こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
初めてフィリピンを訪ねたのが2004年5月、今から19年前のことです。
今回の訪比(6月22日~26日)はおよそ4年ぶりでしたが、山歩にとっては31回目のフィリピンへの渡航となりました。
「地球村山歩」とはいえ、よく通ったものです。
31回全てが教育支援活動の一環としての訪問でしたが、時には観光もさせていただきました。
スタディーツアーのプログラムの中で動くことがほとんどでしたので、自ずと有名な観光地への訪問を繰り返すことになります。ある意味「ガイド」になれるほど、何度も訪ねている場所もあります。
その一つが「サン・オーガスチン(アウガスチン)教会」。今回も訪ねました(ちょっと立ち寄りました)。
この角度の写真、何度撮ったことでしょう。
それでもまた撮ってしまいました。
フィリピン最古の教会で、ユネスコの世界文化遺産にも登録されている石造りのサン・オーガスチン教会は、マニラの旧市街地、イントラムロスの中にあります。
スペイン統治時代の16世紀に建てられたバロック様式の教会です。
2004年5月、初めてこの教会を訪ねた時、建物の中を見学し、中庭を散策しながら、同伴してくれたマニラ在住の日本人からフィリピンの歴史や文化についていろいろ教えてもらったことを今でも覚えています。
それまで、フィリピンについては地理や歴史の教科書に載っているほどの知識しかありませんでしたが、初めてのイントラムロスで過ごしたひと時は、今思えば、山歩の心をフィリピンに接着させるための時間だったようにも感じます。
フィリピンはアジアで唯一のカトリックの国。
このことは、単に知識ではなく、31回のフィリピンを通して常に体感してきたことの一つです。
子どもたちを通して、篤実なカトリックの信仰の世界に触れさせてもらってきたと思っています。
彼らの人生の中に、生活の中には、常に父なる神がいて、イエス・キリストがいて、聖母マリアがいるのです。
サン・オーガスチン教会に併設されている博物館は見応えがあります。
一度はしっかり時間を取ってじっくり見学されることをお勧めします。
あと何回、フィリピンを訪ねられるか分かりませんが、現在サポートしているエンチャイルド奨学生たちの成長を見届けるためには、40回くらいまでは頑張らないといけないかもしれません。
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