★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援&共育活動、草の根国際交流、社会教育を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の擁護者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回程度実施しています。コロナ禍の2020~2022年はオンラインでの交流が主な活動となりましたが、2023年6月には4年ぶりのスタディーツアーを実施することができ、成長した子どもたちとの再会を果たしました。2024年でフィリピンでの教育支援開始20周年となりました!

2022年09月


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は9月30日金曜日、あっという間の週末、あっという間の月末を迎えました。
 なんともう、明日からは10月ではないですか。
 ということは、今年も残り3カ月。

 富士山は本日、初冠雪となったそうです。

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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2019年12月初旬に中国の武漢市で1例目(といわれている)の感染者が報告されてからわずか数カ月ほどの間にパンデミックといわれる状況になってしまいました。丸3年です。

 この間、世界では6億人以上が感染、654万人(1.1%)が死亡したといわれています。
 「Our World in Data」によれば、日本は2110万人以上の感染者、4万4千人が死亡者(0.21%)ということです。2022年9月30日のデータです。

 近隣の国家を見てみましょう(中国、北朝鮮はデータなし)。

 米国:感染者数 9610万人、死亡者数 105万人(1.1%)
 韓国:感染者数 2480万人、死亡者数 2万8千人(0.11%)
 台湾:感染者数 642万人、死亡者数 1万人(0.16%) 
 フィリピン:感染者数 395万人、死亡者数 6万人(1.52%)

 ということだそうです。
 
 感染者数にも死亡者数にも意味がないということを言うかたもいますが、コロナ禍によって世界が多大な影響と未曽有の被害を受けたことは間違いないでしょう。

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 激動の2022年を越えた未来に希望の光が差してくれることを祈ります。
 というか、希望の光を放つ私たち自らにならなければならないでしょう。 

 エンチャイルドは、これからの3カ月、すでにご案内のとおり、2022年のクリスマス・プロジェクトとして、「エンチャイルド奨学生たちによるクリスマス・プロジェクト企画コンテスト」に取り組みます。

 エンチャイルド奨学生たち、支援者の皆さまはもちろん、エンチャイルドとご縁を持っていただいたかたみんなでこの企画を盛り上げてくだされば幸いです!

 受益者から支援者へ。テイカーからギバーへ。ピース・アドボケイトの実践者へ。

 10月1日、本格的スタートです。

 ちょっと早いけど、メリークリスマス(^^♪
 皆さん、今年も一緒にサンタクロースになりましょう!

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エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 現在、エンチャイルド奨学生を対象とする「クリスマス・プロジェクト企画コンテスト」企画実施中です。

 エンチャイルド奨学生たちがチームでクリスマス社会奉仕プロジェクトを企画・提案し、ピース・アドボケイト(平和の提唱者、推進者)としての実践、行動を起こそうという取り組みです。

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 この企画の目的は大きくは二つです。
(1)エンチャイルド奨学生たちにピース・アドボケイトとしての成長の機会を提供する
(2)エンチャイルド奨学生たちが社会貢献活動を行う

 日本においては、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトを財政面からサポートします。具体的には、奨学生たちの活動を見守るとともに、彼らのプロジェクトを実現するためのファンドレイジングに10月から取り組みます(30万を目標)。

 同企画は、以下の流れで進行します。

❶エンチャイルド奨学生(主にエンチャイルド・ユースのリーダーたち)を対象とする企画説明会(9月25日)

❷エンチャイルド奨学生たちを対象にクリスマス・プロジェクト企画を募集(9月25日~10月16日)

❸書類選考を経てコンテストへエントリー

❹クリスマス・プロジェクト企画プレゼン発表会(10月30日の午後~夕方を予定、オンラインで)
 *審査を経てグランプリ賞と準グランプリ賞を選出
 *受賞チームにはプロジェクトへの奨励金(プロジェクトを進めるための支援金)を進呈

❺クリスマス・プロジェクトの実施

❻クリスマス・プロジェクト実施結果報告会(2023年1月中を予定、オンラインで)

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 「クリスマス・プロジェクト企画コンテスト」の募集要項は以下のとおりです。

★主催:NPO法人エンチャイルド(日本事務局)

★企画タイトル:第1回 クリスマス・プロジェクト企画コンテスト

★企画テーマ:サンタクロースになろう!
       ピース・アドボケイトの実践者になろう!
       受益者(テイカー)から支援者(ギバー)へ 

★募集内容:クリスマス社会奉仕プロジェクトの実施企画
 企画案のエントリーは以下の項目に従って作成し提出すること。
◆プロジェクト名
◆プロジェクトチーム名
◆プロジェクト・リーダー名
◆プロジェクトメンバーの人数、名前、役割分担
◆プロジェクトの目的と社会的意義(そのプロジェクトを行う理由)
◆プロジェクトのミッション(解決すべき課題の内容と解決の方法)
◆プロジェクトの具体的な取り組み内容
◆プロジェクト進行スケジュール(計画案)
◆プロジェクトの予算
◆プロジェクト実施に当たっての課題

★募集条件:3人以上のチームで

★応募期間:9月25日~10月16日

★評価:グランプリ賞(1チーム)、準グランプリ賞(1~2チーム)

★審査基準:
◇ミッション(目的)とゴール(目標、成果)が明確であるか
◇マーケティング(調査、根拠)に基づいているか
◇社会的な問題(課題)の解決がなされるものであるか(社会的意義)
◇家族愛の精神に基づいているか
◇挑戦と成長のプロジェクトになり得るか
◇チームワークの精神が貫かれているか
◇8エレメントの観点
 ※8エレメントの説明:8エレメントとは、エンチャイルドが目指す、自立―共立社会のエレメントのこと、共生、共食、共育、共有、共感、共助、共創、共観
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◇プロジェクトに対する意欲(夢と志の強さ)はどうか
◇プレゼンの内容(分かりやすさ、表現力、説得力、創意工夫など)
◇その他

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★学業優先。学業に支障がないように気を付けること

★グランプリ賞の受賞チームには、表彰と共に、プロジェクト奨励金としてプロジェクト予算に対して上限6万円まで援助する

★準グランプリ賞の受賞チームには、表彰と共に、プロジェクト奨励金としてプロジェクト予算に対して上限3万円まで援助する

★受賞プロジェクトは必ず実施されなければならない

★受賞できなかったプロジェクトでも実施する場合は、プロジェクト予算に対して上限1万円まで援助する

★プロジェクト奨励金は、プロジェクトに関連することのみに使うこと

★実施は、11月1日~12月25日の期間内とする

以上です。


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ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 特定非営利活動法人エンチャイルドは、海外教育支援事業をメインに行っているNPO団体です。

 現在、160人ほどのフィリピンの貧困学生の奨学金支援を行っているNGO団体です。

 2011年にNPO法人としてスタートしましたが、フィリピンでの教育支援活動は2004年から行ってきました。理事長自身は2002年ごろからフィリピンの子どもたちへの奨学金支援を行っていましたので、フィリピンの子どもたちとの縁はかれこれ20年を数えることになります。

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 年間を通しての主な活動は、教育支援のための資金調達に尽きます。
 なかなか簡単ではありませんが、マンスリーサポーターとしてひと口千円からの教育支援に参加してくださるかたをひたすら募集しています。

 ミッションは、「貧困の世代間連鎖を断ち切る」こと。貧困学生たちの自立支援であり、共立支援です。自立心だけでなく、共立の精神が育まれてこそ、世代間連鎖を断ち切ることができると考えるからです。

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 クリスマスの時期には、フィリピンの学校や地域を対象にフィーディング・サービス、教科書・文具の寄贈などの教育支援を行ってきました。台風による被災地の支援も行ってきました。

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フィーディング・サービス
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教材支援
ミンダナオ
OKOME-Project(一世帯に精米10㎏を提供)

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19))のパンデミックが起こる前は、日本の支援者がフィリピンを訪問しフィリピンの子どもたちと交流するスタディーツアーを年に2回ほど企画してきました(3~6月)。しかしコロナ禍の影響によって2020年から実施できていません。
 
 2023年春から初夏の時期からスタディーツアーを再開したいと考えていますが、2019年に行われたスタディーツアーから数えると、丸4年、直接の交流プログラムが実施されなかったことになります。

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スタディーツアー(ミンダナオ北東部地域、2019年)
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スタディーツアー(マニラ首都圏地域、2018年)

 しかしながらこの3年余りの期間、経済的な支援だけが行われていたわけではありません。可能な限り、インターネットを最大限活用してオンラインによる交流活動に努めてきました。
 その軌跡はほぼ全て、ニュースレターとブログ、YouTubeチャンネルの動画コンテンツを通して公開してきました。

 ネットメディアを通して、エンチャイルド奨学生たちがコロナ禍の試練や困難を克服し乗り越え、成長してきた姿を知ることができます。
 ぜひお時間を作っていただき、この間の彼らの奮闘記をニュースレターやブログで読み、YouTubeチャンネルで視聴していただけるとうれしいです。

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オンライン・スタディーツアー
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 エンチャイルド奨学生はハイスクール入学時に「ピース・アドボケイト(平和の提唱者、推進者)」となることを誓ってハイスクール生となります。

 自立した人生(自己実現)を目指すだけでなく、学生卒業後には共生・共助・共創の共立社会の担い手(超自己実現=利他の人生を生きる)となることを目指します。

ピースアドボケイト任命式
ピース・アドボケイト任命式(ミンダナオ北東部地域、2018年)

 シニアハイスクールや大学生のエンチャイルド奨学生が増えてきましたので、2020年10月には「エンチャイルド・ユース」を付設機関として設立し、ピース・アドボケイトとして積極的に利他的な行動や社会貢献活動を実践するよう奨励してきました。

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エンチャイルド・ユースとして社会貢献活動を
実践するマニラ首都圏のエンチャイルド奨学生たち

 そして今年9月には、模範的な奨学生をベスト・オブ・ザ・イヤーとして表彰する「年間ピース・アドボケイト賞(アワード)」を設立しました。
 さらに、今回、ピース・アドボケイトとしての具体的なアクションを奨励するイベント、「クリスマス・プロジェクト企画コンテスト」の取り組みを開始しました。

 これらの取り組みは、エンチャイルド奨学生たちが、受益者(テイカー)から支援者(ギバー)へと成長していくための一貫した教育支援プログラムの流れです。

 10月に入りましたら、「クリスマス・プロジェクト企画コンテスト」にエントリーしたエンチャイルド奨学生たちのプロジェクト実施のための経済支援を開始いたします。
 皆さまにはぜひご参加いただけますよう、お願いいたします。

 というわけで、エンチャイルドの様子を改めてざっと振り返ってみました。

 今年残りの3カ月は、エンチャイルド奨学生たちがワクワクするような社会貢献活動を体験し、彼らが大きく飛躍、成長する2022年のクリスマスの期間となることでしょう。

 日本の皆さま、支援者の皆さま、引き続き応援とご支援、よろしくお願いいたします!

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、クリスマス・プロジェクト企画コンテスト実施に当たって、エンチャイルド奨学生たちに送られたエンチャイルドの理事長のメッセージ(9月26日付)を紹介します。

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To ENCHILD scholars everyone,

 

 How is your life in the new school year going?


 Congratulations on your new departure. 

 By the way, on yesterday September 25, about 20 ENCHILD scholars participated in the online briefing session (Orientation) for the Christmas Project 2022. Thank you so much. It was my pleasure.

 

 As the chairman of NPO ENCHILD, this project contest is the one that I have wanted to work on for many years.

 

 Despite the challenges of the Covid-19 disaster and its pandemic, it has been a time of great joy to me to see the ENCHILD scholars’ growth over the past three years, even if it was in the online.

 

 “Peace Advocate”, “ENCHILD-Youth”, the “Peace Advocate Award”, and the “Christmas Project Planning Contest” are all gifts to you to me.

 

 You, the ENCHILD Scholars, are the owner of “Christmas Project 2022”.

 It is my hope that particularly all members of the “ENCHILD-Youth (Senior High School and above)” will participate in this project contest.

 

 I encourage you to read the project details (guideline) carefully and I hope you guys will take up the challenge to join in the contest.

 

 Your participation in the project will be a valuable experience for you.

 Each time you challenge to implement your project, you will grow and become an substance of “Peace Advocate”.

 

 Through the Christmas project we will realize and share a priceless joy.

 Help others and bring joy to others. Let us contribute to solve the social issues.

 

 The very accumulation of small good things can change the world.

 

 There is no mountain that cannot be climbed.

 

 If we move forward step by step, we surely reach the top of the mountain.

 

 Come on, let us take into action and fulfill the mission of “Peace Advocate”!

 

September 26, 2022

 

Takanori Tondate,

Chairman of NPO ENCHILD

 

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は9月26日、もうすぐ10月です。今年も残り3カ月余りとなりました。
 すでにフィリピンはクリスマス・シーズン突入といったところでしょう。

 エンチャイルドは例年この時期には「クリスマス(サンタになろう!)プロジェクト」を行ってきました。フィーディング・サービス、OKOME-Project、図書・教材支援などなど、クラウドファンディングを活用するなどして毎年継続して取り組んできました。

 さて、今年は?

 今年は、エンチャイルド奨学生を対象に「クリスマス・プロジェクト企画コンテスト」を実施することになりました!

 エンチャイルド奨学生たちがチームを組んでクリスマス社会奉仕プロジェクトを企画し、ピース・アドボケイト(平和の提唱者、推進者)としての実践、行動を起こそうというものです。

 まずは、エンチャイルド奨学生たちを対象にクリスマス・プロジェクト企画を募集します。そして応募のあったプロジェクト企画で書類選考を通過したものを対象にプロジェクト企画発表(プレゼンテーション)コンテストを行います。その中からグランプリ賞と準グランプリ賞を選び、受賞チームにはプロジェクトへの奨励金(プロジェクトを進めるための支援金)を進呈するという取り組みです。

 昨日(9月25日)、エンチャイルド奨学生(主に、シニアハイスクール以上のエンチャイルド・ユースのメンバーたち)約20人が参加する中、「クリスマス・プロジェクト企画コンテスト」募集説明会がオンラインで行われました。

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 日本においては、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトを財政面からサポートするための「クリスマス・プロジェクト」として取り組み、30万を目標にファンドレイジングに取り組みます。

 説明会の中で理事長は次のように、プロジェクトの目的を説明しました。

 このプロジェクトの目的は大きくは二つです。
 This project has two major objectives.

 一つ目は、あなたがた(エンチャイルド奨学生たち)のピース・アドボケイトとしての成長の機会を提供するためです。
 First, to give you a chance to grow as Peace Advocates.

