★3分で読める社会貢献★エンチャイルドblog

NPO法人エンチャイルドの広報担当、地球村山歩がお届けするブログです。エンチャイルドは、主にフィリピンの子どもたちを対象とする教育支援&共育活動、草の根国際交流、社会教育を行っている非営利団体です。子どもたちが受益者から支援者へと成長していくために、「ピース・アドボケイト(平和の擁護者)」の育成に重点を置いて活動しています。支援先現地を訪問するスタディーツアーを年に2回程度実施しています。コロナ禍の2020~2022年はオンラインでの交流が主な活動となりましたが、2023年6月には4年ぶりのスタディーツアーを実施することができ、成長した子どもたちとの再会を果たしました。2024年でフィリピンでの教育支援開始20周年となりました!

2023年06月


 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 初めてフィリピンを訪ねたのが2004年5月、今から19年前のことです。
 今回の訪比(6月22日~26日)はおよそ4年ぶりでしたが、山歩にとっては31回目のフィリピンへの渡航となりました。
 
 「地球村山歩」とはいえ、よく通ったものです。
 
 31回全てが教育支援活動の一環としての訪問でしたが、時には観光もさせていただきました。
 スタディーツアーのプログラムの中で動くことがほとんどでしたので、自ずと有名な観光地への訪問を繰り返すことになります。ある意味「ガイド」になれるほど、何度も訪ねている場所もあります。

 その一つが「サン・オーガスチン(アウガスチン)教会」。今回も訪ねました(ちょっと立ち寄りました)。

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 この角度の写真、何度撮ったことでしょう。
 それでもまた撮ってしまいました。

 フィリピン最古の教会で、ユネスコの世界文化遺産にも登録されている石造りのサン・オーガスチン教会は、マニラの旧市街地、イントラムロスの中にあります。

 スペイン統治時代の16世紀に建てられたバロック様式の教会です。
 
 2004年5月、初めてこの教会を訪ねた時、建物の中を見学し、中庭を散策しながら、同伴してくれたマニラ在住の日本人からフィリピンの歴史や文化についていろいろ教えてもらったことを今でも覚えています。

 それまで、フィリピンについては地理や歴史の教科書に載っているほどの知識しかありませんでしたが、初めてのイントラムロスで過ごしたひと時は、今思えば、山歩の心をフィリピンに接着させるための時間だったようにも感じます。

 フィリピンはアジアで唯一のカトリックの国。
 このことは、単に知識ではなく、31回のフィリピンを通して常に体感してきたことの一つです。
 子どもたちを通して、篤実なカトリックの信仰の世界に触れさせてもらってきたと思っています。
 彼らの人生の中に、生活の中には、常に父なる神がいて、イエス・キリストがいて、聖母マリアがいるのです。

 サン・オーガスチン教会に併設されている博物館は見応えがあります。
 一度はしっかり時間を取ってじっくり見学されることをお勧めします。

 あと何回、フィリピンを訪ねられるか分かりませんが、現在サポートしているエンチャイルド奨学生たちの成長を見届けるためには、40回くらいまでは頑張らないといけないかもしれません。

サンオーガスチン教会

 7月4日午後8時より、オンラインで「エンチャイルド・スタディーツアー2023」の1回目の報告会を予定しています。ぜひご参加ください(お問い合わせは、info@enchild.orgまで)。

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ENCHILD



 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 4年ぶりのスタディーツアーを無事に終えることができましたが、今日のブログのタイトルは「20th Anniversary in the Philippines~ENCHILD STUDY TOUR 2024に向けて」。来年(2024年)は、エンチャイルドがフィリピンでの教育支援を始めてから20年目の年です。

 2023は2024の始まりでもあったというのが、今回のスタディーツアーの結論です。

 スタディーツアー2023のリポートは改めて何回かに分けてお届けしようと思います。

スクリーンショット 2023-06-29 202502

 今日チェックしていただきたい情報は、7月4日(火)午後8時からオンラインで行われる「ENCHILD STUDY TOUR 2023」報告会

 写真や映像をお見せしながらの全体的なリポートと共に、ツアー参加者の皆さんにホットな体験記を語っていただく予定です。

 奮ってご参加ください。参加ご希望のかたは、いつもの info@enchild.org までご一報ください。

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ミンダナオ北東部地域
全体記念写真
(6月24日)
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ミンダナオ北東部地域
「GLOBAL YOUTH MODEL」任命式
(6月24日)
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ミンダナオ北東部地域
「PEACE ADVOCATE」任命式
(6月24日)
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マニラ首都圏地域
全体記念写真
(6月25日)
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マニラ首都圏地域
「GLOBAL YOUTH MODEL」任命式
(6月25日)
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マニラ首都圏地域
「PEACE ADVOCATE」任命式(6月25日)
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カラガ・ステート大学の先生がた(6人)との交流会(6月24日)
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リサール工科大学とNPO法人エンチャイルドとの
連携・協力のMOA(合意覚書)署名式(6月25日)
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スピーチするエンチャイルド理事長(6月25日)

 以下は、エンチャイルドの理事長によるスピーチの内容です。

 尊敬するフィリピンの皆さま、お会いできて本当にうれしいです。
 Distinguished guests, and everyone in the Philippines, it is a great pleasure to meet you.

 私たちをこのように歓迎してくださったことに感謝します。
 Thank you for welcoming us like this.

 今回、4年ぶりにフィリピンを訪れて、実に感慨深いものがあります。
 I am truly moved by my first visit to the Philippines in 4 years.

 エンチャイルド・ファミリーの皆さん
 To all ENCHILD Family

 あなたがたは困難な3年間を耐えて乗り越えました。
 You have endured and overcome these three difficult years.

 ティーンエージャーの時期にこのような身体的・精神的・社会的困難を通過したことは二度と経験したくない事でしょうが、あなたがたのこれからの人生にとって貴重な歴史的体験として多くの教訓と学びを得たことも忘れないでください。
 Going through such physical, mental, and social difficulties as a teenager,
 It is something you may never want to experience again,
 However, please remember you have learned many lessons that will be a valuable historical experience for the rest of your lives.

 さて、エンチャイルド奨学生の皆さん
 ENCHILD Scholars, everyone.

 あなたがたは「もはや子どもではありません」。
 You are “no longer children”.

