★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援&共育活動、草の根国際交流、社会教育を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の擁護者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回程度実施しています。コロナ禍の2020~2022年はオンラインでの交流が主な活動となりましたが、2023年6月には4年ぶりのスタディーツアーを実施することができ、成長した子どもたちとの再会を果たしました。2024年でフィリピンでの教育支援開始20周年となりました!

2021年06月


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 今年2021年は、NPO法人としてのエンチャイルド設立10周年の年です。
 10年前の2011年4月10日に設立総会が開かれ、同年8月12日に東京都が特定非営利活動法人としてエンチャイルドを認証。同年同月25日には法務局の手続きが完了し、正式に特定非営利活動法人として認可していただきました。

 すでにご案内のとおり、8月25日を前後するどちらかの土曜日の午後、10周年記念オンライン特別総会(日比オンライン交流イベント)を行う予定です。多くのかたにご参加いただきたいと思っております。

 さて、ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生から祝賀メッセージが届きましたので、ご紹介いたします。ありがたいことです。

 ブトゥアン市バランガイ・マサオのレナ・メイ・グンボックさん(18歳、ルンボカン・ナショナル・ハイスクール グレード12)です。

 レナさん、メッセージをありがとう!
 タイトルの「My Enchild Family」の言葉がうれしいです。

レナ・メイ・グンボックさん(バランガイ・マサオの奨学生)

10th Anniversary of My Enchild Family
私たちエンチャイルド・ファミリーの設立10周年記念

 This year, our organization, NPO CHILD: One Child, One Peace celebrated our 10th anniversary. It's just sad because we can't meet and have fun because of the pandemic. But despite of everything, we still celebrated through online meeting. I missed my ENCHILD Family but somehow my grief was relieved when I saw them. We have prepared many presentations. I know that even in that way our sponsors will be happy and of course, we as beneficiaries. I pray that this pandemic will end so that we can meet again. I am so thankful to them because they still support us even though they are also going through a difficult time. So as much as I can, I will finish my studies so I can make up for them as well. Thank you and Happy 10th Anniversary Enchild!

 今年、私たちのグループ、NPO法人エンチャイルド(One Child, One Peace-Project)が10周年を迎えました。
 パンデミックのせいで、直接会ってこの日を楽しむことができないのは悲しいことです。しかし、そんな中でも私たちはオンラインミーティングでお祝いしました。

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 私はエンチャイルド・ファミリーにずっと会いたかったです。彼らに会うとなぜか悲しみが和らぎました。私たちはたくさんのプレゼンテーション(出し物)を準備しました。支援者の皆さんはもちろん、他の受益者も皆、喜んでくれたと信じています。

 パンデミックが終息して、またお会いできることを祈っています。困難な状況にあっても、私たちを支援してくださるスポンサーの皆さんには本当に感謝しています。だからこそ、私もできる限り頑張って学業を修めて、皆さんの期待に応えたいと思っています。

 ありがとうございます。そして10周年、おめでとうございます。

May 12, 2021
2021年6月12日
Rhena Mae Gumboc
レナ・メイ・グンボック

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 ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生による「エンチャイルド設立10周年記念祝賀メッセージ動画」はこちらからご覧いただけます!


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、エンチャイルド以外のネットメディア(ウェブサイト)で紹介されている「エンチャイルド」についてご紹介したいと思います。

 エンチャイルドに対する新しい発見があるかもしれません。
 ぜひご覧になってみてください。

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★NGO-JICAジャパンデスク★
7~8ページがエンチャイルドを紹介しているページです。


★CAMPFIRE★

★READYFOR★
2019年1月11日終了

2017年12月7日終了


ミンダナオ島北部の田舎町マガリャネスの小学校に教育支援を!
2016年5月17日終了

2015年12月1日終了

2014年12月29日終了

※すでにネット公開は終了していますが、FM局J-WAVEでご紹介いただいたこともあります。

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ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 最近はすっかりインドア思考が強くなり、ネットで動画を見たり、本を読んでいる時間が多くなってます。コロナ太り、これはまずい!

 十代、学生の頃から映画が好きでよく観てましたね。
 学生の頃の山歩は、一度映画館に入ったら半日は出てこない(当時は入れ替え制ではなかったので、一枚のチケットと共に軽食を携えて映画館にこもることもしばしば…)。

 お気に入りの映画はいろいろありますが、オードリー・ヘップバーン主演の「ローマの休日」もその一つです。何回観たことか…。
 
 というわけで、今日のブログは、世界的に著名な女優であり、ユニセフの親善大使として世界の子どもたちのために生きたオードリー・ヘップバーンの事を少し書いてみたいと思います。

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 オードリーは、1929年生まれで1993年没、63歳。がんでした。まだまだ若かったですよね。
 彼女はイギリス人で、アメリカで活動した女優ですが、40代以降はユニセフと関わるようになり、50代後半からは親善大使として世界の子どもたちのために献身的に歩むようになります。

 ウィキペディアによれば「第二次世界大戦後にユニセフの前身の UNRRAに助けてもらい、その後女優として大きな成功をおさめることができたという経験から、ヘプバーンは残りの人生を最貧困国の恵まれない子供たちへの支援活動に充てることを決めたのである」とあります。

 オードリーはこんな言葉を残しています。
 「飢餓と紛争が何百万もの親を殺してきました。子どもたちは、母と父だけが与えられるケアも愛情も安全も奪われて生きています。なぜ? この子どもたちを守ることができる、それも安価な方法が確かにあるのに。リーダーの皆さん、誰かの親である皆さん、若者たち。どうか自分の子ども時代を思い起こしください。そして、このように恐ろしい人生のスタートを切らざるを得なかった子どもたちを助けに来てください。なぜって、彼らは子どもなのだから。全ての子どもは健康に育ち、教育と保護を受け、そして優しさの中に生きる権利を持っているのです」

 エンチャイルドの考え方にも通じ、共感するところが多くあります。

 「『第三世界』という言葉が私は嫌いです。われわれは共に一つの世界に暮らしているのです。人道上、非常な苦難に直面している多くの人々がいるのだということを世界中が認識してほしいと願っています」と彼女は語っています。

 「一つの世界に暮らしている」…エンチャイルドの「地球は一つの家族」とも通じる世界観です。

 一つの境地を極めた人々。芸術家であれ、科学者であれ、アスリートであれ。
 彼らの多くは、自分を超えた世界のために生きたいと考えるようになります。自己実現を成し遂げた彼らは次の段階として超自己実現を目指すのです。すなわち自分を超えた世界でより大きな価値を創り出したいと思わずにはいられなくなっているのです。

 エンチャイルドはこのような人生観を、シンプルに「夢と志を持って生きよう」と表現しています。

 オードリーは、1988年3月9日にユニセフ親善大使の依頼を引き受けることとなった時、「私は全人生をこの仕事のためにリハーサルしてきて、ついに役を得たのよ」と言ったそうです。

 オードリーがそうであったように、エンチャイルド奨学生たちには、真の自立を勝ち取り、家族愛の絆で結ばれた共立の世界で大いにその才能(個性)を発揮し活躍する人物になってほしいと期待しています。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、 地球村山歩です。

 6月26日(土)、令和3(2021)年度の年次総会が開催され、新年度、10年目のエンチャイルドが「正式に」スタートしました。

 山歩の広報担当として所感を少し記しておきたいと思います。

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【反省点】
 従来の広報活動以外にも、この1年、ブログや動画配信など、広報活動を頑張ってきたつもりでしたが、自分が思うほどは皆さまに届いていなかたったのだなあと痛感しました。
 エンチャイルドとしての10年あるいは18年を振り返れば、変わらない部分もありますが、支援先のフィリピン社会や受益者たちを巡ってたくさんの変化してきた内容もあります。故にエンチャイルドの取り組みも変化してきましたが、そのことを支援者の皆さまに十分にお伝えできず、ご理解いただけずにきてしまった部分も少なからずあり、反省させられました。

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【今後について】
 エンチャイルドの支援者のかたの中には広報の専門家もいらっしゃいますので、エンチャイルドの広報戦略について改めてプロのかたや関係者と相談しながら、抜本的な見直しを計っていきたいと思います。
 物事はあらゆる面で変化していきます。軸がぶれてはいけませんが、適切で的確な変化への対応を時を逃さずに行うことは大変重要だと感じています。フィリピン現地のリーダーたちともよく話し合いながら、意思疎通をしっかりと図っていこうと思います。

 広報は単なるアピール、情報発信ではありません。広報活動の結果として、ステークホルダーの皆さまの信頼を得られる2021年度のエンチャイルドとなれるよう、尽力してまいります。

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ENCHILD

 


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 大学生の奨学生たちには、大学生活への抱負など、1年に1回程度、エッセーを書いてもらっています。

 今回は、昨年提出してもらったものですが、紹介したいと思います。
 アンパロハイスクール出身のエンチャイルド奨学生、エドリック・ジョン・O・バルダド君(フィリピン工科大学3年)のエッセーです。

 彼らはさまざまな困難を抱えながらも、自らの夢をしっかりと握り締めて挑戦の毎日を過ごしています。

 翻訳は、エンチャイルドサポーターの山本さんにご協力いただきました。

 山本さん、ありがとうございます。

エドリック・ジョン・バルダド君(右から2人目)

 My long time ambition is to become an Architect. A lot of people when they heard Architecture, they immediately think that it is an expensive course. Indeed it is an expensive course, and I am unfortunate because I struggle financially. But with my competence and ability together with the support of Enchild Family, I can fulfil this dream in God’s perfect time and grace. 

 私が長い間持ち続けている夢は、建築家になることです。
 建築学と聞くと、多くの人はお金のかかる分野だと思っています。実際、とてもお金のかかるコースで、私自身経済的に格闘しています。
 しかし神の計らいの中で、私の努力とエンチャイルド・ファミリーの皆さんのサポートによってその夢を可能にすることができています。

 Due to my financial status, I decided to enrol at Polytechnic University of the Philippines since they are offering free courses including Architecture. I have no doubt to my college since they are consistently producing competent and successful Architects. I am currently at the third year of studying Architecture and it is not easy. College life is like a crucial training to prepare you into a bigger stage someday. There are a lot of workloads adding up with other responsibilities. 

