★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援&共育活動、草の根国際交流、社会教育を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の擁護者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回程度実施しています。コロナ禍の2020~2022年はオンラインでの交流が主な活動となりましたが、2023年6月には4年ぶりのスタディーツアーを実施することができ、成長した子どもたちとの再会を果たしました。2024年でフィリピンでの教育支援開始20周年となりました!

2023年03月


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 社会にはいろんな人々が存在し、それぞれの価値観でそれぞれの人生を生きています。

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 グローバル化することで、画一化と多様化の両面が見られるようになりました。
 米国の著名なファシリテーターでリーダーシップトレーナーのマーク・ガーゾン氏は、著作(『世界で生きる力――自分を本当にグローバル化する4つのステップ』英治出版)の中で5段階のシティズン(市民)の概念を提示しています。

 市民の意識レベルの5段階ということだと思いますが、これは同時に市民社会には五つのライフスタイル、あるいはタイプの人々が存在していると捉えることもできそうです。

 1~5。あなたはどんなタイプですか? どんな市民ですか?

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 1のままで生きるのか、2のままで生きるのか、3のままで生きるのか、4のままでいきるのか…。
 それとも、1→2→3→4→5へと段階的に概念を変更して生きていくのか…。

 しかし事はそれほど単純ではなく、人間、1の時もあれば2の時もあり、3の時もあれば4の時もある。朝と昼と夜で気分は違ってくるというのもまた事実なり、でしょうか。

 1.自分と共に生きる
 2.仲間と共に生きる
 3.社会と共に生きる
 4.地球人として生きる
 5.地球(宇宙、大自然)と共に生きる


 山歩は欲張りなので、1~5、全部受け入れて生きていきたいと考えてしまいます。

 さて、皆さん!
 エンチャイルドのスタディーツアーは1~5を同時に体験できるライフイベントらしいよ、と聞いたらどう思いますか?

 山歩がうそつきかどうか、確かめてみませんか? 百聞は一見に如かず。

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【エンチャイルドからのご案内】

❶「マンスリーサポーター」って何?
❷スタディーツアーにはどうしたら参加できるの?
❸そもそも「エンチャイルド」って何?
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 NPO法人エンチャイルドは、教育支援事業を行っています。
 それは、子どもたちの教育を支援するための社会的な活動です。

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 エンチャイルドが支援している子どもたちは、自分たちのことを「beneficiaries」だと言います。
 「beneficiaries」は、恩恵を受ける人、利益を受け取る人を意味し、受益者とか裨益(ひえき)者と呼ばれます。

 同時に、奨学金を受けている学生なので「奨学生」と呼ばれています。「scholarship student」「scholar」です。「エンチャイルド奨学生」です。

 「支援」と「援助」という言葉があります。
 その違いは何でしょうか?

 「支援」は「支え」であって、一部を助けるに過ぎず、「援助」は一部だけ支えるのではなく、全面的に助けることを意味しているといわれます。
 それ故、「支援」は脇役的な存在であり、「援助」は自身が主役として全面的に助けるという意味合いがあるのだといいます。

 「支援」は英語の「support」の訳語だといわれています。
 サッカーの選手やチームを応援する人々を「サポーター」と呼ぶイメージで考えると、応援する人、側面から支える人、といったところでしょうか。選手たちが主役であることに対して、サポーターは脇役といった感じがありますね。

 エンチャイルドも支援者のことをサポーターと呼んでいます。子どもたち、特にエンチャイルド奨学生たちを経済的に支援し、彼らの成長を見守り、応援する立場に立ってくださっているのが「マンスリーサポーター」です。

 エンチャイルド奨学生たちのメッセージやエッセーをお読みいただければ、彼らが支援者=サポーターの皆さんの助け(サポート)によってどれだけ支えられ、励まされているかがご理解いただけると思います。

 エンチャイルドの活動の中心は「支援」と「励まし」です。「サポート」と「エンゲージメント」です。

 来る6月下旬に実施されるスタディーツアーもまた、支援と励ましのための現地訪問であり、エンチャイルド奨学生たちとの再会と交流が目的となります。


エンチャイルドの教育支援は、
自助自立のための支援であり、
共助共立社会の担い手育成のための支援です。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 昨日は、ENCHILD NEWS & REPORT 2023年3月25日号の更新案内をお届けしました。

 一連のエンチャイルド奨学生による「クリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト2022)」の結果報告のプレゼン動画につきましては、同動画リポート2月25日号でバランガイ・ロサンゼルスのチームの報告を、3月15日号でバランガイ・マウグのチーム、バランガイ・アンバゴ&パガッパタンのチームの報告を、3月25日号ではマルセロ・H・デル・ピラーのチーム、MLQのチームの報告を紹介しました。

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 4月15日号5月15日号では、マニラ首都圏の残りのチームのプレゼン動画を公開する予定です。
 4月25日号では、4年ぶりのエンチャイルド・スタディーツアーの開催(6月下旬)が迫っていますので、スタディーツアー実施説明の内容を取り上げる予定です。お楽しみに!

 以下、クリスマス・プロジェクト結果報告動画を改めてご案内いたしますので、ぜひご覧になっていただきたいと思います。チャンネル登録もよろしくお願いいたします。

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年3月25日号
ENCHILD NEWS & REPORT 2023年3月15日号
ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月25日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 ENCHILD NEWS & REPORTの更新情報です。
 2023年3月25日号が公開されました。

 ぜひご視聴ください。

 フィリピン・カロオカン市のエンチャイルド奨学生たちの「クリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト2022」の活動結果報告プレゼン2本が収録された動画をお届けします。

 日々成長し、進化している彼らの姿は本当に輝いていますね!

 早く再会したいです。

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ENCHILD NEWS & REPORT 2023年3月25日号

マルセロ・H・デル・ピラーのチームによるプロジェクト
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MLQのチームによるプロジェクト
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 米倉涼子主演のドラマ「エンジェルフライト~国際霊柩送還士」(脚本:古沢良太/制作:NHKエンタープライズ)をご存じでしょうか。
 アマゾンプライムビデオで公開中(3月17日~)の動画コンテンツです。

 「国際」と付くと、つい興味を引かれてしまいます。
 
 海外で亡くなった人の遺体を国境を越えて遺族に送り届ける仕事で、実在するスペシャリストをモデルにした物語だそうです。原作は佐々涼子の「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」(集英社文庫刊)。原作も読んでみたい、と思いました。

 人の死と生をテーマにした家族愛、人間愛を、涙と、時に笑いありで描いた感動のヒューマンドラマです。主演の米倉涼子(シングルマザーの剛腕社長・伊沢那美役)の演技が光ります。脇役陣も個性的な味を存分に発揮していてなかなかいいですね。特に新入社員の高木凛子を演じる松本穂香の存在感がドラマ全体にまろやかさを出しています。

 6話公開中で、エピソード1がフィリピン(マニラ)、2がアフリカ、3が韓国(ソウル)、4がベトナム、5がモロッコ、6がボリビアが舞台となっています。

 山歩は昨日、エピソード1~4を見ました。面白かったです。残りは隙間時間を見つけて視聴しようと思います。

 エピソード1はフィリピン・マニラのトンド地区が舞台でしたので、思わずドラマの世界にどっぷり入ってしまいました。2はアフリカ某国が舞台ですが、国際協力に関連するストーリー設定で、こちらもまた他人事とは思えない気持ちで視聴しました。

 いずれのエピソードも「国際」感覚を刺激してくれる物語です。
 改めて国際社会に生きている私たちなんだと気付かせてくれるドラマでもあります。

 このブログの読者の皆さんにもぜひご覧いただきたい作品です。

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 こんにちは、エンチャイルド広報担当、地球村山歩です。

 私たちは社会的存在です。
 互いに影響を受けています。言い換えれば、互いに影響を与えている存在です。

 松村美香さんの『利権鉱脈~小説ODA』を読みました。

利権鉱脈~小説ODA

 帯のコピーを引用します。
 「途上国への中国の影響力が増す中、日本が取るべき海外援助のあり方を問う、国際派経済小説の誕生!」
 「社会主義崩壊から間もないモンゴルのウランバートルで、日本人商社マン・加藤貴久が命を落とした。それから12年後、開発コンサルタント会社で途上国開発事業の最前線に立つ桜井真理子は、アフリカ・ザンビアからの帰国早々、モンゴル案件の担当を命じられる。真理子は大学時代の旧友、加藤の死をめぐる真相に近づいてゆく……」
 「国際協力とは、無償の援助なのか、国益を追求するべきなのか?」

 「小説」ですが、日本のODAについて一つの視点から学べる内容だと思います。
 小説の舞台は冷戦終結後の1990年から東日本大震災が起きた2011年。一人の地域計画専門の開発コンサルタントの女性を主人公に物語は進みます。先の大戦から戦後の国際協力史を俯瞰し、日本のODAの存在意義を考えさせるものになっています。

 国際協力をテーマに、民間コンサルティング会社、国際協力系独立行政法人、政府機関(経済産業省)、商社、新聞社(マスコミ)、海外現地要人、そして国際NGOの関わり合いの中でストーリーが展開します。

 作者の松村美香さんは、開発コンサルタントで小説家。元青年海外協力隊の隊員です。『ロロ・ジョングランの歌声』で第1回城山三郎経済小説大賞を受賞しています。『利権鉱脈~小説ODA』は、同賞受賞後初の作品です。
 『利権鉱脈~小説ODA』は、フィクションであり、創作ですが、松村さんの国際協力というフィールドでの豊かな経験と知識、見識に裏付けられたものになっていることが分かります。

 山歩は微々たるものではありますが、NGO活動に携わる者の一人として、この20年余り、国際協力に関わってきました。
 その点で、本作を小説として楽しみながらも、自分の体験と印象を重ね合わせて読んでしまいます。登場人物たちの言葉に納得したり、共感したり、考えさせられたり。思想信条の違いは別としても…。

 国際協力をテーマにした「小説」はあまり多くないように思います(ちゃんんと調べたわけではありませんが…)。
 今日、国際社会の様相が複雑化する中で、国際協力の在り方、考え方も変化してきていることを感じます。小説や映画は、フィクションであっても、多くのかたにある種の問題提起する手段の一つとして有効だと考えます。

 私たちの人生は、国際社会の動きの影響を受けています。日常生活から人生の進路、社会の制度、国家の存亡に至るまで、その意味で「国際協力」というテーマの持つ意味は小さくありません。

 NPO法人エンチャイルドもまた、「国際協力」をテーマに活動を行う国際NGOの一つです。
 私たち一人一人は影響を受けるばかりでなく、影響を与える立場でもあります。
 より良い社会、より良い国際社会実現のために、エンチャイルドもまた、より良い影響をつくり出すことのできる団体になりたいと考えています。

 年度末を迎え、新しい年度の出発の時を目前にしています。
 現実をよく見定めながら、新たな目標と計画の下に、令和5年、2023年度の活動に臨みたいと思います。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 3月17日、日本のT社(エンチャイルドの団体会員さん)の社員のかたがたが、エンチャイルドの教育支援活動(マイプロジェクト)の一環としてマニラ市トンド地区のT・パエズ小学校を訪問してくださいました。これはT社さまの社員研修ツアーのプログラムの一つとして行われたものです。

