★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援&共育活動、草の根国際交流、社会教育を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の擁護者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回程度実施しています。コロナ禍の2020~2022年はオンラインでの交流が主な活動となりましたが、2023年6月には4年ぶりのスタディーツアーを実施することができ、成長した子どもたちとの再会を果たしました。2024年でフィリピンでの教育支援開始20周年となりました!

2023年02月


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 あっという間に2月が終わって3月へ。今年も6分の1が過ぎたことになります。
 なんとも心がざわざわしませんか? 「時間は存在しない」という説もありますが、「時」の過ぎるのがあまりにも速く感じてしまいます。

 エンチャイルドのミッションは子どもたちへの教育支援であり、子どもたちが夢と希望、そして志を持って生きられる社会を実現することをビジョンとして掲げています。

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6月下旬には4年ぶりのスタディーツアーの開催を予定しています

 逆を言えば、「現実がそうなっていないのではないか」という問題意識から出発しているのが私たちの活動の意義だと言えます。

 私たちの活動の主なフィールドは海外、現在は主にフィリピンですが、しかし上述のテーマは限定されたものではありません。

 むしろ昨今は、日本社会にこそ必要なミッションであり、ビジョンではないかと思わされて仕方ありません。

 パンデミック、多発する大規模な自然災害だけでなく、人為的な面においても、日に日に展望の見えにくい社会になっているのではないかと、心配な気持ちが拭えません。

 今、未来のための社会貢献、すなわち、より良い社会づくりに本気で取り組まねばならない時だと強く感じています。
 山歩の世代は老いるばかりですが、これからの10年は、未来のために、次世代のために、子どもたちのために、家族愛と望郷の念(愛国心と言いたいところですが…)を持って生きていかねばならぬという思いに駆られています。

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懐かしいミンダナオ北東部地域を流れるアグサン川

 明日から3月。年度末最後の1カ月です。日本の子どもたちは卒業の季節を、そして進級、新入学を迎える4月新年度の準備をする時期でもあります。

 エンチャイルドも上述のような問題意識と共に、これから1カ月で一年を総括し、新しい一年の出発に向かって準備したいと思います。

 一人一人の持てる力は小さくとも、多くのまごころが集まれば、必ずや大きな事が成し遂げられていくと考えます。

 皆さまには、エンチャイルドのビジョンとミッション、活動の結果とこれからの計画に耳を傾けていただき、ぜひ共に未来を創るピース・アドボケイト・ムーブメントに参画してくだされば幸いです。

 2月はありがとうございました。
 3月もよろしくお願いいたします。

 では!

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山歩にとって第二の故郷となったフィリピン
「家族」がいる所が“ふるさと”ですね

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
 今日は島田事務局長の活動リポートをお届けします!

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ミスターエンチャイルド、島田事務局長(右)

「ポジフェス」にエンチャイルドの紹介ブースを出展!

 2月26日(日)、都内で開催されたNPO法人ポジティブ・フロム・ジャパン(PFJ)さんが主催する「ポジフェス」に参加しました。同フェスには、エンチャイルドの教育支援のサポーターでもある一般社団法人グリーンウインドさまから紹介をいただき、今回、エンチャイルドの活動紹介ブースを出展させていただきました。

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『社会貢献×エンタメ』のポジフェス
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エンチャイルドの紹介コーナー(写真は島田事務局長)

 PFJさんによるとこの数年間、コロナ禍のためにポジフェスを行うことができずにいたそうです。しかし今回の開催により、スペシャルトークを務めたマカさんをはじめ、ゲストアーチストの皆さんのトークやパフォーマンスに、会場を訪れた皆さんも大変盛り上がっていました。
 
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会場で出会った講演者やアーチストの皆さんらの著書

 ポジフェスを通じて伝えられていた「ポジティブな心を育む」という世界観は、エンチャイルドのスローガン「世界の子どもたちを元気にしよう!」にも共通する内容があるなと個人的に感じました。

 エンチャイルドとしても、世代や心の国境を超えて、大人も子どもも「ピース・アドボケイト」(平和の擁護者・推進者)を目指し、さらに前向き、積極的に生きる年にしてまいりたいと思います。

 最後におまけです。今回のイベント会場は日比谷公園の近隣でしたので、終了後、日比谷公園に立ち寄り、ホセ・リサール像にあいさつをして帰路に就きました。

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 ホセ・リサール博士とエンチャイルドのエピソードについてはたびたびblogでも紹介されております。ぜひ、バックナンバーをご覧になってください!

1167】日比谷公園に行ってきました! 次回のNEWS & REPORTは日比谷公園からお届けします!
http://enchild.livedoor.blog/archives/18706982.html

339】「異文化間交流」考①~ホセ・リサールと日本
http://enchild.livedoor.blog/archives/7887867.html

301】日比谷公園とホセ・リサール博士の胸像
http://enchild.livedoor.blog/archives/7607307.html


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は大学生の抱負メッセージをお届けします。
 カロオカン市MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生、ラニー・ロベルトさん(20歳、カロオカン市立大学2年 政治学専攻)

 ブログでもYouTubeチャンネルでもたくさんのエンチャイルド奨学生たちの声を紹介しています。ぜひお読みください。未来のためにいくつもの難題に挑戦する子どもたちの真摯(しんし)な姿に必ずや何かを感じていただけると思います。

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中段左端がラニー・ロベルトさん

大学生として、そして奨学生としての私の抱負

 子どもの頃、目標について聞かれた時の私の答えは、いつも「人生で成功すること」でした。それが私の考えでした。

 しかし成長し、素朴で若い心が作り上げた幻想の世界から抜け出すにつれて、自分自身が「成功すること」と答えている間は失敗であることに気付きました。なぜなら、人は与えることと受けることを同時に行わなければ成功することはできないからです。それが家族であれ、友人であれ、あるいは組織であれ、愛とサポートが互いに交わされなければ、人は人生で成功したとは言えないのです。

 大学生として、またエンチャイルド奨学生として、助けを必要としている人に手を差し伸べ、地域社会を心から支援し、より良い社会のために行動したいという私の願望は、他者に与えるという原則に根ざしているのです。

 高等教育レベルの学生である私にとって、前途には多数の障害があり、これからもいくつもの障害に遭遇することは否めません。
 多くの困難が、願望を達成するための私の情熱を思いとどまらせるかもしれません。しかし、エンチャイルド奨学生であることは個人と全体のバランスを取ることをもたらしてくれています。

 なぜなら、エンチャイルドは、自分の将来とともに他の人のために最善を尽くすよう駆り立ててくれるからです。
 同じ目標を持つさまざまな団体でのボランティア活動は、他者の人生においても貢献してきた(そしてこれからも貢献し続ける)と言えます。

 大学生、そしてエンチャイルド奨学生であることは、自分と他者の両方に対して有意義な人生観を与えてくれました。
 人生の願望を実現するということは、自分だけのものではなく、他の人々に対するものでもあるということです。

 私という人間、そしてこれからの私を育んでくれている私の地域に対して恩返しをしたいです。私たちの後に続く人々のために、世界(または少なくともその一部)をより良くするために私は最善を尽くしたいと思います。

2022年12月7日
ラニー・ロベルト

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ラニー・ロベルトさん

“Aspirations as a College Student and a Scholar”

 As a child, the most common answer when asked about my goal is "to be successful in life". It has always been my first thought whenever I respond to this kind of question. But as I outgrew the fantasy of a world that my naive and young mind concocted, I realized that being "successful" on my own is still a failure because one cannot succeed without giving and receiving at the same time. It takes an exchange of love and support, whether it is with their family, friends, or an organization, to truly say one has succeeded in life. With that, my aspirations as both a college student and an ENCHILD scholar to extend a helping hand to others in need, help support the community from its roots, and advocate for better governmental actions, are rooted in the principle of giving to others.

 As a student on a tertiary level, it is undeniable that the path ahead of me is–and will be–full of obstacles. Many challenges may discourage my passion to achieve my ambitions. However, being an ENCHILD scholar balances the scale, for it drives me to do my best for my future and for others' as well, which is why I aim to empower others in the best way that I can for them to have better opportunities in life. Through volunteering in various organizations that embody the same goals, I can say that I have contributed (and will continue to do so) to their journeys even in the smallest way.

 Being a college student and an ENCHILD scholar has given me a meaningful view of life (both mine and others). It shifted how I realized my aspirations in life from solely my own to the inclusion of other people. As I aim to give back to the community that nurtured who I am and who I will be, I aspire to do my best in making the world (or at least a part of it) better for those who come after us.

Lanny Roberto

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MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生たち
前列右から2人目がラニー・ロベルトさん(2018年12月)

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 未来を創り出す子どもたちへの教育および教育への支援は、大変重要な社会貢献であると私たちは考えています。

 NPO法人エンチャイルドの主要な事業は、奨学金給付による教育支援ですが、その対象である奨学生たちに対する社会教育も同時に行ってきました。

 ひと言で言えば、その目的は自立支援ですが、単なる個人への自立支援ではありません。自立した個人が貧困の世代間連鎖を断ち切り、その上で、共立社会(主体的に助け合い、支え合う社会)実現の担い手となるための自立・共立支援です。

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 このような社会教育を、エンチャイルドは「ピース・アドボケイト(PEACE ADVOCATE/平和の擁護者、推進者)」教育と呼んでいます。最近は、「偉人教育」という表現も使っています。

 人間は誰もが皆、偉大な存在だからです。おのおのの個性を持った偉人として生まれ、偉人として成長し、偉人として共立社会実現の担い手になっていくというのがエンチャイルドの人間に対する捉え方です。
 社会のため、国家のため、世界のために善に生きた偉人たちに学び、そこから刺激を受けることも偉人教育の意味するところです。

 マズロー博士の言葉を借りれば、人間は「自己実現」(自分らしさ、個性の完成)を目指すのであり、さらには「自己超越」(対象を中心に生きる)存在となっていく、ということなのです。
 また、アドラー博士は、人は他者の役に立っていると感じるときに自分が価値ある存在であることを実感するのだと述べ、人が全体に貢献している時に抱く感情を、「共同体感覚」という言葉で表現しています。

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 人は関係性を通して、コミュニケーション(交流)を通して相手から刺激を受けます。
 子どもたちは親から影響を受け、社会の大人たちから刺激を受けて育ちます。
 まさに子どもたちは大人たちによる「共育」の中で成長していくものなのです。

 エンチャイルドの教育がどのような成果をもたらしているのか。

 それはエンチャイルドの教育支援、社会教育プログラムを実践したエンチャイルド奨学生たちを見て判断していただくしかありません。彼らの語る言葉や、行動を通して確かめていただくしかありません。

 改めてニュースレターやブログの記事に目を通していただき、またYouTubeチャンネルで公開している動画を通してエンチャイルド奨学生たちの実体の姿に触れていただくことを願います。

 エンチャイルドは引き続き、広報(情報提供)に力を入れてまいります。ぜひエンチャイルドの教育支援および社会教育活動に注目していただき、少しでもそこに価値を見いだしてくだされば、それは私たちにとって望外の喜びです。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  今日は福沢諭吉の心訓(『福翁自伝』より)を共有したいと思います。
 『ことばの森』(平島廉久 二期出版)に掲載されたものから紹介します。

 世の中で一番楽しくりっぱなことは、一生涯貫く仕事を持つことです。
 世の中で一番みじめなことは、人間として教養のないことです。
 世の中で一番さびしいことは、する仕事のないことです。
 世の中で一番みにくいことは、他人の生活をうらやむことです。
 世の中で一番尊いことは、人の愛に奉仕し、けっして恩に着せないことです。
 世の中で一番美しいことは、すべての物に愛情をもつことです。
 世の中で一番悲しいことは、うそをつくことです。


 さすが福沢諭吉先生です。
 どれも心に人生の教訓として響く内容ばかりです。

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❶世の中で一番楽しくりっぱなことは、一生涯貫く仕事を持つことです。 
 一生涯貫く仕事。ライフワークですね。
 使命感を持てる仕事、情熱を持てる仕事、心の底からやりたいと思える仕事、といったところでしょうか。

 あなたのライフワークは何ですか?