 経済的な事情を考慮して、私はフィリピン工科大学という、無償で建築学を学べる大学に在籍することに決めました。
 この大学は一貫して優秀で成功した建築家を輩出しています。
 
 大学3年生になり、建築学の内容も簡単ではなくなってきました。
 大学生活は将来、私たちが大きな舞台に立つための重要な訓練の場です。大学の勉学以外にもさまざまなやらなければならいことがあります。

 During my freshman and sophomore years, I rented dorm at Manila since it is time saving and it helps me in terms of lessening the burdens of my course. Keeping me away from my family just to study is a kind of tough undertaking.

 大学1年から2年までの間、時間の節約と勉学の負担を減らすために、マニラにある寄宿舎を借りて過ごしました。勉強のために家族と離れて生活することは私にとってとても大変なことでした。

 Budgeting my allowance, preparing food for myself, dealing with my own problems without approaching a family member, are some of my struggles not adding up the school works I had. So for that past two years, I lived independently but I didn’t give up. My family, together with my friends, and Enchild scholarship serves as an inspiration for myself to continue striving.

 支給されるお金をどのように使うかを考えたり、自炊したり、家族と一緒ではなく自分一人でさまざまな問題に対処する生活は、大学の勉強に加えて私にとって格闘の日々でした。
 家族や友人、そしてエンチャイルドの奨学金支援が、私をたゆまず努力し続けられるように鼓舞してくれました。

 During this third year, I found myself in the middle of COVID-19 break out, another challenge but not a valid reason to quit. It is a hard time for all especially for us students since mode of learning has changed, but I choose to continue studying my field. Full support from my family, friends, and Enchild scholarship is still what I need to be possibly fulfilling my dreams. I want to remain as an Enchild beneficiary because I know that I have potential in me that will pay off the sacrifices they made and still be worthy about the scholarship.

 大学3年目を迎えた今年、新型コロナウイルスのパンデミックによって学業を断念する理由はいくらでもありましたが、私にとっては逆にチャレンジになりました。

 学習方法も変化し、私たち学生にとってはとても困難な期間となっています。しかし私は学び続けることを選びました。家族、友人、エンチャイルドの奨学金支援が私の夢を実現するために必要なものを必死でサポートしてくださっています。

 私は皆さんによる犠牲の代価を払うだけの可能性が私の中にあると信じています。
 私はエンチャイルドの奨学生に値すると思いますので、私はこれからも引き続きエンチャイルドの受益者として残ることを希望しています。

EDRICK JOHN O. BALDADO,
エドリック・ジョン・O・バルダド
POLYTECHNIC UNIVERSITY OF THE PHILIPPINES
フィリピン工科大学

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 改めて「『エンチャイルド』って何?」という問いにお答えしてみたいと思います。

 3分で読めます。ぜひお読みください。

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To the World from Japan~世界の子どもたちを元気にしよう!

【名は体を表す】
 エンチャイルドの「エン」には、英語のempower(力を与える)、encourage(勇気づける)、enhance(価値を高める)といった意味が込められています。日本語の「縁(えん)」「援(えん)」「(丸い)円=和」のイメージも含ませました。

 「子どもたちを元気にする」ことがエンチャイルドの存在意義であり、活動(行動)を通して持続可能な社会を実現するための円形運動を、さらには球形運動をもたらすことがエンチャイルドの目的です。

【モットー】
 「GIVE & GIVE(共立主義)」がエンチャイルドのモットーです。

【設立の背景】
 エンチャイルドは、「地球は一つの家族である」という考え方をベースに誕生したNPO団体です。ですから、エンチャイルドの活動の底流には、常に心の国境を超えた家族愛の精神があります。
 支援者と受益者も、ステークホルダーも皆、「家族」の関係です。

【ビジョン】
 エンチャイルドが描くビジョンは、「全ての子どもたちが夢と志を持って生きられる社会」です。
 夢と希望は人間の成長(自助・自立・自由)を促進させます。志は生きる原則であり、共立(共生・共助・共感)の精神を育む苗床となります。

【ミッション】
 エンチャイルドは、子どもたちが十分に教育を受けられる社会の実現を目指します。
 
 教育インフラの不備や貧困などの理由によって学校に通うことのできない、あるいは、通うことができなくなってしまう可能性のある途上国の子供たちに対して、奨学金や交流プログラムなどの支援事業を行います。そして彼らをピース・アドボケイト(平和の推進者)に育成します。

★受益者(自立支援)から支援者(共立支援)へ★

 教育支援事業および社会教育事業を通して「貧困の世代間連鎖の断絶」を目指します。

 ●貧困→教育が受けられない→低学歴→仕事に就けない→貧困の世代間連鎖
 ↓
 ○教育支援(+社会教育)→教育が受けられる→高学歴→就労の実現→健康的・経済的・精神的・社会的自立→貧困の世代間連鎖の断絶

【バリュー】
 エンチャイルドが大切にするバリュー(価値)は、自立と共立の精神を軸に8エレメント(共生・共食・共育・共助・共感・共有・共創・共観)を満たすことです。
 
 家族愛を軸に8エレメントを満たすことによって持続(成長と発展)可能な真の共生社会が実現できると考えています。


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 子どもたちは未来そのものです。
 子どもたちの笑顔が社会のバロメーターです。
 子どもたちの価値を高めることが社会の価値を高めることです。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、エンチャイルド奨学生の寄稿を紹介します。
 ミンダナオ島北東部地域ブトゥアン市のバランガイ・アンバゴの奨学生、オーブレイ・マイルズ・ブクエさん(18歳 グレード12 リバータド・ナショナル・ハイスクール)のエッセイです。

 翻訳は、エンチャイルド・サポーター、加島さんのご協力を得ました。
 加島さん、ありがとうございます。

アンバゴの奨学生たち(前列中央がオーブレイさん)
バランガイ・アンバゴのエンチャルド奨学生たち(2019年)

 Death is inevitable. No one can escape from it. It is certain, but when will it comes to you is uncertain. It is scary. It is sad and painful. Whenever someone dies, we wouldn’t be able to see them again, ever. Not even for a second. 

 死とは避けられないものです。誰も逃れることはできません。死は確実に訪れますが、いつ死ぬかは誰にも分かりません。怖いものでもあり、悲しくつらいものでもあります。死んだら、その人と二度と会うことはできません。一瞬たりとも会えません。

 Losing someone you love and not seeing them ever again, is a different kind of torture. The loneliness and pain that you'd feel whenever you'd think of them is unbearable. The feeling of wanting to see them again, to hear their voice again, their laughs, to touch them again and be with them again, it's so frustrating and painful at the same time, because you can do nothing about it. You'd miss them every day, and that's all you can do. It's the bereavement that you'd carry every day, for the rest of your life.

 愛する人を失い、二度と会えないことは、拷問のようなものです。彼らのことを考えるたびに感じる寂しさと痛みは、耐え難いものがあります。

 「もう一度会いたい」「もう一度声を、笑い声を聞きたい」「もう一度触れたい、一緒にいたい」という気持ちに、とてもイライラするし、同時につらくも感じます。どうすることもできないからです。
 毎日会いたくて仕方がないのです。残りの人生を毎日、深い悲しみと共に過ごさなければなりません。

 Thus, we must cherish every second of our life with the people we love. Do the things you love with them. Make happy memories. Laugh with them, sing with them, talk with them. Love them by telling and showing it. Make every second of your life memorable.

 だから、私たちは愛する人たちとの人生の一瞬一瞬を大切にしなければなりません。一緒に大好きなことをしてください。幸せな思い出をつくってください。 共に笑い、共に歌い、共に話をしてください。愛を伝えたり見せたりしながら、愛してあげてください。
 あなたの人生の全ての瞬間を記憶にとどめておけるように。

May 30, 2021
Aubrey Miles B. Buque
オーブレイ・マイルズ・ブクエ

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 本日、エンチャイルドの理事会がオンラインで行われました。6月26日には、これまたオンラインですが、2021年度の総会が行われます。結果は後ほど、ご報告させていただきます。

 さて、今日はエンチャイルドの活動、特にエンチャイルドの奨学生たちに期待することの一つについて触れてみたいと思います。

 それは、文化の創造です。
 
 文化は、人の生きる姿がある種のかたちをもって現れたもの、表現されたものを指します。
 音楽や美術、映画、文学作品などがそうですね。 

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 エンチャイルド奨学生たちが「エンチャイルド文化」とも言うべきものを創造してくれることを心から期待し、楽しみにしています。

 彼らは創造性とオリジナリティーに溢れています。
 とりわけこの1年は、オンライン・スタディーツアーを通して彼らが表現してくれる「文化」に触れる機会が多くなりました。

 歌やダンス、紙芝居劇のようなものも、スピーチも文化表現の一つと言えるでしょう。

♪マウグ歌オンライン0612_210621_3

 フィリピンでの活動は、2004年、ミンダナオ島北東部地域にブトゥアン市バランガイ・マウグから始まりました。

 そのマウグのエンチャイルド奨学生たちがオンライン・スタディーツアーのたびにオリジナル曲を発表してくれています。

 すでに何回か紹介していますが、今日のブログで改めて2曲、ご紹介したいと思います。

 じっくりと聴いていただきたいです。素晴らしいものです。
 日本語訳の歌詞のテロップも付けてありますので、その意味を受け止めながらじっくりと聴いていただきたいと思います。

 一つ目は、「FAITHFUL LIFE」、二曲目は「HOME」です。


「FAITHFUL LIFE」
 
 
「HOME」

 良き文化は人に力を与えます。生きる勇気を与えてくれます。
 エンチャイルドはこれから、彼らの文化活動を支援したいと考えています。
 文化創造に力を入れていきたいと思っています。

 今後もこのような形でエンチャイルド奨学生たちの文化的なパフォーマンスをテキストや映像を通してお伝えしてまいります。

 お楽しみに!