 現地で同行スタッフを務めた、エンチャイルド・フィリピンのアルマ・デラ・トーレさんによる現地リポートをお届けします。

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左端がアルマ・デラ・トーレさん

 こんにちは! エンチャイルド・フィリピンのアルマです。

 今日(3月17日)は、日本から研修ツアーで来られたT社の皆さんとお会いすることができ、とても印象深い体験をしました。
 私はT社一行の皆さんと共にT・パエズ小学校を訪ねました。この学校は、現在はハイスクールに通うエンチャイルド奨学生が卒業した小学校でもあります。

 T・パエズ小学校では、マーリン・オスネロ校長とエンチャイルド・コーディネーターのマリア・ネイ先生が私たちを迎えてくれました。

 T・パエズ小学校では授業参観も行われ、日本の皆さんは授業の中で自己紹介し、先生や児童たちと交流することができました。
 訪問したどのクラスでも、T・パエズ小学校の児童たちは私たちを温かく迎えてくれました。幼稚園児(T・パエズ小学校には幼稚園の学年もあります)は大変かわいくて元気がありました。そして6年生は最も活発でした。

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 児童たちが英語で質問した内容を、日本の皆さんが日本語に訳して教えてあげると、児童たちはとても喜んでくれました。明らかに、6年生にとっては日本が大変人気がある様子でした。

 今回、T社からT・パエズ小学校にプリンターと印刷用紙が寄贈され、オスネロ校長とネイ先生が受け取りました。

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T社からT・パエズ小学校にプリンター一式が寄贈される
左から、T・パエズ
小学校のネイ先生とオスネロ校長

 子どもたちがグローバルな視点を持った人間に成長するためには、今回のような国際交流体験が必要だと思います。若い時に異文化コミュニケーションを経験すると、「もっと頑張ろう」という気持ちが高まると考えるからです。学業に対する意欲も刺激され、国際的な活躍の場に対するモチベーションも高まることでしょう。

 T社の皆さんの学校訪問は限られた時間でしたが、T・パエズ小学校の児童たちは今回の経験を一生忘れることはないでしょう。

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 Hello! This is Alma from Enchild Philippines.

 Today was definitely another memorable experience as we met the representative of T-Company from Japan. Together we visited the T-Paez Elementary school where we have also had beneficiaries who are now at the secondary level. 

 We were all welcomed by Mrs. María Ney, Enchild coordinator, and Mrs. Marlyn Osunero, the school principal. We had class visits where we met teachers and students. Our Japanese friends introduced themselves and were able to interact with the teachers and students. In each class we visited, students greeted us warmly. Kindergarten students are the cutest and most cheerful but sixth-grade students are the most active. They asked some questions in English and our Japanese visitors translated them into Nihongo and they were so happy. Obviously, Japan is very popular among grade six students.

 The T-Company donated a printer and bond paper to the school that was received by Mrs. Ney and Mrs. Osunero.

 I think to be a more global person, it is necessary to have this kind of experience. When a student at a young age experiences intercultural communication. It gives them the inspiration to do better in school and motivates them for possible international opportunities.

 This was just a short visit but surely students will remember this experience forever.

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、スタディーツアーは何のために行われるのか、その目的と意義について考えてみましょう。 

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体験する
 「百聞は一見に如かず」といいます。
 「人から何度も聞くより、一度実際に自分の目で見るほうが確かであり、よくわかる」(デジタル大辞泉)という意味ですが、スタディーツアーはそのために行われるものです。
 参加したかたに直接、その国とその国の社会と人々を自分の目で見ていただくのがスタディーツアーの一番の目的です。
 では、何を体験するのか。
 短い期間ではありますが、自国と違う社会を体験し、異文化を体験していただくことができます。
 異文化体験は自文化再発見の機会でもあります。スタディーツアー体験は、必ずや日本について、日本人について、そして日本の歴史と文化と社会について目を向け直すことになるに違いありません。それは、自分自身を見つめ直し、自らの人生について考えることになるでしょう。

問題意識を持つ
 「違い」に気付く体験は、「問題意識」が芽生える苗床となります。
 「どうして?」「なぜだろう?」。これが問題意識誕生の瞬間です。
 問題意識が問題解決への第一歩であり、在るべき姿を求め始める起点です。
 問題意識が深まれば、ビジョンを描き、そこに向かおうとするミッションへの意志が生まれることでしょう。
 海外教育支援への思いを強くしていただくこともスタディーツアーに参加していただきたい理由の一つです。
 私たち一人一人は日本社会においても国際社会においても問題解決者になっていくべき存在ではないかと考えます。それがより良い未来を実現していくために避けて通ることのできない道だからです。
 未来は私たちの現在の行動にかかっているのです。

「グローバル社会」について考える
 スタディーツアーは、私たちの「家族」であるエンチャイルド奨学生や関係者と交流するだけでなく、「現地」を視察し、彼らが生活し、人生を生きている社会に触れる貴重な機会となることでしょう。そこが、遠く未知なる異邦人たちが住む社会ではなく、自分の家族が住んでいる社会だとしたらどうでしょうか。無関心ではいられないことでしょう。
 エンチャイルドのスタディーツアーもまた、日本社会と、かの国の社会をつなぐ機会を提供し、国際社会への意識を高めてくれることでしょう。
 経済や情報がグローバル社会のメインファクターではありません。人と人とのつながり、思いと思いがつながってこそ真のグローバル社会が実現するのだと考えます。

国境を超えた家族愛を体感する
 スタディーツアーは草の根の国際交流イベントでもあります。
 しかしエンチャイルドのスタディーツアーは単なる国際友好イベントでないと自負しています。
 なぜか。
 支援者である日本人ツアー参加者にとっても、受益者であるフィリピンの人々にとっても、支援する側される側でなく、日本人でもフィリピン人でもなく、心の国境を超えた「家族」、地球を同じ故郷とする地球人としての出会いと交流が体験できるのがエンチャイルドのスタディーツアーだからです。
 弟、妹たちの成長を確かめること、そして互いに再会を喜び合い、家族愛の絆を深めることが、スタディーツアー最大の肝ですね。
 
マイプロジェクトを実践する
 国際貢献したい、子どもたちのために支援をしたいという思いはさまざまな形で表せると思います。スタディーツアーは、その思いをマイプロジェクトとして実現できる最適の場だと考えます。1週間にも満たない現地訪問ですが、そこに流れる24時間の全てがあなたのプロジェクトであり、あなたの人生の一コマとして記録されるのです。

 「家族に会いに行こう」
 「家族だから助けたい(元気にしたい)」
 「わが故郷、地球村を歩く」

 そんな思いがエンチャイルドのスタディーツアー実施の動機になっているようです。

 ここまで読んでくださった皆さん、スタディーツアーの参加をぜひご検討ください。
 お問い合わせは、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)まで、お気軽にどうぞ。

スタディーツアー2023案内

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 まずはWBC、日本代表「侍ジャパン」の優勝おめでとうございます!

 今回の大会を通して選手たちからたくさんの力を頂きました。

 さて、今日は登山と小説の共通点について書いてみましょう。

 実用書ではなく「小説」です。
 同じ本でも、小説と実用書やビジネス書の「中身」と「読み方」は大分違います。

 例えれば、小説は登山のようなものです。

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 登山口からサクサクと歩ける山もありますが、ほとんどの場合は最初の20~30分は体が山になじむまでは結構きついものです。
 小説もそうです。最初からその面白さに引き込まれて楽しめる場合ももちろんありますが、そうではなく、その物語の波に乗って面白いと思えるまで少しページを重ねなければならないこともあるものです。

 しかしいったん波長が合えば、ひたすら結末に向かって伏線を回収しながら読み進めることができるでしょう。山歩きも同様で、心と体と頭が活性化し始めると、しんどいからこそ楽しく、また次の頂を目指したいという思いが巡るものです。

 自らの足で一歩一歩前に進むことが登山の原則であるように、小説も一つ一つの言葉、一つ一つの文章表現を受け止めながら物語をたどります。

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 実は子どもたちへの教育支援もまた、小説を読むように、登山を楽しむように行う支援と、そうでない支援とでは大きな違いが生じます。

 小説のように支援しようが実用書のように支援しようが支援は支援、一緒だろうと考えるかたもいらっしゃるでしょう。そう。支援は支援です。
 しかし登山も自分の足で歩いて汗をかいてこそ登山であるように、言葉を味わって読んでこその小説です。

 子どもたちの成長の物語に寄り添う支援とそうでない支援の差は決して小さくないのです。
 
 皆さん、小説を読むように、山を登るように、子どもたちへの教育支援を楽しんでみませんか。
 6月下旬に行われるスタディーツアーもまた、そんな体験をご提供できると思います。

スタディーツアー2023案内

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 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が盛り上がっていますね。
 日本時間3月21日、米国のマイアミで行われた準決勝(日本 VS. メキシコ)で、日本代表「侍ジャパン」が劇的なサヨナラ勝ちを見せてくれました。

 勝敗を決めた逆転の左中間2点二塁打を放ったのは、今回のWBCではずっと不振に苦しんでいた村上宗隆でした。

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 試合後のインタビューで大谷翔平が最後に語った言葉が印象に残りました。

インタビュアー:
 「日本は祝日でたくさんの子どもたちも見ていると思います。そんな野球少年を目指す子どもたちにひと言お願いします」

大谷翔平:
 「何回かチーム全体として折れかけてたと思うんですけど、最後まで諦めないっていう気持ちだけでつないでつないでああいう形になったと思うので、みんな素晴らしかったと思います」

 大谷は、子どもたちに諦めない心を持ち続けることの大切さを伝えたかったのだと思います。

 逆転劇が不振に苦しんでいた村上によってもたらされたことも意味あることだったと感じました。
 村上は、誰よりも「諦めない心を持ち続けること」が厳しい立場にあったと思うからです。
 
 「諦めたらそこで試合終了だよ」のセリフは、漫画「スラムダンク」の有名な言葉ですが、このことは、人生の全てに通じるものだと思います。

 自分を信じ、仲間を信じ、互いに信じ合えるのか…。
 簡単なことではありませんが、その心の強さが、道をつくり出していくのだと思います。「意志あるところに道あり」ですね。

 大谷はインタビューで聞かれて、その瞬間心によぎったことを話したのだと思いますが、その言葉が子どもたちへのメッセージとして語られたことの意義は大きいと考えます。

 子どもたちが、夢と希望、自らの志に向かって諦めない心を持ち続けてほしいと願います。そして私たち大人もそのような生き方をし、それを子どもたちに背中で見せてあげることが大事なのだと感じます。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  「誰もが社会貢献をしたくなる時代がやって来る」

 すでにそういう社会になっているとも言えますし、そうなってないとも言えます。
 でも、3人に一人(3割3分3厘)が「社会貢献したいな」「国際貢献してみたいな」と思える社会ができたらどうでしょうか?

