★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援&共育活動、草の根国際交流、社会教育を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の擁護者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回程度実施しています。コロナ禍の2020~2022年はオンラインでの交流が主な活動となりましたが、2023年6月には4年ぶりのスタディーツアーを実施することができ、成長した子どもたちとの再会を果たしました。2024年でフィリピンでの教育支援開始20周年となりました!

2022年12月


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今年も一年、お世話になりました。ありがとうございます。
 エンチャイルドの支援者、関係者の皆さま、そしてブログに立ち寄ってくださる皆さまに心から感謝申し上げます。

 今年も今日一日だけ。2022年を締めくくる一日として、大切に、真心込めて過ごしたいですね。

 大みそかのブログは、やはり、大学生のエンチャイルド奨学生の抱負メッセージで。忙しい師走のひと時ですが、ぜひじっくりとお読みください。

 ミンダナオ北東部地域のブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのケネス・アンジェロ・ベロス君(19歳、カラガ・ステート大学2年)のエッセーです。

 ケネス君はエンチャイルドでも学校でも、地域社会でも、リーダーとして活躍しているエンチャイルド奨学生です。オンライン・スタディーツアーでもおなじみのエンチャイルド・ユースです。

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右端がケネス・アンジェロ・ベロス君

人生の旅と今後の抱負

 大学に入学するということは、新しい人生の旅が始まることであり、私の物語の新しい章が展開することを意味しています。
 中学生の頃の若々しいそよ風と、小学生の頃の無邪気さという、喜びの本質を今でも覚えています。

 エンチャイルドとの旅を始めてから10年がたちました。素晴らしい家族の一員になったことの帰属感と温かさを感じています。
 人生の嵐やさまざまな状況を航海することで、私は息子、学生、キリストの信奉者、責任ある市民、ロールモデル、ピース・アドボケイト(平和の推進者)としての地位を固めてきました。

 正直なところ、私にとっては簡単な道ではありませんでした。なぜなら、幼い頃に大きな責任を負い、多くの期待と批判に囲まれていたからです。
 しかし、私が歩いた狭いいばらの道を通して、謙虚さと成長を持って歩むことを学びました。もちろん、愛する人の助けなしにはそれを行うことはできませんでした。

 高等教育を通しても、私は多くのことを学びました。そしてその学びや気付きは、最初に目指したキャリアに向かって、より良く、より賢くなるように促してくれました。 
 しかし大学での教育は段階の違うレベルでした。最終段階に向かうにつれて、継続することの難しさを痛感しました。

 人生の旅は、鍛冶場で加工される金の延べ棒のようなものだと感じています。
 より洗練された完璧なものにするために、金はさまざまなプロセスを経る必要があります。 

 成功への道のりをたどるためには、まず、目的を再検討する必要があります。
 第2に、全ての不純物 (弱点) を溶かすには、はんだ付けが必要です。
 第3に、全ての決定に注意を払う必要があります。
 次に、自分の決意をしっかりと強くし、粘り強さを強化するために鍛造する必要があります。
 そして最後に、自分の未来をより明るくするために、自分を磨く必要があります。 

 でも、前に向かって頑張る気力と覚悟がなければ台無しですね!

 私は人生における願望をたくさん持っています。私の想像に基づくもの、夢、そして願いです。
 小学生の頃は、子どもには心配事がないからいつまでも子どもでいたいなと憧れていました。しかし現実は、この世界は変化しているので私は成長しなければならないと思うようになりました。

 高校時代、私は楽でスムーズな人生を目指すことを学びましたが、この残酷な世界には簡単なことなど何もないことに気付きました。
 私たちは生き残るために働き、努力する必要があります。

 しかし、唯一残った願望は、今までと変わらず、見事に勉強を修め、試験に合格し、安定した仕事を見つけ、家族を助け、貧困から抜け出すことでした。

 私が望むのは、家族を誇りに思って幸せにすることだけです。とてもシンプルですが、その願望への道は皮肉なものです。しかし、私はこの旅で私が一人ではないことを知っています。
 私には神がいて、困ったときに私を支え、私がすることの全てを信じてくれる家族や友人がいて、エンチャイルド・ファミリーがいます。

 聖書の一節、エレミヤ書第29章11節にはこうあります。

 「主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災いを与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである」

 神の約束はなんと美しく素晴らしいことでしょう。
 道に迷ったり、落ち込んだり、途方に暮れたりしたとき、私はしばしば主の言葉と約束に寄り添いました。そしてうれしいことに、私は自分の道を見つけました。
 
 私は自分の目標や夢への旅の半分にも達していないことを分かっていますが、最後には価値あるもになると確信しています。私はそのことを宣言し、信じます!

2022年7月18日
ケネス・アンジェロ・ベロス

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下段左から2人目ががケネス・アンジェロ・ベロス君(2021年12月)
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ハイスクールの頃のケネス君

Journeys and Aspirations

 Getting to college means a new journey begins, or a new chapter in my story will unfold. I still remember the breeze of youthfulness in my secondary years and the essence of innocence and joyfulness in my primary years. It's been a decade per se since I started my journey with EnChild. I still remember the feeling of belongingness and the warmth of being included in such a wonderful family. Sailing through storms and circumstances in life made me cemented on my ground as a son, a student, a follower of Christ, a responsible citizen, a role model, and a peace advocate. Honestly, it's not an easy path for me because, at an early age, I underwent some huge responsibilities and was surrounded by a great crowd of expectations and criticisms. But throughout the narrow and thorny path I walked in, I learned to step on the ladder with humility and growth, but of course, I cannot do it without the help of my loved ones.

 Now that I am in my Tertiary Education, I learned a lot of things, and all that realization urged me to become better and wiser on my path toward the career I embarked on at the very start. College is another level. I realized that as you are on your way toward the finish line, it becomes more tough and challenging to persist and continue. I reflected on it more and more. I came up with an analogy that my journey is like a bar of gold processed in the smithy.

 To make it more refined and perfect as it is, the gold needs to undergo different processes. Just like my journey toward success, I needed to be filed to reshape my purpose. Secondly, I needed to be solder to melt all the impurities (weaknesses) away. Third, I needed to be sawed to be careful in all my decisions. Next, I needed to forge to make my resolution firm and strong. Then, I needed to be cast to bolster my persistence. And lastly, I needed to be polished to make my future brighter than it seems. But all of these will be wasted if I don't have the will and determination to strive ahead, right!

 I have a lot of aspirations in life. Some are based on my imagination, some are my dreams, and some are my wishes. When I was in elementary, I aspired to be a child forever because children don't have worries to worry about. But reality struck hard that change is the only permanent in this world; therefore, I needed to grow up. In high school, I learned to aspire to have an easy and smooth life, but I realized that there ain't anything easy in this cruel world; you need to work and exert effort to survive. But the only aspiration that left and still is as it is until now was to finish my studies with flying colors, pass the board exams, find a stable job, help my family and raise them out of poverty. All I want is to make my family proud and happy. So simple, yet the path towards that aspiration is the irony of a flower road. But I know and am confident to myself that I ain't alone on this journey, I have God, I have my family and friends to back me up in times of trouble, and especially I have you, EnChild Family who never cease to support and believe me in everything I do.

 My life Bible Verse is Jeremiah 29:11 - it states, "For I know the plans I have for you,” declares the LORD, “plans to prosper you and not to harm you, plans to give you hope and a future." How beautiful and how wonderful the promise of God is. I often leaned on His words and promises when I felt astray, down, or lost; and gladly, I always found my way home. I already recognize that I ain't even at the half of my journey towards my goal and dreams, but I know that difficult roads often lead to beautiful destinations, and that makes all suffering worth it at last. I declare and I believe!

Kenneth Angelo Velos

ENCHILD NEWS & REPORT 2022年12月15日号
5分40秒からケネス君とバランガイ・ロサンゼルスの奨学生たちの映像をご覧いただけます


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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日のブログは、12月28日に行われた「アンバゴ&パガッパタン」チームのクリスマス・プロジェクト(貧困状況にある子どもたちへのギフト・ギビング・プログラム)実施報告(動画リポートもあり!お見逃しなく!)です!

 「アンバゴ&パガッパタン」チームのリーダー、カリル・ダイアン・アママンパンさんからの第一報です。

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前列右端がカリル・ダイアン・アママンパンさん
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理事長さんこんばんは!

 私は昨日(2022年12月28日)のクリスマス・プログラムにとても満足しています。
 このようなプログラムに取り組むのは初めてでしたが、うまくいって良かったです。
 活動全体を通して、子どもたちが終始笑顔で楽しんでいるのがよく分かります。
 今後もこのような機会が増えると思います。
 クリスマスのエッセンスを子どもたちの心に伝え、届けるという私たちの目標が達成できたので、私たちの全ての努力が価値あるものとして報われました。
 皆さんにご指導いただきながら、私たちにこのような挑戦の場を与えてくださり、心から感謝します。このことを通して私たちは本当に祝福されました。

カリル・ダイアン・アママンパン

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Good afternoon Mr. Todate! 

 I'm so happy and satisfied with our Christmas program yesterday. It is my first time setting up a program and I'm glad it went well. You can clearly see the children's smiles and laughter throughout the entire activity. I envision that there will be more opportunities like this to come soon. All of our efforts are worth it because we met our goal which is to spread and bring the essence of Christmas into their hearts. Thank you so much for your guidance and for challenging us to do this. It made us truly blessed.

December 29, 2022
Karyll Dianne Amamangpang

エンチャイルドのテーマソング「Happy One Family♪」に
乗せての動画リポートです!

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今年も残り3日。
 すでに2022年の仕事納めをしたというかたも多くいらっしゃることと思います。

 NPO法人エンチャイルドは、本日12月29日に12月号のニュースレター(遅くなってしまいましたが…)を郵送し、その後、事務局ランチミーティング、そしてENCHILD NEWS & REPORT用の撮影をもって仕事納めとなります。
 ニュースレターの郵送版は年末から年始のお届けになると思います。PDF版は29日中にメールにてお送りする予定です。
 ブログは毎日配信いたします。

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ミンダナオ島北東部地域を流れるアグサン川

 皆さんにとって2022年はどんな年だったでしょうか。

 12月号のニュースレターには、コロナ禍の3年の活動を振り返りながら、「活動結果とのその成果」「現状の課題」「今後の計画」の観点から、事務局としてのリポートを掲載しました。エンチャイルドの「今」をサクッとご理解いただけると思います。ぜひお読みになってください。

 見出しは、「奨学金給付と共に、社会教育に資する活動を目指して」「『ピース・アドボケイト』教育は、夢と志を持って、自立と共立、社会の平和のために生きる社会人育成プログラムです」「2023年はスタディーツアーの再開と支援の輪の拡大を目指します」の3本を立てました。12月11日に行われた「Hand in Hand プロジェクト」の様子もトピックとして掲載しました。

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ニュースレター2022年12月25日号

 現在、クリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)に取り組んでいるエンチャイルド奨学生たちからは、少しずつ情報が上がってきています。

 昨日は、「アンバゴ&パガッパタン」チームから地域の子どもたちを対象に文具や医療キットなどのギフト・ギビングを行ったという報告(ミニ動画付き)がありました。

 ところで、下の写真が何の写真かお分かりになりますか?

