こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。 

 本ブログの通巻が1800号となりました(数え間違いがなければ…)。

 読者の皆さま、ありがとうございます!

 さて、マニラ首都圏のエンチャイルド奨学生の抱負メッセージ(2023年度分)を紹介しています。(2023年度のミンダナオ地域の奨学生の抱負メッセージは、ブログやニュースレターのバックナンバーでご確認ください)

 12人目は、カロオカン市MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生、カトリーナ・ギエルモさん(当時、大学3年生/フィリピン工科大学 建築学専攻)です。

 カトリーナ・ギエルモさんは、9月29日の午前中に行われたグローバルフェスタJAPAN2024のオンラインステージに参加してくれました。映像でも公開されていますので、2023年度の抱負メッセージと併せてぜひご覧になってください。

 エンチャイルド奨学生たちのメッセージから学べることは少なくありませんね。
 真剣に生きている人間の姿は、本当に素晴らしいと思います。

2024年10月25日号_004
オンラインステージでスピーチする
カトリーナ・ギエルモさん
抱負メッセージ
2023年9月16日
カトリーナ・ギエルモ

 目標を達成するためのビジョンを描くには、行動に移す必要があります。将来に備えることは重要であり、それが成功につながるからです。
 若い女性として、私は一日で全てをやり遂げる時間がないと感じています。私には個人的な責任や学校の課題が山ほどあるため、全てに追いつくのは不可能だと感じることもあります。

 しかし今、私はあることに気付きました。
 過去の行動を見直し、今やっていることが今でも最善の計画であるかどうかを考える必要があると思ったのです。これまでの人生での苦労を振り返ることで、人生の目標を明確にすることができたのです。

 現在、建築学科の 3 年目です。今のところ、私は集中して勉強を最後までやり遂げる決意をしています。年々難しくなっていますが、それでも何があろうともできると思っています。また、もっとやれるなら、修士号も取得したいと考えています。

 建築の仕事に携わるには多くのエネルギーが必要ですが、常に新しいアイデアやインスピレーションを生み出すという課題が与えられるため、楽しい仕事でもあります。
 さまざまなデザインのアイデアを探求し、創造力の限界を押し広げるプロセスを楽しんでいます。

 自分の努力が建築プロジェクトという形で実現するのを見るのはやりがいがあります。さらに、学生仲間や業界の専門家と協力する機会に感謝しています。彼らの経験から学び、建築に対する見方を広げることができるからです。

 さらに組織に参加することで、業界ですでに地位を確立している専門家から貴重な知識と視点を得られることを願っています。
 これは私の知識を高めるだけでなく、この分野の最新のトレンドや進歩について最新情報を把握するのにも役立ちます。この困難でありながらもやりがいのある進路において、継続的な学習とつながりを持つことは、個人的にも専門的にも、成長のために重要であると私は信じています。このことは、将来安定した仕事を見つけるのに役立つことでしょう。

 自己認識を通じて、必要な調整を行い、タスクをより効果的に優先順位付けすることができます。さらに、過去の困難を振り返ることで、自分の決意を思い出すことができ、どんな困難にも立ち向かう自信が生まれてきます。

 最後に、この自己反省と目標設定のプロセスは、人生のあらゆる面で成功を修めるために集中力を持続させ、軌道修正することにも役立つと感じています。

プリンセス・ルティバさん2
カトリーナ・ギエルモさん (左から3人目、2018年)

 In order to develop a vision for accomplishing our goals, we need to put things intoaction. It is important that we prepare for the future because it will help us achieve success. As a young woman, I feel like there is never enough time in a day to get everything done. I have such a lot of personal responsibilities and schoolwork that I sometimes find it impossible to keep up with everything. But now that I've come to a realization, I believe I need to rethink my past actions and consider whether what I'm doing right now is still the best plan. Reviewing my prior struggles with life has helped me define my objectives in life.

