こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
2023年9月25日号のENCHILD NEWS & REPORTが公開されました。
すでにニュースレターの2023年9月25日号でご案内した二人のエンチャイルド・ユースのスピーチの動画版です。ぜひご覧になってみてください。
教育支援の意義を、受益者であるエンチャイルド奨学生自身が体験に基づいて明確に語ってくれています。
今回のニュース&リポートのラインアップは以下のとおりです。
ENCHILD NEWS & REPORT 2023年9月25日号
いずれのスピーチも今年のスタディーツアーの支援式典(6月24日、ブトゥアン市バランガイ・ロサンゼルス)で語られた内容です。
一人は昨年7月に大学を卒業したマーストレル・カブサオ君、もう一人は今年7月に大学を卒業したレクサン・ジェーン・ラサップさんです。二人ともミンダナオ北東部地域ブトゥアン市バランガイ・パガッパタン出身です。
この二人の卒業をもって、パガッパタン出身の奨学生は全員、エンチャイルドを卒業したことになります。
パガッパタン地域の子どもたちを対象とした教育支援は、2006年から始めていますので17年が過ぎたことになります。
この地域は、当時ブトゥアン市で最も貧困なバランガイとして私たちは教育支援に乗り出しました。水害の影響で村が壊滅状態になり、バランガイごと移転せざるを得なかった地域であったと聞いています。
大半はハイスクール卒業までの学業を全うしましたが、ハイスクールを卒業する前にリタイアした子たちもいました。大学に進学する者はほとんどいませんでした。その中で、マーストレル君とレクサンさんは大学進学を成し遂げ、さらに二人とも大変優秀な成績を修めて大学卒業者となったのです。
マーストレル君は社会福祉士になり、レクサンさんは数学の教師への道を歩み始めました。
今回ニュースレター掲載の記事を読んでいただければ、彼らがどのような学生時代を過ごし、いかなる価値観を持って生きてきたかを理解していただけることでしょう。
この二人は、エンチャイルド奨学生(ピース・アドボケト)としての模範を示し、エンチャルド・ユースのモデルとなったメンバーたちでもあります。(ブログ【1367】より)
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コメント
コメント一覧 (2)
夢の実現まで決して平坦な道ではなかったと思いますが、エンチャイルドファミリーの仲間、同志の存在もまた支えになりながら道を切り開いた姿に感動です!更にこの先も応援のエールを送りたい(^-^)
地球村山歩
が
しました
両方味わうと、さらに良さが伝わってきますね。
20年近くフィリピンで行ってきたエンチャイルドの教育支援の実りともいうべき青年たちだなと思います。
スピーチの内容を聞いて、大学を卒業し、志を遂げて就職し、新しいスタートをした彼らが自ら努力と共に、これまで支えてきてくれた人たちに感謝を表明し、後輩たちを激励する姿は非常に美しいものでした。
後半のオリジナルな文化交流も、大変良かったです!
地球村山歩
が
しました