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 そうです。答えは、折り鶴。

 折り鶴のレイは、エンチャイルドのスタディーツアーには欠かせないものでした。
 今までのスタディーツアーでは必ずと言っていいほど、新しいエンチャイルド奨学生や関係者のかたに対して、エンチャイルド・ファミリーの一員としての歓迎の意を込めて、折り鶴のレイをプレゼントしてきました。日本の伝統文化を代表する折り紙を使った作成した折り鶴です。支援者の皆さんが真心込めて折ってくださった一羽一羽です。これを糸でつないでレイにするのです。

 写真の折り鶴は、エンチャイルド友の会の皆さんが作ってくださったものです。
 次回のスタディーツアーで使わせていただきたいと考えています。

 友の会の皆さん、ありがとうございます。
 皆さんの真心に、国境を超えた家族愛の心に感謝いたします。


 さて、エンチャイルドの仕事始めは1月4日です。

 1月下旬から2月上旬にはエンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト結果報告会を予定しています。お楽しみに!

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ミンダナオ島北東部地域を流れるアグサン川

 以下は、ENCHILD NEWS & REPORTからエンチャイルド奨学生たちによるプレゼンテーションとパフォーマンスの映像です。ぜひ、ご覧になってみてください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2022年11月25日号
エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトの企画発表の様子です

 
ENCHILD NEWS & REPORT 2022年11月15日号
オンライン・スタディー(日比文化交流イベント)での
エンチャイルド奨学生によるパフォーマンスの様子です


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 皆さんにご協力いただいたクリスマス・プロジェクト基金の取り組みは、12月25日で終了いたしました。30万円を目標に取り組んでまいりましたが、結果は306,655円(102%)でした。おかげさまで目標を達成することができました。基金は全て、クリスマス・プロジェクトの経費として使われます。

 ご支援くださった皆さま、誠にありがとうございます!

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エンチャイルドはクリスマスの時期を中心に
毎年「サンタになろう!プロジェクト」に取り組んできました


 現在、8チームのエンチャイルド奨学生たちがクリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)に取り組んでいる最中です。年明けには、各プロジェクトの結果と成果を随時お知らせできると思います。お楽しみに!

 受益者から支援者へ。エンチャイルド奨学生たちはピース・アドボケイトとして確実に成長し、前進しています。

 1月あるいは2月にオンラインでのプロジェクト報告会を開催いたします。日程が決まりましたら、当ブログでもご案内いたします。ぜひ参加してくださり、直接、エンチャイルド奨学生たちの報告をお聞きになってください。

 今回の結果を踏まえて検討した上で、来年も同様のプロジェクトに挑戦したいと思います。シニアハイスクール以上のメンバー全員に参加してもらえたらうれしいですね。

 以下に、ENCHILD NEWS & REPORTからエンチャイルド奨学生たちによるプレゼンテーションとパフォーマンスの映像をお届けします。ぜひ、ご覧になってください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2022年11月25日号
エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトの企画発表の様子です

 
ENCHILD NEWS & REPORT 2022年11月15日号
オンライン・スタディー(日比文化交流イベント)での
エンチャイルド奨学生によるパフォーマンスの様子です


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 歴史と人生は物語(ストーリー)にあふれています。
 私たち一人一人が物語の主人公です。そしてその物語は主人公が存在するかぎり続くことができるのです。エンドレスです。

 NHKの番組に「ファミリーヒストリー」というドキュメンタリーがあります。
 著名人の親や先祖がどのような人生を生き抜いてきたかを関連人物に取材し、VTRとそれを視聴する番組の主役である本人の感想で番組は進行します。

 そこには過去の人々が生き生きと現れてきます。現在から過去をさかのぼって見つめることで、現在に至る過去からの流れ、背景が浮き彫りになります。川の流れを見るように、過去と現在がピタッとつながります。

 過去を通して現在の持つ意味や価値が創出されてくるのです。過去を知ることで現在が照らされ、輝くのです。
 

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 また、「温故知新」という言葉があります。
 「故(ふる)きを温(たず)ね、新しきを知る」。意味は、「過去の事実を研究し、そこから新しい知識や見解をひらくこと」(デジタル大辞泉)です。

 過去を知ることで現在に新たな事実を見いだすことができる、という解釈もできそうです。
 物語は過去と現在、そして現在と未来をつなぎます。
 年寄りの昔話を軽んじてはなりません。

 人は亡くなったからといって物語が終わるわけではありません。
 例えば、命日に家族や親族、知人友人が集まって故人の思い出話をします。
 人によっては自伝や評伝があるという場合もあるでしょうし、アルバムやビデオ映像、今ならSNSやブログも故人の過去の記録です。現在につながる貴重な物語の宝庫です。そういったものを読んだり見たり聞いたりすることで見えてくるもの、伝わってくるものがあります。行間から読み解くことができるようになることもありますし、あるいは新たな文が加えられることもあります。

 この物語の続きが書き足されるのは、命日の時だけでに限定するものではありません。故人の人生に意識を傾け、故人が残したもに触れることで、私たちの記憶の中から、人々の思い出や証言の中から、いろんなことが分かったり、見えてきたりして、ストーリーは展開していくのです。

 山歩の配偶者は24年前のクリスマスの日に事故で亡くなりました。36歳の時です。
 では、彼女の人生が36歳で終わったのかというとそうではありません。
 36歳のままではあるけれど、生き続けています、物語の中に。
 そして、その物語は新しい物語を創り出しているのです。

 あの時、分からなかったことが分かるようになったりする。探していたものが見つかったり、求めていたものが与えられたり。なかなか解けなかった問題の答えが分かったり。疑問や誤解、真相が解けたり、といった感じです。
 人の人生というのは、ミステリー小説や推理小説のようなものなのかもしれません。

 エンチャイルドも物語にあふれています。
 一人一人の子どもたちの人生が物語です。
 子どもたちだけではありません。全ての人が物語の主人公です。

 温故知新。ファミリーヒストリーのように、過去は現在によみがえることができます。そして現在、今のこの瞬間もまた未来につながっていているといえるでしょう。その意味で物語に時間的な制約はありません。物語は時間を超越した存在です。

 山歩は聖書の中の人々にそれを見いだしますし、日本列島における縄文の人々はそのように日々を暮らしていたのだろうなあと空想します。

 歴史と人生は物語であふれています。
 過去の人々も、私たちも、皆、物語の中で生き続けるのです。


ENCHILD NEWS & REPORT 2022年12月15日号、25日号公開中です。
ミンダナオ北東部地域のエンチャイルド奨学生たちの
クリスマス・メッセージ&パフォーマンスをぜひご視聴ください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2022年12月25日号

ENCHILD NEWS & REPORT 2022年12月15日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 ちょっと公開が遅れてしまいましたが、「ENCHILD NEWS & REPORT 2022年12月25日号」をお届けします!

 ミンダナオ北東部地域、マガリャネスのエンチャイルド奨学生たちからのクリスマス・メッセージです。
 子どもたちの元気を、ぜひ、ご覧ください! 必見です!
 フィリピン現地でのクリスマス・ムード、その余韻はまだまだ続きます!

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ENCHILD NEWS & REPORT 2022年12月25日号

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 ブトゥアン編も併せてご覧ください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2022年12月15日号

 【1118】のブログでミンダナオ北東部地域のエンチャイルドの責任者、ジョニー・ボロンガイタさんからのリポートをお届けしました。ボロンガイタさんが、11月19日と26日の2日間をかけて、バランガイごとにエンチャイルド奨学生たちを訪問し、集会を持ってくださったという内容です。
 以下にジョニー・ボロンガイタさんからのリポート再掲します。

ミンダナオ北東部地域/バランガイ訪問リポート

 11月19日(土)と26日(土)、エンチャイルドの受益者(奨学生)の住むバランガイを訪問しました。最近の学生生活の状況についてディスカッションしたり、幼い頃の思い出について話し合ったり、エンチャイルド奨学生たちと楽しい時間を過ごしました。

 私たちはまた、エンチャイルドが行ってきた教育や、他者のために生きることを通じて人類に平和をもたらすという理念、さらに、分かち合い、互いを思いやり、与え合うという道徳的な内容について共有し、話し合いました。

 新型コロナウイルス感染症の状況が緩和されてきたとはいえ、クリスマス集会を行えるかどうかについては、皆それぞれ授業などのスケジュールがあるため、決まった日を設定することができていない状況です。
 しかし、皆が日本のエンチャイルド・ファミリーの皆さんと一緒に集まれる日を待ち望んでいます。

2022年12月3日
ジョニー・ボロンガイタ


Northeastern Mindanao, Philippines
ENCHILD Barangay Visitations Report


 November 19 and 26 were the dates for my scheduled barangay visitations to our ENCHILD beneficiaries. It was fun discussing about their situations as a student and reminisced those days where they were still kids. We also shared and talked about Enchild education and principle of bringing peace to humanity by living for the sake others. The moral foundation of sharing, caring and giving. Even if the covid situation is at ease, we cannot still put fixed dates for our Christmas gathering since everyone has different schedules of their classes. We are still waiting for the right time that everybody can meet together with our ENCHILD Family in Japan soon.

December 3, 2022
Johnnie P. Blongaita


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は12月25日、クリスマスの日です。
 フィリピンの子どもたち、エンチャイルド奨学生たちは、敬虔(けいけん)な心とワクワクするような気持ちでこの日を迎えているに違いありません。

 さて、今年のエンチャイルドのクリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)は、日本の支援者とエンチャイルド奨学生(エンチャイルド・ユースのメンバー)によるコラボレーションで行われています。

 エンチャイルド奨学生たちが自ら企画した社会奉仕プロジェクトを実施するのが、今年のエンチャイルドのクリスマス・プロジェクト。日本側は、彼らを資金面でサポートします。今回は、8チームがプロジェクトに参加し、隣人や社会の人々のサンタクロースになって奮闘中です。

PAROLA-Community-Project-Proposal
トンド地区パローラのチームのプロジェクト・バナー

 昨日、12月24日には、キアノ事務局長から以下のようなプロジェクトの進捗情報が入りました。


 全ての出場チームがクリスマス・プロジェクトの予算を受け取り、プロジェクト実施を以下のように立てています。

 

★アンパロとスモーキーマウンテンのチーム ⇒ 20221229日実施予定

 

★マルセロ・H・デル・ピラーのチーム ⇒ 20221228日実施予定

 
★MLQのチーム ⇒ 20221228日実施予定

 

★トンド地区パローラのチーム ⇒ 20221224日実施

 

トンド地区バルットのチーム ⇒ 20221227日実施

 


 アンパロとスモーキーマウンテン合同チームからは、以下のような報告が入っています。

アンパロ・スモーキーマウンテン
アンパロとスモーキーマウンテン合同チームのメンバーたち

 リバース・キャロリング・プロジェクトの進捗情報を共有します。


 昨日、バランガイを訪問した際、キリスト教会の教区の事務局のオスカー氏に私たちのプロジェクトについて説明しました。すると彼は、近隣に住む貧しい人たちを紹介してあげましょうと言って、地域の教会を教えてくれました。翌日、その教会に行き、プロジェクト担当者と連絡先を交換し、私たちのプロジェクトの受益者の候補者となる人たちがいれば、情報を提供していただくことになりました。

 プロジェクトの進捗や結果報告は、情報が入り次第、当ブログで随時お伝えしてまいります。
 日本の皆さまには、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします!