 あなたがたはすでに立派な社会の担い手である頼もしい青年に成長しました。
 You have already grown up to be reliable young men and women who are bearers of a great society.

 「ワン・チャイルド・ワン・ピース」「エンチャイルド」という生き方を、他の誰かのために、あなたがたの弟・妹たちのために、社会のために実践しなければなりません。
 You must show your way of life the "One Child, One Peace" and "ENCHILD" life for the sake of others, for your brothers and sisters, and for society.

 エンチャイルドの最終ゴールは教育支援それ自体ではありません。
 The ultimate goal of ENCHILD is not education support itself.

 自立した人間、共立に生きられる人々と共により良い社会の担い手になること、それがエンチャイルドの目指すものです。
 What we are aiming for is, to become an independent people. 
And to be a leader of better society together with people.

 私が皆さんに最も話したいことは、「一緒により良い社会を実現する担い手になりましょう」ということです。
 The most important thing I want to say to you is,
 "Let's be a part of creating a better society together.

 「ピース・アドボケイトになろう」「グローバル・ユース・モデル」になろうということです。
 In other words, let us to be “Peace Advocate” and “Global Youth Model”.

 私はあなたがたに社会の問題を解決する人になってほしいと願っています。
 I want each one of you to be the ones to solve the problems in your society.

 愛こそが共に生きる人生と社会に導きます。
 Love is what leads to a life and society lived together.

 愛は与えることです。
 Love is giving.

 あなたがたも与える人、愛の人になってください。
 I hope you can be a “giver”, a person of love.

 私は日本の支援者、与えることを実践する人々の代表としてここに立っています。
 I stand here as a representative of supporters from Japan and people who practice “giving”.

 私は支援者の皆さん、エンチャイルドの活動を支えてくれる全ての皆さんに心から感謝しています。
 I thank you from the bottom of my heart, my supporters, all of you who support ENCHILD works.

 お互いにお礼と感謝の拍手を送りましょう。
 Let us give each other a round of applause of thanks and appreciation.

 エンチャイルド奨学生の皆さん
 Dear ENCHILD Scholars everyone,

 あなたがたと再会できて最高に幸せです。
 I am most happy to be with you again!


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「スタディーツアー2023」2日目。
 今日はマニラからミンダナオ北東部地域ブトゥアンへ国内線で移動。現地リーダー、エンチャイルド・ユース メンバーに歓迎を受けた後、夕方食事をしながら交流の時間を持ちました。

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ブトゥアン空港に到着したツアー参加者たち
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日本のツアー参加者をブトゥアン空港で迎えてくれた
ジョニー・ボロンガイタさん(右端)と
エンチャイルド・ユースのメンバーたち

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マニラ大聖堂にて

 2日目の午前中は、ブトゥアンに移動する前に観光の時間を持ち、リサール公園、マニラ大聖堂、サン・オーガスチン教会(世界文化遺産)を回りました。短い時間でしたが、フィリピンの歴史と文化に触れる貴重な機会になったと思います。 

 いよいよ明日はミンダナオ北東部地域のエンチャイルド奨学生たちと日本のツアー参加による交流プログラムが一日行われます。場所は、ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルスの屋外集会場です。ブトゥアン、マガリャネスの奨学生および現地関係者が一堂に会します。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 スタディーツアー2023の初日となる昨日は、ちょっと大変な一日でした。 

 エンチャイルドのスタディーツアーで利用してきた成田発のPR431便(9時30分発)。集合時間はいつものとおり2時間前の7時30分。山歩も最寄り駅の始発に乗って少し前に到着しました。

 そこで待ち受けていたのはなんとなんとPR431便「欠航」の知らせ。ショック!
 え? どういうこと?

 電光掲示板には「欠航(CANCEL)」の赤文字。

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80877000

 フィリピン航空側の説明もなんとも腑に落ちない。
 エンチャイルドの支援者で、「ボランティア添乗員」を務めてくださるベテランの旅行業者のY氏も困惑している様子。

 なんとか午後2時発の便に変更できましたが、一時は「今日はフィリピンにたどり着けないの?」と成田に集まった参加者も不安な表情を突き合わせました。

 とにかくいったん落ち着こうと、マックに移動。
 朝早いため空いているお店も少ない。

 午後2時過ぎ、無事に出国し、午後6時半(現地時刻は午後5時半)には4年ぶりのニノイアキノ国際空港に飛行機は到着したもののゲートの空き待ちで1時間。

 なんだかんだと宿泊先のホテルに到着したのは現地時刻の22時過ぎ。

 個々の生活もそうですが、長かったコロナ禍から抜け出すためには、社会の仕組みそのものが「リハビリ」が必要なんだなと感じる一日となりました。

 初日から予定していたスケジュールの変更を余儀なくされましたが、無事に参加者の皆さんと共にフィリピンの屋台料理を囲みながら、長い長いツアーの初日を終えました。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 スタディーツアーのメモリアル・フォトが続きましたので、今回は少し、エンチャイルドの教育理念と社会教育プログラムについて紹介したいと思います。

 スタディーツアー2023実施中の6月24日、ミンダナオ北東部地域での最後とプログラムとして、大学関係者を対象にミニ講演をさせていただくことになっています。以下の内容はその時にお話しする予定のものです。

 図解を見ていただくだけでも大体の内容は理解していただけるかと思います。
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 エンチャイルドは、人間の無限の可能性を信じています。

スライド3
スライド2
 エンチャイルドの目指すものは何でしょう?

スライド4

 エンチャイルドの全ての活動は、より良い社会の実現のために行われます。

スライド5

 エンチャイルドは、より良い社会を実現するために、その担い手としての「PEACE ADVOCATE(平和の擁護者、推進者)」の育成を活動の中心テーマに置いています。

スライド6

 エンチャイルドのビジョンは、世界の全ての子どもたちが夢と志を持って生きられる社会の実現です。そのような社会は、「自立」という縦軸と「共立」という横軸によって形成されていることでしょう。共立社会を構成する中心的なエレメントが「共生」「共食」「共助」「共有」「共感」「共創」「共観」の八つ。共立の世界は、ギブ・アンド・ギブの世界です。
 エンチャイルドの教育は成長欲求(自己実現欲求、自己超越欲求)を刺激し、共同体意識(共同体感覚)を高めることを目指します。
スライド10
 自立と共立による世界観に通じる著名人たちの名言を紹介しましょう。

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プラトン
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ガンジー
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ナイチンゲール
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マークトェイン
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アインシュタイン
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ガンジー

 エンチャイルドの教育目標は、社会の問題解決者(PEACE ADVOCATE)の育成であり、国境を超えて家族愛に生きる青年(GLOBAL YOUTH MODEL)を育成することです。地球を愛し、世界と人類を愛する青年のモデルです。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 ENCHILD NEWS & REPORT 2023年6月15日号が公開されました。
 今回は、NPO法人エンチャイルド2023年度年次総会と、スタディーツアー2023参加者オリエンテーションで語られたエンチャイルドの現地のリーダーの皆さんのメッセージをお届けしています。

NEWS _ REPORT 2023 6月25日号

 ぜひご覧ください。いいね!(グッドボタン)、チャンネル登録もよろしくお願いいたします!

