こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
まずは、以下の文章をじっくりとお読みください。
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幸福とは
自己の努力によって、
健全なる欲望が満たされ、
精神、肉体共に
愉快を覚ゆる状態を指し、
しかも、それが自己の健康と
社会の希望に反しない場合をいう
そうして、真の幸福そのものは、
比較的、進歩的のものであるから、
常に絶えず新たな努力精進を
要するものである。
私も
努力しさえすれば
人並み以上、
天才近くにも
なれるのだという
自覚自信が、
私の一生を
どれだけ力強く
鞭撻してくれたか
わからない。
元来人間は、
前途に大きな目的なり、
目標なりがあるときは、
それに対応する
闘志を生ずるものである。
‐‐‐
皆さん、いかがでしょう?
この文が誰のものかというと、本多清六というかたの言葉です。
本多静六(1866~1952)について簡単に紹介します。
江戸、明治、大正、昭和を生きた日本の林学者、造園家にして株式投資家です。
日比谷公園や明治神宮、いくつもの有名な公園を造った、日本の「公園の父」といわれた人物です。
「月給4分の1の天引き貯金」を元手に投資で巨万の富を築き、大学定年退官と同時に全財産を寄付した(ウィキペディアより)器の大きな日本男児です。幼少年期に不遇な人生を送りますが、飽くことない向上心と志ある人生を全うしたかたです。
山歩が尊敬している人物の一人でもあります。
本多静六と縁の深い、日比谷公園の「首かけイチョウ」
さて、冒頭、引用した文は『新版 本多静六自伝 体験八十五年』(実業之日本社)からです。
この引用カ所を一読してもお分かりになるでしょう。
本多静六の人生が自立と共立の哲学に貫かれたものであったことが。
山歩は憧れますねえ、静六のような生き方。
前述の文は以下のように続いています。
‐‐‐
私の体験によれば、人生の最大幸福は
家庭生活の円満と職業の道楽化による。
そうして、私はこの二つを十二分に
体得してきたものと感謝している。
‐‐‐
ある意味、本多静六という人物は完璧な理想の人生を生きたかたなのだと思えてなりません。
静六は、「成功への近道」として、以下の7項目を示しています。
‐‐‐
1.常に心を快活にもつ~楽天主義。
2.専心その業に励む~職業の道楽化。
3.功は人に譲り、責は自ら負う。
4.善を称し、悪を問わず。
5.好機はいやしくもこれを逸せぬこと。
6.勤倹貯蓄~四分の一貯金の実行。
7.人事を尽くして天命(時節)を待つ。
これを要するに、「人生即努力」であり、「努力即幸福」にほかならない。
‐‐‐
こんな時代だからこそ、本多静六のような生き方を再考してみてはいかがでしょうか。
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