クリスマス・カード2022_600
エンチャイルドのオリジナル・クリスマスカードを
ご希望のかたは事務局まで(info@enchild.org)

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エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?

★ご寄付はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
 口座名称 NPO法人エンチャイルド

※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

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ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は12月24日、明日はクリスマスですね。

 MERRY CHRISTMAS!

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 "That was the true Light which gives light to every man coming into the world." John.1:9<NKJV>

 「その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである」ヨハネ1:9<新共同訳>

 「その光」はイエス・キリストのことを指していますが、キリストに倣って、私たち一人一人も世を照らす存在になれたなら、きっと平和な世界をつくる人になれるのだと思います。

 「ピース・アドボケイト」(平和の推進者)という考え方は、まさにそのような生き方を奨励するものです。

 その意味で、エンチャイルドにとってのクリスマスは、ピース・アドボケイトであることを誓う日でもあります。

 今、エンチャイルド奨学生、特にエンチャイルド・ユース(シニアハイスクール生、大学生)のメンバーたちが自らが企画したクリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)に取り組んでいる最中です。

 日本の支援者の皆さんからご支援いただいた資金をもとに、彼らの社会奉仕プロジェクトは行われます。

 12月11日にフィリピンのカロオカン市のマルセロ・H・デル・ピラー小学校で行われた「Hand in Hand プロジェクト」でも、現地のエンチャイルド奨学生たちがプロジェクトを支えてくれました。

 受益者から支援者へ。テイカーからギバーへ。
 自立・共立社会の主役になろうというのが、ピース・アドボケイトたちの目指す姿です。

 年明けには、8チームが取り組んでいるクリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)の成果を順次お届けできると思います。

 1~2月には、オンラインでプロジェクトの結果報告会の場も持たれる予定です。どなたでもご参加いただけます。日程が決まり次第、当ブログでもご案内いたします。お楽しみに!

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エンチャイルドのオリジナル・クリスマスカードを
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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 12月11日に4団体のコラボによる「Hand in Hand プロジェクト」が実施されたことはすでに【1129】のブログでご案内いたしました。
 今日は、同プロジェクトのプロジェクト・リーダーを務めた奥平喜博さんから「私のフィリピン体験記」が寄せられましたので、ご紹介いたします。

 エンチャイルドがプロデュースする「マイプロジェクト」に関心のあるかたは、事務局(info@enchild.org)までお問い合わせください。

4

私のフィリピン体験記

マイプロジェクト「Hand in Hand」のギフト・ギビング・セレモニーに参加して

 2022年12月10日。朝早く日本を出る時は、寒さ対策でヒートテックの下着を着込んでいました。

 ところが、到着したフィリピンは30℃! おぉいいねえ! 私はやっぱり夏が好き!
 しかし、さすがに暑いので、空港ロビーでヒートテックを脱ぎ、ゲートを出ると、エンチャイルド・フィリピンのキアノ・ロメロ事務局長とアルマ・デラ・トーレさんが大きな垂れ幕を持って、満面の笑顔で出迎えてくれました!
 いゃー感動です。

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奥平代表らをマニラ空港で出迎える
キアノ・ロメロ事務局長(右)とアルマさん

 12月11日、イベント当日。
 会場の控え室に入ってきたエンチャイルド奨学生たちは満面の笑顔です。懐かしい〜
 
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今回のプロジェクト実現にボランティアで貢献してくれた
マルセロ・H・デル・ピラー小学校出身のエンチャイルド奨学生たち

 そして、zoomでこれまで打ち合わせをしてきたマルセロ・H・デル・ピラー小学校のパメラ・モロン先生とも直接お会いすることができ、しっかりと握手!

 司会はこのデル・ピラー小学校を卒業したエンチャイルド奨学生。なんとも堂々としたスピーチです。

 式が始まり両国の国歌斉唱。
 スポーツの国際大会などでは、テレビやネットを通して「君が代」を聞く機会はありますが、それでも一緒に歌うことはありません。

 流れて来たメロディーに合わせ、壇上で立ち上がり、胸を張り、大きな声で

 ♫ きーみーがぁよーをはー

 胸に熱いものがこみ上げてきます。

 国歌で迎えてくださるとは、なんとも最高の歓迎です。

 日本から送った靴と衣類は、エンチャイルドの奨学生たちが手伝ってくれて、きれいな袋に包装されています。これは素晴らしい!

 子どもたちが学年順に壇上に上がってきて、一人一人にプレゼントの袋を渡すと子どもたちは私の手を取り、自分の額に当てる「ブレス(または、マノポとも)」という礼をしてくれます。
 素敵なあいさつ! ありがとう!

3
「Hand in Handプロジェクト」の受益者となった子どもたちと
保護者の皆さん(後方はマルセロ・H・デル・ピラー小学校の先生がた)

 イベントが終わり、壇上から下りた私に、受益者となった子どもたちのお母さんが次々に私と子どもが並んだ写真を撮らせてほしいとやってきます。

 そして、口々にお礼の言葉をかけてくださいます。
 喜んでくださっていることが分かりました。

 本当に良かった!

 キアノ事務局長のリーダーシップのもと、アルマさん、エンチャイルド奨学生たち、そしてパメラ先生の心のこもった準備と素晴らしい演出のイベントでした。

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「Hand in Handプロジェクト」に現地で協力してくださった皆さん

 今回のツアーに、撮影と編集ができる私の友人が同行しました。動画が完成すれば、今回のプロジェクトの支援団体をはじめ、関心を寄せてくださっているかたがたに見ていただき、これまで3回にわたって実施させていただいた「OKOMEプロジェクト」から続く、フィリピン支援活動の継続と発展につなげていきたく思います。

 ありがとうございました。

一般社団法人GREEN WIND
代表理事 奥平 喜博


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日も大学生のエンチャイルド奨学生による2022年度の抱負メッセージをお届けします。

 ミンダナオ北東部地域、マガリャネスのバランガイ・サント ニーニョのジュビー・ヒレイ・ジュニア君(19歳、ミンダナオ・ステート大学1年)のエッセーです。

 「自分の夢や達成したい目標について考えるのが好きです」と語るジュビー・ヒレイ・ジュニア君は、真剣に将来の夢や目標と向き合って毎日の生活を送っています。
 夢見る人生、とりわけティーンエージャー、青年期にはとても大事なことだと思います。そのことがストレートに伝わってくるエッセーです。

 翻訳は、サポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、いつもありがとうございます。

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右端がジュビー・ヒレイ・ジュニア君

人生の夢

 私は毎日、学業以外の時間を使って、自分の夢や達成したい目標について考えるのが好きです。

 幼い頃の私の夢は、人生で何か大きなことを成し遂げることでした。しかし、不安もありました。私は成功につながるキャリアを積みたいと考えており、そのために目標を設定していました。誰にとっても、専門性を確立するためにもキャリアを積むことは不可欠なことです。
 一方で、健康面や人間関係など、人生のさまざまな側面において必要な夢もあります。しかし、私はこれら全ての目標を達成できないことを恐れています。

 子どもの頃、科学者になりたいという夢を持っていました。というのも当時、私の好きな科目は科学で、とても魅了されたからです。私は科学者になることを夢見ました。でも、成長するにつれ、私が住んでいる地域には科学者のコースがないことに気付き、科学者になるのは難しいと思うようになりました。
 そしてハイスクールに入ってからは、多くのことを考えるようになり、自分の夢は何なのか、将来何になりたいのか、選択に迷うようになりました。

 ハイスクールの12学年になり、私は心理学者になる目標を持ちました。私はいつも大きな夢を見ることを恐れていましたが、もし私に可能性があるのなら、心理学者を目指すべきだと思うようになりました。私はどんなことでも達成できるのだと自分に言い聞かせました。

 これから大学の新入生として、私は勤勉な学生としての責務を果たし、どんな状況にも対応できるように、またどんな課題にも対処できるように、何事にも責任を持って取り組むよう最善を尽くしていきたいと思います。

 最後に、大学生活という人生の難しいステージに入った今、心理学者になるという私の夢は、常に私の目標のリストの中で最優先事項であると信じています。
 そして、人生の中で夢を追いかける力をいつも与えてくれるイエス・キリストを通じて、いつの日か目標を達成することができると心から信じ、犠牲をいとわず成し遂げます。
 そして、神なしに私の人生はあり得ないことを信じ、常に神に感謝して歩みます。

2022年7月24日
ジュビー・ヒレイ・ジュニア

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右端がジュビー・ヒレイ・ジュニア君
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MY LIFE’S DREAM

 Every day I like to take some time aside from my responsibilities to think about my dreams and all the goals I want to achieve.

 At a very early age, my dream was to do something big in life. But along with that I still had some fears also. I want to have a successful career, and for this, I had set an aim. It is quite essential for everybody to get them to establish professionally and successfully. Besides this, few other dreams are also necessary for me like health, relationships, and many different aspects of life. However, I also fear to get fail in achieving all these targets.

 When I was a kid, my dream was to become a Scientist because my favorite subject that time was Science which had really fascinated me why I dreamed to become a Scientist but during my growing age, I realized that being a scientist is very hard to achieve otherwise there is no scientist course in this country where I lived which is the Philippines. Then, when I was entered in high school life, many realizations had come in my minds that was really gave my life a hesitation of choosing if what my dream was and what I wanted to be in the future.

 When I passed my class 12th, the only goal that hit my mind was becoming a psychologist. I always fear of dreaming about big things, but if I have potential then, why not? I can achieve anything in life.

 From now on becoming a part of the freshmen in college, I will try my very best to do my duty of being a hard-working student and to be a responsible one in anything to handle any circumstances and to manage any problem that is possibly soon coming in my life. Lastly, from now on entering the difficult stage in life which is the college life I believe that my dream of being a psychologist will always number one in the list of my goals and I will achieve it with all my heart, the sacrifices and with all my confidence that someday I can reach it thru Christ who always gave me a strength to pursue my dreams in life and always be grateful because I believe our lives are useless without God.

Juvy Hilay Jr.