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 6月20日、6月の第3日曜日は、日本においては「父の日」でしたね。
 「母の日」に比べてその存在感が薄いとの声もありますが、良き「父の日」の一日であったことと思います。

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↑山歩ではありません…

 さて、山歩はフェイスブックで 

 Anyone can be a father, but it takes a lot to be a daddy.
 「誰でも父親にはなれるが、本当の父親になるにはたくさんの事をする必要がある」

 という言葉を紹介させていただきました。
 私自身に響いた言葉で、「そうだよなあ~」と、深くうなづいた次第です。
 お父さんの皆さん、いかがでしょうか?

 山歩の子どもたちはすでに皆社会人となっていますが、自立した彼らを尊重し見守りながらも、父親としてはまだまだやるべきことがたくさんあるなあと、感じる毎日です。

 ところでフィリピンには以下のようなことわざがあるそうです。

 「あなたの父親がどんな人かを教えてくれたら、私はあなたがどんな人かを言い当てよう」

 なるほど、確かに父親という存在は、子の生き方や価値観の軸の部分に強く影響を与える存在なのかもしれませんね。母親のことも教えてほしいかなとも思いますが…。

 お父さん! そしてお母さんも。
 子育ては「共育」だと考えます。

 自立と共立。人類こそが共に助け合って艱難辛苦を乗り越えて生き延びてきたまれな存在です。
 8エレメントを着実に積み上げながら、夢と志に溢れた子どもたちを育てていきましょう。

 私たちにはやるべきこと、やれることがたくさんあります。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回から、オンライン・スタディーツアーでフィリピンのエンチャイルド奨学生たちが披露してくれたパフォーマンス映像をお届けしたいと思います。

 きょうは、ミンダナオ島北東部地域、ブトゥアン市のマウグ・バランガイの奨学生たちによるオリジナル曲です。素晴らしい歌です。また、大変よく出来た動画作品だと思います。

 6月12日(土)に行われたオンライン・スタディーツアーのプログラムの中で披露されました。

 ぜひご視聴ください。


「HOME」

 Worrying about my future
 将来を心配しながら

 waiting for a miracle
 奇跡を待っていた

 There goes a time when gets hard
 つらくなる時もあったけれど

 I’m just a child with a hopeful heart
 私は希望あふれる心を持った一人の子ども

 Then u came and lend a hand
 そんな時、あなたが手を差し伸べてくれた

 In a world that’s full of doubts
 疑心暗鬼になっていた私に

 You gave me hope with you love
 あなたが私に愛と希望を与えてくれた

 Oh, Love one another
 互いに愛し合おう

 Be a gift and fight together
 天の賜物として一緒に闘おう

 You are not alone
 君は独りじゃない

 Cause we are your home
 私たちは君のHOMEなのだから

 My love, my home
 私の愛、私のHOME

♪マウグ歌オンライン0612_210621_3
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 The smiles remain, the joy of our hearts
 笑顔は残り続ける 心からの喜び

 No miles, no distance can’t tear us apart
 どんなに離れていても、私たちは離れることはない

 Cause every step we take 
 Is ones dream we can make
 私たちの一歩一歩が
 私たちが築くことのできる夢なのだから

 Oh, Love one another
 互いに愛し合おう

 Be a gift and fight togethe
 天の賜物として一緒に闘おう

 You are not alone
 君は独りじゃない

 Cause we are your home
 私たちは君のHOMEなのだから

 My love, my home
 私の愛、私のHOME

 Oh, Love one another
 互いに愛し合おう

 Be a gift and fight together
 天の賜物として一緒に闘おう

 We are not alone
 私たちは独りじゃない

 Cause we have our home
 ENCHILD, our home
 私たちにはエンチャイルドという
 HOMEがあるのだから

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曲名:Home
作詞・作曲:ララ・ナパイ
歌:バランガイ・マウグの奨学生たち

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 Happy 10 th anniversary ENCHILD!
 エンチャイルドの創立10周年をお祝いいたします!

 May we continue to spread kindness and generosity to the world.
 これからも優しさと寛大さを世界に広めていけますように。

 And be a gift to each one of us and show unfailing love.
 そして私たち一人一人への天の賜物として、揺るがぬ愛を私たちに教えてください。

♪マウグ歌オンライン0612_210621_0

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 時々、エンチャイルド奨学生のエッセイの寄稿をご紹介しています。
 特にミンダナオ島北東部地域の奨学生たちからは、現地リーダーのボロンガイタさんの呼び掛けもあって多くのエッセイが寄せられています。

 ボロンガイタさんからも、書くことは奨学生たちにとってプラスになっている、とコメントを頂いています。
 
 きょうは、昨日と同じくサント・ニーニョのエンチャイルド奨学生、ハニーブルンチ・グレイス・C・メンドーサさん(14歳 マガリャネス・ナショナル・ハイスクール グレード9)のエッセイを紹介します。

 サント・ニーニョの皆さんは、オンライン・スタディーツアーのプログラムでも、毎回ユニークなパフォーマンスを披露してくれています。

 エッセイをお読みになった後、ぜひご覧になってみてください。
 エッセイの下に第2回のオンライン・スタディーツアーでのパフォーマンス映像を貼り付けてあります。

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サント・ニーニョのエンチャイルド奨学生たち

 I'm thankful that I'm the one that chosen as member and part of the family. ENCHILD support's me for my financial needs in my studies. ENCHILD inspired me to study hard to make my dream come true. ENCHILD teach me how to grow to become a better person. They show there love's beyond border's no matter what.

 私はエンチャイルド・ファミリーの一員として選ばれたことに感謝しています。
 エンチャイルドは私の勉強に必要な経済的支援をしてくれています。エンチャイルドは私が夢をかなえるために一生懸命勉強するように促してくれています。
 エンチャイルドは、より良い人間になるための成長の方法を私に教えてくれています。エンチャイルドの皆さんはどんな状況下にあっても変わることなく、国境を超えた愛を私たちに示してくれています。

March 7,2021
2021年3月7日
Honeyblunch Grace C. Mendoza
ハニーブルンチ・グレイス・C・メンドーサさん


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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 きょうは、エンチャイルド奨学生の寄稿を紹介します。

 ミンダナオ島マガリャネス(サント・ニーニョ)のエンチャイルド奨学生、ジュビー・A・ヒレイ君(17歳、マガリャネス・ナショナル・ハイスクール、グレード11)の「私の日課」という寄稿です。

 タイトルのとおり、毎日の日課を丁寧に書いてくれているエッセイです。信仰心が篤く、誠実に日々を生きる彼の日常生活が見えてくるようです。

 コロナ禍の中、「新しい日常」といわれますが、自らが主体的に自覚的に毎日の生活を送ることが大切なことだなと思わされます。

 こんな時代だからこそ、明るい未来に向かう目標を定め、計画を立てて、日々一歩一歩前に進みたいものです。

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ミンダナオ島アグサン川のサンセット

My Daily Routine
私の日課

     Waking up every morning is a big blessing from God that we have received everyday. When I wake up in the morning my first thing to do is to mention God’s name “Jesus Christ” together with prayers and all I want to say is to thank him always that I’m still alive. Then, I always keep my bed after sleeping and go to the kitchen to drink water “stay hydrated”. 

 毎朝目覚めることができるのは、私たちが神から与えられた大きな恵みです。朝起きたらまず、祈りと共に主イエスの御名を通じて神に自分が生きていることをいつも感謝します。そして寝床をきれいにし、台所に行って水を飲み、水分補給をします。

 After, I go outside with a few minutes around 7:00 am early in the morning to receive Vitamin D from the sun (sunlight) for having a fresh mind and fresh life. Thereafter, I should go home to eat breakfast but before eating always remember to pray always. 

 朝7時頃に少しの間外に出て、日光からビタミンDを摂取し、新鮮な気持ちで生活を始めます。その後、朝食を食べますが、食べる前には必ずお祈りをすることを忘れないようにしています。

サント・ニーニョのエンチャイルド奨学生(2019年)
サント・ニーニョのエンチャイルド奨学生たち(2019年)

 Afterward, I wash the dishes to become clean. Latterly, I will get my modules and I need to answer it 'til 11 o' clock because when it exacts 12 o' clock we have to eat out lunch, then go back answering modules. After all, the sun is going down and it is getting dark so I keep all the modules and put it to the safest area. When the night comes, we (family) will eat dinner and after that we’ve to stay our body at least 20 to 30 minutes to be chillaxed and to avoid any diseases. 

 食後はきれいに食器を洗って片付けます。
 私は学校のプリント学習に着手し、11時までに終えなければなりません。なぜなら、正午になると私たちは昼食を取り、プリント学習に戻らなければならないからです。

 日が沈んで暗くなってきたら、私は全てのプリント学習を終え、安全な場所に保管します。夜になったら家族で夕食を食べ、健康のために少なくとも20分から30分は体を休めます。

 Finally, I get my phone to do Facebook, YouTube TikTok also I play online games. I hold my phone in just a few minutes only then subsequently we’re going to sleep at 9:00 pm and hoping that many tomorrows will come.
These all are my daily routine.

 私はほんの数分だけ携帯電話でFacebookやYouTube、TikTok、オンラインゲームをします。
 午後9時には眠りに就き、明日に備えます。
 これが私の毎日の生活です。

Date: March 07, 2021
2021年3月7日

Name: Juvy A. Hilay
ジュビー・A・ヒレイ

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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2021年度としてのオンライン・スタディーツアーを終え、フィリピン現地を直接訪問したい思いは募るばかりですが、まだまだ現地訪問のスタディーツアーの計画は見いだせません。

 ネットの情報(REUTERS COVID-19 TRACKER)によれば、「フィリピンでは1日平均6,542人の新規感染者が報告されている。ピークだった4月15日の60%になる。パンデミック(世界的大流行)開始以降、同国では感染者1,339,457人、死者23,276人が報告されている」とのこと。

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 日本と同じ人口規模を持つ島国フィリピン。
 国民の中央年齢は、日本が45.9歳(1位)、フィリピンは23歳(117位)と、親子ほどの開き(世界保健機関〈WHO〉の情報より)。ちなみに世界の中央年齢は28.2歳。

 コロナ関連の数字の背景や統計基準は国ごとに違いがありますので、単純な比較はできませんが、フィリピンはまだまだ厳しい状況に置かれていると見ざるを得ませんね。

 知人の知人からの話によれば、「今フィリピンへ行くと、着いてから10日間ホテルにステイ! 日本に帰ってからは3日間成田でステイ! 日にちばかりかかり行きづらい! また飛行機のチケットはいつもマイルで行っているのですがマイルも使えず、70,000円前後で買えるチケットも25万から30万円もするのでなかなか行くに行けず!😢 でも、…行かないとなので! 頑張ります💪」とのこと。

 これまた、このお話を伺いながら、現地を訪問するスタディーツアーの実現はまだまだ先のことかなあと…(残念!)。…クリスマスのころには行けるのではと、ほのかな期待をしていたのですが…。

 さて、気を取り直して!
 8月には、この1年のオンラインでの取り組みの集大成として、NPO法人エンチャイルド設立10周年記念特別総会を日比を結んでオンラインで行いたいと考えています。

 ぜひお楽しみに!

