こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
【1357】のブログで本多静六の生き方を紹介しました。
そこでも引用した「成功への近道」7項目の2番目に、「専心その業に励む~職業の道楽化」というものがありました。
「専心」とは、心を一つのことにだけ集中すること(デジタル大辞泉)です。
「専心その業に励む」とは、専門性を高めること、その分野の専門知識を豊かに持ち、必要な技術を磨くことを指すのでしょう。そうしてこそ、職業、すなわち自らが従事する仕事を楽しむことができるようになる、ということです。
本多静六は自伝の中でこう述べています。
「職業を道楽化する方法は、ただ一つ、勉強に存する。努力また努力のほかはない。あらゆる職業は、あらゆる芸術と等しく、それに入るに、はじめの間こそ多少苦しみを経なければならぬが、何人も自己の職業、自己の志向を天職と確信して、迷わず、疑わず、専心に努力するからには、早晩必ずその仕事に面白味を総じて来るものである。一度その面白味が生じてくることになれば、もはやその仕事は苦痛でなく、負担でなく、義務でもない。歓喜の力行(りつこう)となって、立派な職業の道楽化となってくる」(『新版 本多静六自伝 体験八十五年』より)
本多静六の思想、人生に対する考え方は、「人生即努力」「努力即幸福」という言葉に集約されるのかもしれません。努力と人生の成功、努力と幸福の実現は表裏一体のものであるということなのです。
きっと静六は努力の人だったのです。そして努力を愛し、努力することが好きだったのだと思います。
仕事も社会活動も、人間関係も家庭生活も、何事も面白く生きること、それが大事なことだと静六は教えてくれているのだと思います。
「人生とは楽しいものだよ」「もっと努力することを楽しみなさい」。半世紀以上も前の世界から、そんな本多静六の言葉が聞こえてきそうです。
努力とは、熱意と誠意、そして創意工夫を含むものなのではないでしょうか。
人生の幸福は、一方的に与えられるものでも、一方的に奪われるものでもなく、苦労や困難があったとしても(たとえそこに不条理なことがあったとしても)自らの責任で努力しながら実現していくものなのかもしれません。
本多静六の「専心その業に励む」の考えをしっかりと受け止め、エンチャイルドの活動(教育支援、社会教育)においても、しっかりと努力して結果を出していきたいと思います。
「人生とは楽しいものだよ」「もっと努力することを楽しみなさい」。半世紀以上も前の世界から、そんな本多静六の言葉が聞こえてきそうです。
努力とは、熱意と誠意、そして創意工夫を含むものなのではないでしょうか。
人生の幸福は、一方的に与えられるものでも、一方的に奪われるものでもなく、苦労や困難があったとしても(たとえそこに不条理なことがあったとしても)自らの責任で努力しながら実現していくものなのかもしれません。
本多静六の「専心その業に励む」の考えをしっかりと受け止め、エンチャイルドの活動(教育支援、社会教育)においても、しっかりと努力して結果を出していきたいと思います。
エンチャイルドの活動の様子を動画でサクッと見ていただけるようYouTubeチャンネルで公開していますので、ぜひご視聴ください。
ENCHILD NEWS & REPORT 2023年8月25日号
ENCHILD NEWS & REPORT 2023年6月15日号
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おまけ動画:LOVE IS UNITY 五本締め!
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コメント
コメント一覧 (3)
やはり努力とか積み重ねたものしか、嘘偽りない誠のものしか、人との信頼関係も築けないし、実りをもたらさないですよね。
そこを楽しむ、ワクワクする、探求するのが難しいなぁ~と思いますが、
でも本来、人は楽しめるようにできているのかも!とふと思いました。その喜びを一度感じてしまえば、そのように生きる道すじになりそうですね
地球村山歩
がしました
そして、地球村山歩さんの生に対する真摯さを感じます。
地球村山歩
がしました