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 大学生のエンチャイルド奨学生による抱負メッセージをお届けします。
 今回は、ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのユリシス・ケーン君(21歳、カラガ・ステート大学2年)のエッセーです。

 自分の将来と真摯(しんし)に向き合うユリシス・ケーン君の誠実さが伝わってくるエッセーです。

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上段左端がユリシス・ケーン君
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バランガイ・ロサンゼルスの奨学生たち
後列中央がユリシス・ケーン君

人生の旅と今後の抱負

 こんにちは、エンチャイルドの皆さん。
 私はエンチャイルド奨学生のユリシス・ケーンです。バランガイ・ロサンゼルスに住んでいます。

 私の夢と、これからの抱負を皆さんと共有したいと思います。
 まず私が願うことは、大学を卒業して良い仕事に就き、他者、特に両親を助けるということです。

 小学生の頃の夢は警官になることでしたが、成長するにつれて夢が変わり、大学生になった今、農業が私たちの生活に大きな役割を果たしていることに気付き、農業従事者になることを選びました。私は、農業を通してより多くの人々を助けることができると考えています。

 このように、私が望んでいるのは、人々を助け、他の良い手本になることです。それは親愛なるエンチャイルド・ファミリーのおかげで私はとても幸せだからです。心から感謝しています。
 エンチャイルドの皆さんが私に大きな夢を持つことを教えてくれたので、これらの夢はいつも私の心と体に刻まれています。

 夢を実現していくに当たっては、幾多の試練に遭遇することもあるでしょう。なぜなら、成功の裏には失敗があり、それは私にとって必要なものだからです。

 聖書の「ピリピ人への手紙」の第4章13節に「わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる」とあります。
 この聖句は、人生の困難に立ち向かい、全能の神の導きによって最善を尽くすよう、常に私を動機付けてくれています。

2022年7月18日
ユリシス・ケーン

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ユリシス君(右)
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ハイスクールの頃のユリシス・ケーン君

Journeys and Aspirations

 Hello and good day ENCHILD I am Ulysess Cane ENCHILD beneficiary from Barangay Los Angeles. This day, I’ll be sharing my aspirations as I move towards my dream and this are my aspirations first to graduate, have a good job, help others and especially to help my parents. My dream when I was still in elementary school was to be a policeman but as I grew up my dream changed, now that I am in college, I chose to be a Agriculturist, because I realize that agriculture plays a big role in our lives and through it I can help more people.

 This is what i want, to help and be a good role model and it is because of my dear ENCHILD family I am so very happy and thankful to have you all, because you taught me to dream big, and these dreams are always sealed in my mind and heart.

 I know before I can reach these dreams, I have to first face the trials of life because behind the success there is failure and that is the things I am preparing for. Philippians 4:13 I Can Do All Things Through Christ Who Strengthens Me. This verse always motivated me to face the difficulties in life and do all the best of everything through the guidance of our Almighty God.

 Ulysess Cane


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日のブログに「山歩さんにはきっとたくさんのふるさとのような国が、土地があるんだろうなぁ」とのコメントを頂き、刺激を受けて続きを書かせていただきたくなりて候…。

 確かに異国をわが母国と同じように愛せたら幸せなことだと思います。
 「地球村山歩」のペンネームを使うようになって、かれこれ20年以上にはなります。

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 エンチャイルドのような国際協力、国際交流活動に本格的にかかわるようになった時期からその名を使うようになりました。海外異文化体験やトレッキング、山歩きをよくするようになってからのことです。

 そこに共通するのは、国境を超えて人と人とがつながる「家族愛」、自然と交わる「地球愛」でした。
 海外での活動でもアウトドア活動でも「愛」と出合ってこそ、懐かしい「ふるさと」になっていくのだなあと感じています。

 「ふるさと」には、人々がいて文化があり、山河や自然の風景が映し出され、そこに五感を刺激する思い出が記録されているのだと思います。

 この年齢(とし)になって、何気ない日常の生活を楽しむこと、趣味を持つことの意味や必要性を痛感しています。

 8エレメントを満たしていくことが人間関係や共同体において大切であることは再三お伝えしてきましたが、そのための媒介体として生活の中での出来事や文化があります。

 山歩はその基本は食事(飲食)を共にすることではないかと考えています。
 今回の海外旅行でも、その国の食事を一緒においしくいただいたり、食後のコーヒーを楽しんだりすることで互いの心の距離を近づけ、深めるといいことを改めて実感しました。

 買い物を一緒に楽しむのもよいでしょう。ドライブをしながら車窓から広がる景観を眺めながらおしゃべりするのも楽しいですね。
 お互いの言葉を学び合うことは異文化体験の肝のようなものです。言葉は難しいけれど、実に面白い。そこに文化のエッセンスがあります。異文化体験はその国の言葉を聞いて、話してみることから始まります。

 フィリピン現地を訪ねた日本の支援者の皆さんはもちろん、エンチャイルド奨学生たちにとっても日本の支援者の皆さんと過ごした時間、そしてその場所は、日本を「ふるさと」と感じさせるものとなっています。

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 山歩はが訪問した国の数はそれほど多くありませんが、回数多く訪ねた国は四つほどあります。そこにはいずれも家族のような人々がいて、好きな料理があって、また行ってみたい街角や自然の風景があります。それを「ふるさと」と呼ばせていただいてもいいのかなと思っています。


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 実は先週末、フィリピンではありませんが、久しぶりの外国旅行に行ってきました。
 約3年ぶりの海外への渡航でした。

 2020年の春にパスポートを更新したのですが、新しいパスポートをやっと使う機会を得た格好です。

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 コロナ禍で海外渡航が難しくなるまでは、年に5回前後は外国に出かけるというライフスタイルで毎年過ごしていましたが、この3年はそれができなかったということになります。

 久しぶりのバーチャルではないリアルな外国訪問での異文化遭遇は、なかなか刺激的でした。
 何度も訪ねたことのある国で、今さら異文化体験でもないだろうと思っていましたが、実際には言語、文化、社会制度、生活習慣などなど、異文化の違いがやたらと目に付きます。

 懐かしい料理を久しぶりに食べたときの、「この味だった」というような感覚と、「こんな味だったのか」とその料理独特の味わいを再発見したような感じです。
 短期間の滞在で何をしたというわけでもないのですが、とても濃厚で濃密な異文化体験ができた気がします。

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 フィリピンには、来年の6~7月に行けたらと考えています。それが実現すると4年ぶりのフィリピン訪問となります。毎年訪ねて成長を見届けてきたエンチャイルド奨学生たち。オンラインでは交流してきましたが、おそらく今回のように濃厚で刺激的な再会体験になるだろうと期待し、楽しみにしています。

 コロナ禍が完全に終息することはまだ先のことでしょうし、コロナ以前の状態に戻ることはおそらくないでしょう。パンデミックの影響はさまざまな変化をもたらしました。
 来るフィリピンへの渡航に際しては今まで以上によく準備し、エンチャイルドにとって次のステージをつくり出せるようなフィリピン訪問にしたいと考えています。

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 今日も大学生のエンチャイルド奨学生による抱負メッセージをお届けします。
 今回は、ミンダナオ北東部地域のマガリャネス、ブハンのジョン・ライル・ボロンガイタ君(19歳、カラガ・ステート大学1年)のエッセーです。

 ジョン・ライル君は、学業だけでなく、エンチャイルドの活動や地域の防災、被災地支援活動でも大変活躍しています。

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被災地支援活動で多大な貢献をなして表彰される
ジョン・ライル君(左から3人目)

何年にもわたる私の旅

 今日の私を築いてくれたのは、私を奨学生として支えてくれたエンチャイルドのおかげです。
私が聞いてきたさまざまな人生の物語や、支援者の皆さんと私の家族による私への期待は、私が将来の目標を目指してさらに努力するように促します。

 例えば、学業において、割り当てられたプロジェクトを学習し完了するのはとても大変ですし、眠れない夜も過ごしました。燃え尽き症候群も経験しましたし、多くの困難な状況にも遭遇しました。時間管理も大変なことの一例でした。

 私たちの学校は、コンテストに非常に力を入れています。私は多くのコンテストに投入しました。ジャーナリズム、科学発表会、テクノロジー イノベーション、即興スピーチなど、多くのコンテストで学校の代表者として選ばれました。

 学習にはたくさんの時間を要しますが、それは新たなスキルを発見し開発することのできる可能性の機会を開いてくれるものです。

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 人生の新たな章が始まりました。高校を卒業生し、クラスメート、友人、特に家族との関係はとても良好で感謝しています。なぜなら、彼らは私の夢を支えてくれたからです。彼らは私を元気づけ、人生は前向きに生きなければならないという動機を与えてくれました。エンチャイルドからも、その愛とサポートのおかげで、勉学や将来に対するインスピレーションを得ることができました。

 大学に入学するに当たり、私は情報システムのコースを専攻しました。今日、科学技術はより高度になり、フィリピンだけでなく海外でも非常に必要とされている分野の一つだからです。
 コンピューター関連を学ぶによって、私のスキルを向上させる機会が開かれるでしょう。大学で学ぶ内容は、卒業後の自分にふさわしい職業選択の道を開いてくれると考えています。

2022年7月24日
ジョン・ライル・ボロンガイタ

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被災地支援活動で表彰されるジョン・ライル君

MY JOURNEY THROUGH THE YEARS

 Being a Enchild Scholar, brings me to who I am today. The different life stories that I have listened to and the motivations of the sponsors and my family inspires me to strive further and aim for the future goals that I have set. There were many difficult situations that I have encountered for example in my Academics, where I have experienced hassle, sleepless nights, and burnout just to study and finish projects or assignments that I’ve been assigned to do. Another example is Time Management, Our School is very competitive in terms of Competitions and Contests, that’s why they also choose me as a school representative in many competitions like Journalism, Science Fair, Technology Innovation, and Extemporaneous Speech, which can also affect my scheduled study time but it also opens an opportunity for me cause I am able to discover and develop skills like:

 Another Chapter of my Life opens, now as a High School Graduate, I am very Happy and Thankful to my Classmates, Friends, and especially to my family because they supported me in my dreams and they were there in times of difficult situations that I faced, cheering me up and motivating me that life must go on. Also to ENCHILD, because of the Love and Support, I was able to find inspiration for my studies and for my future.

 As I am entering College, I choose the Bachelor of Science in Information Systems as my course because in today’s time, our technology is becoming more advanced and also it is one of a highly needed jobs not just in my country but also abroad. It opens an opportunity for me to develop my learnings and skills in Computer related course, thus, I see it as my suitable line of work when I will graduate college an apply for a job that is in line with my course.

John Rylle Bolongaita

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被災地支援活動で活躍するジョン・ライル君(右から3人目)
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 大学生のエンチャイルド奨学生による抱負メッセージをお届けします。
 今回は、ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・アンバゴのカリル・ダイアン・アママンパンさん(20歳、ファーザー・サターニノ・ウリオス大学3年)のエッセーです。

 自立から共立へ。ギブ・アンド・ギブ精神の実践者へ。
 カリルさんはそのことに本気で取り組んでいるピース・アドボケイトの一人です。

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左端がカリル・ダイアン・アママンパンさん

 誰もが夢と志を持っています。私たちの核心的なアイデンティティーは、これらの夢を中心に成り立っています。それは、私たちが何者であるのかという基本的な基盤であり、私たちが人間として創造された理由です。神は、私たちがまさにその目的を完全に全うするために、神のご計画の中で私たちを導いています。
 「もし、あなたが人生で何かを成し遂げたいのなら、今いる場所よりもより良い未来に向かって進むために、目標を設定する必要がある」といわれます。

 20代になった今、自分の人生の目標を描く必要があると思います。私の将来のキャリアを築く旅は大変です。私は看護コースを受講していますが、私はよくつまずいたり、問題の波にぶつかったりしながら、この波に乗る必要があることを知っています。私は過ちから学ぶ者になりたいですし、それを乗り越えるための青写真が欲しいです。

 私は大学を卒業したいと真剣に思っています。フィリピンの看護師免許試験に合格して、すぐに働けるようになりたいです。
 私は常に、家族のニーズを満たせるよう経済的に安定することを夢見ています。私にはまだ教育のサポートをしなければならない兄弟姉妹がたくさんいます。実現には程遠いですが、私は自分自身を信じていますし、それをやり抜く力を神や周りのかたから頂いています。

 最近、Facebookで卒業スピーチと一緒にたくさんの写真を見ました。彼らのほとんどは経済的に安定しておらず、教育を支援するために奨学金制度が必要なのです。
 頭の片隅では、私にできることがあり、神のみこころであれば、奨学金プログラムや慈善プログラムを立ち上げたいと思っています。これは非常に挑戦的な夢ですが、みこころにかなっていれば必ず実現するでしょう。

2022年7月20日
カリル・ダイアン・アママンパン

2022年9月15日・25日合併号_221003_5
2021年度の「ピース・アドボケイト賞」を受賞した
カリル・ダイアン・アママンパンさん(2022年9月20日)

 Everyone has ambitions and dreams. Our core identity is centered on these dreams. It is the basic foundation of who we are as a person and the reason why we were made the way we are. God is using us in his Master Plan to fully practice the very purpose of our existence. There is an advice saying that “If you want to get anywhere in life, it’s important to dream beyond where you are now. You need to set goals that will get you moving towards a bigger, better future.”