 二つ目は、あなたがたを通してエンチャイルドの社会貢献活動を行うためです。
 The second is to carry out ENCHILD's social contribution activities through you guys.

 エンチャイルドの目的は、より良い社会の実現です。
 As you know, ENCHILD's goal is to create a better society.

 登れない山はありません。
 There is no mountain that cannot be climbed.

 一歩ずつ前に進めば必ず頂上に到達することができると信じています。
 I believe that if we move forward step by step, you will be able to reach the top of the mountain.


 プロジェクトの概要説明の内容は以下のとおりです。

‐‐‐‐‐‐

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クリスマス・プロジェクト企画コンテストの取り組みの流れを説明します。
Here is an overview and guideline of the Christmas Project Contest.

今日はプロジェクト参加候補者であるエンチャイルド奨学生および関係者への説明会です。
Today is the briefing meeting (Orientation) for the ENCHILD-Youth to participate in the project contest and other interested groups.
We strongly hope all ENCHILD-Youth to challenge to create the service project through this good opportunity!

今日の説明会終了後から「サンタクロースになろう!」プロジェクト2022、クリスマス・プロジェクト企画コンテストの募集を開始します。
Right after today's briefing, we start accepting applications for the Christmas Project Planning Contest namely, "Be Santa Claus!" Project 2022.

企画書の締め切りは、10月16日、日本時間の午後5時です。
The deadline for proposal submissions is October 16, 5:00 p.m. Japan time.

3週間しかありませんが、ベストを尽くしてください。
You only have three weeks, but do your best! You can do it.

マニラ首都圏はキアノ事務局長を通して、ミンダナオ北東部地域はボロンガイタさんを通じて提出してください。
Please submit your application through Mr. Keano romero for Metro Manila and through Mr. Bolongaita for the Northeast Mindanao region.

募集要項は以下のとおりです。
Following is the Description or Requirements.

★主催:NPO法人エンチャイルド(日本事務局)
エンチャイルド・ファミリー・スクール企画として行います。
Sponsored by NPO ENCHILD. (Japan office)
This contest is held as the “ENCHILD Family School” Project.

★企画タイトル:第1回 クリスマス・プロジェクト企画コンテスト
Title: 1st “Christmas Project Planning Contest”

★企画テーマ:サンタクロースになろう!プロジェクト2022
受益者(テイカー)から支援者(ギバー)へ 
ピース・アドボケイトの実践者になろう!
Theme of the project:
Let’s be a Santa Claus! Project 2022
From beneficiary (taker) to Supporter (giver)
Let’s be a Peace Advocate Practitioner!

★募集内容:クリスマス社会奉仕プロジェクトの実施企画
Contents that we are looking for:
Planning for implementation of community service projects in Christmas.

企画案の内容は以下の項目に従って作成してください。
The content of your proposal (Application) should be prepared according to the following items.

◆提出日
Date of Submission
◆プロジェクト名
Project name
◆プロジェクトチーム名
Project Team Name
◆プロジェクト・リーダー名
Project Leader’s Name
◆プロジェクトメンバーの人数、名前、役割分担
Number of project members, their names and roles
◆プロジェクトの目的と社会的意義(そのプロジェクトを行う理由)
Purpose and social significance of the project (Why the project is needed?)
◆プロジェクトのミッション(解決すべき課題の内容と解決の方法)
Mission of the project (What is the issues to be solved and how it will be solved?)
◆プロジェクトの具体的な取り組み内容
Specific details of the project
◆プロジェクト進行スケジュール(計画案)
Progress schedule of the Project (Your plan)
◆プロジェクトの予算
Budget of the Project
◆プロジェクト実施に当たっての課題
Your challenges in implementing the project

★募集条件:3人以上のチームで
リーダー、サブリーダー、会計担当者を決めること(兼任も可)
Requirements: 
A team of three or more people.
Each team is supposed to set a Leader, sub-leader, and treasurer. (Concurrent positions are also acceptable).

★応募期間:9月25日~10月16日
Application period: September 25 - October 16

★評価:グランプリ賞(1)、準グランプリ賞(1~2)
Evaluation: Grand Prix Award (1 team), Semi-Grand Prix Award (1-2 teams)

★審査基準:
Judging (Selection) Criteria for Award:
◇ミッション(目的)とゴール(目標、成果)が明確であるか
Does it have Clear mission (purpose) and goals (objectives, results)?
◇マーケティング(調査、根拠)に基づいているか
Market-oriented (research, data, objective evidence)?
◇社会的な問題(課題)の解決がなされるものであるか(社会的意義)
Does it have solution toward social problems (social issues)?
◇家族愛の精神に基づいているか
Is it based on the spirit of family love?
◇挑戦と成長のプロジェクトになり得るか
Can it be a project to promote your challenge and growth?
◇チームワークの精神が貫かれているか
Is it based on the spirit of teamwork?
◇8エレメントの観点
Does it have perspectives of the "8-Elements"?
※8エレメントの説明:8エレメントとは、エンチャイルドが目指す、自立―共立社会のエレメントのこと、共生、共食、共育、共有、共感、共助、共創、共観。
NOTE: What is the “The 8 elements”?
Elements to achieve the society (community) of the self-help and co-operative society that ENCHILD aims for: 
①共生:KYOSEI (Living together, Interdependence)
②共食:KYOSHOKU (Eating together, Sharing the dining)
③共育:KYOIKU (Caring someone together, Cultivate someone together)
④共有:KYOYU (Sharing something together, Sharing situation through dialogue)
⑤共感:KYOKAN (Sympathizing each other, Respecting each other, Understanding each other
⑥共助:KYOJO (Helping each other, Mutual assistance)
⑦共創:KYOSO (Creating together)
⑧共観:KYOKAN (Sharing common vision)

◇プロジェクトに対する意欲(夢と志の強さ)はどうか
How strong is your motivation (dreams and aspirations) for the project?
◇プレゼンの内容(分かりやすさ、表現力、説得力、創意工夫など)
Content of presentation (clarity, expression, persuasiveness, ingenuity, etc.)
◇その他
etc.

※学業優先。学業に支障がないように気を付けること。
Priority is given to your academic work. Be careful not to interfere with your studies.


10月17日から1週間程度の期間、書類選考を行います。日本事務局から質問や助言がある場合があります。連絡があったら速やかに回答および対応をしてください。
The screening toward your applications (project proposal) will be conducted for a period of about one week from October 17. The Japan Office may have questions or give advice to your team. Please answer and respond promptly when you received contact from Japan office.

10月30日の午後、書類選考を通過したプロジェクトのプレゼンPR審査会(オンライン)を行います。
On the afternoon of October 30, a presentation (PR) session (with online) will be held for projects that have passed the document screening.

通訳の時間を除いて5分程度で発表を準備してください。ビデオによる場合は、3日前までに日本事務局に動画データを提出してください。
Please prepare your presentation in about 5 minutes, “excluding” interpretation time. If your presentation is to be made by video, please submit the video data to the Japan Office at least three days in advance.

グランプリ、準グランプリを決定する予定です。
The “Grand Prix” and “Runner-up Grand Prix” prize will be awarded.

審査結果発表は当日を予定していますが、審査が難航した場合、後日の発表になる場合があります。
The judging results will be announced on the day of the competition, but may be announced at a later date if the judging process is difficult.

グランプリ賞の受賞チームには、表彰と共に、プロジェクト奨励金としてプロジェクト予算に対して上限6万円まで援助します。
The Grand Prix Award winning team will receive an award and up to JPN 60,000 (Yen) toward the project budget as the fund of promoting your project.

準グランプリ賞の受賞チームには、表彰と共に、プロジェクト奨励金としてプロジェクト予算に対して上限3万円まで援助します。
The Runner-Up Prize winning team will receive an award and up to JPN  30,000 (Yen) toward their project budget as the fund of promoting your project.

受賞プロジェクトは必ず実施されなければなりません。
The winning project must be implemented.

実施計画書を提出の上、プロジェクトを実施してください。
Projects must be implemented after submitting an implementation plan.

受賞できなかったプロジェクトでも実施する場合は、プロジェクト予算に対して上限1万円まで援助します。
Projects that do not receive an award but wish to implement the project will receive up to JPN 10,000 (Yen) toward the project budget.
(Only projects that have been approved by Japan office after submission of an implementation plan)

プロジェクト奨励金は、プロジェクトに関連することのみに使うこと。プロジェクト終了後、残金が生じた場合は、次回のプロジェクト企画コンテストの予算として繰り越します。
There are a few things that we want you to make promise regarding the award fund for promoting your project.
This Fund should only be used for the purpose of your project.
If there is any money left over after the project is completed, please refund it.
We will carry it over to the next contest as a source of funding.

実施は、11月1日~12月25日の期間内とします。
The implementation period will be from November 1 to December 25.

プロジェクト実施後、2週間以内に報告書(活動結果だけでなく、会計報告、自己評価も)を提出してください。また個人の体験記も歓迎します。
Please submit a report (not only the results of the activities, but also an accounting report and self-evaluation) within two weeks right after the project is implemented. Personal experience reports are also welcome.

プロジェクトの結果発表会を行います。2023年1月を予定しています。
An online meeting (Sharing the implementation project results) will be held, scheduled in January 2023.

プロジェクト実施中の写真、映像などの記録を行い、結果発表に反映してください。
受益者の声もお忘れなく。
Please keep record and the photos, videos, etc. during the project implementation and reflect them in the results presentation (and Sharing with ENCHILD office, too). Don't forget to include beneficiary feedback after implementing your project.

結果発表の内容は、エンチャイルドの広報活動で使わせていただきます。
The results presentation will be used in ENCHILD's public relations activities.
Thank you for your understanding.


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 今日はいよいよ2021年度大学生抱負メッセージの最後の1本をお届けいたします。
 「大学生抱負メッセージ」は大学生の奨学生(Global Youth Model)に必須の更新条件として提示している内容でもあります。

 今回は、アンパロ・ハイスクール出身の奨学生、ロバート・アントニオ・ジュニア君(フィリピン大学〈ロス・バニョス校〉コミュニケーション開発専攻)のエッセーです。
 大変な中でも、生き生きと、日々成長しているロバート君の意欲的な姿が見えてくるような、前向きで積極的で勢いのあるメッセージです。ぜひお読みください。

 今年も残り3カ月余りとなりました。
 今年のクリスマス・プロジェクトは、エンチャイルド奨学生たちに主役(プロジェクト推進者)になってもらう企画を進行中です。

 詳細は明日のブログでご案内する予定です。皆さまにもぜひぜひご参画いただけますよう、心からお願い申し上げます!

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2022年7月2日のオンライン・スタディーツアーで
スピーチするロバート・アントニオ・ジュニア君

We are Happy One Family~私たちは志を立て、成功する

 2020~2021年度が終了して数カ月がたちますが、私たち学生は、自分の目標を達成するという希望と成長意識を持って、人生の新たな章を歩み始めています。
 成績の向上や業務の推進、より良い生活を望んでいる人もいるでしょう。またある人は地域社会の課題やニーズを解決するための支援、平和と安全の促進、環境と天然資源の保護、持続可能な環境と雇用の促進などを成し遂げたいと考えているかもしれません。どのような願いであれ、困難は避けられませんが、私たちはそれを克服することができると思います。

 この1年、私は司会やコミュニティー放送、自己管理など、社会組織への参加を通じて、さまざまな機会に目を向けることができ、多くの教訓を得ることができました。フィリピン大学ロス・バニョス校(UPLB)、UPLB開発コミュニケーション大学(CDC)などさまざまなグループのおかげで、私は他の人々と健全な関係を築き、技術を磨き、大学で学んでいることを実践することができました。

 私はオンラインを通じて新しい友人をつくり、COVID-19の大流行の中で人々とお互いに助け合いながら生活しています。私が所属する機関やネットワークは、人間として、またコミュニケーション開発を専攻する学生として、私の成長に寄与してくれています。このような専門的な環境は、私が情熱を注いでいる公共サービスや放送の分野で活用できる学習の機会を与えてくれています。

 学業や所属団体で成功することはもちろんですが、私は自分の組織が持つメディア・プラットフォームを最大限に活用して、社会から疎外された地域社会が抱える課題に対処できるようにしたいです。
 私は意識を高め、人々が十分な情報を得た上で意思決定できるようにしたいと考えています。これらの目標を達成するには時間がかかると思いますが、学んだことを実践することに情熱を傾けることは、勉強の本質の一つです。

 こうして自分の夢を語る一方で、この数カ月で直面した困難がフラッシュバックすることもあります。学校や家庭での責任に加え、パンデミックに直面する私自身の状況も不安でした。インターネット接続も、家にあるガジェット(通信機器)も、オンライン学習には十分ではありませんが、私や兄弟はそれでも成長したいと思ってきました。

 幸いなことに、エンチャイルド・ファミリーの皆さんは、私たち奨学生と離れていても、常に連絡を取り合って、私の努力をサポートしてくれています。私は、自分の夢を実現し、人々を助けたいと願う他の奨学生(国内のさまざまな地域から集まっています)と知り合うことができました。彼らの話を聞き、明るい笑顔を見ることができ、日々の生活の中で教育や励まし合うことを大切にしていることをうれしく思います。

 エンチャイルドのオンライン活動やイベントは、このグループについての私の視野を広げるのに役立っています。私は、エンチャイルドが私たちに教えてくれたように、平和を提唱・推進しています。言葉の違い、文化の違い、その他さまざまな状況の中で、私たちが繁栄し成長しているこの成功する情熱的なファミリーの中で、自分のルーツがここにあることを忘れないようにしたいと思いました。

 私はエンチャイルドの活動に参加し、自分の見識や主張をスピーチで伝えることができたので、とても恵まれていると思います。私は自分の意見を聞いてもらい、認められたと感じました。
 また、エンチャイルド・ファミリーの皆さんが今も健在で、平和とリーダーシップを提唱する若者たちの心に影響を与える炎が燃え続けていることをうれしく思います。

 なぜなら、エンチャイルドは私たちに積極的な行動を促し、世界平和を推進するために人々を温かく見守ってくれているからです。他のエンチャイルド奨学生との関係から、私はオンライン活動に積極的に参加するようになりました。その結果、私はこのエッセーで自分を表現し、自分の心の近くにあるものを共有できることの重要性を知りました。

 私は成功し、他のコミュニティーを支えられるようになりたいと願っていますが、エンチャイルドがそれをサポートしてくれると信じています。本当に私たちは幸せな家族です。大学2年生になった今、私は自分のやりたいことをすべて成功させたいと思っています。

 野心的なようですが、それは私の夢の一つであり、その夢を実現した暁には、このエッセーをまた読み返したいと思っています。

2021年12月8日
ロバート・アントニオ・ジュニア

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2022年7月2日のオンライン・スタディーツアーで
スピーチするロバート・アントニオ・ジュニア君

We are Happy One Family: We Aspire, We Thrive

 It has been a couple of months since the Academic Year (AY) 2020-2021 has ended and now I am looking forward to championing my future endeavors as we, students, start another chapter of our lives with a hopeful and growth mindset that we will achieve our aspirations. For some, they might want successful grades, job promotions or a better life while others might want to accomplish something complex which is about helping communities in addressing their problems and needs, promoting peace and security, conserving the environment and natural resources, or promoting sustainable environment and employment. Whatever these aspirations are, challenges are inevitable but we can overcome them.

