こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 最近ブログの投稿量が減っております。
 もし更新を待っているかたがいらっしゃったら、ご免なさい。

 さて、今日は件名にある、文系か、理系か、という話題を…。

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 山歩本人は大学生まで、文系一択の進路選択で生きていました。それは文系が得意というよりは、理系が苦手という意識が原因だったと思います。

 昭和生まれ世代は、「文系か理系か」という視点は普通でしたが、平成から令和の時代になって、ちょっとそんな感じではなくなっているのかもしれません。文系か理系かという言い方自体が漠然としています。今どきの感覚だと、「文系がいい」とか「理系がいい」というより、「これがいい」とか「これがしたい」というふうにより具体的な事柄でないとピンとこないのだろうと思います。

 いわゆる社会人になって感じるのは、社会の中で生きていると、文系、理系で区分、選別している場合ではなくなるということです、特に現代社会では。
 つまり社会で生きるということは、あるいは社会で働いて生きるということは、文系と理系の境目を超えるということなのです。

 文系と理系、両方に関心を向けるべきですし、文系や理系という言葉のゴールは、決してその専門分野を極めることでもない、ということです。むしろ文系も理系も自由自在に使いこなしてこそ、人間らしい生き方を実現していけるのだと思うのです。

 言い換えれば、いくつかの専門的な内容にフォーカスしつつも、だからといって、それだけにこだわらず、総合的、包括的に体験や技術、知識の習得をしていくのが楽しい人生を生み出す鍵ではないかと考えます。
 「宇宙」に存在する全ての観念や事柄は、「私」という存在と接点のあるものであり、自ら人生を楽しみ、他者を楽しませて生きていくためのものだと解するからです。

 YouTubeを見ていたら、こんな動画がありました。

 <【落合陽一】「AIは生命に近づいているふうにみえる」『動的平衡』の福岡伸一が「生命とは何か」を解説「計算機が生命に近づくためには…」「生命は個体でなく流体」ダーウィニズムでは説明できない進化の謎とは?>

 本編の一部だけを紹介したものですが、興味深い内容です。


 落合陽一さんや福岡伸一さんの著作もお薦めですし、他の動画も探して見てみてください。

 さて、エンチャイルドは文系か、理系か。
 山歩の答えは、文系でもあり理系でもある、文系でもなく理系でもない、というものです。

 エンチャイルドの活動に携われば携わるほど、両面が必要であるし、実際、そんな境界線など引きようがないのです。
 人間も人生も、社会、自然、宇宙も同様だと思います。

 エンチャイルドの存在価値を高め、持続可能なものとするために、発想の転換、大げさに言えば「パラダイムシフト」が求められていると感じています。

 人生、知らなくてもいいこともたくさんありますが、知るべきこと、知った方がよいこともまた多くあることでしょう。

 知識偏重にならず、対話や体験(実践と行動)も大切にし、人間らしく生きていきたいと思う今日この頃です。

 If you change yourself, the world will change.
 「私が変われば世界は変わる」

 この言葉を握り締めて、新しい年を迎えたいと思います。

 皆さま、良いお年をお迎えください。


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