 Now that I am in my 20s, I believe that I need to sketch out my goals. The journey of building my future career is hard. I am taking up a nursing course and normally, I stumble upon rocks and crashes on the waves of problems, yet I know that I need to go along with the waves. I aspire to be the person who learned from her mistakes. I would like to have a blueprint of what it’s gonna be.

 I really want to finish my college degree. I want to pass Philippine Nursing Licensure Exam so that I will be able to work immediately. I always dream to be financially stable so that I can also sustain my family’s needs. I still have a lot of siblings whom I need to help in their education. I have a long way from achieving it, however, I believe in myself. I gather the strength to keep on holding from God and the people around me.

 Recently, I saw a lot of pictures on Facebook together with their graduation speeches. I am inspired because most of them are not financially stable, thus they need scholarships to support their education. In the back of my mind, when I am able and God’s will I think I’d like to establish a scholarship or a charity program. This is quite a challenging dream but if the intention is good, it will surely happen.

Karyll Dianne M. Amamangpang


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ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 大学生のエンチャイルド奨学生による抱負メッセージをお届けします。
 今回は、ミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・アンバゴのオーブレイ・マイルズ・ブクエさん(20歳、カラガ・ステート大学2年)のエッセーです。

 この間、オーブレイさんは自宅が火災に遭うなど、さまざまな困難や試練を克服してきました。
 エンチャイルド奨学生たちは皆、それぞれの課題や家庭の事情を乗り越えて頑張っています。
 これからも応援、よろしくお願いいたします。

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中央がオーブレイ・マイルズ・ブクエさん

 私が受益者の一人になる機会を頂いた時、私が感じた唯一のことは安堵感でした。それ以上のことは考えたことがありません。よくある奨学金制度だと思っていました。しかしこの団体(エンチャイルド)の人々や、私のような他のエンチャイルド奨学生たちと出会って、これは他の奨学金プログラムとは違うと考えるようになりました。

 (エンチャイルドの関係者と)毎年お会いする機会があり、皆さんが私たちと会うたびに喜び、ワクワクしている姿を目の当たりにして、今まで感じたことのない最高の気持ちになりました。
 エンチャイルドは組織というよりは、家族なのだと実感するようになりました。(エンチャイルドは)愛と団結の象徴です。国籍の違いは、愛と気遣い、サポートを示すのを妨げるものではありませんでした。私たちは受益者としてではなく、家族として扱われています。
 喜んで私たちを助けてくださる人々がいらっしゃるので、私たちは本当に幸運です。私たちは互いに助け合い、夢を素晴らしい現実に変えていく家族なのです。

 エンチャイルド・ファミリーの一員であることはとても名誉なことです。エンチャイルドは私に人生の多くのことを教えてくれました。彼らは、教育がいかに重要であり、愛に国境がないかを教えてくれました。この家族がいることが、私が困難を乗り越えて頑張れる理由の一つです。
 エンチャイルドは他の団体と違います。エンチャイルドは家族です。そしてそれこそがより美しく、他とは違う点なのです。

2022年7月24日
オーブレイ・マイルズ・ブクエ

2022年6月25日号_ミンダナオ島だより (20)

 When I was given the chance to become one of the beneficiaries, the only thing that I felt was relief because finally I would be having an organization that would help me with the finances. I never thought of anything more than that. I thought that it was just the typical scholarship programs. But not until I've finally met the people behind this organization and the other students like me who had also been given this opportunity, I've said to myself that this is not just like any other scholarship programs.

 Every year, we are given a chance to meet each other, and we can really see and feel how happy and excited they are whenever they see us, and that is one of the most wonderful feelings that we could ever feel. I have realized and I saw it and felt that ENCHILD is not an organization, it is a family. It is an epitome of love and unity. The difference of our nationalities was not a hindrance for them to show their love, care and support towards us. We are treated not as a beneficiary, but a family. We are way luckier because we have these people that are willing to help us in any ways they can. They are a family that helps each other turn dreams into a wonderful reality.

 Being a part of this family is such an honor. ENCHILD has taught me a lot of things in life. They taught me how important education is and how love knows no boundaries. Having this family is one of the reasons why I strive hard despite the difficulties. ENCHILD is different. ENCHILD is a family. And that is what makes it more beautiful and different from others.

Aubrey Miles B. Buque


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 
 12月11日、フィリピン・カロオカン市のマロセロ・H・デル・ピラー小学校で「Hand in Hand プロジェクト」が実施されました。
 エンチャイルド・フィリピンのキアノ・ロメロ事務局長からの第一報をお届けします。

 プロジェクト実施に当たっては、同小学校の卒業生であるエンチャイルド奨学生たちも共に活動しました。
 
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 2022年12月11日、マルセロ・H・デル・ピラー小学校で開催されたHand in Handプロジェクトで、日本の四つの団体の支援により、合計75人の子どもたちが衣類と靴のプレゼントを受け取りました。

 このプロジェクトは、BNI彩チャプター、NPO法人SB Heart Station、一般社団法人グリーンウインド、NPO 法人エンチャイルドの4団体の協力によって実現しました。

 ギフト・ギビングの式典に参加した75人の子どもたちは、同校の2学年から5学年までの児童の中から選ばれた受益者たちです。

 式典は、同校のエンチャイルド・コーディネーターであるパメラ・モロン先生をはじめとする学校関係者の皆さまの協力のもとで行われました。

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 A total of 75 Children beneficiaries received Clothes and shoes during the Hand in Hand Project last December 11, 2022 at Marcelo H Del pilar Elementary School, supported by the four Organisations namely: BNI SAI Chapter, SB Heart Station, Greenwind and NPO Enchild. The 75 children are also students of the said school from Grade 2 to Grade 5. The event is also in cooperation with the said school headed by Ms Pamela Morong, one of the Enchild Coordinators.

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 12月14日、今年も残り18日となりましたね。
 さて、今日は大学生のエンチャイルド奨学生による2022年度の抱負メッセージをお届けします。

 ミンダナオ北東部地域、マガリャネスのバランガイ・サント ニーニョのニコル・カブラオさん(19歳、Saint Michael College of Caraga 1年)のエッセーです。

 月日が流れるのは本当に速い。今年度、サント ニーニョから4人の大学生のエンチャイルド奨学生が誕生しました。

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右から3人目がニコル・カブラオさん(2022年11月)


 私たち一人一人は、人生におけるさまざまな目標や夢を持っています。私たちのほとんどは、幸せで豊かになるためにそこにたどり着きたいと思っています。
 私が目標を達成するためには、そのために必要なことを行う必要があります。私は夢を追い求める上で私は自分を努力家だと考えています。私は目標を達成するために最善を尽くします。が、それを妨げるものは何もありません。私はどんなにつらくても頑張るつもりです。他の人が私の足を引っ張ろうとしても、私はそのことにとらわれず、家族と私のために、夢のある人生を前向きに歩んでいきたいと思います。

 実際の人生においては、夢に到達するためには困難や苦労、越えなければならない障害があるでしょう。
 あるいは、自分や他者の意見によってつくられたネガティブな考え方で参考にならないこともあります。私たちは自分が何をしたいのかをしっかり決め、励まさない人たちに影響されず、ベストを尽くさなければなりません。

 私たちの感情には浮き沈みがあります。しかし、私たちが最善を尽くせば、私たちは幸せになることができ、私たちを諦めさせようとする人々に悩まされることはないでしょう。私たちは目標に到達できると自分を信じなければなりません。

 これから大学生となり、人生をチャレンジする段階に入りました。夢を追い続けることは大変なことであり、自分自身との闘いだと思っています。
 夢や目標への挑戦がいよいよ始まるのだと分かっています。夢を追い求めるために、さまざまな障壁に向き合わなければなりませんが、それは私の目標を達成することの妨げにはならないと信じています。積極的に神に祈り、自信を持って美しい心で夢を追求していまいります。

2022年7月24日
ニコル・カブラオさん

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右から3人目がニコル・カブラオさん(2021年12月)
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上段真ん中がニコル・カブラオさん(2021年12月)

DREAM

 Each of us has different goals and dreams in life. Most of us want to reach it to become happy and prosperous. Such specific things need to do to claim my goals. In chasing my dream, I see myself as a hard-working person, wherein l pursues my goals. No other thing can hinder it since l will still do the best l can to reach it. I will strive even though it might be hard for me, no matter what. And, if others want to pull me down, I will not focus on them and be positive in the dream life that I wanted for my family and me.

 There might be times of struggles and obstacles that can be hard for us to reach our dreams in actual life situations. Or it can be those negative traits or thinking made by ourselves or other’s opinions that are not helpful. We must be determined and firm on what we want in life and disregard those who are not encouraging us to do the best we can.

 There are times of ups and downs that we can feel. But if we do our best on it, we can claim that we can make you happy and not to be bothered by the people who want us to give up. Believe in yourself that you can reach it.

 From now on, I am in college life or which considered as a challenging stage of life. I already know that this is it the start of chasing my goals and dreams then I’ve always thought to myself that chasing my dreams may be tired but I considered it as a racing competition between I and myself that I need to try my very best to survive, to fight the circumstances which make a barrier of pursuing my dream but I believe it is not the hindrance of achieving my goals because I will reach my goals with all my sacrifices of being a hard working student and I will reach it thru praying positively to God and I will pursue it confidently beautiful with the heart. 

Nicole Cabulao

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  【1118】のブログでミンダナオ北東部地域のエンチャイルドの責任者、ジョニー・ボロンガイタさんからのリポートをお届けしました。ボロンガイタさんが、11月19日と26日の2日間をかけて、バランガイごとにエンチャイルド奨学生たちを訪問し、集会を持ってくださったという内容です。

 その時に予告させていただいた、エンチャイルド奨学生たちのメッセージ&パフォーマンス動画第1弾が出来上がりましたので、「ENCHILD NEWS & REPORT 2022年12月15日号」として公開いたします。すてきなクリスマスのメッセージ&パフォーマンス動画です!

