こんにちは、エンチャイルドの広報担当、地球村山歩です。
マニラ首都圏のエンチャイルド奨学生の抱負メッセージ(2023年度分)を紹介しています。(2023年度のミンダナオ地域の奨学生の抱負メッセージは、ブログやニュースレターのバックナンバーでご確認ください)
16人目は、カロオカン市MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生、ジェシレイ・アピンさん(当時、大学3年生/フィリピン・ポリテクニック大学 心理学専攻)です。
16人目は、カロオカン市MLQ小学校出身のエンチャイルド奨学生、ジェシレイ・アピンさん(当時、大学3年生/フィリピン・ポリテクニック大学 心理学専攻)です。
ジェシレイ・アピン
大変。
大学3年生の今、この「Arduous(大変だ、骨が折れる)」という言葉は、私の人生のこの段階をうまく言い表しています。
前回、エンチャイルドに提出したリポートの時、私は新入生でした。
今、私は心理学を専攻する学生として、大学最後の2年間を過ごしています。今の状況を完全に受け入れたかどうかと聞かれたら、私はこれまで経験した全ての血と汗と涙によって、大学が私に与えた「ジェットコースター」のような感情の起伏にすでに慣れてきたと言うことができます。
興奮していますか?
はい、部分的に…。
プレッシャーを感じていますか?
もちろんです。
3年目は、私の考えでは、人生の現実の始まりです。
目指す職業に不可欠で重要な知識を確立するための主要科目を履修するからです。
以前のエッセーに、公認の心理学者になりたいと書きましたが、長期間の勉強(実に過酷です)に加えて、医学部は高額であることに気付きました。その代わりに、私は産業心理学を探究することにしました。
この分野には、多くのチャンスと仕事があるという意見も多数聞かれます。そのため、私は産業心理学のスキルと専門知識を習得したいと考えています。
インターンシップが近づいているので、従業員の成長と発展を促してくれる企業を見つけたいと思っています。
そこは、私が新しい分野を習得したいと考えている学生であることを理解し、柔軟に対応してくれるような企業です。
奨学生として、私は優秀な成績で大学を卒業したいと思っています。
他の人はそのことを取るに足らないこと、あるいは卒業したら表彰メダルなど何にもならないものだと考えるかもしれません。
しかし大学から表彰されて卒業するのは素晴らしいことではありませんか?
それは学生として何年も葛藤を乗り越えてきた象徴であり、決して自慢ではなく、むしろ感謝を示し、誇るべきものです。
その素晴らしい感覚は、私が経験したいことの一つです。
それだけでなく、この世界では誰もが将来、快適で安定した生活を夢見ており、私もそうなのです。
私は、単に楽しむだけでなく、大きな報酬が得られる仕事を見つけられるよう祈っています。すてきな住まい、豊かさ、安全、ビジネスの成功は、現実離れしているかもしれませんが、夢を見ることに害はありません。成功を目指して努力するだけです。
大変なことは分かっています。途中で、私の燃える情熱を妨げ、萎えさせるような障害が立ちはだかるかもしれませんが、目標に向かって努力し続ける限り、それだけの価値があることを知っています。
以前読んだ本の中に、私にとって非常に印象に残った言葉があります。
「自分の弱点を、それが自分の強みになるまで伸ばしなさい」
おそらく、私のこのような感情は、独りよがりに聞こえるかもしれませんが、これはこの旅を諦めないように自分を励ますための私なりの方法だと思っていますので、どうかご理解ください。
私がここに書く最後の抱負は、「ペイ・イット・フォワード」(恩返しの連鎖を生むこと)をすることです。
まず、プログラムで学んだ知識と実践を、この国のメンタルヘルスの問題を軽減するのに役立つ方法に使いたいと思います。仲間たちの力になりたいと思います。
そしてエンチャイルド奨学生として、この国のより多くの学生たちと祝福と慰めを分かち合い、間違いなく貴重な美しい笑顔をもたらすことができるように、エンチャイルドのボランティアの一人になりたいと思っています。
オンライン交流会でスピーチするジェシレイ・アピンさん
Arduous. Being in my Junior year, this word is a wholesome description of this phase in my life. Previously, in the last report I submitted to Enchild, I was a freshman; now, I am to spend my last two years in college as a Psychology student. If I were asked whether I've completely embraced this stage or not? with all the blood, sweat, and tears I've gone through, I can tell that I'm already used to the "roller coaster" emotions that college gives off. Excited? Partly yes. Pressured? Absolutely. The third year, in my opinion, is the onset of the reality of life— several major courses to establish significant knowledge essential in this line of profession.