❷世の中で一番みじめなことは、人間として教養のないことです。
 人間としての教養。年を取れば取るほど、教養を身に付けることの意味と価値を実感します。
 教養は人間の生き方、心を豊かにしてくれるものだと思います。
 人間らしさ、自分らしさもまた、教養を身に付けてこそ、発揮できるのかもしれません。

世の中で一番さびしいことは、する仕事のないことです。
 する仕事のないことは、寂しいこと。確かにそのとおり。
 働くことは、「傍(はた)を楽にすること」といいます。もちろん自分のためでもありますが、家族のため、誰かのために働くことが、最も心を満たしてくれる仕事なのだと思います。

世の中で一番みにくいことは、他人の生活をうらやむことです。
 他人をうらやむことほど、みにくいことはないと分かっていながらも、人をうらやんでしまうのが人間の性(さが)ですね。諸悪の根源であるねたみ・嫉妬を、克服し、向上心に変えていきたいものです。

❺世の中で一番尊いことは、人の愛に奉仕し、けっして恩に着せないことです。
 人の愛に奉仕するとは、利他を超えた愛他精神のことですね。「決して恩に着せない」。「うらやまない」ことと同様、簡単なことではありませんが、このような人格を持った大人が増えない限り、社会の居心地が良くならないことは分かります。

❻世の中で一番美しいことは、すべての物に愛情をもつことです。
 全ての物に愛情を持つ。愛を持てているかどうかは感謝の心で生活できているかどうかということとイコールなのかもしれません。
 物や事柄に対する対応もそうですが、全ての時間を「喜んで」「感謝して」過ごせることは幸福な生き方の神髄のような気がします。

❼世の中で一番悲しいことは、うそをつくことです。
 うそをつくことは悲しいこと。うそをつかれることもつらいですが、うそをつく本人は心の中で誰よりも苦痛を受けているのかもしれません。

 福翁の七つの心訓。シンプルですが、重要な人生訓ですね。
 福沢諭吉らしい、実質的で実践的な内容です。

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 今日は「インディアンの教え」を紹介したいと思います。「自立した子どもを育てるための親子の在り方」について示唆している内容とされています。

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「インディアンの教え」

❶批判ばかり受けて育った子は、批判ばかりします。
❷敵意に満ちた中で育った子は、誰とでも戦います。
❸ひやかしを受けて育った子は、はにかみやになります。
❹ねたみを受けて育った子は、いつも悪いことをしているような気を持ちます。
心が寛大な人の中で育った子は、がまん強くなります。
励ましを受けて育った子は、自信を持ちます。
❼ほめられる中で育った子は、いつも感謝することを知ります。
❽公明正大の中で育った子は、正義感を持ちます。
❾思いやりのある中で育った子は、信頼を持ちます。
人にほめられて育った子は、自分を大事にします。
仲間の愛で育った子は、世界の愛を見つけます。

 「インディアンの教え」はさまざまな訳で紹介されていますね。
 上記のものは、産経新聞(1989年1月30日付)に掲載されたもので、通し番号は山歩が振りました。

 いかがでしょうか。
 子育て真っ最中というかたもいらっしゃることでしょう。参考にしていただけるとうれしいです。

 エンチャイルドの教育支援(共育プログラム)は「自立のための教育支援」を掲げていますが、❺❻❾⓫の内容が特に共通しているように思います。

 子どもの成長にとって親子関係や家族関係の大切さは自明のこととなっていますが、“言うは易し”で、実践するのはなかなか簡単ではありません。

 「世界の子どもたちを元気にしよう」と呼びかけるエンチャイルドもまた、心の国境を超えた家族愛の実践者としての真価が問われますね。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は祝日(天皇誕生日)。天皇陛下の63歳のお誕生日ですね。おめでとうございます!

 普段忙しい皆さん、今日も忙しいという皆さん、ちょっと待った!
 急がば回れ、ぜひ「自己を発見する」時間、静かに考える時間を持ちましょう。

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 「日常五心」という五つの心がけというのがあります。

 1.「はい」と言える素直な心
 2.「すみません」という反省の心
 3.「おかげさまで」という謙虚な心
 4.「わたしがします」という奉仕の心
 5.「ありがとう」という感謝の心

 簡単な言葉ですが、日常的に実践しようとすると、案外難しい?
 いえいえ、言葉は言霊(ことだま)。良い言葉は良い行動、良い結果をもたらす、と信じてみましょう。

 とはいえ、他人に対して話すというは苦手、というかたも少なくないかもしれません。
 そういうかたは、自分自身に対して話しかけましょう。

 自分を相手に「はい」「すみません」「おかげさまで」「わたしがします」「ありがとう」をつぶやいてみましょう。これを5回もやってみれば、他者に対しても普通に話せるようになります。

 自己の発見は、自分との対話から。
 1分でできます。
 さあ、自分自身との対話の中で、「はい」「すみません」「おかげさまで」「わたしがします」「ありがとう」を声をかけてみましょう。

 たいていの問題や困難な状況はも、この五つの心がけで乗り越えられそうじゃありませんか?
 
【ご案内】
 昨日、エンチャイルドのYouTubeチャンネルに「ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月25日号」を公開しました。クリスマス・プロジェクト2022の一つ、プロジェクト・アライトの結果報告のプレゼン動画です。ぜひご覧ください。チャンネル登録、グッドボタン(いいね!)もぽちっとお願いします。

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月25日号
 
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 2022年10月から取り組みを始めたエンチャイルドの「クリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)2022」は、2023年2月12日(ミンダナオ北東部地域3チームが発表)と19日(マニラ首都圏地域5チームが発表)に行われたオンライン報告会を持ってひとまず完了した格好です。

 クリスマス・プロジェクト2022は、2021年まで毎年行われてきたクリスマス・プロジェクトとは一線を画すものとなりました。
 プロジェクト実施に当たっての予算は全面的に日本の支援者の皆さまによって支えていただきましたが、プロジェクトの企画・実施はエンチャイルド奨学生たちで構成されたチームによってなされたものとなったからです。

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 当初はプロジェクト企画コンテストの体裁でスタートした取り組みですが、ふたを開けてみると、参加した8チーム全部が「オンリーワン」のプロジェクトで、世界に一つだけのプロジェクト(花)となったというのが山歩の率直な感想であり、評価です。一つ一つが個性的で、実にピース・アドボケイト精神にあふれた素晴らしいプロジェクトでした。

 8チームのプロジェクトの結果は、多くのかたにぜひ聞いていただきたい内容です。
 今までNPO法人エンチャイルドの海外教育支援についてご存じなかったかたにも、今回の取り組みについてはぜひぜひお伝えしたい気持ちでいっぱいです。

 「受益者から支援者へ」。誰かのサンタクロースになろうと、奮闘するエンチャイルド奨学生たち(大学生、シニアハイスクール生)の輝く姿を知っていただきたいと心から願っています。

 そこで、オンライン報告会の様子を「ENCHILD NEWS & REPORT」としてYouTube動画配信を順次行ってまいります。ぜひご覧くださいませ!

 本日から公開の「ENCHILD NEWS & REPORT2023年2月25日号」では、ミンダナオ北東部地域のブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのエンチャイルド奨学生たちによる発表をお届けいたします。

 約11分。まずはご視聴ください!

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 「人生において、一番大切なことは自己を発見することである。  
 そのためには、時には一人きりで静かに考える時間が必要だ」

 ノルウェーの探検家、ナンセンの言葉です。
 フリチョフ・ナンセン(1861~1930)は、19世紀末にノルウェーの科学者として未踏の北極海横断探検を行った人物です。ナンセンは国際政治家でもあり、第1次世界大戦後は戦争捕虜や飢餓に苦しむ人々を救うために奔走し、「難民の父」とも呼ばれた偉人です。ノーベル平和賞も受賞しています。

 さて、どんな発見よりも人生において大切なことは、自分を発見することだと言い切り、そのためには一人で静かに考える時間が必要だと、ナンセンは説いています。誰よりも忙しく人生を生きたであろうナンセンの言葉です。

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 皆さま、いかがでしょうか。
 おいしい食べ物も自分の味覚を通じて味わうのであり、素晴らしい風景も、すてきな音楽も、自分の五感を通じて初めて感じ取ることができます。

 人生において自己を見いだすことがどれほど大事なことでしょうか。

 一人で、すなわち自らの力で自己を発見し、自分が何者であるかを見いだすこと。
 あふれる情報の洪水に溺れながら、目も耳も口も鼻も塞がれているのが現代に生きる私たちの姿なのかもしれません。

 自分の内なる声に耳を澄ませ、しっかり自分の舌で味わい、自らの手で感触を確かめ、自分の足で歩く。そんな時間を1週間に1度取るのが難しくても、1カ月に1日くらいは、いや1日に1時間でも、そんな時間を持たなければ、きっと「私」は迷子になってしまうでしょう(すでに迷子のまま人生を生きてしまっているのかもしれませんが…)。

 毎日忙しい皆さんへ(毎日忙しい自分へ)。

 新たな自己を発見するために、瞑想する時間を持つのもいいし、自然の中を黙々と歩くのもいい。仕事の休みを取ってでも、自分なりに自己を見つめ直す時間を意識的につくり出す必要があると思うのですが、皆さんはどう思いますか?

 「なさねばならぬ事柄をなすべき道は、常にある」

 これもナンセンの言葉です。
 なすべき主体は他人ではなく自分自身です。自己を発見してこそ、なさねばならぬ事柄をなすべき道が見えてくるのでしょう。

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 2月19日、オンラインで、クリスマス・プロジェクト結果報告会が行われました。今回は、マニラ首都圏地域のエンチャイルド奨学生たち5チームの発表が行われました。

 2月12日に発表したミンダナオ北東部地域の3チームと合わせて、全チームが発表を終えたことになります。どのプロジェクトも見事にミッションを完遂し、達成感と充実感にあふれた発表でした。

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 オンライン報告会には、プロジェクトに取り組んだメンバーだけでなく、たくさんのエンチャイルド奨学生たちが参加してくれました。先輩たちの発表に刺激を受け、先輩たちに続いていくことでしょう。
 また、日本からは10人のかたが参加してくださいました。参加してくださった皆さま、ありがとうございます。

 発表の内容は、順次、当ブログや動画リポート「ENCHILD NEWS & REPORT」でも紹介してまいります。ぜひご覧になってください。

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マルセロ・H・デルピラーのチーム
FULL TUMMIES  PROJECT(おなかいっぱいプロジェクト)
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トンド地区パローラのチーム
“TANIMANG BAYAN”
(COMMUNITY GARDEN PROJECT)
“Ang Magtanim ay ‘Dibiro’ Kapag Mag-isa”
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MLQのチーム
「We Wish You A Healthy Christmas」「A Farm to Table Initiative」
貧困家庭に産地直送の果物や野菜のパッケージを
クリスマス・プレゼントとして提供するイベントを開催
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アンパロのチーム
「リバース・キャロリング:光を放ち、プレゼントを分かち合う」
アンパロの恵まれない家庭やストリートチルドレンに、
プレゼントを贈ることでクリスマスの喜びを育む
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トンド地区バルットのチーム
「グリーンアーバンプログラム:環境にやさしく健康的な
コミュニティーのためのハーブ植物提供プロジェクト」
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マニラ首都圏地域のエンチャイルド・コーディネーターのキアノ事務局長
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主催者あいさつをするNPO法人エンチャイルドの外舘理事長

Hello everyone.
Thank you for joining us.
How are you doing?
I can't wait to meet the Enchild family.
Now, today is the report meeting of the Christmas project.
Last week, we heard reports from three Mindanao teams.
Their report was excellent, and it was clear that the project had achieved with great results.
We are also very much looking forward to your report today.
Your growth and contribution to society will save the world.
Glory to Peace Advocate!
We are planning a study tour in late June.
We look forward to seeing you again.
Have a great time.
Thank you.

