こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。

 今回は、人生コラムです。

 中にあるものが外に出てくる。
 外に出てくるということは中にあるということ。
 つまりないものは出てこない、ということです。

 中にあるのなら、いずれ必ずそれは出てくることでしょう。
 問題はその出し方に気を付けなければならないということでしょう。
 それが正しいこと、良いことであったとしても、言い方、表現の仕方、タイミングを間違うと誤って受け取られたり、誤解されることになりかねません。

 もっと厄介なのは、ない場合です。ないのですから何も出てきません。どうしましょう。
 雑草は生えてくるかもしれませんが、その心に何もまかれていないと、何も生えてくることはありません。
 雑草=悪いこと、無駄なものとは必ずしも言えませんが、心の雑草は、あまり外に影響を与えるものにはならないでしょう。むしろ雑草を放っておくと、生えさせるべきものの阻害要因になりかねません。雑草故に結局何も出てこなかったということになりかねません。

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 インプットとは心に種を植えるようなものです。
 しかしその種は心の畑にしっかり植えられないと、生えてくることはができませんから、アウトプットすることができません。
 しっかりと生えてきたものがアウトプットされれば、他者の心にも種はまかれることでしょう。もちろんその種が根付いて生えるものとなるかどうかはその種を受け取った本人次第ですが…。
 
 このように考えてみると、人生とは、心にどんな種を植え、その種がどのように育つかが大事だと言えそうです。

 心の畑に雑草や悪い種が植えられたら社会はどうなるでしょうか。
 社会は森に例えることができるかもしれません。どんな樹木や草花が育つのか…。

 さしずめ、メディアは鳥や動物、昆虫のような存在です。メディアといっても大小さまざまです。人のうわさ話もある種のメディアといえるでしょう。
 旧名「Twitter」という、鳥の形をロゴにしていたSNSもありましたね。大変影響力があるメディアです。種を飲み込んだ鳥たちがあちらこちらに飛んでいって糞と一緒に種を落とす(種をまく)というわけです。
 そして風。風は種を運びます。世間の空気、世論なるものは風のようなものかもしれません。

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 人はしたいことをします。やりたくないことはやりません。
 心の種まきの話は、欲求論の話と似ています。

 欲求があるからこそ、人は行動を起こすのです。
 欲求を正しく刺激することが重要です。心にどんな種をまくのか、どのように育むのか、ということに通じます。
 欲求を刺激するということは、種を発芽させることに例えることができるでしょう。

 例えば、夢と志は人の自己実現欲求や自己超越欲求を刺激するものだと思います。
 今の世の中の風潮は、どちらかと言えば成長欲求よりも欠乏欲求を刺激する内容に偏っているように見えるのですが、皆さんはどう思われますか。

 ウイルスがすごい勢いで感染するように、間違った情報が流布された場合には、人々の心が汚染され、社会が誤った方向に誘導されてしまうかもしれません。

 エンチャイルドは未来を創る子どもたちの心に良い種をまきたいと考えています。
 成長欲求を正しく刺激したいと考えています。

 心の畑を耕すことが教育支援であり、心の畑に良き種をまき、成長欲求を刺激するのが共育プログラムとしてのピース・アドボケイト教育だと考えています。

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