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ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回のブログは、5月30日(日)に行われたマニラ首都圏のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン・スタディーツアーのプログラムから紹介します。

 エンチャイルドの現地コーディネーターの一人であり、マルセロ・H・デル・ピラー小学校の教員でもあるパメラ・モロン先生のスピーチです。

 学校の教師、現地コーディネーターの立場から、ご自身の心の目に映ったエンチャイルドの姿を率直に語ってくださっています。ぜひお読みください。

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2021年5月30日に行われたオンライン・スタディーツアー

 “A person’s most useful asset is not a head full of knowledge, but a heart full of love , an ear ready to listen and a hand willing to help others.
Quotes Gate

 「人が持つ最も有用な財産とは、頭でっかちの知識ではなく、愛に満ちた心であり、聞こうとする耳であり、人を助けようとする手である」(格言集より)

 In the midst of nowhere, there’s a small school named Marcelo H. Del Pilar Elementary School, that exists. It is located near the creek and commonly mistook as factory by some every time we came out of the gate. But luckily this school is such a performing one, with regards to academics and extra-curricular activities. 

 ある所に、マルセロ・H・デル・ピラール小学校という小さな学校があります。小川の近くにあり、門から出るたびに工場と勘違いされることもあります。しかし幸いなことにこの学校は、学業や課外活動において、とても優秀な学校なのです。

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パメラ・モロン先生(右)

 In the year 2014, an overwhelming blessing came. We were given a chance to be selected as beneficiaries of Japanese Sponsors or the so-called NPO EnChild.

 2014年、素晴らしい幸運が訪れました。この学校の児童・生徒たちが日本のNPO法人エンチャイルドの受益者に選ばれるチャンスが与えられたのです。

 Twenty different individuals from different grade levels were chosen. Luckily these individuals were able to receive all the benefits/assistance given to them by the organization like monthly allowances and supplies. And not only that, what I like MOST, is that THEY NEVER FAIL to communicate with us coordinators, and most especially with the beneficiaries. Checking on them about their performances, experiences, or what is happening to them. 

 選ばれたのは学年の違う20人。幸運なことに、これらの学生たちは、毎月の手当や物資などの恩恵や支援を受けることができるようになりました。
 それだけではなく、私が最も気に入っていることは、エンチャイルドのスタッフの皆さんが私たちコーディネーターや、特に受益者とのコミュニケーションを決して怠らないことです。
 学生たちの日頃の様子や経験していること、彼らに起こっていることに関心を持ってくれています。

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 Annual Study tour, get together or “kumustahan” was also visible and that’s the time also that I have to serve as their second mother/nanay again by accompanying them on their whereabouts.

 恒例のスタディーツアーや"kumustahan"(懇親会)も行われており、その時に私は学生たちに付き添い、第二の母親としての役割を果たしてきました。

 EnChild is not just an organization giving financial assistance to the beneficiaries but building future leaders or successful individuals on their different fields of interest.

 エンチャイルドは、受益者に経済的な支援を行うだけでなく、将来のリーダーや成功者をそれぞれの興味ある分野で育成する組織です。

 To be part of your organization is an opportunity. An opportunity that knocks once in a lifetime and I’m HAPPY and PROUD to say that it helps me in my promotion.

 皆さんのグループの一員になれることは、またとないチャンスです。一生に一度きりのチャンスであり、それが私のキャリアの一助にもなっていることを、私はうれしく、また誇りに思っています。

 In your 10th year Anniversary, may you continue to be a BLESSING to everyone. Continue what have been started, helping others without asking anything in return. And may this organization prosper more in the coming years.

 10周年を迎え、これからも多くの人々の祝福となりますように。
 見返りを求めずに人を助けるという、これまで実践されてきたことがずっと続いていきますように。 
 そして、このグループがこれからもますます繁栄していきますように。

 One EnChild! One Family!

 ワン・エンチャイルド! ワン・ファミリー!

 Thank you very much!
 Domo Arigatogozaimashita!
 Maraming Salamat!

 ありがとうございます!


Ms Pamela Morong , Coordinator, MHD
マルセロ・H・デル・ピラー小学校
エンチャイルドのコーディネーター
パメラ・モロン

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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 先日行われたオンライン・スタディーツアー関連情報です。
 ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルドのリーダー、ジョニー・ボロンガイタさんのお便りと、同オンライン・イベントに参加した、10年来支援を続けてくださっている日本の女性サポーターのかたの感想をお届けします。

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OKOME-Projectを行うボロンガイタさん(左)

「ハッピーで素晴らしい、驚くべき エンチャイルド10周年、おめでとうございます」

 How are you after our memorable online Study tour last Saturday. Other Enchild Family members and parents have mixed emotions upon seeing the videos played during the study tour. They smile with teary eyes during that event. They've missed a lot of those moments during the normal days which is quite far to be realized in these times. But it was indeed a great family gathering of enchild and would mark another milestone of Enchild journey written in its own history. Happy, amazing, wonderful 10th year anniversary ENCHILD. We still have a long journey ahead. This is just a little bit of a reflection.

 先週の土曜日、思い出深いオンライン・スタディツアーを終えました。
 その後、お元気ですか?

 他のエンチャイルド・ファミリーや保護者の皆さんは、オンライン・スタディーツアーで流れたビデオを見て複雑な気持ちになっているようです。

 涙を流しながらほほ笑んでいました。今のようではなく、何もなかった普段の生活をしていたあの頃のことを思い浮かべながら感じることがたくさんあったようです。

 しかし今回のイベントは、エンチャイルドの偉大な家族の集まりであり、エンチャイルドの旅の歴史に刻まれた新たなマイルストーンとなるでしょう。

 ハッピーで素晴らしい、驚くべき エンチャイルド10周年、おめでとうございます。私たちにはまだまだ長い旅が待っています。

 ほんの少しですが、私の感想です。

 Best regards, keep safe.

 よろしくお願いします。安全にお過ごしください。


Sincerely, 

Johnnie Bolongaita
ジョニー・ボロンガイタ

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「交流した当時を思い出す機会にもなりました」

 オンライン・スタディーツアーに参加させていただき、ありがとうございました!
 たくさんの準備をして交流の機会を作ってくださり、本当にありがとうございました‼️

 緊張もありましたが、プログラムの中で感じたことをお伝えできてよかったです😊

 フィリピンの子どもたちのダンスや歌を披露してくれたのを見て、心を込めて準備してくれたことを感じました。

 大学に行きたいという夢がかなったというスピーチを聞いて、こちらもうれしく、幸せになりましたね。

 交流した当時を思い出す機会にもなりました。
 また会いたいな、と思いました!

 一緒にツアーに参加した支援者の皆さんのお顔が見られたのもうれしかったです!

 また、機会があれば参加してみたいと思います😌

 ありがとうございました‼️(女性 サポーター)

ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 きょうは、5月30日と6月12日の2度にわたって行われたエンチャイルド設立10周年記念オンライン・スタディーツアーでのエンチャイルド理事長のスピーチをご紹介します。

 英語と日本語で掲載します。ぜひお読みください。

 スピーチの後には、理事長と事務局長による歌のプレゼント「翼を下さい♪」もありましたね。

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 Hello everyone, 
 Congratulations to NPO ENCHILD on its 10th anniversary.
 It's been 18 years since 2004 as for “One Child One Peace-Project”.
 I would like to express my heartfelt thanks to all the people I have met and been involved with during this time.

 To the ENCHILD Family, whom I love with all my heart,
 I would like to express my deepest thanks to all of you who attended this memorable online study tour today.
 My message to you for our 10th anniversary is simple one.
 We are the ones to grow and succeed.
 We are full of potential. We can change ourselves.
 It means that we can be the ones who can accomplish anything.
 If we give up, the game is over.
 Even in hard times and sad times, let us not give up on life, let us not abandon it, let us overcome it with thanks and a smile.
 Let us live with excitement, always having hopes and goals, dreams and visions.
 Let us live with ambition.
 Let us help those who need help and support each other.
 Let us be a model for building a better society, nation, and world.
 Our motto is GIVE and GIVE.
 The more we give, the more we grow, and stronger and richer.
 We can accomplish anything.
 I have an expectation, especially to the ENCHILD scholars everyone.
 My hope is, someday any of you will become a leader of NPO ENCHILD.
 I hope that you will become leaders who embody the spirit of ENCHILD.
 Please imagine, everyone.
 Imagine a world where the vision of ENCHILD has come true.
 Please imagine,
 A world of love, joy, and peace, where we live for each other.
 I love you all.
 I love you and care for you as family.
 I will always pray for your health and success.
 Thank you and congratulations on our 10th anniversary.

 After this, I will present a song to you all with love.
 I hope you to enjoy the song.