 For now, I am focused and determined to finish my studies. I’m currently on my 3rd year in architecture. Although it’s getting harder every year, I still think I can finish it no matter what. I also plan to take Master’s Degree, if I can and if I try harder. Being in this line of work requires a lot of energy, but it's also enjoyable since I'm constantly challenged to come up with new ideas and inspirations. I enjoy the process of exploring different design ideas and pushing my creative boundaries. It's rewarding to see my hard work come to life in the form of architectural projects. Additionally, I appreciate the opportunity to collaborate with fellow students and professionals in the industry, as it allows me to learn from their experiences and broaden my perspective on architecture.

 Additionally, by joining organizations, I hope to gain valuable knowledge and perspectives from professionals who have already established themselves in the industry. This will not only enhance my knowledge but also help me stay updated with the latest trends and advancements in the field. I believe that continuous learning and having a connection are important for personal and professional growth in this challenging yet rewarding career path. Through this it will help me in finding a stable job in the future.

 Through self-awareness it allows me to make necessary adjustments and prioritize my tasks more effectively. Additionally, reviewing my past challenges reminds me of my determination I possess, which gives me the confidence to tackle any challenges that come my way. Lastly, this process of self-reflection and goal-setting helps me stay focused and on track towards achieving success in all aspects of my life.

GUILLERMO, KATRINA C.

ラニーさん
カトリーナ・ギエルモさん (左、2018年)

 12月1日までの期間、エンチャイルド奨学生による「クリスマス(サンタになろう!)プロジェクト2024」取り組みのためのご支援を募集中です。

クリスマス・プロジェクト2024++

 さて、「クリスマス(サンタになろう!)プロジェクト」はどのようなプロジェクトなのでしょうか?

❶日本の支援者の皆さまとエンチャイルド奨学生、現地スタッフが共に取り組む、社会課題解決型のクリスマス奉仕プロジェクトです。

❷プロジェクトには、エンチャイルド奨学生たちが3~12人でチームを編成して取り組みます。チームごとに自主的に社会課題を見いだし、その課題を解決するための取り組みとしてプロジェクトを実施します。

❸各プロジェクトの予算は企画内容にもよりますが、1チーム5万円前後を考えています。目標額の資金調達ができれば、6~8チームがプロジェクトを実践することができる計画です。

❹エンチャイルド奨学生を対象に10月27日(日)にオンラインでオリエンテーションの場(公開)を持ち、同時進行で、現地リーダーにマネジメントしてもらいながらチーム編成と社会課題解決のための調査と課題策定のためのなどの取り組みを進めます。

❺11月後半にプロジェクトの企画発表会をオンライン(公開)で行い、調整を図ります。

❻同プロジェクトは、12月~1月に実施される予定です。

❼2025年2~3月に各プロジェクトの結果を共有する報告会をオンライン(公開)で実施します。

目標は40万円です
 
「Give and Give~受益者から支援者へ」 
わたしたちはエンチャイルド奨学生たちによる
クリスマス・プロジェクトを応援しています!

ただ今、エンチャイルド・ユースたちが
創り出すプロジェクトのためのご支援募集中!
(期間:2024年9月28日~12月1日)
      
【郵便振替】
口座番号:00180-8-133923
口座名称:NPO法人エンチャイルド

【お問い合わせ】

info@enchild.org

皆さまのご支援なくしてプロジェクトの実現はありません
何卒ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

 以下は、2022年のプロジェクトの結果報告の動画です。ぜひご覧になってみてください。









チラシ

スライド2+0727
報告会プレゼン_001
報告会プレゼン_002
報告会プレゼン_003


799654_s

世界の子どもたちを元気にする
プロジェクトを応援してみませんか?

エンチャイルドは
子どもたちのサポーター大募集中です!

国際協力、海外教育支援に
関心のあるかたは、

info@enchild.org まで
お問い合わせください。

ENCHILD

★ ★ ★ ★ ★ ★