 山歩は、社会貢献の3割バッターをつくるのがエンチャイルドの使命ではないか、と考えています。

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 エンチャイルドには、「マイプロジェクト」という考え方、プログラムがあります。
 個人あるいは団体さまが主体的に社会貢献に関わるプロジェクトに主体的に関わる取り組みです。

【マイプロジェクト】
❶オーナーとして(プロジェクトを企画・資金面で支える)
❷プロジェクトリーダーとして(プロジェクト全般の責任者を務める)
❸プロジェクトスタッフの一人として(プロジェクトの企画・各種実務を担当する)
❹スタディーツアー参加者の一員として(視察、交流の最前線で活動する)
❺マンスリーサポーターとして(継続支援者としてエンチャイルド奨学生を支援する)

 ここ数年、❶と❷のマイプロジェクトの実践者が増えています。

 「社会貢献、国際貢献をしたいのが何をどうしたらできるのか?」というかた、いらっしゃいましたらエンチャイルド事務局までお問い合わせください。

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 エンチャイルドの最大の特徴は、受益者であるエンチャイルド奨学生たち(エンチャイルド・ユース メンバー)もまた、ピース・アドボケイト(平和の擁護者、推進者)としてマイプロジェクトを実践しているという点です。

 これがエンチャイルドの「ギブ・アンド・ギブ(Give and Give)」スピリットです。誰もがギバーを目指します。

 エンチャイルド奨学生たちのプロジェクトの報告プレゼン動画は、Youtubeチャンネルでも公開されています。ぜひご覧になってみてください。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「成長」している姿からは力が与えられるものですね。元気がもらえます。

 山歩は、わが子が学校を卒業した後も、縁あって、地元の小・中・高等学校との行き来があり、入学式や卒業式にも出席させていただく機会があります。

 そのたびに、わが子やよく知っている子どもたちでなくとも、その成長した姿には本当に感動を覚えます。存在そのものが喜びです。他人の子どもながら、そのまぶしい姿に胸がいっぱいになることも少なくありません。彼らには希望があふれています。

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 エンチャイルドの奨学生たちも同じです。
 彼らの成長する姿を通して、何事にも代えがたい、人生の貴重な体験を与えてもらっています。

 成長といえば、「成長=若さ」と思われがちですが、そんなこともないぞと、山歩は思うのです。

 成長は若者だけの特権ではありません。
 考え方一つで、私たちは永遠の若者であり続けられるのです。

 つまり自分自身の成長を見いだす生活が人生を楽しく生きる秘訣(ひけつ)ではないかということです。

 年を取っても、家族の成長や仲間の成長、自分自身の成長に触れることはうれしいものです。

 それにしても、子どもたちが成長する姿、子どもたちが夢と志を持って未来に向かって生きる姿は、家族のみならず、社会全体にとって希望ですよね。

 何年も付き合っているエンチャイルド奨学生たちは、支援者の皆さんにとっては親戚の子、甥や姪のように思える子たちではないでしょうか。

 彼らから感じる成長エネルギーは半端じゃない、です。

 パンデミック、コロナ禍にあってもエンチャイルド奨学生たちはいくつもの困難を乗り越えて成長しています。その一端に触れることのできるブログの記事やYouTube動画がありますので、まとめてご紹介いたします。

 新たな命の息吹や成長を感じる春の季節。
 改めてエンチャイルドの成長の支援の成果をご覧いただければと思います。

★ブログ記事から★

1224】「私たちの中にある“平和の種”が、助け合いを通じて互いに光となることによって成長する!」(アンパロ&スモーキーマウンテン)

1211】「『エンチャイルドはどんな活動をしている団体なのか』を受益者の子どもたちに説明しました」(マルセロ・H・デル・ピラー)

1210】「小さな手助けをすることで人々の笑顔を見ることができた時の感動は、お金に代えがたい喜びです」(MLQ)

1192】「子どもたちの人生に大きな変化をもたらすことができたと私たちは信じています」


1191】「これからもっと頑張らなければならないと決意を新たにしました」


1190】「エンチャイルドのメンバーとしてすべきことを成し遂げた今、私たちは感無量の思いです」


★YouTubeチャンネルから★


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、2月19日に行われクリスマス・プロジェクト2022オンライン報告会から、アンパロ&スモーキーマウンテンチームのプロジェクト結果報告のプレゼン内容をお届けします。

 エンチャイルド奨学生たち(エンチャイルド・ユース)が自ら企画し、実践した社会奉仕プログラム報告です。ぜひじっくりとお読みになってください。

 受益者から支援者へ。ピース・アドボケイトたちは、確実に共立社会の主役として成長しています!

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アンパロ&スモーキーマウンテンチームのプロジェクト報告

【発表者】
エドリック・ジョン・バルダド君(チームリーダー)

【プロジェクト名】
「リバース・キャロリング~光をともし、プレゼントを分かち合う」

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【プロジェクトの内容】
 アンパロ地域の恵まれない家庭やストリートチルドレンにプレゼントを贈ることでクリスマスの精神を育み、喜びを分かち合うプロジェクトです。
 このプロジェクトは、「リバース・キャロリング~光をともし、プレゼントを分かち合う」と題したプロジェクトです。クリスマスの伝統である「リバース・キャロリング」の手法を用いて、私たちは恵まれない家庭を訪問し、クリスマス・ギフトを届けました。
 このプロジェクトを通じて私たちはクリスマス・ギフトを届けながら、クリスマスの時期、人々に感動を与え、困難な生活環境にある人たちの心に希望の灯りをともすことを目的としています。

 フィリピンでは、クリスマスの時期に「クリスマス・キャロル」の歌を歌いながら、一軒一軒家庭を訪問する伝統があります。子供も大人も、ギターやタンバリン、ドラムを持って、短い歌をいくつか用意します。普通は、各家庭を訪ねた訪問者に対して感謝の気持ちを込めて各家庭がお菓子や商品、現金などを差し入れるのが常です。
 しかし「リバース・キャロリング」は、伝統的な家庭訪問と同じ方法で行われますが、歌い終わった後にギフトや現金を受け取るのではなく、訪問者である私たちが逆にギフトを贈るというプロジェクトです。

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【プロジェクトのミッション】
1. 訪問した家庭の食卓に「ギフト」を提供すること 
2. ギフトと共に感動を与える
3. クリスマスの祝日とクリスマスの喜びを分かち合う

【受寄者に寄贈したギフト】
 クリスマス・グッズ、缶詰、麺類、衛生用品、5kgのお米が各家庭に贈られました。そして幼児にはおもちゃが、その他の学生には学用品を寄贈しました。

【プロジェクトの受益者】
 当初の計画では、地域のソーシャルマップや、恵まれない家庭のために行われた同様のプロジェクトを参考に受益者を選ぼうと考えました。しかし準備段階でいくつかの課題があったため、私たちの親や地域の地主協会(HOA)の役員のかたがたのサポートによって、10世帯のふさわしい受益者を選ぶことができました。

①Aさん家庭
 Aさんはこの家庭の主人です。片親で2人の娘さんがいます。もともと3人の子どもがいましたが、そのうち1人は亡くなってしまいました。仕事もなく、長女からの援助を受けて生活しています。

②Bさん家庭
 Bさんは、4人のお子さんを持つ働き者の母親です。ご主人は契約社員ですが、彼女は皿洗い、野菜売り、ビスケット売りなど、たくさんの副業を持っています。苦労をしながらも、なんとか愛情あふれる家庭を築いています。

③Cさん家庭
 Cさんは、ごみ回収の仕事をしています。 残念ながら、上のお子さんが2人、違法薬物の使用で刑務所に入ってしまいました。Cさんは子どもたちと再会できることを心待ちに生きています。

④Dさん家庭
 Dさんはこの家の主人です。 彼女は3人の孫と一緒に借家で暮らしています。収入源は2人の息子の建設労働の仕事のみで生活しています。

⑤Eさん家庭
 Eさんはこの家の主人です。9人の子供がいて、そのうち5人はまだ幼児です。彼は2022年7月までタンクローリーの運転手をしていたが、脳卒中で半身不随になってしまいました。そのため、彼は職を失い、今の彼らの収入源は妻のパートの仕事のみとなってしまっています。

⑥Fさん家庭
 Fさんはこの家の主人です。今回は息子のギルバートさんがインタビューに答えてくれました。彼によると、彼らは4人家族。義父が工場労働者で、義父の収入だけで生活しているそうです。

⑦Gさん家庭
 Gさんはこの家の主人です。5人世帯です。彼女の夫はフィリピンの伝統的なスイーツ、タホの行商人です。ほぼ毎日タホを売りながら、家族を支えています。

⑧Hさん家庭
 Hさんは、夫のKさんが建設業の仕事がない限り、収入源がありません。3人の子供と一緒に暮らしていますが、そのうちの一人は障害を抱えている事情があります。

⑨Iさん家庭
 Iさんは、この家の主人です。彼女の家庭はパートナー、そして6人の子どもたちの合計8人家族です。Iさんとそのパートナーは、それぞれの副業で生計を立てています。Iさんはセラピストで、パートナーは待機中の建設労働者をしています。

⑩Jさん家庭
 Jさんは外国人と結婚していますが、3人の娘たちを養っているのが彼女です。夫は失業中で、血栓による脳卒中で入院中です。そのため、彼女は洗濯やフィリピンの菓子、バナナ・キューの販売、徒歩での小包の配達で生計を立てています。

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【フィーディング・サービス】 
 受益者の各家庭への訪問の後、車で移動し、路上生活者の人たちにパンシット(フィリピンの焼きそば)、サンドイッチ、水筒などの食事を提供しました。

【プロジェクトの成果】
 受益者はさまざまな困難に直面しているにもかかわらず、私たちの訪問と提供したギフトに感謝してくださいました。受益者の子どもたちは、私たちが一人一人におもちゃやギフトを用意していたことを知ると、とても喜んでいる様子でした。限られたギフトではありましたが、受益者の皆さんは「この年末年始を乗り切るための大きな力になる」と言ってくださいました。

 訪問先の皆さんは一様に、このプロジェクトをサポートしてくれたエンチャイルド・ファミリーに最大の感謝を伝えようとしていました。
 私たち奨学生も、このプロジェクトに参加できたことに感謝しています。私たちは、ある目的のために自分たちを動員し、自分たちのコミュニティのメンバーに働きかけ、エンチャイルドにお返しをすることができました。

 このプロジェクトは、受益者だけでなく、私たちにも、どんな状況にあっても自分の希望を追い求め続けるという気持ちを喚起するのに役立つと実感しました。

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【チームメンバーの感想】

■クリスチャン・フェタリノ
 カロオカン市、アンパロ地域の恵まれない家族にクリスマスの愛と喜びを分かち合うことは、誰もが経験すべき素晴らしい体験でした。このプロジェクトを通して、私たちはサポートを必要としている全ての人たちに祝福を与える器になれると実感しました。
 同じビジョンと情熱を持っているチームメンバーと共に、今回のプロジェクトを実現することができたし、今後もそうするべきだと思っています。このようなプロジェクトは、毎年クリスマスに行うのではなく、私たちが手を差し伸べられる限り行うことができると思います。
 エンチャイルド奨学生がこのようなプロジェクトを行おうとするのは、それが必要だからではなく、私たちの中にある「(平和の)種」が、助け合いを通じて互いに光となることによって成長する必要があるからなのです。

■ロバート・アントニオ
 私たちのプロジェクトは、エンチャイルドが教えてくれたこと、つまり、「ピース・アドボケイト」となり、私たちは皆、家族であることの本質を共有することを体現できる場を与えてくれました。このプロジェクトで気に入ったことは、『地域の家庭を訪問する』という、普段なかなかできないことを実践できたことです。
 今回、クリスマスに、地域の人たちの声を直接お聞きする機会を持つことができました。国内で最も華やかな祝祭の一つであるクリスマスの現実を私は知ることができました。

■マーク・ティモシー・エバドネ
 この活動に参加できたことは、本当に素晴らしい経験でした。困っている人々に助けの手を差し伸べ、交流し、彼らの生活について少し学ぶことができました。
最も重要なことは、私たち人間は一人ではなく、心配してくれる人たちがいるということを感じさせたことです。

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AMPARO PRESENTATION SCRIPT - FEB 19

Project Name:
 “Reverse Caroling: Spark the Light, Share a Present”

Contents:
Fostering the Christmas Joy Among Underprivileged Families and Street Children in Amparo Through Gift Giving

 The project is entitled Reverse Caroling: Spark the Light, Share a Present. We employed “Reverse Caroling”, a Christmas tradition, to reach out for underprivileged families. The expression "Spark the Light, Share a Present" is used to define the significance of the project, in which we shared a present or gifts while serving as an inspiration, especially during the holiday season, in the hopes of sparking the will within them to continue and have aspirations despite their difficult circumstances.

