理事長が参加した時の音声を動画化したもの

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 4月28日(水)に開催予定の第2回のテーマは、「受益者であるエンチャイルド奨学生と保護者の皆さん、学校の教師、行政関係者らの声を通して現地の事情に触れよう」です。特に、エンチャイルド奨学生たちがエンチャイルドによる教育支援を通してどんなことを感じているのかを、生の声を通して知っていただければと考えております。

 以下のような映像を上映する予定です。

◇設立5周年記念ビデオメッセージ【この映像は、開始直前に上映します】
◆2014年のスタディーツアーのリポート映像(短縮版)
◆マガリャネス町長のスピーチ(2014年5月14日)
◆Tパエス小学校の先生の証言
◆教育委員会スーパーバイザー、ジュナリン・モレスさんのスピーチ(2016年5月20日)
◆ルース・コルテスさん(エンチャイルド奨学生の母親)インタビュー(2010年5月28日)
◆エンチャイルド奨学生のOG、リンデ・カリぺスさん最初のスピーチ(2016年5月19日)
◆ブレセルアン・カサロさんのハイスクール卒業時の代表スピーチ
◆あなたにとってエンチャイルドとは?(2017年)

 第2回「エンチャイルドムービー・オンライン上映会」は、4月28日(水)午後9時より実施いたします。20時45分から入れますので、余裕をもってご参加ください。

 お茶を飲みながら、夜食を食べながら、気軽に参加していただいて大丈夫ですよ。

 夜のひと時、映像を通しエンチャイルドの世界観に触れていただけるとうれしいです。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。

設立10周年企画オンライン上映会第2弾
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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2カ月以上もの時間がかかって日本からにミンダナオ島北東部地域に届けられた靴などを寄贈する「Gift Giving Project」(プロジェクトリーダー:ジョニー・ボロンガイタ氏)が先週末に実施されました。

 日本側としては、NPO法人SB Heart Stationさん、一般社団法人GREEN WINDさん、そしてNPO法人エンチャイルドの3団体が合同で取り組んだプロジェクトとなります。

 関係者の皆さま、誠にありがとうございます。

 現地からのリポートは後ほどお届けするとして、今回は数枚の写真を通して、同プロジェクトの様子を感じていただければと思います。

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 第2回「エンチャイルドムービー・オンライン上映会」が近づいてきました。

 4月28日(水)午後9時より実施いたします。20時45分から入れますので、余裕をもってご参加ください。

 お茶を飲みながら、夜食を食べながら、気軽に参加していただいて大丈夫ですよ。

 夜のひと時、映像を通しエンチャイルドの世界観に触れていただけるとうれしいです。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。

設立10周年企画オンライン上映会第2弾
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 かの国ほどではないにしろ、わが国の「STAY HOME」の呼び掛けの声も再び強くなっています。

 県境を超えて遠出するのがはばかれるような風潮ですが、どうしても遠距離の移動をせねばならず、14カ月ぶりに飛行機を使いました。国内線です。

 国内線でパスポートは不要ですが、今回パスポートを携帯しての国内線への搭乗です。

 なぜか?

 実は、前のパスポートは昨年2020年5月13日に10年の期限が来てしまいました。10年間本当にお世話になりましたが、コロナ禍のただ中とは言え、いつ必要となるか分かりませんので、すぐに次の10年用パスポートを作りました。ところが、一度も使わず1年を迎えようとしています。

 なんとも忍びない。
 そこで今回、国内線だけれど、飛行機に乗せてあげたいと思い立ち、携帯しての空の旅となった次第なのです。

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 夜、「ジェットストリーム」をYouTubeで聴くことが多くなったのも、海外旅行への禁断症状かもしれません。

 1泊2日の短い日程の地方への旅でしたが、帰りの便で羽田空港に着いた時には、「ああ懐かしいわが日本」などと、海外から帰国した気分になってしまいました。

 年内、海外に出ることは難しいのか…。

 この赤いにザ・ジャパニーズ・パスポートを海外に連れていってあげたい、そんな思いが無性にこみ上げてくる毎日です。
 
 さて、第2回「エンチャイルドムービー・オンライン上映会」が近づいてきました。

 4月28日(水)午後9時より実施いたします。20時45分から入れますので、余裕をもってご参加ください。

 お茶を飲みながら、夜食を食べながら、気軽に参加していただいて大丈夫ですよ。

 夜のひと時、映像を通しエンチャイルドの世界観に触れていただけるとうれしいです。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。
 
設立10周年企画オンライン上映会
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、ミンダナオ島マガリャネスのブハン小学校出身のエンチャイルド奨学生、キャシーライデ ・C・サロンさん(グレード10、15歳)の寄稿です。

 今回の寄稿の翻訳は、広島の支援者、加島さんにご協力いただきました。
 加島さん、いつもありがとうございます!

 ニュース報道によれば、フィリピン政府は3月下旬、新型コロナウイルスの感染者が急増していることから、マニラ首都圏とその近郊4州で最も厳しい防疫措置であるロックダウン(都市封鎖)の実施に踏み切ったとのことです。
 経済への影響は計り知れないものがあります。多くの人々が再び職を失いました。

 ロックダウンとなったマニラ首都圏とリサール、カビテ、ブラカン、ラグナの各州では、食料品店など必須事業以外は全て閉鎖され、貿易産業省のロペス長官は今回のロックダウンで約150万人が失職したと推定したと、ニュースは伝えています。

キャシーライデ・サロンさん(ブハンのエンチャイルド奨学生)
キャシーライデ ・C・サロンさん

Staying Home Saves Lives
ステイホームは命を救う

 The coronavirus or Covid-19 pandemic is defining global health crisis of our time and the greatest challenge we have faced. Everyday people are losing jobs and incomes, with no way of knowing when normality will return. Lockdowns and curfews to contain the spread of the virus impacted the way children learn, the way their families earn a living, and how safe they feel in their home. We can't normally go outside because we should wear facemask and if you go outside make sure that’s you have important matters to do. While there still time we spend our time with our family, and make more memories with them. 

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは、私たちの時代の世界的な健康危機と、私たちが直面した大きな挑戦を明らかにしています。 

 毎日、人々は仕事と収入を失い、正常な状態がいつ戻るか分かりません。 
 ウイルスのまん延を封じ込めるための封鎖と夜間外出禁止令は、子供たちの学習方法、家族の生計手段、そして家での安全性に影響を与えました。 

 常にフェイスマスクを着用する必要がありますし、通常は外に出ることはできません。外に出るのは、よほど重要な用事がある場合だけです。

 まだまだ時間がかかりそうです。私たちは家族と一緒に時間を過ごし、家族とより多くの思い出を作るつもりです。


March 13,2021

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キャシーライデ C・サロン

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 第2回「エンチャイルドムービー・オンライン上映会」は、4月28日(水)午後9時より実施いたします。20時45分から入れますので、余裕をもってご参加ください。

 お茶を飲みながら、夜食を食べながら、気軽に参加していただいて大丈夫ですよ。

 夜のひと時、映像を通しエンチャイルドの世界観に触れていただけるとうれしいです。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。

設立10周年企画オンライン上映会第2弾
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 LAS-Projectを通して支援させていただいた、マルセロ・H・デル・ピラー小学校のパメラ・モロン先生から報告書が届きましたので、ご紹介いたします。

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「Education is the most powerful weapon which you can use to change the world」Nelson Mandela

「教育とは、世界を変えるために用いることができる最強の武器である」(ネルソン・マンデラ)

 It started with a simple request last year from the faculty and staff of Marcelo H. del Pilar Elementary School, (Philippines) headed by Dr. Jacqueline V. Luzon, principal, Pamela S. Morong, EnChild Coordinator. A request that was not sure if it will be granted or materialized since it was pandemic. 