 今回お届けする12月15日号は「クリスマス・メッセージ From Mindanao ブトゥアン編」です。12月25日号では「マガリャネス編」をお届けします。ぜひご覧ください! 感想コメントも頂けるとうれしいです。

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ENCHILD NEWS & REPORT 2022年12月15日号

ミンダナオ北東部地域/バランガイ訪問リポート【再掲】

 11月19日(土)と26日(土)、エンチャイルドの受益者(奨学生)の住むバランガイを訪問しました。最近の学生生活の状況についてディスカッションしたり、幼い頃の思い出について話し合ったり、エンチャイルド奨学生たちと楽しい時間を過ごしました。

 私たちはまた、エンチャイルドが行ってきた教育や、他者のために生きることを通じて人類に平和をもたらすという理念、さらに、分かち合い、互いを思いやり、与え合うという道徳的な内容について共有し、話し合いました。

 新型コロナウイルス感染症の状況が緩和されてきたとはいえ、クリスマス集会を行えるかどうかについては、皆それぞれ授業などのスケジュールがあるため、決まった日を設定することができていない状況です。
 しかし、皆が日本のエンチャイルド・ファミリーの皆さんと一緒に集まれる日を待ち望んでいます。

2022年12月3日
ジョニー・ボロンガイタ

マウグ2022
マウグ
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ロサンゼルス
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アンバゴ、パガッパタン
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マサオ
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ブハン
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ダヒカン
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サント・ニーニョ
マガリャネス北2022
マガリャネス北

Northeastern Mindanao, Philippines
ENCHILD Barangay Visitations Report


 November 19 and 26 were the dates for my scheduled barangay visitations to our ENCHILD beneficiaries. It was fun discussing about their situations as a student and reminisced those days where they were still kids. We also shared and talked about Enchild education and principle of bringing peace to humanity by living for the sake others. The moral foundation of sharing, caring and giving. Even if the covid situation is at ease, we cannot still put fixed dates for our Christmas gathering since everyone has different schedules of their classes. We are still waiting for the right time that everybody can meet together with our ENCHILD Family in Japan soon.

December 3, 2022
Johnnie P. Blongaita

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  「やるべきことをやる」

 お説教をするつもりはありません。
 この言葉は山歩が自分自身に向けて語りかけている内容です。

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 エンチャイルドは設立から12年が過ぎようとしています。
 10年ひと昔、12年でワンサイクルと考えれば、来年はエンチャイルドとって十分に節目の年と言えるでしょう(毎年同じことを言ってる?)。

 10年、12年といえば、社会も時代もかなり変化します。
 現実的な話をすれば、日本円とフィリピンペソのレートも変化し、10年前と比べれば随分円が安く(弱く)なりました。これはエンチャイルドにとって厳しい現実を突きつけています。それだけでなく、フィリピンにおける物価の高騰は、貧富の格差を拡大し、貧困状況にあるフィリピンの人々の生活をいっそう圧迫しています。

 日本も世界もこの10年でかなり変わりました。
 とりわけ新型コロナウイルス感染症のパンデミックは世界を劇的に変化させました。世界中で影響を受けなったという人は一人もいないのではないでしょうか。一部の人は大もうけをしたかもしれませんが、ほとんど人々は悲しみと苦痛と困難を味わったことでしょう。

 さて、「やるべきことをやる」について。
 このフレーズを実践するためには、まず「やるべきこと」を明確にしなければなりません。
 そのやるべきことは何なのか(What)、それはなぜやるべきなのか(Why)、それはどのようにやるべきなのか(How)、それはいつまでにやるべきなのか(When)、それはどこでやるべきなのか(Where)、誰が誰とやるべきなのか(Who)。5W1Hですね。

 この中で一番重要なものは何だと思いますか?
 山歩は、「Who」だと考えます。「やるべきことを誰がやる」のかということです。
 どんなに素晴らしい計画やアイデアも、それを実行する人間次第だからです。
 
 また「やるべきことをやる」を反転させると、「やるべきでないことはやらない」となります。実はこれが大事で、これが押さえられていないと、時間と資金と労力といった資源を無駄にしてしまいます。

 2023年はポイントの年になります。ポイントの年にしなければなりません。
 もうコロナ以前に戻ることはないでしょうし、戻る必要もありません。

 ゼロからのスタート、というくらいのマインドセットで、エンチャイルドをオーバーホールし、新しいエンチャイルドをクリエイトするネクストステージがイヤー・オブ・2023です。随分、カタカナ用語が並びましたね。

 ・やるべきことは何か(What)
 ・なぜやるべきなのか(Why)
 ・どのようにやるべきなのか(How)
 ・いつまでにやるべきなのか(When)
 ・どこでやるべきなのか(Where)
 ・誰が、誰とやるべきなのか(Who)

 まず、はっきりさせなければならないのが、Whoです。
 「私が」やるべきことをやる、ということです。

 この私の決意、決心、決定、決断が、最優先事項なのです。
 
 さあ、2023年を準備しますよ!

 「この指、止まれ!」

 今日のブログを読んで、胸騒ぎのしたかたは事務局まで(info@enchild.org)ご一報ください。
 「Who」たちが集まって、まずは軽く意見交換をしましょう。

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  人間関係というと自分と誰かとの関係、誰かと誰かとの関係を思い浮かべやすいのですが、実は最も大事な人間関係は自分の中の「人間関係」なのかもしれません。

 例えば、何かをしなければならないとき、それを躊躇(ちゅうちょ)する自分がいたとしましょう。
 そのとき、どうすればいいかを他者に相談して判断しようとする場合もありますが、実際は、自分の中にもう一人の自分がいて、その思いや考えが一致せず葛藤している、悩んでいる、判断できずにいる、というのが本当のところではないでしょうか。

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 「セルフコントロール」という言葉があります。
 これは自分が自分を制御することです。制御する自分と制御される自分という二者が、自分の中に存在していると考えることもできます。もちろん、精神や人格が分裂しているという話ではありません。

 山歩流に言えば、成長欲求で欠乏欲求を制する、ということでしょうか。
 その意味では、成長欲求を中心に行動しようとする自分Aと欠乏欲求を中心に行動しようとする自分Bの関係性が「自分」の人生を常に左右していると見ることができます。

 大人になるということは、成長欲求が欠乏欲求に勝ることだと、以前、このブログでも論じたことがあったかと思います。
 私たちは周囲の人々や環境の影響も受けますが、最終的には自分で考え、自分で判断し、自分の責任において、その何事かを実行し、成し遂げなければなりません。それが人間の人間たるゆえんだからです。

 人は弱い存在です。言い換えれば、欠乏欲求に引っ張られやすい、コントロールされやすいのが人間の性(さが)といえます。
 だからこそ、意識して成長欲求によって欠乏欲求を治めなければならないと思います。
 
 自由と平和が守られる秩序ある安定した世界を実現しようとすれば、そのような意味での大人たちによって社会が維持されていかなければならないでしょう。今の社会はそれとは程遠い状態のように思えます。

 自立とは自分との付き合い方を、共立とは他者との関係性のことを指しています。

 自分とどう付き合うか。
 これが自己成長という意味であり、人生でまず取り組まなければならない第一の人間関係の課題です。

 ですから、自我(意識)の目覚めは、人として社会と関わって生きていくための大事な成長プロセスの始まりを意味しています。
 欠乏欲求を中心に生きていく人生から成長欲求を中心にして生きていく人生に転換していくプロセスが自己成長であり、自立への道のりです。

 エンチャイルドの「ピース・アドボケイト教育」では、欠乏欲求を中心として生きていくのか(利己的な人生を目指すのか)、成長欲求を中心として生きていくのか(利他的な人生を目指すのか)を問いかけます。これが夢と志を持って生きるということの意味です。

 経済的な事情を抱える立場の者にとって、支援を受けることはありがたいことでしょう。
 しかしエンチャイルド奨学生たちにとって事はそれほど単純ではありません。エンチャイルド奨学生=ピースアド・ボケイトは、自立・共立のロールモデルにチャレンジすることを自分自身に課すことになるからです。

 とはいえ、彼らは知っています、夢と志を持って生きることの大切さ、そのことによって得られる人生の喜びがいかに大きいかを。

 そのことは、エンチャイルド奨学生たちのエッセーをお読みになればご理解いただけると思います。
 
 今日は「自分自身とどう付き合うのか」というテーマで書いてみました。
 いかがでしたでしょうか。

 人生において、自分が自分を励ましたり、説得したり、納得させたりしなければならないことも少なくありません。
 より良い人生の実現、より大きな善のために生きていこうとすれば、結局自分自身が問題だということです。

 欠乏欲求と成長欲求を意識しながら、自分の中の「人間関係」の改めて見直してみてはいかがでしょうか。

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 成長、発展のポイントはいかに循環作用を起こすかにあります。
 インプット(入力)、アウトプット(出力)の相互作用をいかにバランスよく持続させるか、ですね。

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 例えば、読書。

 これはインプットですね。読書が苦手という人もいると思いますが、今は本を読むという形だけでなく、聴いて、見て学べる時代です。読むことが基本であり大切だと山歩は考えますが、他の方法でもインプットの時間はぜひ持つべきです。忍耐強く継続して習慣化できれば、読書は最も手っ取り早いインプットとして生活に定着することでしょう。

 しかしこれだけでは半分です。そう、アウトプットが必要です。
 読書がインプットなら、読書感想文を書いたり発表したりするのがアウトプットです。

 「読書感想文」などと形式ばらなくて構いません。誰かに感想を伝えるのです。あらすじや要点を伝え、そこから得た成果を誰かに伝えるのです。うまく伝わればそれを聞いてくれた本人にとっても何らかのプラスになるでしょうが、一番得するのはアウトプットできた本人です。人に説明する、伝える、教えることで、自分自身の理解が深まり、定着します。

 勉強も人に教えられるインプット中心よりも人に教えるアウトプットを中心に取り組んだ方が効果的です。学生の皆さんにはぜひやってみてほしい学習スタイルです。友達の間で教え合いっこをするのです。楽しくゲーム感覚で集中力が高められれば、その効果は倍増することでしょう。

 そしてこのようなブログ。
 ブログとは覚書や論評、感想などを伝えるもの(公開するもの)です。
 アウトプットは常にインプットを誘発します。インプットしたものをすかさずアウトプットする作業を日常化、習慣化すれば、インプットとアウトプットの循環作用、相互作用が半ば自動的に起こってきます。

 書く(アウトプットする)ためには、見たり、読んだり、聞いたり、調べたりする(インプットする)必要が出てきます。
 体験や出会い、遭遇した出来事もまた、インプットの対象となります。
 生きるということはインプットとアウトプットの繰り返しであり、呼吸のようなものです。呼吸が止まれば、生命活動は停止してしまいます。

 吸うのが先か、吐くのが先か。
 皆さんはどう考えますか。
 重要なことは、吸えば吐き、吐けば吸うということです。
 アウトプットしようとすればインプットしなければなりませんし、インプットしたらそれを必ずアウトプットすると決めるのです。決めたら実行あるのみ!
 インプットとアウトプットはセットです。

 アウトプットとインプットをなぜ行うのか?
 自己成長、自己発展のために。
 答えはシンプルです。

 何事もテイカーからギバーへ。良いテイカーはいずれ良いギバーになります。
 正しいギブ・アンド・テイクはやがてギブ・アンド・ギブへとほぼ自動的に発展、昇華します。

 さあ、今日からブログを読んで(インプットしたら)、感想をコメント(アウトプット)しましょう。遠からず、皆さんがブログの発信者になってくださることを期待しています。

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 今日は、エンチャイルドの事務局長のリポートで、「Hand in Hand」プロジェクトの最新情報をお届けします。

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 「Hand in Hand」プロジェクト、12月11日、いよいよ実施へ!!