 In the Philippines, it is a tradition to sing Christmas carols door-to-door. Children and even adults would prepare a few short songs along with guitar, tambourine, drums, etc. The carolers usually would entice households to offer them candies, goods, or cash as a sign of gratitude.
Reverse Caroling, on the other hand, is delivered in the same manner as traditional caroling, but instead of receiving gifts or cash after singing, the carolers will be the ones who will give something.

Mission:
1.Providing “presents” on the family’s table 
2.Giving gifts and inspiration
3.Sharing holiday and Christmas Joy

Presents and Gifts:
 Each household received presents consisting of Noche Buena/Meja Noche items, canned goods, noodles, some hygiene items, and five kilos of rice. Toys were given to kids while school supplies were given to others.

Beneficiaries:
 The original plan for choosing beneficiaries is through the help of our barangay with their social mapping and similar projects reaching out for underprivileged families. However, during the preparation stage, we encountered certain problems, so we resolved to choose 10 deserving household beneficiaries with the assistance of our parents and by asking board members from several Homeowners Associations (HOAs).

Food Packs:
 After the reverse caroling for each household, we moved around the community area through a vehicle to offer food packages consisting of pancit, sandwiches, and watered bottles for homeless people and street individuals.

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Result:
 As you can see with these photos, despite the fact that the beneficiaries are facing different adversaries, they were appreciative of the presents we provided. When the kids realized that we had prepared toys and gifts for each of them, they were overjoyed. Even though we gave them limited presents, they claimed that it will be a large help for them to get through with this holiday season. And everyone wanted to express their greatest gratitude to the entire Enchild family.

 We, scholars, are also thankful that we became part of this project. We were able to mobilize ourselves for a cause and to give back to Enchild by reaching out to members of our own community. We realized that this project helped us, not only the beneficiaries to spark the desire in everyone to continue pursuing our aspirations despite life circumstances.

Voice of the team member:

 “To share the love and joy of Christmas to the less fortunate families in Amparo, Caloocan City is such an amazing and wonderful experience that everyone should try. Through this project, I realized that we can be a vessel of blessing to everyone who needs it. We could and should be with a team that has the same vision and passion to make this possible. This kind of project can be done not just every Christmas but as long as we can give and lend our hand. I hope that every EnChild Scholars will apply to this kind of project not because it is required but because there's a seed within us that we need to grow by helping and becoming a light to one another.”
-Christian Fetalino

 “Our project gave us a platform where we can embody what Enchild taught us; to be an advocate for peace and to share the essence of being a family in our spaces. What I like about our project is that we visit families in our community which is something that we cannot do on a daily basis. It opened the opportunity to know more about the stories of our community members during Christmas which shows the reality of one of the most festive celebrations in the country.”
-Roberto Antonio

 “It truly is a remarkable experience for being able to participate in this activity; extending an extra hand to some people, interacting and learning a fraction about their lives, and most importantly, making them feel that they are not always alone and that some people care for them.”
- Mark Timothy Evardone

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エンチャイルド奨学生による
クリスマス・プロジェクトの結果報告は
映像でもご覧いただけます

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年3月15日号
ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月25日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は、改めて、エンチャイルドの奨学生制度についてご紹介します。 

 NPO法人エンチャイルドは、主に海外教育支援事業と社会教育事業を行っているNPO(非営利団体)です。

 子どもたちが夢と志を持ち、希望を持って生きられる社会の実現を目指して、エンチャイルドは活動を行っています。

 エンチャイルドのメイン事業は、海外(現在は、フィリピンのみ)の貧困家庭の子どもたちへの「奨学金給付」による教育支援です。

 2022年度(2022年8月~2023年7月)は、144人を対象に奨学金給付を行っています。

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 エンチャイルドの奨学金給付を受けて「ピース・アドボケイト(平和の擁護者、推進者)」を目指すのが、エンチャイルド奨学生です。

 奨学金給付は小学校の低学年から受ける子もいますし、ハイスクール生(日本の中学生)からの子もいます。

 エンチャイルド奨学生の申請に当たっては、現地コーディネーター、地元教育委員会・学校関係者らの推薦が必要となります。

 受給資格は1年ごとの更新で、学校の成績・学業に対する姿勢・生活態度などの審査基準を満たす必要があります。

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 一般的に奨学生たちは、学業を継続し、学校を卒業するために支援を必要とします。そのことは、学業を全うし、一定の学歴や技能を身に付けて自立できるようになることを意味しています。
 自立支援としての教育支援です。

 エンチャイルド奨学生の場合は、それにいくつかの目指すべき目標が加わります。

・勉学に熱心に励む(結果的に成績優秀者を目指すことになります)
・他者を助ける生活を心がける
・より良い社会をつくるために努力する

 このような目標設定は、自身の自立にとどまらず、共立社会の担い手である「ピース・アドボケイト」の育成につながると考えます。

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 貧困の世代間連鎖を断ち切ることは簡単ではありません。
 自分の自立だけを考えているといった問題意識では社会問題としての根本的な解決は難しいでしょう。

 個人や家庭のレベルだけでなく、社会のレベルで解決する方法が見いだされていかなければならないでしょう。これがエンチャイルドの挑戦です。「自立・共立」を強調する理由もここにあります。

 受益者である奨学生自身が、自立者としての成長を目指すだけでなく、自らが支援者として生きる共立者となろうという自覚を高めことが大事だと考えます。これが「受益者から支援者へ」「誰かのサンタクロースになろう!」という言葉の意味です。

 2020年10月に「エンチャイルド・ユース」が誕生しました。高校生(シニアハイスクール生)以上のエンチャイルド奨学生たちがメンバーです。エンチャイルド奨学生のOB・OGも対象としています。

 エンチャイルド・ユースのメンバーには支援者、共立者としての実践の機会を提供します。それが、エンチャイルド奨学生による「クリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)」企画です。もちろん、彼らが自主的に共立者としての行動を起こすことを歓迎し、奨励しています。

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 第1回となったエンチャイルド奨学生によるクリスマス・プロジェクトの結果報告は、エンチャイルドのYoutubeチャンネルで公開されている動画リポート「ENCHILD NEWS & REPORT」で紹介しています。ぜひご覧になってください。

 エンチャイルド奨学生たちはピース・アドボケイトを目指して日々成長しています。自立者であるだけでなく、より良い社会をつくる支援者・共立者として生きていくために。
 
 6月下旬には、4年ぶりのスタディーツアーが実施される予定です。
 4年の間に、小学生だった子がハイスクール生に、そしてハイスクール生たちが大学生に。大学を卒業した子どもたちが社会で活躍しています。

 コロナ禍を超えて、2019年までのスタディーツアーとはまた違った面を見せてくれるスタディーツアーになるだろうと思っています。それも楽しみです。

 「エンチャイルド奨学生」とは誰か?

 彼らは希望の未来をつくり出す挑戦者たちです。

 最後になりましたが、日頃、エンチャイルドにご支援くださっている皆さまに心から感謝を申し上げます。
 エンチャイルドの教育支援事業および社会教育事業は、皆さまのご支援があって初めて可能となります。
 今後とも、ご協力・ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


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エンチャイルド奨学生による
クリスマス・プロジェクトの結果報告の
プレゼン動画こちらから

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年3月15日号
ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月25日号


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 動画リポート「ENCHILD NEWS & REPORT」最新号が公開されましたので、ご案内します。

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 「ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月25日号」では、ミンダナオ北東部地域のブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスのエンチャイルド奨学生たちによる発表をお届けしました。

 3月15日号では、バランガイ・マウグとバランガイ・アンバゴ&パガッパタンのチームの発表を収録しました。ぜひご覧になってください。

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ENCHILD NEWS & REPORT 2023年3月15日号

 「受益者から支援者へ」。誰かのサンタクロースになろうと、奮闘するエンチャイルド奨学生たち。映像を通して、彼らの輝く姿に触れていただきたいと思います。

 プレゼン発表の他、参加メンバーや現地リーダーの感想や、オンライン報告会に参加された日本のかたの感想コメントも収録しました。

 次号以降では、マニラ首都圏地域のプロジェクトチーム(5チーム)の発表を順次ご紹介する予定です。お楽しみに!

バランガイ・ロサンゼルス チームの発表はこちらから
ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月25日号

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  ゴールは同時にスタート地点だと考えます。

 自立もまた、自立を目指すということでは「自立=ゴール」ですが、自立は新しいゴールに向かうスタート地点でもあるわけです。

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 個人はまず個人としての自立を目指します。そして自立した個人として共立の世界で自らの役割を果たします。
 個人のままで人生を生きるという生き方も一つのライフスタイルですが、パートナーを得て結婚し、家庭をつくるというライフスタイルもあります。

 結婚すれば、夫婦としての共立の生活が始まります。子どもが生まれれば、夫婦共立の下、子どもたちは自立というゴールに向かって成長していきます。祖父母の共立が合わされば最強の家族がつくられることでしょう。

 家庭は社会の最小単位としての自立を目指します。
 社会は自立した家庭によって支えられ、共立の社会を形成するようになります。

 本当の意味での助け合い、支え合う社会は、個人と家庭の自立を基本としてなされる共立社会において可能になると、山歩は考えています。

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 弱者を支配(コントロール)するのではなく、支援(ヘルプ、アシスト、サポート)する社会です。

 現在、社会(国際社会も)が抱えるさまざまな問題のほとんどは、個人、家庭、社会の自立・共立という公式によって解決の道が開かれると考えます。

 大事なことは、人生において最初の自立という頂きに立つことです。そこから見える人生の景色を目に焼き付け、展望を眺めながら人生の喜びを味わうことです。成長する喜び、大人になる喜びです。

 教育の目的は何か。何のために教育をするのか。
 支配のためではなく、個々の自立と共立社会の実現のために行われるのが教育と教育支援の意義ではないか。

 皆さんは、どのように考えますか?

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は大学生の抱負メッセージをご紹介いたします。
 カロオカン市のMLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生、プリンセス・ルティバさん(21歳、ブラカン・ステート大学3年、電気工学専攻)のエッセーです。

 大学生と未知の世界にチャレンジするエンチャイルド奨学生たち。
 これからも応援のほど、よろしくお願いいたします。

 翻訳は、サポーターの江口さんにご協力いただきました。
 江口さん、いつもありがとうございます!