 プロジェクトの出発点は昨年、フィリピンのジャクリーン・V・ルソン校長率いるマルセロ・H・デル・ピラー小学校で、エンチャイルド・コーディネーターを務めるパメラ・S・モロン先生をはじめとする教職員からのシンプルな要請からでした。
 
 新型コロナウイルスによるパンデミックの中でしたので、実現するかどうか分からない要請でしたが、それが見事に実現したのです。

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手前がパメラ・モロン先生

 A unit of printer and bond papers to be used for printing the Learning Activity Sheets of learners for them to use even they are at home. Different modalities were implemented just to continue the delivery of learnings/education to every individual. Constant communication, follow up was done and initiated by the in-charge. 

 児童一人一人が自宅においてもプリント学習と教育が受けられるようにするために、この間、さまざまな努力をしてまいりました。担当者による主導のもと、関係者の皆さんと常にコミュニケーションを取り、フォローアップを行ってきました。

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 Surprisingly it did materialize. 2 units of printer and 20 reams of bond papers was received last April 17, 2021 but it was already under the leadership of our new principal, Dr. Cristeta D. Cortez. Not only that 2 boxes of stationary and school supplies was also given through a courier directly from Japan. 

 驚いたことに、なんとこのプロジェクトが実現したのです。
 去る2021年4月17日、プリンター2台とコピー用紙20束が学校に寄贈されました。さらには、段ボール箱で2箱分の文具と学用品が、日本のNPO法人エンチャイルドから直接、EMSで届きました!

 この間、当校は新任のクリスティータ・D・コルテス校長体制になりました。

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 Rest assured that what you have given will be used accordingly especially for printing the Learning Activity Sheets (LAS).
 So, in behalf of Marcelo H. Del Pilar Elementary School I would like to express my sincerest gratitude and appreciation to NPO Enchild, Mr. Takanori Todate, Donors, Mr. Tsutomu Shimada, who is very industrious in updating me the status of the said request and Mr. Keano Romero, who never fails to remind me. 
 Indeed constant communication matters. 
 Thank you for supporting our LAS Project. 
 May our partnership lasts throughout the year and the coming years. 
 Continue to be a blessing to everyone. 
 Thank you. 
 Domo Arigato Gozaimashita. 
 Maraming Salamat po. 

 Keep safe everyone. 
 God Bless.

 皆さまからの寄贈物は、学習活動シート(LAS)の印刷に使用させていただきますので、ご安心ください。
 マルセロ・H・デル・ピラー小学校を代表し、NPO法人エンチャイルドの理事長、事務局長、日比の間に立って私に状況を熱心に報告してくれるキアノ・ロメロ事務局長に心からの感謝とお礼を申し上げます。
 
 常にコミュニケーションを取り続けることは本当に大切だと感じます。
 LAS-Projectを支援してくださり、改めて感謝申し上げます。

 私たちのパートナーシップが今年も、そしてこれからも続きますように。
 ありがとうございます。
 (日本語で)どうもありがとうございました。
 (タガログ語で)ありがとうございます。

 安全にお過ごしください。
 神の祝福が皆に注がれ続くことを祈ります。
 
エンチャイルドのコーディネーター 
パメラ・モロン

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 第2回「エンチャイルドムービー・オンライン上映会」は、4月28日(水)午後9時より実施いたします。20時45分から入れますので、余裕をもってご参加ください。

 お茶を飲みながら、夜食を食べながら、気軽に参加していただいて大丈夫ですよ。

 夜のひと時、映像を通しエンチャイルドの世界観に触れていただけるとうれしいです。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。


設立10周年企画オンライン上映会第2弾
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日行われた「エンチャイルドムービー・オンライン上映会」の参加者の感想を紹介します。

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2011年に行われたスタディーツアー(ミンダナオ島ブトゥアン、マサオビーチ)

「今度は家族と一緒にブトゥアンに行きたいという夢ができました」

 思いがけず自分が参加したスタディーツアーの映像で、とても懐かしく胸が熱くなりました。あの時ツアーを通して感じた、フィリピンの子どもたちとスタッフの皆さんの純粋さ熱さ誠実さと、家族愛が壁を超えていけると実感したことが、私の原動力になり、出発点になったことを思い出しました。

 今は(結婚して)家族も増えて身軽に動きにくくなりましたが、それでもこうしてオンラインでつながりを持てることをうれしく思います。どんな環境でも模索していけば方法が見つかるんですね。スタッフの皆さんの懐の深さのおかげです。

 ずっと会いたかったボロンガイダさんにも会え、ボロンガイダさんも私のことを覚えていてくださっていて、感動しました。もう一度、今度は家族と一緒にブトゥアンに行きたいという夢ができました。

 次回のオンライン上映会、オンラインツアーも楽しみにしています。(Sさん)

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2011年に行われたスタディーツアー(ケソン市)

改めてエンチャイルドの活動の偉大さを感じました

 昨日はエンチャイルドムービー・オンライン上映会に参加しました。エンチャイルドの前身のOCOP(ワン・チャイルド・ワン・ピース・プロジェクト)時代のスタディーツアー映像も観ることができました。

 私自身は2008年と2009年のフィリピン現地訪問ツアーに参加しました。その映像に姉妹結縁をした子が映っていて、懐かしくて愛おしくて、またいつか会いたいという気持ちになりました。

 この活動を通して現地の子が誰かのために何かしたいという気持ちになって、このエンチャイルドの活動が平和な世界が築き上げていく平和の種になっているんだろうなと、改めて活動の偉大さを感じました。

 ありがとうございました😊(Mさん)

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 次回は、4月28日(水)午後9時より実施いたします。20時45分から入れますので、余裕をもってご参加ください。お茶を飲みながら、夜食を食べながら、気軽に参加していただいて大丈夫ですよ。

 夜のひと時、映像を通しエンチャイルドの世界観に触れていただけるとうれしいです。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。

設立10周年企画オンライン上映会第2弾
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 先ほど、設立10周年記念企画「エンチャイルドムービー・オンライン上映会 1st」を無事に開催することができました!