皆さん、こんにちは。
集まってくれてありがとう。
元気にやってますか?
私はエンチャイルドファミリーに会いたくてたまりません。
さて、今日はクリスマスプロジェクトの報告会です。
先週、私たちはミンダナオの3チームの報告を聞きました。
彼らの報告は素晴らしいものであり、プロジェクトにおいて大いなる成果があったことがよく分かる内容でした。
私たちは今日のあなたがたの報告もとても楽しみにしています。
あなたがたの成長と社会への貢献が世界を救うのです。
ピース・アドボケイトに栄光あれ!
私たちは6月下旬にスタディーツアーを計画しています。
私たちはあなたがたとの再会を心待ちにしています。
素晴らしい時間を過ごしましょう。
ありがとう。

‐‐‐

I know that you have completed your mission and that you have had a valuable experience.
I would like to share your report with all of our supporters.
I also wanted to share your experiences and feelings with young people in Japan.
I will keep you posted on my blog and YouTube channel.
Through your experiences and your words, I convey the importance of giving to the people of Japan.
Thanks for the great report.

あなたがたがミッションを達成したこと、貴重な体験をしたことがよく分かりました。
全ての支援者にあなたがたの報告を聞いてもらいたいと思いました。
また日本の若者たちにもあなたがたの体験と感じたことを伝えたいと思いました。
私はブログやYouTubeチャンネルであなたがたのことを伝えるでしょう。
与えることの大切さを、あなたがたの体験とあなたの言葉を通して日本の人々に伝えます。
素晴らしい報告をありがとう。

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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 こんな話を聞いたことがあります。

 大阪城を建城している時のエピソードです。

 ある役人が城の石垣を造るために石を運んでいる人夫たちに「おまえは今、何をしているのか?」と。

 一人目の石人夫は、「石を運んでいます」と答えました。
 二人目の石人夫は、「石垣を造るための石を運んでいます」と答えました。
 そして三人目の石人夫は、「城を建てるための石垣の石を運んでいます」と答えました。

 同じ問いかけに対して三者三様の答えが返ってきたのです。
 三つの答えの違い、皆さん、お分かりですね。

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現在の大阪城

 一人目の石人夫は目の前の事実(現象)を伝え、二人目の石人夫は目の前の事柄の意味を説明しました。しかし三人目の石人夫は、未来を語り、ビジョンを示してくれています。

 同じことをしていても、目的意識の違いによって見える景色が違ってくるのだと思います。

 翻って、私たちの毎日はどうでしょう?
 仕事、勉学、家事、ボランティア活動、そして日常生活の一つ一つまで。
 何のために仕事をしているのか、何のために学校に通っているのか、何のために教育支援をしているのか…。

 エンチャイルドは、子どもたちに「夢と志、希望を持って生きよう」と呼びかけます。
 自立の原理と共立の原理(8エレメント)を示しながら、ギブ・アンド・ギブの精神でより良い社会を実現する一人(ピース・アドボケイト)になろうと呼びかけています。

 石を運ぶ3人の人夫の話の中に、人生を豊かなものにするための秘訣(ひけつ)があるような気がします。
 
 あなたは今、何をしていますか?
 
‐‐‐

 本日、2月19日(日)、
マニラ首都圏地域のエンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。参加を希望されるかたは、本日午後1時までにお知らせください(info@enchild.org)

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 本日(2月18日)から、NPO法人ユニカセさんが主催するオンラインによるEnglish Presentation Training(英語研修)にエンチャイルドの奨学生11人(マニラ首都圏地域から6人、ミンダナオ北東部地域から5人)が参加しています。1回目として今回はオリエンテーションが行われました。山歩もオブザーバーとして参加させていただきました。

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 エンチャイルド奨学生たちは少し緊張している様子でしたが、皆、前向きな姿勢で臨んでいました。もちろん、志願して(希望して)参加しています。
 これから約2カ月、週1ペースで開催されるプログラムですが、彼らにとって良き学びと体験の場となることでしょう。
 山歩も参観参観で教室の後ろでわが子を見守る親(保護者)のような思いでオリエンテーションの時間を過ごしました。

 物事を客観的に見ることは大事なことだと思います。
 自己と他者の分離といいますか、ユニカセさん主催の研修を受けるエンチャイルド奨学生たちを見ながら、改めて彼らの成長した姿を目の当たりにして、なんだかとても新鮮でした。

 今さらながら、何事に対してであれ、学べる機会があるというのはありがたいものだなと。
 山歩は今からでも学生になりたいという願望があります。学生時代は不真面目でしたが、この年になって真面目に学生生活を送ってみたい、本気で学業に打ち込んでみたいと思っています。

 そうだ、リタイアしたら、学生になろう!

 これもエンチャイルド奨学生たちと共に生きてきたからこその心情なのかもしれません。

‐‐‐

 明日、2月19日(日)には、
マニラ首都圏地域のエンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。参加を希望されるかたは、2月19日(日)午後1時までにお知らせください(info@enchild.org)

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2月6日に発生したトルコ・シリア大地震。
 現時点で死者43,000人以上と、尋常でない状況です。
 氷点下の厳しい寒さの中で、多くの人々が着の身着のままで震えて過ごしています。
 
 パンデミック、戦争、テロ、大地震…と、次々と世界を襲う問題の数々。

 日に日に国内の不正や凶悪犯罪が増加しているように感じるのは山歩だけでしょうか。

 人心が乱れれば災いが起こるといわれます。
 逆を考えれば、人心を改めることによって災いを回避し、その被害を最小限に抑えることができるのかもしれません。

 山歩は政治に詳しくはありませんが、政治が乱れることは、国家と国民にとって決して良いことではないことは分かります。だからこそ、政治に依存してはなりません。

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 米国の心理学者、ウイリアム・ジェームズの言葉です。

 「地球上のあらゆる創られた物の中で、人類だけが自分自身の在り方を変えることができる。われわれだけが、自分の運命の開拓者である」

 人間だけが自分自身の在り方を変えることができる。
 われわれは運命の開拓者である。

 理想と現実のギャップが「問題」だといいます。
 人類社会はギャップに満ちていますが、そのギャップを埋め、問題を解決できるのは人間自身であるということです。

 エンチャイルドは、問題解決者(ピース・アドボケイト)になるために、「夢と志を持つ者になろう」と呼びかけます。
 夢や志が必ず成し遂げられるという保証はどこにもありません。しかしそれを可能にする道は示されています。それは、それを成し遂げようとする強い意志を持つことです。自由意志が持てることは、人間に与えられた特権です。自らの意志で生きることが自立して生きるという意味でもあります。

 私たちの人生は問題解決への挑戦の連続です。

 助け合うこと、与え合うこと。「ギブ・アンド・ギブ」というシンプルな原理が解決の鍵となることでしょう。

‐‐‐

 2月19日(日)には、
マニラ首都圏地域のエンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。参加を希望されるかたは、2月18日(土)までにお知らせください(info@enchild.org)

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2月12日に行われたクリスマス・プロジェクト報告会から、バランガイ・アンバゴ&パガッパタン チームの発表内容を紹介します。

 チームメンバーは、Karyll Dianne M. Amamangpangさん、Rexan Jane Lasapさん、Althea Bustilloさん、そしてAubrey Buqueさんの4人です。

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クリスマス・プロジェクト・リポート
エンチャイルド・ユース アンバゴ&パガッパタン

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プロジェクトの概要

 私たちアンバゴとパガッパタンの地域のエンチャイルド・ユースは2022年12月28日、「夢を実現しようとする戦士へのクリスマスチャリティー」プロジェクトを実施しました。

 それまでに私たちは、学用品、衛生キット、飾り付け、印刷物、および食事の購入のために7日間の準備期間をかけました。
 私たちはこのプロジェクトの受益者として、バランガイ・アンバゴにある、Ambago Integrated Schoolの在校生から20人を選びました。

 クリスマス・プロジェクトのイベントはアンバゴのカバード・コート(集会所)で、地域の役員のかたの承認を得て開催しました。4時間のプログラムとなりました。

 エンチャイルドの卒業生で、最近、社会福祉士の資格を取得したばかりのマーストレル・カブサオさんにも声をかけ、一緒に活動しました。

 イベントでは「Happy One Family♪」の曲で、子どもたちにダンスを指導しました。そこには、たくさんの喜びと愛があふれていました。子どもたちの喜びようが、写真やビデオからも伝わってきます。

クリスマス・プロジェクト
「夢を実現しようとする戦士への
クリスマスチャリティー」を
Happy One Family♪の曲と共に映像でご覧いただけます

 学用品や衛生キットを配布しただけでなく、私たちは子どもたちとの交流の時間も持ちました。ゲームをしたり、インタビューをしたり、ティクトックダンスを披露したりしました。
 昼食にはフィリピンで人気の食事「ジョリビー」を準備しました。受益者の子どもたちはおなかいっぱい、喜びいっぱいの様子でした。

 一方、この活動に費やした費用の総額は21,794.3ペソでした。(当初の予算の)残りの4,115.7ペソは、ジョニー・ボロンガイタ氏の承認を得て、「Barog Mindanao(バログ・ミンダナオ)」で活動するジョン・ライル・ボロンガイタ氏を通じて同団体に寄付しました。Barog Mindanaoは、台風で被害を受けたミンダナオ島北部の被災者の家庭を救援する活動を行っている団体です。

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どんな感想を得たのか?~エンチャイルド・ユースとして

 プログラムに関わった皆が幸せな気持ちになりました。特にイベント終了後の子どもたちは、幸せそうな表情をしていました。私たちのプロジェクトが成功したと言える理由は、目標を達成できたからです。
 つまり、「夢を実現しようとする戦士へのクリスマスチャリティー」と題した今回のプロジェクトを通じて、「サンタクロースになろう!」「受益者(テイカー)から支援者(ギバー)へ、平和を守る実践者になろう!プロジェクト2022」というテーマのもと、私たちは子どもたちにクリスマスの精神を届けることができたからです。

 準備する力や判断力を持って、お互いが協力し、参加する努力がなければ私たちはこのプロジェクトを成功できなかったと思います。

 受益者の保護者の皆さんからも「ありがとう」という感謝の言葉を頂きました。私たちの行動が感謝されたその時、私たちも感動し、そこから来る感謝の思いや幸福感は計り知れないものだと実感しました。

 このような機会を与えていただき、感謝しています。受益者の数は限られていたとしても、子どもたちの人生に大きな変化をもたらすことができたと私たちは信じています。

受益者の声

 今回のクリスマス・プロジェクトでは、合計で20人の受益者にクリスマス・ギフトを配布することができました。
 学用品や衛生用品を受け取った子どもたちは、それぞれ自分の気持ちを話してくれました。その多くは、「うれしかった」「ありがとう」という感謝の言葉でした。また、2023年の新学期を迎える彼らにとって、大切なクリスマスのプレゼントになったということを子どもたちは強調していました。

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Christmas Program Narrative Report
Enchild Youth Ambago

Summary of the Project

 On December 28, 2022, we the Enchild Youth Ambago and Pagatpatan conducted “Christmas Charity to a Warrior of their Dreams” Project. We allocated 7 days preparation for the buying of school supplies, hygiene kits, designs, printing, and meals. We have listed 20 beneficiaries all from Brgy Ambago who are currently studying in Ambago Integrated School. The event was held at Brgy. Ambago Covered Court through the approval of the Brgy. Officials. It was a 4 hour duration program with the Program Flow followed accordingly. We invited Marstrelle Cabusao, who is an Enchild graduate and just recently earned Registered Social Worker credential. “Happy One Family Song” was used throughout the event in which we taught the children to dance on the spot. It was filled with so much joy and love. The smiles of the children are very evident in the pictures and videos. It was not only distribution of school supplies and hygiene kits, but we also got to spend time with the children. We played games, small interview session, and performed tiktok dance. The classic Filipino meal “Jollibee” was their lunch. Surely, they went home with full stomach and a grateful heart.