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プリンセス・ルティバさん(右から2人目)

磨かれるべき小石

「大学とは、小石を磨く場所である」
ロバート・グリーン・インガーソル(1833~1899、米国の弁護士、政治家)

 パンデミックの時期に私は大学1年生と2年生を迎えました。普通に通学していた状況からオンライン授業へ切り替えなければならなかったことは、私にとってとても大変な出来事でした。
 大学最初の2年間を自宅で過ごしたことが信じられないくらいです。しかし自分を信じ、自分ならできる、やり遂げられると信じていたので、何とか乗り切ることができました。

 今年もまた工学部生としての挑戦と葛藤の1年が始まります。
 大学の先生からは、「電気工学科の2年生と3年生は、難しい科目にぶつかり、たくさん泣きながら合格を目指す時期だ」と聞きました。それを聞いて笑っていた私たちでしたが、私たちの大学生活はすでに2年間が過ぎ去ったのです。
 今年(2022年)の8月の最終週から、大学3年生の前期が始まります。

 パンデミックから回復しつつある今、私たちはキャンパスに戻り、専攻する学問について新しいことを学ぶことができるようになりました。
 しかし、まだCOVID‐19の感染者が出ているため、フィリピン政府は慎重な姿勢を崩していません。そのため、ウイルスの拡散を防ぐために、一部の科目はオンライン授業を行っています。

 大学の新3年生として、楽しみなことがたくさんあります。私の電気工学科は4年制です。
 3年後、自分の専攻に関連した仕事に就けることを楽しみにしています。
 学生として大変なことも多いですが、エンチャイルドの奨学生になれたので、安心しています。
 時々、自分の境遇を考えると、私のような者が大学に入学し、難関コースを受講することはとても想像できないことなのです。ですから、奨学金を給付してくださるエンチャイルドには、8年前からずっと感謝しています。そのおかげで、私は学業に必要なものをどうにか準備し続けることができるようになったのです。

 私はエンチャイルド奨学生や他の学生たちの人生の成功にどのような手助けができるか楽しみにしています。この間、エンチャイルドに助けられた分、大学卒業後、私は心からの愛とサポートを周囲に行うことによって皆さんからの恩を返したいと思っています。
 エンチャイルドの支援者の皆さんの絶え間ないサポートが成功につながることを証明するために、私は最善を尽くします。

 文章の冒頭でインガーソルが言っているように、大学とは小石を磨く場所です。つまり私たち学生は、平均的な人間、あるいは平均的な学生として大学に入学したのです。大学での教育そのものが、学生が将来なりたい自分になるためのものです。
 従って学生は、学位や卒業証書を取得して卒業した後、キャンパスを去ることになります。それが「磨かれた」といわれる意味です。

 学内での苦難の末に修了したコースの卒業証書を得るために最善を尽くした学生たちは、名誉のうちに学校を去ることになるのです。
 私は今、電気技術者になるために磨かれているのだと実感しています。今はまだ新3年生で、大学の中の石ころのようなものですが、しっかりと磨かれるよう、努力したいと思います。

2022年12月7日
プリンセス・ルティバ

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プリンセス・ルティバさん

A Pebble To Be Polished

“Colleges are places where pebbles are polished.” -R.S. Ingersoll

 I entered my first year and second year in college during the pandemic. It is very hard for me to adjust things from going to school to switching online class setup. I can’t believe that I just survived my first two years in college at home. It was not easy, but since I trust myself and believed that I can do and finish the semesters, I survived.

 Another school year will enter this year, that means I am also looking forward to another year of challenges and struggles as an engineering student. My professors at our university told us that the second year and third year of the course electrical engineering are the years wherein we will encounter difficult subjects and will cry a lot in striving to pass the subjects. We just laughed at that but we all know to ourselves that we already passed the second year in college. The last week in August this year, we will start to have our first semester in our third year in college. 

 Since somehow our country is healing from the pandemic, we will be having some days wherein we can go to our campuses and learn new things about our course. But since there are still numbers of COVID cases, the government is still cautious about the health in our country. That is why even though we will be having face-to-face classes, we are still having online classes for some of our subjects to prevent the spread of the virus.

 As an incoming third year student, there are a lot of things I look forward to. My course, electrical engineering, is a four-year course. I look forward to 3 years from now, I am able to find a job related to my course. I am facing a lot of difficulties as a student, but I am relieved because I am a scholar of Enchild. Sometimes, when I think of my situation, it is very unimaginable for someone like me to enter college and take a difficult course. That is why I am so much grateful for the scholarship that Enchild has given me for almost 8 years and counting from now. That really helped me a lot to somehow survive on my academic needs.

 As a scholar, I am looking forward to how I can help my other co-scholars or other students to be successful on their journeys in life. With the help that Enchild offered me through these years, I also want to give back their heartfelt love and support for me after I graduated from college. As of now, I still have no idea of what I will become after I finish my education, But I will be doing my best to show that the unending support of the sponsors in Enchild will lead to success.

 Like what Ingersoll said in the first sentence, college is where pebbles are polished. That means, we, students, entered college as average people or just average students. The college education itself will help the student become who they want to become in the future. Thus, the students will be leaving the campus after they graduated with a degree or diploma. That’s how it is said that they are polished. They will be leaving the school with honor after they did their best in getting the diploma of the course they finished after those hardships on campus.

 Just like that, I realized that I am now being polished to become an electrical engineer someday. As of now, I am just an incoming third year student, a pebble in our university, striving to be polished well.

Princess Lutiva

クリスマス企画‗007
プリンセス・ルティバさん(右から3人目)

スタディーツアー2023案内

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 お待たせしました!(待ってました!という人が少なからずいらっしゃると信じて…)
 4年ぶりのエンチャイルド・スタディーツアー、6月下旬に実施されることとなりましたので、ご案内いたします。 

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スタディーツアー2023案内

 「エンチャイルド・スタディーツアー2023」の旅行受託先は、株式会社セイムコーポレーション<ミッドパックツアーセンター>さんです。
 研修企画は、NPO法人エンチャイルドが行います。

成長したエンチャイルド奨学生たちにあなたも会いに行きませんか?

 2019年以降、コロナ禍の影響によって現地を直接訪問し、エンチャイルド奨学生たちと交流するスタディーツアーは3年間実施できませんでした。

 しかしこの間も、私たちはオンラインによる交流プログラムを企画し、その取り組みを重ねてきました。ほとんどのエンチャイルド奨学生たちの通信環境は日本に比べて十分なものではありませんでしたが、互いにできることを行い、貴重な交流の場を可能な限り実現してきました。

 今年6月下旬に予定されている4年ぶりとなるスタディーツアーは、この間、小学生からハイスクール生に、ハイスクール生から大学生になったエンチャイルド奨学生たちと再会する訪問ツアーとなります。
 
 参加費は16万円前後を予定しています。奮ってご参加ください。
 6月22日~26日の4泊5日で計画しました。この間、マニラ~ミンダナオ(ブトゥアン、マガリャネス)間の国内移動があります。日程は少々タイトですが、多くのかたにご参加いただけるとうれしいです。ぜひツアー参加をご検討ください。

 詳細につきましては、エンチャイルド事務局までお問い合わせください。

★★★ お問い合わせは、info@enchild.org まで ★★★

フィリピン大学キャンパスツアー001


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 私たちの生活を分類してみると、大まかに言うと、「私」と「公」、そして「共」の三つの側面があると思われます。政党の話ではありません。

 「私」は「自」とも言い換えられます。
 
  私たちが社会的存在としてより良く生きるためには、あるいはより良い社会を実現するためには、「私(自)」「公」「共」のバランスが大事だと感じています。

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 例えば、教育は「家庭教育」(私)と「学校教育=公教育」(公)と「社会教育=共育」(共)の三側面から捉えられます。
 一般的には、社会教育は公教育の範疇に位置付けられますが、教育支援を行ってきた立場から、社会教育は公であると同時に共としても扱われ、取り組まれるべきだと考えています。その意味で、「地域で育てる」という取り組みも、「公」と「共」のフィフティフィフティで行われる仕組みが必要なのではないかと感じます。

 家庭(保護者)が学校と連携・協力する、学校と地域が連携する、一般的な状況としてそれは理解しやすい話ででしょう。しかしそれが一方通行では半分です。地域の学校への協力という完結の仕方だけでなく、学校こそが家庭と地域をつなぐ役割を担えるはずです。

 実際、先日ある会合の場で、そのような観点からの企画を地元の学校に提案させていただきました。
 
 エンチャイルドにおいても、社会における子どもたちへの教育支援ネットワーク(共育ネットワーク)としての「エンチャイルド・ファミリー&スクール」構想をすでに提案させていただいています。

 エンチャイルドもまた、NPOとして、私・公・共のバランスの取れた連携と協力に貢献したいと考えています。
 子どもたちへの教育支援、「家庭」「学校」「地域」三者の連携・協力が、社会の安定と発展には不可欠です。

 NPOには、地域の一員というだけでなく、三者の連携・協力をつくり出すためのコーディネーター、あるいはファシリテーター、プロデューサーとしての役割を果たす使命があると考えています。

 安定した社会を維持・発展させるためには、この三者のバランスが保たれることが大事な要件です。安全で平和な社会はこの三者が子どもたちを中心に共育の調和(ハーモニー)を奏でることによって成り立ちます。

 教育の分野に限りません。
 政治、経済、文化、福祉、防犯、防災(自助、共助、公助))などなど、「私」「公」「共」の連携・協力の観点から社会の在り方を再検討することが問われているのが、今の時代なのです。

 コロナ禍や不安定な国内外の情勢の影響を受ける中で、これからの社会の在り方を示すグランドデザインを描いてみる必要がありそうです。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、エンチャイルドYouTubeチャンネルの再生リストの一つを紹介します。
 この再生リスト「エンチャイルド動画」には、エンチャイルドの歴史の一場面を記録したビデオクリップの数々がまとめられています。ぜひお立ち寄りください。

 チャンネル登録もお忘れなく♪

エンチャイルドYouTubeチャンネル再生リスト

 同再生リストの1番では、「エンチャイルド・スタディーツアー2019(ミンダナオ北東部地域)ダイジェスト版」をご覧いただけます。
 懐かしい現地を訪問したスタディーツアーの映像です。残念ながらこの時から約4年、現地を直接訪ねるツアーは行われていません。
 しかしこの映像をご覧いただければ、必ずやエンチャイルドのスタディーツアーの魅力に触れていただけると信じます。
 
 他にもオンラインイベントの一コマや、現地から届いた楽しい動画作品満載です。
 4年の間に、エンチャイルド奨学生たちも随分成長しました。
 動画を通じてもそのことを実感します。

 まさにエンチャイルドの教育支援の醍醐味(だいごみ)はそこにあります。子どもたちの成長する姿を見守り、接することができるところです。

 6月下旬、4年ぶりの現地訪問ツアーが開催される予定です。
 成長したエンチャイルド奨学生たちとの再会が楽しみです!


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は3月11日。2011年3月11日発生した東日本大震災から12周年を迎えました。犠牲者の皆さまへの追悼の祈りをささげます。

 年度末3月が慌ただしく過ぎています。WBCも見ないといけないし…。
 花粉症に苦しめられながら、年度の締めくくりと、新しい年度の出発に向けて何かと忙しい毎日を過ごしております。

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 本日は「問題意識」をテーマにブログをお届けします。

 ところで、受験勉強や資格試験の勉強のコツは何だと考えますか?

