★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援&共育活動、草の根国際交流、社会教育を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の擁護者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回程度実施しています。コロナ禍の2020~2022年はオンラインでの交流が主な活動となりましたが、2023年6月には4年ぶりのスタディーツアーを実施することができ、成長した子どもたちとの再会を果たしました。2024年でフィリピンでの教育支援開始20周年となりました!

2022年03月


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・マサオのエンチャイルド奨学生、レナ・メイ・グムボックさん(19歳、カラガ・ステート大学1年)の寄稿を紹介します。

 フィリピンの若者たちも、5年に一度の大きな選挙を間近に控えて、さまざまなことを感じ、考えているようですね。
 
 日本は成人年齢が20歳から18歳になりました。そのことによる社会的・生活的な変化も生じてきています。選挙権も18歳からとなりました。

 日本の若者たちも、遅くとも高校生の時期には社会の一員として物事を考え、社会に目を向けるようにならなければなりませんね。
 社会倫理のこと、法律のこと、大人としての自覚などなど、その意味でも学校教育と社会教育の接点は早い時期に持つことが大事だと考えます。

 お金や技術的な教育に加えて、早い時期から(小学校5年生くらいから?)学校教育や家庭教育に社会教育の視点を盛り込むべきではないかと感じています。
 
レナ・メイ・グムボックさん
レナ・メイ・グムボックさん

選挙運動で思うこと

 選挙が間近に迫ってきました(5月9日投開票)。

 政治家は集会や選挙運動で頭がいっぱいです。
 彼らは選挙活動を行うためにさまざまな場所に足を運びます。私は、政治キャンペーンに利用されている教会も存在することに気が付きました。それを良しとする神父さまがいらっしゃることは、クリスチャンとして悲しいことです。

 教会は政治運動のための場所ではないことを忘れてはなりません。
 私は、人々が彼らの不適切な行為に気付くことを願い、祈っています。それは許されることではないので、やめるべきです。

 選挙運動で神や神の神殿について言及することは避けましょう。

2022年3月7日
レナ・メイ・グムボック

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マサオ・バランガイのエンチャイルド奨学生たち

 The election is quickly approaching. Politicians are occupied with rallies and campaigns. They travel to various locations to carry out their campaign. However, I've noticed that some churches are currently being used for political campaigns. It saddens me as a Christian that some priests are okay with it. Let us never forget that churches are not places for political campaigning. I'm hoping and praying that people will notice their inappropriate behavior. They should stop because it is not acceptable. Let us avoid mentioning God or His temple in our campaigns.

Rhena Mae Gumboc

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 「今年度を締めくくる」ENCHILDオンライン報告会、3月31日(木)午後8時45分から開会いたします。
 エンチャイルドの目指すもの、この1年の海外教育支援活動の成果、エンチャイルド奨学生たちの声など、この1年の歩みをまとめてご紹介する予定です。
ぜひご参加ください。

 フィリピンの現地リーダーの皆さん(ボロンガイタ氏、キアノ氏)、そしてエンチャイルド奨学生の代表も参加して現地リポートをしてくれる予定です。お楽しみに!

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。初めてのかたもウエルカムです。
 アクセス情報をご案内いたします。

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ENCHILD




 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 たびたびのご案内ですが、今年度(2021年度)を締めくくる、ENCHILDオンライン報告会が3月31日(木)午後8時45分から開会いたします。

 フィリピンの現地リーダー(ジョニー・ボロンガイタ氏、キアノ・ロメロ氏)も参加し、最新の現地リポートをしてくれる予定です。

 2021年度最終報告会として、エンチャイルドの目指すもの、この1年の海外教育支援活動の成果、エンチャイルド奨学生たちの声など、この1年の歩みをまとめてご紹介する予定です。

 お気軽にご参加ください。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。初めてのかたもウエルカムです。
 アクセス情報をご案内いたします。


【コロナ禍を超えて!】

オンライン報告会20220331

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ENCHILD




 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 前回のブログでもお伝えしましたが、フィリピンでは対面授業が再開し始めているようです。
 現在大学2年生で、大学入学以来初めて学校での対面授業を受けたエンチャイルド奨学生からも喜びの一報が届きました。

 日本の桜の写真も良かったようです。

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 こんにちは、山歩さん!
 元気ですか?
 先日、桜の花でいっぱいのあなたの投稿を見ました。🌸ワオ! すごくいいですね。 直接見られたらいいなと思います。
 先週、対面授業が行われました。私が大学に入学してから初めてのことです。最初は緊張しましたが、しばらく学校に行けなかったのでとてもうれしかったです。

 Hello Mr. Sanpo!
 How are you? 
 I saw your posts the other day full of Sakura flowers.🌸Wow! It's very pleasing to the eye. I hope I could see it in person too. Last week, we had our face-to-face classes. It's my first time since I entered college. I was nervous at first but it turned out great because I miss going to school for a while.
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 入学以来初めての学校での授業。どれだけうれしかったでしょうか。
 コロナ禍での子どもたちの苦労は想像できないほどです。
 
 彼女はこの間、感染し闘病生活も経験しました。実際、つらい苦痛の期間も過ごしました。
 短いコメントの中にもこの2年間でいくつもの苦労と試練を乗り越えてきたことを感じ取ることができます。

 引き続き、健康に気を付けながら、充実した学校生活を送ってほしいですし、このような稀有(けう)な体験を自らの成長とこれからの飛躍につなげてほしいと思います。

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オンライン報告会20220331

 「今年度を締めくくる」ENCHILDオンライン報告会、3月31日(木)午後8時45分から開会いたします。

 フィリピンの現地リーダーの皆さん(ボロンガイタ氏、キアノ氏)も参加して現地リポートをしてくれる予定です。

 エンチャイルドの目指すもの、この1年の海外教育支援活動の成果、エンチャイルド奨学生たちの声など、この1年の歩みをまとめてご紹介する予定です。

 ぜひご参加ください。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。初めてのかたもウエルカムです。
 アクセス情報をご案内いたします。

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ENCHILD




 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、エンチャイルド奨学生のエッセーの紹介です。
 フィリピン・ミンダナオ島マガリャネスのエンチャイルド奨学生、キンバリー・アグボさん(16歳、マガリャネス・ナショナル・ハイスクール、グレード11)の寄稿をお届けします。

 学校生活、対面授業を待ち望んできた喜びの気持ちにあふれたお便りが届きました。ぜひお読みください。

キンバリー・アグボさん
サント・ニーニョ小学校出身の奨学生、キンバリー・アグボさん

元の生活に戻りつつある現在

 パンデミックの発生から2年がたちました。この間、人々は生活の中でさまざまな局面を迎えてきました。
 フィリピンは今、少しずつではありますが、正常な状態に戻りつつあります。

    私がすごく楽しみにしているのは、対面式の授業が再開されることです。
 フィリピンのいくつかの学校では、すでに対面授業が始まっている所もあると聞き、非常にうれしく思っています。

 ここ数年間、学習システムで苦労してきましたが、学校での授業が再開されると知って、ようやく「また勉強しよう」「本気で何かを学ぼう」と、興奮とやる気が湧いてきました。

 エンチャイルドを含む多くの人々の助けによって、私はきっともっと楽しく勉強することができるようになると思いますし、自分がやりたいことを追求するためのインスピレーションを得ることができると思います。

2022年3月7日
キンバリー・アグボ

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サント・ニーニョ小学校出身のエンチャイルド奨学生たち

Back to normal

 It’s been 2 years since the pandemic started. People have been through a lot of phases in their lives throughout those years. As of now in the Philippines, it’s starting to go back to normal, slowly but at least there’s some progress happening. 

 What I’m very excited about is the opening of face-to-face classes again. Some schools in the Philippines had already opened for students and it makes me really happy. I’ve been struggling with the learning system in the past few years and knowing that schools are re-opening makes me excited and motivated to finally study again, and actually learn something again.

 By the help of many people, including ENCHILD, surely I will be much more happier to study knowing that I have my inspirations to pursue the things I wanted to do.

Kimberlie Agbo

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 「今年度を締めくくる」ENCHILDオンライン報告会、3月31日(木)午後8時45分から開会いたします。

 フィリピンの現地リーダーの皆さん(ボロンガイタ氏、キアノ氏)も参加して現地リポートをしてくれる予定です。

 エンチャイルドの目指すもの、この1年の海外教育支援活動の成果、エンチャイルド奨学生たちの声など、この1年の歩みをまとめてご紹介する予定です。

 ぜひご参加ください。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。初めてのかたもウエルカムです。
 アクセス情報をご案内いたします。

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ENCHILD




 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日、桜の花の写真を紹介しました。
 今日も同じネタになってしまいますが、別の場所の桜の写真をお届けしたいと思います。
 お許しください。
 昨日は世田谷の桜、今日は渋谷の桜です。

 ご存じのとおり、桜の花の命は短いですよね。開花から1週間ほどで満開の時期を迎え、あっという間に花びらを散らせ、美しい花吹雪となって舞い散りながら、若葉を思わせる明るい緑を残す葉桜となって季節を夏に導きます。桜の花の一生は人生のはかなさの象徴であり、散り際の美しさを見事に見せてくれます。

 この間、毎日好天に恵まれるわけではありません。
 春の嵐、花冷え、花曇りなどなど、紺碧の青空と瑞々しい桜色が調和した風景にお目にかかるのは短い時間なのです
 
 明日の東京はまた少し冷え込み曇り空の模様で夜には雨になるとの予報です。

 この1週間をこの1年と思って過ごしたいと思います。

 今週行われる3月31日(木)のオンライン報告会(20時45分から)には、フィリピンの現地リーダーの皆さん(ボロンガイタ氏、キアノ氏)も参加して現地リポートをしてくれる予定です。奮ってご参加ください。

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 「今年度を締めくくる」ENCHILDオンライン報告会、3月31日(木)午後8時45分から開会いたします。