 
ENCHILD NEWS & REPORT 2023年6月15日号

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 今回、紹介するメモリアル・フォト集は2019年のマニラ首都圏地域でのスタディーツアー。
 リサール工科大学(州立大学、マンダルヨン市)を会場に交流プログラムが行われました。

 4年ぶりとなる今年、2023年のマニラ首都圏におけるスタディーツアーの交流プログラムも同大学を会場に行われる予定です。
 
 2019年は、各種スポーツやゲームによる交流プログラムをメインに行われました。
 最後に参加者全員が一つの輪になって「We Are The World♪」を合唱したことは今も記憶に鮮明に残っています。

 スタディーツアーでは、現地のエンチャイルド・フィリピンのスタッフだけでなく、多くのボランティアや大学関係者の皆さんが一緒に活動してくださいます。ありがたいことです。

 今年もたくさんの出会いと印象深い交流がなされることでしょう。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、2019年のスタディーツアーのメモリアル・フォト集です。
 
 2018年と2019年のスタディーツアーは何人かの支援者のかたのご要望にお応えして、3月(マニラ市首都圏中心)と5月(ミンダナオ北東部地域中心)の2回に分けて実施しました。

 2019年の秋には、久しぶりにエンチャイルド奨学生を対象とする訪日研修ツアーも行いました。
 その時のメモリアル・フォト集もいつかご紹介したいと思っています。

 さて、2019年のスタディーツアー、時系列では3月、5月ですが、先に5月のミンダナオ北東部地域編を先にお届けします。

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 【1307】に続いて2018年のスタディーツアーのメモリアル・フォトをお届けします。
 この年、マニラ首都圏地域での支援式および交流会は、フィリピン大学ディリマン校で行いました。

 フィリピン大学ディリマン校について、ウィキペディアから引用します。

 フィリピンのマニラ首都圏ケソン市に位置する総合国立大学。1949年2月12日、フィリピン大学システムのフラッグシップ・キャンパスとして設立され、管理部門が設置された。

 フィリピン大学の中では4番目に古く、学位授与数、学生数、教員数、図書館資料数において、同大学では最大のキャンパスである。

 フィリピン大学でのキャンパスツアーを兼ねた交流会は2度目でした。
 2019年はリサール工科大学で行いました。4年ぶりのスタディーツアー2023も、リサール工科大学で行われる予定です。リサール工科大学はエンチャイルド・フィリピンと連携・協力の覚書を交わしており、今回も会場としてだけでなく、多くの大学関係者がプログラムに関わってくださる予定です。

 キャンパスツアーはエンチャイルド奨学生たちに多くの学びと刺激、大学進学へのモチベーションを与えるものとなります。

 ミンダナオ北東部地域においても現地責任者が地元名門大学のカラガ・ステート大学(州立大学)の教授(現在学部長)であることは、エンチャイルド奨学生たちの進路に良い影響を与えています。

 エンチャイルド奨学生たちの進路はさまざまですが、カラガ・ステート大学で学ぶ奨学生たちが増えていることはうれしいことです。

フィリピン大学キャンパスツアー002
フィリピン大学キャンパスツアー001
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フィリピン大学キャンパスツアー004+800
フィリピン大学キャンパスツアー003
ピースアドボケイト任命式+800
ハイスクールを卒業するエンチャイルド奨学生たち+800
支援式典(奨学生の出し物001)
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18Mar0184+800
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アンティポロ図書支援プログラム
スモーキーマウンテン訪問001
スモーキーマウンテン視察
スモーキーマウンテン訪問002


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 バック・トゥー・ザ・フューチャー!
 2014年までさかのぼりましたが、今回は2018年のスタディーツアーを写真と共に振り返りたいと思います。

 まずはミンダナオ北東部地域編です。

 年齢が若いほど成長の程度、成長率が大きいですね。
 
 写真は5年前のものです。
 
 スタディーツアー2023、ミンダナオ北東部地域のエンチャイルド・ファミリーとの4年ぶりの再会まであと6日です。

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 前回に引き続き2014年のスタディーツアーからマニラ首都圏編のメモリアル・フォトをお届けします。

 2013年からはマニラ首都圏カロオカン市のMLQ小学校、2014年からは同市のマルセロ・H・デル・ピラー小学校におけるエンチャイルドの教育支援が始まりました。

 ミンダナオ北東部地域においては、2014年からマガリャネス(町)のブハン小学校の教育支援が始まり、以降、サント・ニーニョ小学校、ダヒカン小学校、マガリャネス北小学校と教育支援活動が拡大してきました。

 2013年以降の特徴は、それまでのバランガイ(地域)を中心とする教育支援から学校を中心とした教育支援に変わったことです。具体的には地元教育委員会関係者や学校の教員に現地コーディネーターを務めていただき、エンチャイルド奨学生たちのケアや学業の管理をしていただくようになりました。

 それまでもエンチャイルド奨学生が在籍する学校との交流を行っていましたが、2013年、2014年以降はいっそう当該学校との連携と協力が深まるようになり、奨学生への奨学金給付だけでなく、学校への教育支援活動も行ってきました。

 その頃から約10年が過ぎたことになります。
 この間、フィリピンの教育制度は大きく変わり、3年にも及ぶコロナ禍も経験しました。
 エンチャイルド奨学生たちもシニアハイスクール、大学生が中心になりました。

 エンチャイルドは今、大きな節目を迎えています。
 
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 2017年から1年ごとに過去にさかのぼってスタディーツアーのメモリアル・フォトを紹介しています。