 そう。過去問から始めることです。
 これは物事を「ゴール」から見るということを意味します。

 漠然と教科書や参考書を眺めて、自分なりに大事そうだと思う所をチェックしながらひたすら暗記に励むのではなく、試験問題というゴールで何が問われるのか、何を答えなければならないのか、その傾向を知った上で、教科書や参考書を逆引きで学習し、対策しようというのが、過去問から始めることの意味です。

 OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)においても、どんな業務ができるようにならなければならないかというゴールをイメージできて研修を受けるのとそうでないのとでは、研修の成果にかなりの差が生じます。

 人生においても、ビジョン(夢や志、達成したい目標)を持って生活している人とそうでない人には大きな差が生じます。問題意識の違いが差をつくり出します。

 問題意識とは、理想(在るべき姿)と現実のギャップを埋めようとする思考を促す意識です。問題意識は問題解決思考を生じさせます。問題意識は「思考の母」なのです。

 問題意識が高まることで、①責任意識(誠意/当事者意識) ②主人公意識(熱意/主体性)③創造性(創意工夫)が向上します。これが問題解決のための原動力となります。

 責任者であるとか、リーダーであるとかは関係ありません。チームの一員、メンバーとして、ビジョンとミッション、ゴールを中心に誰もが主人公なのです。脇役、大いに結構、ということです。

 誰であっても主体性を持って臨めば物語の「主人公」です。そしてその主人公を中心に展開するストーリーが必ずありますし、間違いなく「私」はいつでも自分の人生の主人公であり続けるのです。

 人生、仕事、社会活動…、何事においても、問題意識はかくも大切なものだということです。

 では、問題意識はどのようにしたら持てるのでしょうか。

 山歩はこう考えます。

 ❶関心を持つ
 ❷観察する
 ❸疑問を持つ
 ❹想像する
 ❺仮説を立てる

 問題意識と問題発見は表裏一体です。
 「問題を意識した」ということは、「問題を発見した」ということです。
 ここから全ては始まります。

 物事に対して関心を向け、しっかりと観察し、まずは客観的な事実を把握しましょう。
 「なぜだろう?」という疑問を持つことが重要です。これが問題意識の種、問題発見のきっかけとなります。そしてそれがなぜなのかを想像してみましょう。なぜそうなのかを想像しながら、仮説を思い巡らせてみましょう。

 結局、人は自分を自分で動かすしかないのです。
 一時的に人の手を借りたり、受け身や依存心で始めたとしても持続しませんし、本当の意味での満足感も達成感も得られません。
 自分が自分を動かすのです。これが主体性です。自助、自立が自分の人生の軸、基本にならなければなりません。

 今日のブログの結論です。
 目的意識を持つ、目標を立てることで、問題意識はおのずと生じてくることでしょう。 

 寝る前に翌日の目標を立てる(確認する)、朝起きたらその日の目標を確認する(立てる)、1日の、1週間の、1カ月の、1年の目標を明確にするところから始めましょう。

 間もなく新年度が始まります。年度末3月は重要な月ですね。
 目標を明確にして生活する、これが成功の秘訣(ひけつ)です。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日は山歩のつぶやきコラムです。 

 帰宅時、改札口を通過しようとした時、不思議な光景が目に入ってきました。
 駅の窓口でガラス越しにひたすら罵詈雑言を放つ40代(?)の男性、そしてそれを黙して事務的に対応する駅員さん(30歳くらい?)。

 憎悪、言葉の暴力と不条理な無抵抗。

 最近、自分の価値観や体験値では図れない出来事との遭遇率が高まっているのを感じています。

 皆さん、いかがですか? そんなことはありませんか?

 さて、グローバル化とともに、異文化理解、異文化交流が促進されたことは間違いありません。
 私たち日本人の意識も随分変わったと思います。「外国(異国)」や「外国人(異国人)」との間の壁は大分低くなりました。
 これは異文化「理解」が進んだ結果というよりも、異文化「慣れ」が進んだからではないでしょうか。
 理解し合えてはいないけれど、「グローバル」の響きと共に外国や外国人が未知のものではなくなったというだけにすぎないのかもしれません。

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 ところで日本人同士はどうでしょうか。
 日本人同士の間の「異文化感」が強くなっているのではないかと感じているのは山歩だけでしょうか。
 
 言葉は通じているけど、本当に言いたいことは通じていないような…。

 「8エレメント(共生、共食、共育、共助、共有、共感、共創、共観)」は、相互理解と相互信頼を高め、共立関係を深めるための要件でもあります。

 今の時代は、同じ国の国民だから、言葉が通じるからといって、必ずしも共立・共生できているとは限らないのだと見ていいような気がします。

 皆さんはどう思われますか?

 言葉が同じでも、文化や宗教が同じでも、8エレメントが満たされていないと、つまり「自立・共立」度が高くないと、「異文化感」の溝は埋まらず、共同体感覚、共同体意識を持てない時代になっているのではないでしょうか。軸のない「孤人(こじん)」主義が増殖しているのではないか。

 日本社会に異文化間コミュニケーション時代が到来しています。
 「異文化感」による分断を回避するために、今こそ自立・共立、8エレメントといった新しいパラダイム(社会教育プログラム)を見いだす必要があると思うのです。

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 今日は、ピーター・F・ドラッカーに学んでみましょう。

 ドラッカーの著作『非営利組織の経営』(ダイヤモンド社)から引用します。

 「非営利組織にも、『してはならないこと』と『しなければならないこと』がある。これを守らないときは成果があがらなくなる」(『非営利組織の経営』)

 これが学びのテーマです。

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【してはならないこと】
 「非営利組織は内部指向になりがちである。あまりに大義にコミットし、正しいことを行っていると信じるがゆえに、組織自体を目的と錯覚する。それでは単なる官僚主義である。『ミッションに貢献するか』を考えずに、『内規に合っているか』を考える。結果、成果は損なわれビジョンも献身も見失われる」(同)

 非営利組織が非営利組織として成功する事業を行うためには、「ミッションに貢献する」ということが軸となります。軸が立たなければ、決して組織が回ることはできないからです。組織のための組織ではなく、ミッション遂行のための組織として変化し、成長していかなければならないということです。そうであってこそ、私たちは共にビジョンに向かうことができ、そこに献身する者たちの存在意義や存在価値を共有できるのです。

【しなければならないこと】
 「重要なことは、組織構造を階層ではなく、情報とコミュニケーションを中心に組み立てることである。非営利組織では組織内の全員が情報に関わる責任を果たさなければならない
 誰もが二つのことを考えなければならない。一つは、自分が仕事をするためには、いかなる情報を、誰から、いつ、いかにして手に入れなければならないかである。もう一つは、他の人が仕事をするためには、いかなる情報を、自分から、いつ、いかに渡すかである」(同)

 「組織構造を階層ではなく、情報とコミュニケーションを中心に組み立てる」
 
 心理学者アドラーは、「人間が持つ全ての悩みは対人関係にある」と言い切りました。
 エンチャイルドの活動を通しても、問題のほとんどは対人関係に尽きると痛感しています。

 組織は「情報とコミュニケーションを中心に組み立てる」とは、至言ですね。
 やはりドラッカーはすごい。

 【他者→自己】どんな情報を、誰から、いつ、どのようにして得るか
 【自己→他者】どんな情報を、自分から誰に、いつ、どのように伝えるか

 一人一人、全員が関わり合えるチームをいかに実現するか。
 エンチャイルド流に言えば、全て目指すところは「自立と共立の実現」だ、といったところでしょうか。
 真の自立は、自立のための自立ではなく、共立のための自立である…。

 ドラッカーは、「情報に関しては、組織内のあらゆる者が責任を負わなければならない」(同)と述べ、情報組織における相互信頼相互理解の重要性を強調しています。
 組織の全員が自らの負うべき貢献と成果に対する責任を考え抜かなければならないとし、さらに相互にそのことが理解されるようにしなければならないと、指摘します。

 そしてドラッカーは言います。 

 「組織は信頼を必要とする。信頼とは、相手に何を期待できるかを知っていることである。それは相互理解である。愛することでも尊敬し合うことでもない。互いが互いについて予見が可能であることである」(同)

 これこそが、相互信頼のための唯一の道である、とドラッカーは結論付けています。

 「このことは非営利組織において特に重要である。なぜならば、非営利組織にはあまりに多くのボランティア、すなわち命令権の及ばない人たちがいるからである」(同)

 非営利組織って実に深い!

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 【1209】でお届けした、被災者支援のご案内を改めてお知らせいたします。

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ニカ・エラ・マグノさん

8分2秒からニカ・エラ・マグノさんの
スピーチをご覧いただけます
また、58秒からはオーブレイ・マイルズ・ブクエさんの
スピーチをご覧いただけます
(2022年7月2日 日比オンライン交流会より)

ENCHILD NEWS & REPORT 2022年7月25日号

【火災で家を焼失したエンチャイルド奨学生を支えたい!】

 去る2月18日(土)、フィリピン・ケソン市のバランガイ・タタロンで大規模の火災が発生し、エンチャイルド奨学生の一人、ニカ・エラ・マグノさん(大学3年)の自宅も被災しました。幸いご家族は全員無事でしたが、家は全焼してしまいました。
 日本のエンチャイルドも、有志の皆さんと共に、ニカ・エラさんをサポートしたいと思います。急なご案内ですが、期間内に募金によるご協力をいただければ幸いです。

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ニカ・エラさん宅火災_002

 昨年にはミンダナオ北東部地域、ブトゥアン市バランガイ・アンバゴのオーブレイ・マイルズ・ブクエさんも火災に遭い、自宅が全焼してしまいました。オーブレイさんも困難を抱えて頑張っておりますので、引き続きサポートしてまいりたいと思います。

 皆さまからのご支援は現地の関係者、ご家庭とも相談した上で、最善の方法をエンチャイルド事務局で検討し、対応させていただきます。結果は後ほど、ご報告いたします。

●期間:2023年3月2日(木)~3月13日(月)の17時まで(12日間)●

★ご支援(募金)はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】
口座番号:00180-8-133923
口座名称:NPO法人エンチャイルド

【他金融機関からの振込先】
ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店
当座預金
口座番号:133923
口座名称:NPO法人エンチャイルド

※お振込の際、「振込依頼人名」の直前に、アルファベットで「A」とご記入ください。
(例:A ヤマダ ハナコ)
※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

< 最 新 情 報 >

 現地のエンチャイルドを代表して、エンチャイルド奨学生数人がニカ・エラさんを訪問し、精米50㎏、その他食料品や生活用品の支援を行ったということです。

 被災したエンチャイルド奨学生たちを支えるため、日本からもサポートしたいと思います。皆さま、ご協力ほど賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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▲ニカ・エラさん(中央)と、彼女を訪問した
奨学生仲間のクリスティン・メイさんとエドリック・ジョン君

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 地球村を行く、山を歩く、これが地球村山歩のライフスタイル。

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 SNSでも書きましたが、先週の土日、地元の小学校のおやじの会主催で行われた21kmの夜間“行軍”に参加しました。参加者皆で長距離を歩いた後、ゴールの小学校の屋上から一緒に日の出を見るという一種のツアーイベントです。

 やはりコロナ禍故の3年ぶりの開催。今回が通算18回目。長く続いている立派な伝統行事です。子どもと大人を合わせて70人余りが参加しました。21kmの夜通しのウォーキングは大人でも大変なもの。低学年のお子さんたちは寝ながら歩いていた子もいたけど、よく頑張りましたね。

 私は17年ぶり2回目の参加でした。初めての時は、当時6年生の娘と一緒に歩きました。その時は17kmくらいのコースでしたね。

21km夜間行軍

 写真は小学校の屋上から撮影したもの。太陽が現れると歓声が上がりました。見事な朝日でした。

 21kmのコースは、武道館→皇居→国会議事堂→オリンピックスタジアム(新国立競技場)→東京体育館→恵比寿駅→駒沢オリンピック公園→小学校と、オリンピックにちなんだ場所をつなぐもの。まさにTokyo Walkingでした。次は明るい時間帯に歩いてみたいコースです。

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国会議事堂
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東京オリンピック大会で使われた聖火台
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 3月4日(土)の歩数が13,432歩、3月5日(日)の歩数は34,237歩、合わせて47,669歩。たくさん歩きました(スマホの万歩計の記録から)。日曜日には東京マラソンも行われましたね。

 いい季節がやって来ました。
 皆さん、一緒に歩きませんか?