 エンチャイルドの目指すもの、この1年の海外教育支援活動の成果、エンチャイルド奨学生たちの声など、この1年の歩みをまとめてご紹介する予定です。

 ぜひご参加ください。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。初めてのかたもウエルカムです。
 アクセス情報をご案内いたします。

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ENCHILD





 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日土曜日の東京は春の嵐(?)でしたね。

 今日日曜日は曇天ながら一部きれいな青空も見えていますし、時折日も差しています。
 人もたくさん出ていますね。

 首都圏の桜を見て回りたいぐらいですが、そうもいかず、近くの公園の桜をリポートします。

 このブログでは、特にフィリピンのエンチャイルド奨学生たち、支援者、関係者の皆さまにお届けしたいと思います。

 楽しんでいただけれるとうれしいです。

 今週行われる3月31日(木)のオンライン報告会(20時45分から)には、フィリピンの現地リーダーの皆さん(ボロンガイタ氏、キアノ氏)も参加して現地リポートをしてくれる予定です。

 奮ってご参加ください。


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 「今年度を締めくくる」ENCHILDオンライン報告会、3月31日(木)午後8時45分から開会いたします。

 エンチャイルドの目指すもの、この1年の海外教育支援活動の成果、エンチャイルド奨学生たちの声など、この1年の歩みをまとめてご紹介する予定です。

 ぜひご参加ください。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。初めてのかたもウエルカムです。
 アクセス情報をご案内いたします。

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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 年度末を迎えて忙しい毎日をお過ごしのかたも多くいらっしゃると思います。
 また、新年度4月のスケジュールもどんどん決まってきている時期ではないでしょうか。

 そして日本社会は、卒業と入学、新入社の時でもありますね。

 ご卒業の皆さん、おめでとうございます!
 まもなくご入学の皆さん、少し早いですが、おめでとうございます!

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 エンチャイルドの年度末は、①3月25日のニュースレターの発行、②3月15日号、25日号のNEWS & REPORTの配信、そして3月31日(木)には、2021年度最後のオンライン報告会を行います。同報告会では、最近のエンチャイルド奨学生の声と、今年度1年を映像で振り返るプログラムを予定しています。また、特別ゲストも予定していますので、お楽しみに。

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 ところで、この時期は桜の季節でもあります。
 皆さんのお住いの地域の桜の開花状況はいかがですか?

 東京はここ数日冷え込みましたが、来週には満開の時期を迎えるのではないかと思います。
 山歩は、4月2日にはPTA役員時代の仲間たちとお花見散歩会(コロナ禍太りダイエットウォーキング?)を予定しています。平日には仕事仲間と近くの公園で歩き花見でもしようかと…。

 東京は、入学式の頃は葉桜かもしれませんね。

 卒業生の皆さんに今年の桜の写真を何枚かお祝いとしてプレゼントします。お楽しみください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、エンチャイルド事務局長のリポートをお届けします。

日本の中学校とフィリピンのハイスクールの交流授業をサポート

 NPO法人エンチャイルドは、日本とフィリピンの中学生たちの国際交流の促進にも一役買っています。

 今回は、一般社団法人GREEN WINDの企画により、昨年11月から今年3月までの期間に3度実施された日比の学生たちのオンライン交流授業についてリポートします。

オンライン交流授業

 エンチャイルド奨学生10人の支援団体でもある「一般社団法人GREEN WIND」さまは、埼玉県北部の中学校に対し、外国の同世代との交流による、学生たちの英語学習への意欲の向上、異文化への興味を喚起するための企画として、エンチャイルドのネットワークを活用したオンライン授業の企画を提案しています。

 今回、埼玉県の神川中学校とフィリピン・カロオカン市のアンパロ・ハイスクール(2021年11月16日と2022年3月11日)、同じく滑川中学校とアンパロ・ハイスクール(2022年3月2日)のオンライン交流授業が実現しました。

 インターネットを通じた60分ほどのオンライン交流は全て英語で行われ、日比の学生約10人ずつ、そして現場の先生がたも数人ずつ参加し、全体の運営は日本側の英語教員によって進められ、フィリピン側の生徒へのインタビューはエンチャイルドフィリピンのキアノ事務局長が担当しました。

 学校紹介や自己紹介の序盤は互いに緊張感もありましたが、少人数による分科会に入り、学校生活やお互いの文化、好きなアニメについて質問し合う中で次第に打ち解け、笑顔も見えるようになりました。

 埼玉県の両中学校もフィリピンのアンパロ・ハイスクール側からも参加者らはとても刺激になったようで、ぜひまた行いたいという喜びの声が事務局に届いています。

エンチャイルド事務局長

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 「今年度を締めくくる」ENCHILDオンライン報告会、3月31日(木)午後8時45分から開会いたします。

 エンチャイルドの目指すもの、この1年の海外教育支援活動の成果、エンチャイルド奨学生たちの声など、この1年の歩みをまとめてご紹介する予定です。ぜひご参加ください。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。初めてのかたもウエルカムです。
 アクセス情報をご案内いたします。

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ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 2月12日(土)に行われたオンライン共有ミーティングが「ENCHILD NEWS & REPORT 2022年3月15日号」としてご覧いただけます。

 記事はブログ【817】でお読みいただけます。

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 「ENCHILD NEWS & REPORT」は毎月2回、公開されています。

 エンチャイルドの海外教育支援活動の最前線とも言える、エンチャイルド奨学生たちや関係者の最新情報を生の声とともにお伝えするビデオリポートです。

 3月15日号には、2月12日に行われたオンライン共有ミーティングに参加したMLQ小学校出身の奨学生たちのインタビューを収録しました。ぜひご覧になってください。

 奨学生たちの成長ぶりや、コロナ禍で子どもたちの生活の様子がリアルに伝わってくる内容です。


ENCHILD NEWS & REPORT 2022年3月15日号

 バックナンバーもご紹介いたします。こちらもぜひご覧になってください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2022年2月25日号


ENCHILD NEWS & REPORT 2022年2月15日号


ENCHILD NEWS & REPORT 2022年1月25日号


ENCHILD NEWS & REPORT 2022年1月15日号

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 「今年度を締めくくる」ENCHILDオンライン報告会、3月31日(木)午後8時45分から開会いたします。

 エンチャイルドの目指すもの、この1年の海外教育支援活動の成果、エンチャイルド奨学生たちの声など、この1年の歩みをまとめてご紹介する予定です。ぜひご参加ください。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。初めてのかたもウエルカムです。
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日も、エンチャイルドの教育支援の中心的な活動となっている「オンライン共有ミーティング」に参加したエンチャイルド奨学生の感想をお届けします。

 今回は、カロオカン市MLQ小学校出身のラニー・ロベルトさん(カロオカン市立大学1年 政治学専攻)の感想です。

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 ラニー・ロベルトさん

 画面越しではありますが、オンライン共有ミーティングで奨学生仲間やスタッフの皆さんと再会でき、とても新鮮な体験をすることができました。
 最後に会ってから数年がたち、互いの成長した姿を見ることができ、とても懐かしく思いました。

 今、私たちが直面しているパンデミックは、私たちの生活に多くの困難や問題をもたらしました。私自身、これまで達成しようとしてきた目標を見失っていました。

 しかし、今回のオンライン共有ミーティングで皆さんの笑顔や笑い声を聞き、自分が乗り越えてきた体験を思い出すことができました。そして自分だけでなく、後輩たちのためにも頑張っていく私たちなのだということを、皆のメッセージから感じることができました。

 エンチャイルド・ファミリーの一員であることは、私が人生の目的を見つけるための道を開いてくれました。この素晴らしいコミュニティーの一員であることに、心から感謝しています。
 将来私は、他の子どもたちをサポートし、子どもたちの希望の象徴となりたいと思います。

ラニー・ロベルト

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MLQ小学校でのエンチャイルド支援交流会(2013年)

 The ENCHILD Interactive Meeting has been a refreshing experience since I've got to see my fellow scholars again and the staffs as well–even if it's only through a screen. It's very nostalgic seeing them and how we've grown in the past years since we've last seen each other personally. 

 The pandemic that we're facing right now brought so much hardships and problems in our life that I, personally, lost sight of the goals that I've been trying to achieve. But seeing the smiles and laughter in everyone's faces in this Interactive Meeting reminded me of how far I've overcome already. Their stories and messages made me realize that I'm working hard not only for my future, but also for those who come after us.

 Being a part of ENCHILD family has paved a way for me to find my purpose in life. For that, I am truly grateful to be a member of this wonderful community. In future, hopefully, I would be able to give back the support to other children, and be the epitome of hope for them.

Lanny M. Roberto


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 「今年度を締めくくる」ENCHILDオンライン報告会、3月31日(木)午後8時45分から開会いたします。

 エンチャイルドの目指すもの、この1年の海外教育支援活動の成果、エンチャイルド奨学生たちの声など、この1年の歩みをまとめてご紹介する予定です。ぜひご参加ください。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。初めてのかたもウエルカムです。
 アクセス情報をご案内いたします。

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ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルドの教育支援の中心的な活動となっている「オンライン共有ミーティング」に参加したエンチャイルド奨学生の感想をお届けします。

 今回は、カロオカン市MLQ小学校出身ののカトリーナ・ギエルモさんテクノロジカル・インスティテュート・オブ・ザ・フィリピンズ1年 建築学専攻)の感想です。

 感想を読みながら、このオンライン共有ミーティングが奨学生たちの励みになっているようで、大変うれしく思います。

 まさに「共有」が大切ですね。

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カトリーナ・ギエルモさん

 今日のオンライン共有ミーティングは最高でした。

 奨学生の様子を支援者の皆さんに知ってもらい、全員が自分の気持ちを話す機会を持つことができました。パンデミックに見舞われながらも、絆を深め、互いを確認し合う良い機会でした。

 また、エンチャイルドでの経験や、この奨学金が私たちの学業への意欲にどのように役立ったかについて、思い出話をしました。私たちの人生における教訓についても話し合いました。

 奨学生、日本の支援者の皆さん、そしてエンチャイルド・チームが近いうちに顔を合わせ、楽しい時間を過ごすことができることを願っています。

カトリーナ・ギエルモ

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2022年2月12日に行われたMLQ小学校出身の
エンチャイルド奨学生を対象としたオンライン共有ミーティング

 Today's Interactive Meeting was great. Sponsors checked every scholars in the meeting, and everyone has the chance to say what they are feeling. It is a great chance to have bond or check on each other despite the pandemic. We've also reminisced about our experience in ENCHILD and how this scholarship helped our academic aspirations. We also discussed our life lessons. I hope scholars, Japanese sponsors, and the ENCHILD team will be able to meet soon face to face and have fun.