 On the other hand, the total expenses spent on the activity is Php 21,794.3. The remaining Php 4, 115.7 was donated to Barog Mindanao as approved by Mr.Johnny Bolongaita and signed by the Barog Mindanao Officer John Ryle Bolongaita. Barog Mindanao is a relief operation for the affected families of Northern Mindanao during the typhoon situation.

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What are your feelings? ~Enchild Youth

 We were all happy. Happy faces were also shown on children's face during and most especially after the event. We can say that our project was successful because we have met our goals. We were able to deliver the Christmas spirit to the children through Enchild Project entitled “Christmas Charity to the Warrior of their Dreams” with the theme “Let’s be a Santa Claus! Project 2022 from beneficiary (taker) to Supporter (giver) let’s be a Peace Advocate Practitioner! The program wouldn’t be a success without each other’s effort to help and partake in the preparations and decision making skills. There were some parents who attended and they were very grateful to us by saying thank you. They appreciated our efforts and kindness and that is the time we felt touch and realized we can't truly measure our gratefulness and happiness. We were very thankful that we were given this opportunity. Even if it’s a small scale population, but we do believed that we made a huge difference in those children’s lives. 

Reactions of the Recipients 

 In totality, we have 20 recipients of our Christmas Charity Program. Each child is given the chance to talk about their feelings after receiving the school supplies and hygiene kit. Most of their responses were saying that they were happy and thankful to the people behind the project. They also emphasized that it is an important Christmas gift for them since they will be entering new school year for the year 2023. 

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 2月19日(日)には、
マニラ首都圏地域のエンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。参加を希望されるかたは、2月18日(土)までにお知らせください(info@enchild.org)

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2月12日に行われたクリスマス・プロジェクト報告会から、バランガイ・マウグ チームの発表内容を紹介します。

 コンパクトな報告内容ですが、メンバーの体験したことの貴重さがよく伝わってきます。
 ぜひお読みください。

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“LET’S BE A SANTA CLAUS PROJECT 2022”
サンタになろう!プロジェクト2022

Project Title
プロジェクト名

Season of Sharing: One love for Christmas
分かち合いの季節:クリスマスに愛をこめて

発表者:Lara Carmina Napay, Angel Macono, Jewel Mae Loquite

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 このプログラムは12月30日にブトゥアン市のバランガイ・マウグの地域で開催されました。
 私たちはマウグの地域から30家庭の受益者を選び、プログラムに招待しました。受益者と一緒に行った活動は、グループに分かれてのゲーム、食料品の配布、子どもたちへの給食プログラムです。

 イベントの冒頭で、チームメンバーのアン・ドミニク・クリランさんが、プログラムの流れと実施理由を説明しました。また、主催者の私たちがNPO法人エンチャイルドの奨学金支援プログラムの受益者であることや、エンチャイルドが私たちの勉強にどのように役立っているかを紹介しました。

 続いて、子どもたちに対し、教育的なエピソードが込められた物語の読み聞かせを行いました。そして最後に食料品の入ったクリスマス・ギフトを家族に配り、子どもたちに給食プログラムを提供しました。

 私たちは、このようなプロジェクト実践の機会を与えてくださったエンチャイルドの皆さまに感謝します。

 私たち自身が中心となってこのようなイベントを開催するのは初めてでした。学生である私たちはスケジュールが合わないこともありましたが、素晴らしいチームワークで全てのプログラムを成功させることができました。

 受益者のご家族の笑顔とお礼の言葉に、私たちは大変心が温かくなりました。エンチャイルドが私たちにとってそうであるように、私たち自身も他の人たちから祝福されるような存在になるために、これからもっと頑張らなければならないと決意を新たにしました。

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“LET’S BE A SANTA CLAUS PROJECT 2022”
Project Title: Season of Sharing: One love for Christmas

Lara Carmina Napay, Angel Macono, Jewel Mae Loquite

 The Event was held at Brgy. Maug, Butuan city on December 30. 2022. It was attended by the 30 chosen families from Brgy. Maug. The activities prepared by the beneficiaries are parlor games, distribution of groceries and feeding programs for the children. 

 For the opening of the event, Ms. Ann Dominique Curilan, explained details about the programs and why it is being implemented. Then, she also shared about our experiences as a beneficiary in ENCHILD and how it has helped us in our studies. We then proceed in our main activities, where we share our knowledge with the children by reading them educational stories. After that, we finally distributed the grocery packages to the families and the feeding program for the children. 

 We were very thankful to ENCHILD for the opportunity that was given to us. It was our first time hosting such an event, even though there are some conflicts in our schedules because we are all students, we were able to make it all work with our great teamwork. Seeing the family's smiles and thanking us was such a very heartwarming experience. It made us all realize to work harder in our future and be a blessing to others just like what ENCHILD is to us.

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 2月19日(日)には、
マニラ首都圏地域のエンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。参加を希望されるかたは、2月18日(土)までにお知らせください(info@enchild.org)

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 Happy Valentine’s Day with lots of love.

 昨日もお伝えしたとおり、2月12日、フィリピン・ミンダナオ北東部地域のエンチャイルド奨学生(3チーム)によるクリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)の報告会がオンラインで行われました。

 今回は、ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのエンチャイルド奨学生たちによるプロジェクト結果報告をお伝えします。

 素晴らしい報告内容です。
 ぜひ最後までお読みください!

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BRGY LOS ANGELES ENCHILD YOUTH & BENEFICIARIES – Project Alight’s Report
バランガイ・ロサンゼルスのエンチャイルド・ユースによる「Project Alight」実施リポート

サブタイトル:「与える生活をする、幸せと感謝を広げる」
チーム名:Team SUGA(光)

 10月の最後の日曜日、(今回のクリスマス・プロジェクトのオリエンテーションを受けて)私たちバランガイ・ロサンゼルス地域のエンチャイルド・ユースは、エンチャイルド・ファミリーの皆さんが私たちに伝えてくれた遺産を相続し、今度は私たち自身が中心となって周囲の地域に奉仕活動を行う機会を得ました。

 私たちはクリスマスの精神で世の中を明るくし、人々に力を与えるためのプロジェクトを提案し、実現するために最善を尽くしました。そして、ようやくエンチャイルドのメンバーとしてすべきことを成し遂げた今、私たちは感無量の思いです。

 本来、クリスマス前の12月22日、23日に実施予定でしたが、諸般の事情で1週間遅れての実施になりました。12月30日、31日の2日間であれば、より多くの人が参加できるため、この2日間に変更しました。

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 私たちは、昨年12月29日からプロジェクトの準備を始めました。街へ出ていき、食料品、家族や子どもたちへの贈り物をそろえました。その後、自宅に戻って商品を梱包し直し、エコバッグや小さなギフトパックで包装しました。

 そして12月30日を迎え、午後4時半にフェルナンデスさん宅にチームメンバーが全員集合しました。共に祈りをささげ、プレゼントを持って、訪問先の家庭に向かいました。日が落ち始めた頃、受益者の待つ「16番集落」は電気がほとんど通っていないため、道は暗闇に包まれていました。その夜、歌いながら10家庭を訪問しました。全てを終えた私たちは共通した反応と気付きを得ました。

 私たちが選んだ受益者の家庭の中には、電気が通っていない家もありました。土砂崩れが起きやすい丘の中腹に住んでいる人もいました。ボロボロの家、条件の悪い家に住んでいる人もいました。
 また、20人が小さな家に間隔をあけて共同して住んでいる家族もいました。両親と同居する、妊娠中のティーンエイジャーが2人いる農家の家庭もいました。
 一軒一軒を訪ね歩くうちに、彼らの生活がいかに苛酷で、毎日必要なものを満たすためにどれほど苦労しているかを肌身に感じることができました。

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 私たちが驚いたのは、10家庭の受益者の皆さんが、さまざまな苦労があるにもかかわらず、笑顔を絶やさずに迎えてくれたことです。
 私たちが歌い、激励のメッセージを伝えると、ある人は涙を流し、ある人は大喜びで、皆が私たちを心から歓迎してくれたのです。そして、私たちが交流する中、知らず知らずのうちに、彼らは自分たちの人生の物語や願望を打ち明けてくれるようになり、励ましの言葉を逆に私たちにかけてくれたのです。

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 歩き疲れて足が痛くなっても、声を出して歌って声が枯れても、彼らの笑顔を見るたびに疲れが癒やされ、感謝の気持ちが湧いてきました。しばしの休憩を挟み、午後7時ちょうどに家路へと向かい、充実した気持ちでその晩を過ごし、プロジェクト・アライトの第一弾は終了しました。

 12月31日の朝、9時半から11時半までの間、私たちはできるだけ早く準備をし、現地に到着すると、興奮した子供たちに歓迎されました。子どもたちは荷物を運ぶのを手伝ってくれました。
 しばらく歩いていくと、丘の上に小さな小屋があり、そこが今回のプロジェクトの第二弾の会場となりました。参加者が定員に達したので、そこでミニプログラムを開始しました。

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 祈りをささげることから始め、フィリピンの国歌を斉唱しました。
 次に、ハンナ・ジェーン・ドレラさんがこのプロジェクトの目的やエンチャイルドのことを子どもたちに説明し、趣旨説明を行いました。
 その後、「Happy One Family」の曲で子どもたちとダンスを一緒に踊りました。彼らは進んで参加してくれました。子どもたちが自信を持って一緒に踊ってくれたので、とても楽しかったです。

 その後、2015年にバランガイ・マサオの会場で行われたスタディーツアーで日本のエンチャイルドの皆さんが紹介してくれた、「人生の夢を絵に描く」プログラム(Dream Project)を行いました。
 今回のプログラムでは、絵を描く代わりに、紙飛行機を折り紙で作り、子どもたちがその紙飛行機に自分たちの夢を書くことにしました。

 私たちは、子どもたちのグループの中に分散し、紙飛行機の作り方を教えました。最初は子どもたちが右往左往して大変でした。子どもたちは興奮し、情熱を持って私たちにおのおのの夢を語ってくれました。
 これは、どんな環境にいようと、誰であろうと、人は夢を持ち、夢を追いかけ、それをしようとする権利があり、追い求める存在であることを象徴している姿だと思いました。

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 午前中いっぱい、ゲームをしたり、クリスマスソングを歌ったりして過ごしました。そして、クリスマス・プレゼントを子供たちに配布し、最後に楽しく食事をしました。
 帰り際、私たちは子どもたちに「一生懸命勉強して、自分を信じることを諦めずに頑張ろう」と励まし、プロジェクト「ALIGHT」の第二弾は終了しました。

 全体を振り返り、プロジェクトを無事実施できたことを私たちはうれしく思っています。私たちのプロジェクト名は、ALIGHT (アライト)と呼びます。これは A Life Into Giving「光を照らすプロジェクト/与える生活をする、幸せと感謝を広げる」の略です。
 
 40人の子供たちを含む、選ばれた10家庭が、さまざまな困難な生活下においても、常に感謝の気持ちを持って生き、幸せと喜びで過ごされるよう、私たちは心から祈ります。

 このプロジェクトで最も重要なことは、私たちが学びや教訓を得ることだけでなく、多くの人々を助けることができたということです。
 エンチャイルド・ファミリーの皆さまに、プロジェクト「ALIGHT」が無事終了したことをご報告いたします。
 私たちとこのプロジェクトを信頼し、応援してくださり、誠にありがとうございます。

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 It was the last Sunday of October when we, the beneficiaries and ENCHILD Youth of Brgy. Los Angeles was given a chance to fulfill and show the legacy that the ENCHILD Family taught us. We didn't expect that we are chosen to do our parts accordingly because all we remember at that time was we did our best to propose and initiate a project to lighten and strengthen the spirit of Christmas. And we cannot help to be overwhelmed because finally, we can do what we are supposed to do as members of ENCHILD.