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 皆さん、こんにちは。
 NPO法人エンチャイルド設立10周年おめでとうございます。
 One Child One Peace-Projectとしては、2004年から数えて18年になります。
 この間、出会った人々、関わった全ての皆さんに対して心からの感謝の気持ちを伝えたいと思います。

 心から愛するエンチャイルド・ファミリーの皆さん。
 今日のこの記念すべきオンライン・スタディーツアーに参加してくださった全ての皆さんに深く感謝申し上げます。
 10周年を迎えて伝えたい私の皆さんへのメッセージはシンプルなものです。
 私たちは成長し、成功する存在だということです。
 私たちは可能性に満ちています。私たちは変化することができます。
 何事かを成し遂げられる私たちになれるということです。
 諦めたらそこで試合は終わります。
 つらい時も、悲しい時も、人生を諦めず、放棄せず、感謝と笑顔で乗り越えましょう。
 常に希望と目標を持ち、夢とビジョンを描きながら、わくわくしていき生きていきましょう。
 志をもって生きていきましょう。
 助けを必要とする人々を助け、支え合って生きていきましょう。
 より良い社会と国家、世界をつくるモデルに私たちがなりましょう。
 私たちのモットーは、GIVE&GIVEです。
 人は与えれば与えるほど成長し、強くなり、豊かになります。
 私たちは何事かを成し遂げることができます。
 私が特に奨学生の皆さんに期待していることがあります。
 それはこのエンチャイルド奨学生の中からエンチャイルドのリーダーとして活躍する人材が現れることです。
 エンチャイルドのスピリットを体現したリーダーが現れてくれることを期待しています。
 皆さん、想像してみてください。
 エンチャイルドのビジョンが実現した世界を。
 想像してみてください。
 お互いのために生きる愛と喜びと平和の世界を。
 私は皆さんを愛しています。
 家族として大切に思っています。
 皆さんの健康と成功のためにいつも祈っています。
 ありがとうございます。10周年記念、おめでとうございます。

 この後、愛を込めて皆さんに歌をプレゼントします。
 ぜひお聞きください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 先週の土曜日に行われたオンライン・スタディーツアーに参加してくだった日本のかたがたからたくさん感想が寄せられていますので、ご紹介いたします。

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「有意義な時間でした」
 参加するたびにエンチャイルドの歴史や関係者のかたを知ることができ、有意義な時間とさせていただいております! 今後ともよろしくお願いいたします🤲(男性、エンチャイルド・ユース)

「私たちは一つの家族であることを感じました」
 今日は参加させていただきありがとうございました。
 日々の日常は子育てや仕事など慌ただしかったりしますが、オンライン・スタディーツアーを通して、支援が確実にフィリピンの子供たちを助けていることを感じ、私たちは一つの家族であることを感じさせていただきました。
 10年前のエンチャイルド設立の式典に参加したことも思い出されて、その時の奨学生の男の子のスピーチに嗚咽(おえつ)するほど感動したことを思い出しました。
 日本も海外も10年の間でさまざまなことを乗り越えてきましたが、支援をその間続けてこれたのは、事務局のかたや現地のかたたちがたゆまない歩みをしてくださったからだと、心から感謝しております。
 今回の各地からの出し物も労力と時間をかけて歓迎の思いを込めてつくってくださったものだと感じました。ありがとうございます。(女性 サポーター)

「感動と勇気をもらいました。あっという間の2時間でした」
 今日はありがとうございました。
 準備など、スタッフの皆さんがいろいろと大変だったと思います。
 奨学生が「将来は自分が支援したい」と言っていることに、(一緒に参加していた大学生の娘さんが)「すごい!」と言ってとても感動していました。フィリピンに行ってみたいと言ってます。
 私自身は、歌に感動しました。ちょっと気持ちが落ち込み、孤独になっていたので、なんだか勇気をもらいました。みんなの笑顔も素敵でした。民族舞踊も良かったです。文化はとても大事です。
 あっという間の2時間でした。
 コロナ禍の中ですが、元気な子供たちの姿が見れて、とてもうれしく、励みになりました。ありがとうございました🙇🏻‍♀‍(女性 サポーター)

「終わってしまうのがとても名残惜しかったです」
 昨日はありがとうございました。
 マニラの躍動感とはまた違って、ミンダナオの温かい家族的雰囲気がひしひし伝わってきました。たくさんの歌とダンスに感動しました。
 準備も撮影も大変だったかと思います。私たちも、日本側のパフォーマンスとしてみんなのために歌を披露できてよかったと思いました。
 コロナ禍で直接は会えなくても、こうしてオンラインで交流でき、一緒に10周年を祝えたことは本当に素晴らしいことだと思います。子どもたちにとっても刺激となるでしょうし、私たちも明日への活力となります。
 継続して発展していくことは簡単ではなく、並大抵の苦労ではないと思います。いつも情熱を持って発信し続けてくださっているスタッフの皆さんに感謝です。
 懐かしい、慕わしい人たちに久しぶりに会えたこともうれしかったですし、最後に皆で「IMAGINE」を歌ったことにも感動しました。
 オンライン・スタディーツアーが終わってしまうのがとても名残惜しかったです。次があればまた参加したいです。(女性 サポーター)

「子どもたちの成長した姿に希望を感じました!」
 フィリピンの子どもたちが成長して歌やスピーチで表現してくれている姿が希望に感じました!
 コロナ禍で大変な中だとは思いますが、子どもたちには将来に向かって前向きに学びを続けていってもらいたいです。(男性 サポーター)

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日のオンライン・スタディーツアーでのレクサン・ジェーン・ラサップさん(パガッパタン・バランガイのエンチャイルド奨学生)のスピーチを紹介します。

 レクサンさんは現在、カラガ・ステート大学1年生(今年の新学期から2年生に)です。

 レクサンさんは努力家で、大変優秀な学生だと聞いています。

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 Since I was a child, I wish that someday I will be given an opportunity to enter the life of being a college student. Before, because of hardship in life, I know that it is impossible. Bur I didn't lose hope. Until someday, I met this One Child One Peace Organization. Now, my wish was being granted. I already experienced the college life and step by step reaching my ambition someday to become a professional Mathematics teacher.

 私は子供の頃から、いつの日か大学生になる機会を得たいと思っていました。
 以前は、人生における苦難のために、それが不可能であると思っていました。しかし私は希望を失いませんでした。そしてOne Child One Peace-Project(エンチャイルドの奨学金支援)に出会うことによって今、私の願いはかなえられました。
 私はすでに大学生活を経験し、いつの日か数学教師になるという夢に一歩一歩近づいています。

 I am inspired to continue my life in spite of difficulties because of my family, cause I know how hard our life is. I experienced seeing my family in a hard situation and I don't want them to endure a long time. My family is a priceless gift, greater than anything I can imagine. If it weren’t for your help, I am not sure what I would do. Also, my second inspiration are my brothers and sisters in Japan who are responsible in helping the unfortunate people in terms of financial status like me. I am very grateful that I am one of the lucky student who was chosen to be one of the beneficiaries of the One Child One Peace Organization that is being led by our president Mr.Todate in Japan and also Mr.Bolongaita in Butuan who assisted students to walk in a right path, and someday I want to become like them, helping students without exchange and making their dreams to come true. 

 私にインスピレーションを与えている1番の存在は私の家族です。
 家族のために人生を生きたいと思います。なぜなら、家族の生活がどれほど大変か知っているからです。家族を長い間苦労させたくないと思っています。家族は、私が想像する以上にかけがえのない贈り物です。

 もし皆さんのサポートがなかったら、私はどうなっていたか分かりません。
 私の2番目のインスピレーションは、私のような経済的に恵まれない人々を助ける責任を負っている日本の兄弟姉妹の皆さんです。
 私は、日本の理事長や、学生が正しい道を歩むためにサポートしてくださっているブトゥアンのボロンガイタさんが主導しているOne Child One Peace-Projectの受益者に選ばれた幸運な学生の一人であることにとても感謝しています。
 いつか皆さんのように、私も学生たちを支援して彼らの夢をかなえたいと思っています。

 I do not have the words to tell you how truly fortunate I feel to have you in my life. Thank you for supporting me. Thank you so much for your kindness and support! I’m exceedingly lucky to have such a caring family around me. To each individual especially students, success is not achieved in a day or in a night, it is rather a long steady process of hard work and commitment. Let us be kinder to one another, because there is always, always, always something to be thankful for.

 私の人生に皆さんがいてくれて本当に良かったと思っていますが、それを十分に伝える言葉がありません。
 私を支えてくれてありがとうございます。皆さんの優しさとサポートに本当に感謝しています。私の周りにこのような思いやりのある家族がいることは、非常に幸運なことです。

 特にきょう一緒に参加してくれているエンチャイルド奨学生の皆さん! 成功は一日や一晩で得られるものではなく、努力と献身の長い地道なプロセスによってなされます。

 ですから私たちは、互いにさらに優しくなりましょう。いつもいつも、感謝すべきことがあるのですから。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 本日、エンチャイルド設立10周年記念イベントとしての2回目のオンライン・スタディーツアーが無事終了しました。

 日比で参加者は総勢120人くらいといったところでしょうか。

 主なプログラムはスピーチとパフォーマンス。ミンダナオ島北東部地域ブトゥアン、マガリャネスの各地域、学校ごとのダンスや歌の出し物が中心で、日本からも四つの出し物を披露しました。

 最後は、全体でジョン・レノンの「イマジン」を合唱、エンチャイルドのオリジナル曲「Happy One Family」を聴きながらオンライン・スタディーツアーのエンディングを迎えました。

 閉会後も残れる参加者は、エンチャイルドの映像作品を視聴しながらしばしの時間を共に過ごし、オンライン・スタディーツアーの余韻を楽しみました。

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 イベント終了後、すぐに感想が届きました。
 ご紹介します。

 「いつもオンライン・スタディーツアーはとても楽しく素晴らしいですが、今回はさらに洗練されたように感じました。音声もよく聞こえて歌も素晴らしく、ダンスの発表も素晴らしくて、見ているだけで楽しめました! また今回は日本側の発表もあったので、フィリピンの皆さまにも日本のいい歌を知っていただけたのではないかと思います。準備してくださったスタッフの皆さま、出し物を準備してくださった皆さまに本当に感謝いたします」(女性、サポーター)

 「この日のために準備してくれた子どもたちのスピーチやパフォーマンス、何より笑顔を見られたことで、とても幸せな気持ちになりました。参加された皆さんの元気な姿も拝見できてうれしかったです。ありがとうございました!」(女性、サポーター)

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 「10周年記念をフィリピンの皆さんと、そして全国の支援者の皆さまと、とても近くにいる感覚でお祝いできることを大変うれしく思います。
 きっと、オンラインだからこそ、皆さんと共にタイムリーにお祝いできているんだと、うれしく思います。
 支援しながら、いつも支援されている気持ちになっています。
 日本、フィリピンの事務局の皆さまは、間違いなく、私の人生にとっての指標になる素晴らしいかたがたです。こんなかたがたに出会えて、とても幸せだと感じています。
 日々たくさんの出来事がありますが、皆さんと交流することで、全てに感謝する気持ちが芽生えます。たくさんのことがリセットされ、ゼロとなり、また新しい気持ちでスタートできるキッカケを与えてくれます。
 コロナが終息したら、また事務局の皆さんに直接お会いしたいですし、フィリピンの子どもたち、ご家族のかたがた、そしてボロンガイタさんファミリーにも会いたいです。
 改めて、10周年おめでとうございます🎉😊
 本日もありがとうございました!!」(女性、サポーター)

 今回のオンライン・スタディーツアーの関連情報は引き続きお届けしてまいります。
 お楽しみに!