Katrina Guillermo

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 「今年度を締めくくる」ENCHILDオンライン報告会、3月31日(木)午後8時45分から開会いたします。

 エンチャイルドの目指すもの、この1年の海外教育支援活動の成果、エンチャイルド奨学生たちの声など、この1年の歩みをまとめてご紹介する予定です。ぜひご参加ください。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。初めてのかたもウエルカムです。
 アクセス情報をご案内いたします。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 きょうは、今年度締めくくりのオンライン説明会のご案内です。

 コロナ禍にあっても、おかげさまでなんとかエンチャイルドは海外教育支援事業を継続させていただいています。

 支援者の皆さま、応援してくださっている皆さまのおかげです。
 心から感謝申し上げます。 

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 「今年度を締めくくる」ENCHILDオンライン報告会、3月31日(木)午後8時45分から開会いたします。

 エンチャイルドの目指すもの、この1年の海外教育支援活動の成果、エンチャイルド奨学生たちの声など、この1年の歩みをまとめてご紹介する予定です。ぜひご参加ください。

 参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください。初めてのかたもウエルカムです。
 アクセス情報をご案内いたします。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 この半年、エンチャイルドの教育支援の中心的な活動となっている「オンライン共有ミーティング」に参加したエンチャイルド奨学生の感想をお届けします。

 今日は、ケソン市バランガイ・ホーリースピリットのロサリー・ヤムソンさん(ベストリンク・カレッジ3年 IT専攻)とマリル・マリオン・モンテルビオさん(ベストリンク・カレッジ3年 フィリピン語教育専攻)の感想です。

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ケソン市のエンチャイルド奨学生たちを対象とした
オンライン共有ミーティングは2022年1月8日に行われました

「私もエンチャイルドのスポンサーを幸せにするために頑張ります」

 まず、私たちの人生にはさまざまなストーリーがあるので、とても勉強になりました。また、私たちの人生、学校生活や家族との生活は皆同じではないことに気付きました。

 今回のオンライン共有ミーティングで、学業生活とパンデミックの中での生活で私たちが何をしているのかを共有できたことを感謝します。

 これからも日本の支援者の皆さんが、この活動を続けてくれることを願っています。私もエンチャイルドのスポンサーを幸せにするために頑張ります。

 皆さんが投入してださった時間と努力に感謝し、またすぐに会えることを祈っています。
 良い一日を。そして安全にお過ごしください。

ロサリー・ヤムソンさん

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ロサリー・ヤムソンさん

 First of all I learned a lot because there's a stories we have that all about in our life, I realized how our life is not the same also our life in school and to family. I just want to say that I'm thankful because I share my life in school and also what are we doing in my life in the middle of pandemic, Also Im very happy when I see myself in video presentation. also really appreciate the all activities, efforts do of our japanese sponsor just to be happy there scholar. Hoping that our japanese sponsor will be continue there doing just to be happy the all ENCHILD sponsor in a simple way, and also we will make them happy ever year we have meeting. 

 That's all thankyou for your all time and efforts, godbless hope soon we will meet  again.  HAVE A GOOD DAY A AND STAY SAFE.

Rosalie Yamson


「私も成功できるようベストを尽くそうと思いました」

 こんにちは。私は(ケソン市の)バランガイ・ホーリー・スピリット出身のマリル・マリオン・モンテルビオです。昨日のオンライン共有ミーティングに理事長さんたちと参加した一人です。

 パンデミックの中にもかかわらず、互いにつながることができてうれしく思います。各自が現在の状況を共有し、元気であることを知り安心しました。
 お互いの志を聞いて、私も刺激を受けました。皆が夢を追い求める姿を見て、私も近い将来、成功できるようベストを尽くそうと思いました。

 パンデミックが起きている今、病気にかからないよう、皆が食事や健康管理に気を配っていることもうれしいです。

 これからもオンラインで一緒に集まれることを期待しています。さらに、対面でも顔を合わせることができるよう祈っています。
 健康で、マスクをして、安全に過ごしてください。皆さんに神の導きがありますように。

マリル・マリオン・モンテルビオさん

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マリル・マリオン・モンテルビオさん

 Good day! I am Maryll Marion Monterubio, from Barangay Holy Spirit Area. I am one of the participants on yesterday's Zoom meeting with Mr. Takanori Todate, and others. I am glad that we can connect to each other despite of this pandemic. I am relieved that each one of us shared our current situation, knowing that they are in good condition makes me feel blessed. I am also inspired from them, from what I heard about each others aspirations. Seeing them grinding and pursuing their dreams gives me hope and motivation to do my very best to become successful in the near future. I am also glad that all of us are able to eat and keeping ourselves healthy to avoid being sick with this time of pandemic. I am hoping for more gatherings virtually with them. Praying that we can see each other face to face. Keep yourselves healthy, be safe and always wear you mask. God bless, everyone.

Maryll Marion Monterubio


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ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 3月19日、兵庫県西宮市の甲子園球場で第94回選抜高校野球大会が始まりました。
 山歩は、久しぶりにテレビで、甲子園での高校野球大会の開会式を最初から最後まで見ました。

 雨天のため、一日延期となって行われた開会式。
 もし予定どおり昨日開会式が行われていたなら、仕事中なので見ることもなかったでしょう。

 今日、土曜日の午前中、NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」の延長線上でついつい同開会式を最後まで見てしまいました(実は高校生による国歌斉唱を聞きたかったのが一番の理由だったのですが…)。

 山歩もまた野球少年でした。残念ながら中学時代の右膝の大けがで、高校での野球は断念しましたが、在学していた高校の野球部が奇跡の県大会優勝を勝ち取り、夏の甲子園に出場することに。なんと山歩も応援団として甲子園に行くことになったのです。高校2年の時でした。実は母校はその後も夏の大会に出場していますので、開校以来2度甲子園に出場している高校ということになります(ちょっと自慢)。

 同級生の野球部員から拾ってもらった甲子園の土は今も実家の山歩の部屋に飾ってあります。

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 さて、高校野球を話題にしたのは、開会式の選手宣誓の中で、「夢と志」というフレーズが二度も出てきたからです。山歩の頭の中では完全にエンチャイルドとリンクしてしまいました。
 高校球児たちの年齢も15歳から17歳の頃。エンチャイルドの奨学生たちにもその年代の子たちが多くいます。

 倉敷工業高校の主将、福島寛太君は選手宣誓の中で何度も感謝という言葉を使いました。
 山歩の印象に残った一節を紹介します。

 「宣誓! 夢と志が人生をつくる。当たり前だった日常が失われて3年がたちます。……甲子園に立つまでにたくさんの人に支えられてきました。今、野球ができているのもその人たちのおかげです。……私たちの最大の理解者、応援してくれている家族に感謝します。ありがとう! 夢や志を持ち続け、これからの未来に向かって、一日、一分、一秒を大切に歩んでいきます。……」

 コロナ禍の中での苦労と、人や社会に対する感謝の思いがちりばめられたすてきな選手宣誓でした。
 早速、YouTubeに動画がアップされていましたので、ご紹介します。ぜひご覧になってください。


第94回選抜高校野球大会開会式での宣誓シーン

 山歩が見たかった(聴きたかった)高校生の国歌独唱。今年は男子生徒でしたね。こちらも素晴らしい歌声でした。

 以下の動画は、山歩お気に入りの国家独唱です。こちらもぜひ聴いてみてください。

山歩おすすめの甲子園での国歌独唱はこれ

 同大会は、日程が一日ずれ込んで年度末3月31日の決勝戦の予定となります。

 世界はいまだ終息を見せないパンデミックと戦禍の中にありますが、世界の全ての子どもたちが人生をつくる夢と志を持って生きられるよう祈り、またそのような社会の実現に資するエンチャイルドとなれるよう、決意を新たに新年度を出発することを宣誓したいと思います。

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ENCHILD



  


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 長年NPO活動に携わりながら感じていることの一部をお話ししたいと思います。 

 何事もでしょうが、一つの仕事、それなりの事業というものを進めようとすれば、業務遂行能力が求められるということです。

 熱意、誠意、創意工夫の点においては、エンチャイルドもいい線いっているのではないかと思ったりするのですが、いかがでしょうか。そうでもない? 賛否両論あり?

 やはり問題は実行力であり、業務遂行能力ですね。
 これが伴わなければ、熱意も誠意も創意も宙に浮いてしまいます。

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 現時点でのエンチャイルド(=山歩)が備えなければならない能力(解決すべき課題)は以下のとおりです。

(1)時間管理力:いかに時間を生み出すか。いかに限られた時間で業務をこなせるかです。

(2)資金調達力(ファンドレイジング):いわずもがなですが、お金なくして事業は進みません。

(3)計算力:ずばりお金の計算能力です。四則計算から始まり統計分析まで、計算ができなければ事業の継続は不可能です。

(4)英語力:現地との関係においては120%求められる不可欠な能力。翻訳作業も無限大。

(5)日本語力:国内の活動においては必須。一方通行ではない、伝わる日本語。コミュニケーション能力なくして熱意も誠意も創意も伝わりません。

(6)法律への理解力:NPO活動も法の下で行われます。特定非営利活動促進法の理解はもちろん、国内法に加えて、海外の法律やその背景となる文化にも通じなければなりません。

(7)各種編集・情報発信力:特に広報活動に求められる能力です。活字編集だけでなく、映像編集、各種メディアを使った編集能力が発展するためには不可欠です。今はコンピューターや情報通信技術も使いこなせなければ何も進みません。

 間もなく令和4年度が始まります。

 もちろんコロナ禍や国際情勢による影響という変数の存在も考えなければなりませんが、目の前の解決すべき課題をクリアできれば間違いなく前に進むことができるはずです。
 
 上記七つのスキルアップが令和4年度のエンチャイルド事業推進の鍵になると考えます。

 新年度、熱意と誠意と創意を持つことはもちろん、山歩もこの七つのスキルアップに努めます!