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、マニラ首都圏地域のMHDP(マルセロ・H・デル・ピラー)チームの報告内容をご紹介します。

 MHDPの奨学生たちは、MHDP小学校時代の恩師であり、エンチャイルドの現地コーディネーターのパメラ・モロン先生とも連携・協力して、さまざまな活動に携わっています。このような体験は、今だけでなく、必ずや彼らの将来にとってもプラスになると信じます。

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 2月12日、19日にエンチャイルド奨学生たちによる「クリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト2022)」の報告会がオンラインで行われました。
 
 2月12日はミンダナオ北東部地域の3チームが、19日はマニラ首都圏地域の5チームが発表しました。
 ミンダナオ3チームの報告内容はブログでも公開していますのでぜひお読みいただきたいですし、ENCHILD NEWS & REPORTでも順次、映像で紹介してまいります。バランガイ・ロサンゼルスの発表動画は「ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月25日号」で公開中です。バランガイ・マウグ、バランガイ・アンバゴ&パガッパタンの動画は3月15日号で公開する予定です。
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FULL TUMMIES  PROJECT(おなかいっぱいプロジェクト)

 皆さん、こんにちは。
 私はマルセロ・H・デル・ピラー出身のファーリン・ジョイス・リベラです。

 「おなかいっぱいプロジェクト」(Full tummies Project)を成功させることができ、私たちは人助けを通じて幸せな思いを持つことができました。この思いはこれまでに私が得た最も優しい感情の一つです。
 ギフトを受け取った子どもたちの笑顔は大変温かく、私たちからのギフトにどれだけ感謝しているかを皆さんに伝えてくれることでしょう。

 プロジェクト実施日、私たちは「今回の私たちのプログラムについて」、そして「エンチャイルドはどんな活動をしている団体なのか」を受益者の子どもたちに説明しました。

 まず、チームメンバーのグレア・ガミスさんが司会を担当し、開会を宣言しました。
 ジャネル・マカライサンがプログラムの流れを紹介し、コーディネーターのパメラ・モロン先生がさらに詳しく説明をしてくれました。その後、今回の給食プログラムを行いました。

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 今回、私たちは絵本の読み聞かせはプログラムに入れませんでしたが、このプロジェクトを次回行う際には読み聞かせも取り入れてみたいと思います。このプロジェクトの次回については、今後、いくつか必要な追加プログラムを取り入れた提案をしたいと思います。

 私たちにとって、このプロジェクトは再び続編を行う価値があると思います。私たちが心を込めて準備に取り組んだ甲斐があって、関わってくださった皆さんが貢献し、給食支援を受け取る子どもたちが喜んでいる姿を見ることができたのですから。

 私たちは、このプロジェクトをさらに改善して行うことを計画しています。皆さんの許可を得て実現させるために今後また提案させていただきたいと思います。

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FULL TUMMIES  PROJECT

 Good day, everyone! I'm Ferlyn Joyce Rivera From MHD. 

 After the successful Implementation of Full tummies Project, the feeling of happiness helping others is really one of the kindest feelings ever.  You see the smile of every child receiving a simple gift. How heartwarming to call you and tell how much they are thankful for the gift. 

 So, During the Implementation, We have some short program just to discuss what the program is all about and What Enchild is.  The Master of Ceremony (Glea Gamis), started the Program, followed by Janelle Magalay who explained about the program and our Coordinator, Pamela S. Morong explained some more details. After that we started distributing the Food pack and closed the Program. 

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 We didn’t get to do the storytelling, but we managed to get the full details of those Children if ever this project would continue. And Speaking about the Continuity of this Project, We may have another proposal for this, that will be guided to some additional things that are needed to. 

 For us, this project is worth doing it again. We really put our heart and effort into preparing for everything and all of that was worth it because you can see how everyone contributed and got happy seeing the children receiving the Food Pack, how come if it's more than that right? We are planning to upgrade our Project, and that will materialize if this Project would be permitted to Do it again. 

 That will be all, Thank you. 

 Let’s watch the Short Video of our Implementation.

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ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月25日号
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ENCHILD


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 2月12日、19日にエンチャイルド奨学生たちによる「クリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト2022)」の報告会がオンラインで行われました。
 
 2月12日はミンダナオ北東部地域の3チームが、19日はマニラ首都圏地域の5チームが発表しました。
 ミンダナオ3チームの報告内容はブログでも公開していますのでぜひお読みいただきたいですし、ENCHILD NEWS & REPORTでも順次、映像で紹介してまいります。バランガイ・ロサンゼルスの発表動画は「ENCHILD NEWS & REPORT 2023年2月25日号」で公開中です。バランガイ・マウグ、バランガイ・アンバゴ&パガッパタンの動画は3月15日号で公開する予定です。

 さて今回は、マニラ首都圏地域のMLQチームの報告内容をご紹介します。

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プロジェクト名:We Wish You A Healthy Christmas
チーム名:A Farm to Table Initiative

 皆さん、こんにちは。
 私は、クリスマス・プロジェクト「We Wish You A Healthy Christmas」のリーダーを務めるMLQ(マニュエル・ケソン小学校)出身のエンチャイルド奨学生、クリスティン・メイ・バクードです。チーム名、「A Farm to Table Initiative」のプロジェクト・リーダーです。

 昨年12月、私はMLQ地域のエンチャイルド奨学生たちと共に、カロオカン市のミラモンテ・パーク・ウェスト地域の恵まれない家庭に果物や野菜をクリスマス・ギフトとして寄贈するイベントを開催しました。

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イベントの様子

 私たちはまず、対象となる受益者の選定に当たり、地域の自治体に受益者を推薦していただく許可を求め、自治体から承諾の手紙をもらいました。

 2022年12月23日、自治体の協力を得て、受益者が決定。ギフト・ギビングの配布当日に連絡が取れるように、受益者の連絡先をお聞きしました。

 2022年12月27日、私は両親と共に、ケソン市の市場に行き、地元の農家の皆さんの直売所を訪ねました。そうすることで、私たちが買うものが農家から直接仕入れたものであることを確認し、直接価格で購入することができました。近くの小売市場で買うよりずっと安く仕入れることができました。

 野菜・果物を購入後、私と家族はすぐにそれらをクリスマス・ギフト用にラッピングし、受益者の皆さんが住む地域のチームメンバー宅へ運びました。

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プロジェクトの結果は…

 私たちのチームは当初、22,000ペソの予算を提案していました。この予算には、野菜代、輸送費、梱包材、ボランティア関連費用など、全ての費用が含まれています。しかし、グッドニュースとして、私たちは合計で18,412.75ペソに抑えることができたことです。予算のうち3,587.25ペソが残りました。

 30家庭の受益者に支援するのが目標でしたが、結果として45家庭に野菜・果物のクリスマス・ギフトを提供することができました。目標からさらに15家庭を上乗せして配布できた理由は、野菜や果物を卸売りで購入し、予算を節約することができたためです。

 少ない予算で目標を達成できたのはうれしい限りです。私たちは、徹底した計画と予算編成により、当初の予算から多くの節約をすることができました。

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プロジェクトを振り返って

 今回の機会(クリスマス・プロジェクトへの参加)を与えてくださったNPO法人エンチャイルドに、私たちチームのメンバーは心から感謝いたします。周囲の人々が必要としていることに気付くことと、実際にその人たちに手を差し伸べるために行動することは別のことです(それぐらい、行動に移すことは容易ではないということです)。

 このクリスマス・プロジェクトの企画を実行できたことに感謝いたします。小さな手助けをすることで人々の笑顔を見ることができた時の感動は、お金に代えがたい喜びです。

 フィリピンのことわざに以下のような言葉があります。
 「Salamat at sa uulitin」(ありがとう、そして次を楽しみにしています)という意味です。

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We Wish You A Healthy Christmas
A Farm to Table Initiative


 Warm greetings to everyone! I am Cristine Mae D. Bacudo, scholar from the MLQ Area and the leader of the Christmas project "We Wish You A Healthy Christmas: A Farm to Table Initiative."

 Last December, I and my co-scholars from MLQ Area hosted a Christmas event which aims to provide fruit and vegetable packages to indigent families at Miramonte Park West, Caloocan City as a gift for the holiday season.


EVENT PROCEEDINGS

 Together with the team, we identified our target beneficiaries by conducting a community-wide registration. Prior to the said activity, we seek permission first to the local government unit of the community where they have given us a letter of acceptance.

 The registration took place last December 23, 2022. During such, we asked for the full name, home address and contact number of our beneficiaries so that we can reach out to them easily on the day of the distribution.

 December 27, 2022. I, along with my mother and father, went to a local market around Quezon City where local highland and lowland farmers would drop off their goods. In this way, we could ensure that what we are buying are straight from farms and are bought at farmgate price (which is a lot less than buying it in retail markets nearby).

 At the same day after buying, I and my family packed everything right after, and then proceeded to transport the Christmas packs to our co-scholar living at the community where the packages will be given.

RESULTS AND OUTCOME

 Our team originally proposed a budget of Php 22,000. This includes all the expenses for the vegetables, transportation costs, packing materials and volunteer related expenses. But the good news is, we have only spent a total of Php 18,412.75. We have a leftover budget of Php 3,587.25.

 Our target is thirty (30) families, but overall, we have provided Christmas packs to forty-five (45) families. The packs given to additional fifteen (15) families are the surplus kilos of fruits and vegetables that we have bought wholesale.

 I am happy to report that we have exceeded our goals with a lesser budget. We are able to save up a lot from the fund given to us though thorough planning and budgeting. 

REFLECTION

 I and my team would like to thank NPO Enchild for giving us an opportunity to be a blessing to others. It is a thing to be sensitive to the needs of people around us, but it is another to think of ways to reach out to them and give a helping hand. I am grateful to have been able to lead the planning and execution of this Christmas project and no amount of money could top the feeling of seeing people's smiles as you lend a small help.