 This year taught me a lot of lessons that helped me open my eyes to various opportunities such as joining organizations, hosting and community broadcasting, and self-care. The University of the Philippines Los Baños (UPLB), UPLB College of Development Communication (CDC) and organizations help me build healthy relationships with other people, hone and learn skills, and practice what I am learning in the university. I make new friends through an online set-up and we help each other cope up in the middle of COVID-19 pandemic. Overall, the institutions and networks that I have contributed to my growth as a person and as a Development Communication student. The professional environment that I am dealing with facilitates learning opportunities that I can use in doing what I am passionate about, which is public service and broadcasting.

 Aside from aspiring to be successful with my academics and affiliations, I am aspiring to help marginalized communities address their concerns through maximizing the media platforms that my organization has. I would like to raise awareness and help them to make informed decisions. I know that it would take time to be able to achieve these aspirations but being passionate about putting what I have learned into practice is one of the essences of studying.

 While I am telling you about my desired accomplishments, I cannot deny that there are some flashbacks in my mind about the challenges that I have encountered during the past months. My responsibilities in school and inside our home made me anxious, in addition to our circumstances as we are facing the pandemic. The internet connection and the gadgets available in our home is not enough for online learning but I and my siblings still wanted to thrive.

 Fortunately, my ENCHILD family supports me in my endeavors, given that they are always keeping in touch with us, ENCHILD scholars, even though we are relatively distant to each other. I get to know other scholars (from different parts of the country) who aspire to achieve their dreams and help other people. I was able to hear their stories and see their bright smiles and I am happy that they are valuing the importance of education and empowerment in our daily lives. Online activities and events with ENCHILD help me widen my perspectives about the organization. Still, I am advocating for peace as what ENCHILD taught us. I wanted to remind myself about my roots inside this successful and passionate family where we prosper and grow amidst language barriers, cultural differences, and other circumstances that we are experiencing.

 I am blessed to be involved in different ENCHILD activities because I was able to share my insights and advocacies during my speeches. I felt heard and validated. I am also happy that this family is still intact and their flames of influencing young minds in advocating peace and leadership keeps burning. As a youth advocate, I am proud that I am a part of ENCHILD because it encourages us to be proactive and be warm to other people as we advocate for world peace. My relationship with other ENCHILD scholars encourages me to actively participate in online activities and with that I saw the importance of this essay to express myself and be able to share things that are near to my heart.

 I am aspiring to become successful and be able to help other communities and I believe that ENCHILD supports me in that matter. Indeed, we are one happy family. Now that I am in my second year of college, I want to prosper in everything I want to do.

 Though it sounds ambitious, it is one of my dreams and I hope to see this essay and read it again once I realize those dreams.

Roberto Antonio R. Jr.

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 2021年度の大学生抱負メッセージ、いよいよ今回と次回の残り2本となりました。

 書かれたのが1年ほど前のものもありますが、エンチャイルドにとっては「歴史的な記録」です。
 できるだけ、奨学生たちのスピーチや文章をニュースレターやブログで公開し、残していきたいと考えています。全ての内容に目を通していただければエンチャイルドにとって無上の喜びです。

 さて、今回はアンパロ・ハイスクール出身のマーク・ティモシー・エバドネ君(フィリピン工科大学〈ポリテクニック大学・サン・ユアン校〉英語教育専攻)のエッセーです。昨年の9月30日に提出されたものです。

 山歩訳にてご容赦を。

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マーク・ティモシー・エバドネ君
下の絵は、マーク君が描いた理事長の似顔絵

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「私はピース・アドボケイトであり、エンチャイルドの理念と使命の特使であり続けます」

 忍耐強く楽観的に。
 この二つが、この試練の時代における過去4カ月間、私が心がけたことでした。

 2019年に新型コロナウイルス感染症のパンデミックがわが国を襲って以来、いまだ大きな変化はありません。状況は依然として変わりません。都市封鎖、屋外での活動の制限、対面式の授業はまだありません。

 唯一起こったことは、私たちが現在の状況に適応することを学んだことです。学生である私は、オンライン授業を通じて新しい学習モードに適応する必要がありました。大学1年生をこのような体制で迎え、同じように終わり、もしかしたら大学生が終わるまでこのままかもしれないという現実を受け入れるのが難しく、最初は大変でした。

 このような学習環境は全ての人が用意できないという点で、私が不利であることは明らかです。それでも私は最善を尽くし、オンラインとはいえ授業に参加できることは幸運であると自分に言い聞かせなければなりませんでした。
 その間、これが私の務めなので、学生としての役割を果たすように自らを励まさなければなりませんでした。

 オンライン授業に参加するだけでなく、運動をして健康管理にも時間を割きました。これは、過去1年間の私の日課であり、今までそれを続けてきました。COVID-19などのウイルスを撃退するために免疫力を高め、体を強く保つことが重要なので、健康はこれまで以上に非常に重要な問題です。運動することは、私をよりリフレッシュし、活力を与え、達成感を与えてくれます。

 もちろん、ほとんどの時間は家の中で過ごしています。家族との絆を深めるためにおしゃべりをしたり、今日のことや授業について話したり、一緒に映画を見たりすることも忘れません。授業や運動をしていないときは、母の家事を手伝っています。

 この時期、自分の人生の目標や将来について考え、熟考する時間がたくさんありました。目標を達成し、人生の成功を収めるためには、計画を立てることが重要だと私は考えています。

 私の人生における願望の一つは日本に行くことです。その目標を達成するための一つの方法は、大学の学位を取得し、英語の教師になることです。そして、日本で英語の教師になることです。

 私のもう一つの願望は、プロのスポーツ選手になることです。私はこの夢を追い求めることを決心し、その夢の実現に向けて進んで取り組んでいきます。

 私はまた、自分のビジネスを起業し、起業家精神に挑戦することを夢見ています。

 また、エンチャイルド・ファミリーが発展し、教育支援を必要としているより多くの人々に手が差し伸べられることを夢見ています。

 私はエンチャイルドの善意と、ここフィリピンや他の国の子どもたちを助ける使命に参加し、パートナーになりたいと思っています。

 短い人生の中でたくさんの夢を持っているね、と言う人もいるかもしれませんが、これが私が望む将来の人生です。

 私は、お金や将来的に得られる経済的安定のためだけでなく、何年にもわたって後悔することのない自分自身を鏡で見ることができるように、それらを一歩ずつやり遂げたいと思っています。そして私のこれらの目標、特にエンチャイルド・ファミリーが私をサポートしてくれると信じています。

 このパンデミックの時期でさえ、エンチャイルドは私たち奨学生への支援を決してやめませんでした。エンチャイルドは、オンラインでの集まりやプログラムを通じて、常に連絡を取り合い、交流を続けてきました。

 会って直接握手を交わすことができなくても、オンラインでの集まりやプログラムを通じてつながり、笑顔でいられることをうれしく思います。
 ほとんどの人が孤独を感じているこの状況の中で、エンチャイルドは常にそばにいて、私たち奨学生に手を差し伸べてきてくれました。
 手紙もプレゼントも笑顔も、いつまでも心に残る大切なものであり、心は温かく、幸せで、頑張ろうという気持ちにさせてくれます。

 人間は本質的に社会的な存在であり、一緒に歩む人が多ければ多いほど、安全でおおらかになります。目標と夢を達成するために私を支えてくれ、応援してくれたエンチャイルドに感謝します。背中を押してくれる人たちがいるので、勇気を出して自分の未来に向かって一歩を踏み出すことができます。

 新学期が始まろうとしていますが、目標に向かって新たな一歩を踏み出すことができるようサポートしてくださいますよう、よろしくお願いいたします。

 私は引き続きピース・アドボケイト(平和の提唱者、推進者)であり、エンチャイルドの理念と使命の特使であり続けます。私は皆さんの親切に永遠に感謝しています。神のさらなるご加護をお祈りいたします。

2021年9月30日
マーク・ティモシー・エバドネ
フィリピン工科大学〈ポリテクニック大学・サン・ユアン校〉
英語教育専攻2年、20歳

エドリック・ジョン・バルダド君(右から2人目)
アンパロ・ハイスクール出身の奨学生たち
エドリック・ジョン・バルダド君(左端)

 Persevering and optimistic. These two have been my attitude for the past four months in this trying times. Not much has changed since the pandemic hit our country back in 2019. The Situation is still the same; lockdown of cities, limited outdoors activities, and still no face-to-face classes. The only thing that happened is that we learned to adapt to the current circumstance we are in. As a student, I needed to adapt to the new mode of learning, which is through online classes. It was hard at first because it was a hard-to-swallow fact that I would have to enter my first year as a college student in this kind of set up and end it the same way, and maybe until the end of my college student life. While it is proven to be disadvantageous in a degree that not all can afford this kind of learning set-up, I still had to do my best and tell myself that I am fortunate enough to be able to attend classes albeit through virtual meetings. I still had to encourage myself to learn and do my part as a student because this is my responsibility for the meantime. Besides going to online classes, I also took my time to take care of my physical health by exercising. This has been my routine for the past year and has been doing it until now. Health is very important now more than ever since it is important to keep our body and immunity strong to fend off viruses such as the COVID-19. Working-out makes me more refreshed and energized and gives me a sense of accomplishment. Of course, majority of my time is spent inside my home, I don’t forget to bond and chat with my family and talk about our day, my class, or just watch movies together. If I’m not in my class or exercising, I help my mother with the house chores. 

 During this time of my life, I had lots of time to think and ponder about my goals and my future. I believe that planning is a vital task to do if I want to accomplish my goals and to become successful in my endeavors in life. One of the aspirations in my life is to travel to Japan, and one way to accomplish that goal is for me to finish my college degree, be an English language teacher and be an English teacher in Japan. Another aspiration I have is to become a professional athlete. I decided to pursue this dream of mine and am willing to work towards the end of it. I also dream of creating my own business and venture into entrepreneurship. I also dream of helping the Enchild family grow and reach more people who are in need of support in their education. I want to participate and be a partner of Enchild’s good cause and its mission to help children here in the Philippines and in other countries. Others might say that I have so much dreams in such short span of life but this is the life I want to have in the future – and I will pursue them one step at a time. I am motivated not just because of the money or the financial stability it will give me in the future, but I want to do them so I could look myself in the mirror after many years without regret lingering in my eyes. And I believe that people will support me on these goals of mine, especially my Enchild family.   

 Even in this time of pandemic, Enchild never ceased its support to us scholars. Enchild has always kept in touch and interacting with us through virtual meetings and programs. I am glad that even we cannot see each other and shake each other’s hand in personal, we still connect and smile through virtual gatherings and programs. In this situation where most people feel isolated and alone, Enchild has always been there and reaching out to us scholars. The letters, the gifts, and the smiles we share will always be treasured in my heart, keeping it warm and happy, encouraging me to do my best in my endeavors. Humans are social beings in nature, and the more people that walk with them, the safer and fearless they are. Thank you Enchild for helping me and rooting for me in reaching my goals and dreams. Because I know someone has my back, I am more courageous to take a step towards my future. As the next school year nears to its beginning, I humbly ask you once more to walk with me and support me in taking another step towards my goals. In return, I will continue to be a peace advocate and an envoy of Enchild’s ideology and mission. I am forever grateful for your kindness and I pray that God would bless you more. 

September 30,2021 
Evardone, Mark Timothy A.


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 9月23日、今日は「秋分の日」でしたね(ここ数日は秋の訪れを感じます)。
 3連休の初日だったというかたも多いのではないでしょうか。
 皆さんは、いかがお過ごしでしたでしょうか。 

 さて、台風15号接近中でその影響もあってか曇天時々雨の関東地方でしたが、エンチャイルド事務局は年に数回開催している事務局山会議を本日行いました。場所は高尾山山頂。

 高尾山口駅に9時集合でしたが、山歩の乗った電車が人身事故の影響で80分遅れ。登り始めが10時半になってしまいました。遅くなったこともあり、アドレナリン(?)全開で55分で山頂へ。山頂近くの東屋で時々猫と戯れながらも1時間半の会議。今年のクリスマス・プロジェクトとして実施される予定の、「エンチャイルド奨学生よ、サンタになろうプロジェクト! 受益者から支援者、ピース・アドボケイトへ」企画(仮称)の内容を中心に打ち合わせました。
 下山は1時間で。いい汗流しました!

 上記のプロジェクトの詳細は後ほど改めてご報告、ご案内いたします。タイトルをお読みいただければ中身についてはだいたいご想像いただけるかと思います。お楽しみに!

 地球村山歩は「地球村山歩会」「TOKYOウォーキング倶楽部」も主宰しております。
 皆さま、ぜひ一緒に山に登り、街を歩きましょう。
 関心のあるかたは、chikyumurasanpo@gmail.com までお問い合わせください。

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高尾山山頂の主(ぬし)猫?
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山頂にて、後藤理事と島田事務局長(左)
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高尾山頂から展望する丹沢山系
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 残りわずかとなってまいりました。大学生の抱負メッセージ。
 今日は、アンパロ・ハイスクール出身のマリア・ディバイン・マルティネスさん(ブラカン州立大学)のエッセーを紹介します。

 世界的に新型コロナウイルス感染症は減退しつつありますが、完全に終息したわけではありません。この間のパンデミック体験は、社会全体はもちろん、一人一人の個人においてもたくさんの苦痛と困難、多くの教訓を与えられたことと思います。
 
 特に学生たちはあまりにも貴重な時間を失ってしまったとも言えます。しかしここで気持ちを切り替え、発想を転換し、前を向いて失われたものの何倍もの成果をこれから取り戻してほしいと思いますし、彼らは必ずや夢と志をことごとく実現していくに違いありません。

 そして、エンチャイルド奨学生たちのパンデミック体験を中心とするこの時期のメッセージ、エッセーは、エンチャイルドのみならず、貴重な歴史の資料として記録され、未来に多くの恩恵を残すことでしょう。

 どのメッセージもそうですが、必ず読んでいただきたい内容です。長文ですが、ぜひ最後までお読みください。

 翻訳は、サポーターの江口さんが協力してくださいました。
 江口さん、いつもありがとうございます!