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ENCHILD

 
 


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「こんな時には大規模な自然災害が起こるものです。戦争と疫病、天変地異はセットです。
 実際に起きたら、それこそ『弱り目に祟り目』ですが、備えあれば憂いなし、防災のための十分な準備、日頃からの健康管理、体力増強が必要だと思わされています」

 と、昨日のブログで書きました。その後、間もなくのこと、緊急地震速報が!

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桜の開花はもうすぐ… 

 午後11時半過ぎ。東京も揺れました。震度4。
 2段構えの揺れでした。結構長かったですね。
 都内でも停電した地域も結構あったようです。
 一夜明けて、被害状況も明らかになってきています。
 被災された皆さまには、お見舞い申し上げます。

 山歩の実家があるのは北東北、世界文化遺産登録された縄文遺跡群が分布する地域。
 実家の地域は、震度5。

 震源地に近い宮城県や福島県は震度6強を観測。
 連日11年前の3.11東日本大震災の記録が放送されていた直後の出来事でした。

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ちょうど1年前の写真です

 翌朝、エンチャイルド奨学生からメッセンジャーでメッセージが届きました。

 Hello! I've read news and articles about the earthquake that occurred in Japan, although I'm not sure with the areas affected. I hope that you are safe, take care! 💕

 日本の何人かの知人からも連絡を頂きましたが、孫のようなフィリピンのファミリーから届いたメッセージに愛を感じました。

 Thanks for worrying about me.
 It shook for a long time. Seismic intensity 4 in Tokyo. My hometown had a seismic intensity of 5.
 Japan is a country with many earthquakes. Another big earthquake may occur this year.
 We must raise awareness of disaster prevention.

 と山歩は返信しました。

 3.11のことが気になっていたからかもしれませんが、災害対策をしっかりしないといけない、防災意識をしっかり持たねばと、家族とも話していた矢先の大きな揺れでした。

 まだまだ健康で生き延びてやるべきミッションが残っています。
 改めて、健康意識、防災意識を高めていかなければと思わされた昨晩の出来事でした。

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ENCHILD

 


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 私たちはたくさんの影響を受けて生きています。

 いつもよりも寒いと感じた冬の季節も終わり、汗ばむ暖かさを感じる季節になりました。
 朝晩の寒暖差はまだまだ油断はできませんが、暖かな春の到来です。

 山歩は20代の頃から花粉症です。数年前に検査したところ、スギとヒノキの花粉に反応してしまう春アレルギーだということが分かりました。
 当時はまだ花粉症が市民権を得ておらず、症状が出るたびに肝臓でも悪いのかなあと勝手に自己診断しては心配していました。
 今は花粉症のベテラン(?)となり、花粉症博士を自称するほどです。自慢にもなりませんが…。

 とにかく、今は目がかゆいです。

旅人

 黄砂。
 関東地方、東京に住んでいても時々、その影響を感じるのが黄砂。遠く大陸から風に乗って運ばれてくる微細な砂の存在に気付く時がアジア人であることを自覚する瞬間でもあります。

 山歩は、首都・北京から車なら半日はかかる中国の北部の山西省に、10年の間、ほぼ毎年通いました。省都は太原市。世界文化遺産の平遥古城も何度か訪ねました。
 中国北部の乾いた大地。大空に龍のごとくに舞う砂の嵐が思い出されます。

 新型コロナウイルス、COVID-19。武漢ウイルスとも。これもまた中国から世界に拡大したもの。
 日本は第6波もピークアウトで減少傾向。マスク姿を除けば、かなり普段の街の様子に戻ったと感じます。
 今回は小学生の感染者が多かったという印象です。家族で感染してしまったご家庭も多かったようです。
 隣国に目を向ければ、フィリピンの感染者はかなり減少しましたし、台湾はすごいとしか言いようがないほど見事に感染拡大を抑えています。一方、韓国、ベトナムは感染拡大が急速に進んでいます。中国もオミクロン株の拡大が懸念されています。

旅とカメラ

 そして戦争。
 山歩は、その原因と解決策を「自立・共立」論の観点から分析しています。
 事はそれほど単純なものではないことは分かっています。複雑怪奇な歴史性と国家のさまざまな思惑と国際的変数が掛け合わさってのことでしょうが、あえてシンプルに考えることで見えてくるものもあると考えています。
 
 こんな時には大規模な自然災害が起こるものです。戦争と疫病、天変地異はセットです。
 実際に起きたら、それこそ「弱り目に祟り目」ですが、備えあれば憂いなし、防災のための十分な準備、日頃からの健康管理、体力増強が必要だと思わされています。

 今が大転換期と言えば大転換期なのでしょう。
 だからこそ、歴史の流れに対応できるような、しっかりとした新しいビジョンとグランドデザインを描くことが重要なのだと考えます。

 こんなにも小さなエンチャイルドですが、一つでも多くの課題を解決し、より良い世界を実現することに資する存在でありたいのです。

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ENCHILD

 
 
 




 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 たまに見ているのがNHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」。
 皆さんはこの番組をご存じでしょうか? ご存じのかた、多いですよね。

 最近放送された内容の一つに、「なぜ人は旅に出る?」という質問がありました。

 その答えは、「人が旅に出るのは人間の性(さが)だから」というものでした。

 解説は、日本の人類進化学者、東京大学総合研究博物館教授の海部(かいふ)陽介氏でしたね。

 海部氏は、どこかに行きたい、旅に出たいのはホモ・サピエンスの性(さが)なのだとしながら、「『旅』を実現できた人類の3つの能力」として、①知恵 ②情報ネットワーク ③好奇心の三つを挙げて解説していました。

 番組の詳細は再放送なり、オンデマンドで見ていただくとして、山歩は今日のブログで、この「『旅』を実現できた人類の3つの能力」をモチーフに短いコラムを書いてみたいと思います。

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 英語圏の皆さんはよく人生を「旅(ジャーニー)」に例えて話します。エンチャイルドの活動で接するフィリピンの関係者たちの話や文章の中にも、人生を「旅」という言葉で表現するのを何度も見てきました。

 考えてみれば、英語圏に限らず、人間というものは古今東西、皆そのような傾向があるのかもしれません。「人間は旅をする存在である」というのは、大陸人ほどではないにしても、日本人もこの感覚は腑(ふ)に落ちますね。

 さて、「知恵」「情報ネットワーク」「好奇心」。
 これは確かに、人間が生きていく上で(人生を旅する人間にとって)不可欠の能力のように思えます。物理的な移動が伴う旅であれ、人生路程としての旅であれ、です。

 人間という存在は生きることに、なんらかの目的や目標を持とうとし、意味を感じ取ろうとします。
 旅も同じですね。目的があり、目的地があり、旅すること自体になんらかの意味を見いだしています。

 そしてその旅の実現を可能にしてきたのが「知恵」「情報ネットワーク」「好奇心」という能力なのだと海部氏は説くわけです。

ジャーニー002

 エンチャイルドの教育支援活動においてもこの三つのファクターを見いだすことができます。
 
 エンチャイルドは、子どもたちが経済的な援助によって学校に通えるようするための奨学金支援を行っていますが、これは学校で知識や教養、技術をしっかりと学んでほしいからです。これが自立のためのベーシックなサポート(手助け)です。

 同時に、共育交流プログラムを通して、「正しく生きる知恵(自立・共立の考え方)」「友好の情報ネットワーク(国境を超えた家族愛の絆)」「異文化交流による好奇心への刺激(人類意識の啓発)」を提供したいと考えています。

 「知恵」「情報ネットワーク」「好奇心」。この三つの能力を啓発しながら、世界の子どもたちが夢と志に生き、人生の旅を見事に成し遂げるために、エンチャイルドはこれからも彼らをサポートしてまいります。

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ENCHILD

 


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 エンチャイルド奨学生プロジェクトにおいてはこの6カ月、「オンライン共有ミーティング」の取り組みがメインとなっていると言っても過言ではありません。

 簡単に言うと、少人数単位でエンチャイルド奨学生一人一人から話を聞くというシンプルなオンライン・イベントです。事務局としても奨学生たちの生の声を聞けることは大変貴重です。
 
 オンライン共有ミーティングに参加したフィリピン工科大学1年心理学専攻のジェシリー・アピンさん(20歳、カロオカン市MLQ小学校出身の奨学生)から感想が届きましたの、ご紹介いたします。

 ぜひお読みください。
 
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ジェシリー・アピンさん

「エンチャイルドファミリーの皆さんと早く再会したい」

 今日のENCHILDオンライン共有ミーティングに参加できたことは、とても素敵な経験でした。
 このミーティングはとても親密で、対話セッションによってMLQ小学校出身の奨学生数人だけで、理事長さんやコーディネーター、スタッフの皆さんと会っておしゃべりをすることができました。
 私たちの絆を深め、パンデミックの間の奨学生の状況を確認するのにとても良いプログラムとなりました。

 健康や勉強がうまくいっているかどうか、他の奨学生たちの現在の状況を共有することができました。また、私の近況や生活の様子を伝える機会があって良かったと思います。
 
 数年来まだ一度も会ったことのない日本の支援者のかたにバーチャルメッセージを送ることもできました。
 ずっと話したいと思っていたのですが、残念なことに、なかなかお会いする機会がありません。彼女にも生活があり、きっと忙しいのかもしれないので、理解しています。私はただ、彼女が太陽の日差しのように元気であることを願うだけであり、彼女が素晴らしい人生を送ることを祈っています。

MLQ
MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生たち

 ミーティングではさらに、パンデミックが起こる前に私たちが共に過ごした時のことを思い出すことができたのも楽しかったです。
 懐かしいビデオを上映してもらい、楽しく交流した思い出を振り返ることができたのは最高の時間でした。

 コロナ禍のジレンマを早く解消して、エンチャイルドファミリーが再会を果たし、私たちの美しい絆を取り戻せるよう願っています。
 
 エンチャイルドのこのような活動は、奨学生たちが自身の目標を達成するためにモチベーションを高め、勉強に励むのに役立ちます。エンチャイルドファミリー間でもっと多くの対話セッションが行われることを期待しています。

2022年2月12日
ジェシリー・アピンさん

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MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生たち

 Being able to join today's ENCHILD Online Interaction is an adorable experience. The theme is quite intimate for it only allowed a few MLQ scholars for the first half of the interactive session, to meet and chat with Mr. Todate and other coordinators. The program is a good way to bond and check on the status of scholars in the time of pandemic. 