 エンチャイルドの歴史を映像で振り返るこのオンライン・イベント。急に決まった企画でしたが、やって良かったです。参加者の皆さんにも喜んでいただけたと思っております。

 フィリピンからは、ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド現地責任者のジョニー・ボロンガイタ氏とマニラのキアノ・ロメロ事務局長(エンチャイルド・フィリピン)が参加してくれました。

 参加者のかたの感想は順次ご紹介してまいります。

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 今回のオンライン上映会の流れは以下のとおりです。

 ◆ボロンガイタさんのスタディーツアー(2015年)のミーティングの時のスピーチ映像
 ◆キアノ事務局長の2019年来日時のグローバルフェスタJAPANにおける報告会でのスピーチ映像
 ◆2010年のスタディーツアーの様子を中心に構成されたOCOP紹介映像
 ◆2011年のスタディーツアーの様子を中心に構成されたエンチャイルド紹介映像
 ◆FM局J-WAVEの番組(ジョン・カビラさんがパーソナリティーの番組)にNPO法人エンチャイルドの理事長が参加した時の音声を動画化したもの

 合間合間に参加者の皆さんの感想を頂きながらプログラムは進行し、最後はキアノ氏とボロンガイタ氏のスピーチで幕を閉じました。

 参加してくださった皆さん、ありがとうございます。
 心から感謝申し上げます。

 ★参加者の感想より★

 10年前は私自身はまだエンチャイルドの支援には参加してませんでしたが、何人かの知人の活動の様子は身近で見ていたので、とても懐かしく感じました。
 スタディーツアーの帰国報告会などでも映像を見たと記憶していますが、今見てみると本当にバトンのように支援と家族愛の絆をつないで、積み重ねて、今に至ってるんだなと感じました。
 10年、すごいですね。
 子どもたちもどれだけ大きくなったかな、また会いたいなぁと思いました。
 ありがとうございました。
(Oさん)

 次回、設立10周年記念企画「エンチャイルドムービー・オンライン上映会 2nd」は4月28日(水)午後9時よりスタートです。

 こちらもぜひご参加ください!(info@enchild.org までご一報ください)

設立10周年企画オンライン上映会第2弾
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ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、エンチャイルドの理事長からエンチャイルド奨学生たちへのメッセージを紹介します。

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Dear ENCHILD family

 I think you are having very tough days.
 Isn't the Philippines hot every day?
 How hard is it for you to continue your studies under government restrictions?
 It's easy to imagine that in the COVID-19 pandemic, there is a great deal of pressure from anxiety about life and fear of infection.
 We pray that you can overcome this challenge.
 Specifically, we would like to send you a message of love and support through online events.
 It's hard every day, but when you look back five or ten years later, let's cherish the present and live so that we can be proud of ourselves who have overcome this difficulty.
 We will definitely meet you on our online study tours and ENCHILD YOUTH online meetings.

Best wishes,

Takanori Todate

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親愛なるENCHILDファミリーへ

 皆さん大変厳しい毎日を過ごしていると思います。
 フィリピンは毎日暑い日が続いているでしょう?
 あなたがたが政府による外出制限の中で学業を続けることはどれほど大変でしょうか。
 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックの中で人生に対する不安な心と感染への恐怖心で大変強いプレッシャーを受けていることは想像に難くないです。
 私たちは君たちがこの試練を乗り越えられるように祈っています。
 具体的には、オンライン・イベントを通じて皆さんに愛と応援のメッセージを届けたいと思っています。
 つらい毎日だけれど、5年後、10年後に振り返った時に、この困難を克服したと自分を誇れるよう、今を大切にして生きていきましょう。
 私たちは、オンライン・スタディーツアーやENCHILD YOUTHのオンライン・ミーティングで必ずや会いましょう。

2021年4月20日
エンチャイルド理事長

設立10周年企画オンライン上映会
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ENCHILD


 こんにちは、エンチャルドの広報担当、地球村山歩です。

 コロナ禍によって、私たちの活動も多くの制限を受けることになりました。
 
 何より、子どもたちの置かれた環境が激変しました。
 フィリピンは、日本とは比較にならない状況です。長期間にわたる「ロックダウン」状態。日本人には想像が及ばない世界です。

 とりわけ貧困層にあるエンチャイルド奨学生たちは厳しい状況に置かれ、チャレンジの毎日であることは、彼らの寄稿からもよく理解していただいていることと思います。

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サントニーニョのエンチャイルド奨学生 (3)
日本から送られたクリスマスカードを手にするエンチャイルド奨学生たち


 フィリピンの教育事情は以下のような状況だそうです。(現地スタッフの報告より)


 ・オンライン授業が続いているが、オンライン授業と言いながら、実際は多くの学生たちがオンライン授業ができない状態である。

 ・そもそもインターネットの接続環境がない。あったとしても回線速度が遅い上に、コストが高くオンライン授業に対応できない(月3000~4000ペソ=6750~9000円)。これを毎月維持することは彼ら(の家庭)にとってはほとんど無理な金額です。

 ・ですから、プリペイドカードで限られた範囲でしか使えません。おのずと制限、限界があります。

 ・自分のPCを持っているエンチャイルド奨学生は少ない。借りて使うか、スマホ・携帯電話などの携帯端末で対応するしかない。

 ・モジュール授業(プリント学習)による課題提出は、学生たちにとって大変なプレッシャーとなっている。オンラインでの調べ学習ができず、家庭に十分な参考資料や本があるわけではないからです。

 ・現実が厳しく、夢を持てない状況にある。

 などなど…。

 15歳以下(現在は18歳以下)の外出制限がありますので、外に出られない、活動できない、人と会えない、友達と交流できない状態が長く続いています。メンタルヘルスが守られるよう祈るばかりです。

 心ある日本のかたの支援(マイプロジェクトとして)で、PCやタブレットなどの中古デバイスの提供を模索しています。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 4月17日、フィリピン・カロオカン市のマルセロ・H・デル・ピラー小学校にプリント2台一式とコピー用紙、そして文具が無事届けられました。

 皆さまのご支援によって実現したこのLAS-Project、文具はすでに到着していましたが、プリンター類一式、コピー用紙がこの日、同小学校に無事納品となりました。

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LAS-Project (1)
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手前がマルセロ・H・デル・ピラー小学校側LAS-Projectの担当者であり、
エンチャイルドの現地コーディネーターでもあるパメラ・S・モロン先生

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日本の支援者の皆さんが寄付してくださった文具(段ボール2箱)

設立10周年企画オンライン上映会
エンチャイルドオンラインイベント案内
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2021年上半期のエンチャイルド オンライン・イベントの開催日程をご案内いたします。

 エンチャイルドムービー・オンライン上映会は毎回違うムービー作品の上映となる予定です。
 好評でしたら、第3回を5月に行いたいと考えています。

設立10周年企画オンライン上映会


 第1回は、2010年、2011年のスタディーツアーの映像をベースに制作されたエンチャイルド紹介動画です。懐かしくも今も変わらないエンチャイルドスピリットに溢れた作品です。他にも、貴重な動画コンテンツをご用意しております。サプライズ企画も予定しています。

 第2回は、エンチャイルド奨学生たちの伝説のスピーチ映像やスタディーツアーのリポート動画などを上映する予定です。

 参加無料です。奮ってご参加ください。

 いずれも参加ご希望のかたは、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までご一報ください。
 オンライン・イベントへのアクセス情報をご案内いたします。

エンチャイルドオンラインイベント案内

 ◆4月21日(水)午後9時~
  第1回 エンチャイルドムービー・オンライン上映会

 ◆4月28日(水)午後9時~
  第2回 エンチャイルドムービー・オンライン上映会

 ◆5月30日(日)午後3時~
  オンライン・スタディーツアー(マニラ首都圏地域)

 ◆6月12日(土)午後3時~
  オンライン・スタディーツアー(ミンダナオ島北東部地域)

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 AFPBB Newsが、3月11日の国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)のヘンリエッタ・フォア(Henrietta Fore)事務局長の声明を伝えています(3月12日付け)。

 声明の要点は以下のような内容です。

 ・教育や貧困、児童婚やうつといった子どもたちに関わる問題のあらゆる指標で悪化が見られ、世代全体への悪影響の長期化が示唆されている。

 ・飢餓状態にあり、孤立し、虐待を受け、不安を抱え、貧困の中で生活し、結婚を強いられている子どもの数が増えている。

 ・子どもの貧困率は、発展途上国では15%上昇する見通しである。

 ・教育面では、世界中の学齢期の子ども1億6800万人が1年近く学校閉鎖の影響を受けており、その3分の1がオンライン教育を受けることができていない。

 ・子どもや若者の少なくとも7人に1人が、過去1年の大半をロックダウン(都市封鎖)下で過ごしており、不安やうつの症状、孤独感が強まっている。

 ・教育や社会交流の他、保健や食料支援、保護といった必要不可欠なサービスを子どもが受ける機会は減っている。子どもたちが今後何年にもわたりパンデミックの傷を負うという兆しは紛れもない。

正面左端がマーク・アドリアン君
外出が規制される中でも現地でのエンチャイルドの教育支援活動は継続しています

 いかがでしょうか?