 Supposedly our chosen date to do the project was before Christmas, December 22 and 23, but due to some underlying factors, our project was delayed by a week because most of us were not free at that time. Then we moved our project on December 30 and 31, since most of us could participate at that time. We started our preparation last December 29, 2022; we went to the city to buy groceries, presents, and gifts for the families and the children. Afterward, we went home, and altogether we repacked the goods and put them in the eco bags and small gift packs.

 At exactly 4:30 PM on the 30th of December last year, we agreed to meet at Ms. Fernandez's house since their house is a walking distance of our chosen place for our project. And as we were already in the quorum, we prayed together, brought the presents., and started walking. The sun at that time is starting to set down, and since Purok 16 barely had access to electricity, darkness enveloped our paths. As we went throughout the night and finished our serenade or caroling to ten respective families, we came to the same reaction and realization. Some of the families that we've chosen don't have electricity. Some live on a hillside that is prone to landslides. Some live in shabby houses or poorly conditioned homes. There is also a family with 20 members living in a small, spaced house. There are two pregnant teenagers, a farmer, and parents. As we went house by house, family by family, we felt and saw how cruel their life was and how hard they worked just to provide all the basic needs they needed every day.

 But the thing that amazes us, despite the things that they'd gone through, they never stop smiling. As we started singing and giving our message, some cried, some were overjoyed, and all of them welcomed us undoubtingly. And we kept on talking, and unknowingly they shared and opened up their life stories and aspirations; and gave us words of wisdom, inspiration, and encouragement. Even though our legs were starting to hurt because of walking, and even when our voices were already hoarse because of singing aloud, our tiredness was suddenly relieved every time we saw a glimpse of their smiles and how much they thanked us and the ENCHILD Family for the gifts they received that night. Hereafter, we rested for a while, and at exactly 7:00 PM we started walking our way home; then slept the night away with fulfillment and contentment, and that was the end of the first part of Project Alight.

 As another morning came on New Year's Eve, December 31, 2022, from 9:30 AM - 11:30
AM, as fast as possible we prepared everything, and when we finally arrived there, we were welcomed by the excited children and offered help with our things. After a few walks, we reached the top of a hill where a small hut was situated and there will be the venue of our project's second part. Then a couple of minutes later, as we reached the quorum, we started our mini-program. First, we prayed, and then sang the Philippines' National Anthem. Next, Hannah Jane gave the statement of purpose, where she explained and oriented the children about the objectives of the said project and even about ENCHILD. After that, we danced to the song "Happy One Family," and it was very fun because the children willingly joined us and danced with us confidently.

 Later on, we made an activity, just like what ENCHILD Family introduced to us in Masao Study Tour a couple of years way back - where we were asked to draw our dreams in life. But in our activity, instead of drawing it, we decided to make a paper plane origami and write their dreams on the paper plane. Subsequently, we, the ENCHILD beneficiaries scattered throughout the children and taught them how to make the paper plane. At first, it was hard because they kept on calling us left and right, but rather than losing patience, you will see their excitement and dedication right in their eyes to the said activity, especially how passionate they are about showing and sharing their dreams with us. Then, later on, we went outside and in our count we let our paper planes fly in the air, which symbolizes that no matter what your status in life or whoever you are, we have the right to reach our dreams, follow our dreams and make it into reality. And the rest was we played a lot of games and sang a lot of Christmas songs in the entire morning, and afterward, we gave them presents or gifts, and lastly, we ate together happily. And before we leave, we encouraged them to study hard and never cease on believing on themselves, and that was the end of the second part of Project Alight.

 Overall, we are so happy that our project is already finished. We know that our project name stands for ALIGHT - A Life Into Giving: Spreading Happiness and Thankfulness, and we really do hope and pray that the ten chosen families including the forty children will live gratefully and choose to be happy and rejoiceful always despite all the hurdles that they're experiencing on this world. But the most important part of this project is that we also gained a moral lesson and help a lot of people as well. With this, we are happy to inform all the members of the ENCHILD Family, that Project 'ALIGHT' ends successfully, and your utmost support for this project is worthwhile and assuredly not a waste. Thank you very much for trusting us and this project, we are hoping to see you soon, and God bless us all!

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 2月19日(日)には、
マニラ首都圏地域のエンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。参加を希望されるかたは、2月18日(土)までにお知らせください(info@enchild.org)

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

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 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日(2月12日)、ミンダナオ北東部地域のエンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト(3チーム)のオンライン報告会が開催されました。

 オンライン報告会には、プロジェクトを実施した奨学生たちだけでなく、ミンダナオ北東部地域の他の奨学生たちも参加しました。日本からは8人のかたが参加しました。

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 最初にプロジェクト・リーダーがプロジェクトの全体的な結果報告をパワーポイントを使って行い、その後メンバーの1~3人がプロジェクトの感想を述べるという形で進められ、下記の順に3チームの発表がなされました。

 ❶バランガイ・ロサンゼルスの奨学生によるProject ALIGHT「与える生活をする、幸せと感謝を広げる」プロジェクト

 ❷バランガイ・マウグの奨学生たちによる「分かち合いの季節。クリスマスに愛をこめて」プロジェクト(“Season of Sharing: One love for Christmas”Project

 ❸
バランガイ・アンバゴとバランガイ・パガッパタンの奨学生による「夢を実現しようとする戦士へのクリスマスチャリティー」プロジェクト(“Christmas Charity to a Warrior of their Dreams” Project

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バランガイ・ロサンゼルスの奨学生による
Project ALIGHT「与える生活をする、幸せと感謝を広げる」プロジェクト

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バランガイ・マウグの奨学生たちによる
“Season of Sharing: One love for Christmas”Project
「分かち合いの季節。クリスマスに愛をこめて」プロジェクト

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バランガイ・アンバゴとバランガイ・パガッパタンの奨学生による
“Christmas Charity to a Warrior of their Dreams” Project
「夢を実現しようとする戦士へのクリスマスチャリティー」プロジェクト

 日本からの参加者の皆さんは一様に、エンチャイルド奨学生たちの生き生きとした発表に感銘を受け、称賛の言葉を述べていました。

 まさにそこには、成長したエンチャイルド奨学生たちの姿がありました。
 クリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)を通して、「受益者から支援者へ」という、ピース・アドボケイトの実体を見せてくれたエンチャイルド・ユースたちでした。

 報告の内容は、「ENCHILD NEWS & REPORT」でもお届けする予定ですが、まずはブログで順番にご紹介してまいります。
 お楽しみに!

 以下は、主催者を代表してNPO法人エンチャイルドの理事長がエンチャイルド奨学生たちに語った内容です。

 Happy New Year, ENCHILD Family!
 I have missed you.
 How are you doing?

 I would like to express my sincere gratitude and respect for the dedication of Mr. Bolongaita.

 Now, today's online event is a very important gathering.
 You don't need my message today, I think.
 Because, Today is the time to have an opportunity to share your reports of the Christmas projects you have worked on.
 I would like to hear your message.

 It is the most beautiful thing to see you living and struggling for the sake of someone else.
 Learn from the majestic figure of the senior members of the Enchild Family who worked on the project, and the juniors should follow in their footsteps.

 Let's all grow up. Try many things.
 Study hard for that. Be strong for it.
 Be a good person for that. Be great people.

 Let's enjoy today's online event.

 May God bless you.
 Thank you very much.

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エンチャイルド奨学生たちに
激励のメッセージを送るエンチャイルドの外舘理事長

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 2月19日(日)には、
マニラ首都圏地域のエンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。参加を希望されるかたは、2月18日(土)までにお知らせください(info@enchild.org)

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 今年も動画による広報活動の強化に取り組んでいきたいと考えています。
 「ENCHILD NEWS & REPORT」は、月2本のペースでYouTubeチャンネルで公開しています。

 皆さん! チャンネル登録がまだだというかたは、ぜひチャンネル登録をお願いします。また、「いいね!」やコメントを頂けると励みになります。

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 2023年を迎えて最初の3本では、エンチャイルドの理事長が、改めて、海外教育支援について、エンチャイルドのビジョン&ミッション、目指すものなどについて語った内容を配信しております。ぜひご覧ください。

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年1月15日号
ENCHILD NEWS & REPORT 2023年1月25日号
ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月15日号
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 いよいよ本日(2月12日)、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会(ミンダナオ北東部地域編)を開催いたします。参加を希望されるかたは、13時までにお知らせください(info@enchild.org)


【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は「建国記念の日」でした。皆さんはどのように過ごされましたか。

 昨日の東京は降雪の伴う荒天でしたが、今日の東京は打って変わって日中は暖かな日差しを感じる好天の一日となりました。

 さて、今日は大学生のエンチャイルド奨学生の抱負メッセージをお届けします。
 カロオカン市MLQ小学校出身のアドニア・トリクシー・バニコさん(20歳、フィリピン大学3年 クリエイティブ・ライティング専攻)のエッセーです。

 アドニア・トリクシー・バニコさんは、フィリピンでトップクラスの大学で学ぶエンチャイルド奨学生の一人です。

 もがきながらも挑戦し続ける彼女たちを、エンチャイルドはこれからも応援していきたいと思います。

MLQ_プリンセスさん
左端がアドニア・トリクシー・バニコさん(2018年3月)

学習との愛憎関係

 大学に入学した時、私は卒業が遅れることをとても恐れていました。私より先に友達が卒業証書を取得するのを見たら、私は人より劣った人間だと思ってしまうでしょう。国内トップクラスの大学で勉強していても、私は常に優秀でなければならないのだと思っていたのです。

 私はいつも仲間の奨学生と自分を比較して、追いつくことができるかどうかを確かめていました。そして残念なことに、私はいつも自分を卑下するようになりました。ハイスクールや小学校の頃ほど十分にできない自分のことを弁解しました。状況があの頃とは変わってしまったのだと。

 年月が過ぎ、今は大学3年目になりました。履修登録の問題により、予定していたコースを期日までに修了できませんでした。そのために修了が1カ月遅れてしまい、修了式に出席することができませんでした。

 これはUP(フィリピン大学)における授業の履修登録がどのようになされるかの問題でした。登録前に、提示されたスケジュールで、それぞれの学期に受講したいコースを事前に登録することが課せられていました。次に、抽選によって、事前に登録したクラスを取得できるかどうかがランダムに決められるようになっているからでした。

 もし新入生や卒業を控えた学生、あるいは優秀な学生であれば、優先的に扱われますが、私の場合はそうではないので、その保証がありませんでした。一部の授業は人気が高く、25人枠しかないにもかかわらず、約1000人の学生が履修登録を希望するのです。

 典型的な例は、「リサールの生涯と作品」の授業です。私はこの授業を取ることができました。しかしそれは、私にとって重要な3単位を取得するためだけに丸1カ月待たなければならなかったことを意味していました。私たちが「リサール」と呼んでいるこの授業には、順調に登録することができず、授業の開設を請願しなければならなかったのです。その結果、1カ月後に登録が可能になりました。

 UPのこのような履修登録システムは、自分の将来と同様、これではギャンブルと同じだと感じさせられました。私は、前政権によって予算が削減された影響を受けているであろう他の何百人ものUPの学生が予定どおりに卒業できることを願っています。
 そしてもちろん、私たちが経験してきた延々と続く赤点のような大学内部のシステムに悩まされる一方で、私たちは警察の残忍さ、不処罰の文化に象徴される大学の外部にある課題にも悩まされました。

 エンチャイルドの奨学生として、今の私の第一の願いは、学ぶことにもう一度夢中になることです。論文や成績の処理の遅れ、そこから来る延々と続く心配、そして大学に対する失望はあるにせよ、私はこれからも学び続け、自分の周りの世界を探求していきたいです。

 私はこの大学の履修制度の欠陥を批判していますが、ボランティア活動に参加することで、この制度によって深刻な影響を受けた人々を引き続き支援します。

 そして、いつものように、エンチャイルドが私の能力を継続的にサポートし、認めてくださったことに感謝しています。私が今できる恩返しは、その恩に報いることができる時まで、最善を尽くすことです。

2022年12月7日
アドニア・トリクシー・バニコ

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オンラインでスピーチする
アドニア・トリクシー・バニコさん

Our Love-Hate Relationship with Learning

 When I entered the university, I was so afraid of graduating late. I assumed that seeing my friends get their diplomas before I did would make me less of a person. That I should always be outstanding, even when studying at the top university in the country. I would always compare myself to my fellow scholars, to see if I was able to catch up. And, to my chagrin, I always come to despise myself for not being good enough. I apologized for not being as good as I was in high school or elementary. Things have changed.