 今回は、2014年、9年前のエンチャイルド・ヒストリーです。

 この年は、特にミンダナオ北東部地域には大きな変化がありました。
 エンチャイルドの現地リーダーとして、ジョニー・ボロンガイタ氏(カラガ・ステート大学教授)が立ったことです。以来今日まで、献身的にエンチャイルドの活動を担ってこられました。
 ミンダナオ北東部地域、マガリャネスでの教育支援活動が始まったのも、この年からです。

 ボロンガイタさん、本当にありがとうございます。

 あなたは、ミスターエンチャイルドです。

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ジョニー・ボロンガイタさん(2014年当時)

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 2015年のスタディーツアー、マニラ首都圏地域編をお届けします。

 最初の写真の右端に注目。8年前のキアノ事務局長が写っています。
 おそらく大学生だったと記憶しています。

 当時から、エンチャイルド奨学生たちの良きお兄さんとして活躍してくれましたね。

 エンチャイルド奨学生たちは、「ピース・アドボケイト(平和の擁護者、推進者)」となり、「グローバル・ユース・モデル(世界的なモデル青年)」を目指します!

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ハイスクール卒業生を代表してあいさつを
してくれましたブルセラ・アンさん

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 4年ぶりのスタディーツアー直前になって、山歩の、過去の写真の掘り起こしスイッチが入ってしまいました。 

 今回と次回は2015年のスタディーツアーを写真で振り返ります。
 2015年といえば、8年前。
 大人の8年と、子どもの8年は全く違いますね。
 子どもたちの成長はまぶしい。

 まずはミンダナオ北東部地域編をご覧ください。

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エンチャイルド奨学生、夢を描く
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エンチャイルドのスタディーツアーといえば「マサオ・ビーチ」、
というくらい思い出の詰まった場所がマサオ海岸(の浜辺)です
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この橋は日本(小渕政権時)の援助で造られたものだそうです
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この写真を見るだけでも日比の交流の足跡を感じることができますね
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 昨日に続き、「写真は語る」シリーズ、2016年のスタディーツアーから。マニラ首都圏地域編です。

 山歩はスタディーツアー皆勤賞ですが、どのツアーの記憶もパッとよみがえります。
 ブログにはとても書けないような珍事件も起きるのがスタディーツアー。この年もいろいろあったなあ…。そんなことの方がよく覚えていたりしますが…。

 事情があって奨学生ではなくなった子たちもいますが、心はずっと心の国境を超えたエンチャイルド・ファミリーです。

 写真に写っているほとんどの子どもたちは今は大学生になっていますし、大学進学を目指して頑張っています。

 支援者の皆さま!
 どうぞこれからも彼らの応援団としてご支援ください。

 彼らは自らの自立(貧困からの脱出、夢の実現)だけでなく、より良い社会の担い手(社会の問題解決者)なるべく、自分を超えた大きな志のために人生を生きています。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

  「写真は語る」シリーズ。今回は、2016年のスタディーツアーです。

 今から7年前ですね。ミンダナオ北東部地域編とマニラ首都圏編を分けてお届けします。 
 今回は、ミンダナオ北東部地域編です。

 この年、ミンダナオ北東部地域では、エンチャイルド奨学生たちと共に少数部族の村を訪ねました。
 また、おなじみのマサオの浜辺での交流会では、習字プログラムを行いました。

 これらの写真をご覧になって懐かしいと感じるかたはほとんどいらっしゃらないわけですが、エンチャイルドの歴史の一コマと思って眺めていただけるとうれしいです。

 エンチャイルドの卒業生の一人である、リンデ・カリぺスさんの伝説のスピーチがなされたのがこの年のことでした。ケネス君の一人芝居もなかなかのものでしたね。

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マガリャネスの玄関。アグサン川の船着き場

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「写真は語る~メモリアル2017」と題してお届けします。

 2018年、2019年の写真は時々お見せしてきたと思いますが、2017年の写真はあまり掲載しなかったかもしれません。

 4年ぶりのスタディーツアーを前に、今から6年前のエンチャイルド奨学生たちの姿を思い返しておきたいと思います。

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 いかがでしょう?
 ほんの一部ですが、エンチャイルド・ファミリーの香りを感じていただけることと思います。

 6年といえば、小学校1年の子は中学生(ハイスクールに)ハイスクール1年の子は大学生ですね。
 大学を卒業した子たちもいます。

 彼らはフィリピンの未来であり、アジアの未来であり、世界の未来です。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 まだまだ油断はなりませんが、コロナの長いトンネルから抜け出し、光が差して、熱も帯びてきていると感じます。街にも人があふれ、都内に限らないでしょうが、外国人客の姿を多く見かけます。

 わが家族も、動き出しています。
 リモート・ワークが完全に終了して毎日出勤するようになったり、海外に出たり、国内旅行をしたりと、それぞれに動き始めています。

 かく言う私自身も、6月22日から4泊5日のタイトなスケジュールですが、4年ぶりのフィリピン訪問をしてきます。

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 「リハビリテーション(リハビリ)」という言葉があります。
 
 ウィキペディアには、「リハビリテーションの語源はラテン語で、re(再び)+ habilis(適した)、すなわち『再び適した状態になること』『本来あるべき状態への回復』などの意味を持つ」とあります。

 コロナ禍から以前の状態、本来あるべき状態への回復を遂げるためにも、「リハビリ」のための取り組み(訓練)は必要だと思います。

 もちろん、パッと以前のような生活に戻れるかたもいらっしゃるでしょう。
 しかし単に元に戻るという意味だけでなく、「本来あるべき状態への回復」というなら、「本来あるべき状態の自分」「本来あるべき状態の家庭」「本来あるべき状態の社会」、さらには「本来あるべき状態の世界、国家」について考えてみるのも大切なことかもしれません。

 山歩は、今回のスタディーツアーとフィリピンのエンチャイルド・ファミリーとの再会を通して、「本来あるべきエンチャイルド」「本来あるべき教育支援事業」「本来あるべき社会教育事業」について再考する機会にしたいと思っています。

 その意味で、今回のツアー、そしてこれから6カ月(2023年)は“リハビリ”の期間となることでしょう。

 リハビリは、動くこと、動かすこと、負荷をかけることがポイントだと理解していますので、鈍くなった心と体と頭に刺激を与えて活性化を図り、機能回復の次元にとどまらず、潜在的な機能、未知の機能をも回復させ、引き出せるよう頑張りたいと思っています。