 世界の子どもたちの置かれている状況は大変厳しいものがあります。特にメンタルヘルスの問題が深刻です。

 フィリピンのエンチャイルドのスタッフによれば、2週間前から18歳以下が外出禁止となったそうです。今まで15歳以下の外出禁止でしたが、より制限が強くなったということです。

 これにより小・中・高の児童・生徒たちの全体が制限を受けることになります。これは大変なことです。

 スタッフの一人も「今フィリピンの子どもたちはかつてないほどの最悪の状況に置かれている」と言っていました。

 フィリピンの子どもたちに限ったことではありませんが、世界の子どもたちの置かれたこのような状況を変えていくためにどのようにしたらいいのでしょうか。

 関係者と何度となく話し合ってきましたが、今エンチャイルドにやれることは、最も大変なこの期間の中で、限定的ではありますが、奨学生たちとその家族に対して可能な限りの物資支援を行うことと、彼らのメンタルヘルスを守るためのサポートを行うことです。

 私たちの支援活動は決して規模の大きいものではありませんが、私たちの活動に関する情報発信を継続的に行うことで、支援の輪の拡大を推進できると考えています。


 このような状況が続いて1年が過ぎました。
 パンデミック終息の見通しはいまだに見えていません。

 たとえ終息したとしても、コロナ禍によってもたらされた教育の崩壊の影響は長く残ることでしょう。
 現在への対処とともに、1年後、2年後を見据えた教育支援を考えなければならないと思っています。

 そのためにも、今最も大事なことは、子どもたちの心に寄り添うことです。

 オンライン・スタディーツアーの実施や情報の交換など、彼らとの交流の継続を図ることで、精神的ダメージへの癒やしとストレスの解消に貢献しなければならないと考えています。

設立10周年企画オンライン上映会
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・マウグのエンチャイルド奨学生、アン・ドミニク・キュリランさん(グレード12、17歳)の寄稿を紹介します。

 いまだ終息の見えないパンデミックの中で、新しい日常に挑戦し、時に苦悩しながらも、彼らは新たな発見をしています。

 アン・ドミニク・キュリランさんの「私たちは強く、たくましく生きています」の一文の中に彼女の真摯な姿をしっかりと見ることができます。

 困難な中からも多くを学び、日々成長していってほしいと願っています。

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バランガイ・マウグのエンチャイルド奨学生
左から2人目がアン・ドミニク・キュリランさん

 Covid-19 Amid Pandemic leads us to become strong and survive in every day of our living. All around the world is affected of this new normal situation and everyone do lot of adjustments to survive. 

 新型コロナウイルスによるパンデミックの中、私たちは強く、たくましく生きています。
 世界中がこの「新しい日常」の影響を受ける中、生き残るために誰もがこの状況に適応することを強いられています。

 We, my family assured that we are safe and at the same time healthy, taking vitamins, avoiding to interact with other people and sleep on time to prevent any symptoms from this sickness. And I hope you too , the Japan delegates who are there always for us supporting our studies and help us to grow. Hope that you are okay there and keep kicking despite of all hardships.

 この病気に感染しないように、私の家族は安全、健康を確保するために、ビタミンを摂り、他者との交流を避け、規則正しく休むように気を付けています。
 そして私たちの学業を支援し、私たちの成長をサポートしてくださっている日本の支援者の皆さんにおいても、困難な中にあってもお元気でいらっしゃることを願っています。

 In my everyday living I noticed a lot of happenings, the trees and plants are growing and glowing healthy, looks great with the strong color green and standing as one to cover us from the heat of the sunlight. As happen now, all frontliners stand by one and sacrifice their lives to protect us and prevent the constant or increasing cases of Covid-19 patients.

 日常生活では、樹木が健やかに成長し、植物が灼熱の太陽から私たちを守ってくれていることに私は気付きました。
 そして今、新型コロナウイルスによる感染者が増えないよう、自らの命を危険にさらしながら最前線で苦労する医療従事者のかたがたにも私は感謝します。

 I thank you for always guiding us and givifng us chance to pursue our dreams. We are praying to our almighty god to guide you in every place you were going to. 
Keep safe always and don't forget to wear your mask for your safety and health. God bless us all! 

 いつも私たちを導き、私たちが夢を追求する機会を与えてくださり、支援者の皆さん、ありがとうございます。
 私たちは全能の神が、皆さんが行くあらゆる場所で皆さんを導かれるよう祈ります。常に安全を確保し、健康のためにマスクを着用することを忘れないでください。
 神が私たちを祝福されますように!

March 8, 2021
Ann Dominique L. Curilan
アン・ドミニク・キュリラン
Name of school : Saint Joseph Institute of Technology
セント・ジョセフ工科大学

設立10周年企画オンライン上映会
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、8エレメントの一つ、「共育」の観点から、「教育の責任は誰にあるのか?」というテーマで考えてみたいと思います。

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 皆さんは、教育の責任は誰にあると考えますか?

 教師? 学校? 親? 社会? 政府?

 人格教育における責任の中心は親と子ども自身にあると、私は考えています。

 教育というと、学校に通うこと、学校で教員による授業を受けることがイメージとして持たれやすいのですが、人格形成を中心とした教育については、やはりその責任の主体は家庭にあると言わざるを得ません。

 ところで人格形成とは何でしょうか。

 私は自立心を育てることが人格形成の核心的内容であると考えています。

 自立は自ら立ってこそ自立ということですから、「自立」を実現する主体は子ども本人であり、自立への責任は子ども自身にあることは自明です。

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 親の関わりは、親として子を無条件に愛することでしょうが、子の自立心の成長という視点で言えば、子が自立に向かうようにサポートし、アシストし、コーチングすることが親の関わり方であると言えます。子が自立していけるように導くことが親の役目なのです。

 だからと言って、ティーチングとしての教育が不要だと言っているわけではありませんし、学校不要論を唱えるつもりは毛頭ありません。
 人格教育という点でもそうですが、知識や技能の獲得、体験・実践教育という面からも学校教育は重要な意味を持っています。

 とりわけ社会生活への準備段階として、「公育(学校教育)」の役割は重要です。その意味で、親と教師の連携機関である「PTA」の存在意義は大きく、実際のPTAの現場、実情がどうであれ、本来的にはPTAの果たすべき役割は大きいのです。

 学校生活は、家庭生活と社会生活を橋渡しする場所であり期間であると言えます。
 個人の学力向上の場というだけでなく、本格的な他者との関わり、コミュニケーション、集団行動、協力、連携・連係など、社会人基礎力を習得する場所であり、期間なのです。

