こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
今回は、4回目の「NPO法人エンチャイルド Q&A」をお届けします。
Q9 「NPO法人エンチャイルド」を3分で説明してください
エンチャイルドは、2011年に設立された海外の貧困児童を対象とする教育支援事業を行っているNPO団体です。現在、フィリピンの子どもたちを対象に行っています。活動としてはNPO法人として10年ですが、それ以前も含めると、20年以上継続して教育支援事業を行ってきた実績があります。
メインの教育支援事業は、奨学金給付プログラムです。小学生から高校生(フィリピン:中1~高1=ジュニアハイスクール、高2~高3=シニアハイスクール)を対象とした奨学金支援は「One Child One Peace」と呼び、大学生を対象とした奨学金支援は「Global Youth Model」と呼んでいます。現在(2021年度)は、小学生~高校生が104人、大学生50人が奨学金の受給者です。
エンチャイルドもまた、非営利活動団体として社会の課題解決にコミットし、より良い社会の実現のために貢献したいと考えています。
それ故、教育支援もまた経済的援助だけでなく、受益者である子どもたち、奨学生たちの自立心を高め、奨学生自身もまた他者を助けられる社会共同体の一員を目指すための社会教育プログラムを実施しています。
エンチャイルドの教育支援事業は、エンチャイルドの趣旨に賛同し協力してくださっている支援者の皆さまによって支えられています。
改めて、支援者の皆さまのご支援に心から感謝を申し上げるとともに、今後ともご支援を継続してくださいますよう心からお願いいたします。
Q10 エンチャイルドの教育支援の特徴は?
エンチャイルドの教育支援は、❶経済的支援(奨学金給付)❷精神的支援(草の根国際交流=共育交流プログラム)❸成長支援(自立心と共立精神を育成する社会教育プログラム/ピース・アドボケイト教育、エンチャイルド・ユースによる実践教育)の三つの柱で成り立っています。
エンチャイルド奨学生たちは、奨学金による経済援助を受けながらハイスクールの卒業、大学の卒業を目指します。優秀な成績を収めることを目標に学業に励むことはもちろんですが、エンチャイルド奨学生たちには、個人としての経済的自立を目指すだけでなく、家族、社会と共に生きていくための共生・共助・共立の精神を身に付けてほしいと思っています。
ですから、その意味でエンチャイルドの教育支援が目指すのは、エンチャイルド奨学生たちの「共生・共助・共立の精神につながる自立心の育成」と言えるでしょう。これが「夢と志を持って生きる」ということの意味でもあります。
エンチャイルドのビジョンは、子どもたちが夢と希望、志を持って生きられる社会の実現です。
エンチャイルドの教育支援事業も、そしてあらゆる活動がそのビジョンの下に行われています。
今日まで継続して行ってきたスタディーツアーによる草の根国際交流事業も、コロナ禍で継続してきたオンライン・スタディーツアーとしての日比オンライン交流会、奨学生と事務局とのオンライン共有ミーティングも、ビジョンを具現化するためのものであり、ミッション遂行の一環として行われたきたものです。
また、支援者、サポーターの皆さまをはじめ、多くのかたがたとビジョンとミッションを共有し、連携し、支援の輪を拡大するために、説明会や支援者の皆さんとの交流の場(オンライン説明会、オンライン報告会など)も持っています。
ブログ上でもお答えしたいと考えております。
また、具体的なご支援の参加(サポーター支援、寄付、ボランティアによる活動業務への参加など)をぜひご検討ください。
よろしくお願いいたします。