 余談ですが、山歩は人生で3度(中学、高校、20代の頃)、同じ所をけがして松葉杖の生活を強いられました。最初のけがでは1カ月半ほど入院したと記憶しています。その後、歩けるようにはなりましたが、リハビリをちゃんとしなかったことが2度目、3度目のけがにつながったと悔やみました。40代になって自分なりに山歩きを通して筋力を付けることで少しは生活しやすくなりましたが、右膝に抱えた古傷は、時限爆弾のような不安のしこりとなって残り続けています。

 リハビリ、大事です!
 人生はリハビリのようなものかもしれませんね。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 【1296】のブログに対して、エンチャイルド奨学生のグレアさんからコメントをもらいました。

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 特に掲載写真に対して反応してくれた格好です。
 何しろ、彼女が写っていた掲載写真は9年前のものでしたから。

 すごくいい写真ですね。

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マルセロ・H・デル・ピラー小学校出身のエンチャイルド奨学生たち
真ん中がグレアさん

 グレアさんのすてきなコメントを紹介します。
 翻訳は機械訳です、あしからず。

 indeed, it is important to kow the cultural differences😊
 wooow! we're so young that time hehe we missed you, friends!
 growing up with Enchild is the best! see you soon!🌞💗

 確かに、文化の違いを認めることは大切です😊
 うわー! あの時、私たちはとても若かった。へへ、会いたいよ、みんな!
 エンチャイルドと一緒に成長するのは最高!またね!🌞💗

 グレアさんのコメントに触れて、改めて思いました。
 ブログやSNSを通じて彼らとコミュニケーションができるなあと。

 グレアさんは大学1年生ですが、ユニカセさんの英語プレゼン研修も熱心に受講していましたし、前向きに学生生活を送っています。
 写真に写っていたファーリンさん(左)と共に、クリスマス・プロジェクト2022でも頑張りました。

 エンチャイルドは2020年10月から、シニアハイスクール以上の奨学生たちを「エンチャイルド・ユース」と位置付けて、奨学生たちには社会奉仕の実践プログラムへの挑戦を推奨しています。

 彼女の「エンチャイルドと一緒に成長するのは最高!」のコメントは、最高のリスポンスです!

 ありがとう!エンチャイルド・ファミリー!

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 恐らく人間には文化の力が必要なのです。
 なぜなら、文化こそが人間を人間たらしめているからです。
 
 最高の文化とはどのようなものでしょうか。
 それは、やはり、愛の文化でしょうね。
 愛の心、愛の言葉、愛の行動が人を生かします。

 だから人は愛を求めて生きているのでしょう。
 
 家族とは何でしょう?
 家族とは、愛の文化の結晶ではないでしょうか。
 言い換えれば、家族を愛の文化の結晶にすることが人生の最高の目的だといえるのではないか。

 エンチャイルドもまた、人間の活動です。
 愛の文化、家族愛の絆(関係性)を探す運動だといえます。
 そこからしか本質的な意味での社会問題の解決策を見いだすことができないと考えるからです。

 私たちがその目的意識から離れてしまうなら、何も見なくなり、何も聞こえなくなり、何も感じなくなってしまうでしょう。

 エンチャイルドはなぜ子どもたちへの教育支援を行うのか。
 エンチャイルドはなぜスタディーツアーを行うのか。

 エンチャイルドのスタディーツアーは家族愛を探す旅です。
 家族文化をつくり出すための旅なのです。

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 文化の力は小さくない。
 この小さな文化の種が音楽や小説になり、芸術作品や映画となって多くの人々の心に力を与えていくことができたらどれほどいいでしょうか。

 エンチャイルドの最高作品は、エンチャイルド奨学生たちの姿であり、家族愛の絆で結ばれたエンチャイルド・ファミリーたちの姿です。

 私たちは今、コロナ禍から抜け出し、新しい時代をつくり出すためのスタートポイントに立っています。
 
 あなたも、エンチャイルドが紡ぎだす家族愛の物語の、登場人物の一人です。
 
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 国際協力、国際交流の現場で問われるのが、「文化の違いをどう乗り越えるか」。
 「愛は国境を超える」といいます。確かに愛があれば、文化の壁も越えられそうですが、残念ながら異文化の山々をどの縦走するほどの愛の力を山歩は持ち合わせていません。

 文化の違いで最たるものの一つは「言葉」ですね。

 例えば日本語と英語の違い。

 英語は文型と語順が大事。とにかく主語と述語(動詞)がなければなりません。
 日本語は主語がないのは当たり前、助詞次第で語順が変わっても致命傷にはならずに情報を伝えることができますね。

 英語と日本語では文字の形の違いのみならず、文法においてもかくも大きな違いがあります。

 差異点よりも共通点を見いだすことの大切さを指摘する人もいます。

 山歩はどちらにも関心がありますし、どちらへの理解も重要だと考えます。
 当然、異文化理解へのショートカットは、違いを面白がること、楽しむこと。

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 言葉の違いだけではありません。
 リアクションの違いや表情の使い方、身振り手振りに食事の仕方などなど、言葉が分からなくても楽しめる異文化交流です。ノンバーバル(言葉に頼らない)コミュニケーションというやつですね。

 言葉によるコミュニケーションはもちろんできた方がいいに決まってます。
 けれど、言葉は時に争いの火種なることもあります。
 何事もバランスです。バーバルとノンバーバルの両方を使いこなすことが異文化間コミュニケーション、異文化間理解には必要ですね。

 国際交流の主役は「文化」です。
 歌や踊りも文化ですが、それだけではありません。すでに「私」そのものが文化の結実体。黙って座っているだけでも見事な「文化」の実体なのです。
 文化の違う人と人とが出会いえば、必ず化学反応が起こるもの。それが実に面白いのです。楽しいのです。

 楽しまなければ、面白がらなければ文化の違いを超えることはできませんね。
 異文化の橋を渡って橋の真ん中で一緒に写真に納まりましょう。その一枚の写真が国境を超える力となることでしょう。

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 6月4日、NPO法人エンチャイルドの年次総会を無事に終えることができました。
 この日をもって本格的に13期目がスタートした格好です。