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 共育は「共に育てる」「共に育つ」という意味を持っています。
 子どもに限らず、人間は互いの自立(自己成長、自己完成)への責任を果たせるように関わり合い、支え合う共立的存在です。真の共生社会を実現する鍵がそこにあります。

 
 親や教師は、子どもの成長のために、時に保護し、時に負荷を与える存在となって、子どもの自立を促す存在。

 教育とは、自らを耕し、自立の種を実らせ、花を咲かせるための働き掛けです。
 人間は自らを育てる存在であるということです。
 人間の成長、完成への責任は結局人間自身にあるということです。

 その意味で、社会教育は共立の社会を実現するための教育であると言えます。
 共に育て、共に育ち合って実現されていくのが共立の社会です。一人一人の自立(健康的自立、精神的自立、生活的自立)を土台として共立社会(社会的自立)が形成できると言えるのです。

 エンチャイルドは、子どもたちの自立のための教育支援を行っています。同時に、受益者も支援者もエンチャイルドを通して共育のステークホルダーとなり、共立社会実現のためのプロジェクトを推進しています。

 教育の責任は誰にあるのか。
 結局、教育の責任は「私」自身にあると思うのです。そしてそれは「共育」によってなされるものなのではないでしょうか。

設立10周年企画オンライン上映会
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 オンライン・イベントのご案内です。
 
 タイトルは、「設立10周年企画 エンチャイルド映像 オンライン上映会 1st」
 4月21日(水)午後9時~10時15分ごろ、を予定しています。
 15分前からゲートオープンします。余裕を持ってログインしてくださいませ。
 オンタイムでイベントスタートいたします。

 エンチャイルドの10年を秘蔵映像(3~4本を上映予定)で振り返ります。
 お茶やお菓子持参でお気軽にご参加ください。

 「エンチャイルドの10年」が伝わる、「国境を超えた家族愛の絆」を感じていただける時間をお届けします!

 参加を希望されるかたは、info@enchild.org までご一報ください。
 
設立10周年企画オンライン上映会
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・アンバゴのエンチャイルド奨学生、オーブレイ・マイルス B・ブクエさん(グレード12、18歳)の寄稿を紹介します。

 今回の翻訳は広島県在住の加島さんが協力してくださいました。
 加島さんありがとうございます!

アンバゴのエンチャイルド奨学生たち
バランガイ・アンバゴのエンチャイルド奨学生たち

 In social medias, we often post jokes and memes to give entertainment to people, but some of these 'jokes' are getting out of hand. 

 ソーシャルメディアでは、人々に娯楽を提供するためにジョークやミーム(画像や動画などのネタ)を投稿することがよくありますが、これらの「ジョーク」の中には、収拾がつかなくなってしまうものがあります。

    I've seen many jokes and memes on social media, making fun of someone physical appearance, situations, insecurities, flaws and imperfections. It just doesn't sit right with me.

 誰かの容姿や状況、不安、欠陥、不完全さをからかっているたくさんのジョークやミームをソーシャルメディアで私は見てきました。それは私には受け入れがたいものです。

 We can make fun out of anything, but never make a joke against someone's situation and such. We don't know what they are going through, those people who are experiencing those 'things' that you made fun of.

 私たちは何でもからかうことができますが、誰かの状況などに対して冗談を言うことは決してありません。 あなたがからかったそれらの「こと」を経験する人たちが、何を体験していくのか、私たちは分かりません。

    We must be mindful of what we are going to post in social medias. Yes, it's great to make some entertainment for the people, but make sure it doesn't affect someone. A joke should be funny, in the first place, not offensive and degrading. You have no idea what you can fix or destroy with just one single post.

 私たちはソーシャルメディアに投稿する内容に注意する必要があります。
 そう、人々のために娯楽をつくり出すことは素晴らしいですが、それが誰かに悪影響を及ぼさないように気を付けてください。
 冗談はそもそも、不快で品位を傷つけるものではなく、面白くなければなりません。一つの投稿が何かを解決するのか、はたまた破壊してしまうのかを、あなたは知る由もないからです。


Date: March 14, 2021
Name: Aubrey Miles B. Buque
オーブレイ・マイルス B・ブクエ
Libertad National High School
リベルタド・ナショナル・ハイスクール

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・アンバゴのエンチャイルド奨学生、アルシーア・ブスティロさん(大学1年生、19歳)の寄稿を紹介します。

 現代の子どもたちはグローバリゼーションの申し子たちです。
 彼らが本当の意味での地球家族の一員として世界のために活躍する人材になってほしいと願っています。

アルシーアさんの記事の画像

グローバリゼーション

 How does Globalization affect our society? Globalization is related to major and rapid human change and development. The migration of people from rural to urban areas has quite increased, and the growth of cities in developing countries, in particular, is related  to many people living in substandard conditions. Family discord, as well as social and domestic violence, are on the rise. The good things about Globalization, it has made access to a lot of stuff as easy as possible, with just the tip of our hands or fingers we can learn a lot of things, stuff like another nation's culture, or simply access researches. Aside from that benefit, another good thing about globalization is the spread of technology and innovation we are now connected with the other parts of the world and because of this knowledge transfers fast. Globalization has also helped build our economy having investors from all around the world.

 グローバリゼーションは私たちの社会にどのような影響を与えるでしょうか?

 グローバリゼーションは大規模で急速な人類の変化と発展に関係しています。
 地方から都市部への人口移動は非常に増加しています。特に開発途上国における都市部の成長は、標準以下のレベルで生活している多数層と関係があります。家庭の不和、社会的・家庭内における暴力が増加しています。

 グローバリゼーションによって、指先を動かすだけで他国の文化や多くのことを学んだりアクセスしたりすることができるようになりました。

 もう一つの良い点は技術とイノベーションの普及がもたらされたことです。
 世界は今、情報が発達したおかげで他の地域と密接につながるようになり、迅速に情報が伝達されるようになりました。

 グローバリゼーションはまた、世界中の投資家によって私たちの国の経済が発展するのに役立ちました。

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バランガイ・アンバゴのエンチャイルド奨学生たち

 Globalization refers to the acceleration of global movements and transactions (of people, products, and services, resources, technology, and cultural practices). Globalization has the effect of fostering and growing connections between various regions and communities around the world. Millions of people are linked thanks to the power of the digital world through platforms like Facebook, Instagram, Skype, and Youtube, resulting in technological globalization. Again as stated before Globalization is useful and important in trying to connect with the rest of the world, not limiting ourselves to the local and national opportunities, globalization gives us the chance to look for greener pastures outside the nation, thus helping our economy to develop even more. We can even make new connections from other parts of the world which is another great use or effect of globalization.

