こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
「自立・共立(ギブ・アンド・ギブ)」哲学に関連する話題として、 “アウトプット”について書いてみたいと思います。
インプットとアウトプット。
インプットはアウトプットのため、アウトプットはインプットのため、ではないでしょうか。
吸えばはかなければなりませんし、はけば吸わなければなりません。呼吸の話。
人体構造を見れば、ギブ・アンド・テイクでもテイク・アンド・ギブでもなく、ギブ・アンド・ギブによって成り立っていることが分かります。
私たちは知識や情報をインプットする人生を送ってきましたし、今もそのように生きていることでしょう。
生きているだけで人間はインプットしていると言っても過言ではありません。
では、アウトプットはどうか。
してもしなくてもいいものかというと、そうではないと思いませんか?
自立はインプットとアウトプットの両者が円滑に回ってこそ成立するものです。
共立もまた、人と人、人と社会がインプットとアウトプットの両者を円滑に回すことで成立するものです。
ギブ・アンド・テイクではなく、ギブ・アンド・ギブです。
皆さんの日常生活はどんなインプットとアウトプットでなされているのでしょうか?
あいさつし合うこと、協力し合うこと、約束やルールを守ること、真面目に働くこと、良き夫婦であること、良き親子であること、良き家族であること、などなど。普段の生活の中にも、たくさんのインプットとアウトプットを見いだすことができます。
知識を得て、情報を得て、何事か体験して得たものをアウトプットしなければどうなるでしょう?
身体の健康状態を考えれば、どうも不健康な状態、場合によっては病気になってしまいそうです。
人間関係を考えてみたらどうでしょう?
関係性が成立しなくなってしまうかもしれません。
テイク・アンド・ギブもギブ・アンド・テイクも回転運動をしてギブ・アンド・ギブにならなければ、いずれ減速・停滞し、停止してしまいます。
停止するということは、エントロピー増大の法則(熱力学第二法則)に従って、放っておくと物事は乱雑・無秩序・複雑な方向に向かい、自発的に元に戻ることはない、ということになります。
エントロピーを増大させないためには、ギブ・アンド・ギブの力を加えなければならないということではないでしょうか。(科学に強いかた、フォローを)
ギブ・アンド・ギブの力とは創造力である、と言ってもいいかもしれません。新しいものをつくり出す力です。応用したり、補強したり、加えたりする力と言ってもいいかもしれません。
インプットで得た力は、アウトプットによって新しい力となります。
その力は人を介してまた新たな力を生み出していくのです。
ギブ・アンド・ギブは発展の大原則といえるでしょう。
ブログを書くことはアウトプットです。
皆さんがブログを読んで(インプットして)コメントを書いてくだされば、それは皆さんのアウトプットになります。
山歩はそのコメントを読んで(インプットして)またブログを書く(アウトプットする)わけで、ここには創造と発展の可能性が大いに潜んでいると見るわけです。
学んだこと、見たこと聞いたことを誰かに伝える、話してみる。
これを毎日繰り返すだけでも自分の中の創造と発展(繁殖、拡大)の可能性がどんどん蓄積されていくのではないでしょうか。
私の中にギブ・アンド・ギブの回転が生じたらしめたものです。
それは必ずや他者との関係においても、インプットとアウトプット、すなわちギブ・アンド・ギブの連鎖を引き起こしていくことでしょう。
ブログを読んでくださっている皆さん、読むだけで終わらず、ぜひコメントを書いてください。あるいは、誰かにブログの内容を伝えてみてください。あるいは、ブログの内容を実践してみてください。自分なりでも結構です。何らかの行動を起こしてみてください。
エンチャイルドの活動も、エントロピー増大の法則に従わないように(停滞しないように)、インプットとアウトプット、ギブ・アンド・ギブの回転運動を促進させていかなければなりません。
インプットとアウトプット、ギブ・アンド・ギブの回転運動こそが、成長の原動力なのです。
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コメント
コメント一覧 (5)
私自身が生活していて感じるのは、こういう関係を築きたいとか、なにか「想い」や、「ビジョン」がないと、ギブする力が沸きにくい、エントロピー増大の法則によって((笑)、流されながらテイクな人生になってしまうな~と。
無から有を創造する力、そのパワーの源、私の心の中にある「~したい」を発見し、感じる、そしてギブする行動の循環にしたいと思いました。
地球村山歩
がしました
アウトプットをしていくことがいかに大切か
目に見えるように実感できます。
まさに一人で存在できない
インプットとアウトプット、ギブ・アンド・ギブの回転運動こそ全ての原動力ですね。
地球村山歩
がしました
ふだんからアウトプット生活をしていない私としては、自らの受け身的人生な姿勢を振り返る内容でした。
「インプットはアウトプットのため、アウトプットはインプットのため、ではないでしょうか」
という所を読んで、ギブ アンド ギブ の構造というか、メカニズムがイメージとして想像できたような発見がありました。
人は一人では生きられないし、そうやって↑ 互いに影響し合って生きているのだなと。と、同時に、自分は周りにぶら下がって楽に生きてばかりはいないだろうか?と自問しました。
地球村山歩
がしました