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 総会の二部には、ミンダナオ北東部地域のエンチャイルドの責任者、ジョニー・ボロンガイタさんが参加してくださり、2022年度の活動を振り返っての感想、現地のエンチャイルド奨学生たちの様子など、話ししてくれました。

 ボロンガイタさんのメッセージは、ENCHILD NEWS & REPORT 2023年6月15日号でお届けする予定です。

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ジョニー・ボロンガイタさん
 
 全体の司会・進行は事務局長が担当し、総会の議長は理事長が務めました。
 
 理事長による2023年度の活動計画の報告がありましたので、ご紹介します。

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 2023年度の最初の大きな取り組みはなんと言っても4年ぶりに行われるスタディーツアーです。
 今回は日本からは9人が参加します。
 6月22日から26日の4泊5日でミンダナオ北東部地域とマニラ首都圏地域での活動が予定されています。気温も日中は30℃越えの毎日となることでしょう。かなりタイトなスケジュールになると思います。

 帰国後は、7月から8月にかけて、何度かツアー報告会を行う予定です。
 オンライン参加のみ、オンラインと対面参加のハイブリッドで行う予定です。
 報告会の開催日程は決まり次第、当ブログでもご案内いたします。奮ってご参加ください。

 8月5日には、マニラでユニカセさんが主催する英語プレゼンコンテストにエンチャイルド奨学生も数人参加する予定です。
 8回ほどの英語プレゼン研修プログラムに参加した奨学生たちは多くの学びを得た様子で、エンチャイルド以外の団体の皆さんとの日比交流にも大いに刺激になったようです。

 8月~9月にはオンラインによる日比交流会を予定しています。
 新しい学年を迎えたエンチャイルド奨学生たちとの新学年度最初の交流の機会となります。
 2023年度のエンチャイルド奨学生は、大学生73人、ハイスクール生58人、計131人を見込んでいます。

 9月から12月には、奨学生たちによる「クリスマス・プロジェクト(サンタになろう!プロジェクト)2023」を予定しています。
 2022年は約30万円の予算で実施しましたが、2023年度は大学生の数も増えていますので、プロジェクトへの参加チームの数も増えると予想されます。最低でも40万円の予算を組めるよう、日本側としてファンドレイジングを進めたいと考えています。

 奨学生によるクリスマス・プロジェクトは、エンチャイルドにおけるユニークな教育支援活動だと思います。より大きな成果が得られるよう、しっかりと準備して取り組んでいきたいと思います。

 2023年度も、教育支援事業(奨学金給付)と共に、ピース・アドボケイト(平和の擁護者、推進者)の育成、「受益者から支援者(社会問題の解決者)へ」「自立・共立(ギブ&ギブ精神)の実践者に」を掲げて、奨学生たちへの共育活動を充実させていきたいと考えています。

 今年度もブログ、YouTubeチャンネルなどを利用して広報活動に努めてまいります。
 2023年度も応援のほどよろしくお願いいたします!

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 アンパロ・ハイスクール出身の奨学生、ロバート・アントニオ・ジュニア君(21歳、フィリピン大学ロス・バニョス校コミュニケーション開発専攻3年)の大学生抱負メッセージです。

 志を貫くこと、夢を実現することは簡単ではありませんが、そこに情熱を傾け、全力投球している姿ほど美しく輝いて見えるものはありません。

 それは全ての人間に与えられた権利だと信じます。
 権利は互いに力を合わせて守らなければなりません。
 権利にはその表裏一体のものとして責任と義務もまた存在します。
 つまり権利は個人に完結するものではなく、社会的なものだということです。
 自立と共立もまた、表裏一体のものです。
 私たちの人生は、結果的に誰かのために為されているものなのです。
 それを結果的ではなく、自覚的主体的な動機で行うことができれば、社会は劇的に善い方向に変われるのではないかと思うのです。


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ロバート・アントニオ・ジュニア君


私の志: 内なる炎を呼び覚ますもの


 大学生活は決して虹とチョウで満たされたものではなく、毎日が熱意と厳しさで覆い尽くされながら過ごさなければなりません。対面式の授業や活動に特化したハイブリッド学習の中で、新学期を迎えるに当たってもっと改善したいと思っています。


 昨年度は、驚きと挑戦、そして高校時代から大学1年生の時に学んだことを披露する機会でいっぱいでした。今年は、より良い人間になりたいという思いと、高校時代からの夢である「放送作家、あるいは弁護士になる」という現実的な目標に向かって勉強するモチベーションを高めています。その頃の私はまだ定義していませんでしたが、その志は私の中にあることは確かです。


 そしてこの一年間は、穏やかでありながらも、ただそれだけではない冒険が待っていると期待しています。この一年は、部屋の隅で学ぶだけでなく、私の心を豊かにしてくれるような体験に満ちた、穏やかな、私の学位のプログラムに対する理解を深めるような開発コミュニケーションを学ぶ経験ができると思います。
 私は、研究者のシンポジウムに参加することがあります。開発志向で、かつコミュニケーションの分野にも踏み込んでいる研究者のシンポジウムに参加することもあります。楽しみです。

 コミュニケーション学というレンズを通じて、専攻分野で新たな発見があることを楽しみにしています。また、対面式であることで、より多くのことを学ぶことができます。対面で、勉強だけでなく、健全な人間関係を築くためにも、仲間とのコミュニケーションを深めることができると思います。そのためにも、対面式の授業は有効な手段だと考えています。


 また、3年生になったらどんなことが学べるのか、どんなことができるのか、とても楽しみです。というのも、私は大学内の法律系組織の財務責任者に選出されたからです。しかし学業と組織の仕事を両立させなければならないので、より困難が予想されます。しかし、このようなリーダー的な役割を果たすことで、新たな高みを目指すことができるかもしれないと前向きに捉えています。また、近い将来、法曹界を目指す同じ志を持った仲間に囲まれ、新たな高みを目指すことができるのではないかと期待しています。


 人生の旅は、人が考えているほど簡単なものではないかもしれませんが、私はエンチャイルドという肉親を超えた家族がいることに感謝しています。私は今でもエンチャイルドと出会ったとき、どれほど前向きで情熱的になれたかを覚えています。この幸せな家族が、より多くの奨学生が自分の選んだ進路に成功し、成長していくのを見ると、私も頑張ろうと思えます。エンチャイルドは、私たちが自分の持っている資質を生かし、ベストを尽くして努力することができるように支えてくれています。



 これまで述べてきたこととは別に、私は(パンデミックで)隔離されている間に直面した困難の中で、自分の心の中に感じていた灯りに再び火をともすことを追求しています。それは、私が高校生の時に望んでいたほど完璧なものではないかもしれませんが、自分の情熱を復活させるために、勇気を出して一歩を踏み出します。
 エンチャイルドと、そして家族や友人からのサポートがあれば、私の中の炎は、まだ熱く燃えています!