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アンティポロ市の会場でSTORY TELLINGの活動を行う
マリア・ディバイン・マルティネスさん(右端)
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オンライン・スタディーツアーでスピーチする
マリア・ディバイン・マルティネスさん

「適応すること」「調整すること」「団結すること」
 
 今年(2021年)最初の午前0時を迎え、私は希望に満ちあふれた気持ちになりました。前年の暗い日々も、時間が流れ続ければやがて薄れていくかのように感じます。前年度に破壊されてしまった私の情熱や夢に、私の心は希望を託しています。

 全てが(新型コロナウイルス感染症のパンデミックから)元の状態に戻り、私の好きなこと、つまり、人付き合いをしながら学び、知恵と知識を得る中で正しい選択を経験することができるようになることを願っています。
 今年は、このパンデミックによって昨年から遮断されていた私が失っていたものが与えられると感じています。

 自分の思いとは裏腹に、望んでいることと相反することが起こります。パンデミックは暴れ続けています。目に見えない存在が、私の、そして人々の希望を奪っているのです。それによって私たちも半ば諦めかけている状態です。私たちは、自分たちの試合において徐々に後退しています。

 しかし、何かが見えてきたのです。失ったもの、足りないものを取り戻すチャンスと希望を与えてくれる年を期待するのではなく、「適応すること」「調整すること」「団結すること」をいかに実践するかが重要だと思うのです。私は今、全てが元どおりになるという希望にしがみつこうとしているのではありません。この新しい状況に適応し得る能力を得ることと、私たちがこの課題の原因を察知して戦うことを追求しようとしているのです。

 私は、通常でない状態のことを「ニューノーマル」と呼んでいるわけではありません。今、悩んでいる人がたくさんいます。食料を、援助を、支援を乞う国民の命よりも金銭を優先していることが、普通ではありません。

 人々は生きるために必死で、自分と家族の欲求を満たすためにできる限りのことをしています。私もその人たちと同じです。私も自分の健康よりもまず家族の生活を優先させようとする多くの人々の中の一人です。

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 学生時代、私はアルバイトを始めました。オンライン・スクーリング(家庭教師)で必要なお金を稼ぎ、その余剰分で家族の生活を支えています。それでも十分ではありません。
 私たちが直面している問題を解決するために、自分の夢を捨て、家族が生き抜くために働こうと私は考えました。夢を「捨てる」のではなく、「諦める」というのが本音です。

 社会の下層で生き抜く世界では、夢など持てません。夢よりも、生きることを選択しなければならないからです。生き抜くために、夢を捨てなければならないのです。希望に満ちあふれていたはずの一年が、逆に私の夢が壊れてしまった一年になってしまいました。

 一歩を踏み出すこと、決断することに私は恐怖を感じました。そして、休暇をきっかけに、お金を稼ぐ方法を見つけることができました。幸運にも、近所に小さな食堂があり、そこのスタッフとして働いてみないかと誘われ、感謝の気持ちでいっぱいになりながら引き受けました。

 その日の仕事の状況に応じて200ペソから250ペソ(500円~600円程度)を稼ぐのですが、ほとんどの日は200ペソしか得ることができません。そのため、家族のために十分なお金を稼ぐのは本当に大変なことだと実感しました。それでまた、夢を諦めようと考えるようになりました。空いた時間を利用して、コールセンターの求人サイトを見て回りました。

 もし、このBPO(人材派遣)企業から内定をもらうことができたとしても、私は勉強はおろそかにしないと決意しました。しかし、電話やオンラインで面接をたくさん受けましたが、どれも内定までには至りませんでした。もしかしたら、私はこれを望んでいないのかもしれず、自分の意志とは関係なく就活をしていたのかもしれません。家族のため、自分のためにお金を稼ぎたいけれど、本当にこれでいいのだろうかと考え直しました。

 私は就職することを撤回し、現時点でのベストな選択を考え続けることにしました。私たちは皆同じだ、本当に望んでいることは何なのかを気付かせてくれる人たちがいました。そうだ、私たちは、アンパロ・ハイスクール出身のエンチャイルドの奨学生だった、私たちはどうあるべきかと自問したのです。

 私は遂に自分が本当にやりたいことの結論を出しました。これはベストな決断ではないかもしれないけれど、これで私の中の火種は消えることはないでしょう。エンチャイルドの奨学生として学業を通じて夢に向かい続けることで、家族や周りの人たちを本当に助けることができるのです。そのプロセスを信じることで、本当の意味で周囲の人たちの力になれると思うようになりました。

 エンチャイルドは、私の目標を達成するための真の味方です。私が夢を持つようになってから、彼らは私が夢を見続けるべき数少ない理由の一つになりました。
 
 エンチャイルドの皆さんは、私が皆さんと始めたこと(夢に向かって学業を志すこと)をまだ続けたいと思う数少ない理由の一つとなったのです。

 私と同じように夢を持つ学生たちを支えてくださり、ありがたく思っています。
 アンティポロ市で初めてエンチャイルドのボランティア活動に参加した時、「『家族』とはこういう感じなんだ」と実感したのを覚えています。

 私の夢、つまり、「必要な人たちに手を差し伸べられる人間になる」という夢に向かって、エンチャイルドの皆さんによって私の興奮と情熱の火花が散り始めたのです。私も、周囲の人々が夢を見る理由の存在になりたいです。

 エンチャイルドを通じて私は、人々の夢見る心に火を灯すことができる人になれると信じています。
 
2021年10月3日
マリア・ディバイン・マルティネス

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アンパロ・ハイスクール出身のエンチャイルド奨学生たち

 I was filled with hope as the clock strikes at the first midnight of the current year. As if the darkest days from the previous year will soon be diminished as time continuously flows. My heart for passions and dreams that were destroyed by the previous year has its hope on its bloodline. 

 I hope that everything will be back to its proper places, and I will be able to practice what I love, which is to learn while socializing and experiencing every wrong and right choice that I will be able to encounter in the midst of acquiring wisdom and knowledge. I know in my heart that this year is about to give me what I’ve been missing since last year as this pandemic shuts down my whole piece.

 In contrast to what is in my mind, things happen conflicting what I am hoping for. The pandemic continues to rampage out of human beings' lives. Variants of the unseen culprit are stealing every hope that I have, that everyone has. Our forces are also on the verge of giving up. We are slowly losing the game we made. 

 But, something came to me. It is not about the year that gives us the chance and hope to bring back some of what we’ve lost and missing, but it is about how we practice adapting, adjusting and unity. I am now not holding on to the hope that everything will be back to normal but instead I am holding on to my ability to adapt and adjust to this new set up and for our people to come to sense and fight against the culprit. 

 I am not calling this as the “new normal” for the reason that it is not normal. There are a lot of people that are struggling at this time. It is not normal to beg for food, for assistance and support from the one that chooses money over prevention, that chooses money over the lives of its people.

 The people are struggling to survive, doing everything they can to fulfill their needs and family’s. I am one with those people. I am one of the many people who risk their health over money to provide for my family’s needs. I started doing part time jobs while doing my work as a student. I earn money to support my needs for online schooling and the extra money to provide for the family’s needs. It wasn’t enough for us. In solution to what we are facing, I think about setting aside my dreams and work for us. Actually, I wasn’t thinking about setting aside, I am really thinking about giving up. 

 In the world of surviving in the lower class of society, there’s no such thing as dreams. Over dreams, you must choose to live which means you must set aside the dream or maybe give it up. The year that was meant to be full of hope for me, turned out to be the downfall of my dreams.

  I was terrified to take a step and make a decision. Vacation came and I took the chance to find a way to earn money. Luckily there’s this small eatery around our place that offers me to be a crew in their business and I, full of gratitude, accepted it. 

 I earn 200 Php to 250 Php based on how the day went for the business but most of the days I earn 200 Php. This made me realize that it is really hard to earn enough money for the family. This brought me again to thinking about giving up my dreams. During my free time I scanned job sites for a call center agent job.

 I made a promise that if I was able to have a job offer from one of these BPO Companies, I’ll set aside studying. I received a lot of calls and online interviews and none of those made itself a job offer. Maybe I don’t want this, maybe I was doing the job hunt without my will. I want to earn money for my family and for myself but is this what I really want?

 I withdraw myself from doing that and continue figuring out the best choice at this time.
A few people made me realize what I really wanted because we are all the same. We are struggling to survive, we have our dreams, we have the same goals - we are the scholars of ENCHILD Philippines from Amparo. Since their message of how-were-we? reached me, I have finally concluded what I really want to do. This isn’t the best decision but this will keep the spark in me. This way I can truly help my family and the people around me. I just need to trust the process and I will be able to truly help them. 

 ENCHILD has been a true ally when it comes to achieving my goals. Since I became a part of my dreams, they became one of my few reasons why I should continue dreaming. They became one of the few reasons why I still want to continue what I have started with them. They make me feel the feeling of helping other people with the same dreams as me and I love it. I remember my first volunteering work with ENCHILD in Antipolo, that time I realized that this is what also a family feels like. They started a spark of excitement and passion towards my dream - my dream of giving a hand. I want to also be one of the reasons why other people dream. With ENCHILD, I believe I will be able to distribute sparks on their cold dreaming hearts.

Maria Divine C. Martinez

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は何の日でしょう?

 9月21日、他の日と同様、この日多くの人たちが誕生日を迎えたことでしょう。 
 安倍晋三元首相もその一人となるはずでした。満68歳となるはずでした。

 2022年7月8日、巨星墜つ。安倍元首相は白昼、選挙の応援演説の真っ最中に暗殺されました。

 安倍元首相の政治的な評価については、ここではおいておきましょう。
 しかしこれほど、世界に覚えられた日本の政治家は近年まれであることは事実です。
 「シンゾウ・アベ」は、世界の影響力ある人物たちから一目置かれた希代の日本人でした。

 安倍さんは、国際社会で生きる国家リーダーの姿を見せてくれた人です。

 山歩流に言わせていただければ、安倍さんは自立心を持って生き、共立に生きようと、一歩一歩前に進んだ人です。時には三歩進んで二歩下がりながらも、前進することを恐れることのなかった国家的リーダーであり、国際的、世界的リーダーであったと思います。

 この世に生きていた安倍さんに「誕生日おめでとう」と伝えたことはありませんが、今日は「安倍さん、誕生日おめでとう」と言いたい気持ちです。

 死去からすでに70日余りが過ぎましたが、来る9月27日の「国葬」の日には、68歳の安倍さんに「さようなら。ありがとう」と言いたいと思います。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日も大学生によるエッセーをお届けします。
 2021年度分の大学生の抱負メッセージも残り数人となりました。
 10月からは、2022年度分のエンチャイルド奨学生たちの抱負メッセージをご紹介してまいります。

 さて今回は、アンパロ・ハイスクール出身の奨学生、アイビー・ラダランさん(19歳、カビテ・ステート大学ジャーナリズム専攻1年)のエッセーです。長文ですが、ぜひ最後までお読みください。

 翻訳はサポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、いつもありがとうございます。

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オンライン共有ミーティングで報告する
アイビー・ラダランさん
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アンパロ・ハイスクール出身のエンチャイルド奨学生たち
左から4人目がアイビー・ラダランさん(2018年12月)


「なぜ私は大学生になってもエンチャイルド奨学生であることを希望するのか」

 天の恵みに感謝します。私自身が大学に進学し、奨学金の受給資格を得るために、この抱負メッセージを書いていることが信じられません。時がたつのは実に早いものです。

 私はエンチャイルドの奨学生になった最初の日のことを覚えています。それは6年前でした。
 私がグレード7(日本の中学1年生)の時のことでした。最初は、なぜ私がこの教育支援に参加できる幸運な学生の一人なのかあまり理解していませんでしたが、時間がたつにつれて、エンチャイルド奨学生であることの本質がはっきりと分かるようになりました。

 それは、毎月頂いている奨学金や支援者の皆さんからの贈り物を受け取ることではなく、この奨学金プログラムを支えている素晴らしい人たちが、私たちの人生の目標を達成する機会を子どもたちに与えているということです。

 子どもの頃、私は質素な家庭で育ちました。1日3食が食べられ、きちんとした服を着ることができ、眠れるベッドがあり、そして何より幸せでした。それでも、自分は違うという思いが心の中に残っていました。
 私はいつも、自分が友人たちと違うところがあることを感じていました。幼い頃、周りの友人たちにはほとんど問題がなく、不自由なく過ごしていましたが、私は小学校に行くのに苦労していました。

 高校生になると、友人たちはあちこちに出かけ、私は家に閉じこもっていました。
 15歳になり、友達は皆、携帯電話を持っているのに、私はまだ持っていませんでした。私は勇気を出して、母に「どうして他の人たちがしているような自由が私にはないの?」と尋ねました。母は「教育の本質を知れば、その答えが見つかるのよ」と答えました。納得のいく答えは得られませんでしたが、その答えがあったからこそ、私は勉強を修め、今まで闘い続けてこられたと思います。

 こうして、私は向上心を持つようになりました。つまり、幼児教育、小学校、高校、大学というコースを経て仕事に就き、家族を助けるという、「幸せな暮らし」を手に入れるテンプレートが私の未来にあることに安心感を覚えたのです。

 今年度、私はフィリピンの優良な大学の一つであるカビテ・ステート大学のジャーナリズム学科で学ぶ予定です。この分野の学位を取得することで、私の情熱をより大きなものにするために必要な手段を手に入れることができると確信しています。

 私は一生懸命勉強し、できる限りのことを学びたいと思っています。大学の学費が高騰しているため、私一人で費用をまかなうのは難しいでしょう。新型コロナウイルス感染症の影響で世界的な危機を迎えていることを考えると、より一層難しいでしょう。

 今の状況では、いつ全てがむしばまれてしまうかもしれないので、私は人生の新しいステージにおいて成功し、自分のできる限りのことをするつもりです。
 大学進学の際、エンチャイルドの奨学金は返済の必要のない無償の資金として、最高の経済的支援となります。それ故、私はエンチャイルドの奨学金を申請することを切望しています。

 振り返ってみると、変えたいと思うことは一つもありません。誰よりも努力しなければならない自分であることを理解していたからこそ、今の自分があるのだと思います。
 私は自分の中に燃えたぎる炎によって自分を追い込み、93%のGWA(フィリピンの学校の成績評価基準)をもってクラスで優秀な成績で(ハイスクールを)卒業することができました。

 このような境遇で育ったおかげで、今ある環境は当然のように与えられるものではないことを私は自覚することができたのです。

 私は引き続きエンチャイルドの一員でありたいと希望しています。それは、エンチャイルドの皆さんがハイスクール時代を通じて私をサポートしてくれたからだけでなく、私を成長させてくれたからなのです。

 私は今、自分の人生の目的と目標を達成するために、一層のやる気と決意を持つようになりました。家族、そしてエンチャイルドと、過去から現在に至るまで、私には常にサポートがありました。今後は、家族の中で初めて大学を卒業する私となり、未来の家族が私のように苦労することがないような足がかりをつくっていきたいと思います。

2021年9月22日
アイビー・ラダランさん

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アンパロ・ハイスクール出身のエンチャイルド奨学生たち
後列左から4人目がアイビー・ラダランさん(2016年)

"Why you want to still be part of Enchild for College Scholarship"

 Goodness gracious! I just really can't believe that I'm starting to write down my qualifications in order myself to be qualified and continue to be a beneficiary of Enchild for College Scholarship. Time flies really fast. I remember my first day of being a recipient of Enchild, it was 6 years ago. I am in the 7th grade. At first, I don't know why am I one of the lucky students who are eligible and permitted to be part in this educational assistance, but as the time passes by, I now clearly see the essence of being a beneficiary of Enchild Scholarship. It is not just having a full time allowance every month nor accepting gifts that our sponsors gave but it is about giving a child an opportunity to accomplish her goals in life together with the awesome person behind this scholarship.

