こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 「成長と変化」というテーマでコラムを書いてみたいと思います。

 「成長」といえば、右肩上がりでより良くなっていく、発展していくというイメージですし、実際、そのような意味で使われている言葉だと思います。

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 まずは、いつものように辞書に載っている意味を確認してみましょう。デジタル大辞泉からです。

【成長(せいちょう)】

1)人や動植物が育って大きくなること。おとなになること。
 「子供が成長する」「ひなが成長する」「経験が人を成長させる」

2) 物事の規模が大きくなること。拡大。
 「事業が成長する」「経済の高度成長」

 では、「変化」の意味はどうでしょう?
 同じくデジタル大辞泉から。

【変化】
 ある状態や性質などが他の状態や性質に変わること。
 「時代の変化についていけない」「変化に富む生活」「気温が急激に変化する」


 さて問題は、いかに成長するか、いかに変化するか、です。

 成長しようとすれば、変化を恐れず、変化に対応していかなければならないでしょう。
 若い時は、成長が主体となって変化をけん引します。成長と変化は表裏一体のものとして進行しているかのようです。
 しかし年老いてくると、変化を主体として成長をサポートし、その不足さを補う必要があります。

 成長=変化とは言いませんが、成長と変化に共通して必要となるものがあります。

 それは「刺激」です。

 成長にも変化にも刺激が必要だということです。
 成長にとって変化は刺激となり、変化にとって成長は刺激になります。
 刺激は活性化のためのトリガー(引き金)のようなもの。
 日々の生活をいかに刺激的に過ごすかで、人生は変わっていくことでしょう。

 とはいえ、刺激といってもなんでもいいわけではありません。強過ぎても弱過ぎてもいけません。
 その人に合った適度で適切な刺激であることがポイントです。成長の段階にあった刺激、適度で適切な変化をもたらし得る刺激です。自分にとって「良い」刺激を探し出すことが重要です。

 年齢や状態(置かれた状況、事情)にとらわれず、自分に合った成長と変化をいかに引き起こせるかが日々の大事な課題ですね。

 エンチャイルドのスタディーツアーは、そんな「刺激」を参加された皆さん一人一人が得ることができる機会になると思っています。


「エンチャイルド・スタディーツアーQA」は
コチラから

ENCHILD NEWS & REPORT 2023年4月25日号

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成長したエンチャイルド奨学生たちにあなたも会いに行きませんか?

 2019年以降、コロナ禍の影響によって現地を直接訪問し、エンチャイルド奨学生たちと交流するスタディーツアーは3年間実施できませんでした。しかしこの間も、私たちはオンラインによる交流プログラムを企画し、その取り組みを重ねてきました。ほとんどのエンチャイルド奨学生たちの通信環境は日本に比べて十分なものではありません。しかし、互いにできることを行い、貴重な交流の場を可能な限り実現してきました。

 今年6月下旬に予定されている4年ぶりとなるスタディーツアーは、この間、小学生からハイスクール生に、ハイスクール生から大学生になったエンチャイルド奨学生たちと再会する訪問ツアーとなります。参加費は16万円前後を予定しています。奮ってご参加ください。5月19日が締め切りです。

 詳細は、エンチャイルド事務局(info@enchild.org)までお問い合わせください。

スタディーツアー

 2019年5月のスタディーツアーの様子を映像でご紹介しています。ぜひご覧になってみてください。

エンチャイルド・スタディーツアー2019
(ミンダナオ島北東部地域)ダイジェスト映像

スタディーツアー2023案内

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