 フィリピンの子どもたちにスニーカーと衣類を届ける「Hand in Hand」プロジェクトの最新情報が現地のキアノ・ロメロ事務局長(エンチャイルド・フィリピン)から一報が入りましたのでお伝えします。
 
 このプロジェクトは、発起人の一般社団法人GREEN WIND・奥平喜博代表がプロジェクトリーダーを務め、「一般社団法人GREEN WIND」「NPO 法人SB. Heart Station」「BNI彩チャプター」「NPO法人エンチャイルド」の4団体のコラボレーションによってこの12 月、フィリピンの貧困地域の児童・生徒たちに日本からリサイクルのスニーカーと衣類を送り届けるという、「ギフト・ギビング」活動です。
 
 「SB. Heart Station」さまから寄贈していただいた物資(スニーカーと衣類)が「BNI彩チャプター」さまからのフィリピンへの送料のご支援を頂き、無事に現地に届きました。

 ギフト・ギビングの式典は、マニラ首都圏北部に位置するカロオカン市のマルセロ・H・デル・ピラー小学校で12月11日(日)に実施されることになりました。

 日本からは奥平喜博代表ら代表者2名が訪比し、現地の式典に参加する予定です。

 本日、現地からホットな写真が3枚送られてきましたのでご覧ください!

 写真に写っているのは現地ボランティアとして尽力してくださっているマルセロ・H・デル・ ピラー小学校のエンチャイルド・コーディネーター、パメラ・モロン先生と、同小学校出身のエンチャイルド奨学生たち(現在はハイスクール生と大学生)です。

 今週日曜日に行われる式典で、受益者となる児童・生徒に贈られるギフト(中身は今回日本から贈ったスニーカーや衣類です)のラッピング作業を進めてくださっている様子です。


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▲ラッピング作業を行うパメラ・モロン先生(右)と
エンチャイルド奨学生たち
 
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▲受益者に贈呈するギフト・ラッピング
スニーカーと衣類が入っています

(エンチャイルド事務局)

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 誰もが偉人として生まれ、偉人になるための人生を生きていると、山歩は考えています。
 人間が夢と志を持って生きる存在であることは、このブログでも何度も書いてきました。
 山歩が考える「偉人」の定義は、「夢と志に生きる人」です。

 偉人になる秘訣(ひけつ)は、これもたびたび強調してきたことですが、成長欲求(自己実現欲求、自己超越欲求)を刺激し、成長欲求を主体にして生きることだと考えます。これが自立と共立の生き方です。
 自分を超えて、自分以外のもののために生きようとする、これが偉人の特徴ですね。

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 心が言葉や行動となって現れるわけですが、心はすなわち動機(=欲求)であり、これが行動を起こさせる原動力です。つまり、心の基準は動機の基準であり、動機の基準は欲求の基準であり、それは行動(アティチュード)の基準となるわけです。

 「人はやりたいことをやる存在である」
 「人はやりたくないことはやらない存在である」

 このことも過去のブログで何度か指摘してきました。

 偉人といわれる人たちが語った言葉、残した言葉には力があります。
 これは彼らの心の力であり、動機の力なのです。そしてその発せられ(残された)言葉を通して、私たちは偉人たちの心のエネルギーを受け取るのです。

 言葉は種となって私たちの心にまかれます。私たちの心の畑がその種を発芽させる状態であれば、きっと種を芽吹かせ、実を結ばせ、いずれ花を咲かせることになるでしょう。そして私たちも偉人の種をまく者とならなければなりません。これが行動であり、実践です。

 欠乏欲求を満たしてくれる言葉だけでなく、偉人を目指すなら、成長欲求を刺激する言葉と出合い、そのような言葉で自らを刺激すべきでしょう。

 偉人たちの生きた姿を知り、彼らが残した言葉を学ぶことは、子どもたちの成長に有効だと考えています。これが偉人伝を学ぶことの意義です。

 エンチャイルド奨学生たちもまた、偉人への道を歩いていると信じます。
 ピース・アドボケイトとは、言い換えれば、グレートな人間として生きるという意味でもあります。

 誰もが偉人になれます。偉人になりましょう。
 ギブ・アンド・ギブの生活、それが偉人の生き方です。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 山歩は物語が好きです。また、文学の力を信じている人間です。
 「本の虫」というほどではありませんでしたが、子どもの頃から物語を読むのが好きでした。

 最初に夢中になったのは、シャーロック・ホームズであり、アルセーヌ・ルパンであり、明智小五郎や怪人二十面相、小林少年を中心とする少年探偵団たちの物語でした。物語の主人公たちの活躍に夢中になり、やがてそんな物語を自分も作ってみたいと考えるようになりました。藤子不二雄の『まんが道』にもはまっていました。

 それほど数が多いというわけではありませんが。今までたくさんの本を読んできました。本に囲まれて生きてきたと言ってもいいでしょう。本は私の良き仲間のような存在でもありました。時には悪友となる本もありましたが…。

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 本を読むより音楽を聴くことの方が多い時期もありました。
 本も音楽も同じくらい好きですが、音楽もまた一つの文学作品であると山歩は考えています。
 物語が映像化されれば、そこには必ずと言っていいほど音楽が存在します。音楽は心理描写や情景描写に多大な影響を与えます。
 音楽は私たちの人生のBGMであったり、テーマ曲になったりもします。

 さて、このブログの中でも何度か触れたことがあります。
 エンチャイルドの物語化の話。
 そろそろそのアイデアを形あるものにしなければなりませんね。

 物語には伝達力(感染力)があります。これが文学が持つ可能性の一つです。
 ユダヤ教、キリスト教、そしてイスラム教の聖典でもある聖書は物語にあふれています。
 失楽園の物語、ノアの物語、アブラハムの物語、モーセの物語、イエスの物語、そして旧約聖書にも新約聖書にもたくさんの優れた短編の物語が満載です。

 クリスマスには、世界中の人々が一人の人物に思いを寄せます。中にはイベントの一つとしてだけで終わってしまう人もいるかもしれませんが、クリスチャンと聖書の物語に魅(み)せられた人々にとっては、その一人の人物が誕生されたとされる聖なる夜を迎えて、毎年毎年、彼の希有(けう)な生涯を想い起こしているのです。それを可能としたのも物語の力です。

 2022年12月、現在進行中の、エンチャイルド奨学生たちによるクリスマス・プロジェクトを通じて八つの物語が誕生することでしょう。楽しみです。八つの物語をワクワクしながら味わいたい気持ちでいっぱいです。

 エンチャイルドも10年以上の歳月をかけてたくさんの物語の種をまいてきました。
 これから一つ一つを物語として実らせていきたいと考えています。多く人々に夢と志を持ち、「ピース・アドボケイト」になっていただくいために…。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、大学生のエンチャイルド奨学生の抱負メッセージをお届けします。
 ミンダナオ北東部地域マガリャネスのサント・ニーニョのクイニ―・ゴウさん(19歳、Northern Mindanao Colleges Inc.1年)のエッセーです。

 クイニ―さんのエッセーは、「まず言いたいことは、非常に多くの人が教育を受けられてない中で、私は教育を受けられる機会を持つことができて本当に恵まれているということです」という文章から始まります。

 世界だけでなく、わが国においても、貧困状況にある子どもたちは少なくないでしょう。しかし子どもたちの「夢と志を持つ心」まで奪う社会にしたくない、というのがエンチャイルドの教育支援を中心とする社会活動を行う動機です。

 「教育を受けられる機会」を支える、まさにこれが、エンチャイルドが奨学生たちに行っているサポートです。このサポートを踏み台にして、活用して、大いに夢エネルギーを燃やし、志エンジンをふかしてほしいのです。

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クイニ―・ゴウさん


 まず言いたいことは、非常に多くの人が教育を受けられてない中で、私は教育を受けられる機会を持つことができて本当に恵まれているということです。
 私の夢はどんなことでも少しずつできるようになることです。どんなスキルでも身に付け、自分という人間が注目される存在になりたいと思っています。

 不可能なことに聞こえるかもしれませんが、「不可能なことは何もない」のです。大学は私の夢を決定する場所です。しばらく時間がかかるかもしれませんが、私に合った職業を見いだし、快適に過ごせるようになるための私の人生を決定する期間となります。

 人生は浮き沈みのあるダイナミックな過程の連続です。
 人生の格差を調整することは、時には非常にストレスを感じることもあります。ほとんどの思考は人々が望むもの、つまり誰もが願うその人の夢に基づいています。願うことが常にかなうとは限りませんが、どんな人生を送りたいか、そのイメージを持っておくことは大切です。

 夢見る生活はいつでも始めることができます。
 私の夢、学校にいる間に達成したいことは、精神的な健康を維持し、私の宗教の教えに従うことです。
 また、今ある環境に感謝し、幸せな人生を送るために学び始めることもできます。夢のある人生とは、基本的に想像力に基づいた心からの願望によって実現が可能になります。夢を持つ人生は、どんな現実からも影響を受けません。

2022年7月24日
クイニ―・ゴウ

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右から2人目がクイニ―・ゴウさん

DREAM

 I just want to start off by saying that I am truly blessed to be able to have the opportunity that so many don’t have getting an education. I dreamed I would always be able to learn to be able to do a little of everything no matter what it was. I have just wanted to be that one person who knows a little about me, no matter what the skill was I could do it.

 It may sound impossible but “nothing’s impossible”. As I enter the college life, this is where I will be determining my dream and where I truly will belong for the rest of my life it may take a while but that’s what college is for to really test the waters and become comfortable with the one that occupation that really fits me well.

 Life is a dynamic process that has its ups and downs. Juggling the disparities of life can be very stressful at times and that is why you get your mind wondering in thoughts. Most thoughts are usually based on what people desire, which we can the dream life. The desires in life may not always be achieved but it is good to have a picture or at least an idea of the kind of life on desires to have.

 Living the dream life can begin any time that I chose to be as an individual. For my dream the things that I can achieve while still at school is the ability to have a spiritual wellness and flowing the doctrines of my religion. I can also start learning to appreciate whatever I have and living a happy life. A dream life is basically the desired of one’s heart inform of an imagination. A dream life does not affect the reality in any way.