 As a child, my life had structure. I grew up with a simple family. We ate three meals a day, we had decent clothes to wear, we have a bed to slept well and most importantly, we are happy. Yet, it still lingered in my mind that I was different. I always knew I was different from my friends in some ways. Growing up, I struggled to go to my elementary school while everyone else had little to no problems. I needed extra help in school while my friends coasted by with ease. When I was in high school, my friends would travel all around the area, while I had to stay at home. At the age of 15 all of my friends have their own cellphones while I still don’t have. I built up the courage and asked my mother why I did not have access to the simple liberties everyone else did. You know what she said? “You will obtain the answer to your question if you know what the essence of education to everyone.” I didn't get the exact answer to my question, but the answer that I receive was the one I held on to finish my studies and to continue to fight until now.

 That’s how I started to become more ambitious. I found comfort in the fact that my future had an easy-to-follow template: preparatory, elementary, high school, college, pertinent job to my course, and help my family, to obtain the “happily ever after” ending that I am eager to achieve.

 This school year, I will be starting my bachelor’s degree as a Bachelor of Arts in Journalism in Cavite State University, one of a good quality university here in the Philippines. I have dreams of pursuing this field and by obtaining a degree in it, I know that I will get the necessary tools to grow my passion into something big. I am going to work very hard and learn all the things that I can. With the rising costs of college, it will be difficult for me to pay for the expenses on my own. It will be more difficult in view of the fact that we’re experiencing a global crisis because of the COVID-19. I plan to continue my success in this new chapter in my life and do everything to the best of my ability, as I know that under our current circumstances, it can all be ripped away from me at any moment. When it comes to paying for college, scholarships are the best form of financial aid, since they offer students free money that never needs to be repaid. That’s why I am yearning of being part of the college scholarship of Enchild.

 Looking back there is not a single thing that I would change. Knowing that I had to work harder than everyone else lead me to be the person that I am today. I took that fire inside of me, pushed myself, graduated with honors in my class with a cumulative 93% GWA. Growing up with my situation has illuminates me to not take advantage of a single and exclusive opportunity. I still want to be a part of Enchild Philippines, not because they support me throughout my high school days but they also help me to grow a person I am today. I’ve now become more motivated and determined to accomplish my aims and objectives in my life. With my family, together withthe Enchild, there has been a continuous support around me in my past and current situation. I will strive to be the first generation in my family to graduate from a University and I will set a stepping stone for my future family so they will not have to struggle as I did.


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、エンチャイルド奨学生の大学生抱負メッセージです。
 約1年前のものですが、パンデミック下のエンチャイルド奨学生たちのある意味での戦いの記録として、他の奨学生のエッセー同様、貴重な資料となることでしょう。

 マニラ市トンド地区スモーキーマウンテンのチェリー・ローズ・ラミロさん(マニラ市立大学広報専攻)の抱負メッセージです。彼女の生きること、信仰に対する強い思い、弁護士になりたいという熱意、困難な状況を乗り越え最善を尽くしている姿など、チェリー・ローズさんのあふれる思いがしっかり伝わってくる素晴らしいエッセーだと思います。ぜひお読みください。


 山歩訳にてご容赦を。

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チェリー・ローズ・ラミロさん(2019年のスタディーツアーで)

「私が生き残ったのは、私の中の炎が私の周りの火よりも明るく燃えたからです」


 こんにちは! 元気ですか?


 皆さんが元気でいることを願っています。
 私の一年がどうだったか、そして私に起こったこと全てを共有する機会を得られたことをうれしく思います。


 最初に、自己紹介をさせてください。


 私は、マニラ市立大学(Pamantasan ng Lungsod ng Maynila)で広報の学士号の取得を目指している大学2年生(現在は3年生)のチェリー・ローズ・B・ラミロです。


 マニラ市立大学は私が希望していた学校の一つです。難しい試験に合格することができました。しかい大学生活は大変なことだと言わざるを得ません。


 例えば、教授の何人かは私たちの前に現れず、課題を与えるだけで彼らは全く教えてくれないので、私はその課題を解く方法が分かりません。エンチャイルド奨学生の資格基準を考えると、成績が少し心配です。


 ほとんどの学生がノートパソコンと携帯電話を使っているのに、私は携帯電話しか使っていないのです。フィリピンの名門校に合格したことはうれしい半面、多くの人が私に対して学業での活躍を期待していることにプレッシャーを感じています。


 ほとんどの学生たちがノートパソコンと携帯電話を使っているのに、私は携帯電話しか使っていません。ガジェット(通信機器)一つだけでは非常に難しいのです。


 言いたくはないのですが、通信がつながらない時があり、たくさん泣きました。私がリポーターをしている時に通信に必要な容量が足りず接続が切れてしまいました。その時は母にお金を出してもらってリポートを続けられるようになりました。


 教授から課題についてリサーチして(MS)Wordにまとめるようにと言われたのですが、私はノートパソコンを持っていないので頭が真っ白になりました。しかし、このような経験をしながらも、よかったこともあります。それは、今も成績は良好で、大学の学部長表彰者の一員になれたことです。


 ガジェットが十分でないにもかかわらず、私は積極的に授業に参加してきました。今のところ、とてもいい状況です。全て神のおかげです。


 学校や家庭、自分自身の問題で、諦めたい時もありましたし、自殺したいと思ったこともありました。でも幸いなことに、私は「地獄」がどのようなものかを知っていて、そこに行くのが怖いので、一生懸命努力しなければならないと自分に言い聞かせました。


 私は自分の人生に対して高い野心を持っています。

 弁護士になりたいのです。人々の権利、国への貢献、同胞をどのように助けるかを知る弁護士です。


 私はいつか成功した弁護士になりたいと思っています。人々が望んでいる正義を得られずに死んでいくのを見たり聞いたりすることにうんざりしているので、生きている限り、良い弁護士になるという目標を達成しようと自分に誓いました。しかし、この目標を達成するためには、「何よりもまず神を優先する」という人生の優先順位を設定する必要があります。


 私は支援者の皆さんがここに来た日のことを今でも鮮明に覚えています。私の交流相手のサポーターの名前はK・Wさんといいます。

 その日以来、彼女の名前は私の心と魂に刻み込まれました。私は彼女のことを祈り続け、彼女と会えるのを興奮して待ち続けています。彼女に再び会い、私の話を聞かせてあげる日を楽しみにしています。エンチャイルドは私にとって大きな役割を果たしています。


 エンチャイルドの人々は私の第二の家族です。彼らは私を自分の子ども、友人、仲間として扱ってくれます。13歳の時から支援していただいており、私は2021年11月2日に19歳から20歳になりました。


 時がたつのは早いものですが、今も奨学生になった時の気持ちと同じです。懐かしさが募ります。エンチャイルドは私を経済的にだけでなく、精神的、道徳的にも支えてくれました。
 エンチャイルドは私が自分の殻から抜け出すのを助け、特に他の人と交流する際の自信を高めてくれました。彼らは今日の私に大きく貢献しており、「ありがとう」という言葉だけでは十分ではないことを知っています。


 私は将来のために一生懸命努力しているので、これまで皆さんが支援してくれたことを全てお返ししたい私の気持ちを知っていてほしいと思います。


 以前は生きる目的がありませんでしたが、今はあります。母には、私の努力の成果を見てもらい、人生を最大限に生きてもらいたいです。私は抑圧のために戦う成功した弁護士になりたいです。私は自分の価値と全てを知っている成功した女性になりたいのです。


 このように世界が混沌としているにもかかわらず、お互いに団結と信頼があれば、私たちは常に望んでいた平和を得ることができるということを表したいのです。それは世界中の全ての若者にとって素晴らしい模範となるでしょう。私はそのような、成功したエンチャイルド奨学生になりたいと思っています。


 そして最後に、最も重要なことは、私は喜んで自分の人生を神に委ねる成功したキリストの娘になりたいということです.


2021年10月3日
チェリー・ローズ・ラミロ

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2022年1月29日のオンライン共有ミーティングに
参加したチェリー・ローズさん(中段右から2人目)

“I survived because the fire inside me burned brighter than the fire around me”


 Hello! How are you? I hope you all are doing fine. I’m happy that I got opportunity to share on how my year went and everything that happened to me. But first, let me introduce myself. I am Cherry Rose B. Ramilo, a 2nd year college student taking up Bachelor of Arts in Public Relations at University of City of Manila (Pamantasan ng Lungsod ng Maynila), this University is one of my dream schools and I’m grateful that I managed to pass the difficult exam. I must say that entering college life is difficult one, for example, some of my professor doesn’t show up, they only give tasks to do and I don’t know how to do it because they don’t teach at all, so I’m a bit worried to my grades especially I’m part of this scholarship.


 Passing in one of prestigious school in the Philippines made me feel happy but at the same time I felt pressured knowing many people are expecting me to do great in academics. Having one gadget to use was so hard, most of them were using laptops and cellphone while me, I only use my cellphone. I hate to say this but I cried a lot during this set up, there were times that I don’t have load or data, it happened that I’m the reporter and I lost connection because I don’t have enough load so I got to ask my mom to give me some money so I can continue my reporting and thank God because she has money.


 There were times that my professor wants us to research and put it into MS Word and I don’t have laptop, I was left dumbfounded and my mind is unconscious. But do you know what’s the good part in experiencing all of these? That is when I still got good grades, I’m part of Dean Lister in my school and I don’t know how did it happen. Maybe because I’m eager to learn knowing that I don’t have enough gadgets, but it didn’t hinder me to be active in class. So far, so good I can say. All thanks to Him!


 There were times that I want to give up, I even wanted to commit suicide because of the problems in school, family and myself. But good thing is that I know what “hell” looks like and I’m afraid to go there, so I told myself that I should strive hard, I should focus to other things like that. I have high ambition in my life, I want to be a lawyer. A lawyer that knows what her rights, her contribution to her country and how she helps her fellow countrymen. I want to be a successful lawyer someday so I’m able to help those oppress and don’t have voice to fight back. I’m tired seeing and watching people dying because they don’t get the justice they want, so I promised to myself that as long as I’m breathing, I will get that goal, which is to become a GOOD lawyer. But, in order to achieve this goal, I should set my priorities in life, “Put God’s first before anything else”.


 I still clearly remember the day when I got here as your scholar. My sponsor’s name is Kozue Watanabe, since that day, her name marked into my heart and soul. I keep praying about her, I keep waiting for her to see me excitedly. I can’t wait to see her again and share my stories to her. Enchild plays a big role to me, they serve as my second family. They treat me as their own child, their friend and companion. I can’t imagine myself without having them in my life, I’m here since I was 13 years old, I’m now 19 years old will turn 20 this November 02, 2021.


 Time flies so fast, and the feeling I felt when I got scholarship here is the same. It’s nostalgic and remarkable. They supported me not only financially but mentally, morally and physically. They help me to get out from my box, they helped me to boost my confidence especially in socializing with other people. They have great contribution to who I am today and I know that saying ‘thank you’ isn’t enough.


 But I want you to know that I’m striving really hard for the future, so I can pay forward all your supports to me. Before, I don’t have any reason to live, but now I do have. I want my mom to witness the fruits of my hard work and let her live her life to the fullest.  I want to be a successful lawyer to fight for the oppress. I want to be a successful woman who knows her worth and everything. I want to be a successful Enchild Scholar who will be a great example to all youth out there that despite of the chaos in this world, we still can get the peace we’ve always wanted to if we have unity and trust to each other, and lastly and the most important thing is that I want to be a successful daughter of Christ who is willingly commit her life unto Him.


Cherry Rose B. Ramilo


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 本日(9月18日)、台風14号が接近する中、その影響でしょう、時折激しい雨に見舞われる中でしたが、 日比谷公園に行ってきました。

 なぜ、荒天の中、日比谷公園に? と思われるかもしれませんが、大阪から東京に来られていたエンチャイルドの支援者さんを日比谷公園のある場所にご案内することが目的でした。

 そのある場所とは…。このブログでは何度かご紹介してきた、フィリピンの独立の英雄、ホセ・リサールの胸像です。

 胸像には花束が手向けられていました。
 どなたか先に訪ねたかたがいらっしゃったのでしょう。

 日比谷公園のホセ・リサールの胸像に関しては、以前のブログの記事もぜひご参照ください。

【301】日比谷公園とホセ・リサール博士の胸像
【339】「異文化間交流」考①~ホセ・リサールと日本

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ホセ・リサールの胸像(後藤理事撮影)

 大雨の中、大阪のサポーターのかた、後藤理事、山歩の三人で、有名な首かけイチョウの側の松本楼でお茶をしながら、日比谷公園散策のタイミングを待ちました。

 支援者のかたと直接お話しする機会は貴重です。
 コロナ禍とともに支援者の皆さんとの直接お会いしての交流がすっかり減ってしまいました。

 支援者の皆さんと日比谷公園で散策しながら、エンチャイルドのお話をするのもいいアイデアだと思いました。紅葉の季節に企画してみようかな。

 エンチャイルド奨学生やスタッフの皆さんが訪日した際にも、必ずこの場所にご案内するようにしています。

 国際協力としての教育支援、国際交流を進める上で、互いの国の歴史や文化、社会事情を知ることは不可欠ですね。

 今回、初心に帰って勉強し直さないといけないなと、山歩は思いました。
 
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首かけイチョウ
(樹齢400年以上と推定されています/後藤理事撮影)
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山歩の知る限り、ホセ・リサールについて
説明させていただきました(後藤理事撮影)
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、エンチャイルドYouTubeチャンネルの更新情報です。

 少し遅れ気味ですが、ENCHILD NEWS & REPORT 2022年8月25日号が公開されました。
 内容は、9月3日に行われたマニラ市トンド地区のTパエス小学校とアンティポロ市のサン・イシドロ小学校出身のエンチャイルド奨学生を対象とした「オンライン共有ミーティング」の様子です。

 8月25日号で9月3日の内容というのもおかしいですが、ご容赦を!