ENCHILD

  


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 ミンダナオ島の奨学生たちから寄せられたエッセイを紹介しています。
 今年の3月に書いてくれた内容が多いのですが、やはりコロナ禍での生活に触れたものが多いですね。

 フィリピンは今も厳しい状況が続いています。
 とりわけ学齢期にある青少年たちにとっては試練の多い毎日だと思います。
 保護者の経済事情は直接子どもたちの生活に影響を与えています。

 今回の紹介するのは、ミンダナオ島マガリャネス、サント・ニーニョの奨学生、クイニー・A・ゴウさん(17歳、グレード11)の寄稿です。

 クイニーさんは日常生活で感じている事柄、事実を素直に淡々と伝えてくれています。

 翻訳は、エンチャイルド・サポーターの加島さんのご協力をいただきました。

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サント・ニーニョのエンチャイルド奨学生たち
サント・ニーニョ‗002

The crisis of the Pandemic
パンデミックの危機

 They said that poverty and facing critical crisis is not the hindrance to succeed in life. We encountered a lot of trial that this pandemic COVID-19 has brought us. Even though there is already a vaccine, people are still unsure about using it since they have no idea if it will work or not. Rumours spreading about the bad side effects of the vaccine are causing people to lose trust in it. 

 危機に直面することや貧困は、私たちの人生の成功の妨げにはならないといわれています。しかし私たちは、この流行病の新型コロナウイルスがもたらした多くの試練に遭遇しました。

 ワクチンはすでにあるのに効果があるかどうか分からないので、人々はそれを使うことにまだ確信が持てません。副反応についてのうわさが広まったことでワクチンに対する人々の信頼が失われています。
 
   With this situation happening right now, it is not easy to earn money and out parents are struggling to provide us our daily needs. Many people are currently struggling and starving because the company they work for already closed. Criminal records are rising because of people stealing and doing bad things just to buy foods for their family. Some warm-hearted people show their love and sympathy to the people in need through donating foods, clothes, medicines and other things that they might need. The COVID-19 positives are rising that’s why people need to follow the protocols and observe social distancing. Prevent doing unnecessary walks outside and always wear masks when needed.

    このような状況の中で収入を稼ぐことは容易ではなく、親たちは私たちの日常のニーズを満たすのに苦労しています。
 多くの人がこれまで働いてきた会社がすでに閉鎖されてしまったために困窮しています。
 家族のための食料を得るために盗みや悪いことをする犯罪のケースが増えています。

 温かい心の持ち主の中には、食べ物や衣料、薬などの必需品を寄付することで困っている人たちに愛情を示す人もいます。
 新型コロナウイルスの陽性者が増加する中で、人々は決まりに従ってソーシャルディスタンスを守り、不要な外出を避け、必要なときは必ずマスクを着用するようになっています。


March, 08 2021
2021年3月8日

Quinnie A. Go
クイニー・A・ゴウ

‐‐‐

 明日、6月12日(土)、日本時間午後3時(午後2時30分開場)からミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流イベント)を実施いたします。

 参加費無料でどなたでもご参加いただけます。
 関心のあるかた、参加を希望するかた、今すぐ info@enchild.org までご一報ください。

 オンライン・スタディーツアーは、エンチャイルドならではのユニークな草の根国際交流プログラムです。

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ENCHILD




 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 きょうご紹介する動画は、エンチャイルド設立10周年記念メッセージとして、ミンダナオ島北東部地域エンチャイルド奨学生たちが寄せてくれた動画を編集したものの更新版です。ぜひご視聴ください!

 2021年、NPO法人エンチャイルドは設立10周年を迎えました。

 2011年4月10日に設立総会が開催され、同年8月12日に東京都の認証を受け、同年8月25日に正式にNPO法人(特定非営利活動法人)として登記され、社会デビューを果たしました。

 あれから…10年!です。

 エンチャイルドの最大の魅力は、やはり何と言ってもエンチャイルド奨学生たちの成長する姿です。
 支援者の皆さんの国境を超えた家族愛の応援を得て、多くの子どもたちが立派に成長しています。

 6月12日(土)には、10周年記念企画の一つである「オンライン・スタディーツアー(ミンダナオ島編)」も開催されます。子どもたちに直接触れることのできる貴重な機会です。ぜひご参加ください。

 

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 5月30日に行われたオンライン・スタディーツアー2021(マニラ編)で何人かのかたがたがエンチャイルド設立10周年記念メッセージを発表してくれました。

 今回は、マニュエル・ケソン(MLQ)小学校の奨学生、アリーヤ・プリスティン・R・ジェイコブさん(2014年~)の母親、シェラ・ジェイコブさんのスピーチを紹介します。

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カロオカン市における支援式(2014年)
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オンライン・スタディーツアーでスピーチする
アリーヤ・プリスティン・R・ジェイコブさんの母親、シェラ・ジェイコブさん

「エンチャイルドは、貧困の暗闇に光を注いでくれています」

 Hi Enchild Japan Family,

 日本のエンチャイルド・ファミリーの皆さん、こんにちは!

 On behalf of my dear child Aaliyah, let me say thank you for being there for her and for us, six years ago until now. This absolutely change our lives. Grateful we are for the unending support even this pandemic comes our way. Enchild Japan Sponsors headed by Mr. Takanori Togade and for the whole staff of Enchild Phils. lights up the dark side of poverty. The assurance of continuously doing the right path of learning until my child achieves and be ready for future. I pray that this pandemic will now stop for indeed seeing you face to face is our heart desires. Again, thank you so much and see you soon. Godbless and stay safe.

 私の愛する娘、アリーヤに代わって、6年前(2014年)からこれまで、皆さまが彼女と私たちのためにいつも共にいてくださったことに感謝いたします。

 皆さんのサポートは私たちの人生を大きく変えました。パンデミックの中でも、皆さんが継続してサポートしてくださっていることが何よりありがたいです。

 理事長をはじめとする日本のエンチャイルドの支援者の皆さん、そしてエンチャイルド・フィリピンのスタッフの皆さんは、貧困の暗闇に光を注いでくれているのです。

 私の子どもが将来の夢を実現できるように、学習を継続するよう導くことを私は保証します。

 このパンデミックが終息することを祈っています。皆さんに直接お会いすることが私たちの心の願いです。

 重ねて皆さんにお礼を申し上げます。
 またお会いしましょう。
 神の導きと皆さんのご無事をお祈りしています。

Shara Jacob - Mother of Aaliyah Pristine R. Jacob
アリーヤ・プリスティン・R・ジェイコブの母親、シェラ・ジェイコブ

‐‐‐

 3日後の6月12日(土)、ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流イベント)を実施いたします。

 参加費無料でどなたでもご参加いただけます。
 関心のあるかた、参加を希望するかた、今すぐ info@enchild.org までご一報ください。

 オンライン・スタディーツアーは、エンチャイルドならではのユニークな草の根国際交流プログラムです。

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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 きょうは、エンチャイルド奨学生の寄稿の紹介です。
 ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・マウグのサラ・メイ・マティアスさん(16歳、バンザ・ナショナル・ハイスクール)の寄稿です。

 今回の翻訳は、サポーターの加島さんにご協力いただきました。
 加島さん、いつもありがとうございます!

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オンライン・スタディーツアーで自作の歌を披露する
バランガイ・マウグのエンチャイルド奨学生たち

 As the world is facing a tragic happenings everything is unexpected, and everyone is affected. This pandemic cause us too much pain. And losing our love ones is the most painful one. No one wanted these things  to happen. It's not just a single nation that is suffering, but all of the people in every country. Covid-19 pandemic destroyed a lot of lives. Many people lost their jobs, countries and affected economically. Many business had been shutdown that caused many people to starve and seek for financial. And as for me I've also experience difficulties during these lockdown. Maybe, but still, everyone, including me, is in the same page right now.