ロバート・アントニオ・ジュニア

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My Aspirations: Resparking the fire within

 Entering university life has never been filled with rainbows and butterflies as each day needs to be uncovered and savored with enthusiasm and rigor—something that I want to improve more as another school year starts amidst the hybrid learning setup that caters more to face-to-face classes and activities.

 Last academic year was full of surprises, challenges, and opportunities to showcase what I have learned over the past years in high school and in my freshman year. This year, I am realigning my motivations in studying towards realistic goals to my interest in becoming a better person and to continue my aspirations back when I was in high school—to become a successful broadcaster-lawyer. Although I have not yet defined it during those early days, I am sure that the aspiration to become one resides in me.


 Further, I am expecting this academic year to be more gentle yet filled with adventures which do not only revolve around learning within the corners of the room but also with experiences that enriches my understanding towards my degree program, Development Communication. I may join symposiums on researchers that are development-oriented and that also delves into the field of communication. I am looking forward to discovering DevCom using the lens of science communication which consists of almost all of my courses for third year. I am also embracing the fact that face-to-face setup might provide me avenues to communicate more with my peers not just in the context of studying but also with building healthy relationships.


 Furthermore, I am excited about the things that I can learn and accomplish as I was elected as a finance head of our pre-law organization in the university. Although I am expecting it to be more challenging as I have to juggle academic workload and organizational tasks, I am also optimistic that fulfilling such a leadership role may help me overcome new heights as I am surrounded with like-minded students who want to pursue law in the near future.

 I must say, this journey may not be as easy as what other people think but I am still thankful that there is a family beyond flesh that supports me, EnChild. I still remember how optimistic and passionate I was when I first encountered the organization. Seeing this happy family grow as more scholars succeed in their chosen path in college helps me to work hard and give my best regardless of whatever resources I have.

 Apart from what I have mentioned, I would still pursue resparking the fire within myself amidst the challenges I have faced during the quarantine. It may not be as perfect as I wanted it to be (just like my high school days), but braving up the step towards reinvigorating my fuel to reach my dreams counts as a progress. With EnChild and the support that I receive from my family and friends, I know that the fire within me is still warm, still burning!

Roberto Antonio Jr.

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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今日もエンチャイルド広報ブログ、行きますよ!

 アンパロ・ハイスクール出身の奨学生、マーク・ティモシー・エバドネ君(21歳、フィリピン工科大学3年 教育学部英語専攻)の大学生抱負メッセージです。

 自立へと向かう重要な時期をパンデミックの中で過ごした若者たち。
 大人たちには見えなかったこと見、聞こえなかったことを聞き、感じていた彼らではなかったか。
 エンチャイルド奨学生たちのメッセージを通して、気付かされることも少なくないのです。

 4年ぶりのスタディーツアーまであと20日足らず、いろいろと準備もしなければなりませんが、とにかく、彼らの成長した姿と対面し、言葉を交わす瞬間が待ち遠しいのです。

マーク・ティモシー・エバドネ君

大学生として、エンチャイルド奨学生としての抱負

 今思えば、大学入学前に考えていたことが、ある出来事で大きく変わってしまったことが信じられません。
 私が理想とする道は、パンデミックの発生によって別の方向へと向かっていってしまったのです。それ以来、大学生になるまでの間、不安はつきまとい、つらかったのです。でも、この紆余曲折が、やがて卒業という一つのゴールにたどり着くと信じています。
 あとは、チャンスが来た時にそれを逃さないように、粘り強く努力するだけです。

 勉強を終えて卒業するという目標を達成するために、私は書類(大学の課題)の作成やそれに使った時間、長い講義がその旅を難しくしているのではないことに気が付きました。今でも、私は自分との戦いに直面しています。不安と、自分の仕事に対する信頼の喪失です。しかしこれもまた過ぎ去り、私は立ち上がり、目標への道を歩み続けることができると信じています。
 私は、なぜ勉強をしなければならないのか、その理由にいつも立ち返ります。そして、自分も含めて、周りの人たちに私のことを誇りに思ってもらえるようになりたいと思っています。

 今、私が挑戦しているのは、日々の家事や小さな行動で自分を律し、自分の学力を使って人の役に立ちながら、大学で勉強することです。また、自分で決めた小さな目標を毎日達成することで、充実感を得て、次の仕事への意欲を高めるようにしています。また、両親が私や兄弟が学業の目標を達成するために揺るぎないサポートを表明してくれていることも、大きな支えとなっています。

 大学を卒業することが今の私の目標ですが、長い目で見て、私が本当に実現したいことは、どんな選択をしたとしても幸せであることです。
 今、全ての答えを持っている必要はないし、持っていない方がいいとも思っています。そして人生で何をするにしても、完全に満足することはないだろうと考えています。
 
 今大切なのは、大学生や奨学生としてだけでなく、時には道につまずくこともある一人の青年として、私の旅を支え続けてくれる人たちがいることを知ったことです。
 エンチャイルドは、私たち奨学生一人一人を大切にし、最善を尽くしてくれることを常に感じさせてくれる存在であることに、私は感謝しています。

2023年5月31日
マーク・ティモシー・エバドネ

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Aspirations as a College Student and a Scholar

 Looking back, it’s unbelievable how one event drastically changed the plans I laid before entering college. The paths I ideally wanted to take took a different turn as the pandemic hit. Since then, uncertainty has plagued every step of my journey as a college student - It was hard. Nevertheless, I believe these twists and turns will eventually lead me to a silver lining; the one goal which is to finish my studies. I just need to persevere and be hardworking even more so that when a window of opportunity rises, I am ready to take it. 

 To achieve my goal, which is to finish and graduate from my course, I realized that it is not the paper works, the time spent, the long lectures that make the journey hard; it is the multiple distractions, the loss of passion, and the doubt that festers in the mind that keeps me hindered in this journey of mine. Even now, I am still facing this battle with myself - with anxiety and the loss of faith in what I do. But I know that this too, shall pass, and I will be able to rise up and continue the path to my goal. I will always come back to the reasons why I need to accomplish my studies. I want to make the people around me proud, and that includes myself.  