 グローバリゼーションとは(人、製品、サービス、リソース、テクノロジー、文化的慣行の)グローバルな動きと移動が加速することを指します。
 グローバリゼーションは世界中のさまざまな地域間のつながりを育み、成長させる効果があります。  
 Facebook、Instagram、Skype、YouTubeなどのプラットフォームを介して、何百万もの人々がつながり、技術のグローバル化をもたらしています。

 繰り返しになりますが、グローバリゼーションは地域や国に限定されず、世界の他の地域とのつながりを試みる上で有用かつ重要です。
 グローバリゼーションは、国外の新天地を探す機会をもたらしてくれます。
 さらにグローバリゼーションによって私たちは、世界の他の地域との新しいつながりをつくることもできるのです。

March 20, 2021
Althea A. Bustillo
アルシーア・ブスティロ
St. Joseph Institute of Technology
セントジョセフ工科大学

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドの法人としての正式な登記は2011年8月25日ですが、同年4月10日は設立総会が開催された記念すべき日です。この時、「エンチャイルド」のネーミングもなされました。

 多くのかたに応援していただき、支えていただき、この10年活動を続けてくることができました。

 まずは支援者の皆さまに心からの感謝を申し上げます。

 そして私たちが投じる以上に多くの元気と希望と喜びを返してくれたエンチャイルド奨学生たち、現地のスタッフの皆さんに感謝します。

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 5月と6月には、2021年度キックオフ「オンライン・スタディーツアー」の実施を予定しています。
 ぜひご参加ください。

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2021年度 「オンライン・スタディーツアー」 のご案内

エンチャイルドのユニークな草の根国際交流プログラムをぜひお楽しみください!

 新型コロナウイルス感染症のパンデミックの終息がいまだに見えず、エンチャイルド奨学生たちの報告にもあるとおり、フィリピンでは通常の社会活動ができるめどが立っていません。彼らは非常に困難な状況に置かれています。

 エンチャイルドは、今年も現地を直接訪問するスタディーツアーを実施することは難しいと判断し、オンラインというかたちでエンチャイルド奨学生たちとの交流プログラムを行うこととしました(参加無料)。日程は以下のとおりです。

◆5月30日(日)PM3:00~:マニラ首都圏のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン・スタディーツアー

◆6月12日(土)PM3:00~:ミンダナオ島のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン・スタディーツアー

 エンチャイルドサポーターのみならず、多くの皆さんにぜひ参加していただきたい企画です。

 参加ご希望のかたは、事務局(info@enchild.org)までご一報ください。
 オンラインで気軽に奨学生たちとの交流をお楽しみいただけます。支援者の皆さまと奨学生たちにとって必ずや有意義な時間となることでしょう。皆さまの参加をお待ちしております。

ENCHILD




 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 最近はオンラインでの活動が本当に多くなりました。

 エンチャイルド関連だけでも今週すでに4回実施。
 4月5日には事務局ミーティング、続いて同日にエンチャイルドサポーターの女子会(7人の女性支援者が参加してくれました)、6日にはオンライン理事会、そして9日にはフィリピン・ミンダナオ島のボロンガイタさんと関係者が参加してのシューズ寄贈プロジェクトに関するミーティング行い、互いの近況を共有しました。

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 日本もフィリピンも新型コロナウイルスの感染拡大は予断を許さない状況ですが、オンラインでつながりながらも、一日も早くパンデミックが終息し、奨学生たちやスタッフの皆さんとの実体的な再会を願うばかりです。

 しかしながらこの一年、悪い事ばかりでもありません。
 オンラインによって今までしてこなかった活動や新たな企画も生まれました。情報交換の回数も量も格段に増えました。つながろうとする気持ちあればこそですが、国内においても今まで疎遠であったかたがたとオンラインで交流できたり、振り返ればある意味で充実した一年になったと思います。

 引き続き、オンラインを通じてつながること、価値あることを紡ぎ出すことに取り組んでいきたいと思います。

 オンラインでお会いしましょう!

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのエンチャイルド奨学生、エンジェルス・レスペシアさん(グレード9、15歳)の寄稿を紹介します。

 フィリピンはASEAN(東南アジア諸国連合)唯一のキリスト教国家です。国民の83%がカトリック、その他のキリスト教が10%だといわれています。イスラームは約5%だそうです(ミンダナオではイスラム教徒が人口の2割以上)。

 エンチャイルド奨学生もまた、ほとんどがキリスト教徒であり、大半が篤実なカトリック信者です。

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バランガイ・ロサンゼルスのエンチャイルド奨学生たち

PASSION AND DEVOTION
情熱と献身

 My whole week is very blessed because last Monday me together with my church mates have a health cleaning to the malnourished children. I learned that whoever you are, poor or rich, weak or strong, we need to care and love each other because God said, “Love each other and care each other just like how I care and love you.” It means we should love other people just like ourselves.

 先週の月曜日、教会の仲間と一緒に栄養不良の子どもたちの健康管理のケアをしたので、私の1週間はとても恵まれたものになりました。
 
 神が「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい」と言われたように、貧しい者も富める者も、弱い人も強い人も、私たちはお互いを気遣い、愛する必要があることを私は学びました。
 
 それは、私たちが自分と同じように他者を愛すべきであることを意味します。

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ミンダナオ島アグサン川

 Life is like an ant, you need to work hard to get more food. Just like on being a student, we need to work hard to reach and accomplish our dreams and goals in life.

 人生はアリのようなものです。あなたはより多くの食物を得るために一生懸命働く必要があります。 
 同じように、学生である私たちは人生の夢と目標を実現するために一生懸命学習する必要があります。

May 08, 2021
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エンジェルス・レスペシア

ENCHILD







 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのエンチャイルド奨学生、ユリシス・ケーン君(グレード12、19歳)の寄稿を紹介します。

 エンチャイルド奨学生は、今も厳しい外出制限の中で日々困難な状況を克服するために挑戦しています。

 互いに励まし合い、支え合う「共感」と「共助(互助)」の精神が貴いと感じます。

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学校の奉仕活動を行うエンチャイルド奨学生たち
右端がユリシス・ケーン君

CONVERSION
転換

 Good day ENCHILD! Today I’m very happy because I’m still a honor student in our school and that is because all of you. Thank you for very much ENCHILD for always showing your support and love. I’m proud of myself for being a honor student. Back in my elementary days, I really preferred on playing rather than studying, because I am an Athlete - a Soccer Player, and because of my dedication in sports I make it to Regional Level. But when I step out in elementary, and face my secondary years I realized that studying is very important than extra-curricular activities. I can’t believe that I make it through the honor students. It really feels great when you sow the fruits of your hard work especially on studying. 

 エンチャイルドの皆さん、こんにちは!
 私は今でも学校の中で優秀生(成績優秀で表彰された学生)であり続けています。それは皆さんのおかげです。いつも皆さんのサポートと愛を示してくれてありがとうございます。

 私は優秀生であることを誇りに思っています。小学生の頃は、勉強よりも遊ぶことの方が好きでした。なぜなら私はサッカー選手であり、リージョンレベルの選手としてスポーツに専念していたからです。しかし中学に進学し、課外活動よりも勉強が非常に重要であることに気付きました。そんな私が優秀性になったなんて信じられません。特に勉強で一生懸命頑張った成果が実ると本当に気持ちいいです。

バランガイ・ロサンゼルスの奨学生
バランガイ・ロサンゼルスのエンチャイルド奨学生たち

 Be proud in yourself, and always try to reach out your goal. No matter what other people may say (even if they say that you can’t proceed, you can’t reach your dreams) still believe and try and try and try until you succeed. Be proud of who you are, show them what you can do and what you’ve got; and show them that you can reach your dreams no matter what happen.