 Years went by, and now is my third year at the university. Due to enrollment issues, I didn’t graduate on time for my certificate course. I was delayed by a month and was not able to attend the on-ground graduation ceremony.

 For context, this is how enrollment in UP works: before the enlistment, we were tasked with pre-enlisting the courses which we want to take for a respective semester, with the provided schedule. Then, a batch run proceeds and randomly picks the lucky students who will be able to get the classes they’ve pre-enlisted for. 

 It would’ve been really easy to live with, except for the fact that it’s not. While you may get pre-enlistment priorities if you’re a freshman, a graduating student, or a varsity, it was not enough. It doesn’t guarantee you a slot. Some classes are in demand, having almost a thousand students pre-enlisting in it when it only offers 25 slots. A good example of these classes is the Life and Works of Rizal. This class got me: which was the reason why I had to wait for a whole month just to take it, the crucial, 3 units of my degree. I wasn’t able to enlist a class for the Rizal, as we call it, and had to petition for the opening of the class. And it only became available a month after.

 This enrollment system in UP got me thinking that just like my future, this is gambling. I gamble my chance of graduating on time against hundreds of other UP students who were probably experiencing the effects of having our budget cut by the previous administration. And of course, the endless red-tagging that we’ve been receiving. While being troubled by the internal system, we were also troubled by the external forces characterized by police brutality and the culture of impunity.

 As an EnChild scholar, my primary aspiration right now is to fall in love with learning again. Univ got me despising myself, and I really want to adore learning in all its forms once again–despite the delayed processing of my papers and grades, the endless threats, and the self-disappointment. I would love to continue learning and exploring the world around me. And while I criticize the system for its flaws, I will continue to help those who were severely affected by it by participating in volunteer work.

 And, as always, I am grateful to EnChild Philippines for its continuous support and recognition of my abilities. All I can do right now to give back is to do my best, until such time that I’m able to repay their kindness.

Adonijah Trixie P. Banico

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小学生高学年の時の
アドニア・トリクシー・バニコさん(後列左から2人目)


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 いよいよ明日(2月12日)、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会(ミンダナオ北東部地域編)を開催いたします。参加を希望されるかたは、当日13時までにお知らせください(info@enchild.org)


【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月15日号、珍しく少し早めの公開です。

 今回は、エンチャイルド理事長のテーマ・スピーチ「国際協力、海外教育支援体験を通して得たもの」です。10分ほど、ぜひご視聴ください。

 国際協力、海外教育支援体験を通して理事長が得たものを四つの観点で、そして社会貢献や国際協力に興味を持ったかたにやってみてほしいこと5点を紹介しています。

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月15日号
チャンネル登録をお願いします!

 エンチャイルドのスタディーツアー、2023年6月中旬、4年ぶりの実施を予定しています。
 詳細は、2月中にご案内の予定です。

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 以下の内容で、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。奮ってご参加ください。

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は大学生のエンチャイルド奨学生の抱負メッセージを紹介します。
 アンパロ・ハイスクール出身のジェレミー・ビンドルさん(21歳、フィリピン工科大学3年 会計学専攻)のエッセーです。

 翻訳は、サポーターの江口さんにご協力いただきました。
 江口さん、いつもありがとうございます!

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アンパロ・ハイスクール出身のエンチャイルド奨学生たち(2016年5月)

「日本の支援者の皆さんと再会して絆を深めたい」

 大学生活も残りわずかとなり、間もなく卒業を迎え、現実と向き合う現在です。時間がたつにつれて、大学時代や卒業後に実現したいさまざまな目標や願望が私の中に生まれました。

 昨年度の私の目標は、2学期を終えた時点で、学長賞(成績優秀者のリストに載る称号)を得ることでしたが、達成することができました。

 現在、私は大学3年生になりましたが、この目標に変化はありません。
 やはり大学3年生でも学部長賞か学長賞の表彰者になりたいです。今年は生活面でも学業面でも、何か新しいことを成し遂げたいです。

 達成したい目標をこなすためには、日頃の生活や勉強の仕方を変えていかなければなりません。先延ばしにすることを避け、真剣に学業に取り組みます。
 私は高校時代の時のような優等生に戻りたいのです。

 いつか夢の仕事に就くために、私は真剣に授業に取り組まなければなりません。授業に積極的に参加するように心がけます。
 また、今年が終わる時には幸せになっていたいので、毎日前向きに取り組みます。もちろん主要な目標は、大学を卒業することですが、どの科目も2点以下の成績を取らず、高い平均値で卒業することが一番の目標です。

 大学生活を華々しく終えたいとは思うのですが、あることが理由で、結果的に「ラテン・オナーズ」(成績優等者)で卒業することは、ただの願望で、かなえられないのです。

 大学を予定どおり、最短の4年間で問題なく卒業したいです。自分が何になりたいかを考え、卒業後は私を支えてくださった周囲の人々を応援し、寄り添えるようになりたいです。

 将来は、財務分析のスキルを生かして、企業の業務目標達成に貢献できることを楽しみにしています。卒業後は、大手企業や優良企業で財務マネージャーやアナリストとして働きたいと思っています。

 奨学生としての私の抱負は、奨学生としての条件を満たすために、成績をしっかりと維持することです。時間が取れるときには、エンチャイルドが開催・主催する活動やプログラムに協力し、参加します。

 もう一つの抱負は、日本の支援者の皆さんと再会し、絆を深めることです。他の奨学生たちとのコミュニケーションも大切にしていきたいと思います。
 自分の仕事を成した上で、私は他者を助け、特に子供たちにインスピレーションを与えられる人になりたいと思います。

ジェレミー・ビンドルさん
ジェレミー・ビンドルさん(2021年12月/中段右から2人目)

 Now that I have only a few years in college and soon, I will be graduating and face the reality of the world. As time passed by, I created various goals and aspirations that I want to achieve during my college days and after I graduated. My goal last school year is to end the two semesters having a president’s lister title, and I already achieved it. 

 I am now a third-year college student and there is no change in my aspirations. I still want to be a dean’s or better a president’s lister in my third-year college days. I want to achieve something new in my life and in my study this year. In order to do these goals that I want to achieve, I must change my daily and studying routine. I will avoid or better, stop doing procrastination and taking my studies seriously. I want to be an honor student again just like when I was in my high school days.

 I must take my program seriously as it is my dream job someday. I will try to cooperate and actively participate in the class. Also, I want to be happy when this year ends so I will do my best to keep positive every day. One of my aspirations also in college is to graduate with a high average, not having a grade of lower than two in any subjects. While my main goal this college is to graduate. To be honest, I want to end my college life with flying colors, but something happened and as a result, graduating with a Latin honor is only just a wish and cannot be granted. 

 I also want to finish my college on time, in just four years without any problem. When I graduate, I want to figure out what I want to be and be able to support and be there for everyone who did the same to me. I look forward to a future where I can use my financial analyzation skills to help businesses achieve their work goals. I want to work as a financial manager or analyst in a big and well-fined company when I graduated. 

 As for my aspirations as a scholar student, my goal is to maintain my grades in order to accomplish the requirements need in my scholarship. I will also cooperate and at the same time, participate in any activities and programs held and sponsored by the organization when I have a free time. 

 One of my aspirations also as an enchild scholar is to meet again our sponsors and have a bonding time with them since it has been a long time when we had our last meeting with each other. It is also my goal that I want to keep the communication with the other scholars. When I finished and have my own work, I want to help other people and inspire especially the kids same as to what the enchild help me.

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アンパロ・ハイスクール出身のエンチャイルド奨学生たち(2018年12月)

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 以下の内容で、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。奮ってご参加ください。

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「真の友人を持つ者こそが富める者である(They are rich who have true friends)」 

 トマス・フラー(Thomas Fuller/聖職者)の言葉です。

 この言葉をそのまま受け入れれば、自分は「富める者」だと思います。
 エンチャイルドもまた、その意味では「富める団体」だと言えます。真の友人たちによって運営されている団体だからです。

 さて、ミンダナオ北東部地域の真の友人の一人、ジョー・ボロンガイタさんからリポートが届きました。1月21日と29日にエンチャイルド奨学生たちをバランガイごとに巡回して、集会を持ってくださったそうです。
 このような現地でケア、教育の活動が奨学生たちの成長を支える核心となっています。その中心的な役割を担ってくださっているボロンガイタさんとそのファミリーに心から感謝するものです。

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ジョニー・ボロンガイタさん(左)

 以下、リポートの翻訳文です。

  訪問中、私たちは、どのようにしたら他者にとって良い人間になれるか、どのようにしたら地域社会にとって良い市民になれるかについて、エンチャイルドの原則と考え方に基づいて話し合いました。

 これは、エンチャイルド奨学生たちが私たちにとって非常に重要な価値観を決して忘れないように、私がいつも冒頭で話すことです。

 また、ミンダナオ北東部地域における次回のエンチャイルド総会(スタディーツアー時)や、三つのバランガイ(ロサンゼルス、マウグ、アンバゴ&パガッパタン)のエンチャイルド・ユースが行った「クリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)」の成果の発表(2月12日予定)についても話し合いました。

 日本のエンチャイルドの皆さんがこの6月、ここフィリピンを訪問する予定があることを伝えると、受益者たちは大変喜んでいました。
 彼らは支援者の皆さんの来比を歓迎しており、スタディーツアーを通じて皆さんの訪問が実現することを望んでいます。

 また、エンチャイルドの卒業生が、まだエンチャイルド・ファミリーの一員であることを忘れないでいてくれたこともうれしい出来事でした。
 ジェリン・レスペシアさんが、バランガイ・ロサンゼルスの受益者とのミーティングに参加してくれたからです。彼らはエンチャイルドが教えてくれたことを決して忘れていませんでした。

 奨学生たちを訪ね、ミーティングの場を持つという今回の私のミッションは成功し、私たちにとって楽しい挑戦となりました。

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バランガイ・ロサンゼルスのエンチャイルド奨学生たち
前列左から2人目がジェリン・レスペシアさん

 I'll be sending you some photos and videos about my Enchild visitations last January 21 and 29, 2023.

REPORT:

 During the visit we discussed about Enchild principles and teachings on how to be a good person to others, how to be a good citizen to a community and society. This will always be my opening discussions to the beneficiaries so that they will never forget the very important values.

 We discussed also the incoming Enchild general meeting for Mindanao and the presentation of results during the Christmas project initiated  by the Enchild Youths of the three barangays (Los Angeles, Maug, and Ambago-Pagatpatan. 

 The beneficiaries were very excited when I told them the plan that Enchild Japan have a tentative schedule of visiting here in the Philippines this coming June. That's why they're inviting their sponsors to come, hoping that they can join the tour during the visit. 

 I was also happy that our Enchild graduates didn't forget that they are still part of Enchild Family. When Ms. Jelyn Respecia joined us in our meeting with Los Angeles beneficiaries. They never forget what had been taught by Enchild in their lives. 