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 この子たちは現在のエンチャイルド奨学生たちの中でも年下層で、2017年、2019年にエンチャイルド奨学生になった児童・生徒たちです。 

 ブログ【1021】で関連記事をお読みいただけます。

 動画コチラから!

ENCHILD NEWS & REPORT 2022年8月25日号
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回も9月10日のオンライン・スタディーツアーに参加された70代の女性のかたの感想を紹介させていただきます。

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ピース・アドボケイト賞「特別賞」を受賞した
ジョンライル・ボロンガイタ君

「親の背を見て子は育つ」

 特に「ピース・アドボケイト特別賞」に輝いた、ジョンライル・ボロンガイタ君に心からお祝いしたい気持ちになりました。心からおめでとうと伝えたいです。

 というのも、小さい頃からご両親の愛に育まれたジョンライル君は、物心ついた時から、いつの間にかお父さんのやってきたことを本人も行ってきたんだということが、涙のスピーチと共によく伝わってきたからです。

 日本のことわざにもあります。
 「親の背を見て子は育つ」

 子どもは親の日常、親が日頃やっていること、親のやり方をまねすることが当たり前のことであって、子どもは親の生活習慣をわれ知らずに身に付けていきます。

 ボロンガイタさん親子の姿に接して感動を覚え、私の目にも涙があふれました。

 エンチャイルド奨学生の皆さんのスピーチを聞き、その姿に触れながら、日本の学生にはない真剣さ、奨学生になったことへの感謝の気持ちを持ち続けてエンチャイルドと共に歩んできたこと、社会にその恩を返したいという思いにあふれていることに感銘を受けました。

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学業で表彰を受けるジョンライル・ボロンガイタ君

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 今回も9月10日のオンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流会)関連の情報です。

 参加した日本の支援者の皆さんの感想を紹介します。
 感想をお寄せくださった皆さまに心から感謝申し上げます!

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★Iさん(マンスリーサポーター会員、女性)★

 久しぶりにオンラインスタディツアーに参加しました。
 奨学生の皆さん、未来を見つめながら今の現実の中で最善を尽くしている姿に希望を感じました。
 ありがとうございます!

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2017年2月、理事長は現地視察を行いました
その時、カロオカン市の何人かの
エンチャイルド奨学生の自宅を訪問しています。
その中に、今回「ピース・アドボケイト賞」を
受賞したクリスティン・メイ・バグードさんの家庭もありました。
クリスティンさんとご両親、理事長の4人で記念写真に納まりました


★Oさん(マンスリーサポーター会員、女性)★

 遠く離れていても、こうしてオンラインを通して会うことができ、近くに感じられることがとてもありがたく、うれしいです。いつも楽しみにしています。

 十数年前に参加したスタディーツアーで出会った時はまだまだ幼かった子が、今回ピース・アドボケイト賞を受賞していて、「わぁ!こんなに立派になって…」と、親のように誇りに思う自分がいます。

 これからも家族の一員として、子どもたち一人一人の成長と活躍を見守りたいと思います。
 ありがとうございました。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 9月10日に行われたオンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流会)の日本側参加者(女性)の声をご紹介します。

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「全ての子どもたちにピース・アドボケイト賞を贈りたい」

  2022年最初のオンラインツアーに参加する事ができました。

 今回は、いつも以上にフィリピンの子どもたちの発表や出し物が多く、とても内容の濃い時間となりました。

 印象的だったのは、初めてアワード(ピース・アドボケイト賞)が導入され、表彰された子どもたちがとても誇らしく、時に涙しているシーンです。

 特に、このとてつもなく苦しい数年間の日々を耐え抜いた子どもたちが、少し解放され、報われ、安心したような表情をしていたり、喜びにあふれた顔をしていたりと、さまざまで、改めて、このアワード制度は素晴らしいものだと感銘を受けました。

 そして、全ての子どもたちにアワードを贈りたい気持ちが伝わればと、今後も少しでも参加し、子どもたちのパフォーマンスや、今後の成長を直接見守りたいと感じました。

 事務局の皆さま、いつもありがとうございます😊

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、9月10日のオンライン・スタディーツアーで歓迎のあいさつに立った理事長のメッセージを紹介します。
 日本の参加者の皆さんへの歓迎と御礼のあいさつが終わった後からの内容です。

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フィリピン大学キャンパスツアー002
懐かしいスタディーツアー

 エンチャイルド・ファミリーの皆さん!
 あなたがたと会えて本当にうれしいです。
 あなたがたは私たちの誇りです。
 あなたがたは私たちの希望です。
 さあ、きょうは2022年度のスタートの日です。
 エンチャイルド2022の始まりです。

 私たちはあなたがたを愛しています。
 結局、全ての結論は愛です。真実の愛です。
 自助・自立の精神を持ち、他者を助け、彼らにとって必要なことを与える人になりましょう。
 そのことをしっかり記憶してくださいね。

 エンチャイルドのリーダーの皆さん!
 あなたがたに最高の感謝と慰労の言葉をささげます。
 私たちの苦労の価値を信じましょう。
 子どもたちは人類共通の最も貴い宝ものです。
 私たちはその宝物を守ることを天から任せられているのです。

 オンライン・スタディーツアー2022。
 今日がスタートです。
 一日も早く直接会って交流できる日を心待ちにしています。
 今日は参加してくれてありがとうございます。
 心から感謝いたします。
 
 マラミ・サラマッポ!(タガログ語で「ありがとうございます」)

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 Enchild family!
 I am very happy to meet you.
 You are our pride.
 You are our hope.
 Today is the start day of 2022.
 It's exactly the beginning of the year of Enchild 2022 activities.
 We love you.
 In the end, the end result of everything is love. True love.
 Be a person who has a spirit of self-help and independence, helps others, and gives them what they need.
 Please remember this.

 Enchild leaders.
 I offer you my deepest gratitude and words of comfort.
 Believe in the value of our hard work.
 Children are the most precious common treasure of mankind.
 Heaven has entrusted us to protect that treasure.

 Online Study Tour 2022.
 Today is the starting point.
 I am looking forward to the day when we can meet and interact in person as soon as possible.
 Thank you for joining us today.
 Sincerely I thank you all.


エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


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ボランティア募集中!







 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 すでにご案内のとおり、9月10日、2022年度出発のための「オンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流会)」が開催されました。

 今日は、ミンダナオ北東部地域エンチャイルド現地責任者のジョニー・ボロンガイタさんにオンライン・スタディーツアー終了後に語ってもらった感想コメントを紹介します。

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9月10日行われたオンライン・スタディーツアーでの
ジョニー・ボロンガイタさん

エンチャイルド奨学生たちを刺激し、やる気を高める「ピース・アドボケイト賞」

 今日のオンライン・スタディーツアーは、プログラムの流れも良かったですし、私にとっては長い時間に感じませんでした。

 プログラムを通じてエンチャイルド奨学生たちの成長が感じられるオンライン・スタディーツアーでした。

 何をもって成長したことを感じたかというと、ミンダナオ北東部地域において、エンチャイルド奨学生としての在り方、持つべき態度について普段から奨学生たちに指導してきたことが体現されていることを、今日の彼らの発表やパフォーマンス(出し物)を通じて感じることができたからです。

 今回のオンライン・スタディーツアーの特徴は、やはり、「ピース・アドボケイト賞」創設と第1回受賞者の発表でした。これはエンチャイルド奨学生たちのやる気を高め、刺激を与える同賞の表彰になったと思います。

 特に、ピース・アドボケイト賞の選定基準の説明が理事長からありました。これらの基準を満たす者に同賞が授与されるということは、リーダーの推薦のみならず実質的な行動の結果が評価されるということです。まさに、ピース・アドボケイト(平和の提唱者、推進者)の模範となるアワード・オブ・ザ・イヤー賞であると思います。

 日本の支援者の皆さんが、奨学生たちのスピーチやパフォーマンスを熱心に聞いていて、励ましの感想やコメントを述べておられました。日本の皆さんが奨学生たちを応援する誠実さがよく伝わってきました。感謝とお礼を申し上げます。

 スタディーツアーを通じた新しい出発と日比交流の機会を設けてくださりありがとうございました。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日9月10日、日比合わせて約170人が参加する中、「エンチャイルド・オンライン・スタディーツアー2022(日比オンライン交流会)」が開催されました。

 主なプログラムは、①パフォーマンス ②テーマ・スピーチ発表 ③日本側の感想コメント ④ピース・アドボケイト賞の発表といった内容で、パフォーマンスは動画での発表が五つ、ライブでの発表が二つ行われました。テーマ・スピーチは8人のエンチャイルド奨学生が発表しました。

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 今回のスピーチのテーマは、「エンチャイルドはあなたの人生にどのような変化をもたらしましたか? そしてあなたは周囲(地域社会)に対してどのような変化をもたらす人間になりたいですか?」。

 テーマ・スピーチ発表者は以下のとおりです。

【マニラ首都圏地域の奨学生】
①ジャネル・マカライさん
②リョウ・オマール・タタロ君
③チェスカ・プンザランさん
④アドニア・トリクシー・バニコさん

【ミンダナオ島北東部地域の奨学生】
①アルシーア・ブステリオさん
②ケネス・レイ・モンティラ君
③ララ・カーミナ・ナパイさん
④ハンナ・ジェーン・ドレラさん

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ピース・アドボケイト賞(Peace Advocate Best of the year Award)
 2020年10月、エンチャイルドは、シニアハイスクール以上のエンチャルド奨学生を主な対象として、「エンチャイルド・ユース 」をエンチャイルドの付設部門として設立しました。
 そして2022年9月、「ピース・アドボケイト賞(Peace Advocate Best of the year Award)」を創設することになりました。

 同賞は、一年に一度、マニラ首都圏、ミンダナオ北東部地域のエンチャイルド奨学生の中からそれぞれから一人、ピース・アドボケイトとして模範的な奨学生を選んで表彰するというものです。
 選定の基準は、現地リーダーらの推薦により候補を挙げ、その結果を事務局で審査し決定します。
 受賞者には表彰状と共に副賞として特別奨学金が授与されます。

【選定基準】
❶学校の成績など学業の成果
❷エンチャイルドの理念から見た模範的行動、生活態度
❸ 利他的行動(エンチャイルド・ユース、ボランティア活動、社会的活動など)の実績
❹ エンチャイルドの活動参加実績、エッセーの提出など
❺その他、評価に値する内容を総合的に考慮する

 同賞の創設目的は、エンチャイルド奨学生としての年間の目標とし、励みとしてもらうためです。

 2021年度の「ピース・アドボケイト賞」の受賞者は以下のとおりです。

・マニラ首都圏地域:クリスティン・メイ・バクードさん
・ミンダナオ島北東部地域:カリル・ダイアン・アママンパンさん
・特別賞:ジョンライル・ボロンガイタ君

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クリスティン・メイ・バクードさん
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カリル・ダイアン・アママンパンさん
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ジョンライル・ボロンガイタ君

 同イベントは、以下のプログラムの流れで行われました。

*開会前:2018年と2019年のスタディーツアーのリポート動画を上映
(1)開会のあいさつ
(2)動画上映(「HAPPY ONE FAMILY♪ 2021」)
(3)主催者、歓迎のあいさつ(理事長、ボロンガイタ氏、キアノ氏)
(4)参加者の紹介
(5)パフォーマンス:マウグ、スモーキーマウンテン、マルセロ・H・デルピラー
(6)テーマ・スピーチ(4人)
(7)日本側感想コメント
(8)パフォーマンス:ロサンゼルス、アンパロ
(9)テーマ・スピーチ(4人)
(10)日本側感想コメント
(11)パフォーマンス:マウグ、ブハン
(12)第1回ピース・アドボケイト賞(2021年度)発表
(13)ボロンガイタ氏の歌
(14)閉会のあいさつ
(15)記念撮影
(16)動画上映(「HAPPY ONE FAMILY♪ 10周年」)


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  「〇〇ファースト」という言い方が流行したことがありました。
 今の山歩は、「健康ファースト」「エンチャイルドもファースト」です。

 山歩もいい年頃。健康診断の結果を無視できない年齢になりました。
 今年の定期診断では気になる結果が…。
 その上、コロナ禍の運動不足を解消すべく、久しぶりに長距離の山歩きをしたところ、下半身はぼろぼろ(忘れもしない6月4日、あの日…)。

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 そこで山歩は生活習慣を変える決意を。
 エンチャイルドブログ毎日更新、加えて毎日1万歩以上歩こう、と。

 1万歩以上歩こうとすると、1時間半程度歩く必要があります。
 平日は朝夕30分ずつで1時間超、昼は軽い運動を含めて30分ほど歩くようにしています。
 土日祝日は、朝1時間半から2時間のウォーキングです。

 平日の昼の軽い運動は、近くの公園で最初はテニスボールでキャッチボールをしていましたが、最近はフリスビーを仕事の相棒を誘って10~15分やっています。
 他の公園者さまの迷惑にならないように気を付けてやっています。「フリスビー禁止」とは書いていなかったと思います…。

 1、2カ月続けていて、フリスビーコントロールもかなり上達してきました。
 昨日は、通りがかりのおじさん(公園の住人?)に「二人ともうまいねえ」と褒められました(おじさんがおじさんを褒める…うれしい)。

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↑イメージです

 というわけで、心身の健康のためにおよそ3カ月ほぼ毎日、ウォーキング&食べ過ぎない生活を続けています(たまに食べすぎるかな…)。その結果、この3カ月で体重10キロ減に。

 減量する=健康になる、ではないと思いますが、今後も運動を続け、健康な食生活を目指したいと思っています。
 健康にいい運動法や食事法など教えてきただけたらうれしいです。

 健康第一、エンチャイルドも第一。
 まだまだエンチャイルドのミッションは完遂できていませんので、やり続けなければなりません。そのためにも健康でなければ。心と体、そして頭の健康も増進させられる生活をこれからも心がけたいと思います。

 ところで、地球村山歩が主宰する「地球村山歩会」および「TOKYOウォーキング倶楽部」というのがあります。久しぶりに活動を再開したいと考えています。関心のあるかたは、ぜひご一報を。

‐‐‐

 9月10日、本日! オンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流会)を開催いたします。
 奮ってご参加くださいませ!