 自分を誇りに思い、常に目標を達成するように努めましょう。他の人が何と言おうと(あなたは先に進めないとか、あなたは夢を実現できないとか)、あなたが成功するまで信じて、試してみましょう。あなた自身を誇りに思い、あなたが何をできるか、そしてあなたが何を持っているかを人々に示してください。そして何があったとしても、あなたの夢を実現できることを周りに示してください。

March 08, 2021
Name: Ulysess Cane
ユリシス・ケーン

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのエンチャイルド奨学生、イア・ジェーン・ジュガルボットさん(グレード9、15歳)の寄稿を紹介します。

 ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生たちがどんどん寄稿してくれています。
 うれしい限りです。

 皆さん、ありがとう。

 「共有」は8エレメントの一つ。互いに刺激し合って、善の競争を楽しみましょう。

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バランガイ・ロサンゼルスのエンチャイルド奨学生たち

OBSTRUCT BULLYING
いじめによる障害

 Bullying is very common, complex, rampant, and potentially damaging form of violence among children and adolescents. Bullying is defined as unwanted, aggressive behavior, which involves a real or perceived social power imbalance. The behavior is repeated overtime (therefore, the definition excludes occasional or minor incidents). These actions are purposeful uncomfortable.

 いじめは子どもや青少年の間で一般的に横行している、複雑で潜在的に損害を与える形態の暴力です。
 いじめとは、社会的な不均衡を伴う望ましくない攻撃的な行動として定義されます。この行為は繰り返されるものです(従って、定義としては偶発的または軽いケースは除外されます)。
 いじめは意図的であり、不快なものです。

 Any children can experience bullying. It can occur in many different forms and impact children for a very long time after, affecting their performances at school and their emotional, psychological, and physical well-being. So it’s important that parents and teachers know the signs of bullying and are familiar with the various ways to tackle it.

 いじめは、どんな子どもも経験し得るものです。
 いじめには多くの異なるケースがあり、その後、非常に長い期間にわたり子どもたちに影響を与え、学校における子どもたちのパフォーマンスや感情的、心理的、肉体的な幸福に影響を与える可能性があります。
 よって、保護者と教師がいじめの兆候を理解し、いじめに取り組むさまざまな方法に精通することが大切です。

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イア・ジェーン・ジュガルボットさん

 I, for one a victim of bullying. People calling me names and stuffs, but still, I stand tall and firm. I resist and overcome it all. And I am proud to say that I am a survivor of bullying. The good thing is it teaches me to be strong and brave all the times, so that no one can ever bully me nor taken me granted. Then. I’ve became a better version of myself!

 私はいじめの犠牲者の一人です。
 周りにからかわれても私はそれに対して動じません。私はそれに抵抗し、全てを克服します。そして、私はいじめからの生還者であることを誇りに思います。

 いじめを通じて、常に強く勇敢であることを教えられたことは私にとって良かった点です。誰も私をいじめたり、私を認めさせたりすることはできません。今や私は以前の自分よりも良い私自身になりました!

 Therefore, we should stop bullying, because bullying is terrifying and it is spreading not just in our society but also in the whole world. Let us prevent bullying so that we can live a happy, harmonious and peaceful life.

 いじめは恐ろしく、私たちの地域だけでなく世界中に広がっています。いじめはやめるべきです。いじめを防ぎ、幸せで調和のとれた平和な生活を送れるようにしましょう。

March 08, 2021
Name: Iah Jane C. Jugalbot
イア・ジェーン・ジュガルボット
Grade 9
Junior High School
ジュニア・ハイスクール
Age:15
15歳


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2021年度の始まりに当たって、改めてご覧いただきたいエンチャイルドの動画コンテンツを紹介しています。今回は、伝説のエンチャイルド奨学生&卒業生のスピーチ3選をお届けします。

 ぜひご覧ください。


リンデさんスピーチ

 2016年5月19日、フィリピン・ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスで行われたエンチャイルドの支援式典でのリンデ・カリぺスさん(エンチャイルド卒業生)のスピーチです。

ブルセルアンさんのスピーチ

 2015年5月25日、ケソン市バランガイ・ホーリースピリットのバランガイホールで行われたエンチャイルド奨学生の支援式典で、ハイスクールの卒業生を代表してスピーチしたブルセルアンさんのメッセージを字幕入りでお届けします。

ジェリンさんのスピーチ

 2015年5月22日、ミンダナオ島マガリャネスの会場で開催された支援式典でのジェリンさん(当時:エンチャイルド奨学生、大学生)のスピーチをご紹介します。
 ジェリンさんの夢は、日本の子供たちに英語を教える教師になることです。

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マニラ湾のサンセット

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2021年度の始まりに当たって、改めてご覧いただきたいエンチャイルドの動画コンテンツを紹介しています。

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 今回のエンチャイルド動画3選は、理事長の「エンチャイルドの社会教育活動~家族共同体の8エレメント」解説動画(6本に分けて配信したものを一つにまとめました)、そして、知る人ぞ知る、エンチャイルドのマドンナたち、リンデさんとビビアンさんのスピーチ動画です。

 ぜひご覧になってみてください。

「家族(共同体)をつくり出す8つのエレメント&バリュー」

 エンチャイルドは、教育(共育)支援と社会教育プログラムを通して「共生・共助・共感」の社会の実現に寄与したいと考えています。動画「家族(共同体)をつくり出す8つのエレメント&バリュー」では、エンチャイルドの目指すものについてお話しさせていただています。(2018年収録)

リンデ・カリペスさんのスピーチ(2019年5月18日)

 5月18日、ミンダナオ島ブトゥアン市のロサンゼルス・ハイスクールの会場で、現地でのエンチャイルドの16年目の活動を記念する、支援式典および奨学生と支援者の交流プログラムが行われました。

 まず、ご紹介したい動画は、式典でのリンデ・カリぺスさんのスピーチです。
 元エンチャイルド奨学生のリンデさんは、大学卒業後、社会人となって、エンチャイルドの教育支援を通して得た学びと体験をモチベーションとして、自らも貧困に置かれた子供たちへの教育支援を主体的に実践しています。

ビビアンさんのスピーチ(2019年5月18日)

 5月18日、ミンダナオ島ブトゥアン市のロサンゼルス・ハイスクールの会場で、現地でのエンチャイルドの16年目の活動を記念する、支援式典および奨学生と支援者の交流プログラムが行われました。

 式典の最後に、ビビアン・ジョモックさんが閉会の言葉を述べました。

 元エンチャイルド奨学生のビビアンさんは、大学卒業後、小学校の教師となりました。彼女もまた、エンチャイルドの教育支援を通して得た学びと体験をモチベーションとして、自らも貧困に置かれた子供たちへの教育支援を主体的に実践しています。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2021年度の始まりに当たって、改めてご覧いただきたいエンチャイルドの動画コンテンツをいくつかご紹介してまいります。

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 今回は以下の3本です。
 オンライン・スタディーツアーの臨場感をお楽しみいただけます。

Happy One Family! 2020★English

 エンチャイルドのテーマ曲「HAPPY ONE FAMILY!」のメロディーに乗せて、2020年度の活動の様子を映像でお届けします。こちらは英語バージョンです。

Happy One Family! 2020★Japanese

 エンチャイルドのテーマ曲「HAPPY ONE FAMILY!」のメロディーに乗せて、2020年度の活動の様子を映像でお届けします。こちらは日本語バージョンです。

バランガイ・マウグのエンチャイルド奨学生によるオリジナル曲「FAITHFUL LIFE」

 2021年1月16日(土)、エンチャイルドの第4回オンライン・スタディーツアーが開催された際、
同イベントのプログラムの一つとしてフィリピン・ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・マウグのエンチャイルド奨学生たちがオリジナル曲を披露してくれました。タイトルは「FAITHFUL LIFE」。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 ニュースレター2021年3月25日号はお読みになったでしょうか。
 エンチャイルドの現在の月刊ニュースレターは、2011年10月25日号からスタートしました。毎月発行の皆勤賞で 2021年3月25日号が通巻114号となります。