 My mission was very successful for those days of visitation and had an enjoyable challenge.

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マウグの奨学生たち
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アンバゴ、パガッパタンの奨学生たち
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サント・ニーニョの奨学生たち
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ブハンの奨学生たち
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マガリャネス北の奨学生たち
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ダヒカンの奨学生たち

 さて、2月12日、午後3時より、ミンダナオ北東部地域・ブトゥアン市のエンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)の実施報告会をオンラインで行います。

 日々精進し、成長する、ピース・アドボケイトたちの発表を聞いて、力をもらいましょう。

 皆さまの参加をお待ちしております。

 info@enchild.org まで、ご一報ください。


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 以下の内容で、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。奮ってご参加ください。

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

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 世界の子どもたちを元気にするプロジェクトを応援してみませんか?

 エンチャイルドは子どもたちのサポーター大募集中です!

 国際協力、海外教育支援に関心のあるかたは、info@enchild.org までお問い合わせください。

ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今朝、ふと、こんな会話が思い浮かびました。


 何者かが、生まれて半世紀以上を生きている私に唐突に尋ねました。

 「あなたが十代の自分に会えるとしたら何を伝えたいですか?」 

 私は脳裏に浮かんだ言葉を即座に返します。

 「ベストを尽くせ!」「後悔はするな!」

 振り返れば、ベストを尽くせず、だから後悔の多い人生だったと。

 「ああ、今を、今日を、ベストを尽くして生きよう…」

 
 私が若い世代の皆さんに伝えたいこともまた、「悔いのない人生を生きてほしい」ということです。

 ベストを尽くしたつもりでも後悔することの多いのが人生というものです。

 しかし、やはり、だからこそ、人生、日々是決戦、日々是精進。昨日より今日、今日より明日、成長した自分に「こんにちは、今日もよろしくね!」と言える人生を生きたい、と。

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 This morning, I suddenly thought of this conversation.
 
 Someone suddenly asked me, who has lived for more than half a century.

 "If you could meet your teenage self, what would you like to say?"

 I immediately replied with the words that came to my mind.

 "Do your best!" "Don't regret it!"

 Looking back my like, I couldn't do my best, and that's why I had a life full of regrets.
"Ah, now, today, I'll do my best to live..."

 What I want to say to the younger generation is also, "I want you to live a life without regrets."

 Life is full of regrets even if you try your best.

 However, that's why life, every day is the decisive battle, and every day is diligent. I want to live a life where I can say to myself, “Hello, nice to meet you today! May I help you?” Today than yesterday, tomorrow than today.

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 さて、2月12日、午後3時より、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)の実施報告会をオンラインで行います。

 日々精進し、成長する、ピース・アドボケイトたちの発表を聞いて、力をもらいましょう。

 皆さまの参加をお待ちしております。

 info@enchild.org まで、ご一報ください。


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 以下の内容で、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。奮ってご参加ください。

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日はマニラ地トンド地区スモーキーマウンテンのエンチャイルド奨学生、チェスカ・プンザランさん(16歳、G11)のエッセーを紹介します。

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スモーキーマウンテンのエンチャイルド奨学生たち(2018年12月)

 エンチャイルド奨学生の一員であることは、経済的支援を受けているだけでなく精神的にも大きな助けになります。

 私がエンチャイルド奨学生として引き続き更新したい理由はなぜでしょうか?

 私たちは皆、大学生になることがあらゆる面で大変難しいことを知っています。全ての生徒や親が学費を払えるわけではありませんから、私たちのように大学や高校に在籍できることは特別なことであり、このような機会(エンチャイルド奨学生となること)を得ることは、私たちにとって大きな特権なのです。

 生活するのが容易でなく、一日3回食べるのも大変なので、奨学金は私たちにとって命の恩人のようなものです。
 他の人にとっては、それはほんのわずかな、または小さな助けに過ぎないかもしれませんが、生計の手段を十分に持たない人々にとっては、その助けは大きなものなのです。エンチャイルドの奨学金は、私たち一人一人に新しい明日(未来)を与えているのです。

 私たちは熱心に勉学に励み、良い成績を修めて、全ての成果を皆さんに還元することによって、感謝の意を表したいと思います。私たちは皆、皆さんのようなかたがたがいることに感謝しています。

2022年8月13日
チェスカ・プンザラン

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マニラ首都圏のエンチャイルド奨学生たち(2019年3月)

 Being part of the ENCHILD Scholar is a big help not just for financial support but also emotionally. Why do I want to still be part of ENCHILD for College Scholarships? We all know that college is really hard in all aspects, having this opportunity is already a big catch because for those people like us, being in college and in Senior high school is already a privilege because not all students and parents can afford the expenses.

 Living is already hard, eating 3 times a day is already hard so having this scholarship is like a lifesaving to us. Maybe to others it's just a small amount or small help but there is nothing as small if it's HELP, especially to those who really don't have the means. This scholarship that the ENCHILD will give us, can give a new tomorrow for every one of us.

 With this scholarship, we can dream again, we can have a hope again, that tomorrow we don't have to worry about the tuition and just study and reach our dreams. Those people, to our sponsors you are our LIGHTS in this darkest world, where only those people who have means, are the only people who can study and fulfill their dreams, but because of the people like you, we are given the chance to have our own fight to also have our own win. To reach our dreams.

 And I want to express my gratitude by giving back to you the grades and all our achievements that you deserve coming for our hard works. We are all thankful to have people like you.

Cheska Punzalan

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 以下の内容で、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。奮ってご参加ください。

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日はカロオカン市のMLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生、ジェシリー・アピンさん(20歳、フィリピン工科大学2年 心理学専攻)の大学生としての抱負メッセージをお届けします。

 多くのエンチャイルド奨学生たちが大学進学を目指し、実際に大学生となって勉学に励んでいます。しかし現実には、時に思いどおりにいかないこともありますよね。失敗と挫折を繰り返しながらも、それでも諦めず、彼らは前に進もうと彼らは日々奮闘しています。

 皆さん、物心共の応援よろしくお願いいたします。

 翻訳は、サポーターの山本さんにご協力いただきました。
 山本さん、いつもありがとうございます!

ジェシリー・アピンさん
ジェシリー・アピンさん

 大学1年生を終えたばかりで、まだまだ先は長い状況です。もし私が次の学年を修了することができれば、あと3年で心理学の学士号を取得できます。しかし、修了できなかったとしたら、私は死んでしまうかもしれません。

 冗談はさておき、大学とは本当に大変な場所です。新入生時代にも経験しましたが、バケツいっぱいの涙と挫折を伴うのが大学生活であり、多くの努力が必要です。もし、オンライン授業がさらに続くようであれば、大学生活は私が元々想像していたものとは随分異なるものになるでしょう。

 多くの人が、高等教育とは教育において重要な段階だと言います。私は高等教育を受けることをとても楽しみにしていました。親からのプレッシャーも、自分への期待も無視して、ただ勉強すればいいと思っていました。

 私は、大学で要求されることを取り組んでいけば期待を成し遂げることができると考えていました。
 しかし、私には継続して給付してほしい奨学金があること、そしてかなえたい夢もあるという立場を忘れていました。

 私は大学生活での目標を立てました。そして私はその目標が達成可能なものであることを確信しました。成績優秀者として表彰されるまでには至らなくとも、2.00以上の成績を取り、落第しないよう努力することにしました。

 しかし、大学に入ってから私は自分の学力を疑うようになりました。ゼロに戻ったような感覚でした。1年生の時はどの教科も少ししか分からず、本当に大変で悔しい思いをしました。しかし私は、なんとか生き残ることができました。目標である心理学の学位を得るために、今年を乗り越えていきたいと思います。

 正直なところ、自分が大学で心理学を専攻するとは想像もしていませんでした。以前は、会計士、教育学、看護学、犯罪学などが選択肢としてありましたが、結局フィリピン工科大学の大学出願時には、心理学を第一志望として選択しました。おそらくこれは私のために残された選択肢であったのだろうと思います。

 従って私は、この心理学の分野での職業を目指します。失敗しないように頑張ります。挫折しないように頑張ります。学生として、奨学生として、子どもとして、どんな形であれ成功することだけに集中し、あらゆる障害を乗り越えたいと思います。そして、私を助けてくれた人たちに私を誇ってもらえるように、私に与えてくださった労力、お金、信頼を無駄にしないように、目標を全うします。

 5年後の自分は、自分の人生に喜びを感じ、人生の目標を達成し、自立した生活をし、自分や両親の生活を支えることができる幸せな人間になっていることを思い描いています。
 しかし今は、勉強をしっかり取り組みながら、大学生活を楽しみたいと考えています。人生の目標を追求し、心を込めて生きることは私たちを健康にしてくれるからです。

2022年12月7日
ジェシリー・アピン

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MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生たち(2018年12月)
前列中央が
ジェシリー・アピンさん

 Completed just the first year of college, I still got a long way to go. Three more years and I'll graduate Bachelor of Science in Psychology, that is if I'll pass the next school years but if not, maybe I'll pass away instead?

 Kidding aside, college is indeed strenuous. It requires a lot of endeavors with buckets of tears and breakdowns which I experienced even in my freshman life. Especially if the online setup of classes remains, the college will be a lot different than I expected it to be.

 When I was younger, I was so excited to attain tertiary education even though many people are telling me that it is the crucial stage of education. I thought I can just study ignoring the pressure from my parents or even set high expectations for myself. I thought I could just accomplish my requirements and go with the flow. But I know I can't know that I have scholarships to maintain and I have ambitions to fulfill. And so, I established my goals for college but I made sure it’s attainable and that I can. I won't aim for Latin honors but I'll strive for grades that are not less than 2.00 good for my scholarship, nonetheless, if I know I can have more than that and that I can do better, definitely won't slip it away.

 But upon entering college, I started doubting my capacity in learning. There was a feeling that I am back to zero. I have only a little to no idea at all about the topics in every subject we have which made my freshman year harder and more frustrating. Yet, I survived and I hope so for the next years until I finally reached my objectives and one of these is becoming a Licensed Psychologist.

 In all honesty, I never imagined myself taking Psychology as a program in college. Before, my choices are Accountancy, Education, Nursing, and Criminology but there were no slots left during my college application at the Polytechnic University of the Philippines and I remembered selecting a BS in Psychology as my first choice, and I got in, perhaps this is for me.

 Thus, I'll pursue this career. I will do my best to avoid failing. I aspire to become a
student who dares to continue learning despite the troubles covering my way. I wanted to overcome all the hindrances and focus merely on achieving success in whatever form it is – as a student, as a scholar, or as a child. I wanted to fulfill my goals so that the people who helped me would be proud, and that their effort, money, and trust bestowed towards me will not be wasted.

 Five years from now, I envision myself as someone who is delighted in her life, someone who succeeded in obtaining her life goals, someone that is happy and contented living independently and can provide for her and her parents' necessities. But for now, along with studying very well, I wanted to enjoy college and early adulthood. Living life heartily while pursuing your life aspirations makes us healthier – less fuss, lighter life.