Nevertheless, I mentioned in my essay before that I hoped to become a licensed Psychologist, but realization hits hard that aside from prolonged years of studying— which surely is grueling, medical school is expensive. Hence, I decided to pursue Industrial Psychology instead. Besides, many are implying that there are lots of opportunities and jobs inclined in this field. Thus, I aspire to master skills and expertise in Industrial Psychology. Internship is near so I hope to find a company that would instill growth and development in its employees. The one that would treat me lightly because they know that I am still a student who desires to acquire new disciplines from them. Moreover, as a scholar, I aspire to complete university with flying colors. Others might think it's petty, or that medals are just nothing after graduation. But, isn't it wonderful to graduate with recognition? This is a symbol of conflicts the student has succeeded for years, and something one can swank too not to appear as boastful but rather grateful. That marvelous feeling is one of the things I wish to experience. More to that, everyone in this world has dreamt of a cozy and stable life in the future, and so am I. I pray to find a job that I don't just enjoy but also with a great compensation. A nice shelter, abundance, security, and business are just too good to be true. But there's no harm in dreaming, I just need to strive for success. I know it will be hard— several impediments might transpire along the way that could hinder and wither my burning passion, but as long as I stay committed to my goals, I know it will be worth it. There was a quote I read before that is extremely noteworthy for me that it just marked in my mind, "Build up your weakness until it becomes your strong point."
Perhaps, I sounded like a motivational speaker by those sentiments of mine, I think it’s just my way of encouraging myself to not give up this journey so please bear with me.
Furthermore, down to the last aspiration I’ve written in my journal— pay it forward. Firstly, I wanted to use the knowledge and practices I learned and will learn in my program in a way that will help alleviate the issues in mental health in our country, I wanted to help my fellow human beings. Lastly, as an EnChild scholar, I hope to also be one of the volunteers for this organization as we share blessings and solace with more learners in this nation, and therefore receive beautiful smiles that are undoubtedly priceless.
APIN, JESHILEY BUSANO
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さて、「クリスマス(サンタになろう!)プロジェクト」はどのようなプロジェクトなのでしょうか?
❶日本の支援者の皆さまとエンチャイルド奨学生、現地スタッフが共に取り組む、社会課題解決型のクリスマス奉仕プロジェクトです。
❷プロジェクトには、エンチャイルド奨学生たちが3~12人でチームを編成して取り組みます。チームごとに自主的に社会課題を見いだし、その課題を解決するための取り組みとしてプロジェクトを実施します。
❸各プロジェクトの予算は企画内容にもよりますが、1チーム5万円前後を考えています。目標額の資金調達ができれば、6~8チームがプロジェクトを実践することができる計画です。
❹エンチャイルド奨学生を対象に10月27日(日)にオンラインでオリエンテーションの場(公開)を持ち、同時進行で、現地リーダーにマネジメントしてもらいながらチーム編成と社会課題解決のための調査と課題策定のためのなどの取り組みを進めます。
❺11月後半にプロジェクトの企画発表会をオンライン(公開)で行い、調整を図ります。
❻同プロジェクトは、12月~1月に実施される予定です。
❼2025年2~3月に各プロジェクトの結果を共有する報告会をオンライン(公開)で実施します。
目標は40万円です
【郵便振替】
以下は、2022年のプロジェクトの結果報告の動画です。ぜひご覧になってみてください。
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12月1日までの期間、エンチャイルド奨学生による「クリスマス(サンタになろう!)プロジェクト2024」取り組みのためのご支援を募集中です。
さて、「クリスマス(サンタになろう!)プロジェクト」はどのようなプロジェクトなのでしょうか?
❶日本の支援者の皆さまとエンチャイルド奨学生、現地スタッフが共に取り組む、社会課題解決型のクリスマス奉仕プロジェクトです。
❷プロジェクトには、エンチャイルド奨学生たちが3~12人でチームを編成して取り組みます。チームごとに自主的に社会課題を見いだし、その課題を解決するための取り組みとしてプロジェクトを実施します。
❸各プロジェクトの予算は企画内容にもよりますが、1チーム5万円前後を考えています。目標額の資金調達ができれば、6~8チームがプロジェクトを実践することができる計画です。
❹エンチャイルド奨学生を対象に10月27日(日)にオンラインでオリエンテーションの場(公開)を持ち、同時進行で、現地リーダーにマネジメントしてもらいながらチーム編成と社会課題解決のための調査と課題策定のためのなどの取り組みを進めます。
❺11月後半にプロジェクトの企画発表会をオンライン(公開)で行い、調整を図ります。
❻同プロジェクトは、12月~1月に実施される予定です。
❼2025年2~3月に各プロジェクトの結果を共有する報告会をオンライン(公開)で実施します。
目標は40万円です
「Give and Give~受益者から支援者へ」
わたしたちはエンチャイルド奨学生たちによる
クリスマス・プロジェクトを応援しています!
ただ今、エンチャイルド・ユースたちが
創り出すプロジェクトのためのご支援募集中!
(期間:2024年9月28日~12月1日)
創り出すプロジェクトのためのご支援募集中!
(期間:2024年9月28日~12月1日)
【郵便振替】
口座番号:00180-8-133923
口座名称:NPO法人エンチャイルド
【お問い合わせ】
info@enchild.org
皆さまのご支援なくしてプロジェクトの実現はありません
何卒ご協力のほど、よろしくお願いいたします!
以下は、2022年のプロジェクトの結果報告の動画です。ぜひご覧になってみてください。
コメント
コメント一覧 (1)
ジェシレイさんのメッセージも心を掴む熱いものを感じることができます。
エンチャイルド奨学生たちの抱負を読んでいると共通しているのが、奨学生として得たスキルや学位を後輩たちや社会のために生かしたいという姿勢だと思います。そこがほんとに素晴らしい!
地球村山歩
が
しました