 世界は悲劇的な出来事に直面していて、全てが予期せぬものであり、誰もが影響を受けています。
 このパンデミックは、私たちにとても大きな苦痛をもたらしています。愛する人を失うことが一番つらいことです。誰もこのようなことが起こることを望んでいませんでした。

 苦しんでいるのは一つの国だけでなく、全ての国の人々です。新型コロナウィルスのパンデミックは多くの命を奪いました。多くの人が失業し、国がダメージを受け、経済的に影響を受けました。多くの企業が閉鎖されたので、多くの人々が飢えに苦しみ、財政難に陥りました。

 私もこのロックダウンの間、困難を経験してきました。多分、私を含む全ての人がいまだに同じような状況下にいると思います。

バランガイ・マウグのエンチャイルド奨学生たち
バランガイ・マウグのエンチャイルド奨学生たち

 This pandemic brough me many challenges. And during the lockdown I've many things. I've learned many lessons about life. Because of these happenings, some part of my life changes. Their are positive learnings and also negative effect. In positive part, I've learned how to value what's in present and be grateful for everything

 このパンデミックは私に多くの挑戦をもたらしました。そしてロックダウンの間、私は多くのことを学びました。私は人生について多くの教訓を得ました。

 これらの出来事によって、私の人生は変化しています。
 ポジティブな面での学びもありますが、ネガティブな影響をもたらしたものもあります。ポジティブな面で言えば、私は今あるものを大切にし、全てに感謝することを学びました。

March 10, 2021
2021年3月10日
Sarah Mae Matias
サラ・メイ・マティアス
Banza National High School
バンザ・ナショナル・ハイスクール

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 4日後の6月12日(土)、ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流イベント)を実施いたします。

 参加費無料でどなたでもご参加いただけます。
 関心のあるかた、参加を希望するかた、今すぐ info@enchild.org までご一報ください。

 オンライン・スタディーツアーは、エンチャイルドならではのユニークな草の根国際交流プログラムです。

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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 オンライン・スタディーツアーは、スタディーツアーをオンラインで再現しようというのが基本コンセプトです。

 草の根国際交流イベント…、プログラムの主な内容は、スピーチと歌やダンスなどのパフォーマンスです。文化交流が中心になります。

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前回行われたミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生を
対象としたオンライン・スタディーツアー(2021年1月)

 6月12日(土)の同イベントは、ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン・スタディーツアーになりますが、全体の流れは現地リーダーのジョニー・ボロンガイタさんがリードします。

 ボロンガイタさんの職業は大学教授ですが、知る人ぞ知る、アーティストであり、ミュージシャンでもあります。歌はもちろん、キーボードやギターなどの楽器もお手のもの。

 今回のプログラムでも、各地域・学校ごとの楽しいパフォーマンスが披露される予定です。

 オンラインですが、観るだけでも楽しい日比文化交流イベントとなることでしょう。

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 今年はエンチャイルド設立10周年の年、このようなパンデミックの中での開催となりましたが、希有な草の根国際交流体験を気軽にしていただける貴重な機会となることでしょう。

 参加希望のかたはすぐにエンチャイルド事務局(info@enchild.org)までご一報ください。
 皆さまの参加をお待ちしております!

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ENCHILD

  


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 5月30日に行われたオンライン・スタディーツアー2021(マニラ編)で何人かのかたがたがエンチャイルド設立10周年記念メッセージを発表してくれました。

 今回は、プリンセス・ルティバさん(MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生、ブラカン州立大学 電気工学科 1年)のスピーチを紹介します。

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プリンセス・ルティバさん(2021年5月30日)

 Hi! I’m Princess form MLQ! I actually did not notice that it has been already 8 years since I became a scholar of Enchild. I am very grateful that I became a scholar in Enchild. It helped me to grow and learn many things. This also helped me to be more diligent in studying. I realized, that being a scholar here is also a factor on how and why I chose my course or degree program I am into now in college.

 こんにちは! 私はMLQ(マニュエル・ケソン)小学校出身のプリンセスです。
 実は、エンチャイルドの奨学生になってから既に8年もたっていることに私は気付きませんでした。

 私はエンチャイルド奨学生になれたことを大変感謝しています。そのおかげで私は成長し、多くのことを学ぶことができました。また、より熱心に勉強するようになりました。 

 私が現在大学で学んでいる専攻を選択したのは、エンチャイルドの奨学生であったことが影響しているからだと思います。

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MLQ小学校での支援式(2013年)

 Back then, I used to do things and finish my tasks without doing my best. Its just that atleast I finished my work on time. But, as I enter the world of reality, I realized that what I’m doing will not benefit me in the future. That time, I started to do something incredible. I started listing my goals, fixing my schedule, listing what I need to do in a day, and many more. In short, I said to myself that I need to become more productive. I can say that Enchild was part of that plan of mine. 

 当時の私は、自分のベストを尽くさずに物事をこなしていました。ただ単に、時間内に仕事を終えることはできました。しかし現実の世界から物事を見てみると、自分のやっていることが将来的には役に立たないことに気付きました。

 それで私は、それまでの自分では信じられなかったことを始めました。
 自分の目標をリストアップしたり、スケジュールを立て、1日にやるべきことをリストアップしたりと、さまざまなことを実践し始めました。
 要するに、私はもっと生産的になる必要があると自分に言い聞かせたのです。

 エンチャイルドは、そんな私の計画の一部だったと言えます。

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MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生たち(2018年12月)

 Because I thought that Enchild is giving me the opportunity to be capable of doings many things. And that inspired me to do my best in everything I do. And that satisfies me, everytime I finish something and I know that I exerted so much effort into it. I just can’t imagine that it was already 8 years since I became a scholar. I encountered a lot of trials and I also faced many adventures in life, and Enchild is somehow part of that journey. Saying thank you’s were not enough for me to express my gratitude to the sponsors, that is why I am doing my best to study hard and keep moving so that I can graduate and make my parents, relatives and the Enchild proud someday.

 なぜなら、エンチャイルドは私に多くのことをできるようにする機会を与えてくれていると思ったからです。そのおかげで、私は何事にもベストを尽くそうという気持ちになりました。そして何かを達成させたとき、自分がそれだけの努力をしたのだということを知り、満足を覚えるようになりました。

 繰り返しますが、奨学生になってから8年もたっているとは信じられないほどです。
 私は人生で多くの試練に遭遇し、また多くの冒険にも直面しましたが、エンチャイルドの存在はその私の旅の1ページのようなものです。

 だからこそ、私は一生懸命勉強し、前進し続け、いつか卒業して両親や親戚、そしてエンチャイルドを誇りに思うことができるように頑張っています。

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プリンセス・ルティバ
MLQ小学校出身
ブラカン州立大学 電気工学科 1年

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 6月12日(土)、ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流イベント)を実施いたします。

 参加費無料でどなたでもご参加いただけます。
 関心のあるかた、参加を希望するかた、今すぐ info@enchild.org までご一報ください。

 オンライン・スタディーツアーは、エンチャイルドならではのユニークな草の根国際交流プログラムです。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 5月30日に行われたオンライン・スタディーツアー2021(マニラ編)で何人かのかたがたがエンチャイルド設立10周年記念メッセージを発表してくれました。

 今回は、マーク・ティモシー・エバドネ君(アンパロハイスクール出身のエンチャイルド奨学生、フィリピン工科大学 1年)のスピーチを紹介します。

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マーク・ティモシー・エバドネ君(2021年5月30日)

「いつの日か、私もエンチャイルドの使命とビジョンを引き継ぎたい」

 Being an EnCHILD scholar has brought me many wonderful experiences and memories that even until now I still treasure. I am grateful for the opportunity God has given me to meet all of the people in EnCHILD; the staff, the sponsors, my fellow scholars. 

 エンチャイルドの奨学生であることは、私に多くの素晴らしい経験と思い出をもたらしてくれました。それは今でも私の宝物です。
 スタッフ、支援者の皆さん、奨学生の仲間たちなど、エンチャイルドを通じた全ての人々と出会う機会を神が与えてくださったことに感謝しています。

 My encounter with you all has given me a fine perspective in life and has molded my character into who I am today. You have influenced me to be an advocate of peace and love. Most of all, you taught me that family can be the people who reach out to you and support you, not just the people related to you by blood.

 皆さんとの出会いは、私に人生の素晴らしい展望を与え、私の人格を形成してくれました。皆さんは私に平和と愛の提唱者(エンチャイルド・ピースアドボケイト)として影響を与えてくれました。
 そして何よりも、家族とは血縁者に限らず、自分に手を差し伸べ、支えてくれる人たちであることを教えてくれました。

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マーク君が描いたエンチャイルド理事長の似顔絵

 I would like to also give my gratitude to EnCHILD and to everyone who supports its mission to help the young generation. I thank you for giving us hope and inspiration to reach our dreams in life, for supporting us in our studies. I pray that you never stop in helping children achieve their goals in life, and I pray for God’s guidance to all of the EnCHILD organization. 

 エンチャイルドと、若い世代の人たちを支援するというミッションをサポートしてくれる皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。
 人生の夢に向かって希望とインスピレーションを与えてくれたこと、勉強をサポートしてくれたことに感謝します。

 子どもたちが人生の目標を実現するための支援を皆さんがどうか諦めませんように、そしてエンチャイルドに神の導きがあるように祈っています。

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アンパロ・ハイスクールのエンチャイルド奨学生たち(2018年12月)

 I will be forever grateful to your kindness and I hope someday, I will be able to carry on the mission and vision of EnCHILD, helping and providing support to the young generation and lead them to a future that’s best for them, just like how you are doing to us scholars.

 いつの日か、私もエンチャイルドの使命とビジョンを引き継ぐことができればと思っています。それは、皆さんが私たち奨学生にしてくれているように、若い世代を助け、サポートし、彼らにとって最高の未来へと導くことです。

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マーク・ティモシー・エバドネ
フィリピン工科大学 1年

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 6月12日(土)、ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流イベント)を実施いたします。

 参加費無料でどなたでもご参加いただけます。
 関心のあるかた、参加を希望するかた、今すぐ info@enchild.org までご一報ください。

 オンライン・スタディーツアーは、エンチャイルドならではのユニークな草の根国際交流プログラムです。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、フィリピン・ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生、ラッセル・カロイさん(セント・ジョセフ工科大学 2年、21歳)の寄稿を紹介します。

 今回の寄稿の翻訳はサポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、いつもありがとうございます。

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右から2人目がラッセル・カロイさん(2021年5月)

COVID-19 PANDEMIC
新型コロナウイルスによるパンデミック

 All of us are experiencing now a very hard situation, which is happening now the Covid-19 pandemic that has a big effect to our living. Many people have lost their jobs because of the pandemic. They don't know where to get food that they can eat three times a day. Many establishments have closed due to meager incomes. Due to their meager income many workers also lost their jobs. There are many ways to eat and live today. The pandemic has been affecting the entire food system and has laid bare its fragility. Border closures, trade restrictions and confinement measures have been preventing farmers from accessing markets, including for buying inputs and selling their produce, and agricultural workers from harvesting crops, thus disrupting domestic and international food supply chains and reducing access to healthy, safe and diverse diets. The pandemic has decimated jobs and placed millions of livelihoods at risk. As breadwinners lose jobs, fall ill and die, the food security and nutrition of millions of women and men are under threat, with those in low-income countries, particularly the most marginalized populations, which include small-scale farmers and indigenous peoples, being hardest hit.