 Scholars were able to share our current situation if we are doing fine in our health and studies of course. I am glad to have the opportunity to tell you what's going on with my life nowadays. Also, I get to send a virtual message to my new sponsor whom I've never seen yet for a few years. 

 I've always wanted to talk to her but sadly, I never get a chance. I understand because she has a life and may be way too busy doing her errands. I just hope she's fine as sunlight and wishes her a wonderful living. Moreover, it is delightful to reminisce the moments we've spent before the pandemic came. 

 The video presented and how the scholars looked back on those memories is overwhelming. How I wish to end this dilemma quickly so that the Enchild family will have our beautiful union again. Such activity is helpful for the scholars to be motivated in pursuing their goals and thrive harder in their studies. I expect more interactive sessions in this family. 

Jeshiley Apin

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ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 現実をそのまま受け入れることも必要なことですが、私たちは想像力(imagination)を持つことによって、現実をなんとでも解釈することができ、さらには「新たな現実」をもつくり出すことができるという事実を知るべきでしょう。

 新たな現実がつくり出される時、それは想像力が創造力(creativity)に昇華する瞬間でもあります。想像力のないところに創造力は生じません。自己創造もまた、想像力なくしてできるものではありません。
 想像力は時に最悪の事態を回避するための救世主になります。

 何事かを成し遂げるために私たちはスキルアップに努めます。それも確かに大事なことです。完全に身に付いた能力・スキルはそう簡単に私を裏切ることはないからです。
 しかし山歩が強調しておきたいことは、想像力もまた、それと同じくらい、いえ、それ以上に大事なものだということです。

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 では、想像力のトリガーは何か。
 それは情動(emotion)です。

 想像力を持とうとすれば、まずは情動を得なければなりません。
 ここに人間が生きることにおいて第一に愛が必要な理由があります。
 
 貧困の世代間連鎖を断ち切るためには、子どもたちが想像力を持てるようにすることが肝要です。
 エンチャイルドがこのミッションを遂行するために「家族愛」から始めようとする理由もそこにあります。貧困から脱出するためには、想像力を軸とする自己創造の道を行かなければなりません。

 想像力によって成し遂げられた自立でなければ、共立社会を実現するための条件を満たすことはできないのです。
 共立の社会が実現できなければ、貧困をはじめとする格差が存在しない社会をつくることは恐らく不可能でしょう。
 「想像力」はかくも重要な問題解決の鍵となるものなのです。

 想像力がなければ、他者を愛することも、平和をつくり出すこともできません。
 エンチャイルドの教育支援事業が成功するかどうかもここにかかっています。

 私たちはまず、想像力の苗床となる「リアルな愛(愛の情動)」を体験しなければなりません。
 「Love is the Movement」のフレーズはこのことを意味しています。
 
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【ENCHILD INFORMATION】
★本日で募集期間終了です★

 エンチャイルド事務局プロデュースで、3月中旬ごろからパイロット版「エンチャイルド日本語教室プロジェクト」を実施する予定です。生徒は、エンチャイルド・フィリピンのキアノ・ロメロ事務局長(フィリピン人、男性)です。いずれエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン日本語教室を開講したいと考えています。

 日本語のできる現地(フィリピン側)エンチャイルド関係者が増えることは教育支援事業を進める上で大変プラスとなります。

 つきましては、日本語を教えてくださるかた、日本語の先生」を募集いたします。
 
 ★募集期間【2月13日~3月13日】★

 応募先着順優先でご相談させていただきます。

 関心のあるかたは、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお知らせください。

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ENCHILD

 
  


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 本日、先週に引き続き、フィリピン・カロオカン市のMH・デル・ピラー小学校出身のエンチャイルド奨学生たちとのオンライン共有ミーティングを行いました。

2022年3月12日 オンライン共有ミーティング_220312_3
子どもたちの成長は早い

 やはり直接の対話の機会を持てるといいですね。
 やりとりする中で短い時間ながらも奨学生たちの個別の事情に触れることができます。

 久しぶりの再会でしたが、オンライン越しでも、成長した子どもたちの姿と触れながら、感慨深いものがありましたね。

 ある奨学生は、一昨年の8月にお母さんを亡くしていたことを知りました。お母さんは脳出血で死去されたようですが、働き詰めで毎日で過労の状態だったようです。お父さんも事情があって今は同居していらっしゃらないとのこと。祖父母と弟と一緒に暮らしていて、弟のことを守ってあげないといけないと言っていたのが印象的でした。

 また、ある奨学生は、学業を全うして自分自身がエンチャイルドを通して支援をしてもらったように、将来は自分が他の子どもたちをサポートする立場に立ちたいと抱負を語ってくれました。

 前回に引き続き、パメラ・モロン先生も参加し、日本の支援者の皆さんへの感謝の思い、エンチャイルド・フィリピンのキアノ事務局長への慰労、そしてエンチャイルド奨学生たちに対する励ましの言葉を述べてくださいました。

 理事長は、日本の支援者も皆さんと直接対話ができるように英語やタガログ語を勉強しなければなりませんが、フィリピンの皆さんも日本の皆さんと会話できるように、ぜひ日本語を習得してくださいと述べ、通訳を介せずに直接会話ができるよう互いに努力していきましょうと呼び掛けました。

 フィリピンの新型コロナ感染者は減少傾向にあります。一日平均人数のピークだった1月18日の2%となっており、平均で一日539人の新規感染者が報告されているとのことです。

 学校における対面授業の再開も段階的になされていくと政府の発表もあったようですが、エンチャイルド奨学生たちの学校も一日も早く対面授業が再開されることを期待します。

 6~7月ごろにはオンライン・スタディーツアーを開催したいと考えております。
 4月下旬には詳細をご案内できると思います。ぜひご参加くださいませ。

 エンチャイルド事務局では、オンライン・イベントでの通訳や、エンチャイルド奨学生らのメッセージの翻訳作業にご協力いただけるボランティアスタッフを随時募集しております。関心のあるかたはご一報ください(info@enchild.org)。

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【ENCHILD INFORMATION】
★募集期間終了まで残り1日★

 エンチャイルド事務局プロデュースで、3月中旬ごろからパイロット版「エンチャイルド日本語教室プロジェクト」を実施する予定です。生徒は、エンチャイルド・フィリピンのキアノ・ロメロ事務局長(フィリピン人、男性)です。いずれエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン日本語教室を開講したいと考えています。

 日本語のできる現地(フィリピン側)エンチャイルド関係者が増えることは教育支援事業を進める上で大変プラスとなります。

 つきましては、日本語を教えてくださるかた、日本語の先生」を募集いたします。
 
 ★募集期間【2月13日~3月13日】★

 応募先着順優先でご相談させていただきます。

 関心のあるかたは、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお知らせください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 桜の花見が待ち遠しい今日この頃ですね。
 3月11日、東京は暖かい一日でした。明日も暖かくなるそうです。
 となると花粉も飛びます。すでに山歩も目と鼻に来ています。

 皆さんは「600℃の法則」をご存じでしょうか。
 2月1日以降の毎日の最高気温の合計が600℃を超えると開花するという「法則」です。

 また「400℃の法則」というのもあるそうです。
 2月1日以降の平均気温の合計が400℃を超えると開花とするという「法則」です。

 ちなみに北海道の札幌では、3月1日からの最高気温を毎日足して、合計が500℃になると開花するといわれているそうです。

 さて、今日3月11日は、東日本大震災から11年目となる日です。

 山歩は当時も東京都在住でしたが、11年前のその時、私は娘たちの通う中学校の保護者の集まりに参加し、その学校の1階の図書室にいました。

 午後2時46分過ぎ、強い揺れが長く続きました。ちょうど図書室の上に位置するプールの水がザブンザブンとあふれ落ちてきたことを今でも覚えています。

 その日、高校生の娘は帰宅できませんでした。交通機関が麻痺し、自宅に戻れず友人宅に泊めてもらったのです。
 
 山歩の故郷は北東北。NHKの朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台となった所です。
 内陸部にある実家は津波の被害からは免れましたが、地震と津波、火災によって東日本の海外線地域は壊滅状態となりました。