 As the Filipino saying goes, 'Salamat at sa uulitin (Thank you and looking forward to the next)'.

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 本日は、事務局からの重要なご案内をお知らせいたします。

ニカ・エラさん宅火災_005

【火災で家を焼失したエンチャイルド奨学生を支えたい!】

 去る2月18日(土)、フィリピン・ケソン市のバランガイ・タタロンで大規模の火災が発生し、エンチャイルド奨学生の一人、ニカ・エラ・マグノさん(大学3年)の自宅も被災しました。幸いご家族は全員無事でしたが、家は全焼してしまいました。
 日本のエンチャイルドも、有志の皆さんと共に、ニカ・エラさんをサポートしたいと思います。急なご案内ですが、期間内に募金によるご協力をいただければ幸いです。

ニカ・エラさん宅火災_001
ニカ・エラさん宅火災_002

 昨年にはミンダナオ北東部地域、ブトゥアン市バランガイ・アンバゴのオーブレイ・マイルズ・ブクエさんも火災に遭い、自宅が全焼してしまいました。オーブレイさんも困難を抱えて頑張っておりますので、引き続きサポートしてまいりたいと思います。

 皆さまからのご支援は現地の関係者、ご家庭とも相談した上で、最善の方法をエンチャイルド事務局で検討し、対応させていただきます。結果は後ほど、ご報告いたします。

●期間:2023年3月2日(木)~3月13日(月)の17時まで(12日間)●

★ご支援(募金)はコチラからお願いいたします★

【郵便振替】
口座番号:00180-8-133923
口座名称:NPO法人エンチャイルド

【他金融機関からの振込先】
ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店
当座預金
口座番号:133923
口座名称:NPO法人エンチャイルド

※お振込の際、「振込依頼人名」の直前にアルファベットで「A」とご記入ください。
(例:A ヤマダ ハナコ)
※銀行口座へのお振り込みを希望されるかたは、お手数をおかけいたしますが、info@enchild.org(エンチャイルド事務局)までお問い合わせください。

< 最 新 情 報 >

 現地のエンチャイルドを代表して、エンチャイルド奨学生数人がニカ・エラさんを訪問し、精米50㎏、その他食料品や生活用品の支援を行ったということです。

 被災したエンチャイルド奨学生たちを支えるため、日本からもサポートしたいと思います。皆さま、ご協力ほど賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

ニカ・エラさん宅火災_004
▲ニカ・エラさん(中央)と、彼女を訪問した
奨学生仲間のクリスティン・メイさんとエドリック・ジョン君

ニカ・エラさん宅火災_003


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 あなたの好きな歌を教えてください。

 歌はいいですよね。聴くもよし、歌うもよし、踊るもよし。 

 山歩も歌、音楽、大好きです。
 
 2015年以来、最も好きな一曲が、「Happy One Family♪」。
 そうです。皆さんもよくご存じ、のはずの、エンチャイルドのテーマ・ソングです。

 「Happy One Family♪」は心の国境を超えて人と人とをつなぐ魔法の歌です。

 六つの動画で「Happy One Family♪」をお楽しみください。

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Happy One Family♪(日本語歌詞)

一緒に歌おう Happy One Family!

きみの夢 ねぇ、聞かせて 恥ずかしがらずに
空も海も太陽も 陽気に笑ってる
愛してるよ きみの全て だから信じて
立ち上がれ できるはずさ 夢を叶えよう

一緒なら越えてゆける(ゆける)  思い描く(思い描く)
未来へ走り出せ!

一緒に歌おう! 踊ろ! 世界中 響かせて
目と目 合ったら 僕ら Happy One Family!

あなたがいて 僕がいる いつもありがとう
思いやりで世界は変わる そうさ真っ直ぐに

もし誰か困ってたら(僕も) 迷わずに(迷わずに)
この手を差し出そう!

一緒に歌おう! 踊ろ! 世界中 響かせて
手と手つないだら 僕ら Happy One Family!

止められないよ 抱きしめたいよ 溢れ出す喜びを
世界中が家族になる 人も空も海も太陽までも 愛で溶けてゆく Ah~

一緒に歌おう Happy One Family!
一緒に踊れば Happy One Family!

一緒に創ろう!  愛に溢れてる世界を
手と手つないだら 僕ら Happy One Family!

Lalala~♪ Happy One Family!
Lalala~♪ Happy One Family!


Happy, One Family♪(英語歌詞)

Join in! Sing together
As Happy, One Family!
 
Tell me, talk about your dreams
Go on, don’t be shy
The sky, the ocean and even the sun
Smiling delightfully
 
Love you, love you who you are
Believe in yourself
Stand up, you can do it
Your dreams will come true!

We are together, we can go beyond (beyond and far)
Picture in your mind,(Picture in your mind,) run to the future

Join in! Sing together, (Dance!)
Resonating all the world
We’re always here for you
(We are! ) Happy, One Family!
 
Because of you, I can be myself
Thank you for everything!
With care and affection
Yes, the world is changing!
When anyone’s having a hard time (Like ourselves)
Don’t hesitate, (Don’t hesitate) and give a helping hand!

Join in! Sing together, (Dance!)
Resonating all the world
No matter where you are
(We are!) Happy, One Family!

No one can stop us, I wanna embrace you
With the joy that overflows
I want to see my family happy 
The man, the sky, the ocean and even the sun
Filled with bursting love!  Ah〜

Join in! Sing together
As Happy, One Family!
Join in! Dance together
As Happy, One Family!

Join in! Build together (Hey!)
The world filled with bursting love!
No matter where you are
(We are!) Happy, One Family!

Lalala~♪ Happy, One Family!
Lalala~♪ Happy, One Family!


❶Happy One Family 2021★Japanese

❷Happy One Family 2021★English
❸Happy One Family! 2020★Japanese
❹Happy One Family! 2020★English
❺Happy One Family!
ミンダナオ北東部地域エンチャイルド奨学生パフォーマンス
❻Happy One Family!
「アンバゴ&パガッパタン」チーム
クリスマス・プロジェクト

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  エンチャイルドの広報活動の柱の一つに、YouTubeによる動画配信があります。

 2021年10月から月2本のペースでほぼ定期的に配信しているのが「ENCHILD NEWS & REPORT」です。

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 エンチャイルドの活動をテキストや写真を中心にお届けしているのがエンチャイルド広報ブログであり、動画で提供しているのが「ENCHILD NEWS & REPORT」。読んでいただくこともでき、見ていただくこともできるのがエンチャイルドの広報の特徴です。

 チャンネル登録していただければ、新着案内がすぐに届きますし、グッドボタンをチェックしていただければ制作担当者たちにとっても大変うれしく、励みになります。
 ブログの読者登録同様、YouTubeチャンネル登録もよろしくお願いいたします。

 年度末の3月。エンチャイルドの一年を振り返っていただくためにも、お時間を作っていただき、エンチャイルドの映像の世界をざっと見渡していただけるとうれしいです。

 「ENCHILD NEWS & REPORT」の再生リストからご紹介します。
 ぜひぜひ懐かしいバックナンバーもこの機会にご覧になってくださいませ。

ENCHILD NEWS & REPORT

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 3月最初の日、エンチャイルド奨学生の大学生抱負メッセージから3月のブログをスタートしましょう。

 マルセロ・H・デル・ピラー小学校出身のグレア・ガミスさん(19歳、フィリピン工科大学1年 舞台芸術専攻)のエッセーです。

 グレアさんのエッセーを読みながら、エンチャイルド奨学生たちの成長した元気な姿が思い浮かぶとともに、早く彼らと再会したい、会って交流したいという思いに駆られました。

グレア・ガミスさん
オンライン・スタディーツアーにて
ウクレレで歌を披露するグレア・ガミスさん

 全ての努力の成果は成功として表れます。
 過去8年間、この素晴らしい団体の奨学生としてやってきた私は今の自分に感謝しています。

 言葉の力は本当に魔法のようなもので、理事長さんの「何事にも全力で取り組み、目標に向かって努力する」という言葉は私たちを勇気づけてくれます。
 エンチャイルドのおかげで私たちは前進し、無限の夢を持てるようになりました。支援者の皆さんがいるから、私たちはやりたいことができるのです。

 高校卒業後、あることに気付きました。
 「うわー、私はよくやった! 早く大学を卒業して、成功する女性になりたい!」

 しかしその前に、多くの葛藤と、パンデミックによる2年間の苦痛で、私は多くの苦しみを味わいました。

 私は自分が失敗したと思っています。勉学において最善を尽くしていませんでした。うまくいかず何度も泣きました。これらの問題を解決してくださるよう神に祈りました。神は、私が私の夢に到達するのを待っている家族がたくさんいることに気付かせてくれました。私はゆっくりと物事を進め、少しずつでも前進していくつもりです。

 私はエンチャイルドが私を奨学生として選んでくれることに疑いを持ちません。私自身はいつもエンチャイルドを選びます!

 私の夢は将来実現します。私の人生に皆さんがいてくれたからこそ、困難があっても私は素晴らしい人生を送ることができたと記録されるでしょう。

 悲しいことに、夢を諦めてしまった人たちもいますが、彼らが健康で勝利の人生を送れることを祈っています。私たちエンチャイルド奨学生は、支援者の皆さんが私たちと人生を分かち合ってくれたことに、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。

 大学生活が私と皆さんにとって素晴らしい旅になることを約束します。一生懸命勉強し、私が獲得した全ての成果によって皆さんに喜ばせます。

 それではまたお会いしましょう。
 今年の経験と成果について多くのことをお話ししましょう。

 お会いする日を楽しみにしています。
 私の家族とエンチャイルド・ファミリーに感謝します。

2022年12月7日
グレア・ガミス

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マルセロ・H・デル・ピラー小学校出身のエンチャイルド奨学生たち
後列中央がグレア・ガミスさん(2018年12月)

 The fruit of all hard work is success. As a scholar of this wonderful foundation in the past 8 years, I am grateful for what I am right now. The power of words are truly magical, by what Mr. Todate tell us every time to do our best in everything, we do hard work to make our goals happen. Thanks to Enchild, in helping us to make a progress and to dream limitless. We can do whatever we want because we have you. 

 After graduating in High School, I realized something. “Wow, I did great! I can’t wait to finish college and start to become a successful woman!”. But before that, a lot of struggles and with an agony in 2 years because of pandemic, I suffered much. I am thinking that I am a failure, I didn't do my best in my subjects, I will not graduated and cried again and again. I pray to God to help me with these problems and he made me realized that I have a lot of families that waiting for me to reach my dream so why can't I do it if I have their back. I do things slowly and litlle by little there is a progress and I just believe on myself.

 I will not let Enchild be doubt in choosing me, I will always choose you, Enchild! My dreams will happen in the future and in my life you are written that you made me had a wonderful life even having challenges. Sadly, others are not part of this anymore but I pray that they will have a healthy and victory life. Us, the Enchild Scholars will always be filled with gratitude that you shared your life with us.

 I promise that my college life will be a great journey for me and to you, I will do anything to stay with my Enchild Family. I am gonna study hard, and make you guys delighted in every achievement that I'll get. See you soonest and we will talk a lot about our experiences and accomplishments this year. We are pleased to meet you again, thank you my family, thank you Enchild!

Dream to success.
Glea D. Gamis
Marcelo H. Del Pilar Elementary School


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