20220910‗日比オンライン交流会
日比オンライン交流会‗20220910

 皆さまの参加をお待ちしております。参加ご希望のかたは、9月8日(木)までにご一報ください。
 また、日本側の出し物として歌などのパフォーマンスやプレゼンを希望されるかたは、9月4日(日)までにお知らせください。お問い合わせは下記メールアドレスまで。

info@enchild.org
NPO法人エンチャイルド事務局

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2015年に行われたスタディーツアーのワンショット
(ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・マサオの浜辺で)

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。

次回は、9月10日(土)午後3時より開催いたします。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 9月10日(土)の日比オンライン交流会、開催日が迫ってまいりました。
 ぜひ
参加をご検討ください!

 さて、2020年10月、エンチャイルドは、シニアハイスクール以上のエンチャルド奨学生を主な対象として、ピース・アドボケイト(平和の推進者)の実践環境としての「エンチャイルド・ユース 」をエンチャイルドの付設部門として設立しました(エンチャイルド・ユースについては、【314】【691】【954】のなどのブログをご参照ください)。

 そして2022年9月、「ピース・アドボケイト賞(Peace Advocate-Award)」を創設することになりました。

 同賞は、年間でマニラ首都圏、ミンダナオ北東部地域のエンチャイルド奨学生の中からそれぞれから1名、優秀奨学生を選び表彰するというものです。

 選定の基準は、現地リーダーらの推薦により候補を挙げ、その結果を事務局で審査し決定します。
 受賞者には副賞として特別奨学金を授与します。

 選定基準は、

❶学校の成績など学業優秀者
❷エンチャイルドの理念から見た模範的行動、生活態度
❸ 利他的行動(エンチャイルド・ユース、ボランティア活動、社会的活動など)の実績
❹ エンチャイルドの活動参加実績、エッセーの提出など
❺その他、評価に値する内容を総合的に考慮する

 第1回(2021年度)の発表は、9月10日の日比オンライン交流会(オンライン・スタディーツアー)のプログラムの中で行います。

 同賞の創設目的は、エンチャイルド奨学生としての年間の目標とし、励みとしてもらうためです。


 貧困下に置かれた子どもたちが学業を継続して大学まで進学し、さらに卒業するということは簡単ではありません。特にこのコロナ禍にあっては、日本人の私たちの想像を超えた困難な状況を彼らは通過しています。

 そのような中でも、精いっぱい努力し前に進もうとしているエンチャイルド奨学生たち、フィリピンの子どもたちなのです。

 2022年度も、励まし、サポートし、応援していきたいと思います。

 支援者の皆さま、引き続き2022年度もよろしくお願いいたします。
 
‐‐‐

 9月10日、オンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流会)を開催いたします。
 奮ってご参加くださいませ!

20220910‗日比オンライン交流会
日比オンライン交流会‗20220910

 皆さまの参加をお待ちしております。参加ご希望のかたは、9月8日(木)までにご一報ください。
 また、日本側の出し物として歌などのパフォーマンスやプレゼンを希望されるかたは、9月4日(日)までにお知らせください。お問い合わせは下記メールアドレスまで。

info@enchild.org
NPO法人エンチャイルド事務局

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2015年に行われたスタディーツアーのワンショット
(ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・マサオの浜辺で)

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。

次回は、9月10日(土)午後3時より開催いたします。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日も、2022年8月15日号のENCHILD NEWS & REPORTでもご紹介した、テーマスピーチの中から。今回は、ロバート・アントニオ・ジュニア君(21歳、大学2年)のテーマスピーチをテキスト版でお届けします。動画版も併せてご視聴ください。

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ロバート・アントニオ・ジュニア
フィリピン大学ロス・バニョス校コミュニケーション開発学専攻2年

 エンチャイルドは最初の日から一貫して、ステークホルダー(関係者)と奨学生との関係を築いてきました。私たちはお互いを家族のように思っています。これが、エンチャイルドが他の教育支援プログラムと異なる点です。

 それ以外にも、エンチャイルドは私たちに帰属意識を持たせ、言語の違いによる壁があったとしても私たちはお互いに愛されているということを教えてくれるグループです。

 さらに、私たちは主体性を持った若者として、小さなことであっても平和を提唱する私たちになれるようにエンチャイルドから励まされています。

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 NPO法人エンチャイルドは、国籍・文化・言語・性別に関係なく、人間は互いに愛し合うべきであることを教えてくれました。

 エンチャイルドは、オンラインミーティングやパンデミック前のミーティングを通して、私たちの声をよく聞き、見守ってきてくれました。

 エンチャイルド奨学生たちの心には、教育を十分に受けることを全うすることが刻まれてきました。そして互いを大切にし、この大きなファミリーの一員として一人一人を愛することもまた重要視されてきました。

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 パンデミックにおける貧困事情や個人的な悩みなどを、私たちはなかなか他人に打ち明けることができません。しかしエンチャイルドの存在によって、私たちは一人ではないのだということを理解することができました。

 エンチャイルド・ファミリーの継続的なサポートがあれば、たとえ一歩ずつであったとしても、私たちは直面する課題を克服することができるのです。



ENCHILD NEWS & REPORT 2022年8月15日号

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 9月10日、オンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流会)を開催いたします。
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日も、2022年8月15日号のENCHILD NEWS & REPORTでもご紹介した、テーマスピーチの中から。今回は、レクサン・ジェーン・ラサップさん(22歳、大学3年)のテーマスピーチをテキスト版でお届けします。動画版も併せてご視聴ください。

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コロナ禍の体験と私たちの未来

レクサン・ジェーン・ラサップ
カラガ・ステート大学数学専攻3年

 皆さん、こんにちは。
 私はミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・パガッパタン在住のエンチャイルド奨学生、レクサン・ジェーン・ラサップです。新型コロナウイルス感染症によって予測不可能な時代になってから、もうすぐ3年になります。

 新型コロナによるパンデミックは、私の人生のさまざまなことに大きな影響を与えています。私は仕事と学業を両立するための計画を立てるのが難しくなってきています。

 現在私は大学3年生で、学校の先生になるために中等教育の学士号の取得を目指しています。オンライン学習では直接多くの人に会えないので、友達をつくることが難しいです。

 しかし私は幸運なことに、パンデミックの中で感染することなく、身体的にひどい影響を受けることはありませんでした。

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 友人や家族に会えないのが寂しいのは確かです。そして、検疫のために自分がやりたい活動も一時中断せざるを得ない状況です。

 しかし家族も私も健康で、両親も元気でいてくれており、この間さまざまな課題や困難があっても学校は続いています。
 私にとってはそれが一番大事なことで、心から神に感謝しています。

 私は今、本当に世の中が怖くて心配になることがたくさんあります。私の心を落ち着かせてくれるのは、学校、仕事、そして特に両親と一緒に住んでいない弟妹のために、私がすべき多くのことに没頭することだけです。

 それは日々を忙しく過ごし、好きなことをすることで、新型コロナウイルス感染症のことをネガティブに考えず、他のことに集中し、心身の健康を維持するためです。

 痛みを耐え忍ぶ中で、私たちは希望を持ち、連帯し合うことによって慰めを見いだすべきです。

 前向きで励みになる教訓に価値を見いだし続けながら、私たちはインスピレーションとモチベーションを維持すべきです。
 なぜなら、私たちは人生の目標や志を高く持ち、それを達成すべきだからです。

 皆さん、ありがとうございました。


ENCHILD NEWS & REPORT 2022年8月15日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、2022年8月15日号のENCHILD NEWS & REPORTでもご紹介した、マリア・ディバイン・マルティネスさん(20歳、大学2年)のテーマスピーチをテキスト版でお届けします。動画版も併せてご視聴ください。

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テーマ「コロナ禍の体験と私たちの未来」

マリア・ディバイン・マルティネス
ブラカン州立大学 数学・コンピューターサイエンス専攻 2年

 皆さん、こんにちは。私はアンパロ・ハイスクール出身のエンチャイルド奨学生、マリア・ディバイン・マルティネスです。

 ウイルスから身を守りながら心を前向きに保つのは大変なことです。このような事態に無力感を感じることがあるのは確かです。しかし、この新型コロナウイルス感染症のパンデミックは私たちの人生において乗り越えなければならない障害の一つなのです。

 私はこれまで必死にコロナパンデミックに対して抵抗してきた数少ない一人です。私は描いた夢を実現するためにもがいています。しかしいつも私の背中を押してくれる人たちがそばにいて、「これは私の限界ではない」と私に気付かせてくれる人たち(エンチャイルドの支援さの皆さん)がいると思うと、容赦なく私の夢を打ち砕こうとするウイルスの影響をただ見過ごしながら、立ち止まっているわけにはいかないのです。

 私はこのパンデミックを、なりたい自分になれると信じることを阻止する兆候だと見るのではなく、肉体的にも精神的にも強くなれるチャンスなのだと考えることにしました。

 なぜなら、私や私たちの手に、私たちの家族や未来の人々が希望を託している人たちが大勢いることを知っているからです。このパンデミックによって、私たちの心のともしびが消えてしまわないようにしなければなりません。

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 この私たちの内なる心のともしびがどのように私たちの魂を燃やしていくのか、あるいはパンデミックによって打ち負かされてしまった人たちに、私たちがどのような活力を与えることができるのか、できることなら引き続き努力してまいりましょう。

 とはいえ、いつも大丈夫というわけではなく、私たち人間は疲れることもあるし、休むことも必要なのだということも一方で心に刻んでおかなければならないと思います。

 ここに集った皆さん一人一人に再会することができて私は大変幸せです。
 皆さん、お互いに夢に向かって努力し続けましょう。
 またお会いしましょう。

ENCHILD NEWS & REPORT 2022年8月15日号

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 9月10日、オンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流会)を開催いたします。
 奮ってご参加くださいませ!

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日比オンライン交流会‗20220910

 皆さまの参加をお待ちしております。参加ご希望のかたは、9月8日(木)までにご一報ください。
 また、日本側の出し物として歌などのパフォーマンスやプレゼンを希望されるかたは、9月4日(日)までにお知らせください。お問い合わせは下記メールアドレスまで。

info@enchild.org
NPO法人エンチャイルド事務局

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2015年に行われたスタディーツアーのワンショット
(ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・マサオの浜辺で)

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。

次回は、9月10日(土)午後3時より開催いたします。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日のブログでご案内のとおり、9月3日(土)にTパエス小学校とサン・イシドロ小学校出身のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン共有ミーティングを行いました。

 今回は、参加者のコメントの一部をご紹介いたします。

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Tパエス小学校、サン・イシドロ小学校出身の
エンチャイルド奨学生たちを対象としたオンライン共有ミーティング

◆ジェイアン・クリストバルさん(Tパエス小学校出身)
 新年度を迎えて、私は学業をさらに頑張りたいと思っています。それは尊敬している父親のようになりたいからです。
 パンデミックの期間、病気で困っていても、貧困故に病院に行けずに苦しんでいる人も多くいました。自分は医療の分野に進み、そういう人たちを助けられる人になりたいという志を持っています。

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◆アクシル・ローズ・フェラーさん(Tパエス小学校出身)
 皆さんとオンライン共有ミーティングで再会できたことをうれしく思います。
 なんとか早く新型コロナウイルス感染症のパンデミックが終息することを願っています。

LINE_ALBUM_2022年9月3日 共有ミーティング スナップ_220903_25

◆プリンセス・メイ・マグラサンさん(サン・イシドロ小学校出身)
 学校の勉強は今のところ順調で良い成績が取れています。オンラインを通じて皆さんと再会できてうれしいです。私の目標は、学業を頑張って修めて、支援者の皆さんに満足をお返しできるようにすることです。

LINE_ALBUM_2022年9月3日 共有ミーティング スナップ_220903_18

◆ステファニー・リワナグさん(サン・イシドロ小学校出身)
 学校では優秀学生として表彰されました。私の目標は、しっかりと勉強して学校を卒業し、夢を実現できる自分になることです。

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◆ジュディリン・ペネダ先生(サン・イシドロ小学校)
 学校が再開しましたが、児童・生徒数が多いことが大変です。
 この間、教師として私が苦労したのは、パンデミックで(対面式で授業が行われないため)、読み・書きを児童たちに教えることが難しかったことです。

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◆マロウ・バルメス先生(サン・イシドロ小学校)
 パンデミックの間は、教師として児童を教える側としても、さまざまなことを進めることが難しい中を過ごしてきました。
 エンチャイルドの支援者の皆さんに対しては、皆さんが子どもたちに夢や希望を持つことの大切さを教えてくださっていることが非常にありがたいです。
 (日本語で)神のご加護がありますように。

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【チャットのコメントから】

◆ジェイアン・クリストバルさん(Tパエス小学校出身)
 理事長はじめエンチャイルドの皆さん、こんにちは。
 お会いできてうれしいです。
 皆さんの安全をお祈りしています。神が皆さんとエンチャイルドを祝福し、限りない力を与えられますように。
 近々再会できることを願っています。
 エンチャイルドありがとう。

◆シアン・メイ・シグナパンさん(Tパエス小学校出身)
 皆さん、こんにちは。シアン・メイ・シグナパンです。
 ネット回線の状況が悪く、ビデオ画面が映らずすみません。学校での勉強の方はうまくいっています。Tパエス・ハイスクールに通っていますが、今学期から初めて対面式の授業を経験しました。
 事務局の皆さん、ありがとうございました。

◆ジュディリン・ペネダ先生(サン・イシドロ小学校)
 ありがとうございます。今日は私たち全員にとって祝福されたミーティングになりました。
 神が皆さんを祝福しますように。

◆マロウ・バルメス先生(サン・イシドロ小学校)
 短い時間でしたが、皆さんとお互いの状況を分かち合えたことは実によかったです。皆さんに神の祝福がありますように。

‐‐‐

 9月10日、オンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流会)を開催いたします。
 奮ってご参加くださいませ!