 Right now, I have been challenging myself by disciplining myself with my daily chores and small actions, and using my academic skills to help other people, while studying in my course, because I know that it will help me hone my skills which will also be beneficial to me in the long run as I pursue a professional career after graduating. I also try to achieve small goals that I’ve set every day to give myself a sense of fulfillment, so that I can be motivated to do my other tasks for the next days. It also helps that my parents express their unwavering support to me, and my siblings, in my journey of achieving my academic goals. 

 Finishing college is the goal that I’ve set my eyes on right now, but deep inside what I truly want to achieve in the long run is to be happy to whatever I choose to do. I realize I don't have to have all the answers right now, and that it's probably better that I don't. I have also figured that no matter what I do in life, I will never be completely satisfied; and that's how it should be, always looking for something more, always striving for something better. What’s important now is that I know there are people who continuously support me in my journey not just a college student and a scholar, but also as a young man who can get stumbled in his path sometimes. I am always grateful to Enchild for always making me feel that they care and always wants the best for each of us scholars.

Mark Timothy Evardone

マーク・ティモシー・エバドネ君は、
クリスマス・プロジェクトでも頑張りました。
彼らのプロジェクト報告プレゼンも
YouTubeチャンネルでぜひご覧になってください。


ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月15日号
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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
  
 三点確保、あるいは三点支持という言葉をご存じでしょうか。

 登山の経験のあるかたは、知っているかもしれません。

 「山と渓谷オンライン」から引用します。

 「三点支持」または「三点確保」と呼ばれる技術が、全身を使って登るような岩場を安全に上り下りするための必須事項。手がかり、足がかりになる岩の突起や割れ目を見きわめ、手足の4点が岩をとらえた状態から、どこか1点だけを動かす(残りの3点は動かさない)、という歩き方です。

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 この「三点確保」という技術はいろんなことに応用できるものだと思います。

 例えば、エンチャイルドの活動を行う上でも「三点確保」は不可欠です。

❶受益者であるエンチャイルド奨学生の成長(自立の実現=支援の目的)
❷教育支援事業の実務を担当するスタッフの企画・運営能力
❸経済的(物質的・技術的)支援を行ってくださるサポーター(スポンサー)の皆さんの存在

 この三点が確保できてこそ、前に進むことができます。

 エンチャイルドの活動を振り返って、常にこの三点をいかに確保するかが課題でした。

 受益者は文字どおり、受け取る立場だから何の問題もなさそうですがそうでもありません。エンチャイルドの奨学生資格を維持するためには一定の条件を満たさなければなりませんし、何より奨学金給付を受ける目的である学業成就と貧困脱出のための自立への道を進むために強い意志と継続的な努力が求められるからです。

 教育支援事業の実務を担当するスタッフの責任を果たすことも、正直、楽でも簡単でもありません。特にエンチャイルドの事務局スタッフは、その良しあしは別として、完全無償ボランティアで仕事をしています。ですから、他に生計を立てるための仕事を行いながら、主に夜の時間帯や休日を利用してエンチャイルドの業務に当たります。スタッフにとっては、活動を進めるための時間と業務能力とモチベーションの三点を確保することが求められるわけです。やる気があってもいつも十分な時間を確保できるわけではありませんし、業務遂行のためのスキルアップも自主的・自発的に行わなければなりません。

 経済的・物質的な支援をしてくださるサポーター(スポンサー)の皆さんの事情もありますので、継続性と拡大が常に課題となります。教育支援事業に対するコミットメントの維持もまた重要な課題です。
 三点を確保することは簡単ではありませんが、三点を確保できなければ前に進むこともできません。事業の安定・持続・発展の鍵がここにあります。

 エンチャイルドの活動は登山に通じます。
 毎年の事業が一つの山の頂を目指すようなものです。
 無事下山して(その年のミッションを果たして)、また次の山を目指します。縦走登山のような年も少なくありません。
 岩登り同様、教育支援事業を遂行するためには体力と技術と意志力が必要です。

 「山」と同じように、天候が変わるように、社会もまた変化します。季節の移り変わりとともに山の様子も変化するように、エンチャイルドの活動も時代の変化の影響を受けます。山歩きは楽しいのですが、危険(リスク)も潜んでいます。一方で雄大な自然に息をのむような感動と出合うように、教育支援活動を通してたくさんの喜びと感動をもらいます。奨学生たちの成長を見守る喜び、交流を通じて得た国境を超えた家族愛の絆は何事にも代えがたいものです。

 実際の運営は、三点確保、三点支持の連続です。前に進むためには、ミッションを遂行するためには三点確保を維持するために、挑戦し続けなければなりません。
 2023年度の事業が本格的に動き始めました。今年の山は難易度が高そうですが、私たちは登らなければなりません。とにかくしっかり三点確保、三点支持をしっかり行うこと。前に進むためにはそれしかありません。


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 こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 大事じゃない月はないのですが、それでもやはり6月は大事な月なんだと考えます。
 
 ・上半期最終月
 ・下半期スタート準備月
 ・新年度準備完了月
 ・入梅、梅雨入りの月(季節の変わり目)
 ・衣替えの月
 ・夏至の月
 
 社会的にも自然現象においても節目、変わり目の月と言えますね。

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 エンチャイルドにとって今年の6月は超忙しい月になっています。

 ・年次総会の開催
 ・スタディーツアーの実施(エンチャイルド・ファミリーとの4年ぶりの再会!)
 ・エンチャイルド奨学生の更新手続き開始
 ・都庁への年次報告書の提出

 昨日は、スタディーツアーのオリエンテーションの時間をオンラインで持ちました。
 参加者の皆さんの自己紹介、ツアーの注意事項や現地でのスケジュールの確認など、フィリピン現地のスタッフも参加して現地の様子を報告してくれました。4年ぶり、成長したエンチャイルド奨学生も日本の支援者の皆さんとの再会を心待ちにしているとのこと。あと3週間、スタディーツアーへのわくわくムードも盛り上がってきています。

LINE_ALBUM_スタディーツアー・オリエンテーション 2023_5月31日_230601_5
エンチャイルド・スタディーツアー2023オリエンテーション

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