 全ての人々がとても困難な状況に直面しています。私たちの生活に大きな影響を及ぼしているコロナのパンデミックのためです。
 そのパンデミック故に多くの人々が職を失っています。私たちは1日3度の食費をどこで得たらよいのかも分かりません。多くの世帯が不十分な収入によって閉ざされています。

 今日においては生きる術はさまざまありますが、コロナのパンデミックにより食料供給システムが影響を受け、そのもろさをさらけ出しています。

 国境の封鎖や輸出入の制限によって農家の人々が生産物を収穫したり、またそれを売ったり買ったりするのも含めて市場にアクセスすることが妨げられています。
 そして食料供給システムが混乱し、健康で安全で多様な食料を享受する機会が減っています。またパンデミックにより雇用やたくさんの人々の生計が脅かされています。

 一家の稼ぎ手が仕事を失い、病気になったり亡くなっており、食料の安全性や多くの人々の栄養状態が脅かされており、低所得の人々、小規模農家、土着の先住民の人々が打撃を受けています。

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左端がラッセル・カロイさん(2019年5月)

 This pandemic is only trial that we've face today. Let us not despair, as long as we live we should thank the Lord God because we are still alive. We still have a lot of things to do and this pandemic is not the hindrance of our dreams that we can achieve in the future.

 しかしこのパンデミックは私たちが直面している試練に過ぎません。私たちが生きている限り絶望してはいけません。私たちは生かされているのだから、神に感謝すべきです。
 私たちはまだたくさんなすべきことがあります。このパンデミックは私たちが将来実現すべき夢の障害ではないのです。

March 09, 2021

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ラッセル・カロイ

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 6月12日(土)、ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流イベント)を実施いたします。

 参加費無料でどなたでもご参加いただけます。
 関心のあるかた、参加を希望するかた、今すぐ info@enchild.org までご一報ください。

 オンライン・スタディーツアーは、エンチャイルドならではのユニークな草の根国際交流プログラムです。


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ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 
 
 5月30日に行われたオンライン・スタディーツアー2021(マニラ編)で何人かのかたがたがエンチャイルド設立10周年記念メッセージを発表してくれました。

 今回は、マリル・マリオン・モンテルビオさん(ケソン市バランガイ・ホーリースピリット、Bestlink College of the Philippines/フィリピン語教育専攻 2年)のスピーチを紹介します。

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スピーチするマリル・マリオン・モンテルビオさん(2021年5月30日)

 Hi, I'm Maryll Marion Monterubio from Barangay Holy Spirit Area. I started to become a scholar in the year 2006, correct me if I'm wrong. As I remember, in that year, OCOP, or One Child One Peace started to create a family. They started to give support and love to the chosen scholars. I think, in that year, I was only 6 years old.

 こんにちは、私はバランガイ・ホーリースピリット出身のマリル・マリオン・モンテルビオです。
 私がエンチャイルドの奨学生になったのは2007年のことですが、間違っていたらごめんなさい。私の記憶では、その年からOCOP(One Child One Peace)のファミリーが私を奨学生として支援と愛を与え始めてくれました。その年、私はまだ6歳だったと思います。

 I'm the one who represents our area, I do some declamation, sometimes I dance with my friends who are also a scholar. In those years, I really enjoyed all the gatherings that we celebrated. I enjoyed playing with our Japanese Sponsors, I enjoyed having a chit-chat with them, although I don't really understand what their saying because they speak the Japanese language.

 私は同じ地域の奨学生を代表して歌を歌い、時には同じ奨学生の友人たちと一緒にダンスも披露しました。
 当時、私はスタディーツアーでフィリピンを訪問した日本の皆さんとの支援式典の場をとても楽しんでいました。皆さんと遊んだことも楽しい思い出ですし、日本語があまり分からない中でも、皆さんとおしゃべりをしたことが楽しかったです。

マリル・マリオン・モンテルビオさん(中央)
オンライン・スタディーツアーで歌を披露するマリルさん

 And then, yeah. Years passed by, there are scholars who lost their chance to continue their journey here in Enchild, but despite that, others had given a chance to be part of this growing family. I am truly blessed to be part of this family, that is now called Enchild. Because of this, I learned a lot of things. The little kid back then, who really don't know what her life will be like in the future is now striving hard, continuing to pursue her dreams, and still fighting all those circumstances and hindrance to be successful and help others who are in need in the near future. And that little kid was me. I am forever grateful and thankful for being part of this family. This gave me a lot of chances to dream big. Thankful for the Japanese sponsors, for the support and love. That's all! Happy 10th Anniversary Enchild!

 あとは、そうですね。年が過ぎていく中で、エンチャイルドで旅を続ける機会を失った奨学生もいます。しかしこの成長するファミリーの一員であり続ける機会を得た人もいます。
 私は「エンチャイルド」と呼ばれるこのファミリーの一員となれた祝福された人間です。そのおかげで、私は多くのことを学びました。

 当時、自分の人生が将来どのようなものになるのか知り得なかった小さな子どもが、今では一生懸命努力し、夢を追い続け、成功するためにさまざまな障害と闘い、将来に向けてサポートを必要としている人たちを支えています。当時のその小さな子どもとは私のことです。

 私は、エンチャイルド・ファミリーの一員であることに永遠に感謝するでしょう。
 エンチャイルドによって、私は大きな夢を見る機会をたくさん得ることができました。日本の支援者の皆さんのサポート、そして愛に感謝します。

 以上、私からのごあいさつでした。エンチャイルドの 創立10周年、おめでとうございます。

MARYLL MARION MONTERUBIO
マリル・マリオン・モンテルビオ

バランガイ・ホーリースピリット
Bestlink College of the Philippines(フィリピン語教育専攻)2年

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 6月12日(土)、ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流イベント)を実施いたします。

 参加費無料でどなたでもご参加いただけます。
 関心のあるかた、参加を希望するかた、今すぐ info@enchild.org までご一報ください。

 オンライン・スタディーツアーは、エンチャイルドならではのユニークな草の根国際交流プログラムです。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 本ブログ投稿番号【344】【350】の続編です。

 問題解決のための社会的政策と共に、エンチャイルド流のコロナ禍への家庭生活における対応策(感染していない状況の場合)を8エレメントの視点から提案したいと思います。


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【共生】
 コロナ禍だからこそ「共生(共に生きる)」を意識してみてはいかがでしょうか。「共存」ではありません、「共生」です。支え合って積極的に関わり合って生を営むというのが「共生」です。

 コロナ禍は私たちに「孤」の状態をもたらしています。「孤立」「孤独」「孤食」が強いられていると言って過言ではありません。

 「密」となることを避け、マスクを外すことが許されず、声を出して話をすることがはばかれる社会。食事の時ですら、食べ物が口の中になくなるとマスクを着ける人も…。
 ソーシャルディスタンス、人との距離を置く。スキンシップは奪われ、握手もしなくなりました。

 ウイズコロナの社会は、コミュニケーションが難しい社会です。
 しかし家庭におけるコミュニケーションが失われてはなりません。
 家族のコミュニケーション、これは死守すべき砦とも言えるものです。

 8エレメントの「共生」には「共食」「共育」「共助」「共創」「共有」「共感」「共観」の七つが入っています。記述の七つの「共」で紹介した生活行動を実践すれば、「孤」から脱出することができるでしょう。

 最大のコロナ対策は、免疫力のアップ、心身のバランス、心と体と頭の「共」をつくり出すことでです。
 一人で過ごすことが多くなったとしても心が孤立し、孤独にならないようにすることが肝要です。
 そのためのお勧めが、読書です。読書は「孤」を遠ざけてくれます(どんな本を読むかにもよりますが…)。
 実際、コロナ禍の中で読書量が増え、本の販売数も伸びているようですね。これは人間の生存本能が働いていると見るべきでしょう。

 こんな時代だからこそ、本を読み、その感想を書いてブログやSNSで情報発信してみてはいかがでしょうか。

 山歩は本を読むよう努めています(ビジネス書以外に1週間に1冊は小説を楽しむ!)。
 今は外に向かって活発に行動できない分、本を読んだり、文章を書いたりすることに時間を割き、心と頭の活性化を図っているというわけです。これに体の活性化を加えなければなりませんので、一日平均8000歩、歩くようにしています。

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 エンチャイルドは、コロナ禍の中、オンラインによるイベントを毎月開催しています。
 オンラインによる草の根国際交流イベントに参加することで、自身の活性化はもちろん、海外の人たちの助けになることもできます(フィリピンの人々は日本人の想像を超える過酷なロックダウン生活を強いられています)。
 オンラインを通じて「共」の実践をしようというのが、エンチャイルドのバーチャル・アクティビティです。

 6月は12日(土)にフィリピン・ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生を対象とする日比オンライン草の根交際交流イベント、オンライン・スタディーツアーを開催します。

 エンチャイルドの活動に参加するのは初めてというかたも大丈夫です。ノープロブレム、ドンウォーリーです。
 ちょっと関心がある、参加してみたいなというかた、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお問い合わせください。

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ENCHILD

 
 
 
 



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 すでにご案内のとおり、BNI彩チャプターさまによる「マイプロジェクト(オーナープロジェクト)」、OKOME-Project(BNI彩チャプターさまとして2回目の実施)は、マニラ首都圏地域において5月22日、23日に実施、ミンダナオ島北東部地域においては5月22日、23日に引き続き、29日、30日の延べ4日間にわたって実施されました。

 今回は、5月29日と30日にミンダナオ島北東部地域で行われた同プロジェクトの様子を写真でご紹介します。

 精米10キロの支援は、主にエンチャイルド奨学生の家庭を対象に行いましたが、他にも支援が必要とされる近隣の家庭に対して配られました。

 最も支援が必要な時に、このようにOKOME-Projectを取り組んでくださったBNI彩チャプターさまに改めてお礼を申し上げたいと思います。

 また、現地において真夏の炎天下の中でお米配布の作業とエンチャイルド奨学生たちのケアを行ってくださったボロンガイタさん親子に心から感謝を申し上げます。

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パガッパタンのエンチャイルド奨学生たち
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 6月12日(土)、ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流イベント)を実施いたします。

 参加費無料でどなたでもご参加いただけます。
 関心のあるかた、参加を希望するかた、今すぐ info@enchild.org までご一報ください。

 オンライン・スタディーツアーは、エンチャイルドならではのユニークな草の根国際交流プログラムです。

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