20220910‗日比オンライン交流会
日比オンライン交流会‗20220910

 皆さまの参加をお待ちしております。参加ご希望のかたは、9月8日(木)までにご一報ください。
 また、日本側の出し物として歌などのパフォーマンスやプレゼンを希望されるかたは、9月4日(日)までにお知らせください。お問い合わせは下記メールアドレスまで。

info@enchild.org
NPO法人エンチャイルド事務局

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2015年に行われたスタディーツアーのワンショット
(ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・マサオの浜辺で)

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。

次回は、9月10日(土)午後3時より開催いたします。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


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ボランティア募集中!




 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日(9月3日)、オンライン共有ミーティングを行いました。
 今回は、マニラ市トンド地区のTパエス小学校とアンティポロ市のサン・イシドロ小学校出身のエンチャイルド奨学生を対象としたオンライン共有ミーティングでした。

 合計15人の参加を得て行われました。日本側事務局の3人、フィリピン側キアノ事務局長、コーディネーターの先生が2人、奨学生が9人参加しました。

 通信状態が悪く、何度も通信が切断されるなど、チャットでのやり取りしかできない参加者もいましたが、5人の奨学生と2人の先生には画面を通してお話を聞くことができました。

【理事長の感想コメント】
 「皆さん成長しましたねえ。私があなたがたと2019年に会った時の印象と比べて、随分の大人になったなあと感じます。オンラインですが、再会できてよかったです。うれしく思います。
 皆さんには新年度、新しい学年での学校生活でベストを尽くしてほしいと思います。
 先生方、父母の皆さん、いろいろと大変なことがあると思いますが、未来の主役である子どもたちをサポートしてまいりましょう。
 できればクリスマスの時期に、遅くとも来年の夏までには皆さんに会いに行きたいと思っています。
 今日はありがとうございます。

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Tパエス小学校、サン・イシドロ小学校出身の
エンチャイルド奨学生たちを対象としたオンライン共有ミーティング

 フィリピンではこの8月に新年度を開始している学校もあれば、9月これからという学校もあるようです。コロナ禍以前のような授業スタイルはまだまだで、対面式授業とモジュール学習を週替わりで行ったり、週5日のうち4日は学校で授業を行い、1日は在宅で学習するといった形もあるようです。

 昨年(2021年)の9月から、各地域、出身学校ごとの小規模のオンライン共有ミーティングを取り組んできました。日本の事務局と奨学生たちの交流、そして現在の様子を奨学生自身から直接ヒアリングすることが目的です。

 今回のTパエス小学校(支援は2018年から)、サン・イシドロ小学校(支援は2019年から)出身の奨学生たちを対象とするオンライン共有ミーティングの実施で、全ての地域および出身学校単位でのミーティングを行ったことになります。
 本来はもっと早い時期に一回り終える予定でしたが、現地の事情もあってこの時期まで時間を要してしまいました。

 9月10日のオンライン・スタディーツアー実施以降は、四半期に1回程度、中規模のオンライン共有ミーティングを開催し、エンチャイルド奨学生たちの交流支援、ケアを行っていきたいと考えています。

‐‐‐

 9月10日、オンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流会)を開催いたします。
 奮ってご参加くださいませ!

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日比オンライン交流会‗20220910

 皆さまの参加をお待ちしております。参加ご希望のかたは、9月8日(木)までにご一報ください。
 また、日本側の出し物として歌などのパフォーマンスやプレゼンを希望されるかたは、9月4日(日)までにお知らせください。お問い合わせは下記メールアドレスまで。

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NPO法人エンチャイルド事務局

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2015年に行われたスタディーツアーのワンショット
(ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・マサオの浜辺で)

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。

次回は、9月10日(土)午後3時より開催いたします。


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 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 9月10日(土)のオンラインスタディーツアー(日比オンライン交流会)開催が1週間後に迫りました。
 改めてのご案内です。

 支援者のかたもそうでないかたも、この機会にぜひエンチャイルドのオンラインによる草の根国際交流イベントに参加してみてください。

20220910‗日比オンライン交流会

 9月は、フィリピンの学校の新年度開始の時です。
 エンチャイルド奨学生たちも2022年度の新奨学生としてそれぞれ新しい出発をすることになります。

 というわけで、今回のオンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流会)は、新年度のスタート(進級や進学)をお祝いするオンライン・イベントです。

 ぜひ多くのかたに参加していただき、フィリピンの子どもたちへの励ましと応援をいただきたいと思います。

日比オンライン交流会‗20220910

 オンライン交流会の主なプログラムは以下のような内容を予定しています。

・エンチャイルド奨学生スピーチ
・フィリピン側の出し物(プレゼン、歌や踊りなどのパフォーマンス)
・日本側の出し物
・日本側応援メッセージ、感想コメント

 時間は90分から2時間以内の予定です。
 途中からの参加、途中での退出、オーケーです。
 気楽にお飲み物持参でご参加ください。

 オンライン・スタディーツアー「日比オンライン交流会」を開催する主な目的は三つあります。

1.日比の草の根国際友好交流イベントとして
2.エンチャイルド奨学生たちへの励まし(特に今回は、新年度最初のイベントとなります)
3.異文化交流(プチ英会話など)が体験できる場として

 皆さまの参加をお待ちしております。参加ご希望のかたは、9月8日(木)までにご一報を。
 また、日本側の出し物として歌などのパフォーマンスやプレゼンを希望されるかたは、9月4日(日)までにお知らせください。お問い合わせは下記メールアドレスまで。


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 9月10日、オンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流会)を開催いたします。
 奮ってご参加くださいませ!

日比オンライン交流会‗20220910

 皆さまの参加をお待ちしております。参加ご希望のかたは、9月8日(木)までにご一報ください。
 また、日本側の出し物として歌などのパフォーマンスやプレゼンを希望されるかたは、9月4日(日)までにお知らせください。お問い合わせは下記メールアドレスまで。

info@enchild.org
NPO法人エンチャイルド事務局

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2015年に行われたスタディーツアーのワンショット
(ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・マサオの浜辺で)

エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。

次回は、9月10日(土)午後3時より開催いたします。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は大学生の抱負メッセージの紹介です。

 MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生、クリスティン・メイ・バクードさん(20歳、フィリピン工科大学 土木工学専攻 2年)のエッセーをお届けします。

 コロナ禍におけるフィリピンの大学事情がよく分かる内容です。ぜひお読みください。

 翻訳は、サポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、いつもありがとうございます。

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クリスティン・メイ・バクードさん

 これまでとは大きく異なる学習環境にシフトしたことは、まさにこの1年で経験した最大のチャレンジです。
 これまで私は、クラスメートや講師のかたがたと物理的に(対面で)交流しながら学ぶ環境に慣れていました。実際に体験しながら学ぶことで仲間との絆を感じることができますし、それはオンライン学習では得られないものです。

 私は1学期に約10科目、1年間で合計20科目を履修しています。授業はオンラインで行っています。文字通り2〜3時間、端末の前に座っているわけです。携帯電話を使ったオンライン学習に対応するのは難しいので、私はノートパソコンを借りることにし、奨学金から毎月支払っています。自分の悩みや課題を共有できる人が少ない中で、一人で全ての授業を学ぶのは本当に大変なことです。

 それに加えて、学ぶための環境も必要です。対面式の授業とは違い、わが家は狭いので、勉強に集中できるようなプライベートな空間がないのです。
 2021年の10月4日に次年度を迎えますが、状況は変わっておらず、また同じような課題を抱えることになりそうです。

 工学部で対面授業を行う可能性は政府によって承認されていますが、マニラ首都圏では新型コロナウイルス感染症の感染者がまだ多く、集団予防接種が遅れているため、時間がかかるかもしれません。

 昨年度からオンライン学習の仕組みが分かってきたので、今年度はどのように乗り越えていくか計画を立てることができました。

 昨年度の課題であった交友関係については、学生団体に所属して知り合いを増やし、土木工学科の先輩がたと知り合うことができました。その中で、自分の選んだ教科を見極め、科目の難しさへの不安も軽減されました。サイバー空間にも少しずつ慣れてきて、社会生活を送るために活用しています。

 今年の私の抱負は、これまでとは大きく異なります。私は点数ばかりを極めようとすることを諦めました。その代わりに、そこから何を学ぼうとするかを追求しようと思います。

 自分に厳しくすることをやめたのは、結局のところ、逃げられるのは自分自身であることに気付いたからです。賞を取るために勉強するのではなく、将来のキャリアを築くために勉強するのです。どんなに成績が良くても、それだけで心の健康を補うことはできないので、常に自分の心の健康を最優先することを心に誓っています。

 この数年間、エンチャイルドが私の人生の旅に寄り添ってくれたことに感謝しています。この間、エンチャイルドの一メンバーからエンチャイルドにおける地域のユースリーダーになりました。
 他のリーダーとめったに話すことができなかったので、グループチャットで気軽に楽しめるのは、とてもいい気分です。私は今度のエンチャイルドのイベントに参加することに対してワクワクしています。そこで皆さんと会えることを楽しみにしています。

2021年10月3日
クリスティン・メイ・バクード

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クリスティン・メイ・バクードさん(右端、2018年当時)

 Shifting to a learning setup that is a lot different from where I used to be is indeed the greatest challenge that I have experienced for the past year. I've been used to a learning environment where I get to interact physically with my classmates and instructors. Aside from the fact that I can learn while having first-hand experiences, I can feel companionship among my colleagues—something that our online setup of learning cannot offer.

 I approximately have 10 subjects per semester, with a total of 20 for the whole academic year. We do our classes through online meetings. Literally sitting in front of our devices for 2-3 hours. I find it hard to cope up with the online learning using mobile phone that is why I've decided to loan for a laptop which until now, I'm still paying the monthly installment through my scholarship allowance. It is really challenging to learn all concepts by yourself, with less people that I could share and open my burdens and problems to.

 Aside from those, having a conducive environment for learning is a need. Our house is small, and I have no private space to help me concentrate with my studies unlike during face-to-face classes. We will be having our next academic year this October 4, yet the situation hasn't changed, and we will be dealing with the same issues all over again. Possibility of face-to-face classes in engineering programs has been approved by the government yet it might take some time here in Metro Manila since the COVID cases are still high and mass vaccination rolls out slow.

 Having an insight of how online learning setup works from the previous year, I was able to plan how I'm going to overcome this academic year. Since one of my issues last year was companionship, I joined student organizations to know more people and meet my seniors in Civil Engineering. Through that, I could gauge my chosen program and lessen my anxiety over the difficulty of subjects. I am slowly getting used with cyberspace and using it to build my social life.

 My aspirations this year are way different from what it is before. I have given up pursuing academic validation. Instead, I tend to do things in hopes of learning from it. I stopped being too hard on myself because I have realized that at the end of the day, it will still be myself that I could ran to. I won't be pressuring myself to study for awards, rather for the sake of learning and building up my future career. I have promised myself to always put my mental health as my top priority because no amount of academic achievement could compensate for it.

 I am grateful that Enchild has been with my journey through these years. From being a member to becoming a youth leader of our area. It feels great to be able to talk to other leaders seldomly, have some casual fun in group chats. I'm excited for other Enchild's upcoming events. How I hope to meet everyone soon.

Bacudo, Cristine Mae D.

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クリスティン・メイ・バクードさん(中央、2018年当時)

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 9月10日、オンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流会)を開催いたします。
 奮ってご参加くださいませ!

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 皆さまの参加をお待ちしております。参加ご希望のかたは、9月8日(木)までにご一報ください。
 また、日本側の出し物として歌などのパフォーマンスやプレゼンを希望されるかたは、9月4日(日)までにお知らせください。お問い合わせは下記メールアドレスまで。

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(ミンダナオ島ブトゥアン市バランガイ・マサオの浜辺で)

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次回は、9月10日(土)午後3時より開催いたします。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 9月を迎えました。今年も残り4カ月。2022年も3分の2が過ぎました。
 今月もどうぞよろしくお願いいたします。

 ところで、8月24日午前8時25分、「経営の神様」と呼ばれた稲盛和夫氏が老衰により死去しました。90歳でした。
 稲盛さんは、利他の精神を大切にした日本を代表する世界的な経営者の一人です。

 偉人と呼ばれる人物の共通点として、成し遂げた業績と共に、歴史感覚と哲学的視点(フィロソフィー)を持っていることが挙げられると、山歩は考えています。
 稲盛さんもまた、偉人の一人でした。

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 山歩は、人は誰でも偉人になれると考えています、というか、そのように信じています。
 そして山歩自身も偉人になりたいという願望を持って生きています。

 しかしそれは功名心や名誉欲が動機なのではありません。
 
 ところで、稲盛さんといえば思い出すのが、あの方程式です。
 ご存じのかたも多いでしょう。

 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

 この人生成功のための方程式は、「ごく平均的な能力しか持たない人間が、偉大なことをなし得る方法はないだろうか」という問いに対する稲盛さんが出した答えだったそうです。

 つまりこれは、偉人(偉大なことを成し遂げる人)になるための公式でもあります。

 持って生まれた能力だけで人生や仕事の結果が決まるわけではない、ということです。

 掛け算なのです。
 考え方次第、熱意(夢や志への情熱、願望)次第で人生や仕事の結果を大きくすることができる、ということなんですね。

 能力が小さかったとしても、考え方や熱意の数値が大きければ、能力の不足を補って人生と仕事の結果を大きくすることができるというわけです。

 人生であれ、仕事であれ、どのような考え方を持って生きるのか、どのような熱意を持って生きるのかによって結果が違ってくるということです。

 考え方とは、哲学です。
 熱意は、願望です。

 マズロー流に考えれば、どのような動機(欲求)のレベルで生きるのかという問いかけでもあるといえるでしょう。

 人間(人格)はどのようなときに成長するのか。
 より大きな夢(=願望)のために生き、より高い次元の志(=哲学=人生観)を持って生きるときではないでしょうか。

 エンチャイルド奨学生たちを通して、この方程式が正しいことが分かります。
 彼らは考え方と熱意を自分自身の能力に掛けることによってどんどん成長していっているからです。夢と志を強く持ち続けられることによって自らの人生の可能性を拡大化しています。

 人は誰でも偉人として生まれました。
 人は偉人になるために生きているのです。
 そして、誰もが「考え方×熱意×能力」次第で偉人になれるのです。

‐‐‐

 9月10日、オンライン・スタディーツアー(日比オンライン交流会)を開催いたします。
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