 その日からテレビはつけっぱなし、YouTubeもつなぎっぱなしでした。


 エンチャイルドは2011年の春に誕生しました。

 2011年4月10に設立総会が行われ、同年8月12日に東京都認証を受け、8月25日には特定非営利活動法人エンチャイルドとして正式に登記されました。

 NPO法人エンチャイルドは、東日本大震災の中から誕生したと言っても過言ではありません。
 東日本大震災を通して、日本列島の歴史を深く考えるようになりました。

 その結果、「縄文」と向き合うようになり、エンチャイルドの説明会においても「エンが世界を救う」のタイトルで何度も講演させていただくことになったのです。

 「エン」とはエンチャイルドのエンでもありますが、縄文文化、縄文精神に通じるエン(円の発想)でもありました。

 震災を乗り越え、そしてこの2年は新型コロナウイルス感染症のパンデミックを越えてきました。

 3月11日を迎えて、今改めて「エン」について考えています。

 自然災害や疫病の苦難だけでなく、人類は人間自身がつくり出した数々の困難を克服し、乗り越えていかなければならないのだと。

 11年目を迎えたエンチャイルド。
 エンチャイルドにはまだまだやるべきことがある…と繰り返し呪文のように唱えました。

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スライド14スライド7エンが世界を救う2
※一部修正あり:「同」→「同化」
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【ENCHILD INFORMATION】
★募集期間終了まで残り2日★

 エンチャイルド事務局プロデュースで、3月中旬ごろからパイロット版「エンチャイルド日本語教室プロジェクト」を実施する予定です。生徒は、エンチャイルド・フィリピンのキアノ・ロメロ事務局長(フィリピン人、男性)です。いずれエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン日本語教室を開講したいと考えています。

 日本語のできる現地(フィリピン側)エンチャイルド関係者が増えることは教育支援事業を進める上で大変プラスとなります。

 つきましては、日本語を教えてくださるかた、日本語の先生」を募集いたします。
 
 ★募集期間【2月13日~3月13日】★

 応募先着順優先でご相談させていただきます。

 関心のあるかたは、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお知らせください。

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ENCHILD

 
 
 


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  昨日、「Time is money」の格言をきっかけに時間について書きました。

 「時間」というテーマは実に奥深いですよね。

 今日も少しだけ「時間」に関連するお話を。

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 あなたは「時間がない」と思うことはありますか?

 A よくある
 B たまにある
 C 全くない
 D 常に「時間がない」と思っている
 E 質問の意味が分からない

 さあ、いかがでしょう?

 「時間がない」と思っている人は、「時間がある」という状態をつくり出す必要がありますね。
 
 その方法、つまり時間のある状態をつくり出す方法を次に考えてみましょう。

 1 やらなくてもいいことはやらない
 2 やるべきことをやる
   ①自分がやるべき課題をやる
   ②優先順位の高い順にやる(急ぎで重要なものから)
 3 任せられるものは任せる
 4 スケジュールよりも行動計画を考える
 5 時間をうめるのではなく時間を生み出す

 いかがでしょう?

 時間のある状態をつくり出せそうでしょうか。

 究極の時間感覚は、時間などというものは存在しないのだと考えることでしょう。
 お金などというものは存在しないのだと考えて人生を生きてみる。時間などというものは存在しないのだと考えて人生を生きてみる。

 お金も時間もつくり出すものだということです。

 いかがでしょう?


【ENCHILD INFORMATION】
★募集期間終了まで残り3日★

 エンチャイルド事務局プロデュースで、3月中旬ごろからパイロット版「エンチャイルド日本語教室プロジェクト」を実施する予定です。生徒は、エンチャイルド・フィリピンのキアノ・ロメロ事務局長(フィリピン人、男性)です。いずれエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン日本語教室を開講したいと考えています。

 日本語のできる現地(フィリピン側)エンチャイルド関係者が増えることは教育支援事業を進める上で大変プラスとなります。

 つきましては、日本語を教えてくださるかた、日本語の先生」を募集いたします。
 
 ★募集期間【2月13日~3月13日】★

 応募先着順優先でご相談させていただきます。

 関心のあるかたは、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお知らせください。

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ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「Time is money」
 これはひと頃、山歩がエンチャイルド奨学生たちによく話していたフレーズです。

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 日本では「時は金なり」と表現しますね。意味は「時は貴重であるからむだに過ごしてはならない」(デジタル大辞泉)という理解が一般的。

 山歩は「時はお金と同じくらい大事なもの。だから時間を大切に使おう」といったニュアンスで使っていました。

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 「Time is money」は、あまりにも有名な英語のフレーズですが、この言葉は、アメリカの独立に多大な貢献をした人物、政治家で物理学者でもあるベンジャミン・フランクリンの格言だそうです。

 ベンジャミン・フランクリンが残した「Time is money」、実は経済用語の概念では「機会損失」のこと。

 「機会損失」をデジタル大辞泉で引くと、「チャンスロス」と出てきます。

 チャンスロス《〈和〉chance+loss》とは、売り上げを伸ばす機会があったにもかかわらず、商品そのものが不足しているために、本来得られたはずの利益を逃すこと。機会ロス。機会損失。

 社会人のためのビジネス情報マガジン「社会人の教科書」では、機会損失は「適切な意思決定をしなかったことで生じる損失」という意味の言葉であると説明されています。

 似たような言葉に「機会費用」と「逸失利益」があります。

 「社会人の教科書」の説明では、機会費用は「別の選択によって得られていたはずの利益」、逸失利益は「事故や不法行為によって失われた、将来得るはずだった利益・収入」を意味する言葉とのこと。

 「Time is money」という短いフレーズから、いろいろ勉強になります。

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 「時間」は誰にでも等しく与えられているようにも思いますが、一方で人間には寿命や運命というものがあって、客観的な時間の量は必ずしも同じではありません。

 時間もお金もどう使うかが問題ですね。どう使うかによってその質も価値も変わってきます。

 機会損失とは「適切な意思決定をしなかったことで生じる損失」とありました。
 社会的に見れば、「適切な意思決定」ができる大人になることが大事だということになりますね。

 自立するということは、自分でしっかり判断できるようになるということでもあります。
 これは「適切な意思決定ができる」ということとほぼ同じ意味であると言っていいでしょう。

 自立した人間が多ければ、より多くの共立関係を生み出すことができます。
 そうすれば、機会損失を減らすことができ、互いの利益を増やすことができるのではないでしょうか。
 
 時間の使い方、人間関係の在り方によってお金(社会の血液)の流れも変わってきます。サラサラの血液がくまなく体中、全ての毛細血管まで循環することが健康であり続けるために必要です。

 「Time is money」

 時は金なり。機会損失。
 GIVE & GIVEの世界(愛とお金の循環社会)をつくるために、やはり「自立・共立」の関係性と8エレメントを満たす共同体づくりが大切だなあと思います。


【ENCHILD INFORMATION】
★募集期間終了まで残り4日★

 エンチャイルド事務局プロデュースで、3月中旬ごろからパイロット版「エンチャイルド日本語教室プロジェクト」を実施する予定です。生徒は、エンチャイルド・フィリピンのキアノ・ロメロ事務局長(フィリピン人、男性)です。いずれエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン日本語教室を開講したいと考えています。

 日本語のできる現地(フィリピン側)エンチャイルド関係者が増えることは教育支援事業を進める上で大変プラスとなります。

 つきましては、日本語を教えてくださるかた、日本語の先生」を募集いたします。
 
 ★募集期間【2月13日~3月13日】★

 応募先着順優先でご相談させていただきます。

 関心のあるかたは、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお知らせください。

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ENCHILD

 


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は他にネタがないので、山歩のコラムです。

 テーマは「ねたみ、嫉妬から自由になろう」。

 古今東西、老若男女、おそらくほとんどの人が抱えている悩みの一つが、「嫉妬心から解放されたい」というものではないでしょうか。

 嫉妬心から自由になれるのなら、私たちは自然体で自由でハッピーでいられると思いませんか?

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 嫉妬心の正体は意外と単純なものです。
 ねたみ、嫉妬は比較するところから生じるものです。比較能力自体は悪いものではないでしょうし、むしろ人間が成長し、社会が発展するためには欠くことのできない能力です。

 ところが問題は、比較することで、「自分が損をしている」「自分には欠けている(不足している)ところがある」という疑念に囚(とら)われてしまうことです。

 この解決方法を8エレメント流(共生、共助、共感)で考えるとこうなります。

 「相手を応援する、支援する(立場に立つ)」

 ドイツの文豪ゲーテは「人の成功を受け入れるための唯一の手段は愛だ」と言っています。

 この愛は、まさに「家族愛」のことだと思います。
 相手の良い所を認め(承認し)、受け入れ、相手の成功を喜んで応援する、支援する、これが家族愛です。

 また、自分の良い所(創造的な才能、個性)に目を向け、それを生かし、伸ばすことに集中しましょう。そのための時間を具体的に持ちましょう。そうすれば、自尊心や自己肯定感、さらには自信感が高まります。
 
 自立すること、結局はこれが他者に対する嫉妬心を減少させる最善の方法です。
 嫉妬心の克服(嫉妬心からの自由)なくして、共立の関係は実現できません。


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 エンチャイルド事務局プロデュースで、3月中旬ごろからパイロット版「エンチャイルド日本語教室プロジェクト」を実施する予定です。生徒は、エンチャイルド・フィリピンのキアノ・ロメロ事務局長(フィリピン人、男性)です。いずれエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン日本語教室を開講したいと考えています。

 日本語のできる現地(フィリピン側)エンチャイルド関係者が増えることは教育支援事業を進める上で大変プラスとなります。

 つきましては、日本語を教えてくださるかた、日本語の先生」を募集いたします。
 
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ENCHILD

 


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 ミンダナオ島北東部地域のエンチャイルド現地コーディネーターのジョニー・ボロンガイタさんがエッセーを送ってくれましたので、ご紹介します。

 現地リーダーの寄稿をぜひお読みください。
 また、ぜひ感想のコメントもお願いします。

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与えることの本質

 世界が困難な試練と不幸に見舞われた一年がまた過ぎ去りました。しかし、それでも私たちの人生というものは続いていきます。多くの人々が肉体的、精神的、経済的に、そして何よりも心に苦しみを感じています。そのような状況下でも、志を高く持ち続ける人たちがいます。

 エンチャイルドの奨学生たちは今、彼らの人生における若い日にこのような困難を経験しています。ある親は仕事を失い、家族が苦痛と絶望に直面した結果、悪影響は家族にも及んでいます。

 しかし、このような現実の中でも奨学生たちは前進することを諦めず、将来の夢の実現に向けてどんな困難にも立ち向かおうと、さらに強くなっているのです。 彼らは大いに刺激を受けながら、意欲を燃やして歩んでいます。

 奨学生たちがこのような努力と決意を持つようになった背景には、エンチャイルドが彼らを家族として大切に思っていること、そしてエンチャイルドの支援者の皆さんが国境を超えた真の愛と善の精神で分かち合おうとする揺るぎない、比類のなき決意があるからなのだと思います。

 支援者の皆さんの存在がなければ、奨学生たちが示す勇気と熱意の炎は、絶望と落胆に変わってしまっていたかもしれません。

 私たちは心の底から、エンチャイルドとサポーターの皆さま、親切で思いやりのある全ての支援者の皆さまに感謝しています。 

 与えることは「変化」の礎(いしずえ)です。誰かが与えたからこそ、誰かが変化し得たのです。

2022年3月6日
ジョニー・ボロンガイタ(大学教授)

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グローバルフェスタJAPAN2019でスピーチするボロンガイタ氏

The Essence of Giving 

 Another year has passed where the World was devastated by difficult challenges and misfortunes, but life still going on. A lot of people suffered physically, emotionally, economically, and most of all mentally. Facing these life’s inadequacies, some people still remain focused and determined to reach the peak of their aspirations.