Jeshiley Apin

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 以下の内容で、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。奮ってご参加ください。

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2023年も2月に入りました。
 皆さんは1月をどのように過ごされたでしょうか。

 昨日は節分、今日は立春です。
 二十四節気(にじゅうしせっき)では、春の始まりであり、一年の始まりとされる日です。

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 ロシアの著名な作家、トルストイの言葉です。

 「最上の幸福は、一年の終わりにおいて、年頭における自己よりも、良くなったと感じることである」 

 立春、春の始まりの日に、改めて一年の計を立ててみてはいかがでしょうか。

 さて、エンチャイルドは2月12日19日に重要なオンランイン・ミーティングを予定しています。
 エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)の実施結果を報告してもらうオンライン・イベントです。

 エンチャイルド奨学生たちのプロジェクト体験を直接聞ける貴重な機会です。ぜひご参加ください。

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 以下の内容で、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。奮ってご参加ください。

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2月1日、昨年の12月11日に4団体のコラボ企画でフィリピン・カロオカン市のマルセロ・H・デル・ピラー小学校で実施された「HAND in HAND プロジェクト」(関連記事はコチラ⇒【1129】【1137】【1163】)のオンライン報告会が行われ、同プロジェクトのリーダーを務めたGREEN WINDの奥平喜博代表理事がビデオリポートの上映とともに現地での活動を報告しました。 

 奥平氏によるビデオリポートの上映をメインとしたプロジェクト報告会は、各団体ごとに行われています。

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 参加者の感想です。

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 報告会を企画してくださり、ありがとうございました。
 人との関わりがまだまだ簡単ではないこの社会の中で、フィリピンの子どもたちのために四つの団体が協力し合って、子どもたちにとって特別なクリスマスにプレゼントをお届けできたこのプロジェクトの実現に感動しました。

 それぞれの団体の強みが生かされ、こうしてカタチになったことが素晴らしかったです。
 まだまだ海外には気軽に行きにくい中で、直接現地で奥平さんたちが見守り、それを現地の子どもたち(エンチャイルド奨学生)から子どもたち(今回の受益者の子どもたち)へプレゼントをお届けできたことは、子どもたち(エンチャイルド奨学生)にとってとても大きな幸せな出来事だったのだと、子どもたち(エンチャイルド奨学生)のスピーチを聞いて感じました。

 たくさんのかたがたが関わって実現できたこのプロジェクトの報告会を聞くことができて、自分自身のパワーにもなりました。

 ありがとうございました😊

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GREEN WINDの奥平代表理事
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現地のプロジェクト・コーディネーターを務めた
キアノ・ロメロ事務局長(エンチャイルド・フィリピン)

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プロジェクトのボランティア・スタッフを担当した
エンチャイルド奨学生たちとパメラ・モロン先生(右端)

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 以下の内容で、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。奮ってご参加ください。

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 先日、中学2年生に対して「国際協力」をテーマに職業講話の授業を行ったという話題をブログ【1168】【1169】【1170】【1171】でも紹介いたしました。

 「授業を受けた中学生たちの反応はどうだったのか知りたい」というお声もありましたので、要約したものから一部をご紹介します。

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★自分たちとは全く違う生活をしている人たちの話がとても印象に残った。

★「働く→人が動く→人のために動く」の説明が印象に残りました。

★お金のためだけでなく、人を助けるために働くというのはかっこいいなと思いました。

★さまざまな問題解決に向かって自分の利益を求めるのではなく、相手が助かることを求めて活動しているのがすごいなと思いました。

★現地の人たちの笑顔が原動力になるというお話がすてきだった。

★貴重な話を聞けてよかったです。また来年もよろしくお願いします。

★「問題」と「課題」は違うという話がためになり、共感できました。世界の問題を近くで感じている人からの言葉はとても共感できました。

★貧困の中でも笑顔で生きていると聞いた時、なぜだろうと思いました。その理由が家族の絆の故だと聞いて、困難な環境の中でも最後に頼れるのは家族なんだなと思いました。

★お金だけを支援するのではなく、夢と希望を支援することが大切ということが分かりました。

★今回の講話で、地球人意識で助けが必要な人を勇気を持って助けることを学びました。

★「人はなぜ働くのか?」と聞かれたら、私は「お金をもらいたいから」や「やりがいがあるから」などと答えてしまいます。それも正しいと思いますが、今回、人は「誰かのために働く」のだと感じました。

★私たちはたまたま日本に生まれて来ただけで、世界には私たちが思う「当たり前」が当たり前ではない人たちがいることについて深く考えさせられました。

★最後におっしゃっていた「原動力は子供たちの笑顔を見ること」という言葉にとても共感しました。
人を笑顔にするために国境を超えて行動している姿に憧れました。

★子どもたちが、助けられる側から大人になって助ける側になるということは、確かにうれしいことだし本当にすごいことだなと思いました。

★自分がいかに恵まれた環境にいるのかということを認識しました。学校に行きたくても行けない人がいるということを意識しながら生活していきたいです。

★写真とか使っていて分かりやすかったし、機会があればスタディーツアーにぜひ参加したいです。

★世の中にはたくさんの人々が貧しい暮らしを送っていると、改めて知ることができとても勉強になりました。たまたま日本人として生まれ、何一つ不自由のない暮らしができていることにも有り難みを感じました。私も人のために働く、そんなかっこいい仕事ができたらと思います。

★「自分ことだけでなく他の人のことを考えられる人になってください」という言葉が印象に残りました。またその言葉のどおりに行動されていて、すごいなと思いました。私も他の人のことを考えて生きられるようになりたいです。

★支援に対する強い意志が伝わってきたし、自分も人を助けたり役に立ったりする仕事に就きたいと思った。

★フィリピンの現状の話が一番印象的でした。人のために頑張れることは素晴らしいと思いました。

★人を助けられるようなことを将来したいと思った。

★フィリピンでは学校に行きたくても貧困の故に行けない人がいると分かったのでたくさん勉強して貧困で苦しむ人を助けられる人になりたいです。

★こんなにも子どもたちのことを思ってくれる大人たちがいるんだと感動しました。

★貧しくても頑張っている人がいるというところがとても印象に残りました。

★貧困という重大な問題について問題発見の仕方から解決方法まで丁寧に教えてくださり、とても勉強になりました。お話も面白く楽しく聞かせていただきました。貴重なお話をありがとうございました。

★働くとは何か。私が一番疑問に思っていたことを今回話してくださってありがとうございました。
働くことは人のために動くこと、はた(他の人)を楽にすること。今回これを知れてよかったです。

★困っている人々を助けることはとても素敵なことだなと思いました。口先で言うのは簡単だけど、実際に行動に起こすのは大変なことなので、私も山歩さんみたいに人を助けられるような人になりたいです。

★フィリピンには学校に行きたくても行けない子どもたちが大勢いることを知り、自分は恵まれているなと思ったのと同時に自分も誰かを助けられるような人になりたいと思った。

★支援を受ける立場だった人たちが、支援を受けて自立し、支援をする人になってもらうことが大切だという話がとても印象に残りました。今回の職業講話を聞いて、私も実際にそのような場所に行ってみて、同じ地球人としてどのようなことが起こっているのか自分の目で確かめたいと思いました。

★「はたらく」=「傍を楽にすること」ということが印象に残りました。「働く」という言葉にこのような意味があるとは初めて知りました。話の内容など聞いたことがないことばかりだったので、すごく楽しく話を聞けました。

★フィリピンの貧困、教育格差の問題が衝撃的でした。

 以上です。

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 以下の内容で、エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトのオンライン報告会を開催いたします。奮ってご参加ください。

【イベント名】エンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクト オンライン報告会

【開催日時】212日()午後3時より【ミンダナオ北東部地域の報告(3チーム)】
      219日()午後3時より【マニラ首都圏地域の報告(5チーム)】

【主なプログラム】チームごとの実施報告、体験発表、現地リーダー報告など

【参加方法】オンライン(参加ご希望のかたは、info@enchild.org までご一報ください)

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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、エンチャイルド奨学生のエッセーの紹介です。
 アンパロのリョウ・オマール・ニコラフ・タタロ君(21歳、フィリピン工科大学3年 心理学専攻)の大学生としての抱負メッセージです。

 彼らの人生はエンチャイルドと共にあり、エンチャイルドもまた、彼らの人生と共にあります。
 
 リョウ・オマール君のエッセーはもちろん、エンチャイルド奨学生たちの魂のメッセージをぜひお受け取りください。

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リョウ・オマール・ニコラフ・タタロ君
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 私は長い間エンチャイルドの奨学生であり、「自分はエンチャイルドの奨学生だ」と言えることを誇りに思い、感謝しています。
 これまでの人生の旅は平穏で簡単なものではありませんでしたが、エンチャイルドの奨学金支援制度を通してさまざまな課題を解決し、困難を乗り越えてきました。

 エンチャイルドは私がグレード8(ハイスクール2年)の時から一緒にいて、私が大学に通い、現在大学3年生になった今でも一緒にいてくれています。彼らが私に与えてくれた全てのもの、思い出、サポート、そして夢にも思わなかった「第2の家族」としての支えに対し、私は心から感謝しています。

 だからこそ、私が抱いている多くの夢と志の中の一つは、将来、私も他の人をサポートし、導くことができるようになることです。
 私はエンチャイルドのように、誰かをケアし、支援し、善を行い、最高の自分になるためのインスピレーションを他の人に与えられる自分になりたいと思っています。子どもたちに楽しい思い出を与え、頼りになる第2の家族をつくり、子どもたちが偉大なことを成し遂げるための原動力になりたいと思っています。

 長期的な目標は良しとして、現在および近い将来に私ができることについてもっと話したいと思います。もちろん、私はエンチャイルドをがっかりさせず、私の人生の最後の数年間に彼らが私に与えてくれた全ての助けを無駄にしないように、私は素晴らしく、十分に優れた存在に成長したことを示したいと思っています。

 弁護士という夢の仕事を達成できるように、学校で優秀な成績を残したいと思っています。それは、助けが必要なときにエンチャイルドが私を助けてくれたように、他の人を助けることができる十分なお金を稼ぐためです。
 これは、エンチャイルドが私に与えてくれたこと、そしてこれから彼らが私に与えてくれる優しさと支援に、私ができる唯一のことです。

 NPO法人エンチャイルドの一員になれたことは、これまでの私にとって夢でしかありませんでした。彼らは私がどん底にいた時に希望を与えてくれました。私が直面した困難な課題を克服する力を与えてくれました。

 エンチャイルドと出合う以前に、誰もサポートしてくれない中で困難に直面することがどういうことであるかを知っている私は、エンチャイルドが長く存続し、エンチャイルドの支援がより多くの人々の心に届くようになることを願っています。

2022年12月7日
リョウ・オマール・ニコラフ・タタロ

アンパロ
OKOME-Project
右から4人目がリョウ・オマール・ニコラフ・タタロ君

 I have been an ENCHILD scholar for as long as I remember, and I am proud and thankful that I am able to say that. The journey that I have so far had been far from uneventful and easy but having ENCHILD with me as my support system and pushing force had made things easier to bear and handle. They were with me since I was Grade eight in high school and they are still with me even now that I am attending the university and currently an incoming 3rd year college. I am forever indebted and grateful for all the things that they have given me, the memories, the support and the second family that I never imagined having even in my wildest dreams.

 That is why, one of the many dreams and aspirations I have is to be able to help support and guide others also in the future. I aspire to be seen by others the way I see ENCHILD, as someone nurturing, supportive and as an inspiration to do good and achieve the best self that I can be. I want to be able to give the children fun memories, a second family that they knew they can rely on, and as a pushing force to strive for greatness.

 But enough about long-term goals and stuff, let us talk more about things that I can do in the present and in the very near future. Of course, I aspire to be great and good enough to not make ENCHILD disappointed and not to waste all of the help that they have given me in the last few years of my life. I wanted to be good in school so that I can achieve the dream job that I have, being a lawyer, to be able to earn enough money so that I can help other people just like how ENCHILD helped me when I was in need of help as well. This is the only thing I can do to repay them of the kindness and support that they have given me and that they might give me in the future.

 Being a part of the Non-profit organization ENCHILD had been nothing but a dream to me so far and I can’t never stop thanking them for all the things that they have done for me and given me. They gave me hope when I was in my lowest, strength to overcome some of the tough challenges that I have faced and will face in the future, and courage because I know that if I do well enough or even great, that they always have my back no matter what. I hope that they continue to help other people in need as well because I know what it felt like to face hardships without anyone supporting me before ENCHILD, and I also hope that the organization can last for a very long time so that they can reach and touch more people heart.

Ryo Omarh Nikolav Tataro


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ENCHILD NEWS & REPORT 2023年1月25日号

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