 今年はNPO法人エンチャイルドの設立10周年の年です。
 今日ふと思い立ち、114回分のニュースレターをパラパラとざっと眺めてみました。そこには10年の軌跡がありました。

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 コロナ禍の一年を過ごしながら、2020年度は例年とは違う一年の歩みとなりましたが、ニュースレターのバックナンバーの中には懐かしくも生き生きとしたエンチャイルドの足跡がしっかりと記録されていました。

 この10年、とにかく前に向かって進んできましたが、この一年を通して改めてエンチャイルドについて立ち止まって考える期間になったと思っています。

 いまだパンデミック終息の時は読めない状況です。何度かお伝えしたように、子どもたちが置かれた状況は予想以上に困難なものであり、さまざまな課題が山積しています。

 2021年度が始まりました。
 5月、6月のオンライン・スタディーツアーをはじめ、エンチャイルド・ユース関連の活動も進めたいと考えています。

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 エンチャイルド奨学生の平均年齢も上がり、大学進学者が増えています。
 支援者の皆さまには、支援口数を増額をご検討いただければ幸甚に存じます。
 大学生はおよそ3口分が奨学金給付額および支援費用となっています。

 また一方で、支援者の皆さまとの情報共有にいっそう努めていきたいと考えております。
 ニュースレターやブログ、YouTubeチャンネルはもちろん、支援者同士のオンラインによる交流の場を企画してまいります。

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 4月5日(月)の午後9時半からは、女性支援者の皆さんのオンライン交流会を企画いたしました。
 参加されるかたは、info@enchild.org までご一報ください。アクセス情報をお知らせいたします。

 第4波の懸念や変異種ウイルスの感染拡大など、まだまだ予断を許さない状況ですが、柔軟な発想と創意工夫でミッションを遂行できるよう力を尽くす一年にしてまいります。

 今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2020年12月に船便で郵送した運動靴が行き先であったミンダナオ島についに到着。なんと3カ月半。
 この運動靴の寄贈プロジェクトは、「NPO SB・Heart Station」「一般社団法人GREEN WIND」「NPO法人エンチャイルド」の3団体による合同の「マイプロジェクト」として取り組まれているものです。

 【425】の投稿で運動靴寄贈プロジェクトの趣旨をご紹介していますので、ぜひそちらの投稿もお読みください。
 
 運動靴たちがやっとミンダナオ島に上陸したことでプロジェクトはいよいよ本番へ。
 プロジェクトの進捗は随時、ご報告してまいります。お楽しみに!

 運動靴寄贈プロジェクトは、マニラ地域でも実施したいと考えています。
 運動靴寄贈プロジェクトに関心あるかたは、事務局までお問い合わせください。

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ミンダナオ島に到着した運動靴たち
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一般社団法人GREEN WINDの奥平代表理事
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 新年度を迎えましたね。
 2021年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて今回は、2021度に行われたエンチャイルド関連の主な活動をざっと振り返ってみたいと思います。 

 コロナ禍の中ではありましたが、皆さまのご支援によって多くのプロジェクトを実施することができました。心から感謝申し上げます。

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【令和2年度の主な活動結果(2020年4月1日~2021年3月31日)】

◆4月~5月:エンチャイルド奨学生たちとの励ましメッセージを通じた交流を実施

◆5月14日:エンチャイルド・フィリピンの役員テス・ネオ教授が逝去

◆5月22日:日比スタッフ、オンライン・ミーティング(以降、随時)

◆7月10日:日本の支援者とフィリピン側スタッフとのオンライン交流会

◆7月11~31日:第1回「OKOME-Project」の資金調達活動

◆7月19日:テス・ネオ教授の墓標を弔問(エンチャイルド・フィリピン)

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◆8月15~16日:第1回「OKOME-Project」、マニラ首都圏で実施

◆8月18日:エンチャイルド・オンライン・ワークショップ

◆8月21日:BNI関係者とフィリピン側を結んだオンライン・ミーティング

◆8月22日:エンチャイルド・オンライン・セミナー

◆8月23日:一般社団法人GREEN WINDのマイプロジェクトをプロデュースし、マニラ首都圏のエンチャイルドにマスクを送る。8月23日にはフィリピン・パッシグ市のRizal Medical Centerにマスク寄贈プロジェクトが実施される。

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◆8月24日:エンチャイルド・オンライン・セミナー

◆8月30日:第1回「オンライン・スタディーツアー」開催

◆9月17日:エンチャイルド・アクティブ支援者のオンライン・ミーティング

◆9月25日:第一学院横浜キャンパス(高校)の「前期成長実感発表会」に参加(オンライン)

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◆10月2日:エンチャイルド・アクティブ支援者のオンライン・ミーティング

◆10月19日:エンチャイルド・ユース・ジャパンのオンライン・ミーティング

◆10月25日:第2回「オンライン・スタディーツアー」開催

◆10月25日:「エンチャイルド・ユース」発足

◆11月7日:第5回「国際協力・ソーシャルビジネス アジアカンファレンス」に参加(市ヶ谷・JICAひろば)

◆11月14日:エンチャイルド・ユース・ジャパン(オフ・ミーティング)

◆11月18日:「フィリピンに関わる日本のNGOダイレクトリー」(日比NGOネットワークが運営)にNPO法人エンチャイルドが公開

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◆11月22日:エンチャイルド・ユースのオンライン・ミーティング(日比)

◆11月23~29日:マニラ首都圏の台風22号被災者支援活動(エンチャイルド・フィリピン)

◆11月25日:ミンダナオ島の College of Humanities and Social Sciences(大学)にマスク寄贈(「てぬぐいフェス実行委員会」提供のマスク)

◆11月28日:第一学院横浜キャンパス(高校)の学生によるプロジェクトチームから事務用品の寄贈を受ける

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◆11月28~29日、12月5~6日:BNI(彩チャプター)の支援による第2回「OKOME-Project」およびてぬぐいフェス実行委員会マスク寄贈(ミンダナオ北東部地域・マガリャネス)実施

◆12月2日:エンチャイルド・ユース・ジャパンのオンライン・ミーティング

◆12月19日:年次総会(オンライン)

◆12月20日:第3回「オンライン・スタディーツアー」(クリスマス交流イベント)開催

◆12月29日:エンチャイルド・ユースのアンバゴ支部(ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・アンバゴのエンチャイルド奨学生たち)が貧困児童たちのためのクリスマス・プロジェクトを実施

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◆1月16日:第4回「オンライン・スタディーツアー」(ニューイヤー日比オンライン交流イベント)開催

◆3月1日~22日:LAS-Project(フィリピン・カロオカン市のマルセロ・H・デル・ピラー小学校のプリント学習支援のためにプリンター2台などを寄贈するプロジェクト)を実施

◆3月27日:第1回「エンチャイルド・ユース報告会」

★年間を通じて★
毎日広報ブログを更新し、エンチャイルド奨学生・関係者の声(エッセイ、寄稿)を紹介

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