 Enchild beneficiaries have experienced this catastrophic kind of life at their young age presently. Some parents loss their jobs leaving their family suffering the pain and hopelessness resulting to a negative effect in the family. But amidst these life’s realities, it didn’t hinder the beneficiaries to move forward and getting even stronger to face whatever difficulties they may encounter in their journey towards achieving their dreams for the future.  They are much inspired and motivated in their present journey. 

 The rationale behind all these efforts and determination by the beneficiaries is the Enchild’s unflagging care for them as a family and the unfailing and unmatched commitment of the ENCHILD Supporters and Sponsors to share what they have in the spirit of true love and goodness for humanity beyond borders. Without them, the burning flame of courage and enthusiasm showed by the beneficiaries today might be turned into a desperation and discouragement of tomorrow. 

 From the bottom of our hearts, we would say THANK YOU ENCHILD, all the SUPPORTERS and especially the SPONSORS for having a kind and a compassionate heart of giving.  

 GIVING is the fundamental basis of CHANGE. - SOMEONE has changed because of SOMEONE who GAVE - . 

March 6, 2022
J.Bolongaita

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現地でプロジェクトを主導するジョニー・ボロンガイタ氏(左)

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 つきましては、日本語を教えてくださるかた、日本語の先生」を募集いたします。
 
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ENCHILD

 


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日のブログでもリポートしましたが、エンチャイルドでは、昨年の9月からエンチャイルド奨学生との情報共有を目的に少人数での「オンライン共有ミーティング」を行っています。

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ケソン市バランガイ・タタロンのエンチャイルド奨学生たち
中央が
トリーシャ・モンフォルテさん

 この半年、毎回10人前後のオンラインミーティングを重ねてきて、間もなく、おそらく4月で一通りのヒアリングが終わる予定です。その後、6~9月の期間で2022年度のオンライン・スタディーツアーを数回開催できればと考えています。

 さて、今日は、オンライン共有ミーティングに参加した奨学生の感想をお届けします。
 今回は、フィリピン・ケソン市のバランガイ・タタロンのトリーシャ・モンフォルテさん(20歳、OUR LADY OF FATIMA UNIVERSITY 3年、看護専攻)の感想文です。

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ケソン市のエンチャイルド奨学生たちとのオンライン共有ミーティング

理事長とのオンライン共有ミーティング・セッション

 この「理事長とのオンライン共有ミーティング・セッション」は、私たち奨学生、理事長、卒業生、コーディネーターの皆さんが互いに交流するためのプログラムです。

 奨学生になった時のこと、パンデミックの中、これまで過ごしてきた状況、今後の抱負、そして卒業生が語る仕事についての経験談など、皆さんそれぞれの体験が共有されました。バーチャル(オンライン)とはいえ、実にインタラクティブなプログラムでした。

 皆元気な様子で、この大変な時期に、それぞれの目標を達成するためにさらに努力していると聞いて、うれしくなりました。パンデミックが発生して2年がたちますが、感染者はまだ毎日増えており(※3月6日時点では減少傾向にあります)、支援者の皆さんやコーディネーター、他の地域の奨学生の皆さんとの毎年の集まりやクリスマスパーティーが懐かしいです。

 皆が家族と共に健康で、感染症の大流行が早く終わって再会できることを願っています。

 支援者の皆さんやコーディネーターの皆さんも大変な中、100%のサポートをしてくれていることに感謝しています。
 このような状況にあっても、私たちは希望を失わず、神を求め、自分自身を振り返り、小さなことでも他者を助ける私たちにならなければなりません。

 「試練の時には落ち込むこともありますが、それが永遠に続くわけではないことを忘れないでください。安全に過ごしてください」

2022年2月21日
トリーシャ・モンフォルテ

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バランガイ・タタロンのトリーシャ・モンフォルテさん

Online Interactive Session with Mr. Todate

 This “online interactive session with Mr.Todate” is all about us scholars, Mr.Todate, alumni and coordinators catching up with each other. 

 Everyone shared their stories about when did they became a scholar, how is their situation this midst of pandemic, their aspirations and also alumni sharing their experience about their work. It is indeed interactive even though it’s just virtual. 

 I am happy to hear that everyone is doing well and they’re still striving harder to fulfill their goals in this trying time. It’s been 2 years since this pandemic outbreak happened but still the cases are rising every day, I miss the annual gatherings and the Christmas party with the sponsors, coordinators, and scholars from other places.

 I hope everyone is healthy and doing well with their families and hope that this pandemic end soon so that we can see each other again. I am thankful that the sponsors and coordinators are still giving their 100% support even though they’re also having a hard time. Even through this pandemic, we must not lose hope instead we must seek God more and use this as an opportunity to reflect on ourselves and help others even it’s just small things. 

 “Challenging times can bring you down but remember they will not last forever. Stay safe” 

Trisha C. Monforte


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 エンチャイルド事務局プロデュースで、3月中旬ごろからパイロット版「エンチャイルド日本語教室プロジェクト」を実施する予定です。生徒は、エンチャイルド・フィリピンのキアノ・ロメロ事務局長(フィリピン人、男性)です。いずれエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン日本語教室を開講したいと考えています。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 本日、フィリピン・カロオカン市のMHデル・ピラー小学校出身のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン共有ミーティングを行いました。

 今回参加の奨学生は6人で、MHデル・ピラー小学校の教員でエンチャイルド・コーディネーターでもあるパメラ・モロン先生も参加してくださいました。エンチャイルド・フィリピンの事務局長のキアノ・ロメロ氏、日本事務局から3人が参加し、合計11人でのオンライン共有ミーティングとなりました。次週も未参加奨学生を対象に同ミーティングを行う予定です。

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 パメラ先生は、子どもたちが同小学校を卒業した後も、温かい愛情とともにエンチャイルド奨学生たちのケアとアドバイスをしてくださっています。昨年は、パメラ先生を通して、MHデル・ピラー小学校にプリンターの提供などモジュール学習をサポートするためのLAS-Projectも実施しました。

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MHデル・ピラー小学校のパメラ・モロン先生

 今回は最初に3本のビデオ作品を見てもらいました。
 2014年にMHデル・ピラー小学校で行われた支援式と交流の様子、そして2018年と2019年のスタディーツアーのダイジェスト映像です。

 8年前にエンチャイルド奨学生になった同校の出身の子どもたちは、映像を見ながら懐かしさとともに、エンチャイルド奨学生であることの自覚を新たにしたようです。

 今回も奨学生たち一人一人に近況報告や今後の抱負、支援者の皆さんへのメッセージを語ってもらいました。

 「エンチャイルド奨学生になって人生が変わった」
 「多くの新しい仲間と出会うことができた」
 「コロナ禍の中で大変だったが、クラスでトップの成績を収めた」
 「両親が感染して厳しい家庭事情にあるが、学校の生徒会では副会長として頑張っている」
 「日本の支援者の皆さんの励ましを通して強く生きることを教えられた」
 「夢を持って生きることの大切さを学んだ」
 「オンライン・スタディーツアーで支援者の皆さんと交流できたことが楽しい思い出です」
 「支援者の皆さんに成長した姿を見せたい。また会えることを楽しみにしている」
 などなど、短い時間でしたが、それぞれの思いのたけを語ってくれました。

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 いずれ、他のオンライン共有ミーティング同様、ダイジェスト版のビデオを制作し、今回の様子を映像でお届けしたいと考えています。

 フィリピンの新型コロナウイルス感染者は減少傾向にあり、感染者数は一日1000人以下にまで減少しているようです。
 対面授業もそろそろ再開できるのではないかということでした。

 ご存じのとおり、厳しい外出制限、オンライン学習に十分対応できない通信環境、ハードなモジュール学習の中で、学生たちは大変な苦労をしてきました。

 一日も早く対面授業が再開し、本来の子どもたちの学習環境をが取り戻されることを期待します。

 同校出身の大学生のエンチャイルド奨学生はまだ一人ですが、次年度(2022年10月~)以降、続々と大学生となっていく予定です。ハイスクール卒業後、大学進学を希望する奨学生たちには、Global Youth Model(大学生奨学生)として、継続して教育支援をいきたいと思います。

 支援者の皆さま、今後ともご支援のほど、よろしくお願いいたします!