Quinnie Go

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、大学生のエンチャイルド奨学生の抱負メッセージをお届けします。
 ミンダナオ北東部地域マガリャネスのサント・ニーニョのエピス・マーウィンド君(18歳、カラガ・ステート大学1年)のエッセーです。

 サント・ニーニョからも大学進学者が何人か出てきています。エピス・マーウィンド君、頑張ってます! 目標に向かって情熱的であること、「目的」を持つことの大切さを高校卒業までの歩みを通して強く実感しているようです。

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中央がエピス・マーウィンド君

 こんにちは、エピス・マーウィンドです。18歳で、バランガイ・サント・ニーニョに住んでいます。私の夢はすぐにでもプロのダンサーになることです。

 今日、私は高校までの12年間の学業を終えました。振り返ってみると、12年前の私と比べて、私は間違いなくずっと勤勉で、献身的であり、目標に向かって情熱を持ち、自分のキャリアの中で成長することを熱望していると言えるでしょう。つまり今の私は完全に別人になったのです。これらの変化は全て徐々に起こったものですが、今では私の人格として深く根付いています。

 学業において同じようなアプローチをしていたら自分はどうなっていたでしょう。何が自分に変化をもたらしたのかといつも考えています。
 最初の質問についてはあまり具体的な答えは得られませんが、何が自分に変化をもたらしたのかはよく分かります。自分の役割が大きくなったとき、私に変化をもたらしたものは「目的」であったことを私は知りました。

 12年間、私はそれぞれの役割、それぞれの場所、それぞれの人々から学ぶことができました。私は自らの力によって成長しましたが、いくつかの深刻な挫折にも直面しました。しかしそれらは全て私にとって貴重なことでした。

 私がシニアハイスクールに進学していなかったら、これら全ての変革は不可能だったでしょう。今の私があるのは、エンチャイルドの皆さんのおかげです。全てのサポートに感謝します。人生の旅はまだまだ続きますが、学ぶべきことはもっとたくさんあると確信しています。

2022年8月1日
エピス・マーウィンド

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バランガイ・サント・ニーニョの集会で
祈祷するエンチャイルド奨学生と保護者
エピス・マーウィンド君は右端

 Hi I am Merwind J Epis,18 Years Old, Live in Sto.Niño, My dream is to become a Professional Dancer soon.
 
 Today I have completed 12 years with Senior High, When I look back and see how far I have come from and who I am as a person compare to what I was 12 years before then I can definitely say I am much more hardworking, committed to goals, passionate towards purpose and aspire to grow in my career. It means I am completely a different person. All these transformations have happened gradually however now they are very much ingrained in to my personality.

 I always wonder what I could have been if I would have similar approach in my academic life and what brought change in myself. I do not get very concrete answer about first question however I am very sure what brought change in myself.I can see how I am able to impact peoples life in positive way. Later when I grew in my role I got to know it is called PURPOSE.

 In 12years I have been able to learn from each role, each place and each person. I have grown in my roles however also faced some serious setback and all of them are precious to me.

 All these transformations would have not been possible if I would have not been part of Senior High What I am today and who I am today is because of the organization and great people I have Inspire with. Thanks for all support and I am sure journey will still continue and there are many more things to learn.

Epis Merwind

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 ミンダナオ北東部地域のエンチャイルドの責任者、ジョニー・ボロンガイタさんからリポートが届きましたので、ご紹介します。

 ボロンガイタさんは大学の教授として勤務する一方、エンチャイルドの現地責任者としても長年にわたって、エンチャイルド奨学生たちのケアとピース・アドボケイト教育に献身的に投入してくださっています。本当にありがたいことです。

 ボロンガイタさん、ありがとうございます!
 Mr. Bolongaita, thank you very much for your hard work!

 リポート、写真と共に、エンチャイルド奨学生たちのメッセージ&パフォーマンス動画も届いています。こちらは、「ENCHILD NEWS & REPORT 2022年12月15日号」として紹介する予定です。お楽しみに!

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ミンダナオ北東部地域/バランガイ訪問リポート

 11月19日(土)と26日(土)、エンチャイルドの受益者(奨学生)の住むバランガイを訪問しました。最近の学生生活の状況についてディスカッションしたり、幼い頃の思い出について話し合ったり、エンチャイルド奨学生たちと楽しい時間を過ごしました。

 私たちはまた、エンチャイルドが行ってきた教育や、他者のために生きることを通じて人類に平和をもたらすという理念、さらに、分かち合い、互いを思いやり、与え合うという道徳的な内容について共有し、話し合いました。

 新型コロナウイルス感染症の状況が緩和されてきたとはいえ、クリスマス集会を行えるかどうかについては、皆それぞれ授業などのスケジュールがあるため、決まった日を設定することができていない状況です。
 しかし、皆が日本のエンチャイルド・ファミリーの皆さんと一緒に集まれる日を待ち望んでいます。

2022年12月3日
ジョニー・ボロンガイタ

マウグ2022
マウグ
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ロサンゼルス
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アンバゴ、パガッパタン
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マサオ
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ブハン
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ダヒカン
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サント・ニーニョ
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マガリャネス北

Northeastern Mindanao, Philippines
ENCHILD Barangay Visitations Report


 November 19 and 26 were the dates for my scheduled barangay visitations to our ENCHILD beneficiaries. It was fun discussing about their situations as a student and reminisced those days where they were still kids. We also shared and talked about Enchild education and principle of bringing peace to humanity by living for the sake others. The moral foundation of sharing, caring and giving. Even if the covid situation is at ease, we cannot still put fixed dates for our Christmas gathering since everyone has different schedules of their classes. We are still waiting for the right time that everybody can meet together with our ENCHILD Family in Japan soon.

December 3, 2022
Johnnie P. Blongaita

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 昨日の「自立・共立(ギブ・アンド・ギブ)」の話の続きを少しさせてください。

 自立と共立は、自由と平和と言い換えることができます。
 「自由と平和」という言葉はあちらこちらにあふれているフレーズですね。
 どこかの政党のポスターの常套句のコピーでもあります。

 しかし、自由と平和⇒自己の確立と家族愛⇒自立と共立、とすれば、恐らくその意味への理解は少し違ったものとなってくることでしょう。

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 平和とは何でしょう?
 デジタル大辞泉を引くと、「戦争や紛争がなく、世の中がおだやかな状態にあること。また、そのさま」とあります。一般的にはそう定義されているのが「平和」ですね。

 エンチャイルドは、平和を、単に争いのない状態とは考えません。
 「平和」という漢字を「平らかに和する」と理解し、格差なく、和している状態だと考えます。和しているというのは、同化している状態ではありません。依存関係でも支配被支配の関係でもありません。共立の関係です。

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 そして共立(平和、家族愛の関係)は互いの自立(自由、自己の確立)を前提とします。
 だから、「ギブ・アンド・テイク」ではなく、「ギブ・アンド・ギブ」です。「ギブ・アンド・ギブ」は自立、自己の確立に至る過程、成長の過程(欠乏欲求が主体の段階)
では見られますが、自立の基準に達すれば、「ギブ・アンド・ギブ」(成長欲求を主体する生き方)です。

 和の関係は、愛の関係です。なぜなら、和は愛の属性の一つだからです。愛あるところにはおのずと平和な状態が生まれるのです。重要なのは成熟した愛、すなわち自立した愛を持って生きられるかどうかです。

 山歩も日々、自立と共立に生きられるよう努力しています。
 愛を実践し、平和をつくり出す者(ピース・アドボケイト)でありたいです。

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 今年も残り1カ月。あっという間に一年を振り返る時期になりました。
 12月に入り、エンチャイルドはピース・アドボケイトたちによるクリスマス・プロジェクトを引き続き支援するとともに、2022年の活動結果、事業成果を精査しながら、2023年への準備に取りかかっています。

 今朝はサッカーのワードカップをテレビで観戦。対スペイン戦での日本の見事な勝利。日本代表が2大会連続の決勝トーナメント進出を決めました。次なる挑戦はベスト8入りといったところでしょうか。「奇跡の優勝を!」との期待する心もないわけではないのですが…。

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 さて、この一年の内外の情勢を振り返れば、「大激動」の一言に尽きます。
 世界でも日本でも、大げさな話ではなく、「歴史的な」な出来事、事件が続発しました。
 何十年後には、「2022年は時代の大きな変わり目だった」といわれるようになるかもしれません。

 エンチャイルドは、小さいながらも、より良い社会、より良い共同体の実現を目指し、その在り方を提唱するNPOであり、NGOです。
 そしてその考え方の中心には、自由と平和を実現するための「自立・共立」の原則を据えています。
 
 家庭、家族といった小さな(しかしとても重要な)共同体から、学校、団体組織、地域社会、国家、世界に至るまで、いずれも「共同体」を形成していると言っていいでしょう。
 社会はというものは、共同体によって成り立っているとも言えます。しかしその共同体がどのような性質のものであるかによって、そこに所属する人々の幸不幸が分かれてしまうということも事実でしょう。

 一人一人の自由と安寧、平和が守られる共同体をいかに実現するか。

 共同体は、個の集合体でもあります。「個」と「全体」のバランスが重要です。
 「自立」は個の確立を、「共立」は全体の在り方を指しています。

 歴史の潮流として、世界もまた一つの共同体形成に向かっているのかもしれません。
 だとすれば、その世界は各国の共立(共助)関係によってなされる共同体でなければなりません。
 そしてそのためには、国家の「自助」「自立」ということが大変重要なテーマとなってきます。
 自立(個の確立)なくして共立関係は成立しません。依存心の強い関係がどれだけ恐ろしいものかは以前ブログでも書かせていただきました。共依存構造は、国家間、国際関係においても人間関係同様の悲劇を招来することになるでしょう。実際、世界をざっと眺めてみても、その実例は枚挙にいとまがないことは明らかです。
 
 エンチャイルドは、共生・共助・共感の共立社会共同体の形成が、貧困や教育の格差を是正し、本質的な意味での社会問題解決をもたらすと考えます。
 情緒的な表現を使えば、私たちが目指すのは、家族愛に貫かれた社会共同体の実現です。
 しかしながら、その家族愛は欠乏欲求を主体として発せられるものではなく、成長欲求を主体としたものでなければならないと考えます。ギブ・アンド・テイクではなく、ギブ・アンド・ギブです。

 これから世界は今まで以上に動いていくことでしょう、国家の自立と世界の共立に向かって。

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 12月突入! メリークリスマス!
 Hello December! Merry Christmas 2022!


 ミンダナオ北東部地域のエンチャイルド奨学生から、クリスマスメッセージ動画が本日届きました。
 次回(2022年12月15日号)のENCHILD NEWS & REPORTでお届けする予定です。なるべく早くお届けしたいと思います。楽しみにお待ちください!

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エンチャイルド・オリジナルクリスマスカード
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 さて、11月30日までの期間で取り組んできた「みんなサンタになろう!プロジェクト」のためのファンドレージング(クリスマス・プロジェクト基金)。ご協力ありがとうございました! 心から感謝申し上げます。

 結果は、261,000円でした。目標額30万に対して、達成率87%でした。
 11月30日までに目標額は達成できませんでしたが、取り組みは継続し、エンチャイルド奨学生たちのクリスマス・プロジェクトに必要な応援を続けてまいります。

 エンチャイルド奨学生たちのクリスマス・プロジェクトの進捗状況は随時お伝えしたいと思います。こちらもお楽しみに!

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サンタになろう!

エンチャイルド奨学生たちと一緒に、あなたもサンタクロースになりませんか?

★ご寄付はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】口座番号 00180-8-133923
 口座名称 NPO法人エンチャイルド

※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

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エンチャイルドへの参加方法
スタディーツアー(日比交流会)、説明会、報告会、セミナー、
ワークショップなどの活動は、現在、主にオンラインで行っています。


 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

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