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 エンチャイルド・フィリピンは昨年12月に発生した台風被災地への支援に取り組みましたが、 その活動リポートが届きましたので、共有させていただきます。

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 日本のエンチャイルドは、12月にフィリピンの子どもたちを対象としてクリスマス支援プロジェクトに取り組んでいましたが、マニラ首都圏のエンチャイルド奨学生たちから、被災地の支援を優先してほしいとの申し出を受け、日本側も台風被災地支援活動に合流しました。

 プロジェクトを行うことができて、つながる助け合いの心、成長する子どもたちを実感しています。

 同プロジェクトに賛同し、ご支援くださった皆さまには、改めて感謝申し上げます。

「YAKAP-BAYAN(国を抱擁する)」プロジェクト

 以下は、エンチャイルド・フィリピンのキアノ・ロメロ事務局長の結果報告です。

 フィリピン・ボホール州で行った「YAKAP-BAYAN(国を抱擁する)」プロジェクト・リポート

 2022年2月9日、台風22号(フィリピン名:オデット)の被災地、フィリピン・ボホール州ガルシア・エルナンデスで、「ヤカプ・バヤン(「国を抱擁する」の意)プロジェクト」が成功裏に行われました。

 ボランティアメンバーのマーク・アラスさんの親戚の協力を得て、合計50世帯がエンチャイルドからの支援物資を受け取ることができました。
 台風オデットによる甚大な被害を受けた受益者の皆さんは、笑顔で支援者の皆さまに感謝の思いを表していました。

 今回の台風被災地支援プロジェクトの成功は、フィリピン全土からと日本のエンチャイルドを通じて集められたスポンサーのかたがたの努力と支援の賜物によるものです。

 皆さま、ご支援を賜り誠にありがとうございます。

キアノ・ロメロ
エンチャイルド・フィリピン事務局長

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 Yakap-Bayan Project – a support for the Typhoon Odette affected Areas – was successfully held last February 9, 2022 at Garcia Hernandez, Bohol Province, Philippines. A total of 50 families were able to receive the relief goods initiated by Enchild Philippines, through the Yakap-Bayan Project with the help of relatives of one of our volunteers, Mr Mark Alas. Beneficiaries were able to receive with a smile and a thankful heart even though they were hardly affected by the typhoon Odette. The success of this event is with the collective efforts and support of all the donors from all over the Philippines and Japan. Thank you very much.

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 先日、フィリピンの貧困問題に関心があるという青年とオンラインで2時間ほど話す機会がありました。
 社会の課題解決に強い関心を持つ彼の姿勢に、緩慢になっていた山歩の社会貢献意識も刺激され、充実した対話の時間を持つことができました。

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フィリピン・マニラのリサール公園

 彼の関心は「フィリピンの貧困問題の現状とその解決の可能性」。エンチャイルドも同様のミッションを掲げて活動をしてきましたが、真摯に問題解決に向き合おうと求める一人の若者の姿勢に感心しました。

 ミーティングを終えた後に感想を送ってもらいましたので、本人の許可を得て、ブログ読者の皆さんとも共有したいと思います。

‐‐‐ 

 本日はお忙しい中、お時間を頂きましてありがとうございました。
 お話しをお伺いする中で、エンチャイルドさんが目指しているもの、行っていること、そしてそれによって前を向いて勉学に励んでいる学生が多くいるということを知りました。

 そんな学生たちが将来、エンチャイルドに戻ってきて活動するようになったり、国を動かすようなリーダーになっていくことで、フィリピン社会に変化がもたらされ、「共立」という文化が生まれていくのかなと感じました。

 またフィリピン社会の実態や、貧困、スラムでの生活など僕自身がまだまだ知らなかったことを知ることができて、より自分のビジョンややりたい事業への解像度が上がりました。
 日本社会よりも問題が複雑で簡単には解決できないことの方が多いかもしれませんが、自分に何ができるのか、ということをこれからも考え、向き合い、取り組んでいきたいと思います。

 改めて、お忙しい中、貴重なお時間を頂きまして、ありがとうございました。
 ぜひこれからもエンチャイルドさんの活動を応援しておりますし、機会がございましたら参加させていただきたいです。
 今後ともよろしくお願いいたします。

‐‐‐

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かつてマニラの「貧困」の象徴だったスモーキーマウンテン
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マニラ市トンド地区のスモーキーマウンテンの丘に立つスタディーツアー参加者
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トンド地区の子どもたち
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帰宅途中のトンド地区の児童

 一人の青年との対話を通して、初心に帰る思いがしました。
 彼はたくさん質問してくれましたし、ミーティング後もいくつかの問いを投げ掛けてくれました。

 山歩にとっても改めてエンチャイルドがやって来たことを振り返る時間となりましたし、新たな課題や宿題を突き付けられた格好の出会いともなりました。

 初志貫徹、登れない山はない。
 まだまだ道半ばであることを覚醒させてくれた青年に感謝したいと思います。

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エンチャイルドはトンド地区の子どもたちの教育支援も行っています

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  3月になりました。
 事業年度末を迎えて、NPO法人エンチャイルドも令和3年(2021年)度の決算総括をする時期を迎えています。

 この2年間はオンラインによる活動が中心でした。
 活動が停止することがないようにと、可能な限り、必要だと思われることを計画し継続して取り組んでまいりました。
 
 支援者の皆さんと受益者であるエンチャイルド奨学生及び関係者が直接の対面交流をするという活動はできませんでしたが、オンライン・スタディーツアーやオンライン共有ミーティングなど、オンラインであってもエンチャイルド奨学生たちと継続的に交流できたことは、大きな成果であったと感じています。

 何よりの成果は、エンチャイルド奨学生たちの声にたくさん触れることができたということです。
 大学生の奨学生たちの大学生としての抱負メッセージ、エッセーの寄稿、オンライン・スタディーツアーでのスピーチやパフォーマンスの披露。オンライン共有ミーティングでは、一人一人から近況や抱えている課題、悩み、今後の抱負などを直接聞くことができました。

 その成果は、当ブログや動画コンテンツなどで公開し、できる限り皆さまにお伝えできるよう努力してまいりました。

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 新型コロナウイルス感染症の問題はまだまだ解決できたとは言えない状況ではありますが、新年度を迎えるに当たり、この2年間の貴重な経験を生かしながら、よりグレードアップした次年度の教育支援事業計画を立てていきたいと考えています。

 そのためにはやはり「人」です。
 もちろん、私たち自身の意識改革とスキルアップが問われていますが、同時に新しい仲間、すなわち協働者(共働者)との出会いが不可欠です。

 令和4年(2022年)度は、「人」を求め、「人」を探し、「人」と出会っていきたいと思います。

 エンチャイルドの理念や価値観、ビジョンとミッションを共有、共感、共観してくださり、ゴールに向かって共助、共動、共創していくことのできる人々との連携・連係をしていきたいと望んでいます。

 一部役員の交代も予定しています。
 まだまだ予断を許さない状況ではありますが、オンライン以外の活動も徐々に増やしていきたいと考えています。

 大学生の奨学生が増えていますので、エンチャイルド・ユースによる社会教育事業の新たな展開も視野に入れて活動を組み立ててまいります。

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 喫緊の予定としては、5月の年次総会開催、6~7月のオンライン・スタディーツアー実施などを計画しています。
 9月以降年内の現地視察の実施も検討しています。

 新年度も、皆さまとの連携と情報共有のツールとしての当ブログを重要視しながら、毎日の配信に努めてまいります。

 世界の子どもたちの夢と志と元気のために、エンチャイルドは皆さまと共に歩んでまいります。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は「読書」について話してみたいと思います。

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 「読書」は、食事と一緒だと思います。
 食べたいから食べるように、本は読みたいから読み、おいしいから食べるように、楽しいから読むのが読書であってほしいと思っています。
 実際、おいしくない物は食べたくないように、「面白くない」と読まないですよね。

 「読書」は、人と人のコミュニケーションと一緒だと思います。
 本と仲良くなれないと読書はなかなか進みません。
 本との友情を感じるような読書、本との出合いは人生の貴重な財産となるでしょう。
 本は人なり。本は人が作ります。

 「読書」は、社会貢献と一緒だと思います。
 本を読むことは誰かを助けること、誰かを支援することだと思います。言い換えれば、誰かを助けるために、誰かをサポートするために本を読むのです。
 読書というインプット、読書で得られたもの(知識や知恵)を行動を通してアウトプットしましょう。

 フィリピンの学校を訪問した時、図書室に本が少なかったという記憶が今でも強く残っています。
 子どもたちのたくさんの本と触れ合ってほしいな、本を好きになってほしいな、たくさんのおいしい本と出合ってほしいなと思います。
 いつかフィリピンの子どもたちに本をプレゼントするプロジェクトがしたいなと思っています。
 
 読書が苦手という人は、読書会に参加してみるのいいかもしれません。
 読書会といっても難しいものではありません。
 それぞれが読んだ本の感想を共有する読書会もありますし、同じ本を読んで(あるいはその場で朗読会をして)感想を共有するという読書会もあります。

 一人で読むもよし、何人かで集まって読書をするもよし、です。

 電車やバスの中で本を読む、トイレの中で読む(長くなって他の人の迷惑にならないようにご注意を)、待ち合わせの時間に読む、休憩時間に読む、寝る前に読む、仕事に読書を組み込む、などなど。いろんな状況の中での読書があります。常に2、3冊携帯して、読みたいなと思う本を取り出して、ページをめくってみましょう。

 読書はまず本を選ぶところから、そして表紙を眺めながらページを開く。本のタイトルをじっくりと読んでみましょう。目次があれば、目次も読んでみましょう。作者のプロフィールを読んでみましょう。帯の推薦文も読みましょう。
 線を引きながら読むもよし、声を出して読むもよし、読書ノートを付けるもよし、そしてプレゼントで本を贈るもよし、です。

 おいしい本と楽しく付き合いながら、人生を豊かで楽しいものにしましょう。

 3月もよろしくお願いいたします。

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 つきましては、日本語を教えてくださるかた、日本語の先生」を募集いたします。
 
 ★募集期間【2月13日~3月13日】★

 応募先着順優先でご相談させていただきます。

 関心のあるかたは、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお知らせください。

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